JPH08151016A - 粉体秤量装置 - Google Patents

粉体秤量装置

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Publication number
JPH08151016A
JPH08151016A JP24322595A JP24322595A JPH08151016A JP H08151016 A JPH08151016 A JP H08151016A JP 24322595 A JP24322595 A JP 24322595A JP 24322595 A JP24322595 A JP 24322595A JP H08151016 A JPH08151016 A JP H08151016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
sieve
weighing
sifter
vibrating
Prior art date
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Pending
Application number
JP24322595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hayashida
和弘 林田
Kazumi Morishita
和三 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP24322595A priority Critical patent/JPH08151016A/ja
Publication of JPH08151016A publication Critical patent/JPH08151016A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】粉体秤量装置において、ダマを作らず精度よく
粉体を秤量する。 【解決手段】粉体を通過させる適度な目開きを持つフル
イ4と、そのフルイに粉体を投入する粉体供給装置1
と、前記フルイを振動させる振動装置8とを備え、振動
によってフルイを通過した粉体を秤量器11にのせた容
器10に秤り取り、その重量が目的の値になったらシャ
ッター13を閉じて、振動装置8の動作を停止する。ダ
マを作らずに粉体を秤量することができるので、秤量精
度がよく安定した秤量ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】一定の量の粉体を秤り取って
袋詰めなどをするために使用される粉体秤量装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ホッパーに貯留された粉体を必要量だけ
取り出す装置としては、図4(a) に示すように、容器W
を秤量器Gで秤量しつつホッパーH内に設けたスクリュ
ーオーガSにより粉体Pを容器Wに落下させ、容器Wの
重量が規定量増加した時点でスクリューオーガSを停止
させるオーガ式、あるいは、図4(b) に示すように、ホ
ッパーHの重量を秤量器Gで秤量しつつホッパーHの粉
体排出管をバイブレータBで振動させて容器Wへ粉体P
を落下させ、ホッパーHの重量が規定量減少した時点で
振動を停止させるロスインウェイ式のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】付着性・凝集性の強い
粉体ではだんご状の固まり(ダマ)ができやすい。その
様な性質を持つ粉体を必要量だけ秤量しようとする場合
に、ダマが形成されると秤量精度が悪くなる。またこの
ダマができると、秤り取った粉体を液体中に分散すると
きに分散しにくい。従来装置では、粉体の重量を秤る秤
量器上の容器に粉体をそのまま供給していたので、ダマ
を取り除く手段がなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、秤量器を利用して粉体を秤り取る粉体
秤量装置において、粉体を通過させる適度な目開きを持
つフルイと、そのフルイに粉体を投入する粉体供給手段
と、前記フルイを振動させる振動手段とを備え、フルイ
によって粉体に含まれるダマを取り除くようにした。
【0005】粉体供給装置によって粉体をフルイに供給
し、粉体をフルイに通すことによってダマを取り除き、
フルイを振動させる振動装置によりフルイの振動(振幅
や振動数)を所定の状態にすることによって、粉体の重
量を秤る秤量器への供給速度を変えることができ、正確
な秤り取りが可能になる。
【0006】また、フルイ上の粉体の量はレベルセンサ
ーによって常に監視しているのでフルイにたまった粉体
が過剰になることはなく、フルイへの粉体の供給とフル
イからの排出は常にバランスしている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態で、
抹茶の自動秤量装置の例である。図示はしていないが、
秤量器、振動装置、その他の各要素機器は駆動回路を介
してシーケンサーに接続され、それぞれの動作がシーケ
ンスプログラムによって制御されるようになっている。
【0008】粉体の試料である抹茶はオーガ式粉体供給
装置1に外部から入れられ、供給装置1はスクリュー2
をモータ3で回転させることによって、供給装置1の下
に設置されたフルイ4に、徐々に粉体(抹茶)を供給す
る。フルイ4は抹茶を通すために適度な目開きを持った
フルイ網5とフルイ枠6からなっている。フルイ4全体
は振動装置8によって振動させられているので、適度な
細かさの抹茶のみが下に通過する。フルイ網5を通過し
た抹茶はホッパー9によって集められ秤量器11の上に
置いた容器10の中に落下する。このときホッパー下部
のシャッター13は開いている。前記シーケンサーは秤
量器11からの質量信号を監視し、目標値になればシャ
ッター駆動装置12を駆動してシャッター13を閉じる
とともに、振動装置8を止めてフルイ4の振動を停止さ
せる。シャッターを閉じる直前の、秤量器上の秤量値が
目標値に近付いたときにはフルイの振動は弱くされ、フ
ルイからの粉体の通過量が少なくなり切りだし精度を上
げるようになっている。前記のシャター駆動装置はエア
シリンダまたはモータによって構成されている。
【0009】レベル計14は検知板15とセンサー16
から構成されており、フルイの上方に設置されフルイ4
内に供給されている粉体の堆積上限を検出する。図2に
その原理を示す。図2(a) は粉体の量が少なくて粉体の
レベルが検知板15に届かない場合を示しており、図2
(b) は粉体のレベルが上がってきて検知板15に届いた
状態を示している。フルイ4から下に落ちる粉体の量よ
り粉体供給装置1からフルイ4への供給量の方が多く
て、フルイ4内の粉体7の堆積量が増えると粉体層の上
面は検知板15に触れフルイの振動が検知板に伝わるよ
うになる。検知板の振動は近接センサー16によって検
知され、その振動が検知されると、シーケンサーは粉体
の堆積が上限に達したと判断し、粉体供給装置1のスク
リュー2の動きを停止する。その状態のまましばらくす
ると今度は粉体の堆積が減ってきて検知板の振動が検知
されなくなるから、シーケンサーはスクリュー2を再び
動かしてフルイ4への粉体の供給を行う。このときスク
リュー2の再稼働は、検知板の振動が検知されなくなっ
てから少しの時間間隔を開けて再稼働するようにしても
よい。そうすればスクリュー2の無駄なオンオフが繰り
返されることがなくなる。
【0010】フルイ4内には直径15mm高さ5mm程度の
円筒状をした撹拌子17を2、3個入れ、フルイ分けを
促進し、フルイ内に発生するダマをつぶすとともに目詰
まりを防止する。ホッパー9の横に取り付けられたノッ
カー18はホッパーの内壁に粉体が付着して下に落ちづ
らくなった場合にホッパーに衝撃を与え、ホッパー内壁
の粉体を下に落とすためのものである。
【0011】フルイへの粉体の供給装置はオーガ式以外
のフィンフィーダや振動フィーダでもよい。またレベル
計用のセンサーは近接センサーに限らず、光学式のセン
サーでもよい。
【0012】図3にフルイ上の粉体のレベルを検出する
レベルセンサーのさらに他の例を示す。図3に示したタ
ッチセンサ21は小さな左右にかかる力でオン/オフす
る機械的なスイッチである。図3(a)ではタッチセン
サ21の動作レバーの先端に板22が取り付けてあり、
この板22がフルイ上の粉体7に触れることによって粉
体の振動がタッチセンサ21を振動させてこれをオン/
オフし、シーケンサーに信号を送るようになっている。
図3(b)はタッチセンサの先端に渦巻き状の巻線23
を取り付けたものであり、その動作は図3(a)と同様
である。図3(c)はタッチセンサ21の動作レバーの
先端に板22が取り付けてあるのは図3(a)と同様で
あるが、動作レバーを直角に曲げて粉体の上方にあまり
スペースをとらないようにしたものである。図3(d)
はこの板22のかわりにくし線24を用いたものであ
る。図3の(c)と(d)も動作は図3(a)と同様で
ある。図3(a)〜(d)に例示したように粉体に直接
触れる部分の形状は粉体の性質などにより適宜選択すれ
ばよい。
【0013】本発明は次のような構成を含むものであ
る。秤量器を利用して粉体を秤り取る粉体秤量装置にお
いて、粉体を通過させる適度な目開きを持つフルイと、
このフルイに粉体を投入する粉体供給手段と、前記フル
イを振動させる振動手段と、前記フルイ上に堆積してい
る粉体の上面レベルを検出するレベルセンサーとを備え
たことを特徴とする粉体秤量装置。
【0014】
【発明の効果】本発明の粉体秤量装置によれば、ダマを
作らずに粉体を秤量することができるので、秤量精度が
よく安定した秤量ができる。また、秤り取った粉体を液
体中に分散するような場合には、ダマがないので分散し
やすい。さらに、フルイの振動状態を変えることによっ
て粉体の秤量器への供給速度が容易に変えられるので、
システムの変化にも対応しやすい。
【0015】実施例の抹茶の秤量装置では、細かい均一
な抹茶のみを秤量することができるので、商品価値の高
い抹茶を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である。
【図2】レベルセンサーの動作原理図である。
【図3】レベルセンサーの他の実施例である。
【図4】粉体秤量装置の従来例である。
【符号の説明】
1…粉体供給装置 2…スクリュー 3…モータ 4…フルイ 5…フルイ網 6…フルイ枠 7…粉体 8…振動装置 9…ホッパー 10…容器 11…秤量器 12…シャッター駆動装置 13…シャッター 14…レベル計 15…検知板 16…センサー 17…撹拌子 18…ノッカー 21…タッチセンサ 22…板 23…巻線 24…くし線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秤量器を利用して粉体を秤り取る粉体秤
    量装置において、粉体を通過させる適度な目開きを持つ
    フルイと、このフルイに粉体を投入する粉体供給手段
    と、前記フルイを振動させる振動手段とを備えたことを
    特徴とする粉体秤量装置。
JP24322595A 1994-09-28 1995-09-21 粉体秤量装置 Pending JPH08151016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24322595A JPH08151016A (ja) 1994-09-28 1995-09-21 粉体秤量装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23327994 1994-09-28
JP6-233279 1994-09-28
JP24322595A JPH08151016A (ja) 1994-09-28 1995-09-21 粉体秤量装置

Publications (1)

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JPH08151016A true JPH08151016A (ja) 1996-06-11

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ID=26530961

Family Applications (1)

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JP24322595A Pending JPH08151016A (ja) 1994-09-28 1995-09-21 粉体秤量装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037471A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Nichirei Foods:Kk 粉供給装置
CN104176317A (zh) * 2014-09-11 2014-12-03 芜湖金宇紧固件有限公司 一种自动分包装置
CN106081176A (zh) * 2016-08-10 2016-11-09 吴建平 一种粉末包装机
JP2016223903A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社南陽 粉粒体の供給計量装置及び粉粒体の供給計量方法
CN113865679A (zh) * 2021-09-22 2021-12-31 上海汇像信息技术有限公司 粉末称重系统的称重测量方法
CN114538142A (zh) * 2022-03-01 2022-05-27 北京康普锡威科技有限公司 超细粉体定量送粉装置及方法

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