JPH10304404A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH10304404A
JPH10304404A JP11151197A JP11151197A JPH10304404A JP H10304404 A JPH10304404 A JP H10304404A JP 11151197 A JP11151197 A JP 11151197A JP 11151197 A JP11151197 A JP 11151197A JP H10304404 A JPH10304404 A JP H10304404A
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JP
Japan
Prior art keywords
time
input power
power supply
aging
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP11151197A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yokota
茂 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エージングでの実質的な通電時間を正確に把
握できるようにする。 【構成】 操作スイッチ2を通じてエージングモードが
選択入力されると、入力電源のオン時間が常時計測さ
れ、この計測結果がEPROM5に随時記録される。そ
の後、入力電源がオフにされ、オンに復帰すると、EP
ROM5上の入力電源のオン時間を初期値として入力電
源のオン時間の計数が再開される。EPROM5上のデ
ータは入力電源の通電時間を示すことになるので、この
データを読み出すと、当該電気機器の実質的に通電時間
を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はあらゆる分野の電気
機器に適用されるもので、通電試験等を行う際に好都合
な通電時間を管理する計測モードを備えた電気機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビジョンやビデオ付きテレ
ビのような電気機器では、生産工程の最終段階でブラウ
ン管のプレヒートと完成品の信頼性試験を兼ねてエージ
ングと呼ばれる通電試験が行われる。このエージング
は、これまではラインを流れる完成品の電源を手動また
は自動で投入し、その完成品が所定時間をかけてライン
を流れた後にその電源を手動または自動で切るという方
法により行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このエージ
ングでは、決められた以上の通電時間を確保することが
とりもなおさず重要である。しかしながら、従来のエー
ジング作業では、品物によって電源投入のタイミングが
異なることがある。また、完成品がライン上をパレット
搬送されるため、チャタリング等による一時的な通電中
断がある。更に、長期エージングではラインの停電によ
る突発的な通電中断もある。そして、この停電による突
発的な通電中断は、ライン電源が回復した後も作業員が
気づいて、当該電気機器の電源を再投入するまで放置さ
れているのが現状である。
【0004】これらのため、従来のエージング作業で
は、通電時間が正確でなく、品物によっては決められた
以上の通電時間が確保されない虞れがある。特に、長期
エージングで突発的な通電中断が起きた場合は、作業員
が気づいて電源を再投入するまでその中断が放置される
ので、通電時間が不足する虞れがある。
【0005】本発明は上記した背景の下で創作されたも
のであり、その目的とするところは、エージングでの実
質的な通電時間を正確に把握できるようにした電気機器
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電気機器は、入力電源のオン時間を計
測する手段と、入力電源のオン時間の計測結果をメモリ
に記憶させる手段と、入力電源がオフからオンに復帰し
たことを検出する手段と、当該検出結果に基づいてメモ
リ上の入力電源のオン時間を初期値として入力電源のオ
ン時間の計測を再開させる手段とを備えた構成にしてい
る。
【0007】このような構成による場合、入力電源がオ
ンにされると、入力電源のオン時間が常時計測され、こ
の計測結果がメモリに記録される。その後、入力電源が
オフにされ、オンに復帰すると、メモリ上の入力電源の
オン時間を初期値として入力電源のオン時間の計数が再
開される。メモリ上のデータは入力電源の通電時間を示
すことになるので、このデータを読み出すと、当該電気
機器の実質的に通電時間を把握することができることに
なる。
【0008】より好ましくは、通電時間を管理する計測
モードを選択入力する手段と、計測モード時、入力電源
のオン時間を計測する手段と、入力電源のオン時間の計
測結果をメモリに記憶させる手段と、入力電源のオン・
オフを検知する手段と、入力電源がオフからオンに復帰
したときにメモリ上の入力電源のオン時間を初期値とし
て入力電源のオン時間の計測を再開させる手段と、計測
モード取り消し時、メモリ上のデータを消去させる手段
とを備えた構成にすることが望ましい。
【0009】このような構成による場合、計測モードが
選択入力されると、入力電源のオン時間が計測され、上
記と同様にメモリ上に入力電源の通電時間が記録され
る。ただ、計測モードの取り消しが選択入力されると、
メモリ上のデータが消去されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気機器の実施の
形態を図面に基づいて説明する。図1は電気機器の制御
部の構成図、図2は同制御部のマイクロコンピュータに
て処理されるフローチャートである。
【0011】ここで例として掲げる電気機器はテレビジ
ョンであって、通電時間を管理する計測モードを備えて
いる。ここでは、工場生産工程での通電試験時に使用さ
れる所謂フィクトリーモードとして使用されることか
ら、計測モードをエージングモードとして表すことにす
る。
【0012】エージングモードは、図1に示すようにテ
レビジョンの制御部に装備されたマイクロコンピュータ
1により実行される。マイクロコンピュータ1は、RO
Mに記憶された手順に従ってCPUがRAM及びEPR
OM5との間で情報の授受を行いながら演算処理を行う
周知構成のものである。
【0013】マイクロコンピュータ1の入力ポートに
は、エージングモードを選択入力するための操作スイッ
チ2(通電時間を管理する計測モードを選択入力する手
段に相当する)が接続される。一方、出力ポートには、
図外の入力電源による通電、非通電を切り換えるための
電源スイッチ3が接続されており、通電時間等を表示さ
せるブラウン管4が図外の映像処理回路等を介して接続
されている。ブラウン管4は新たに追加したものではな
く、テレビジョンとしての映像を表示させるためのもの
を利用している。
【0014】マイクロコンピュータ1のリセット端子に
は、入力電源の出力電圧の立ち上がりを検出するリセッ
ト回路6(入力電源がオフからオンに復帰したことを検
出する手段に相当する)が接続されている。
【0015】マイクロコンピュータ1に内蔵されたEP
ROM5には、エージングモードの選択有無及び通電時
間X(x〔時間〕:xx〔分〕)のデータが記録される
ようになっている。
【0016】次に、マイクロコンピュータ1のソフトウ
エアについて図2を参照して説明する。
【0017】エージングを行うために操作スイッチ2を
通じてエージングモードが選択入力されると、CPUは
ステップ1で電源スイッチ3をオンにする一方、EPR
OM5にエージングモードIN(エージングモードであ
ることを示すデータ)及び通電時間X=0:00のデー
タを記憶させる。そして、通電時間Xのデータを読み出
してブラウン管4に表示させる。この結果、ブラウン管
4には通電時間Xを示す0:00のデータが表示され
る。これによりエージングが開始される。なお、ブラウ
ン管4には自動電源オンの表示も行うようになってい
る。
【0018】次にステップ2で、操作スイッチ2を通じ
てエージングモードの取り消しが選択入力されたか否か
を判定する。エージングモードの取り消されない場合に
はステップ3に移行し、タイマ機能を用いて1分を経過
したか否かを判定する。1分を経過していないときには
ステップ2に再び戻る一方、1分を経過したときにはス
テップ4に移行する。
【0019】ステップ4では、EPROM5に記録され
ている通電時間X=0:00のデータを書き換えて0:
01にする(X=X+0:01)。即ち、EPROM5
上の通電時間Xを1分だけカウントアップさせる(計測
モード時、入力電源のオン時間を計測する手段に相当す
る)。そして、通電時間Xのデータを読み出してブラウ
ン管4に表示させる。この結果、ブラウン管4には通電
時間Xを示す0:00のデータが表示され、エージング
開始から1分を経過したことが判る。
【0020】その後、ステップ2に戻って上記と同様の
処理が行われる。エージングモードが取り消されない限
り、ステップ2からステップ4にかけての処理を繰り返
し行う。この結果、ブラウン管4にはエージングの開始
からの通電時間Xが1分単位で常時表示されることにな
る。
【0021】エージングが終了したとして操作スイッチ
2を通じてエージングモードの取り消しが選択入力され
ると、ステップ5に移行し、電源スイッチ2をオフにす
るとともに、EPROM5上のエージングモードIN及
び通電時間Xのデータを消去させる(計測モード取り消
し時、メモリ上のデータを消去させる手段に相当す
る)。これでエージングモードが解除され、テレビジョ
ンの製品出荷時にEPROM5に記録された不必要なデ
ータが全て消去される。これに伴って、ブラウン管4に
は自動電源オン及び通電時間の表示が消える。
【0022】ただ、エージングモード時に停電等の外部
要因により入力電源がオフとなりエージングが中断され
た後に、入力電源がオフに復帰すると、オンに復帰する
と、リセット回路6によりリセットされる。リセットさ
れると、ステップ6にて、EPROM上のエージングモ
ードINのデータを読み出し、エージングモードであっ
たか否かを判定する。エージングモードでなければ、通
常処理に移行するものの、エージングモードであれば、
ステップ7に移行する。
【0023】ステップ7で電源スイッチ3をオンにして
エージングモードを再開させ、ステップ2に移行する。
その後、上記と同様に、エージングモードが取り消され
ない限り、ステップ2からステップ4にかけての処理を
繰り返し行う(これらの一連の処理は、入力電源がオフ
からオンに復帰したことが検出されると、メモリ上の入
力電源のオン時間を初期値として入力電源のオン時間の
計測を再開させる手段に相当する)。この結果、入力電
源がオフにされたときのEPROM上の通電時間Xのデ
ータを初期値として、通電時間Xのカウントアップが再
開される。ブラウン管5には、たとえエンジングが中断
されても、エージング開始からの実質的な通電時間が表
示される。
【0024】例えば、テレビジョンをベルトコンベアに
載せてエージングを行う場合、テレビジョンに入力電源
を接続し、操作スイッチ2を通じてエージングモードに
切り換えるだけで良い。その後、ブラウン管5にはエー
ジング開始からの実質的な通電時間が表示されるので、
これを参考にすれば、たとえエージングの途中で停電に
よる通電中断が発生したとしても、所望の通電時間を確
保することができる。また、入力電源がオフとなった
後、オフに復帰したときには自動的に電源スイッチ3が
オンにされるようになっているので、エージング工程が
円滑に行われる。しかもソフトウエアの追加だけで、こ
のような効果が得られることから、低コスト化を図る上
でメリットがある。
【0025】なお、本発明の電気機器はテレビジョンだ
けの適用に止まらず、パーソナルコンピュータ等のあら
ゆる分野の電気機器に適用されるものである。また、メ
モリ上の通電時間のデータを読み出して、当該電気機器
に接続されたエージング工程管理用のコンピュータ等に
転送させるような形態を採っても良い。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明の請求項1に係る電気機器
による場合、エージングでの実質的な通電時間を正確に
把握することができることから、たとえエージングの途
中で通電中断が発生しても、通電時間が不足する事態を
回避することができる。
【0027】本発明の請求項2に係る電気機器にによる
場合、エージングモードの取り消しが選択入力される
と、メモリ上のデータが消去されることから、メモリ上
にデータが残っていることによるエージング終了後のト
ラブル発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であっ
て、電気機器の制御部の構成図である。
【図2】同制御部のマイクロコンピュータにて処理され
るフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 操作スイッチ 3 電源スイッチ 5 EPROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電源のオン時間を計測する手段と、
    入力電源のオン時間の計測結果をメモリに記憶させる手
    段と、入力電源がオフからオンに復帰したことを検出す
    る手段と、当該検出結果に基づいてメモリ上の入力電源
    のオン時間を初期値として入力電源のオン時間の計測を
    再開させる手段とを具備したことを特徴とする電気機
    器。
  2. 【請求項2】 通電時間を管理する計測モードを選択入
    力する手段と、計測モード時、入力電源のオン時間を計
    測する手段と、入力電源のオン時間の計測結果をメモリ
    に記憶させる手段と、入力電源がオフからオンに復帰し
    たことを検出する手段と、当該検出結果に基づいてメモ
    リ上の入力電源のオン時間を初期値として入力電源のオ
    ン時間の計測を再開させる手段と、計測モード取り消し
    時、メモリ上のデータを消去させる手段とを具備したこ
    とを特徴とする電気機器。
JP11151197A 1997-04-28 1997-04-28 電気機器 Pending JPH10304404A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11151197A JPH10304404A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 電気機器

Applications Claiming Priority (1)

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JP11151197A JPH10304404A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 電気機器

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JPH10304404A true JPH10304404A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14563170

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JP11151197A Pending JPH10304404A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 電気機器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2483499A (en) * 2010-09-10 2012-03-14 S3 Res & Dev Ltd Diagnostics and Analysis of a Set Top Box

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2483499A (en) * 2010-09-10 2012-03-14 S3 Res & Dev Ltd Diagnostics and Analysis of a Set Top Box
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