JPH1030348A - パイプ伸縮固定装置 - Google Patents

パイプ伸縮固定装置

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JPH1030348A
JPH1030348A JP21651996A JP21651996A JPH1030348A JP H1030348 A JPH1030348 A JP H1030348A JP 21651996 A JP21651996 A JP 21651996A JP 21651996 A JP21651996 A JP 21651996A JP H1030348 A JPH1030348 A JP H1030348A
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JP
Japan
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pipe
elastic body
tube
outer tube
inner tube
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JP21651996A
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Inventor
Kiju Nakamura
喜重 中村
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】支持対象物と支持固定物との長さを調節するに
は、差込管に設けた支持孔から支持ピンを引抜き、その
差込管と腰管を互いにスライドさせて受板と台板との凡
その長さを決め、調節長孔に差込の支持孔を合わせて支
持ピンを支持孔に挿入し調節めねじを旋回して差込管を
伸長させながら支持対象物に受板を押し付けるように腰
管と差込管の伸縮位置合わせ操作を行っている。 【解決手段】切欠孔(16)を有する外管(15)の内
側にスライドする内管(17)を挿入し、その内管(1
7)の一部に矩形孔(27)を設け、その矩形孔(2
7)に弾性体(28)のエッジ(30A)、(30B)
を配置して前記、外管(15)と内管(17)及び弾性
体(28)とを一体同軸に貫通する偏心爪(21)つき
旋回軸(19)を挿入し、その変身爪(21)を介して
弾性体(28)に開閉力を与え、前記エッジ(30A)
(30B)が外管(15)の内壁に系合して外管(1
5)と内管(17)とを互いに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型わく支保工用パ
イプサポート、壁つなぎ、あるいは家具止め等に使用さ
れるパイプ伸縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の型わく支保工用のパイプ
サポートを示す正面図、図2は、パイプ伸縮部分の要部
を分解して示す分解斜視図であり、図において(1)は
支持対象物(K1)に接し、これを支持する受板、
(2)は、全体を支える台板、(3)は前記台板(2)
と一体に構成された腰管、(4)は前記受板(1)と一
体に構成され前記腰管(3)内に遊嵌された差込管、
(5)は腰管(3)の開放端に設けた調節おねじ、
(6)は、その調節おねじ(5)のねじ範囲内に腰管
(3)を直径方向に貫通して設けた調節長孔、(7)は
その調節長孔(6)と前記差込管(4)に設けた支持孔
(8)に同軸に貫通された支持ピン、(9)は支持ピン
(7)を端部平坦面で支持するように前記調節おねじ
(5)にねじ込まれた調節めねじ、(10)は調節めね
じ(9)を回動するレバー、(11)は支持ピン(7)
と鎖等で接続した抜け止めリングである。次に動作につ
いて説明する。本パイプ伸縮装置を型わく支保工用パイ
プサポートとして使用する場合は、図1の組立てられた
状態において、受板(1)を支持対象物(K1)に接触
させ、他端の台板(2)を支持固定物(K2)に接触さ
せる。しかる後、受板(1)と台板(2)の間隔を所定
値に保つため差込管(4)の支持孔(8)と腰管(3)
の調節長孔(6)を位置合わせして支持ピン(7)を同
時に貫通して挿入する。次に、受板(1)と台板(2)
間の間隔を調整するために調節めねじ(9)のレバー
(10)を調節長孔(6)に対し直角の方向に開き、そ
のレバー(10)に旋回力を加える。この時、支持ピン
(7)は、調節めねじ(9)の受板(1)側の支持端面
で支えられて、調節長孔(6)の長手方向範囲を差込管
(4)の調整域として可能にする。また受板(1)と台
板(2)との長さを大幅に調整しようとする場合には、
支持ピン(7)を支持孔(8)から引き抜いてフリーの
状態に保ち、受板(1)と台板(2)を支持対象物(K
1)と支持固定物(K2)間に突き当てるように差込管
(4)を伸縮して長さの調節を行う。この状態で支持ピ
ン(7)を支持孔(8)に貫通し、調節めねじ(9)を
回して受板(1)と台板(2)に支持突っ張り力を与え
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパイプ伸縮固定
装置は、以上のように構成されているので、支持対象物
(K1)と支持固定物(K2)との間隔調整には、支持
ピン(7)を支持孔(8)から引き抜き、差込管(4)
を腰管(3)から適宣引き出すか、腰管(3)内に押し
込んで受板(1)と台板(2)との概略間隔を決め、次
に調節長孔(6)に差込管(4)の支持孔(8)を合わ
せて支持ピン(7)を支持孔(8)に貫通し、調節めね
じ(9)を旋回して差込管(4)を伸ばしながら支持対
象物(K1)に受板(1)を押し付ける様に操作しなけ
ればならず腰管(3)と差込管(4)の伸縮位置合わせ
操作が大変面倒で、時間を要する。また、構成部品の製
造、加工が高価となるなどの問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、構成部品の製造加工が容易、
かつ少部品で構成でき、支持対象物との間隔調節や固定
の操作が簡単、短時間に行えるパイプ伸縮固定装置を得
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパイプ伸
縮固定装置は、パイプの長手方向に切欠孔を有する外管
と、その外管内に伸縮自在に遊嵌した内管と、前記内管
の一部に矩形孔を設け、その矩形孔にエッジが位置され
るように形成して配設した弾性体と、前記外管、内管、
及び弾性体を貫通し、回転可能に取り付けた偏心爪を有
する旋回軸と、前記旋回軸を回動し、偏心爪を介して弾
性体に開閉力を伝え、その弾性体のエッジで外管内壁に
弾着力を与えて固定し、または開放してパイプの伸縮を
行うようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図中、図3と同一の部分は同一の符号をもって図
示した図4ないし図6において、(15)は切欠孔(1
6)を備えた外管、(17)は内管、(18)は、例え
は丸棒などをL形に折り曲げて構成したレバーで、旋回
軸(19)の端部に円周溝(20)を施し、その近傍に
前記旋回軸(19)の直径よりやや大なる旋回径を有す
る偏心爪(21)を設ける。(22)は外管(15)の
切欠孔(16)と対向して設けた止め金具取付孔、(2
3)はレバー(18)の円周溝(20)にスプリングバ
ックを利用して嵌め込む止め金具、(24)は前記内管
(17)に設けた内管軸孔で、円形孔(24A)と矩形
孔(24B)とを組合せた鍵穴形状に型抜き加工され
る。(25)は、内管軸孔(24)に対向して設けた軸
孔で、管の内側に押出部(26)を形成している。(2
7)は前記軸孔(25)の両側に設けた矩形孔、(2
8)は、例えばU字形に形成した弾性体で、両片の内側
には一対の開閉突起(29A)、(29B)を設け、そ
の端部にエッジ(30A)、(30B)が施されてい
る。また、U字形の背部には、前記内管軸孔(24)と
同一向き形状の弾性体軸孔(31)が設けられている。
【0007】次に、この発明の動作について説明する。
最初に、組立手順について説明する。まず、内管(1
7)の管内に弾性体(28)を図3の実線矢印の方向か
ら内管軸孔(24)と弾性体軸孔(31)とを重ね合わ
せるように図示の姿勢で収納する。次にそのままの姿勢
で前記内管(17)と弾性体(28)とを点線矢印の方
向から外管(15)内に遊挿し、軸孔(25)と止め金
具取付孔(22)の中心を重ね合わせる。続いて、その
状態でレバー(18)の旋回軸(19)を図示の姿勢で
実線矢印のように外管(15)の止め金具取付孔(2
4)と軸孔(25)、弾性体(28)の弾性体軸孔(3
1)等を同時に貫通して内管(17)の軸孔(25)外
にのぞいたレバー(18)の端部の円周溝(20)に止
め金具取付孔(22)を介して止め金具(23)を矢印
の方向から嵌着する。組立後の要部一部断面形状を図
4、及び図5に示す。このように構成されたパイプ伸縮
固定装置において、外管(15)と内管(17)とを互
いに伸縮可能なフリーの状態に保つには、図4、(B)
に示す如く弾性体(28)の開閉突起(29A)、(2
9B)にレバー(18)の旋回軸(19)に設けた偏心
爪(21)が接触して押し広げるようにレバー(18)
を回す。この状態における弾性体(28)は、その端部
のエッジ(30A)、(30B)が外管(15)の内壁
から浮いて非接触状態に保持されているので外管(1
5)と内管(17)とは左右何れの方向にも自由に動か
すことができる。次に、外管(15)と内管(17)と
をお互いに固定する場合には図4(A)に示した レバ
ー(18)の位置を更に90度旋回して、図5(B)に
図示の如く旋回軸(19)の偏心爪(21)を弾性体
(28)の開閉突起(29A)、(29B)からフリー
の状態に切り換える。すると、弾性体(28)は、本来
の弾性力によって開閉角を狭める側に作用して、そのエ
ッジ(30A)、(30B)が外管(15)の内壁面
に、機械的に食い込んでロックされる。この状態におい
て、例えば、外管(15)と内管(17)との間に圧縮
力が加えられると、弾性体(28)のエッジ(30A)
側が外管(15)の内壁面に弾接して逆立って食い込み
ロック機構が作用して圧縮力に耐える。また外管(1
5)と内管(17)との間に引張り力が作用する場合に
は、前記とは、反対側のエッジ(30B)が前述と同様
に作用して抜け落ちを防止する。即ち、外管(15)と
内管(17)のパイプ伸縮操作は、レバー(18)を9
0度旋回してエッジ(30A)、(30B)の外管内壁
面の弾接を外し、互いをフリーにして伸縮動作する。更
にレバー(18)を90度することで容易にロックが可
能となる。
【0008】なお、上記実施例では、外管(15)と内
管(17)とを角パイプを例に説明したが、丸パイプ、
その他のパイプ形状であってもよく、上記実施例と同様
の効果を奏する。また、実施例では、L型のレバー(1
8)を旋回する例について説明したが、旋回軸(19)
が回転可能であれば、六角レンチ用孔、或いはボックス
スパナ用のネジ頭であってもよく、上記実施例と同様の
効果を奏する。更に弾性体(28)の構成を実施例では
一体成形品で説明したが図6に示す如く、弾性片(3
5)とエッジ(30A)、(30B)及び開閉突起(2
9A)、(29B)とを別々に備えたロック金具(3
6)を前記弾性片(35)の両側に固定するようにした
構造であってもよく、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0009】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外管
及び内管の2組のパイプを長手方向に遊嵌し、その内管
内にU字型のエッジ付弾性体を装着して前記外管、内
管、弾性体を貫通する偏心爪付き旋回軸を回転自在に取
付け、前記外管と内管とを所定の長さに調節した後、そ
の旋回軸の回転角によって、前記弾性体のエッジが左右
に開閉移動し、前記エッジが内管の矩形孔を介して外管
内壁に弾着力を与え係合するように構成したので、簡単
な構造で安価に提供することができ、かつ片手操作で2
組のパイプの伸縮、ロック作業を確実、容易に行うこと
ができることから、建築用仮設機器以外にもパイプアジ
ャスターとして広範に適用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパイプサポートの正面図である。
【図2】図1のパイプ伸縮部の分解斜視図である。
【図3】本発明の構成を示す一部断面分解斜視図であ
る。
【図4(A)、(B)】本発明のパイプ伸縮固定装置の
伸縮フリー状態を示す断面図である。
【図5(A)、(B)】本発明のパイプ伸縮固定装置の
伸縮ロック状態を示す断面図である。
【図6(A)、(B)】本発明のU字型弾性体の他の実
施例を示す説明図である。
【符号の説明】
15 外管 16 切欠孔 17 内管 18 レバー 19 旋回軸 20 円周溝 21 偏心爪 23 止め金具 24 内管軸孔 25 軸孔 27 矩形孔 28 弾性体 29(A)、(B)開閉突起 30(A)、(B)エッジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パイプの長手方向に切欠孔(16)を有する外管(1
    5)と、前記外管(15)内に伸縮自在に遊嵌した内管
    (17)と、前記内管(17)の一部に矩形孔(27)
    を設け、該矩形孔(27)にエッジ(30A)、(30
    B)が位置されるように形成して配設した弾性体(2
    8)と、前記外管(15)、内管(17)及び弾性体
    (28)を通貫し、回転可能に取付けた偏心爪(21)
    を有する旋回軸(19)と、前記旋回軸(19)を回動
    し、偏心爪(21)を介して前記弾性体(28)に開閉
    力を伝え、そのエッジ(30A)、(30B)で外管内
    壁に弾着力、又は開放力を与えるようにしたことを特徴
    とするパイプ伸縮固定装置。
JP21651996A 1996-07-16 1996-07-16 パイプ伸縮固定装置 Pending JPH1030348A (ja)

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JP21651996A JPH1030348A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 パイプ伸縮固定装置

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JPH1030348A true JPH1030348A (ja) 1998-02-03

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JP (1) JPH1030348A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6220471B1 (ja) * 2017-03-30 2017-10-25 株式会社小坂工務店 転倒防止支柱
KR101985324B1 (ko) * 2018-03-09 2019-07-03 (주)도성산업 서포트용 신축 고정장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6220471B1 (ja) * 2017-03-30 2017-10-25 株式会社小坂工務店 転倒防止支柱
JP2018168608A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社小坂工務店 転倒防止支柱
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