JPH10303871A - 回線切替方式 - Google Patents

回線切替方式

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JPH10303871A
JPH10303871A JP11212597A JP11212597A JPH10303871A JP H10303871 A JPH10303871 A JP H10303871A JP 11212597 A JP11212597 A JP 11212597A JP 11212597 A JP11212597 A JP 11212597A JP H10303871 A JPH10303871 A JP H10303871A
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JP
Japan
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line
circuit
switching
interference compensation
alarm
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JP11212597A
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English (en)
Inventor
Masaaki Michida
正明 道田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交差偏波干渉方式を用いた無線通信方式で
は、回線品質(BER)に基づいて現用・予備の回線切
替を行うと、交差偏波間干渉に急激な変動が生じたとき
に回線切替が遅れて回線の瞬断や回線品質劣化が生じ
る。 【解決手段】 回線を切替制御するための回線障害警報
を出力する警報回路300〜30Nは、現用、予備の各
回線の受信器120〜12N,220〜22Nにおける
回線品質情報と交差偏波干渉の干渉補償用モニタ信号を
受け取り、回線品質が定められた回線品質を下回った場
合、あるいは干渉補償量が定められた値を超えた場合の
それぞれにおいて回線障害警報を出力し、回線切替制御
回路31により送端回線切替回路11,21と受端回線
切替回路13,23を制御して回線の切り替えを行う。
干渉補償量が大きくなったときには回線品質が劣化され
ていなくとも回線の切り替えを行うため、回線の切替タ
イミングに遅れが生じることがなく、回線の瞬断や、回
線品質が劣化された状態になることが未然に防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルマイクロ波
通信の交差偏波通信方式に関し、特に現用予備間での回
線切替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルマイクロ波通信における交差偏
波干渉補償方式は、伝送路で生じる異偏波間の干渉を、
受信側でその元信号を用いて除去する方式であり、一般
にV偏波とH偏波を同一周波数で用いることによりより
周波数の有効利用を計ることができる。従来、この種の
交差偏波干渉補償方式では、現用回線N本(Nは任意の
整数)に対して予備回線1本を持つシステム構成とさ
れ、現用・予備の切り替えを行っている。図4は、従来
の交差偏波干渉補償方式を用いた回線切替え方式の一例
を示すブロック図であり、特開平6−14005号公報
に示された例である。同一周波数に対し垂直偏波および
水平偏波によりデジタル信号無線伝送を行う2つのシス
テムVおよびHを備えている。システムVおよびHは扱
う偏波が相違するのみであり、その構成は同じに構成さ
れている。
【0003】例えば、垂直偏波のシステムVには、第1
から第NのN個の現用送信回路101〜10Nと1つの
予備送信回路100が設けられ、送端回線切替回路11
においてN個の現用回線の中から予備回線への切替えを
行う構成とされる。また、前記各送信回路100〜10
Nのそれぞれに通信回線を介して接続される第1から第
NのN個の現用受信器121〜12Nと1つの予備受信
器120が設けられる。これら各受信器には、図外の受
信した信号を復調し回線品質を検出する手段と共に、交
差偏波干渉を補償する手段(XPIC)43を有してい
る。そして、これらの受信器120〜12Nの出力は、
受端回線切替回路13において、前記送端回線切替回路
11に対応して現用回線と予備回線の切替制御にしたが
って出力される。同様に、システムHにおいても、N個
の現用送信回路201〜20Nと1個の予備送信回路2
00が送端回線切替回路21により切り替え可能とさ
れ、かつN個の現用受信器221〜22Nと1個の予備
受信器220が受端回線切替回路23により切り替え可
能とされている。
【0004】そして、前記システムVおよびHの異偏波
同一周波数の各受信器120〜12N,220〜22N
の出力にそれぞれ接続され、少なくとも一つのシステム
VまたはHがあらかじめ定められた回線品質を下回った
ときに回線障害警報を出力する警報回路320〜32N
と、これら警報回路から出力されるの回線障害警報出力
を受けて、前記送端回線切替回路と受端回線切替回路の
それぞれに切替制御信号を送出する回線切替制御回路3
3とを備えている。なお、前記警報回路320〜32N
での回線品質検出方法として、パリティーパルスあるい
はシンドロームパルスを用いてBER(ビット誤り率)
を求める方法が用いられる。したがって、ある特定の現
用回線の受端端局で、あらかじめ定められたBERより
も悪いBERを検出すると対応する警報回路から回線障
害警報が出力される。そのとき予備回線が、他の現用回
線に用いられていずに、かつBERがあらかじめ定めら
れた値よりも低い場合、回線障害警報を出力した現用回
線は予備回線へ切り替えられる。
【0005】次に動作について説明する。システムVお
よびHのそれぞれにおいて、各送信回路100〜10
N,200〜20Nは、送端回線切替回路11,21か
ら出力されるデジタル信号を変調し、回線品質を受端局
にて検出するための情報を付加し、これを無線伝送路に
送出する。また、各受信器120〜12N,220〜2
2Nは無線伝送路を通して送られてきた信号を元のデジ
タル信号に復調し受端回線切替回路13,23を通して
出力する。このとき、各受信器120〜12N,220
〜22Nでは、受信信号の一部0a〜Na,0b〜Nb
を異なるシステムの対応する同一周波数の受信器220
〜22N,120〜12Nに出力し、この出力を受けて
各受信器では内蔵されている交差偏波干渉補償回路43
により、伝送路で生じる異偏波間の干渉を補償する。ま
た、これと同時に、各受信器120〜12N,220〜
22Nは回線品質を検出し、この検出した回線品質情報
を接続されている各警報回路320〜32Nに出力す
る。
【0006】警報回路32032Nは接続されているシ
ステムVおよびHの各受信器120〜12N,220〜
22Nからそれぞれから回線品質情報を受け取り、少な
くともどちらか一方が定められた回線品質を下回った場
合に、回線障害警報を回線切替制御回路33に送信す
る。回線切替制御回路33は現用、予備の各警報回路か
らの出力結果に基づき、現用回線から回線障害警報がで
ている場合には、その回線を予備に切り替えるべく送端
回線切替回路11,21および受端回線切替回路13,
23を制御する。これにより、回線障害警報がでている
現用回線は予備回線に切り替えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の回
線切替方式では、回線切替えの条件として警報回路にお
いてBERの状態を検出し、このBERが予め設定され
ている開値よりも劣化されたときに現用回線を予備回線
に切り替えているため、伝送路で発生するフェージング
等により交差偏波間干渉に急激な変動が起こった場合に
は、回線切替えが間に合わず瞬断してしまう可能性があ
る。また、BERが劣化したときに初めて回線を切り替
えるための動作が行われるため、その切り替えが行われ
る直前の回線品質が劣化されることになり、回線品質を
良好に保つことができないという問題もある。
【0008】本発明の目的は、回線品質の劣化を未然に
検出して速やかな回線の切り替えを実現することによ
り、回線の瞬断を防止し、かつ回線品質を良好に保つこ
とを可能にした回線切替方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一周波数に
対し垂直偏波および水平偏波によりデジタル信号無線伝
送を行う複数のシステムを備え、各システムにはそれぞ
れ送信回路と受信器を含む1以上の現用回線および予備
回線が設けられ、各回線に対応して設けられた警報回路
から出力される回線障害警報に基づいて前記現用回線と
予備回線との間での回線切替を行う回線切替方式におい
て、前記警報回路は、各回線における回線品質情報と、
各回線における交差偏波干渉補償信号を前記回線障害警
報として出力することを特徴とする。ここで、警報回路
は、前記複数のシステムの同一周波数の回線にそれぞれ
接続され、少なくとも一つのシステムにおける回線品質
が予め設定された回線品質よりも劣化されたとき、また
は少なくとも一つのシステムにおける交差偏波干渉量が
予め設定された値を超えたときに前記回線障害警報を出
力する。すなわち、複数のシステムの各回線のそれぞれ
に設けられた受信器には、交差偏波干渉補償回路が設け
られ、この交差偏波干渉補償回路に設けられるトランス
バーサルフィルタのタップ数を検出し、このタップ数が
所定の値を超えたときに前記交差偏波干渉補償信号を出
力する構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の回線切替方式の全体
構成を示すブロック図である。システムVおよびHは扱
う偏波が相違するのみであり、例えばシステムVは垂直
偏波を、システムHは水平偏波を取り扱う構成とされ
る。前記システムVには、入力されるベースバンド信号
を変調して送信する第1から第NのN個の現用送信回路
101〜10Nと1つの予備送信回路100が設けら
れ、送端回線切替回路11においてN個の現用回線の中
から予備回線への切替えを行う構成とされる。また、前
記各送信回路100〜10Nのそれぞれに通信回線をを
介してそれぞれ接続され、受信した信号を復調してベー
スバンド信号を出力する第1から第NのN個の現用受信
器121〜12Nと1つの予備受信器120が設けられ
る。これら各受信器120〜12Nには、受信した信号
を復調し回線品質を検出する手段と共に、交差偏波干渉
を補償する手段として後述する交差偏波干渉補償回路
(XPIC)43を有している。そして、これらの受信
器120〜12Nの出力は、受端回線切替回路13にお
いて、前記送端回線切替回路11に対応して現用回線と
予備回線の切替制御にしたがって出力される。同様に、
システムHにおいても、N個の現用送信回路201〜2
0Nと1個の予備送信回路200が送端回線切替回路2
1により切り替え可能とされ、かつN個の現用受信器2
21〜22Nと1個の予備受信器220が受端回線切替
回路23により切り替え可能とされている。
【0011】図2は前記各受信器120〜12N,22
0〜22Nの内部構成を示すブロック図であり、受信さ
れた無線周波数信号を中間周波数信号に変換して一定レ
ベルで出力する受信回路41と、この受信回路41の出
力を受けて中間周波数信号を復調再生しかつBERを検
出してその回線品質情報を出力する復調回路42と、無
線伝送路にて発生した交差偏波干渉を補償するための交
差偏波干渉補償回路(XPIC)43とを備えている。
この交差偏波干渉補償回路43は、交差偏波干渉を補償
する動作を行う公知のトランスバーサルフィルタ回路5
1に加えて、このトランスバーサルフィルタ51の干渉
補償量を監視する干渉補償量モニタ52を備えており、
特にこの干渉補償量モニタ52の出力を干渉補償量モニ
タ信号として、前記復調回路42から出力される回線品
質情報と共に出力させる構成とされている。この場合、
前記干渉補償量モニタ52は前記トランスバーサルフィ
ルタのタップ係数を検出しており、このタップ係数に閥
値を設けておき、閥値を越えた場合に前記干渉補償量モ
ニタ信号を出力するように構成する。
【0012】そして、図1に示すように、前記システム
VおよびHの各受信器から出力される回線品質情報と、
各受信器の交差偏波干渉補償回路から出力される干渉補
償量モニタ信号は、それぞれ異偏波同一周波数の各受信
器120〜12Nと220〜22Nで対を成して警報回
路300〜30Nに出力されるように構成される。この
警報回路300〜30Nは、少なくとも一つのシステム
VまたはHが予め定められた回線品質を下回ったとき、
または交差偏波間干渉が大きくなり交差偏波干渉補償手
段の干渉補償量があらかじめ定められた値を超えたとき
に回線障害警報を出力する。また、これら警報回路から
出力されるの回線障害警報出力を受けて、前記送端回線
切替回路と受端回線切替回路のそれぞれに切替制御信号
を送出する回線切替制御回路31が設けられる。
【0013】次に動作について説明する。システムV及
びHにおいては、各送信回路100〜10N,200〜
20Nは、送端回線切替回路11,21から出力される
デジタル信号を変調し、回線品質を受端局にて検出する
ための情報を付加し、これを無線伝送路に送出する。ま
た、各受信器120〜12N,220〜22Nは無線伝
送路を通して送られてきた信号を元のデジタル信号に復
調し受端回線切替回路13,23を通して出力する。こ
のとき、各受信器120〜12N,220〜22Nで
は、受信信号の一部0a〜Na,0b〜Nbを異なるシ
ステムの対応する同一周波数の受信器220〜20N,
120〜12Nに出力し、この出力0a〜Na,0b〜
Nbを受けて各受信器220〜22N,120〜12N
では内蔵されている交差偏波干渉補償回路43により、
伝送路で生じる異偏波間の干渉を補償する。また、これ
と同時に、各受信器120〜12N,220〜22Nは
回線品質を検出した回線品質情報と、各受信器に設けら
れている交差偏波干渉補償回路43からの干渉補償量モ
ニタ信号をそれぞれ接続されている警報回路300〜3
0Nに出力する。
【0014】警報回路300〜30Nは接続されている
システムVおよびHの各受信器からそれぞれから回線品
質情報を受け取り、少なくともどちらか一方が定められ
た回線品質を下回った場合に、回線障害警報を回線切替
制御回路31に送信する。また、同様に、接続されてい
るシステムVおよびHの各受信器からそれぞれから干渉
補償量モニタ信号を受け取り、少なくともどちらか一方
が定められたレベルを下回った場合に、回線障害警報を
回線切替制御回路31に送信する。回線切替制御回路3
1は現用、予備の各警報回路300〜30Nからの出力
結果に基づき、現用回線から回線障害警報がでている場
合には、その回線を予備に切り替えるべく送端回線切替
回路11,21および受端回線切替回路13,23を制
御する。これにより、回線障害警報がでている現用回線
は予備回線に切り替えられる。
【0015】ここで、各受信器では、前記した干渉補償
量モニタ信号として、交差偏波干渉補償回路43に設け
られているトランスバーサルフィルタ51をモニタして
いるたため、伝送路の状態が劣化して交差偏波間干渉の
量が大きくなってくると、干渉補償量モニタ信号52の
値が大きくなる。例えば、干渉補償量モニタ52は、ト
ランスバーサルフィルタ51の重み付けの値であるタッ
プ係数の値をモニタすることで知ることが可能である。
一般にタップ係数は、回路によって制限される有限のビ
ット数で表される。さらに干渉量が大きくなり、タップ
係数の値がその有効ビット数を超えると、交差偏波干渉
補償能力を超え、たちまち復調回路42が同期外れを起
こしてしまう。図3は、一般的な交差偏波干渉補償方式
の改善度特性を示すグラフで、C/Nに対するD/Uの
特性である。縦軸であるC/Nは、搬送波レベルに対す
る雑音レベルをデシベル(dB)で表わしており、横軸
であるD/Uは、自偏波信号レベルに対する異偏波信号
レベルをデシベル(dB)で表わしている。また、二本
の線は、交差偏波干渉補償器有りの場合と無しの場合の
グラフである。このグラフからわかるように、交差偏波
干渉補償回路43がその能力を超え、復調回路42が同
期外れを起こす前に、もしくは補償能力が限界に近づき
ビットエラーを起こし始める前に回線を切り替えること
ができれば、常に高い回線品質を保つことができる。
【0016】したがって、この実施形態においては、交
差偏波干渉補償回路43内のトランスバーサルフィルタ
51のタップ係数を検出し、このタップ係数が閥値を越
えた場合に干渉補償量モニタ信号を出力し、この干渉補
償量モニタ信号に基づいて回線の切り替えを行うことに
より、BERが劣化される前の時点で回線品質が劣化さ
れる回線を回線品質の良好な回線に切り替えることが可
能となる。これにより、回線の切り替えのタイミングが
遅れることよる回線の瞬断が防止できるとともに、回線
品質の劣化を未然に防止して常時回線品質を良好に保持
することが可能となる。
【0017】なお、干渉補償量モニタ信号は、前記した
トランスバーサルフィルタのタップ係数に限られるもの
ではなく、交差偏波干渉量あるいは干渉補償量に依存す
る状態を検出してこれを利用することが可能である。ま
た、回線品質についても前記したBER以外の情報を利
用することが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、警報回路
では、現用、予備の各回線における回線品質情報と交差
偏波干渉の干渉補償用モニタ信号を受け取り、回線品質
が定められた回線品質を下回った場合、あるいは干渉補
償量が定められた値を超えた場合のそれぞれにおいて回
線障害警報を出力して回線の切り替えを行うので、干渉
補償量が大きくなったときには回線品質が劣化されてい
なくとも回線の切り替えを行うため、回線の切替タイミ
ングに遅れが生じることはない。これにより、伝送路で
発生する交差偏波間干渉に急激な変動が起こった場合
に、回線切替えが間に合わず瞬断してしまうことが防止
でき、また回線の干渉補償特性が限界に近づいてきてい
るときに、急激に干渉状態が変動した場合において回線
品質が劣化された状態になることが未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回線切替方式の一実施形態の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる受信器の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】交差偏波干渉補償におけるC/NとD/Uの相
関を示す特性図である。
【図4】従来の回線切替方式の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11,21 送端回線切替回路 100,200 予備送信回路 101〜10N,201〜20N 現用送信回路 120,220 予備受信回路 121〜12N,221〜22N 現用受信回路 13,23 受端回線切替回路 300〜30N 警報回路 31 回線切替制御回路 41 受信回路 42 復調回路 43 交差偏波干渉補償回路 51 トランスバーサルフィルタ 52 干渉補償量モニタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一周波数に対し垂直偏波および水平偏
    波によりデジタル信号無線伝送を行う複数のシステムを
    備え、各システムにはそれぞれ送信回路と受信器を含む
    1以上の現用回線および予備回線が設けられ、各回線に
    対応して設けられた警報回路から出力される回線障害警
    報に基づいて前記現用回線と予備回線との間での回線切
    替を行う回線切替方式において、前記警報回路は、各回
    線における回線品質情報と、各回線における交差偏波干
    渉補償信号を前記回線障害警報として出力することを特
    徴とする回線切替方式。
  2. 【請求項2】 警報回路は、前記複数のシステムの同一
    周波数の回線にそれぞれ接続され、少なくとも一つのシ
    ステムにおける回線品質が予め設定された回線品質より
    も劣化されたとき、または少なくとも一つのシステムに
    おける交差偏波干渉量が予め設定された値を超えたとき
    に前記回線障害警報を出力する請求項1の回線切替方
    式。
  3. 【請求項3】 前記複数のシステムの各回線のそれぞれ
    に設けられた受信器には、交差偏波干渉補償回路が設け
    られ、この交差偏波干渉補償回路に設けられるトランス
    バーサルフィルタのタップ数を検出し、このタップ数が
    所定の値を超えたときに前記交差偏波干渉補償信号を出
    力する請求項2の回線切替方式。
  4. 【請求項4】 前記複数のシステムにおける対応する各
    回線に設けられる前記送信回路を切り替えるための送端
    回線切替回路と、同じく各回線に設けられる前記受信器
    を切り替えるための受端回線切替回路と、前記送端回線
    切替回路と受端回線切替回路とを前記警報回路からの回
    線障害警報に基づいて切り替え制御する回線切替制御回
    路とを備える請求項1ないし3のいずれかの回線切替方
    式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010134265A1 (ja) * 2009-05-20 2010-11-25 日本電気株式会社 無線通信装置、無線通信方法及び通信制御プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
US9444538B2 (en) 2009-10-27 2016-09-13 Nec Corporation Radio communication system and controlling method thereof

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