JPH10300273A - 空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニット - Google Patents

空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニット

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JPH10300273A
JPH10300273A JP11062297A JP11062297A JPH10300273A JP H10300273 A JPH10300273 A JP H10300273A JP 11062297 A JP11062297 A JP 11062297A JP 11062297 A JP11062297 A JP 11062297A JP H10300273 A JPH10300273 A JP H10300273A
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JP
Japan
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evaporator
heat transfer
transfer tube
casing
support members
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Pending
Application number
JP11062297A
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English (en)
Inventor
Masato Uchiumi
正人 内海
Noriyuki Okuda
則之 奥田
Tomohiro Suzuki
智博 鈴木
Shuji Era
修二 惠良
Takumi Shitamae
拓己 下前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ケーシングの変形を効果的に防止することで
ケーシング素材の薄板化を促進し蒸発器ユニットの薄型
化・軽量化を図るとともに、併せて蒸発器ユニットの組
付け作業性の向上、並びに蒸発器の性能向上等を図る。 【解決手段】 ケーシング2内に、蒸発器用伝熱管4,
4,・・を多段状に配置してなる蒸発器3と散布装置1
1とを、上記蒸発器3の上方に上記散布装置11を位置
させた状態でそれぞれ配置する一方、上記蒸発器3の上
記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を、該各蒸発器用伝熱
管4,4,・・の軸方向に所定間隔をもって配置された
複数の支持部材20,20,・・によってそれぞれ支持
せしめるとともにこれらを一体化する。かかる構成とす
ることで、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・と上記各
支持部材20,20,・・とを予め一体化した状態で上
記ケーシング2内に組み込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空冷吸収式冷凍
装置に備えられる蒸発器ユニットの構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空冷吸収式冷凍装置においては、通常、
蒸発器と、該蒸発器の蒸発器用伝熱管に一次側冷媒を散
布する散布装置とを、一つのケーシング内に配置して蒸
発器ユニットを構成し、これらを一体的に取り扱うよう
にしている。
【0003】そして、かかる蒸発器ユニットにおいて
は、蒸発器において発生した蒸気を吸収器に供給する場
合における圧力損失の低減の見地から、蒸発器ユニット
と吸収器とを連絡する管路の長さを可及的に短くすべ
く、上記蒸発器ユニットと吸収器とを上下方向に近接配
置しこれら両者を短い連絡管により連絡させて一体的な
構造とすることが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
蒸発器ユニットを吸収器に近接配置してこれらを一体構
造とする場合には、これら各機器の配置スペースの確保
の観点及び組付け作業性の観点等から、特に上記蒸発器
ユニットの薄型化・軽量化の要請が強く、かかる要請に
応えるべく、従来より図7に示すように、蒸発器ユニッ
トのケーシング61の素材の薄板化とその外形形態の偏
平化とが試みられている。
【0005】ところが、このように上記ケーシング61
の素材を薄板化し、且つその外形形態を偏平形態とした
場合、その反対効果としてケーシング61の偏平方向に
おける剛性が低下することは避け難い。一方、上記蒸発
器が内蔵配置された上記ケーシング61内は、該蒸発器
において発生した蒸気が吸収器に導入されて吸収液に順
次吸収されることでその内部圧力は負圧化しており、該
ケーシング61の内外に大きな圧力差が生じている。こ
れらのことから、図7に示すように、偏平形態であるが
ために比較的大きな平面寸法をもつ上蓋61aが内外圧
力差による上方からの押圧力を受けて、同図に鎖線図示
(符号61a′参照)するように折曲変形し、場合によ
っては、その内部に配置された散布装置あるいは上記蒸
発器の正常な作動を阻害するということも起こり得る。
【0006】また一方、二次側冷媒としてフロン系冷媒
を用いた蒸発器においては、該フロン系冷媒が相変化を
伴うことから、例えば水を二次側冷媒として用いる場合
に比して、その伝熱性能が低くい。従って、所要の伝熱
性能を得るためには、例えば伝熱面積を大きくする必要
があるが、かかる伝熱面積の拡大は、直ちに機器の大型
化及びコストアップにつながることから、必ずしも得策
とはいい難い。また、機器の大型化は、さらに上記ケー
シングの大型化につながり、その変形の懸念がより高く
なるものである。
【0007】そこで本願発明は、ケーシングの変形を効
果的に防止することでケーシング素材の薄板化を促進し
蒸発器ユニットの薄型化・軽量化を図るとともに、併せ
て蒸発器ユニットの組付け作業性の向上、並びに蒸発器
の性能向上等を図ることを目的としてなされたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0009】本願の第1の発明では、ケーシング2内
に、二次側冷媒が還流する蒸発器用伝熱管4,4,・・
を多段状に配置してなる蒸発器3と、該蒸発器3の上記
各蒸発器用伝熱管4,4,・・の外周部に一次側冷媒を
散布する散布装置11とを、上記蒸発器3の上方に上記
散布装置11を位置させた状態でそれぞれ配置してなる
空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニットにおいて、上記蒸
発器3の上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を、該各蒸
発器用伝熱管4,4,・・の軸方向に所定間隔をもって
配置された複数の支持部材20,20,・・によってそ
れぞれ支持せしめるとともに、これら各蒸発器用伝熱管
4,4,・・と各支持部材20,20,・・とを一体化
したことを特徴としている。
【0010】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニットにおいて、
上記各支持部材20,20,・・を、上記ケーシング2
の内部において該ケーシング2の軸方向に略直交する方
向に配置して該ケーシング2の内部に該各支持部材2
0,20,・・によって節を形成したことを特徴として
いる。
【0011】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニットに
おいて、上記各支持部材20,20,・・を板材で構成
するとともに、該板材に形成した蒸発器用伝熱管挿通孔
23,23,・・を通して上記各蒸発器用伝熱管4,
4,・・を配置したことを特徴としている。
【0012】本願の第4の発明では、上記第3の発明に
かかる空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニットにおいて、
上記各支持部材20,20,・・を構成する板材の上記
各蒸発器用伝熱管挿通孔23,23,・・よりも上方位
置に開口24を形成し、該開口24に上記散布装置11
を挿通配置したことを特徴としている。
【0013】本願の第5の発明では、上記第1の発明に
かかる空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニットにおいて、
上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を、それぞれ上記各
支持部材20,20,・・に跨がって延びる直管4a,
4a,・・と、上下方向に隣接する一方の直管4aの軸
方向端部と他方の直管4aの軸方向端部とを連絡するU
字連絡管4b,4b,・・とで上下方向に順次連通する
冷媒流路を形成する如く構成し、二次側冷媒を上記冷媒
流路の上部から下部へ向けて流すことを特徴としてい
る。
【0014】本願の第6の発明では、上記第5の発明に
かかる空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニットにおいて、
上下方向に多段に配置される上記各蒸発器用伝熱管4,
4,・・でなる蒸発器用伝熱管群を横方向に多列に配置
するとともに、一方の蒸発器用伝熱管群に属する蒸発器
用伝熱管4の端部と他方の蒸発器用伝熱管群に属する蒸
発器用伝熱管4の端部とを上記U字連絡管4bによって
連絡し、上記一方の蒸発器用伝熱管群側と上記他方の蒸
発器用伝熱管群側とを交互に経由しながら上下方向に延
びる流路を構成したことを特徴としている。
【0015】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0016】 本願の第1の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置用蒸発器ユニットによれば、ケーシング2内
に、二次側冷媒が還流する蒸発器用伝熱管4,4,・・
を多段状に配置してなる蒸発器3と、該蒸発器3の上記
各蒸発器用伝熱管4,4,・・の外周部に一次側冷媒を
散布する散布装置11とを、上記蒸発器3の上方に上記
散布装置11を位置させた状態でそれぞれ配置してなる
空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニットにおいて、上記蒸
発器3の上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を、該各蒸
発器用伝熱管4,4,・・の軸方向に所定間隔をもって
配置された複数の支持部材20,20,・・によってそ
れぞれ支持せしめるとともに、これら各蒸発器用伝熱管
4,4,・・と各支持部材20,20,・・とを一体化
しているので、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・と上
記各支持部材20,20,・・とを予め一体化した状態
で上記ケーシング2内に組み込むことができ、例えば上
記ケーシング2内に順次上記各蒸発器用伝熱管4,4,
・・を組み込む場合に比して、組み込み作業における取
り扱いが容易となり、それだけ組付け作業性の向上及び
製造コストの低廉化が図れるものである。
【0017】また、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・
が上記各支持部材20,20,・・により支持され且つ
これと一体化されているので、上記各支持部材20,2
0,・・によって上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を
支持する際に該各蒸発器用伝熱管4,4,・・の水平度
を適正に設定することで、該各蒸発器用伝熱管4,4,
・・を上記各支持部材20,20,・・と一体的に上記
ケーシング2内に組付けた状態において、上記各蒸発器
用伝熱管4,4,・・の適正な水平度を長期に亙って維
持することができる。この結果、この各蒸発器用伝熱管
4,4,・・の外周に上記散布装置11によって一次側
冷媒を散布する場合、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・
・における管壁の濡れ状態が可及的に均等化され、より
一層高い蒸発性能が確保されるものである。
【0018】 本願の第2の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置用蒸発器ユニットによれば、上記に記載の効
果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、
本発明では、上記各支持部材20,20,・・を、上記
ケーシング2の内部において該ケーシング2の軸方向に
略直交する方向に配置して該ケーシング2の内部に該各
支持部材20,20,・・によって節を形成しているの
で、該各節によって、上記ケーシング2全体としての剛
性が高められるとともに、各節間に位置するケーシング
素材個々の大きさも小さくなりその板厚方向の座屈強度
が向上し、譬え上記ケーシング2の素材の板厚を薄くし
たり、その外形形態を偏平形態としても、該ケーシング
2の内外圧力差による変形を効果的に防止することがで
きる。この結果、上記ケーシング2の薄型化により上記
蒸発器ユニット1の空冷吸収式冷凍装置へのレイアウト
性が向上するとともに、ケーシング素材の薄肉化による
コストダウン、及び軽量化による組付け作業性の向上が
図れるものである。
【0019】また、蒸発器ユニット1の薄型化に伴っ
て、該蒸発器ユニット1が組み込まれた製品としての空
冷吸収式冷凍装置全体の高さ寸法も小さく抑えられ、そ
のコンパクト化が促進されることになる。
【0020】 本願の第3の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置用蒸発器ユニットによれば、上記又はに記
載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。
即ち、本発明では、上記各支持部材20,20,・・を
板材で構成するとともに、該板材に形成した蒸発器用伝
熱管挿通孔23,23,・・を通して上記各蒸発器用伝
熱管4,4,・・を配置しているので、例えば上記支持
部材20を複数の部材からなる組枠構造とする場合に比
して、その製作が容易であるとともに、上記各伝熱管
4,4,・・への組付け時における取り扱いが容易であ
り、この結果、コストダウンと組付け作業性の更なる向
上が期待できるものである。
【0021】 本願の第4の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置用蒸発器ユニットによれば、上記に記載の効
果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、
本発明では、上記各支持部材20,20,・・を構成す
る板材の上記各蒸発器用伝熱管挿通孔23,23,・・
よりも上方位置に開口24を形成し、該開口24に上記
散布装置11を挿通配置しているので、上記散布装置1
1の存在に拘わらず上記各支持部材20,20,・・に
よって上記各伝熱管4,4,・・の支持と上記ケーシン
グ2の変形抑制とを確実に達成することができるもので
ある。
【0022】 本願の第5の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置用蒸発器ユニットによれば、上記に記載の効
果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、
本発明では、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を、そ
れぞれ上記各支持部材20,20,・・に跨がって延び
る直管4a,4a,・・と、上下方向に隣接する一方の
直管4aの軸方向端部と他方の直管4aの軸方向端部と
を連絡するU字連絡管4b,4b,・・とで上下方向に
順次連通する冷媒流路を形成する如く構成し、二次側冷
媒を上記冷媒流路の上部から下部へ向けて流すようにし
ているので、上記散布装置11から散布された一次側冷
媒が上段側の蒸発器用伝熱管4から下段側の蒸発器用伝
熱管4に向けて順次その表面を濡らしながら流下し次第
に蒸発していく場合における上記一次側冷媒の温度勾配
と、二次側冷媒が上段側の蒸発器用伝熱管4から下段側
の蒸発器用伝熱管4に向けて順次流れていく場合におけ
る温度勾配とが対向することになる。従って、相互に熱
交換を行う上記一次側冷媒と二次側冷媒との間の温度差
をより大きくとることができ、それだけ蒸発器3として
の蒸発性能が向上するものである。なお、かかる効果
は、上記蒸発器3を循環する二次側冷媒としてフロン系
冷媒を用いた場合に最も顕著な効果が期待できるもので
ある。
【0023】 本願の第6の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置用蒸発器ユニットによれば、上記に記載の効
果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、
本発明では、上下方向に多段に配置される上記各蒸発器
用伝熱管4,4,・・でなる蒸発器用伝熱管群を横方向
に多列に配置するとともに、一方の蒸発器用伝熱管群に
属する蒸発器用伝熱管4の端部と他方の蒸発器用伝熱管
群に属する蒸発器用伝熱管4の端部とを上記U字連絡管
4bによって連絡し、上記一方の蒸発器用伝熱管群側と
上記他方の蒸発器用伝熱管群側とを交互に経由しながら
上下方向に延びる流路を構成しているので、上記U字連
絡管4bの許容最小曲率半径を一定とすると、例えば上
下方向に一列に多段配置された複数の各伝熱管4,4,
・・のうちの上段側の伝熱管4と下段側の伝熱管4とを
上記U字連絡管4bによって連絡上下方向に延びる流路
を形成する場合に比して、上記U字連絡管4bを傾斜状
に配置できる分だけ、上記各伝熱管4,4,・・の上下
方向間隔を短く設定することができる。従って、蒸発器
3の高さを同じとした場合には、上記各伝熱管4,4,
・・の上下方向間隔を短く設定できる分だけ、伝熱管4
の配置本数を増加させることができ、この結果、より一
層の蒸発性能の向上が期待できるものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかる空冷吸収
式冷凍装置用蒸発器ユニットを好適な実施形態に基づい
て具体的に説明する。
【0025】図1〜図4には、本願発明の実施形態にか
かる空冷吸収式冷凍装置に用いられる蒸発器ユニット1
を示している。この蒸発器ユニット1は、次述する蒸発
器3と散布装置11とをケーシング2内に収容して構成
される。
【0026】上記ケーシング2は、図1〜図4に示すよ
うに、横長偏平箱状(図5及び図6を参照)の外観形態
をもつものであって、前後一対の側壁2A1,2A2と左
右一対の端面壁2C,2Cと底壁2A3とからなり且つ
上面が開口した箱状の本体部2Aと、該本体部2Aの上
面開口を閉塞する平板状の上蓋部2Bとで構成される。
また、このケーシング2の底壁2A3における後側壁2
2寄り部位は、上記底壁2A3よりも所定高さだけ高位
に位置する如く屈曲形成され、棚壁2Dを構成してい
る。さらに、この棚壁2Dの上記底壁2A3との境部分
には、上記後側壁2A2に沿ってケーシング2の長手方
向に延びる中間隔壁2Eが設けられている。なお、この
中間隔壁2Eの高さ寸法は、その上端と上記上蓋部2B
との間に、蒸気の流通路となる空隙を形成するように適
宜設定されている。
【0027】そして、この中間隔壁2Eの配置により、
上記ケーシング2の内部空間には、該中間隔壁2Eと上
記側壁2A1との間に位置する蒸発室13と、該中間隔
壁2Eと後側壁2A2との間に位置する蒸気導入室14
との二つの部屋が形成されることになる。
【0028】蒸発器3は、所定長さの複数本の直管4
a,4a,・・と、隣り合う直管4a,4aの端部同士
を連絡する複数のU字連絡管4b,4b,・・とで構成
される複数本の各伝熱管4,4,・・を多段多列(この
実施形態では8段14列)に配置し、上段側の蒸発器用
伝熱管4から下段側の蒸発器用伝熱管4に向けて蛇行状
に上下方向に延びる14個のパスを形成している。そし
て、該各パスの上側端部同士を上部ヘッダー6により、
また該各パスの下側端部同士を下部ヘッダー7により、
それぞれ連絡し、上記上部ヘッダー6に接続された二次
側冷媒入口管8を介して供給される二次側冷凍サイクル
(図示省略)からの二次側冷媒(この実施形態において
はフロン系冷媒を使用している)を上記上部ヘッダー6
において上記各パスに分配して流すとともに、該各パス
から上記下部ヘッダー7に集合された二次側冷媒はこれ
を該下部ヘッダー7に接続された二次側冷媒出口管9を
介して二次側冷凍サイクルの流路へ還流させるようにな
っている。
【0029】ところで、この蒸発器3においては、図4
に示すように、上記ケーシング2の蒸発室13及び蒸気
導入室14に跨がって且つ横設状態で嵌装される後述す
る複数個の支持部材20,20,・・を上記各伝熱管
4,4,・・に対して所定間隔で取り付け、該各支持部
材20,20,・・によって上記各伝熱管4,4,・・
を支持するとともに該各支持部材20,20,・・と該
各伝熱管4,4,・・とを一体化している。
【0030】即ち、上記支持部材20は、所定板厚をも
つ略矩形の平板体の一方の下端隅部に略クサビ状の切り
欠き部26を形成してなる平板部21を備えるととも
に、該平板部21の外周縁に折曲形成によりリブ22,
22,・・を設けてなる。そして、この各リブ22,2
2,・・は、上記平板部21の剛性確保のための補強部
材として機能するとともに、上記支持部材20を上記ケ
ーシング2内に配置した時、これらとそれぞれ対応する
上記ケーシング2側の壁面に近接あるいは衝合され、該
支持部材20の倒れ規制部材としても機能するものであ
る。
【0031】また、上記支持部材20の平板部21は、
その上部位置に横長矩形の開口24を設けるとともに、
該開口24よりも下側位置には、上記蒸発器用伝熱管4
の直管4aを挿通可能な複数個の伝熱管挿通孔23,2
3,・・を、上記各伝熱管4,4,・・の配列形態に対
応して形成している。さらに、上記平板部21の左右の
下端隅部には、それぞれロッド挿通孔25,25が形成
されている。
【0032】このように構成された上記各支持部材2
0,20,・・と上記各伝熱管4,4,・・との組付け
は次のように行われる。即ち、先ず上記各支持部材2
0,20,・・を所定間隔で立設し、これら各支持部材
20,20,・・間を上記ロッド挿通孔25,25に挿
通される左右一対の連結ロッド19,19により上記所
定間隔を保持した状態で締結する。しかる後、単体状態
にある上記直管4a,4a,・・を上記各支持部材2
0,20,・・の各伝熱管挿通孔23,23,・・を通
して該各支持部材20,20,・・に跨がって配置し、
さらにこの各直管4a,4a,・・の両端をそれぞれ各
U字連絡管4b,4b,・・により接続する。
【0033】尚、この場合、この実施形態においては、
図3に示すように、列方向に隣合う一対の伝熱管群の一
方の伝熱管群に属する蒸発器用伝熱管4の端部と他方の
伝熱管群に属する蒸発器用伝熱管4の端部とを上記U字
連絡管4bにより連絡させるようにしている。また、こ
の場合、必要に応じて上記各直管4a,4a,・・と上
記平板部21とを溶接接合により固定する。これで上記
各支持部材20,20,・・により上記各伝熱管4,
4,・・を支持するとともにこれらを一体化してなる上
記蒸発器3が構成される。
【0034】このように構成された蒸発器3は、上記各
伝熱管4,4,・・と上記各支持部材20,20,・・
とが一体化されたまま上記ケーシング2内に組み込まれ
るが、その場合、上記各支持部材20,20,・・の各
上記開口24,24,・・に跨がって偏平箱状の形態を
もつ上記散布装置11を嵌挿配置してこれを上記蒸発器
3とさらに一体化する。しかる後、これらを上記ケーシ
ング2の上記本体部2A内にその上端開口から収容し、
さらに該上端開口を上記上蓋部2Bによって閉蓋するこ
とで上記蒸発器ユニット1が構成される。
【0035】尚、上記ケーシング2の上記棚壁2D部分
には、複数個の連絡管31,31,・・が所定ピッチで
設けられ、該各連絡管31,31,・・はそれぞれ上記
中間隔壁2Eの下側の凹部に臨んでその下側に配置され
る吸収器30に接続される。また、上記蒸気導入室14
内の上記中間隔壁2E寄り部位には、略「L」字状の断
面形状をもつ隔壁15が、該中間隔壁2Eと上記棚壁2
Dとの隅部に跨がって取り付けられており、これらによ
って上記蒸発器ユニット1の長手方向に延びる空室17
が形成される。そして、この空室17には、吸収液入口
管18の一端が上方に向けて開口されているとともに、
上記空室17の底部近傍に対応するようにして上記隔壁
15には通孔16が形成されている。
【0036】尚、上記散布装置11は、矩形のトレー状
部材の底面に多数の通孔を上記蒸発器3の各伝熱管4,
4,・・の配列に対応させて形成してなるものであっ
て、上記一次側冷媒入口管12を介して供給された一次
側冷媒を上記各通孔から上記各伝熱管4,4,・・側に
滴下させて散布するものである。
【0037】以上のように構成された蒸発器ユニット1
を組み込んで構成される空冷吸収式冷凍装置の例を図5
及び図6に示している。
【0038】図5に示す空冷吸収式冷凍装置Z1は、背
面吸込・前面吹出タイプの冷凍装置であって、カバー4
1の背面側最上部に上記蒸発器ユニット1を配置すると
ともに、該蒸発器ユニット1の背面側下方に吸収器30
を配置している。また、上記カバー41の前面側に左右
一対のファン48,48を配置している。そして、上記
カバー41の背面側から上記吸収器30を通して室外空
気を吸入し、上記ファン48,48から室外側へ吹き出
すようになっている。尚、同図において、符号42は気
液分離器、43は低温再生器、44は高温再生器、45
は高温溶液熱交換器、46は低温溶液熱交換器、47は
凝縮器、49は冷媒タンクである。
【0039】図6に示す空冷吸収式冷凍装置Z2は、側
方三面吸込・上方吹出タイプの冷凍装置であって、カバ
ー41の隣接する二側面の上部位置に上記蒸発器ユニッ
ト1,1をそれぞれ配置するとともに、該各蒸発器ユニ
ット1,1の背面側下方位置にそれぞれ吸収器30,3
0を配置している。また、カバー41の他の側面に凝縮
器47を配置するともに、上面側の中央部にファン48
を配置している。そして、上記各吸収器30,30及び
上記凝縮器47をそれぞれ通して室外空気を吸入し、上
記ファン48から室外側へ吹き出すようになっている。
尚、同図において、符号42は気液分離器、43は低温
再生器、50は溶液ポンプ、51は冷媒ポンプ、52は
バーナー、53は高温再生器、54はレシーバー、55
はスイッチボックス、56は電気品ボックスである。
【0040】以上のように構成された蒸発器ユニット1
及び該蒸発器ユニット1を備えた空冷吸収式冷凍装置Z
1,Z2によれば、次のような利点がある。
【0041】この実施形態においては、上記蒸発器3の
上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を、該各蒸発器用伝
熱管4,4,・・の軸方向に所定間隔をもって配置され
た複数の支持部材20,20,・・によってそれぞれ支
持せしめるとともに、これら各蒸発器用伝熱管4,4,
・・と各支持部材20,20,・・とを一体化している
ので、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・と上記各支持
部材20,20,・・とを予め一体化した状態で上記ケ
ーシング2内に組み込むことができ、例えば上記ケーシ
ング2内に順次上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を組
み込む場合に比して、組み込み作業における取り扱いが
容易となり、それだけ蒸発器ユニット1の組付け作業性
の向上及び製造コストの低廉化が図れることになる。
【0042】また、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・
が上記各支持部材20,20,・・により支持され且つ
これと一体化されているので、上記各支持部材20,2
0,・・によって上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を
支持する際に該各蒸発器用伝熱管4,4,・・の水平度
を適正に設定することで、該各蒸発器用伝熱管4,4,
・・を上記各支持部材20,20,・・と一体的に上記
ケーシング2内に組付けた状態において、上記各蒸発器
用伝熱管4,4,・・の適正な水平度を長期に亙って維
持することができる。この結果、この各蒸発器用伝熱管
4,4,・・の外周に上記散布装置11によって一次側
冷媒を散布する場合、上記各蒸発器用伝熱管4,4,・
・における管壁の濡れ状態が可及的に均等化され、より
一層高い蒸発性能が確保されるものである。
【0043】さらに、この実施形態においては、上記各
支持部材20,20,・・を、上記ケーシング2の内部
において該ケーシング2の軸方向に略直交する方向に配
置して該ケーシング2の内部に該各支持部材20,2
0,・・によって節を形成しているので、該各節によっ
て、上記ケーシング2全体としての剛性が高められると
ともに、各節間に位置するケーシング素材個々の大きさ
も小さくなりその板厚方向の座屈強度が向上し、譬え上
記ケーシング2の素材の板厚を薄くしたり、その外形形
態を偏平形態としても、該ケーシング2の内外圧力差に
よる変形を効果的に防止することができる。この結果、
上記ケーシング2の薄型化により上記蒸発器ユニット1
の空冷吸収式冷凍装置Z1,Z2へのレイアウト性が向上
するとともに、ケーシング素材の薄肉化によるコストダ
ウン、及び軽量化による組付け作業性の向上が図れるも
のである。
【0044】また、蒸発器ユニット1の薄型化に伴っ
て、該蒸発器ユニット1が組み込まれた製品としての空
冷吸収式冷凍装置Z1,Z2全体の高さ寸法も小さく抑え
られ、そのコンパクト化が促進されることになる。
【0045】さらに、この実施形態の如く、上記各支持
部材20,20,・・を板材で構成するとともに、該板
材に形成した蒸発器用伝熱管挿通孔23,23,・・を
通して上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を配置するこ
とで、例えば上記支持部材20を複数の部材からなる組
枠構造とする場合に比して、その製作が容易であるとと
もに、上記各伝熱管4,4,・・への組付け時における
取り扱いが容易であり、この結果、コストダウンと組付
け作業性の更なる向上が期待できるものである。
【0046】また、上記各支持部材20,20,・・を
構成する板材の上記各蒸発器用伝熱管挿通孔23,2
3,・・よりも上方位置に開口24を形成し、該開口2
4に上記散布装置11を挿通配置しているので、上記散
布装置11の存在に拘わらず上記各支持部材20,2
0,・・によって上記各伝熱管4,4,・・の支持と上
記ケーシング2の変形抑制とを確実に達成することがで
きるものである。
【0047】さらに、上記実施形態においては、上記各
蒸発器用伝熱管4,4,・・を、それぞれ上記各支持部
材20,20,・・に跨がって延びる直管4a,4a,
・・と、上下方向に隣接する一方の直管4aの軸方向端
部と他方の直管4aの軸方向端部とを連絡するU字連絡
管4b,4b,・・とで上下方向に順次連通する冷媒流
路を形成する如く構成し、二次側冷媒を上記冷媒流路の
上部から下部へ向けて流すようにしているので、上記散
布装置11から散布された一次側冷媒が上段側の蒸発器
用伝熱管4から下段側の蒸発器用伝熱管4に向けて順次
その表面を濡らしながら流下し次第に蒸発していく場合
における上記一次側冷媒の温度勾配と、二次側冷媒が上
段側の蒸発器用伝熱管4から下段側の蒸発器用伝熱管4
に向けて順次流れていく場合における温度勾配とが対向
することになる。従って、相互に熱交換を行う上記一次
側冷媒と二次側冷媒との間の温度差をより大きくとるこ
とができ、それだけ蒸発器3としての蒸発性能が向上す
るものである。なお、かかる効果は、上記蒸発器3を循
環する二次側冷媒としてフロン系冷媒を用いた場合に最
も顕著な効果が期待できるものである。
【0048】また、特にこの実施形態のものにおいて
は、図3に示すように、上下方向に多段に配置される上
記各蒸発器用伝熱管4,4,・・でなる蒸発器用伝熱管
群を横方向に多列に配置するとともに、一方の蒸発器用
伝熱管群に属する蒸発器用伝熱管4の端部と他方の蒸発
器用伝熱管群に属する蒸発器用伝熱管4の端部とを上記
U字連絡管4bによって連絡し、上記一方の蒸発器用伝
熱管群側と上記他方の蒸発器用伝熱管群側とを交互に経
由しながら上下方向に延びる流路を構成しているので、
上記U字連絡管4bの許容最小曲率半径を一定とする
と、例えば上下方向に一列に多段配置された複数の各伝
熱管4,4,・・のうちの上段側の伝熱管4と下段側の
伝熱管4とを上記U字連絡管4bによって連絡上下方向
に延びる流路を形成する場合に比して、上記U字連絡管
4bを傾斜状に配置できる分だけ、上記各伝熱管4,
4,・・の上下方向間隔を短く設定することができる。
従って、蒸発器3の高さを同じとした場合には、上記各
伝熱管4,4,・・の上下方向間隔を短く設定できる分
だけ、伝熱管4の配置本数を増加させることができ、こ
の結果、より一層の蒸発性能の向上が期待できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる空冷吸収式冷凍装置用蒸発器
ユニットの好適な実施形態を示す正面図である。
【図2】図1のII-II矢視図である。
【図3】図1のIII-III矢視図である。
【図4】図1に示した支持部材の具体的構造を示す斜視
図である。
【図5】本願発明の蒸発器ユニットの空冷吸収式冷凍装
置への第1の組み込み状態を示す斜視図である。
【図6】本願発明の蒸発器ユニットの空冷吸収式冷凍装
置への第2の組み込み状態を示す斜視図である。
【図7】従来一般的な蒸発器ケーシングの変形状態説明
図である。
【符号の説明】
1は蒸発器ユニット、2はケーシング、3は蒸発器、4
は蒸発器用伝熱管、4aは直管、4bはU字連絡管、6
は上部ヘッダー、7は下部ヘッダー、8は二次側冷媒入
口管、9は二次側冷媒出口管、11は散布装置、12は
一次側冷媒入口管、13は蒸発室、14は蒸気導入室、
15は隔壁、16は通孔、18は吸収液入口管、19は
連結ロッド、20は支持部材、21は平板部、22はリ
ブ、23は伝熱管挿通孔、24は開口、25はロッド挿
通孔、30は吸収器、31は連絡管、41はカバー、4
2は気液分離器、43は低温再生器、44は高温再生
器、45は高温溶液熱交換器、46は低温溶液熱交換
器、47は凝縮器、48はファン、49は冷媒タンク、
50は溶液ポンプ、51は冷媒ポンプ、52はバーナ
ー、53は高温再生器、54はレシーバー、55はスイ
ッチボックス、56は電気品ボックス、Z1及びZ2は空
冷吸収式冷凍装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 智博 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 惠良 修二 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 下前 拓己 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング2内に、二次側冷媒が還流す
    る蒸発器用伝熱管4,4,・・を多段状に配置してなる
    蒸発器3と、該蒸発器3の上記各蒸発器用伝熱管4,
    4,・・の外周部に一次側冷媒を散布する散布装置11
    とを、上記蒸発器3の上方に上記散布装置11を位置さ
    せた状態でそれぞれ配置してなる空冷吸収式冷凍装置用
    蒸発器ユニットであって、 上記蒸発器3の上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・を、
    該各蒸発器用伝熱管4,4,・・の軸方向に所定間隔を
    もって配置された複数の支持部材20,20,・・によ
    ってそれぞれ支持せしめるとともに、これら各蒸発器用
    伝熱管4,4,・・と各支持部材20,20,・・とを
    一体化したことを特徴とする空冷吸収式冷凍装置用蒸発
    器ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記各支持部材20,20,・・が、上記ケーシング2
    の内部において該ケーシング2の軸方向に略直交する方
    向に配置されて該ケーシング2の内部に上記各蒸発器用
    伝熱管4,4,・・によって節を形成していることを特
    徴とする空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記各支持部材20,20,・・が板材で構成されると
    ともに、該板材に形成した蒸発器用伝熱管挿通孔23,
    23,・・を通して上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・
    が配置されていることを特徴とする空冷吸収式冷凍装置
    用蒸発器ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記各支持部材20,20,・・を構成する板材の上記
    各蒸発器用伝熱管挿通孔23,23,・・よりも上方位
    置に開口24が形成され、該開口24に上記散布装置1
    1が挿通配置されていることを特徴とする空冷吸収式冷
    凍装置用蒸発器ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記各蒸発器用伝熱管4,4,・・が、 それぞれ上記各支持部材20,20,・・に跨がって延
    びる直管4a,4a,・・と、上下方向に隣接する一方
    の直管4aの軸方向端部と他方の直管4aの軸方向端部
    とを連絡するU字連絡管4b,4b,・・とで、上下方
    向に順次連通する冷媒流路を形成する如く構成されてお
    り、二次側冷媒が上記冷媒流路を上部から下部へ向けて
    流れることを特徴とする空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上下方向に多段に配置される上記各蒸発器用伝熱管4,
    4,・・でなる蒸発器用伝熱管群を横方向に多列に配置
    するとともに、 一方の蒸発器用伝熱管群に属する蒸発器用伝熱管4の端
    部と他方の蒸発器用伝熱管群に属する蒸発器用伝熱管4
    の端部とを上記U字連絡管4bによって連絡し、 上記一方の蒸発器用伝熱管群側と上記他方の蒸発器用伝
    熱管群側とを交互に経由しながら上下方向に延びる流路
    を構成したことを特徴とする空冷吸収式冷凍装置用蒸発
    器ユニット。
JP11062297A 1997-04-28 1997-04-28 空冷吸収式冷凍装置用蒸発器ユニット Pending JPH10300273A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014198983A1 (es) 2013-06-14 2014-12-18 Universitat Politècnica De Catalunya Máquina de absorción refrigerada por aire

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