JPH10300530A - 表示板 - Google Patents

表示板

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JPH10300530A
JPH10300530A JP9104709A JP10470997A JPH10300530A JP H10300530 A JPH10300530 A JP H10300530A JP 9104709 A JP9104709 A JP 9104709A JP 10470997 A JP10470997 A JP 10470997A JP H10300530 A JPH10300530 A JP H10300530A
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Shuichi Nomizu
秀一 野水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な印刷工程を要することなく立体感とデ
ザイン性を備えた表示板を提供する。 【解決手段】 透明基板5の裏面に明度の高い色からな
る地色部7を設け、透明基板5の表面に、透明基板5の
表面側からの照射光によって地色部7に対して影を発生
させる模様表示部8を設ける。模様表示部8は、透明基
板5の前面側から照射される光線Lを受け入れて、模様
表示部8によって光線Lが遮られることにより、透明基
板5の裏面側に形成された地色部7の前面側に影部9を
発生させる。この模様表示部8により発生した影部9と
模様表示部8が同時に視認されることにより、模様表示
部8が地色部7を基部として立ち上がったように視認さ
れ、あたかも表示板1の表面が凹凸形状を為しているか
のように見え、立体感を醸し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計器の文字板や各
種装置の化粧板として設けられる表示板に関し、特に立
体感とデザイン性を備えた表示板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の表示板としては、例えば図
5及び図6に示すような構造のものがあり、自動車に設
けられる計器の文字板を例にして説明すると、基板aの
表面に地色印刷部bを形成し、この上に積層させて文字
や数字,目盛からなる指標部cを設けるとともに、デザ
イン性を向上させるために文字板のほぼ全体一面に渡っ
て例えば水玉模様の模様印刷部dを形成するものがあっ
た。
【0003】また、別の例として例えば図7に示すよう
に、透明基板a1の裏面側に文字や数字,目盛からなる
指標部cを設けるとともに、デザイン性を向上させるた
めに文字板のほぼ全体に渡って透明基板a1の裏面に例
えば水玉模様の模様印刷部dを形成し、この上に積層さ
せて地色印刷部bを印刷して前記透明基板a1に形成さ
れた表示を透明基板a1の表面側から透視して視認させ
る構成のものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、前者の例に
おいては基板aの表面側に指標部c,模様印刷部d,地
色印刷部b形成するものであり、また、後者の例におい
ては透明基板a1の裏面側に指標部c,模様印刷部d,
地色印刷部b形成するものであり、何れにおいても同一
面側に文字板の地色印刷部b及び模様印刷部dを形成す
るものであったため、単純な平面的な模様表示でしかな
く、表示に面白味を欠くものであった。
【0005】そこで本発明は、特別な印刷工程を要する
ことなく立体感とデザイン性を備えた表示板を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、透明基板の裏面に明度の高い色からなる地色
部を設け、前記透明基板の表面に、前記透明基板の表面
側からの照射光によって前記地色部に対して影を発生さ
せる模様表示部を設けたものである。
【0007】また、前記模様表示部は前記地色部と同系
色からなり、遮光性印刷によって構成されるものであ
る。
【0008】また、前記模様表示部は複数の図形,文
字,絵柄の集合からなる模様に形成されるものである。
【0009】また、前記模様表示部は線状,点状,格子
状,皮シボ状,木目状の模様に形成されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】アクリル等からなる透明基板の裏
面全面に、例えば白色やクリーム色からなり明度の高い
色合いからなる地色部を印刷形成し、透明基板の表面に
は、前記地色部と同系色からなり、遮光性印刷によって
構成される模様表示部を設ける。
【0011】この模様表示部は、複数の図形,文字,絵
柄の集合からなる模様に形成されるものである。
【0012】この模様表示部は透明基板の前面側から照
射される太陽光等の外光若しくは透明基板の前面側に設
けられた光源から照射される光を積極的に受け入れて、
この模様表示部によって光線が遮られることにより、透
明基板の裏面側に形成された地色部に影部を発生させる
ものである。
【0013】この模様表示部により発生した影部と模様
表示部が同時に視認されることにより、模様表示部が地
色部を基部として浮き上がったように視認され、あたか
も表示板の表面が凹凸形状を為しているかのように見
え、立体感を醸し出す。
【0014】
【実施例】以下図面を基にして本発明の実施例を説明す
る。図1〜図3は、本発明の第一実施例を示すものであ
る。
【0015】図1から図3は、本発明の第一実施例を示
すものであり、車両用計器の文字板として本発明の表示
板を適用したものである。表示板1の背面側には計器本
体2が設けられ、検出された所定の物理量を計器本体2
の回転軸3に取り付けられた指針4によって角度回動し
て指示するものである。
【0016】この計器の表示板1は、アクリル等からな
る透明基板5によって構成され、透明基板5の裏面には
指針4によって指示される、数字や文字,目盛等からな
る指標部6を印刷形成しこの上に例えば白色やクリーム
色からなり明度の高い色合いからなる地色部7を透明基
板1の略全面に渡って印刷形成し、計器の背面が明るい
色からなる地色部7にて構成される。
【0017】また、透明基板5の表面には、地色部7と
同系色である白色やクリーム色からなり、遮光性印刷に
よって構成される模様表示部8を設ける。
【0018】この模様表示部8は、複数の図形,文字,
絵柄の集合からなる模様に形成されるものであり、この
実施例にあっては複数の楕円からなる水玉模様に形成さ
れ、透明基板5の表面一面に渡って水玉模様が散在する
よう構成している。
【0019】この模様表示部8は図2及び図3に示すよ
うに透明基板5の前面側から照射される太陽光等の外光
若しくは透明基板の前面側に設けられた光源から照射さ
れる光線Lを積極的に受け入れて、この模様表示部8に
よって光線Lが遮られることにより、透明基板5の裏面
側に形成された地色部7の前面側に影部9を発生させる
ものである。
【0020】この模様表示部8により発生した影部9と
模様表示部8が同時に視認されることにより、この水玉
模様の一つ一つが模様表示部8である水玉模様を上面と
し、かつ影部9を周側面とする円筒形状となって見える
とともに、模様表示部8が地色部7を基部として立ち上
がったように視認され、あたかも表示板1の全体の表面
が凹凸形状を為しているかのように見え、立体感を醸し
出すものである。
【0021】このように、本発明の表示板によれば、単
なるデザイン的な模様表示にとどまることなく、表示板
表面に立体感をも兼ね備えた構成としている。
【0022】この場合、透明部材5の厚みを適宜選択す
ることで凹凸の突出具合の調整を行うことができる。ま
た、前述したように地色部7及び模様表示部8の色は明
度の高い白色やクリーム色等に設定するとともに、模様
表示部8の遮光性を高めることが望ましく、こうするこ
とで地色部7,模様表示部8及び模様表示部8により発
生する影部9が地色部7の表面部分に映り易く、三者を
同時にはっきりと視認することができ立体感を強調でき
るようになる。
【0023】本構成にあっては、例えば夜間等において
表示板1の背面側に設けられる図示しない光源によって
表示板1を透過照明する照明方式を取る場合、透明基板
5の裏面に形成される地色部7を透光性の印刷によって
設けるようにすればよく、この場合透明基板5の表面側
に形成された模様表示部8は発光する地色部7によって
シルエット調つまり影となって地色部7から浮き上がる
ように表示されるものである。
【0024】すなわち、表示板1前面からの外光または
光源による照明と、表示板裏面からの光源による照明と
の照明方式の切換によって表示形態を変化させることも
可能である。
【0025】つまり、例えば、昼間においては表示板1
前面からの光によって、模様表示部8と、これにより発
生する地色部7の表面上に映し出される影部9と、地色
部7との三者を同時に視認することで表示板1を立体調
に見せ、夜間等周囲が暗い場合には、表示板裏面に設け
た図示しない光源によって地色部7を透過照明し、模様
表示部8をシルエット調に表示させることもできる。
【0026】図4は、本発明の第二実施例を示すもので
あり、模様表示部8として、木目状の印刷を透明基板5
の表面に施したものを示している。本発明は、さらにこ
れに限らず、複数の図形,文字,絵柄の集合からなる模
様や、線状,点状,格子状,皮シボ状の模様に形成する
ことも可能である。
【0027】また、地色部7及び透明基板5裏面に形成
される地色部7の色合いは、各々白色やクリーム色に限
らず適宜選択可能であり、その形成方法にあっても印刷
に限らずホットタンプによるものや塗装によるものであ
ってもよい。
【0028】また、透明基板5の表面に透明な艶消し印
刷層を施すことで透明基板5の表面側からの光線Lによ
る透明基板5表面での反射やギラツキを抑制して模様表
示部8と地色部7に投影される影部9とを良好に視認可
能にしたものであってもよい。
【0029】また、上述した実施例では、表示板1全体
の模様表示部8箇所を立体調に視認させるものであった
が、例えば計器の文字板として本発明を適用する場合に
は文字板上に形成される文字や記号,目盛を模様表示部
8と同様にして形成し、立体感を演出するよう構成して
もよい。
【0030】また、車両用計器に限らず各種表示装置の
表示板や化粧板または、宣伝公告用の看板等に本発明技
術を適用することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によれば、表示板に実際に
凹凸加工を施すことなく単に印刷工程を工夫することで
凹凸感を演出することができ、かつデザイン性に優れた
表示板を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の第一実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第一実施例の要部を示す正面図であ
る。
【図4】本発明の第二実施例を示す正面図である。
【図5】従来例を示す正面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 表示板 5 透明基板 6 指標部 7 地色部 8 模様表示部 9 影部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の裏面に明度の高い色からなる
    地色部を設け、前記透明基板の表面に、前記透明基板の
    表面側からの照射光によって前記地色部に対して影を発
    生させる模様表示部を設けたことを特徴とする表示板。
  2. 【請求項2】 前記模様表示部は前記地色部と同系色か
    らなり、遮光性印刷によって構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の表示板。
  3. 【請求項3】 前記模様表示部は複数の図形,文字,絵
    柄の集合からなる模様に形成されることを特徴とする請
    求項1記載の表示板。
  4. 【請求項4】 前記模様表示部は線状,点状,格子状,
    皮シボ状,木目状の模様に形成されることを特徴とする
    請求項1記載の表示板。
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