JPH10300560A - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置

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JPH10300560A
JPH10300560A JP11290897A JP11290897A JPH10300560A JP H10300560 A JPH10300560 A JP H10300560A JP 11290897 A JP11290897 A JP 11290897A JP 11290897 A JP11290897 A JP 11290897A JP H10300560 A JPH10300560 A JP H10300560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
weight
sieve
container
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP11290897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Morishita
和三 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 凝集しやすい粉体であっても団塊状になるこ
となく容器内に供給され、常に一定重量を計量して容器
内に供給することのでる粉体供給装置を提供する。 【解決手段】 加振器4により振動が与えられる篩3に
対して、1つの容器Vに対して供給すべき粉体重量に略
相当する量の粉体を供給し、篩3を経た粉体を開閉弁機
構5を介して容器V内に供給するとともに、その容器V
内の粉体重量が一定重量に達した時点で開閉弁機構5を
閉鎖することで、容器Vに一定重量の粉体を供給し、し
かも篩3の目詰まりをタッピングボールの載置等の簡単
な対策によって防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコーンスタ
ーチや小麦粉あるいは抹茶等の粉体状食品や、粉体状の
医薬品、あるいは金属粉末等を、あらかじめ設定された
一定重量ずつ容器内に供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コーンスターチや小麦粉等の粉体を一定
重量ずつ容器内に供給する装置として、従来、例えば特
開昭63−258310号に開示された装置がある。
【0003】この提案装置においては、粉体を収容する
ホッパの下部開口に多孔板ないしは網を装着するととも
に、そのホッパを加振器に連結して振動を与え得るよう
構成し、振動の印加時においてのみホッパ内の粉体が多
孔板ないしは網を介して下方に落下するように多孔板な
いしは網の目の寸法を設定することにより、粉体の凝集
力に起因して粉体が団塊状に落下することを防止して、
ホッパからの粉体の流出量を経時的に安定して一様とす
ることを可能としている。これにより、粉体の供給量の
調節精度を向上させ、高精度の計量を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の提案
によれば、下部開口に微細な目の多孔板ないしは網を装
着したホッパを振動させるのであるが、多孔板ないしは
網を介してホッパから流出する粉体の流量は、多孔板や
網の目の大きさや振動のみならず、ホッパ内の粉体量に
も依存するため、粉体を安定して一様な流量で流出させ
るためには、ホッパ内の粉体量を常に略一定としておく
必要がある。すなわち、多孔板や網の上に常に相当量の
粉体を載せておく必要がある。
【0005】このような使用状態では、多孔板ないしは
網の目詰まりが生じやすく、また、その目詰まりを解消
する慣用的手段であるタッピングボールの使用が、多孔
板ないしは網上に常に多量の粉体が存在しているが故に
実質的に不可能である。従ってこの提案装置によれば、
多孔板ないしは網の目詰まりを解消するためには、例え
ば定期的もしくは必要に応じてホッパを外部から叩くた
めのハンマー等が必要となり、結局、長期にわたり安定
して粉体を一様に流出させることはできない。
【0006】本発明の目的は、凝集しやすい粉体であっ
ても団塊状になることなく容器内に供給され、しかも、
ハンマー等を用いることなく、常に高精度に一定重量を
計量して容器内に供給することのできる粉体供給装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の粉体供給装置は、その実施の形態を表す図
1を参照しつつ説明すると、容器V内に一定重量W0
粉体を供給する装置であって、加振器4により振動が与
えられる篩3と、その篩3上に一定重量W0 に略等しい
量の粉体を供給する粉体供給手段2と、篩3の下方に配
置された開閉弁機構5と、その開閉弁機構5と篩3とを
繋ぐフレキシブルなカバー6と、開閉弁機構5の下方に
配置され、容器Vを載置してその内部の粉体重量を検出
するための重量検出手段7と、その重量検出手段7から
の検出出力を入力して、容器V内の粉体重量が一定重量
0 に一致するように開閉弁機構5を制御する制御部8
を備えていることによって特徴づけられる。
【0008】本発明は、粉体を凝集させないために篩3
を用いるのであるが、その篩3上には、容器V内に供給
すべき一定重量W0 に略等しい量の粉体のみを供給す
る。従って、篩3の上の粉体量は常に少量となり、タッ
ピングボール31を篩3上に載せておく等の簡単な目詰
まり防止対策により、目詰まりの発生を防止することが
でき、粉体を凝集させることなく安定して微小量ずつ落
下させることができる。
【0009】そして、容器V内に供給される粉体の最終
的な重量は、篩3を経た粉体をフレキシブルなカバー6
を介して開閉弁機構5に導き、その開閉弁機構5を重量
検出手段7による重量検出出力に基づいて開閉すること
によって制御されるため、常に高精度なものとすること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の全体
構成図で、機械的構成を表す模式図と、電気的構成を示
すブロック図とを併記して示す図である。
【0011】容器V内に供給すべき粉体はホッパ1内に
収容される。ホッパ1には、その内部に、モータ(図示
せず)によって回転か与えられる回転翼11が設けられ
ており、この回転翼1aの回転により、ホッパ1内の粉
体がその底部に形成された排出口1bから落下するよう
になっている。
【0012】ホッパ1の排出口1bの直下には、フィン
フィーダー2が配設されている。このフィンフィーター
2は、図2にその平面図を示すように、カップ状本体2
1の内部に、放射状に多数のフィン22・・22を固着し
た回転軸23が配設され構造を有し、回転軸23はカッ
プ状本体21の底板21aを貫通して外部に臨み、その
先端に固定されたタイミングプーリとタイミングベルト
24を介してモータ25によって、間欠的に所定角度ず
つ回動される。カップ状容器21の底板21aには、各
フィン22間の空隙に相当する形状を有する開口部21
bが形成されている。このような構成において、ホッパ
1からの粉体をカップ状本体21内に満たした状態で回
転軸23をフィン22の配設ピッチ角度の整数倍だけ回
動させると、2つのフィン22,22間の容積の整数倍
の体積の粉体が開口部21bから下方に落下する。すな
わち、このフィンフィーダー2は、2つのフィン22,
22間の容積を1升として、モータ25の回動量に応じ
た升数に相当する体積の粉体を落下させることができ
る。
【0013】フィンフィーダー2の開口部21bの下方
には篩3が設けられており、開口部21bからの粉体は
篩3上に落下する。この篩3は、加振器4によって水平
方向への振動が与えられる。また、篩3上には、必要に
応じて複数のタッピングボール31が配置される。
【0014】篩3の下方には弁体51の周囲をパイプ5
2で囲ってなる開閉弁機構5が配置されており、この開
閉弁機構5のパイプ52の外周と篩3の外周は、布等の
フレキシブルな材質からなるカバー6によって繋がれて
おり、篩3を通った粉体はこのフレキシブルカバー6の
内部を通って開閉弁機構5に導かれる。この開閉弁機構
5の弁体51は、弁駆動装置53によって開閉駆動され
る。
【0015】開閉弁機構5の下方には、電子天びん等の
重量検出装置7が配設されており、粉体を供給すべき容
器Vはその重量検出装置7の皿71上に載せられる。前
記したフィンフィーダー2を駆動するためのモータ25
と、加振器4、および開閉弁機構5の弁駆動装置53
は、制御部8から供給される制御信号によって制御さ
れ、また、重量検出装置7からの重量検出信号は制御部
8に刻々と取り込まれる。
【0016】制御部8は、実際にはコンピュータとその
周辺機器を主体として構成されており、1つの容器Vに
対する粉体の供給動作において、フィンフィーダー2の
モータ25に対して規定の升数分だけ回動させる信号を
供給し、同時に、加振器4に振動開始指令を供給し、ま
た、開閉弁機構5の弁駆動装置53には、フィンフィー
ダー2の駆動と同時に弁体51の開放信号を供給すると
ともに、重量検出装置7からの重量検出出力が空の容器
Vを皿71上に載せた状態から一定重量W0 だけ増加し
た時点、もしくは応答遅れ分を考慮してその重量W0
りも規定量だけ少ない重量だけ増加した時点で弁体51
の閉鎖信号を供給すると同時に、加振器4に振動停止指
令を供給する。
【0017】ここで、1つの容器Vへの粉体の供給動作
におけるフィンフィーダー2のモータ25の回動量は、
容器Vに供給すべき一定重量W0 に相当した量、つまり
一定重量W0 に相当する粉体の体積を、フィン間の容積
で除した値に最も近い整数値とされる。すなわち、容器
V内に供給すべき粉体重量W0 に相当する粉体体積に最
も近い升数分の体積の粉体が、篩3上に供給される。こ
の升数はあらかじめ算出され、制御部8内のメモリに書
き込まれる。
【0018】以上の構成並びに設定において、ホッパ1
からフィンフィーダー2に供給された粉体は、1つの容
器Vに供給すべき粉体重量W0 に略相当する体積分だ
け、篩3上に供給される。この粉体供給と同時に篩3が
振動を開始するので、粉体は篩3の目を通り、凝集する
ことなくフレキシブルカバー6内を通じて開閉弁機構5
に至り、その下方の容器V内に落下する。容器Vの重量
が、空の状態から一定重量W0 だけ増加した時点で開閉
弁機構5の弁体51が閉鎖され、従って容器V内には、
一定重量W0 の粉体が収容された状態となる。また、弁
体51の閉鎖と同時に篩3の振動が停止し、篩3上に投
入された粉体量が一定重量W0 よりも多い場合には、そ
の過剰分が篩3上と開閉弁機構5上のいずれか一方また
は双方に残る。
【0019】このような動作において特に注目すべき点
は、篩3には、容器Vに供給すべき重量W0 に略等しい
量の粉体しか供給されず、従って、篩3上に粉体が残る
量が極めて少なく、また、タッピングボール31を配置
する等の簡単な対策により、その目詰まりを防止するこ
とができる。
【0020】ここで、篩3上に供給される粉体量は、フ
ィンフィーダー2の升数の整数倍となり、しかも粉体の
嵩比重の変動やホッパ1からフィンフィーダー2への粉
体の供給状態の変化により、容器V内に供給すべき重量
0 に対して過不足を生じる場合がある。その対策とし
て、供給制限上・下限時間を設定し、1つの容器Vへの
一定重量W0 の供給に要する時間がその上限時間を越え
た場合に、フィンフィーダー2のモータ25に指令を発
して最少量(1升分)の粉体を篩3上に追加投入する方
法を採用することができる。この追加量は次回のフィン
フィーダー2の回動量に反映され、自動的にその回動量
を変更するように構成することが好ましい。また、篩3
上への粉体の投入量が過剰である場合には、容器V内へ
の一定重量W0 の供給時間が短くなるから、下限時間よ
りも短い時間で供給が完了した場合には、次回のフィン
フィーダー2の回動量を少なくすればよい。このように
して、常に0または1升分の追加投入により容器V内に
一定重量W0 の粉体が供給されるように、自動的にフィ
ンフィーダー2の回動量を逐次変化させていくことが好
ましく、この場合、篩3上の粉体の残量を常に最少量に
抑えることが可能となる。
【0021】なお、以上の実施の形態では、篩3上に重
量W0 に略等しい量の粉体を供給する手段としてフィン
フィーダー2を用いたが、これに代えて、他の公知の粉
体定量供給装置を用いることができ、要は、1つの容器
Vへの粉体供給に際して、篩3上に重量W0 に近い量の
粉体が供給されるものであれば任意の供給装置を採用す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、加振器
により振動が与えられる篩上に、容器内に供給すべき粉
体重量に略相当する量の粉体を供給し、篩を通った粉体
をフレキシブルカバーを介して開閉弁機構に導き、その
開閉弁機構を通じて容器内に供給された粉体重量を重量
検出手段で検出して、その検出結果が一定重量となるよ
うに開閉弁機構を制御するから、容器内に供給される粉
体は篩を通過することにって凝集せず、従って重量検出
結果は段階的に変化することなく定常的に変化していく
から、その検出結果に基づいて開閉弁機構を制御するこ
とで、容器内には常に高精度に計量された一定重量分の
粉体が供給されることになる。しかも、篩には、容器に
供給すべき重量に略等しい量の粉体しか供給されないの
で、タッピングボール等を載せる等の簡単な対策によっ
てその目詰まりの発生を容易に奉仕することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体構成図で、機械的構
成を表す模式図と電気的構成を表すブロック図とを併記
して示す図
【図2】図1のフィンフィーダー2の平面図
【符号の説明】
1 ホッパ 2 フィンフィーダー 21 カップ状本体 21a 底板 21b 開口部 22 フィン 23 回転軸 25 モータ 3 篩 31 タッピングボール 4 加振器 5 開閉弁機構 51 弁体 52 パイプ 6 フレキシブルカバー 7 重量検出装置 71 皿 8 制御部 V 容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に一定重量の粉体を供給する装置
    であって、加振器により振動が与えられる篩と、その篩
    上に上記一定重量に略等しい量の粉体を供給する粉体供
    給手段と、上記篩の下方に配置された開閉弁機構と、そ
    の開閉弁機構と上記篩とを繋ぐフレキシブルなカバー
    と、上記開閉弁機構の下方に配置され、上記容器を載置
    してその内部の粉体重量を検出するための重量検出手段
    と、その重量検出手段からの検出出力を入力して、容器
    内の粉体重量が上記一定重量に一致するように上記開閉
    弁機構を制御する制御部を備えていることを特徴とする
    粉体供給装置。
JP11290897A 1997-04-30 1997-04-30 粉体供給装置 Pending JPH10300560A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11290897A JPH10300560A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 粉体供給装置

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JP11290897A JPH10300560A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 粉体供給装置

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JPH10300560A true JPH10300560A (ja) 1998-11-13

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JP (1) JPH10300560A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2796146A1 (fr) * 1999-07-09 2001-01-12 Herve Bulot Dispositif de pesage pour la composition des pates en boulangerie
GB2470003A (en) * 2009-05-05 2010-11-10 Labman Automation Ltd A quantitative powder dispensing system
JP2012255771A (ja) * 2011-05-04 2012-12-27 Mettler-Toledo Ag 自由流動性物質向け投与量分配装置

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