JPH10304567A - 電力系統状態決定装置 - Google Patents
電力系統状態決定装置Info
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- JPH10304567A JPH10304567A JP10572497A JP10572497A JPH10304567A JP H10304567 A JPH10304567 A JP H10304567A JP 10572497 A JP10572497 A JP 10572497A JP 10572497 A JP10572497 A JP 10572497A JP H10304567 A JPH10304567 A JP H10304567A
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- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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- Y04S10/30—State monitoring, e.g. fault, temperature monitoring, insulator monitoring, corona discharge
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- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明では、前記した状態決定の結果を用いて
任意のサンプル時点における電力系統の制御を行う際に
課題となる前記の二つの課題に対して、データ欠落箇所
の同定を速やかに行い、その結果を運用者に提示するこ
とによりデータ欠落による制御への影響が最小限になる
ように制御を継続するための装置及び方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】電力系統のデータを用いて電力系統全体の
物理量の状態決定計算を行う際に、観測値が不足してい
る部分を検出するために、状態決定計算を行う際に電力
方程式に基づいて作成される行列の演算中においてその
対角要素が零になる推定変数に対応する電力系統中の設
備を検出し運用者に表示する観測点不足設備検出装置を
設ける。次に観測点不足設備検出装置より得られた結果
を元に系統縮約を行う系統構成補正装置設け、信頼性の
高い観測データを元に状態決定計算を行う。
任意のサンプル時点における電力系統の制御を行う際に
課題となる前記の二つの課題に対して、データ欠落箇所
の同定を速やかに行い、その結果を運用者に提示するこ
とによりデータ欠落による制御への影響が最小限になる
ように制御を継続するための装置及び方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】電力系統のデータを用いて電力系統全体の
物理量の状態決定計算を行う際に、観測値が不足してい
る部分を検出するために、状態決定計算を行う際に電力
方程式に基づいて作成される行列の演算中においてその
対角要素が零になる推定変数に対応する電力系統中の設
備を検出し運用者に表示する観測点不足設備検出装置を
設ける。次に観測点不足設備検出装置より得られた結果
を元に系統縮約を行う系統構成補正装置設け、信頼性の
高い観測データを元に状態決定計算を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力系統の監視・制
御に係り、特に着目サンプル時点における観測データの
欠落時における電力系統の状態決定方法及び装置に関す
る。
御に係り、特に着目サンプル時点における観測データの
欠落時における電力系統の状態決定方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電力系統の制御を行う際にはあるサンプ
ル時点にて対象系統に関する物理量データを給電所にて
一定周期で取り込み、そのデータに基づいて特定の制御
計算を行い、その結果に基づいた制御指令を電力系統中
の各制御設備に指令する方法が一般的である。このデー
タ取り込みに際しては系統設備中のすべてに観測器を配
置するのは設備コストの面から困難であるために、通常
は主要な場所に配置した観測器の情報をもとに全体の物
理量の状態決定をなんらかの計算方法、たとえば潮流計
算,状態推定計算を用いて決定する方法が用いられる。
しかし、データ取り込みに際してはデータ通信系の障
害、あるいは電力系統中の事故等によるデータ欠落のた
め給電所にて正確なデータを収集できない場合がある。
そのため前記した状態決定を行うことができない場合が
ある。この結果、電力系統の制御計算が停止するため、
給電所の運用者による手動制御を行うことになる。仮に
次のサンプル時点でデータが収集できたとしても前時点
で欠落した箇所のデータが正確であるかどうかは疑わし
いため、この手動制御はデータ欠落箇所の同定とその原
因が解明するまで継続する。データ欠落箇所とその原因
同定は一般的に多大な時間を要する。この間は通常にお
ける計算機制御結果を運用者がチェックする機能が働か
なくなり、制御の信頼性が低下する。このことは電力系
統に予期せぬ擾乱が発生した場合に、大事故に発展する
可能性があり制御の信頼性、すなわち電力の安定供給に
非常に大きな支障をきたす。このことを防止するために
はなんらかの方法で状態決定計算を継続することと、デ
ータが欠落した箇所と原因を同定するための運用者支援
が必要となる。
ル時点にて対象系統に関する物理量データを給電所にて
一定周期で取り込み、そのデータに基づいて特定の制御
計算を行い、その結果に基づいた制御指令を電力系統中
の各制御設備に指令する方法が一般的である。このデー
タ取り込みに際しては系統設備中のすべてに観測器を配
置するのは設備コストの面から困難であるために、通常
は主要な場所に配置した観測器の情報をもとに全体の物
理量の状態決定をなんらかの計算方法、たとえば潮流計
算,状態推定計算を用いて決定する方法が用いられる。
しかし、データ取り込みに際してはデータ通信系の障
害、あるいは電力系統中の事故等によるデータ欠落のた
め給電所にて正確なデータを収集できない場合がある。
そのため前記した状態決定を行うことができない場合が
ある。この結果、電力系統の制御計算が停止するため、
給電所の運用者による手動制御を行うことになる。仮に
次のサンプル時点でデータが収集できたとしても前時点
で欠落した箇所のデータが正確であるかどうかは疑わし
いため、この手動制御はデータ欠落箇所の同定とその原
因が解明するまで継続する。データ欠落箇所とその原因
同定は一般的に多大な時間を要する。この間は通常にお
ける計算機制御結果を運用者がチェックする機能が働か
なくなり、制御の信頼性が低下する。このことは電力系
統に予期せぬ擾乱が発生した場合に、大事故に発展する
可能性があり制御の信頼性、すなわち電力の安定供給に
非常に大きな支障をきたす。このことを防止するために
はなんらかの方法で状態決定計算を継続することと、デ
ータが欠落した箇所と原因を同定するための運用者支援
が必要となる。
【0003】以上の課題を解決する一つの方法として、
対象とする電力系統全体の状態決定計算を疑似的な観測
値を追加して状態推定計算が可能な部分系統に分割する
ことにより全体系統に対する状態決定計算を継続する方
法が以下の公知例にある。
対象とする電力系統全体の状態決定計算を疑似的な観測
値を追加して状態推定計算が可能な部分系統に分割する
ことにより全体系統に対する状態決定計算を継続する方
法が以下の公知例にある。
【0004】A. Monticelli, Felix F. Wu, Network Ob
servability:Identification of Observable Islands a
nd Measurement Placement. IEEE Trans. PAS, 104(198
5),1035−1041.
servability:Identification of Observable Islands a
nd Measurement Placement. IEEE Trans. PAS, 104(198
5),1035−1041.
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記方法では状態決定
計算を継続することはできるものの、分割した各部分系
統を連結する設備の電気量が不明であるため各部分系統
での状態決定結果は信頼性が低い課題点がある。また、
全体系統を分割した結果は得られるものの、どこの設備
で観測点が不足しているために推定計算が不可能となっ
たかの情報が明示されない課題点がある。状態決定計算
を継続して行うためには以上の2点を解決する必要があ
る。
計算を継続することはできるものの、分割した各部分系
統を連結する設備の電気量が不明であるため各部分系統
での状態決定結果は信頼性が低い課題点がある。また、
全体系統を分割した結果は得られるものの、どこの設備
で観測点が不足しているために推定計算が不可能となっ
たかの情報が明示されない課題点がある。状態決定計算
を継続して行うためには以上の2点を解決する必要があ
る。
【0006】本発明では、前記した状態決定の結果を用
いて任意のサンプル時点における電力系統の制御を行う
際に課題となる前記の二つの課題に対して、データ欠落
箇所の同定を速やかに行い、その結果を運用者に提示す
ることによりデータ欠落による制御への影響が最小限に
なるように制御を継続するための装置及び方法を提供す
ることを目的とする。
いて任意のサンプル時点における電力系統の制御を行う
際に課題となる前記の二つの課題に対して、データ欠落
箇所の同定を速やかに行い、その結果を運用者に提示す
ることによりデータ欠落による制御への影響が最小限に
なるように制御を継続するための装置及び方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】電力系統から収集するデ
ータを用いて電力系統全体の物理量の状態決定計算を行
う際に、観測値が不足している部分を検出するために、
状態決定計算を行う際に電力方程式に基づいて作成され
る行列の演算中においてその対角要素が予め設定した閾
値よりも小さくなる推定変数に対応する電力系統中の設
備を検出し運用者に表示する観測点不足設備検出装置を
設ける。次に観測点不足設備検出装置より得られた結果
を元に系統縮約を行う系統構成補正装置設け、信頼性の
高い観測データを元に状態決定計算を行う。
ータを用いて電力系統全体の物理量の状態決定計算を行
う際に、観測値が不足している部分を検出するために、
状態決定計算を行う際に電力方程式に基づいて作成され
る行列の演算中においてその対角要素が予め設定した閾
値よりも小さくなる推定変数に対応する電力系統中の設
備を検出し運用者に表示する観測点不足設備検出装置を
設ける。次に観測点不足設備検出装置より得られた結果
を元に系統縮約を行う系統構成補正装置設け、信頼性の
高い観測データを元に状態決定計算を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下図面を
用いて説明する。図1は本発明の構成を示す第一の実施
例についての図である。本発明は電力系統101中の設
備に設置されている観測器より任意のサンプル時点にお
ける電力系統に係る物理量データをデータ収集装置10
2にて収集する。ここで収集したデータはデータベース
103に送り格納する。データベース103ではたとえ
ば図2に示す形式でデータを格納する。201は対象と
する電力系統の設備に関するデータ、202は電力系統
の各設備毎の負荷量、ならびに各発電機の発電量、なら
びに各変電所の母線電圧の量を格納する例である。20
3は現状の制御機器の運転状況を各設備毎にその最大容
量、単位操作量を格納する例である。データ収集装置1
02にて収集されたデータはさらに系統構成生成装置1
04に送られる。系統構成生成装置104では収集した
データ、あるいはデータベース103に格納されている
データをもとに系統構成のトポロジー(接続状態)を決
定する。これは収集したデータ中の開閉器の入り切り情
報をもとに作成する。ここで作成した開閉器の入り切り
情報に基づく系統構成情報とデータベース103中に格
納された電力系統の物理量の計測値をもとに状態決定装
置105にて前記サンプル時点における対象とする電力
系統の物理量の状態決定計算を行い、該サンプル時点に
おける電力系統の状態を決定する。装置105での結果
はデータベース103に送られ、たとえば前記した20
2と同様の形式で格納される。状態決定装置にて対象と
する電力系統の状態がデータの欠落等によって決定でき
ない場合はその情報を観測点不足設備検出装置106に
送る。観測点不足設備検出装置106では装置105よ
り送られた前記データ欠落の情報より、観測点が不足し
ている設備に関する情報を表示する。
用いて説明する。図1は本発明の構成を示す第一の実施
例についての図である。本発明は電力系統101中の設
備に設置されている観測器より任意のサンプル時点にお
ける電力系統に係る物理量データをデータ収集装置10
2にて収集する。ここで収集したデータはデータベース
103に送り格納する。データベース103ではたとえ
ば図2に示す形式でデータを格納する。201は対象と
する電力系統の設備に関するデータ、202は電力系統
の各設備毎の負荷量、ならびに各発電機の発電量、なら
びに各変電所の母線電圧の量を格納する例である。20
3は現状の制御機器の運転状況を各設備毎にその最大容
量、単位操作量を格納する例である。データ収集装置1
02にて収集されたデータはさらに系統構成生成装置1
04に送られる。系統構成生成装置104では収集した
データ、あるいはデータベース103に格納されている
データをもとに系統構成のトポロジー(接続状態)を決
定する。これは収集したデータ中の開閉器の入り切り情
報をもとに作成する。ここで作成した開閉器の入り切り
情報に基づく系統構成情報とデータベース103中に格
納された電力系統の物理量の計測値をもとに状態決定装
置105にて前記サンプル時点における対象とする電力
系統の物理量の状態決定計算を行い、該サンプル時点に
おける電力系統の状態を決定する。装置105での結果
はデータベース103に送られ、たとえば前記した20
2と同様の形式で格納される。状態決定装置にて対象と
する電力系統の状態がデータの欠落等によって決定でき
ない場合はその情報を観測点不足設備検出装置106に
送る。観測点不足設備検出装置106では装置105よ
り送られた前記データ欠落の情報より、観測点が不足し
ている設備に関する情報を表示する。
【0009】次に状態決定装置105について図3を用
いて説明する。なお、具体的なモデル系統を用いた例に
ついては後述する。状態決定計算としては一般的に潮流
計算,状態推定計算が用いられる。これらの計算はたと
えば「高橋一弘著,電力システム工学.コロナ社,19
79.」にある方法で行う。
いて説明する。なお、具体的なモデル系統を用いた例に
ついては後述する。状態決定計算としては一般的に潮流
計算,状態推定計算が用いられる。これらの計算はたと
えば「高橋一弘著,電力システム工学.コロナ社,19
79.」にある方法で行う。
【0010】この方法についての流れを簡単に図3の3
01〜305に示す。処理301にてデータベース10
3中にある設備定数データ201よりアドミタンス行列
を作成し、処理302にて状態決定計算を行うための電
力方程式を作成する。処理305では後に行う行列計算
を効率的に行うために設備番号の入れ換えを行う。この
入れ替え方法は「小国力著,行列演算ソフトウエア.丸
善,1991.」の文献に詳しいので、ここでは省略す
る。
01〜305に示す。処理301にてデータベース10
3中にある設備定数データ201よりアドミタンス行列
を作成し、処理302にて状態決定計算を行うための電
力方程式を作成する。処理305では後に行う行列計算
を効率的に行うために設備番号の入れ換えを行う。この
入れ替え方法は「小国力著,行列演算ソフトウエア.丸
善,1991.」の文献に詳しいので、ここでは省略す
る。
【0011】処理303にて処理302にて作成した方
程式の係数行列を分解計算し、処理304にて代入計算
を行い該当する電力系統の状態を決定する。本発明では
303にて行う分解計算部において計算の継続が不可能と
なった場合に、計算継続が不可能となった場合の情報を
装置106に送って状態決定計算を継続する。分解計算
部303の処理を図4を用いて説明する。処理401で
は対象とする電力系統に対して作成した観測値と状態決
定変数との関係を表す電力方程式行列(図7,701)
の分解を行うために、分解計算の枢軸となる行列を選択
する。この枢軸の値が非零であるかを処理402にて判
定する。処理402にて枢軸要素がゼロ要素であった場
合は、その枢軸を処理404にて表示してこの情報を観
測点不足設備検出装置106に送る。枢軸要素が零でな
い場合には前記した公知例にあるように分解計算を処理
403にて行い、次の枢軸を処理405にて選択する。
この処理を枢軸が対象とする電力系統のノード数と一致
するまで実行し、観測値の不足が存在するかを判定す
る。
程式の係数行列を分解計算し、処理304にて代入計算
を行い該当する電力系統の状態を決定する。本発明では
303にて行う分解計算部において計算の継続が不可能と
なった場合に、計算継続が不可能となった場合の情報を
装置106に送って状態決定計算を継続する。分解計算
部303の処理を図4を用いて説明する。処理401で
は対象とする電力系統に対して作成した観測値と状態決
定変数との関係を表す電力方程式行列(図7,701)
の分解を行うために、分解計算の枢軸となる行列を選択
する。この枢軸の値が非零であるかを処理402にて判
定する。処理402にて枢軸要素がゼロ要素であった場
合は、その枢軸を処理404にて表示してこの情報を観
測点不足設備検出装置106に送る。枢軸要素が零でな
い場合には前記した公知例にあるように分解計算を処理
403にて行い、次の枢軸を処理405にて選択する。
この処理を枢軸が対象とする電力系統のノード数と一致
するまで実行し、観測値の不足が存在するかを判定す
る。
【0012】次に装置106の内容を図5を用いて説明
する。装置106では装置105より状態決定計算が不
能となった場合の情報をデータ取得処理502にて取得
する。また、同時にデータベース103より、先に装置
105にて作成された設備の並び替え番号情報を処理5
01にて取得する。この2種類の入力データをもとに、
分解計算が不可能となった設備を設備検索処理503に
て検索し、観測点不足設備表示処理504にて観測値が
不足している設備を運用者に表示する。
する。装置106では装置105より状態決定計算が不
能となった場合の情報をデータ取得処理502にて取得
する。また、同時にデータベース103より、先に装置
105にて作成された設備の並び替え番号情報を処理5
01にて取得する。この2種類の入力データをもとに、
分解計算が不可能となった設備を設備検索処理503に
て検索し、観測点不足設備表示処理504にて観測値が
不足している設備を運用者に表示する。
【0013】次にこれまでの実施例について図6の例題
を用いて説明する。図6はモデル系統であり611〜6
16は変電所を表している(以下ノードと呼ぶ)これら
のノードは図6に示すように実線で示すブランチで接続
され、各ノード,ブランチにはブランチ#1−#2に観
測値が、ノード#1,#3,#4にそれぞれ観測値62
1〜624が設置されている。図3のアドミタンス行列
作成部301,電力方程式作成部302の結果、図6の
対象系統に対して図7,701に示す係数行列が作成さ
れたものとする。なお、行列701にてハッチングを施
している部分は非零要素があり、0で表している部分は
零要素があるものとする。なお、301での設備並べ替え
部分での処理は説明を簡単にするため省略する。すなわ
ち並べ替え前後における設備に付与される設備番号は不
変であるものとする。行列701を分解計算部303にて
行列の分解計算をすると#4の分解を行う際に要素711
に示すように対角行列が0となる。この情報を観測点不
足設備検出装置106に送る。この場合は設備番号#4
に相当する設備にて観測点の不足があることになる。な
お、306にて設備番号の並べ替えが行われている場合
には図5中の対応テーブル検索部分にて並べ替えを行う
前の設備番号に戻す。ここでの検出結果を図6中の系統
図に表示する。表示方法としては図6の系統図中の設備
#4を表示する色を変更すること、あるいは音声により
電力系統の制御を監視している人間に該当する設備にて
データの欠落が発生したことを明示する。
を用いて説明する。図6はモデル系統であり611〜6
16は変電所を表している(以下ノードと呼ぶ)これら
のノードは図6に示すように実線で示すブランチで接続
され、各ノード,ブランチにはブランチ#1−#2に観
測値が、ノード#1,#3,#4にそれぞれ観測値62
1〜624が設置されている。図3のアドミタンス行列
作成部301,電力方程式作成部302の結果、図6の
対象系統に対して図7,701に示す係数行列が作成さ
れたものとする。なお、行列701にてハッチングを施
している部分は非零要素があり、0で表している部分は
零要素があるものとする。なお、301での設備並べ替え
部分での処理は説明を簡単にするため省略する。すなわ
ち並べ替え前後における設備に付与される設備番号は不
変であるものとする。行列701を分解計算部303にて
行列の分解計算をすると#4の分解を行う際に要素711
に示すように対角行列が0となる。この情報を観測点不
足設備検出装置106に送る。この場合は設備番号#4
に相当する設備にて観測点の不足があることになる。な
お、306にて設備番号の並べ替えが行われている場合
には図5中の対応テーブル検索部分にて並べ替えを行う
前の設備番号に戻す。ここでの検出結果を図6中の系統
図に表示する。表示方法としては図6の系統図中の設備
#4を表示する色を変更すること、あるいは音声により
電力系統の制御を監視している人間に該当する設備にて
データの欠落が発生したことを明示する。
【0014】以上に示した本発明の電力系統の状態決定
装置の第一の実施例を用いて、状態決定が不可能な場合
の観測点が不足している設備を運用者に速やかに表示す
ることにより、運用者が手動制御を行う際にデータ欠落
の原因を解明するための情報を与えることが可能とな
る。
装置の第一の実施例を用いて、状態決定が不可能な場合
の観測点が不足している設備を運用者に速やかに表示す
ることにより、運用者が手動制御を行う際にデータ欠落
の原因を解明するための情報を与えることが可能とな
る。
【0015】第二の実施例は前記した観測点不足設備の
検出結果を受けて、状態決定計算が可能である部分系統
を探索し表示を行いさらに該部分系統での推定計算を系
統縮約の位置同定と系統縮約を行うことにより継続する
実施例である。この実施例を図8に示す。図8は図1の
実施例に加えて系統構成補正装置807が追加された点
が異なる。以下では追加した系統構成補正装置について
説明する。系統構成補正装置807では観測点不足設備
検出装置の結果と、データベース中に格納されている対
象系統中の設備の接続情報をもとに、図9に示す以下の
処理を行う。なお、データベース中には各設備の電圧階
級が定義され、系統構成補正装置807では電圧階級の
高い(基幹側)、あるいは低い(負荷側)いずれかを基準
として系統構成を再構成する。まず処理901にて対象
系統のノードに順序番号N(i)を付与する。これは前記
した基準に基づき番号を付与する。たとえば図6の例で
はカッコ内の数値が順序関係を示している。次に処理5
02にて変数Nに前記した観測点不足設備検出装置の結
果を格納する。次に処理503にて変数の初期化を行
い、処理504にて現在選択している設備の設備番号と
処理502にて格納した観測点不足設備が一致するかを
処理504にて判定する。判定結果が一致している場合
は処理505にてたどってきた一つ前の設備に付与した
ラベルが0か1かを判定し、一つ前の設備に付与したラ
ベルと別のラベルを処理506,507にて変数に格納
する。この結果を処理508にて現在選択している設備
に相当するラベルに格納して次の設備の選択を処理50
9にて行う。ただし、設備が末端まで行った場合は末端
の設備の分岐元の設備を選択する。これを対象系統全体
の設備個数まで処理510が成立するまで実行する。こ
の結果は状態決定対象となる設備に対してはラベルが1
となり、対象外の設備に対しては0となるのでこのラベ
ルを元に状態決定範囲を決定することが可能となり、速
やかに制御計算実行処理を継続することが可能となる。
このとき、前記した図6の例では、設備#4で観測値が
不足と判定されたため、たどってきた一つ前の設備#3
に設備#4以下の設備情報を縮約して状態決定計算を行
う。たとえば図6の例では設備#4以下の設備の電気料
を#3に接続する単一の負荷としてまとめることに相当
する。この結果を第一の実施例に用いたモデル系統を用
いて表示したものが図10である。この例ではノード番
号が#1,#2,#3の設備に対しては状態決定計算が
可能である。しかしそれ以外の設備に対しては状態決定
計算が不可能であることを示す。ノード番号が#1,#
2,#3の設備に対しては状態決定後の物理量を100
1〜1003にて表示する。ここの表示には状態決定後
の値、あるいは状態決定前の観測値の値のいずれか、ま
たは両方を表示することも可能である。以上に示した本
発明の電力系統の状態決定装置の第二の実施例を用い
て、状態決定が不可能な場合の観測点が不足している設
備の表示と、状態決定が可能である系統範囲で推定計算
を行うことにより、電力系統の最適な運用を継続して行
うことが可能となる。
検出結果を受けて、状態決定計算が可能である部分系統
を探索し表示を行いさらに該部分系統での推定計算を系
統縮約の位置同定と系統縮約を行うことにより継続する
実施例である。この実施例を図8に示す。図8は図1の
実施例に加えて系統構成補正装置807が追加された点
が異なる。以下では追加した系統構成補正装置について
説明する。系統構成補正装置807では観測点不足設備
検出装置の結果と、データベース中に格納されている対
象系統中の設備の接続情報をもとに、図9に示す以下の
処理を行う。なお、データベース中には各設備の電圧階
級が定義され、系統構成補正装置807では電圧階級の
高い(基幹側)、あるいは低い(負荷側)いずれかを基準
として系統構成を再構成する。まず処理901にて対象
系統のノードに順序番号N(i)を付与する。これは前記
した基準に基づき番号を付与する。たとえば図6の例で
はカッコ内の数値が順序関係を示している。次に処理5
02にて変数Nに前記した観測点不足設備検出装置の結
果を格納する。次に処理503にて変数の初期化を行
い、処理504にて現在選択している設備の設備番号と
処理502にて格納した観測点不足設備が一致するかを
処理504にて判定する。判定結果が一致している場合
は処理505にてたどってきた一つ前の設備に付与した
ラベルが0か1かを判定し、一つ前の設備に付与したラ
ベルと別のラベルを処理506,507にて変数に格納
する。この結果を処理508にて現在選択している設備
に相当するラベルに格納して次の設備の選択を処理50
9にて行う。ただし、設備が末端まで行った場合は末端
の設備の分岐元の設備を選択する。これを対象系統全体
の設備個数まで処理510が成立するまで実行する。こ
の結果は状態決定対象となる設備に対してはラベルが1
となり、対象外の設備に対しては0となるのでこのラベ
ルを元に状態決定範囲を決定することが可能となり、速
やかに制御計算実行処理を継続することが可能となる。
このとき、前記した図6の例では、設備#4で観測値が
不足と判定されたため、たどってきた一つ前の設備#3
に設備#4以下の設備情報を縮約して状態決定計算を行
う。たとえば図6の例では設備#4以下の設備の電気料
を#3に接続する単一の負荷としてまとめることに相当
する。この結果を第一の実施例に用いたモデル系統を用
いて表示したものが図10である。この例ではノード番
号が#1,#2,#3の設備に対しては状態決定計算が
可能である。しかしそれ以外の設備に対しては状態決定
計算が不可能であることを示す。ノード番号が#1,#
2,#3の設備に対しては状態決定後の物理量を100
1〜1003にて表示する。ここの表示には状態決定後
の値、あるいは状態決定前の観測値の値のいずれか、ま
たは両方を表示することも可能である。以上に示した本
発明の電力系統の状態決定装置の第二の実施例を用い
て、状態決定が不可能な場合の観測点が不足している設
備の表示と、状態決定が可能である系統範囲で推定計算
を行うことにより、電力系統の最適な運用を継続して行
うことが可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の電力系統状態決定
装置では、対象とする電力系統から任意のサンプリング
時点の電力系統の状態を決定するために観測器を通じて
電力系統の物理量を収集するデータ収集装置,前記デー
タを格納するデータベース,前記データを元に該サンプ
リング時点での系統の接続状況を決定する系統構成生成
装置,前記系統構成生成装置とデータベースの情報を元
に該サンプリング時点での系統状態を決定する状態決定
装置,前記状態決定装置にて状態決定が不可能であった
場合にその原因となる設備を前記データベースと前記状
態決定装置における結果に基づき同定する観測点不足設
備検出装置,前記観測点不足設備装置で検出された観測
点不足設備を元に状態決定が可能となる対象系統を作成
する系統構成補正装置を有するので、運用者が手動制御
を行う際にデータ欠落の原因を解明するための情報を提
示することが可能となる。さらにその情報にもとづいて
電力系統の最適な運用を継続してを行うことが可能とな
る。
装置では、対象とする電力系統から任意のサンプリング
時点の電力系統の状態を決定するために観測器を通じて
電力系統の物理量を収集するデータ収集装置,前記デー
タを格納するデータベース,前記データを元に該サンプ
リング時点での系統の接続状況を決定する系統構成生成
装置,前記系統構成生成装置とデータベースの情報を元
に該サンプリング時点での系統状態を決定する状態決定
装置,前記状態決定装置にて状態決定が不可能であった
場合にその原因となる設備を前記データベースと前記状
態決定装置における結果に基づき同定する観測点不足設
備検出装置,前記観測点不足設備装置で検出された観測
点不足設備を元に状態決定が可能となる対象系統を作成
する系統構成補正装置を有するので、運用者が手動制御
を行う際にデータ欠落の原因を解明するための情報を提
示することが可能となる。さらにその情報にもとづいて
電力系統の最適な運用を継続してを行うことが可能とな
る。
【図1】本発明の第一の実施例を表す図面。
【図2】データベースのデータ格納の一例。
【図3】状態決定装置の一例。
【図4】分解計算部の詳細についての説明図。
【図5】観測点不足設備検出装置の一例。
【図6】モデル例。
【図7】図6の例を用いた場合の行列演算の例。
【図8】本発明の第二の実施例を表す図面。
【図9】系統構成補正装置の実現例を示す一例。
【図10】第二の実施例に対する結果表示の一例。
101…制御対象となる電力系統、102…データ収集
装置、103…データベース、104…系統構成生成装
置、105…状態決定装置、106…観測点不足設備検
出装置、201…設備データベース格納の一例、202
…系統中の物理量に関するデータベース格納の一例、2
03…制御可能設備に関するデータベースの一例、20
4…設備並び替えテーブルの一例、301…アドミタン
ス行列作成処理、302…電力方程式作成処理、303
…分解計算処理、304…代入計算処理、305…設備
番号並べ替え処理、401…変数初期化処理、402,
406,904,905,910…判定処理、403…分
解計算実行処理、404…出力処理、405,909…
変数増加処理、501…設備番号並び替え情報収集処
理、502…観測点不足設備検出結果収集処理、503
…テーブル検索処理、504…観測点不足設備表示処
理、601,1001…モデル系統、611,612,
613,614,615,616…ノード、621,6
22,623,624…観測値、701…分解計算前の
係数行列、702…分解計算途中の係数行列、711…
枢軸のゼロ要素、807…系統構成補正装置、901…
順序番号付与処理、902…情報収集処理、903…初
期化処理、906,907…変数設定処理、908…変
数格納処理、1011,1012,1013…結果表示
例。
装置、103…データベース、104…系統構成生成装
置、105…状態決定装置、106…観測点不足設備検
出装置、201…設備データベース格納の一例、202
…系統中の物理量に関するデータベース格納の一例、2
03…制御可能設備に関するデータベースの一例、20
4…設備並び替えテーブルの一例、301…アドミタン
ス行列作成処理、302…電力方程式作成処理、303
…分解計算処理、304…代入計算処理、305…設備
番号並べ替え処理、401…変数初期化処理、402,
406,904,905,910…判定処理、403…分
解計算実行処理、404…出力処理、405,909…
変数増加処理、501…設備番号並び替え情報収集処
理、502…観測点不足設備検出結果収集処理、503
…テーブル検索処理、504…観測点不足設備表示処
理、601,1001…モデル系統、611,612,
613,614,615,616…ノード、621,6
22,623,624…観測値、701…分解計算前の
係数行列、702…分解計算途中の係数行列、711…
枢軸のゼロ要素、807…系統構成補正装置、901…
順序番号付与処理、902…情報収集処理、903…初
期化処理、906,907…変数設定処理、908…変
数格納処理、1011,1012,1013…結果表示
例。
Claims (2)
- 【請求項1】対象とする電力系統における任意のサンプ
リング時点の電力系統の状態を決定するために電力系統
中の観測器を通じて電力系統の物理量データを収集する
データ収集装置,前記データを格納するデータベース,
前記データを元に該サンプリング時点での設備の接続状
況を決定する系統構成生成装置,前記系統構成生成装置
とデータベースの情報を元に該サンプリング時点での系
統状態を決定する状態決定装置,前記状態決定装置にて
状態決定のために行う行列演算が停止して状態決定が不
可能となった場合に、演算が停止した行列の要素を検出
するのと同時に、その要素が対応する設備を前記データ
ベースと前記状態決定装置における結果に基づき観測点
が不足している設備の同定と表示を行う観測点不足設備
検出装置からなることを特徴とする電力系統状態決定装
置。 - 【請求項2】対象とする電力系統における任意のサンプ
リング時点の電力系統の状態を決定するために電力系統
中の観測器を通じて電力系統の物理量データを収集する
データ収集装置,前記データを格納するデータベース,
前記データを元に該サンプリング時点での設備の接続状
況を決定する系統構成生成装置,前記系統構成生成装置
とデータベースの情報を元に該サンプリング時点での系
統状態を決定する状態決定装置,前記状態決定装置にて
状態決定のために行う行列演算が停止して状態決定が不
可能となった場合に、演算が停止した行列の要素を検出
するのと同時に、その要素が対応する設備を前記データ
ベースと前記状態決定装置における結果に基づき観測点
が不足している設備の同定と表示を行う観測点不足設備
検出装置,前記観測点不足設備検出装置の結果とデータ
ベースに格納されている設備情報データより観測点が不
足している場合に観測点の不足を解消する形で該電力系
統の縮約を行う系統構成補正装置とからなることを特徴
とする電力系統状態決定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10572497A JPH10304567A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 電力系統状態決定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10572497A JPH10304567A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 電力系統状態決定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304567A true JPH10304567A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14415268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10572497A Pending JPH10304567A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 電力系統状態決定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10304567A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015052747A1 (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-16 | 株式会社日立製作所 | 電力系統状態推定装置およびその電力系統状態推定方法 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10572497A patent/JPH10304567A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015052747A1 (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-16 | 株式会社日立製作所 | 電力系統状態推定装置およびその電力系統状態推定方法 |
JPWO2015052747A1 (ja) * | 2013-10-07 | 2017-03-09 | 株式会社日立製作所 | 電力系統状態推定装置およびその電力系統状態推定方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |