JPH10301827A - キャッシュを備えた分散データシステム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

キャッシュを備えた分散データシステム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JPH10301827A
JPH10301827A JP9122923A JP12292397A JPH10301827A JP H10301827 A JPH10301827 A JP H10301827A JP 9122923 A JP9122923 A JP 9122923A JP 12292397 A JP12292397 A JP 12292397A JP H10301827 A JPH10301827 A JP H10301827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cache
data
server
update
data body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9122923A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeya Matsuo
篤弥 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9122923A priority Critical patent/JPH10301827A/ja
Publication of JPH10301827A publication Critical patent/JPH10301827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュを備えたクライアントがサーバ上
のデータを参照する分散データシステムに於いて、サー
バとクライアントとの間で通信が行えなくなった場合に
於いても、キャッシュ上のデータの有効性を保証できる
ようにする。 【解決手段】 クライアント2は、サーバファイル11
に格納されているデータ本体13,更新ルール14の一
部の写しがそれぞれキャッシュデータ本体27,キャッ
シュ更新ルール28として格納されたキャッシュ24を
備えている。キャッシュ更新ルール28は、どのような
場合にキャッシュデータ本体27をそれと対応するサー
バ1上のデータ本体13と置き換えなければならないの
かを示す置き換え条件を含む。キャッシュ更新判定手段
22は、参照要求されたデータがキャッシュ24に存在
する場合、そのデータのキャッシュ更新ルール28に基
づいて置き換えが必要であるか否か、即ちそのデータが
有効であるか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを介して分散データをアクセスする技術に関
し、特にサーバ上のデータをクライアントがキャッシン
グしてアクセスする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワークを介してクラ
イアントがサーバ上のデータをアクセスする場合、コン
ピュータネットワークの負荷軽減,アクセス速度の向上
を目的にして、クライアントにデータのキャッシュを設
けるということが、従来から一般的に行われている。
【0003】そして、キャッシュを備えた従来のクライ
アントに於いては、データを参照する場合、次のように
しているのが、一般的である。クライアントは、先ず、
キャッシュ上に参照すべきデータが存在するか否かを調
べる。その結果、キャッシュ上に参照すべきデータが存
在しないと判断した場合は、通信路を介してサーバ上に
存在するデータをアクセスすると共に、クライアント内
のキャッシュに該当データを格納する。
【0004】これに対して、キャッシュ上に参照すべき
データが存在する場合は、通信路を介してサーバに、そ
のデータのバージョンや更新時刻等の更新情報を問い合
わせ、キャッシュ上のデータの更新情報とを比較する。
そして、両者が同一である場合は、キャッシュ上のデー
タを参照データとして用い、同一でない場合は、クライ
アント内のキャッシュ上の該当データを無効化した後、
前述したと同様に、通信路を介してサーバ上のデータを
アクセスすると共に該当データをキャッシュに格納す
る。
【0005】以上が、従来一般的に行われている技術で
あるが、この技術は、キャッシュ上に参照すべきデータ
が存在する場合、必ずサーバに対してバージョン等の更
新情報を問い合わせなければならないため、コンピュー
タネットワークの負荷が大きくなるという問題点があっ
た。
【0006】このような問題点を解決する従来の技術と
して、例えば、特開平7−319750号公報に記載さ
れた技術が知られている。
【0007】この特開平7−319750号公報に記載
された技術では、サーバは、1つのファイルを複数のブ
ロックに分割して管理し、クライアントは、ブロック単
位でファイルをキャッシングするようにしている。そし
て、クライアントは、キャッシングしている各ブロック
の状態を、ブロックが最新であることを表す第1の状態
と、ブロックの最新性が疑わしい第2の状態とに分類し
て管理している。
【0008】クライアントは、参照するブロックがキャ
ッシュ上に存在しない場合は、サーバからそのデータを
キャッシングし、ブロックの状態を第1の状態とする。
また、クライアントは、参照するブロックがキャッシュ
上に存在し、且つブロックの状態が第1の状態の場合
は、キャッシュ上のブロックを参照する。また、参照す
るブロックがキャッシュ上に存在するが、ブロックの状
態が第2の状態である場合は、サーバに対してブロック
の最新性の問い合わせを行う。その結果、最新であるこ
とが判明した時は、ブロックの状態を第1の状態にした
後、キャッシュ上のブロックを参照し、最新でないこと
が判明した時は、そのブロックを再キャッシングしてブ
ロックの状態を第1の状態にした後、キャッシュ上のブ
ロックを参照する。
【0009】一方、サーバは、自装置内のファイルが更
新された場合は、そのファイル中のブロックを第1の状
態のブロックとしてキャッシングしているクライアント
に対してファイルが更新されたことを通知する。この通
知を受けるたクライアントは、キャッシングしている上
記ファイル中のブロックの状態を第2の状態に変更す
る。
【0010】この従来の技術によれば、第1の状態のブ
ロックは、最新性が保証されるため、状態が第1のブロ
ックについては、参照時に、サーバに対して最新性を問
い合わせる必要がなくなり、コンピュータネットワーク
の負荷を軽減することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平7−3
19750号公報に記載されている技術には、次のよう
な問題点がある。
【0012】第1の問題点は、サーバとクライアントと
の間の通信路の障害等により、サーバとクライアントと
の間で通信を行えなくなった場合、キャッシュ上のデー
タの有効性を全く保証できなくなってしまうという点で
ある。
【0013】その理由は、次の通りである。上述した従
来の技術では、サーバ上のファイルが更新された場合、
サーバがクライアントに対してファイルが更新されたこ
とを通知し、この通知を受けたクライアントが上記ファ
イル中のデータの状態を、そのデータが有効であること
を示す第1の状態から有効性が疑わしいことを示す第2
の状態に変更するようにしている。このため、サーバと
クライアントとの間で通信を行えない状態になると、サ
ーバ上のファイルが更新されても、キャッシュ上のデー
タの状態は、第1の状態のままとなってしまう。つま
り、上述した従来の技術では、サーバとクライアントと
の間で通信が行えなくなると、有効でないデータを、有
効なデータとしてしまう場合があるからである。
【0014】第2の問題点は、サーバ上のデータが更新
されることにより、クライアントのキャッシュに格納さ
れていたデータが最新でなくなった場合でも、キャッシ
ュ上のデータが十分有効であるというデータ(例えば、
日付けが同じならば、版数が異なっていても余り問題に
ならない新聞データ等)もあるが、上述した従来の技術
では、そのようなデータであっても、コンピュータネッ
トワークを介してサーバ上の最新のデータをアクセスす
るため、コンピュータネットワークの負荷が高くなると
いう点である。
【0015】その理由は、次の通りである。上述した従
来の技術では、個々のデータ提供者の意図に関係なく、
システムで定めた一意の方法でデータの有効,無効を判
定している。この判定は、キャッシュ上のデータのバー
ジョン,更新時刻等の更新情報が、サーバ上の最新の更
新情報と一致するか否かに基づいて行われる。従って、
サーバ上のデータが更新されれば、ほとんどの場合、ク
ライアントのキャッシュデータは無効となり、コンピュ
ータネットワークを介して再度アクセスしなければなら
ないからである。
【0016】第3の問題点は、予め一定の条件となると
無効になることが判っているデータであっても、そのデ
ータが無効なデータであることを示すためには、サーバ
上のデータを更新或いは削除しなければならないという
点である。
【0017】その理由は、上述した従来の技術では、サ
ーバ上のデータに、それが無効になる条件を設定できな
いためである。
【0018】そこで、本発明の目的は、サーバとクライ
アントとの間で通信を行えなくなった場合に於いても、
クライアントのキャッシュ上のデータの有効性を一定の
範囲で保証できるようにすると共に、一定の条件で無効
になるキャッシュ上のデータの有効,無効をクライアン
トに於いて管理できるようにすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーバとクラ
イアントとの間で通信が行えなくなった場合に於いて
も、クライアントのキャッシュ上のデータの有効性を一
定の範囲で保証できるようにするため、次のようにして
いる。
【0020】図1に示すように、サーバ(1)は、複数
のサーバデータ(12)が格納されているサーバファイ
ル(11)を有している。各サーバデータ(12)は、
データ本体(13)と、置き換え条件を含む更新ルール
(14)とから構成される。置き換え条件は、それと対
応するデータ本体(13)をキャッシュデータ本体(2
7)としてキャッシングしているクライアント(2)が
どのような場合にキャッシュデータ本体(27)をそれ
と対応するサーバ(1)上のデータ本体(13)と置き
換えなければならないのかを示す。更に、サーバ(1)
は、クライアント(2)から要求されたデータ本体(1
3)と、それと対になっている更新ルールとをクライア
ント(2)へ転送する転送手段(15)を備えている。
【0021】クライアント(2)は、サーバファイル
(11)に格納されているデータ本体(13),更新ル
ール(14)の一部の写しがそれぞれキャッシュデータ
本体(27),キャッシュ更新ルール(28)として格
納されたキャッシュ(24)を備えている。
【0022】また、クライアント(2)は、参照要求さ
れたデータ本体(13)がキャッシュデータ本体(2
7)としてキャッシュ(24)に格納されている場合
は、キャッシュデータ本体(27)と対になっているキ
ャッシュ更新ルール(28)に基づいてキャッシュデー
タ本体(27)をそれと対応するサーバファイル(1
1)に格納されているデータ本体(13)と置き換える
必要があるか否かを調べ、置き換えが必要な場合は、キ
ャッシュデータ本体(27)の置き換え要求を出力する
キャッシュ更新判定手段(22)を備えている。
【0023】更に、クライアント(2)は、キャッシュ
更新判定手段(22)から出力された置き換え要求が示
すキャッシュデータ本体(27)と対応するデータ本体
(13)をサーバ(1)に対して要求し、この要求に応
答してサーバ(1)から転送されてきたデータ本体(1
3)及び更新ルール(14)を、キャッシュ(24)に
格納されている対応するキャッシュデータ本体(2
7),キャッシュ更新ルール(28)と置き換えるサー
バデータ読み込み手段(21)を備えている。
【0024】また、本発明は、サーバとクライアントと
が通信を行えなくなった場合に於いても、キャッシュ上
のデータの有効性を或る一定の範囲で保証できるように
するため、一定の条件が満たされた場合にサーバ上に於
いて所定の更新操作が行われるデータ本体と対応するク
ライアント上のキャッシュデータ本体に対して、クライ
アントが独自に、上記一定の条件が満たされた時、サー
バが行う更新操作と同じ更新操作を行えるようにしてい
る。
【0025】即ち、更新ルール(14)は、それと対に
なっているデータ本体(13)をキャッシュデータ本体
(27)としてキャッシングしているクライアント
(2)が、どのような場合にどのような更新操作をキャ
ッシュデータ本体(27)に対して行わなければならな
いのかを示す更新条件を含んでいる。また、キャッシュ
更新判定手段(22)は、参照要求されたデータ本体
(13)がキャッシュデータ本体(27)としてキャッ
シュ(24)に格納され、且つキャッシュデータ本体
(27)と対のキャッシュ更新ルール(28)が更新条
件を含む場合は、その更新条件に基づいてキャッシュデ
ータ本体(27)に対して更新操作を行うことが必要で
あるか否かを判断し、必要であると判断した場合は、そ
の更新条件に従ってキャッシュデータ本体(27)を更
新する構成を備えている。
【0026】更に、本発明は、一定の条件で無効になる
データ本体と対応するキャッシュデータ本体の有効,無
効をクライアントに於いて独自に管理できるようにする
ため、次のようにしている。
【0027】更新ルール(14)は、それと対になって
いるデータ本体(13)の有効期限を示す有効期限情報
を含んでいる。また、キャッシュ更新判定手段(22)
は、参照要求されたデータ本体(13)がキャッシュデ
ータ本体(27)としてキャッシュ(24)に格納さ
れ、且つキャッシュデータ本体(27)と対のキャッシ
ュ更新ルール(28)が有効期限情報を含む場合は、有
効期限情報に基づいてキャッシュデータ本体(27)が
有効であるか否かを判断し、有効でないと判断した場合
は、キャッシュデータ(25)を削除する構成を備えて
いる。
【0028】
【作用】サーバファイル(11)にデータ本体(13)
を格納する際、置き換え条件や有効期限や更新条件を含
む更新ルール(14)もデータ本体(13)と対にして
同時に格納する。
【0029】キャッシュ更新判定手段(22)は、参照
要求されたデータ本体(13)がキャッシュデータ本体
(27)としてキャッシュ(24)に格納されている場
合は、キャッシュデータ本体(27)と対になっている
キャッシュ更新ルール(28)に基づいて、キャッシュ
データ本体(27)をそれと対応するデータ本体(1
3)と置き換える必要があるか、キャッシュデータ本体
(27)を含むキャッシュデータ(25)を削除する必
要があるか、キャッシュデータ本体(27)を更新する
必要があるか等を調べる。
【0030】そして、キャッシュデータ本体(27)を
含むキャッシュデータ(25)を削除する必要があると
判断した場合は、キャッシュデータ(25)を削除し、
更新する必要があると判断した場合は、キャッシュ更新
ルール(28)に従った更新操作を行う。また、置き換
えが必要であると判断した場合は、上記キャッシュデー
タ本体(27)の置き換え要求を出力する。
【0031】サーバデータ読み込み手段(21)は、キ
ャッシュ更新判定手段(22)から出力された置き換え
要求が示すキャッシュデータ本体(27)と対応するデ
ータ本体(13)をサーバ(1)に対して要求する。
【0032】サーバ(1)内の転送手段(15)は、サ
ーバデータ読み込み手段(21)からの要求を受ける
と、要求されたデータ本体(13)と、それと対になっ
ている更新ルール(14)とをクライアント(2)へ転
送する。
【0033】サーバデータ読み込み手段(21)は、サ
ーバ(1)からデータ本体(13),更新ルール(1
4)が送られてくると、キャッシュ(24)に格納され
ている対応するキャッシュデータ本体(27),キャッ
シュ更新ルール(28)を、送られてきたデータ本体
(13),更新ルール(14)で置き換える。
【0034】このように、キャッシュデータ本体(2
7)と置き換え条件を含むキャッシュ更新ルール(2
8)とを対にすることにより、サーバ(1)とクライア
ント(2)とが通信を行えなくなった状態に於いても、
クライアント(2)が独自にキャッシュデータ本体(2
7)の置き換えを行うことが必要か否かを、即ちキャッ
シュデータ本体(27)が有効か否かを判断することが
できる。
【0035】また、キャッシュデータ本体(27)と更
新条件を含むキャッシュ更新ルール(28)とを対にす
ることにより、一定の条件が満たされた場合にサーバ
(1)上に於いて所定の更新操作が行われるデータ本体
(13)と対応するキャッシュデータ本体(27)に対
して、クライアント(2)が独自に、上記一定の条件が
満たされた時、サーバ(1)が行う更新操作と同じ更新
操作を行ない、その有効性を保証する。
【0036】更に、キャッシュデータ本体(27)と有
効期限を含むキャッシュ更新ルール(28)とを対にす
ることにより、一定の条件で無効になるデータ本体(1
3)と対応するキャッシュデータ本体(27)の有効,
無効をクライアント(2)に於いて独自に管理できる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0038】図1は、本発明の実施の形態を表すブロッ
ク図であり、サーバ1と、クライアント2と、サーバ1
とクライアント2とを接続する通信路3とから構成され
ている。
【0039】サーバ1は、サーバファイル11と、転送
手段15とを備えている。また、クライアント2は、サ
ーバデータ読み込み手段21と、キャッシュ更新判定手
段22と、データ参照手段23と、キャッシュ24と備
えている。
【0040】サーバファイル11には、複数のサーバデ
ータ12が格納されている。各サーバデータ12は、そ
れぞれデータ本体13と、更新ルール14とから構成さ
れている。
【0041】データ本体13は、クライアント2のユー
ザが参照するデータである。更新ルール14は、それと
対になっているデータ本体13の有効期限,置き換え条
件,更新条件を含み、サーバデータ12の格納時にデー
タの格納者が決定し、データ本体13と共に格納する。
【0042】更新ルール14に含まれる有効期限は、例
えば下記(A)の形式を有する。
【0043】 (A) 参照時刻>サーバデータの有効時刻:: データ削除
【0044】この(A)に示した有効期限は、クライア
ント2でのデータの参照時刻が、サーバデータ12の有
効時刻を過ぎている場合、クライアント2のキャッシュ
24から該当するキャッシュデータ25を削除すること
を指示するものである。
【0045】また、更新ルール14に含まれる置き換え
条件は、例えば、下記(B)の形式を有する。
【0046】 (B) 参照時刻−キャッシュ読み込み時刻>Tv:: データ読み込み
【0047】この置き換え条件は、クライアント2での
データの参照時刻が、キャッシュ24への読み込み時刻
から更新期間Tv以上経過していた場合には、通信路3
を介してサーバデータ12がアクセス可能ならば、キャ
ッシュ24に再度読み込むことを指定するものである。
【0048】また、更新ルール14に含まれる更新条件
は、例えば、下記(C)の形式を有する。
【0049】 (C) 現在の日付け≠キャッシュ参照日付け:: キャッシュ参照日付け更新 キャッシュデータ本体内表示日付け更新
【0050】この更新条件は、クライアント2がキャッ
シュ24を参照する際、その時の日付けが、直前のクラ
イアント2でのキャッシュ参照の日付けを表すキャッシ
ュ参照日付けと異なる場合、或いはキャッシュ参照日付
けが未設定の場合、キャッシュ参照日付けを現在の日付
けに更新し、更に、キャッシュデータ本体27内にある
表示日付けを現在の日付けに更新することを指示するも
のである。
【0051】転送手段15は、クライアント2から要求
されたデータ本体13と、それと対になっている更新ル
ール14とをクライアント2へ転送する機能を有する。
【0052】一方、クライアント2が備えている各手段
21〜23,キャッシュ24は、次のような構成,機能
を備えている。
【0053】キャッシュ24には、複数のキャッシュデ
ータ25が格納されている。キャッシュデータ25は、
キャッシュ情報26,キャッシュデータ本体27,キャ
ッシュ更新ルール28とから構成されている。
【0054】キャッシュデータ本体27,キャッシュ更
新ルール28は、サーバファイル11に格納されている
データ本体13,更新ルール14の写しである。キャッ
シュ情報26には、サーバデータ12のキャッシュ24
への読み込み時刻が含まれる。
【0055】データ参照手段23は、ユーザによってデ
ータの参照が要求された時、キャッシュ更新判定手段2
2に制御を渡し、その後、キャッシュ更新判定手段22
から制御が戻された時、キャッシュ24内に参照要求さ
れた有効なデータがあるか否かを検索し、存在する場合
には、キャッシュデータ本体27を参照データとしてユ
ーザに提示し、存在しない場合は、そのことをユーザに
知らせる。
【0056】キャッシュ更新判定手段22は、データ参
照手段23から制御が渡された時、参照要求されている
データがキャッシュデータ25としてキャッシュ24上
に存在するか否かを調べる。そして、参照要求されたデ
ータがキャッシュ24上に存在しない場合は、サーバデ
ータ読み込み手段21に制御を渡してキャッシュ24上
に該当するデータを追加することを要求する。これに対
して、参照要求されたデータがキャッシュ24上にキャ
ッシュデータ25として存在する場合、或いは、参照要
求されたデータがサーバデータ読み込み手段21によっ
てキャッシュ24に追加された場合は、そのキャッシュ
データ25中のキャッシュ更新ルール28に従ってキャ
ッシュデータ25の削除,サーバデータ読み込み手段2
1に対してキャッシュデータ25の置き換えを要求する
処理,キャッシュデータ25の更新処理等を行う。
【0057】サーバデータ読み込み手段21は、キャッ
シュ更新判定手段22によって追加要求,置き換え要求
されたキャッシュデータ25に対応するサーバデータ1
2を通信路3を介してアクセスし、サーバデータ12を
構成するデータ本体13,更新ルール14をキャッシュ
データ本体27,キャッシュ更新ルール28としてキャ
ッシュ24に追加したり、該当するキャッシュデータ本
体27,キャッシュ更新ルール28と置き換える処理を
行う。更に、サーバデータ12の読み込み時刻をキャッ
シュ情報26に設定する。
【0058】次に、図2の流れ図を参照して図1のデー
タ参照時の動作を説明する。
【0059】先ず、クライアント2のユーザが、サーバ
ファイル11に格納されている複数のサーバデータ12
の内の、識別子がIDiのサーバデータ12を初めて参
照する場合を例に取って、図1の動作を説明する。
【0060】ユーザは、上記識別子IDiを含む参照要
求をデータ参照手段23に入力する。
【0061】データ参照手段23は、参照要求が入力さ
れると、キャッシュ更新判定手段22に制御を渡すと共
に、上記識別子IDiを渡す(S1)。
【0062】キャッシュ更新判定手段22は、上記識別
子IDiが渡されると、キャッシュ24中に識別子がI
Diのサーバデータ12の写し(識別子がIDiのキャ
ッシュデータ25)が存在するか否かを調べる(S
2)。
【0063】この例の場合、最初の参照であり、キャッ
シュ24には、識別子IDiのキャッシュデータ25は
存在しないので、S2の判断結果は、NOとなる。
【0064】S2の判断結果がNOとなると、キャッシ
ュ更新判定手段22は、サーバデータ読み込み手段21
に制御を渡すと共に、上記識別子IDiを含む追加要求
をサーバデータ読み込み手段21に渡す(S3)。
【0065】サーバデータ読み込み手段21は、追加要
求が渡されると、通信路3を介してサーバ1に識別子I
Diのサーバデータ12の読み込みを要求する読み込み
要求を送り、この読み込み要求に応答してサーバ1から
サーバデータ12が送られてくると、そのデータ本体1
3,更新ルール14をそれぞれキャッシュデータ本体2
7,キャッシュ更新ルール28として含み、且つその時
の時刻をキャッシュ情報26として含む、識別子IDi
で表されるキャッシュデータ25をキャッシュ24に追
加格納する(S4)。尚、クライアント2からサーバ1
に送られた読み込み要求は、サーバ1内の転送手段15
で受け付けられ、転送手段15は、読み込み要求を受け
付けると、それによって要求されているサーバデータ1
2をサーバファイル11から読み出し、通信路3を介し
てクライアント2へ送る。
【0066】サーバデータ読み込み手段21は、識別子
IDiのサーバデータ12を、識別子IDiのキャッシ
ュデータ25としてキャッシュ24に格納すると、制御
をキャッシュ更新判定手段22に戻す。
【0067】これにより、キャッシュ更新判定手段22
は更新判定処理を行う(S5)。このS5の更新判定処
理では、次のような処理を行う。
【0068】先ず、識別子がIDiのキャッシュデータ
25に含まれているキャッシュ更新ルール28を入力す
る。
【0069】今、例えば、キャッシュ更新ルール28
に、(A)に示した有効期限のみが設定されている場合
は、現在時刻がキャッシュ更新ルール28に設定されて
いるサーバデータ12の有効時刻を過ぎているか否かを
調べる。そして、過ぎていない場合は、直ちに制御をデ
ータ参照手段23に戻し、過ぎている場合は、キャッシ
ュ24中に存在する識別子がIDiのキャッシュデータ
25を削除した後、データ参照手段23に制御を戻す。
【0070】また、キャッシュ更新ルール28に、
(B)に示した置き換え条件のみが設定されている場合
は、キャッシュ更新判定手段22は、先ず、現在時刻が
キャッシュ情報26に設定されているキャッシュ24へ
の読み込み時刻からキャッシュ更新ルール28に設定さ
れている更新期間Tv以上経過している否かを調べる。
そして、更新期間Tv以上経過してない場合は、直ちに
制御をデータ参照手段23に戻す。これに対し、更新期
間Tv以上経過している場合は、キャッシュ24内のデ
ータが無効であるので、サーバ1との通信が可能な状態
であれば、サーバデータ読み込み手段21に制御を渡す
と共に、識別子IDiを含む置き換え要求を渡す。尚、
サーバ1との通信が不可能な状態であれば、キャッシュ
更新判定手段22は、キャッシュ24中の識別子IDi
のキャッシュデータ25のキャッシュ情報26にそれが
無効であることを示す情報を設定する。
【0071】サーバデータ読み込み手段21は、キャッ
シュ更新判定手段22から置き換え要求が渡されると、
サーバ1に対して識別子IDiのサーバデータ12を要
求する。
【0072】この要求に応答して、サーバ1から識別子
IDiのサーバデータ12が送られてくると、サーバデ
ータ読み込み手段21は、サーバデータ12中のデータ
本体13,更新ルール14を、識別子がIDiのキャッ
シュデータ25のキャッシュデータ本体27,キャッシ
ュ更新ルール28と置き換える。更に、上記キャッシュ
データ25のキャッシュ情報26に読み込み時刻を設定
する。その後、サーバデータ読み込み手段21は、キャ
ッシュ更新判定手段22に制御を戻す。これにより、キ
ャッシュ更新判定手段22は、データ参照手段23に制
御を戻す。
【0073】また、キャッシュ更新ルール28に、
(C)に示した更新条件のみが設定されている場合は、
キャッシュ情報26にキャッシュ参照日付けが設定され
ているかを調べ、設定されている場合は、更に、キャッ
シュ参照日付けが現在の日付けと一致しているかを調べ
る。そして、キャッシュ参照日付けが未設定の場合或い
はキャッシュ参照日付けと現在の日付けとが異なる場合
は、キャッシュ情報26中のキャッシュ参照日付けを現
在の日付けに更新し、キャッシュデータ本体27中の表
示日付けを現在の日付けに更新する。
【0074】また、キャッシュ更新ルール28に、上記
した有効期限,置き換え条件,更新条件が組み合わされ
て設定されている場合は、設定されている順番で上記し
た処理を行う。但し、有効期限に基づいて、そのキャッ
シュデータ25が無効であると、判断した場合は、その
後ろに、置き換え条件や更新条件が設定されていても、
それらについては処理を行わずに、制御をデータ参照手
段23に戻す。
【0075】データ参照手段23は、キャッシュ更新判
定手段22から制御が戻されると、検索処理を行う(S
6)。
【0076】S6の検索処理では、次のような処理を行
う。先ず、キャッシュ24を検索し、参照要求された識
別子IDiのキャッシュデータ25を探す。識別子ID
iのキャッシュデータ25を探し出せた場合は、キャッ
シュ情報26が無効を示しているか否かを調べる。そし
て、無効を示していなければ、キャッシュデータ本体2
7を参照データとしてユーザに提示し、無効を示してれ
ば、ユーザにそのことを提示する。また、識別子IDi
のキャッシュデータ25を探し出せなかった場合は、そ
のことをユーザに提示する。
【0077】次に、クライアント2のユーザが、識別子
IDiのサーバデータ12を再度参照する場合の動作を
説明する。
【0078】クライアント2のユーザは、最初に参照す
る場合と同様に、識別子IDiを含む参照要求をデータ
参照手段23に入力する。
【0079】これにより、データ参照手段23は、キャ
ッシュ更新判定手段22に制御を渡すと共に、識別子I
Diを渡す(S1)。
【0080】キャッシュ更新判定手段22は、データ参
照手段23から識別子IDiが渡されると、キャッシュ
24中に、識別子IDiのキャッシュデータ25が存在
するか否かを調べる(S2)。この例の場合、キャッシ
ュ24中には、識別子IDiのキャッシュデータ25が
格納されているので、S2の判断結果は、YESとな
る。
【0081】S2の判断結果がYESとなると、キャッ
シュ更新判定手段22は、前述した更新判定処理を行い
(S5)、その後、制御をデータ参照手段23に戻す。
データ参照手段23は、キャッシュ更新判定手段22か
ら制御が戻されると、前述した検索処理を行う。
【0082】以上の動作で示されるように、本発明の実
施の形態によれば、キャッシュ24に格納されているキ
ャッシュデータ25が、置き換えや更新が必要なもので
あるか否かを、即ち有効なキャッシュデータであるのか
を、サーバ1と通信を行うことなく、キャッシュデータ
25中のキャッシュ更新ルール28に基づいて、クライ
アント2で独自に判断することができるので、サーバ1
とクライアント2との間で通信を行えなくなった場合で
あっても、キャッシュ24中のデータの有効性を一定の
範囲で保証することができる。
【0083】
【実施例】次に、実施の形態の実施例について図面を参
照して詳細に説明する。
【0084】図3は、本発明の実施の形態の実施例を表
すブロック図であり、WWW(World Wide
Web)サーバ4と、クライアント5と、両者を接続す
る通信路6とから構成されている。
【0085】WWWサーバ4は、サーバファイル41
と、転送手段45とを備えている。
【0086】サーバファイル41には、複数のWWWデ
ータ42が格納されている。各WWWデータ42は、H
TML(ハイパーテキスト・マークアップ言語)で記述
されたHTMLデータ43と、更新スクリプト44とか
ら構成されている。
【0087】HTMLデータ43は、クライアント5の
ユーザが参照するデータである。更新スクリプト44
は、それと対になっているHTMLデータ43の有効期
限,置き換え条件,更新条件を含み、WWWデータ42
の格納時にデータの格納者が決定し、HTMLデータ4
3と共に格納する。
【0088】更新スクリプト44に含まれる有効期限は
例えば下記(D)の形式を有する。
【0089】
【0090】この(D)に示した有効期限は、クライア
ント5でのデータの参照時刻が、1998年2月11日
を過ぎている場合、クライアント5のキャッシュ54か
ら該当するキャッシュデータ55を削除することを指示
するものである。
【0091】また、更新スクリプト44に含まれる置き
換え条件は、例えば、下記(E)の形式を有する。
【0092】 (E) if(time( )>AddDate(Cache −>read time,1)) Reread( ) ;
【0093】この置き換え条件は、クライアント5での
データの参照時刻が、クライアント5内のキャッシュ5
4への読み込み時刻から1日以上経過していた場合に
は、キャッシュ54内のデータが無効であるので、通信
路6を介してWWWデータ42がアクセス可能ならば、
キャッシュ54に再度読み込むことを指定したルールで
ある。
【0094】また、更新ルール44に含まれる更新条件
は、例えば、下記(F)の形式を有する。
【0095】 (F) if(date( )<>Cache −>ref date) { Cache−>ref date=date( ); Date modify(&Cache −>HTML[Cache−>disp date], date( ) ); }
【0096】この更新条件は、クライアント5でデータ
を参照する現在の日付けが、クライアント5内のキャッ
シュ54に格納されている参照日付けと異なる場合、キ
ャッシュ54に格納されている参照日付けを現在の日付
けに更新し、更に、キャッシュHTMLデータ57内の
表示日付けを表す部分に現在の日付けを設定することを
指示するものである。
【0097】転送手段45は、クライアント5から要求
されたHTMLデータ43と、それと対になっている更
新スクリプト44とをクライアント5へ転送する機能を
有する。
【0098】一方、クライアント5は、WWWデータ読
み込み手段51と、キャッシュ更新判定手段52と、W
WWブラウザ53と、キャッシュ54とを備えている。
【0099】キャッシュ54には、複数のキャッシュデ
ータ55が格納されている。キャッシュデータ55は、
キャッシュ情報56,キャッシュHTMLデータ57,
キャッシュ更新スクリプト58とから構成されている。
【0100】キャッシュHTMLデータ57,キャッシ
ュ更新スクリプト58は、サーバファイル41に格納さ
れているHTMLデータ43,更新スクリプト44の写
しである。キャッシュ情報56には、サーバデータ42
のキャッシュ54への読み込み時刻等が含まれる。
【0101】WWWブラウザ53は、ユーザによってデ
ータの参照が要求された時、キャッシュ更新判定手段5
2に制御を渡し、その後、キャッシュ更新判定手段52
から制御が戻された時、キャッシュ54内に参照要求さ
れた有効なデータがあるか否かを検索し、存在する場合
には、キャッシュHTMLデータ57を参照データとし
てユーザに提示し、存在しない場合は、そのことをユー
ザに知らせる。
【0102】キャッシュ更新判定手段52は、WWWブ
ラウザ53から制御が渡された時、参照要求されている
データがキャッシュデータ55としてキャッシュ54上
に存在するか否かを調べる。そして、参照要求されたデ
ータがキャッシュ54上に存在しない場合は、WWWデ
ータ読み込み手段51に制御を渡してキャッシュ54上
に該当するデータを追加することを要求する。これに対
して、参照要求されたデータがキャッシュ54上にキャ
ッシュデータ55として存在する場合、或いは、参照要
求されたデータがWWWデータ読み込み手段51によっ
てキャッシュ54に追加された場合は、そのキャッシュ
データ55中のキャッシュ更新スクリプト58に従って
キャッシュデータ55の削除,WWWデータ読み込み手
段51に対してキャッシュデータ55の置き換えを要求
する処理,キャッシュデータ55の更新処理等を行う。
【0103】WWWデータ読み込み手段51は、キャッ
シュ更新判定手段52によって追加要求,置き換え要求
されたデータに対応するWWWデータ42を通信路6を
介してアクセスし、WWWデータ42を構成するHTM
Lデータ43,更新スクリプト44をキャッシュHTM
Lデータ57,キャッシュ更新スクリプト58としてキ
ャッシュ54に追加したり、該当するキャッシュHTM
Lデータ57,キャッシュ更新スクリプト58と置き換
える処理を行う。更に、サーバデータ42のキャッシュ
54への読み込み時刻をキャッシュ情報56に設定す
る。
【0104】次に、図2の流れ図を参照して図3の動作
を説明する。
【0105】先ず、クライアント5のユーザが、サーバ
ファイル41に格納されている複数のWWWデータ42
の内の、識別子がIDjのサーバデータ42を初めて参
照する場合を例にとって、図3の動作を説明する。
【0106】ユーザは、上記識別子IDjを含む参照要
求をWWWブラウザ53に入力する。
【0107】WWWブラウザ53は、参照要求が入力さ
れると、キャッシュ更新判定手段52に制御を渡すと共
に、上記識別子IDjを渡す(S1)。
【0108】キャッシュ更新判定手段52は、上記識別
子IDjが渡されると、キャッシュ54中に識別子がI
Djのサーバデータ42の写し(識別子がIDiのキャ
ッシュデータ55)が存在するか否かを調べる(S
2)。
【0109】この例の場合、最初の参照であり、キャッ
シュ54には、識別子IDjのキャッシュデータ55は
存在しないので、S2の判断結果は、NOとなる。
【0110】S2の判断結果がNOとなると、キャッシ
ュ更新判定手段52は、WWWデータ読み込み手段51
に制御を渡すと共に、上記識別子IDjを含む追加要求
をWWWデータ読み込み手段51に渡す(S3)。
【0111】WWWデータ読み込み手段51は、追加要
求が渡されると、通信路6を介してWWWサーバ4に識
別子IDjのサーバデータ42の読み込みを要求する読
み込み要求を送り、この読み込み要求に応答してWWW
サーバ4からWWWデータ42が送られてくると、その
HTMLデータ43,更新スクリプト44をそれぞれキ
ャッシュHTMLデータ57,キャッシュ更新スクリプ
ト58として含み、且つその時の時刻をキャッシュ情報
56として含む、識別子IDjで表されるキャッシュデ
ータ55をキャッシュ54に追加格納する(S4)。
尚、クライアント5からWWWサーバ4に送られた読み
込み要求は、WWWサーバ4の転送手段45で受け付け
られ、転送手段45は、読み込み要求を受け付けると、
それによって要求されているWWWデータ42をサーバ
ファイル41から読み出し、通信路6を介してクライア
ント5へ送る。
【0112】WWWデータ読み込み手段51は、識別子
IDjのWWWデータ42を、識別子IDjのキャッシ
ュデータ55としてキャッシュ54に格納すると、制御
をキャッシュ更新判定手段52に戻す。
【0113】これにより、キャッシュ更新判定手段52
は更新判定処理を行う(S5)。このS5の更新判定処
理では、キャッシュ更新判定手段52は、次のような処
理を行う。
【0114】先ず、識別子がIDjのキャッシュデータ
55に含まれているキャッシュキャッシュ更新スクリプ
ト58を入力する。
【0115】今、例えば、キャッシュ更新スクリプト5
8に、(D)に示した有効期限のみが設定されている場
合は、現在の日時がキャッシュ更新スクリプト58に設
定されている1998年2月11日を過ぎているか否か
を調べる。そして、過ぎていない場合は、直ちに制御を
WWWブラウザ53に戻し、過ぎている場合は、キャッ
シュ54中に存在する識別子がIDjのキャッシュデー
タ55を削除した後、制御をWWWブラウザ53に戻
す。
【0116】また、キャッシュ更新スクリプト58に、
(E)に示した置き換え条件のみが設定されている場合
は、キャッシュ更新判定手段22は、先ず、現在の日時
がキャッシュ情報56に設定されているキャッシュ54
への読み込み時刻から1日以上経過しているか否かを調
べる。そして、経過してない場合は、直ちに制御をWW
Wブラウザ53に戻す。これに対し、1日以上経過して
いる場合は、キャッシュ54内のデータが無効であるの
で、WWWサーバ4との通信が可能な状態であれば、W
WWデータ読み込み手段51に制御を渡すと共に、識別
子IDjを含む置き換え要求を渡す。尚、WWWサーバ
4との通信が不可能な状態であれば、キャッシュ54中
の識別子IDjのキャッシュデータ55のキャッシュ情
報56にそれが無効であることを示す情報を設定する。
【0117】WWWデータ読み込み手段51は、キャッ
シュ更新判定手段52から置き換え要求が渡されると、
WWWサーバ4に対して識別子IDjのサーバデータ4
2を要求する。
【0118】この要求に応答して、WWWサーバ4から
識別子IDjのサーバデータ42が送られてくると、W
WWデータ読み込み手段51は、サーバデータ42中の
HTMLデータ43,更新スクリプト44を、識別子が
IDjのキャッシュデータ55のキャッシュHTMLデ
ータ57,キャッシュ更新スクリプト58と置き換え
る。更に、上記キャッシュデータ55のキャッシュ情報
56に読み込み時刻を設定する。その後、WWWデータ
読み込み手段51は、キャッシュ更新判定手段52に制
御を戻す。これにより、キャッシュ更新判定手段52
は、WWWブラウザ53に制御を戻す。
【0119】また、キャッシュ更新スクリプト58に、
(F)に示した更新条件のみが設定されている場合は、
キャッシュ情報56に参照日付けが設定されているかを
調べ、設定されている場合は、更に、参照日付けが現在
の日付けと一致しているかを調べる。そして、参照日付
けが未設定の場合或いは参照日付けと現在の日付けとが
異なる場合は、キャッシュ情報56中の参照日付けを現
在の日付けに更新し、更に、キャッシュHTMLデータ
57中の表示日付けを現在の日付けに更新する。
【0120】また、キャッシュ更新スクリプト58に、
上記した有効期限,置き換え条件,更新条件が組み合わ
されて設定されている場合は、設定されている順番で上
記した処理を行う。但し、有効期限に基づいて、そのキ
ャッシュデータ55が無効であると、判断した場合は、
その後ろに、置き換え条件や更新条件が設定されていて
も、それらについては処理を行わずに、制御をWWWブ
ラウザ53に戻す。
【0121】WWWブラウザ53は、キャッシュ更新判
定手段52から制御が戻されると、検索処理を行う(S
6)。
【0122】S6の検索処理では、次のような処理を行
う。先ず、WWWブラウザ53は、キャッシュ54を検
索し、参照要求された識別子IDjのキャッシュデータ
55を探す。識別子IDjのキャッシュデータ55を探
し出せた場合は、キャッシュ情報56が無効を示してい
るか否かを調べる。そして、無効を示していなければ、
キャッシュHTMLデータ57を参照データとしてユー
ザに提示し、無効を示してれば、ユーザにそのことを提
示する。また、識別子IDjのキャッシュデータ55を
探し出せなかった場合は、そのことをユーザに提示す
る。
【0123】次に、クライアント5のユーザが、識別子
IDjを再度参照する場合の動作を説明する。
【0124】クライアント5のユーザは、最初に参照す
る場合と同様に、識別子IDjを含む参照要求をWWW
ブラウザ53に入力する。
【0125】これにより、WWWブラウザ53は、キャ
ッシュ更新判定手段52に制御を渡すと共に、識別子I
Djを渡す(S1)。
【0126】キャッシュ更新判定手段52は、WWWブ
ラウザ53から識別子IDjが渡されると、キャッシュ
54中に、識別子IDjのキャッシュデータ55が存在
するか否かを調べる(S2)。この例の場合、キャッシ
ュ54中には、識別子IDjのキャッシュデータ55が
格納されているので、S2の判断結果は、YESとな
る。
【0127】S2の判断結果がYESとなると、キャッ
シュ更新判定手段52は、前述した更新判定処理を行い
(S5)、その後、制御をWWWブラウザ53に戻す。
WWWブラウザ53は、キャッシュ更新判定手段52か
ら制御が戻されると、前述した検索処理を行う。
【0128】図4は、図1に示したキャッシュを備えた
分散データシステムのハードウェア構成を示したブロッ
ク図であり、サーバ用コンピュータ100と、クライア
ント用コンピュータ200と、両者を接続する通信路3
00と、記録媒体101,201とから構成されてい
る。
【0129】サーバ用コンピュータ100には、サーバ
用プログラムが格納された記憶媒体101が接続され、
クライアント用コンピュータ200には、クライアント
用プログラムが格納された記録媒体201が接続されて
いる。記録媒体101,201は、磁気ディスク,半導
体メモリ,その他の記録媒体である。
【0130】記録媒体101に格納されているサーバ用
プログラムは、サーバ用コンピュータ100によって読
み込まれ、サーバ用コンピュータ100の動作を制御す
ることで、サーバ用コンピュータ100上に図1に示し
た転送手段15を実現する。また、記録媒体201に格
納されいるクライアント用プログラムは、クライアント
用コンピュータ200によって読み込まれ、クライアン
ト用コンピュータ200の動作を制御することで、クラ
イアント用コンピュータ200上に、図1に示したサー
バデータ読み込み手段21,キャッシュ更新判定手段2
2,データ参照手段23を実現する。
【0131】
【発明の効果】第1の効果は、サーバとクライアントと
の間で通信が行えなくなった場合に於いても、クライア
ント内のキャッシュに格納されているデータの有効性を
一定の範囲で保証できるという点である。
【0132】その理由は、キャッシュデータ本体と、そ
れをどのような場合にサーバ上のデータ本体と置き換え
なければならないのかを示す置き換え条件を含むキャッ
シュ更新ルールとを対にしてキャッシュに格納している
からである。つまり、キャッシュ更新ルールに基づいて
クライアントが独自に、キャッシュデータ本体をサーバ
上のデータ本体と置き換える必要があるのか否かを、即
ちキャッシュデータ本体が有効であるか否かを判断する
ことができるからである。
【0133】第2の効果は、一定の条件が満たされた場
合にサーバ上に於いて所定の更新操作が行われるデータ
本体と対応するクライアント上のキャッシュデータ本体
に対して、上記一定の条件が満たされた時、クライアン
トがサーバと通信を行うことなく独自に、サーバが行う
更新操作と同じ更新操作を行えるので、コンピュータネ
ットワークの負荷を軽減でき、且つキャッシュデータ本
体の有効性をサーバと通信を行えなくなっても一定の範
囲で保証できる。
【0134】その理由は、キャッシュデータ本体に対し
てどのような場合にどのような更新操作を行わなければ
ならないのかを示す更新条件を含むキャッシュ更新ルー
ルとキャッシュデータ本体とを対にしてキャッシュに格
納し、キャッシュ更新判定手段がキャッシュ更新ルール
に基づいてキャッシュデータ本体を更新するようにして
いるからである。
【0135】第3の効果は、一定の条件で無効になるデ
ータ本体と対応するキャッシュデータ本体の有効,無効
をクライアントに於いて独自に管理できるので、コンピ
ュータネットワークの負荷を軽減できるという点であ
る。
【0136】その理由は、キャッシュデータ本体と、そ
の有効期限を示す有効期限情報を含む更新ルールとを対
にしてキャッシュに格納し、キャッシュ更新判定手段
が、更新ルールに基づいて有効期限を過ぎたキャッシュ
データを削除するようにしているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】データ参照時の処理例を示す流れ図である。
【図3】本発明の実施の形態の実施例を示すブロック図
である。
【図4】図1に示したキャッシュを備えた分散データシ
ステムのハードウェア構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1…サーバ 11…サーバファイル 12…サーバデータ 13…データ本体 14…更新ルール 15…転送手段 2…クライアント 21…サーバデータ読み込み手段 22…キャッシュ更新判定手段 23…データ参照手段 24…キャッシュ 25…キャッシュデータ 26…キャッシュ情報 27…キャッシュデータ本体 28…キャッシュ更新ルール 3…通信路 4…WWWサーバ 41…サーバファイル 42…WWWデータ 43…HTMLデータ 44…更新スクリプト 45…転送手段 5…クライアント 51…WWWデータ読み込み手段 52…キャッシュ更新判定手段 53…WWWブラウザ 54…キャッシュ 55…キャッシュデータ 56…キャッシュ情報 57…キャッシュHTMLデータ 58…キャッシュ更新スクリプト 6…通信路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ上のデータをコンピュータネット
    ワークを介して参照するクライアントが前記データの一
    部の写しを格納したキャッシュを備え、該キャッシュに
    有効なデータが格納されている場合は、前記クライアン
    トは、前記キャッシュに格納されているデータを参照す
    る、キャッシュを備えた分散データシステムに於いて、 前記サーバは、 データ本体と、該データ本体をキャッシュデータ本体と
    してキャッシングしているクライアントがどのような場
    合に前記キャッシュデータ本体をそれと対応する前記サ
    ーバ上のデータ本体と置き換えなければならないのかを
    示す置き換え条件を含む更新ルールとから構成されるサ
    ーバデータを複数格納したサーバファイルと、 前記クライアントから要求されたデータ本体と、それと
    対になっている更新ルールとを前記クライアントへ転送
    する転送手段とを備え、 前記クライアントは、 前記サーバファイルに格納されているデータ本体,更新
    ルールで構成されるサーバデータの一部の写しがキャッ
    シュデータ本体,キャッシュ更新ルールで構成されるキ
    ャッシュデータとして格納されたキャッシュと、 参照要求されたデータ本体がキャッシュデータ本体とし
    て前記キャッシュに格納されている場合は、前記キャッ
    シュデータ本体と対になっているキャッシュ更新ルール
    に基づいて前記キャッシュデータ本体をそれと対応する
    前記サーバファイルに格納されているデータ本体と置き
    換える必要があるか否かを調べ、置き換えが必要な場合
    は、前記キャッシュデータ本体の置き換え要求を出力す
    るキャッシュ更新判定手段と、 該キャッシュ更新判定手段から出力された置き換え要求
    が示すキャッシュデータ本体と対応するデータ本体を前
    記サーバに対して要求し、該要求に応答して前記サーバ
    から転送されてきたデータ本体及び更新ルールを、前記
    キャッシュに格納されている対応するキャッシュデータ
    本体,キャッシュ更新ルールと置き換えるサーバデータ
    読み込み手段とを備えたことを特徴とするキャッシュを
    備えた分散データシステム。
  2. 【請求項2】 前記置き換え条件は、それを含む更新ル
    ールと対になっているデータ本体をキャッシュデータ本
    体としてキャッシュに格納しているクライアントに於け
    る前記キャッシュデータ本体の参照時刻が、前記キャッ
    シュデータ本体を前記キャッシュに格納した時刻から所
    定時間以上経過している場合、置き換えを要求するもの
    であることを特徴とする請求項1記載のキャッシュを備
    えた分散データシステム。
  3. 【請求項3】 前記更新ルールは、該更新ルールと対に
    なっているデータ本体をキャッシュデータ本体としてキ
    ャッシングしているクライアントがどのような場合にど
    のような更新操作を前記キャッシュデータ本体に対して
    行わなければならないのかを示す更新条件を含み、 前記キャッシュ更新判定手段は、参照要求されたデータ
    本体がキャッシュデータ本体として前記キャッシュに格
    納され、且つ前記キャッシュデータ本体と対のキャッシ
    ュ更新ルールが更新条件を含む場合は、前記更新条件に
    基づいて前記キャッシュデータ本体に対して更新操作を
    行うことが必要であるか否かを判断し、必要であると判
    断した場合は、前記更新条件に従って前記キャッシュデ
    ータ本体を更新する構成を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のキャッシュを備えた分散データシステム。
  4. 【請求項4】 前記更新ルールは、該更新ルールと対に
    なっているデータ本体の有効期限を示す有効期限情報を
    含み、 前記キャッシュ更新判定手段は、参照要求されたデータ
    本体がキャッシュデータ本体として前記キャッシュに格
    納され、且つ前記キャッシュデータ本体と対のキャッシ
    ュ更新ルールが有効期限情報を含む場合は、前記有効期
    限情報に基づいて前記キャッシュデータ本体が有効であ
    るか否かを判断し、有効でないと判断した場合は、前記
    キャッシュデータ本体を削除する構成を備えたことを特
    徴とする請求項3記載のキャッシュを備えた分散データ
    システム。
  5. 【請求項5】 データ本体と、該データ本体をキャッシ
    ュデータ本体としてキャッシングしているクライアント
    がどのような場合に前記キャッシュデータ本体をそれと
    対応するサーバ上のデータ本体と置き換えなければなら
    ないのかを示す置き換え条件を含む更新ルールとから構
    成されるサーバデータを複数格納したサーバファイルを
    備えたサーバ用コンピュータを、 前記クライアントから要求されたデータ本体と、それと
    対になっている更新ルールとを前記クライアントへ転送
    する転送手段として機能させるためのサーバ用プログラ
    ムが記録されると共に、 前記サーバファイルに格納されているデータ本体,更新
    ルールで構成されるサーバデータの一部の写しがキャッ
    シュデータ本体,キャッシュ更新ルールで構成されるク
    ライアントデータとして格納されたキャッシュを備えた
    クライアント用コンピュータを、 参照要求されたデータ本体がキャッシュデータ本体とし
    て前記キャッシュに格納されている場合は、前記キャッ
    シュデータ本体と対になっているキャッシュ更新ルール
    に基づいて前記キャッシュデータ本体をそれと対応する
    前記サーバファイルに格納されているデータ本体と置き
    換える必要があるか否かを調べ、置き換えが必要な場合
    は、前記キャッシュデータ本体の置き換えを要求する置
    き換え要求を出力するキャッシュ更新判定手段、 該キャッシュ更新判定手段から出力された置き換え要求
    が示すキャッシュデータ本体と対応するデータ本体を前
    記サーバに対して要求し、該要求に応答して前記サーバ
    から転送されてきたデータ本体及び更新ルールを、前記
    キャッシュに格納されている対応するキャッシュデータ
    本体,キャッシュ更新ルールと置き換えるサーバデータ
    読み込み手段として機能させるためのクライアント用プ
    ログラムが記録された、プログラムを記録した機械読み
    取り可能な記録媒体。
JP9122923A 1997-04-25 1997-04-25 キャッシュを備えた分散データシステム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 Pending JPH10301827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122923A JPH10301827A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 キャッシュを備えた分散データシステム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9122923A JPH10301827A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 キャッシュを備えた分散データシステム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10301827A true JPH10301827A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14847959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9122923A Pending JPH10301827A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 キャッシュを備えた分散データシステム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10301827A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000222327A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Nec Corp 通信システムおよび方法
JP2002312230A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Nec Corp クライアント・サーバシステム及びそれに用いるキャッシュ制御方法並びにそのプログラム
JP2005524898A (ja) * 2002-05-02 2005-08-18 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 通信システム、対応モバイル機器、およびモバイル機器へのページ保存方法
WO2008018255A1 (fr) * 2006-08-10 2008-02-14 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif de lecture de contenu, procédé de lecture de contenu, système de lecture de contenu, dispositif de fourniture de contenu, structure de données de contenu, programme de lecture de contenu et support d'enregistrement
JP2008071092A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Casio Comput Co Ltd サーバ装置、クライアント装置、サーバベースコンピューティングシステムおよびプログラム
JP2008186065A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理システムおよび表示制御プログラム
JP2008535056A (ja) * 2005-03-24 2008-08-28 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 埋め込みウェブベース管理方法
JP2008199402A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Nec Corp 通信システム、携帯端末装置、サーバ装置及び通信方法
JP2010231570A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nec Corp ネットワークシステム及び通信トラフィックの軽減方法
JP2014035601A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Kddi Corp サーバ装置、通信装置及びプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000222327A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Nec Corp 通信システムおよび方法
JP2002312230A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Nec Corp クライアント・サーバシステム及びそれに用いるキャッシュ制御方法並びにそのプログラム
JP2005524898A (ja) * 2002-05-02 2005-08-18 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 通信システム、対応モバイル機器、およびモバイル機器へのページ保存方法
JP2008535056A (ja) * 2005-03-24 2008-08-28 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 埋め込みウェブベース管理方法
WO2008018255A1 (fr) * 2006-08-10 2008-02-14 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif de lecture de contenu, procédé de lecture de contenu, système de lecture de contenu, dispositif de fourniture de contenu, structure de données de contenu, programme de lecture de contenu et support d'enregistrement
JP2008071092A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Casio Comput Co Ltd サーバ装置、クライアント装置、サーバベースコンピューティングシステムおよびプログラム
JP2008186065A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理システムおよび表示制御プログラム
JP2008199402A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Nec Corp 通信システム、携帯端末装置、サーバ装置及び通信方法
JP2010231570A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nec Corp ネットワークシステム及び通信トラフィックの軽減方法
JP2014035601A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Kddi Corp サーバ装置、通信装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3481054B2 (ja) ゲートウェイ装置、クライアント計算機およびそれらを接続した分散ファイルシステム
US6877025B2 (en) Integrated JSP and command cache for web applications with dynamic content
US8229899B2 (en) Remote access agent for caching in a SAN file system
JP5193056B2 (ja) 無線装置の最新データを維持するための方法及びシステム
EP1546924B1 (en) Method, system, and program for maintaining data in distributed caches
US6813633B2 (en) Dynamic multi-level cache manager
US7702800B2 (en) Detecting and handling affinity breaks in web applications
US20020116582A1 (en) Batching of invalidations and new values in a web cache with dynamic content
US20020004813A1 (en) Methods and systems for partial page caching of dynamically generated content
US20030065743A1 (en) Method and system for distributing requests for content
JPH06215031A (ja) 分散データ処理装置及び方法
US20040044730A1 (en) Dynamic access of data
JP2006516341A (ja) 分散ファイルシステムを伴うストレージキャッシングの使用方法およびシステム
US20020116583A1 (en) Automatic invalidation dependency capture in a web cache with dynamic content
JPH10301827A (ja) キャッシュを備えた分散データシステム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
US20020111992A1 (en) JSP composition in a cache for web applications with dynamic content
JPH10254748A (ja) 分散共有メモリ一貫性最適制御方法
US20020112125A1 (en) Command caching to improve network server performance
US20020116448A1 (en) Cofetching in a command cache
JPH10240604A (ja) インターネットのホームページ管理システム
US9317432B2 (en) Methods and systems for consistently replicating data
JPH07239808A (ja) 分散データ管理方式
JP4665042B2 (ja) データの動的アクセス
JPH05143435A (ja) データベースシステム
JP3485915B1 (ja) ゲートウェイ装置、クライアント計算機およびプロキシサーバ計算機