JPH10303277A - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

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JPH10303277A
JPH10303277A JP11093797A JP11093797A JPH10303277A JP H10303277 A JPH10303277 A JP H10303277A JP 11093797 A JP11093797 A JP 11093797A JP 11093797 A JP11093797 A JP 11093797A JP H10303277 A JPH10303277 A JP H10303277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
closing
vacuum chamber
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP11093797A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ezaki
朗 江崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11093797A priority Critical patent/JPH10303277A/ja
Publication of JPH10303277A publication Critical patent/JPH10303277A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】真空チャンバの扉の開閉が人やケースに干渉せ
ず、かつ、扉の内側面の掃除を容易に行うことができる
真空チャンバの扉開閉装置を提供すること。 【解決手段】扉20の一端側を軸支する軸支部23a,
45と、扉20の軸支部23a,45回りの回動を規制
する脱着自在なブロック47と、軸支部23a,45を
開口部12の面に沿って往復動させる上下駆動機構31
と、扉20を開口部12に対して離間・圧接させるため
の離接機構40及びクランプ機構50とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体や液晶に所
定の処理を行うプロセス装置に用いられる処理室等の真
空チャンバの開口部を蓋する扉を開閉する扉開閉装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や液晶の製造工程では、ウエハや
ガラス基板は、専用ケースに収納され各処理工程に送ら
れる。各処理工程を行う装置のうち、専用ケースからウ
エハ等を取出して処理し、その後専用ケースに戻すもの
がある。
【0003】このような製造工程で用いられるプロセス
装置におけるプロセス工程では、大気と絶縁した処理室
内で、専用治具にウエハ等をセットして行う場合が多
い。処理室の出入口においては専用ケースからウエハ等
を取出して専用治具に取り付けたり、専用ケースに戻し
たりするための機構と、大気と処理室内の処理環境とを
絶縁する機構が設けられている。
【0004】大気と処理室内とを絶縁する機構として
は、処理室に隣接するロードロック室と大気搬送ロボッ
トを持つ方式と、専用ケースを直接処理室内に持込むカ
セットチャンバ方式の2種類がある。いずれの場合も、
処理室及びロードロック室等の真空チャンバ内は、大気
と真空(処理環境)とを交互にガス置換されることにな
る。
【0005】真空チャンバにはウエハや専用ケースを出
し入れするための開口部とこの開口部を蓋する扉が設け
られている。この扉を開閉する扉開閉装置として、扉を
上下にスライド移動させて開閉する方式や、ドアのよう
に蝶番を用いて開閉する方式がある。なお、真空チャン
バ内は、パーティクルなどの発生や堆積を防ぐ必要があ
るため、定期的な掃除が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の扉開閉
装置にあっては次のような問題があった。すなわち、ド
ア方式の扉開閉装置では、扉の内面を拭いて掃除をする
ことができるが、通常の開閉時においては真空チャンバ
の前面が扉開閉に使用されるため、人やケースと干渉す
ることがあった。このため、自動化は容易でない。
【0007】一方、扉の上下動方式では、ケースや人と
の干渉が防げ、自動化は容易であるが、扉の内面側が処
理室やロードロック室側にあるため、内部を掃除するこ
とが困難となる。
【0008】装置によっては、真空チャンバの側面に窓
を開け、扉の内面を掃除できる構造にしているものがあ
るが、この方式でも、最も掃除する必要がある扉のシー
ル面の掃除は容易ではない。
【0009】そこで本発明は、真空チャンバの扉の開閉
が人やケースに干渉せず、かつ、扉の内側面の掃除を容
易に行うことができる真空チャンバの扉開閉装置を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、真空チ
ャンバの開口部を気密に蓋する板状の扉を開閉する扉開
閉装置において、前記扉の一端側を軸支する軸支部と、
前記扉の前記軸支部回りの回動を規制する脱着自在な係
合部と、前記軸支部を前記開口部に沿って往復動させる
扉往復動機構と、前記扉を前記開口部に対して離間・圧
接させるための扉離接機構とを備えるようにした。
【0011】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。扉往復動機構により開口部に沿って扉を移動す
ることにより、扉手前の作業者等に干渉することなく扉
を開閉することができる。また、扉の一端側は軸支さ
れ、係合部による係合を解除することで、扉の軸支部回
りの回動を行うことができるので、扉を傾斜させること
ができ、容易に扉の内壁面の清掃を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る扉開閉装置が取り付けられた処理室等の真空チャンバ
10を示す斜視図である。なお、図1中Pはワーク(不
図示)を他の真空チャンバ(不図示)に移載するための
搬送ロボットが収容された搬送室を示している。
【0013】真空チャンバ10は、気密に形成されたチ
ャンバ本体11を備えている。このチャンバ本体11に
は処理チャンバPへの開口部12とカセットの出し入れ
を行う開口部12と、この開口部12を気密に蓋する扉
20と、この扉20を開閉する扉開閉機構30とを備え
ている。
【0014】開口部12には後述するピン22a〜22
d,23a〜23dが嵌入される切欠部14a〜14
d、15a〜15dが形成される。なお、図1中16は
扉20が密着するシール面を示している。
【0015】扉20は、平板状の扉本体21を備え、こ
の扉本体21の両側面にはクランプローラ22a,22
bと、ピン23a,23bとがそれぞれ設けられてい
る。扉開閉機構30は、図1中矢印Z方向に沿って設け
られた上下駆動機構(扉往復動機構)31と、この上下
駆動機構31に案内され矢印Z方向に沿って上下動する
取付ブロック32と、この取付ブロック32に取り付け
られ扉20の内壁面21aをシール面16に対して離接
させる一対の離接機構40とを備えている。
【0016】離接機構40は、図2の(a)に示すよう
に、取付ブロック32に取り付けられたガイド板41
と、このガイド板41に対向配置された押付ブロック4
2と、押付ブロック42に取り付けられた前記ガイド板
41が前記押付ブロック42に対してガイド板41を扉
20のシール面16に対する離接方向、すなわち図2中
矢印X方向にのみ直線移動可能に案内する直線ガイド4
3と、クランプローラ22a,22bを図1中矢印X1
方向に移動するクランプ機構50とを備えている。
【0017】ガイド板41にはピン41aが立設され、
押付ブロック42にはピン42aが立設されており、こ
れらピン41a,42a間には引張りバネ44が取り付
けられている。したがって、引張りバネ44により押付
ブロック42はガイド板41側に付勢され、後述する切
欠部45,46に係合されるピン23a,23bを介し
て扉20を図1中矢印X1方向に離間させている。
【0018】ガイド板41には、押付ブロック42側に
開口する切欠部45,46が形成されており、ピン23
a,23bが案内される。なお、切欠部45とピン23
aにより軸支部が形成されている。
【0019】ガイド板41の角部は取り外し可能なブロ
ック47となっており、ボルト48でガイド板41にね
じ止めされ、ピン23bが切欠部46に係合すること
で、扉20の回動が規制されている。なお、ブロック4
7を取り外すことにより、ピン23bの係合が解除さ
れ、ピン23aが切欠部45により軸支され、図2の
(b)に示すように扉20を図2の(b)中矢印r方向
に傾斜させることができる。
【0020】クランプ機構50は図1中矢印X2方向に
クランプローラ22a,22bを移動することで、後述
する引張りバネ44の付勢力に抗して扉本体21をシー
ル面16に押し付ける。
【0021】このように構成された扉開閉機構30は、
次のようにして扉20の開閉を行う。すなわち、図1に
示すように扉20を閉じるときには、上下駆動機構31
により、取付ブロック32を上端に移動させた後、クラ
ンプ機構50を動作させることにより、クランプローラ
22a,22bを移動し、扉本体21をシール面16に
押し付ける。
【0022】次に真空チャンバ10のチャンバ本体11
にワークを出し入れ及び清掃を行う場合には、図3に示
すように、上下駆動機構31により取付ブロック32を
下端に移動させる。これにより、開口部12が全開し、
ワークの出し入れ及び清掃が容易となる。
【0023】一方、扉20の内壁面を清掃する場合に
は、図2の(b)に示すようにブロック47を取り外す
ことにより、ピン23bが自由となり、ピン23aを回
転軸として扉20を手前に傾斜させることができる。こ
のため扉20の内壁面21aを容易に清掃できるように
なる。
【0024】なお、本発明は上述した各実施の形態に限
定されるものではない。すなわち上記実施の形態では、
真空チャンバの一例として処理室について説明したが、
ロードロック室にも適用できる。このほか本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論で
ある。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、扉
往復動機構により開口部に沿って扉を移動することによ
り、扉手前の作業者等に干渉することなく扉を開閉する
ことができる。また、扉の一端側は軸支され、係合部に
よる係合を解除することで、扉の軸支部回りの回動を行
うことができるので、扉を傾斜させることができ、容易
に扉の内壁面の清掃を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る扉開閉装置が取り付
けられた真空チャンバを示す斜視図。
【図2】同扉開閉装置の要部を示す斜視図。
【図3】同扉開閉装置の出し入れ時の状態を示す斜視
図。
【図4】同扉開閉装置の清掃時の状態を示す斜視図。
【符号の説明】
10…真空チャンバ 12…開口部 20…扉 23a…ピン(軸支部) 30…扉開閉装置 31…上下駆動機構(扉往復動機構) 40…離接機構 45…切欠部(軸支部) 50…クランプ機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空チャンバの開口部を気密に蓋する板状
    の扉を開閉する扉開閉装置において、 前記扉の一端側を軸支する軸支部と、 前記扉の前記軸支部回りの回動を規制する脱着自在な係
    合部と、 前記軸支部を前記開口部に沿って往復動させる扉往復動
    機構と、 前記扉を前記開口部に対して離間・圧接させるための扉
    離接機構とを備えていることを特徴とする扉開閉装置。
JP11093797A 1997-04-28 1997-04-28 扉開閉装置 Pending JPH10303277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093797A JPH10303277A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 扉開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093797A JPH10303277A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 扉開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10303277A true JPH10303277A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14548374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11093797A Pending JPH10303277A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 扉開閉装置

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JP (1) JPH10303277A (ja)

Cited By (6)

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