JPH10300052A - サイクロン焼却炉 - Google Patents

サイクロン焼却炉

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Publication number
JPH10300052A
JPH10300052A JP12318597A JP12318597A JPH10300052A JP H10300052 A JPH10300052 A JP H10300052A JP 12318597 A JP12318597 A JP 12318597A JP 12318597 A JP12318597 A JP 12318597A JP H10300052 A JPH10300052 A JP H10300052A
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JP
Japan
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exhaust gas
gas outflow
cyclone incinerator
soot
outflow cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP12318597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Hamazaki
堯行 浜崎
Toru Imai
徹 今井
Tomohiro Asano
智宏 朝野
Kazuyoshi Nose
一義 野瀬
Masatoshi Kawano
正敏 川野
Eiichi Nakao
栄一 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISOBE TEKKO KK
Kyushu Electric Power Co Inc
Original Assignee
ISOBE TEKKO KK
Kyushu Electric Power Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by ISOBE TEKKO KK, Kyushu Electric Power Co Inc filed Critical ISOBE TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火力発電所等において、重原油燃焼後に発生
する煤を効果的に処理することができるサイクロン焼却
炉を提供する。 【解決手段】 筒状ケーシング17の周壁上部に重原油
燃焼後の煤が供給される煤供給口18が設けられると共
に、その下部に燃焼煤排出口19が設けられ、かつ、筒
状ケーシング17内に形成された燃焼室16の上部空間
に排ガス流出筒34が同心円的に配設されているサイク
ロン焼却炉Aにおいて、排ガス流出筒34の上部に、排
ガス流出筒34の外表面に冷却用空気を供給する排ガス
流出筒冷却装置Cを配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に重原油を燃料
として用いる火力発電所において、重原油燃焼後に発生
する煤を効果的に処理することができるサイクロン焼却
炉に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所において、重原油燃焼ボイラ
ーを用いて重原油を燃焼すると、重原油を完全に燃焼す
ることはできないので煤が発生し、この煤は電気集塵器
によってEP灰として捕集される。EP灰は高発熱量
(4000〜6000Kcal/Kg)を有するので、
そのまま廃棄する場合には産業廃棄物として取り扱われ
ることになり、法規制等によって、その後の処理が面倒
になる。一方、EP灰は有価物であるバナジウムを含有
する。
【0003】そこで、従来、EP灰は、図3に概念的に
示すEP灰処理装置B1を用いて、発熱量を低減すると
共にバナジウム含有率を富化し、有価物に変換してEP
灰の有効利用を図っている。
【0004】即ち、図3において、図示しない電気集塵
器によって捕集されたEP灰は、まずアッシュビン10
に充填され、その後ロータリーフィーダ11及び空気式
輸送管12を通して、定量的にサイクロン焼却炉A1に
供給され、このサイクロン焼却炉A1で燃焼される。燃
焼の結果、発生する燃焼残渣は、サイクロン焼却炉A1
よりロータリーキルン14に供給されてさらに燃焼さ
れ、バナジウム含有率が富化され有価物に変換される。
なお、サイクロン焼却炉A1における燃焼の結果、発生
する排気ガスはサイクロンコレクター15に供給され、
このサイクロンコレクター15によって排気ガスから回
収された燃焼煤も同様にロータリーキルン14に供給さ
れ、さらに燃焼される。
【0005】図3及び図4にサイクロン焼却炉A1の構
成を具体的に示す。図示するように、内部に燃焼室16
が形成される筒状ケーシング17の周壁上部には、EP
灰が供給される煤供給口18が設けられており、筒状ケ
ーシング17の下部には燃焼煤排出口19が設けられて
いる。燃焼室16の上部空間には両端開口の排ガス流出
筒20が同心円的に配設されている。排ガス流出筒20
の上部は、筒状ケーシング17の天井壁21の中央部に
設けられた流出筒取付開口22を通して上方に突出され
ており、その突出端に設けられたフランジ23は、ボル
ト等の緊締連結具によって、天井壁21の上面で流出筒
取付開口22の周りに突設された筒状支持部24に固定
支持されている。また、サイクロン焼却炉A1の周壁に
は燃焼バーナ26が取付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したサイ
クロン焼却炉A1は、未だ以下の解決すべき課題を有し
ていた。即ち、サイクロン焼却炉A1の燃焼室16で燃
焼されるEP灰は4000〜6000Kcal/Kgの
高発熱量を有するので、いきおい、サイクロン焼却炉A
1内の炉内温度も上昇し、最大で1200℃にもなる。
そのため、筒状ケーシング17の内面に耐火物ライニン
グ27が貼着されると共に、排ガス流出筒20も高クロ
ム鋼等の耐熱金属製としている。
【0007】しかし、排ガス流出筒20は常時高温に曝
されることになるので、耐熱金属製とした場合であって
も比較的短期間で劣化するため、排ガス流出筒20を頻
繁に補修、或いは交換をしなくてはならず、サイクロン
焼却炉A1のメンテナンス作業を煩雑なものとしてい
た。また、排ガス流出筒20の保護のため、焼却能力が
低く押えられ、処理できない灰は産業廃棄物となってい
た。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、火力発電所等において、重原油燃焼後に発
生する煤を効果的に処理することができるサイクロン焼
却炉を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のサイクロン焼却炉は、筒状ケーシングの周壁上部
に重原油燃焼後の煤が供給される煤供給口が設けられる
と共に、その下部に燃焼煤排出口が設けられ、かつ、前
記筒状ケーシング内に形成された燃焼室の上部空間に排
ガス流出筒が同心円的に配設されているサイクロン焼却
炉において、前記排ガス流出筒の上部に、該排ガス流出
筒の外表面に冷却用空気を供給する排ガス流出筒冷却装
置が配設されている。
【0010】請求項2記載のサイクロン焼却炉は、請求
項1記載のサイクロン焼却炉において、前記排ガス流出
筒冷却装置は、前記筒状ケーシングの天井壁の中央部上
面に前記排ガス流出筒と同心円的に配設されると共に、
前記天井壁の中央部に設けられた流出筒取付開口の内周
面と前記排ガス流出筒の外周面との間に形成された環状
空気流路を通して、前記燃焼室の上部空間と連通される
環状空気室と、該環状空気室に冷却用空気を供給する冷
却空気供給源とを具備する。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
【0012】まず、図1を参照して、本発明の一実施の
形態に係るサイクロン焼却炉Aの構成について説明す
る。なお、サイクロン焼却炉Aの構成は、以下に説明す
る排ガス流出筒冷却装置Cを具備する点を除いて、前述
したサイクロン焼却炉A1の構成と同一なので、同一の
構成は同一の符号で示すと共に、これらの構成の説明は
省略する。
【0013】図1に示すように、サイクロン焼却炉A
は、筒状ケーシング17の天井壁30の中央部近傍に、
以下の構成を有する排ガス流出筒冷却装置Cを設けてい
る。図示するように、天井壁30の中央部には流出筒取
付開口31が形成されている。天井壁30の中央部の上
面には、この流出筒取付開口31と同軸的に筒状支持部
32が載置されている。筒状支持部32の上端には環状
フランジ33が一体的に形成されている。
【0014】流出筒取付開口31よりわずかに直径を小
さくした排ガス流出筒34の上部が、流出筒取付開口3
1及び筒状支持部32を通して挿通されている。排ガス
流出筒34の上部には環状フランジ35が一体的に形成
されており、この環状フランジ35は連結ボルトによっ
て筒状支持部32の環状フランジ33に連結されてい
る。従って、排ガス流出筒34は筒状ケーシング17内
に同心円的に配設されると共に支持されることになる。
【0015】また、排ガス流出筒34の外周面と流出筒
取付開口31の内周面との間、及び排ガス流出筒34の
外周面と筒状支持部32の内周面との間には、それぞれ
環状空気流路36と環状空気室37とが相互に連通状態
に形成されている。そして、環状空気室37は環状空気
流路36を通して、燃焼室16の上部空間と連通され
る。さらに、天井壁30の上方には、冷却空気供給源と
して用いられるヘッダー管38が配設されており、ヘッ
ダー管38は冷却空気供給管40を介して環状空気室3
7に連通連結されている。
【0016】次に、上記した構成を有するサイクロン焼
却炉AによるEP灰の処理作業について、図1及び図3
を参照して具体的に説明する。図3において、図示しな
い電気集塵器によって捕集されたEP灰は、まずアッシ
ュビン10に充填され、その後ロータリーフィーダ11
及び空気式輸送管12を通して、定量的にサイクロン焼
却炉Aに供給され、このサイクロン焼却炉Aの燃焼室1
6で燃焼され、燃焼の結果発生する燃焼残渣は、サイク
ロン焼却炉Aよりロータリーキルン14に供給されてさ
らに燃焼され、富化されたバナジウムを含む有価物に変
換される。
【0017】上記したサイクロン焼却炉Aにおける燃焼
によって、サイクロン焼却炉Aの炉内温度は最高で12
00℃になり、そのままでは排ガス流出筒34は直に高
温に曝されることになる。しかし、本実施の形態では、
サイクロン焼却炉Aは前述したように、排ガス流出筒冷
却装置Cを具備するので、排ガス流出筒34を効果的に
冷却することができ、排ガス流出筒34が過度に昇温す
るのを確実に防止することができる。
【0018】即ち、図1に示すように、サイクロン焼却
炉Aに燃焼処理の開始と同時にヘッダー管38より冷却
用空気が、冷却空気供給管40を通して、環状空気室3
7内に供給される。その後、冷却用空気は、環状空気流
路36を通してサイクロン焼却炉Aの燃焼室16内に供
給されることになる。この際、冷却用空気は、排ガス流
出筒34の外表面に沿って燃焼室16内に流入すること
になるので、排ガス流出筒34の外表面上に空気フィル
ム又は空気カーテンが形成され、この空気フィルム又は
空気カーテンによって、排ガス流出筒34は効果的に冷
却されることになる。
【0019】従って、排ガス流出筒34の表面温度を適
正温度に保持でき、過度の昇温に起因する排ガス流出筒
34の熱劣化を効果的に防止することができ、長期間に
わたってメンテナンスを要することなく使用することが
できる。さらに冷却用空気はEP灰燃焼用空気として使
用されると同時に、サイクロン焼却炉Aの炉内EP灰の
浮遊状態を改善するために、焼却能力が大幅に向上し
た。
【0020】
【実施例】本出願人は、上記したサイクロン焼却炉Aに
おける排ガス流出筒冷却装置Cの作用について実験を行
ったので、その結果を図2のグラフに示す。図2におい
て、○は、排ガス流出筒冷却装置Cを具備する本実施の
形態に係るサイクロン焼却炉Aにおける、排ガス流出筒
34の各部〜の排ガス温度(図1参照)を示してお
り、△は、排ガス流出筒冷却装置Cを具備しない従来の
サイクロン焼却炉A1における、排ガス流出筒20の各
部〜の排ガス温度(図4参照)を示している。また
本出願人は、上記したサイクロン焼却炉Aにおける、冷
却用空気とEP灰の焼却能力の関係について実験を行っ
たので、その結果を図5のグラフに示す。
【0021】図2から明らかなように、本実施の形態に
係るサイクロン焼却炉Aは、従来のサイクロン焼却炉A
1に対して、排ガス流出筒34の各部〜の排ガス温
度を著しく低減することができる。従って、排ガス流出
筒34の熱劣化を可及的に抑制することができ、長期間
にわたってメンテナンスを要することなく使用すること
ができる。
【0022】図5から明らかなように、本実施の形態に
係るサイクロン焼却炉Aは従来のサイクロン焼却炉A1
に対して、EP灰焼却能力を著しく増加することができ
る。即ち図5のグラフにおいて、冷却空気量(m3
H)が0の場合が従来のサイクロン焼却炉A1の焼却能
力(m3 /H)であり、その値は0.3であった。一方
本実施の形態に係るサイクロン焼却炉Aの冷却空気量
(m3 /H)を増加して、800とした場合、焼却能力
(m3 /H)は1.2となり、実に4倍の焼却能力とな
った。このため、産業廃棄物の有価物への変換量を大幅
に向上させることができる。
【0023】さらに図6に示すように、排ガス流出筒3
4自身の温度(メタル温度)の内、最も高温部と推定さ
れる部分の温度を温度センサ41、42によって検出
し、該温度が排ガス流出筒34の許容値以内(1000
℃以下)になるように、EP灰焼却量を自動制御してい
るため、EP灰発熱量の変動に対しても、排ガス流出筒
34の最高部温度は常に許容値以内(1000℃以下)
を維持することができる。該自動制御方法により、EP
灰焼却量は定格負荷で処理でき、焼却能力の向上と排ガ
ス流出筒34の熱劣化を抑制することができる。また、
EP灰は高発熱量であり自燃するため、補助燃料バーナ
は種火として少量使用することにより燃料油の使用量を
低減することができる。
【0024】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
具体的に説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の
形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形
態や変形例も含むものである。
【0025】
【発明の効果】請求項1及び2記載のサイクロン焼却炉
においては、筒状ケーシングの周壁上部に重原油燃焼後
の煤が供給される煤供給口が設けられると共に、その下
部に燃焼煤排出口が設けられ、かつ、筒状ケーシング内
に形成された燃焼室の上部空間に排ガス流出筒が同心円
的に配設されているサイクロン焼却炉において、排ガス
流出筒の上部に、排ガス流出筒の外表面に冷却用空気を
供給する排ガス流出筒冷却装置が配設されている。従っ
て、排ガス流出筒冷却装置によって、冷却用空気を排ガ
ス流出筒の外表面に供給して排ガス流出筒の表面を効果
的に冷却することができ、排ガス流出筒の表面温度を適
正温度に保持でき、過度の昇温に起因する排ガス流出筒
の熱劣化を効果的に防止することができ、長期間にわた
ってメンテナンスを要することなく使用することができ
る。また、EP灰の焼却能力が4倍に増加できるため、
産業廃棄物の有価物への変換量を大幅に向上させること
ができる。
【0026】特に、請求項2記載のサイクロン焼却炉に
おいては、排ガス流出筒冷却装置は、筒状ケーシングの
天井壁の中央部上面に排ガス流出筒と同心円的に配置さ
れると共に、天井壁の中央部に設けられた流出筒取付開
口の内周面と排ガス流出筒の外周面との間に形成された
環状空気流路を通して、燃焼室の上部空間と連通される
環状空気室と、環状空気室に冷却用空気を供給する冷却
空気供給源とを具備する。従って、冷却用空気は、排ガ
ス流出筒の外周面に沿って燃焼室内に流入することにな
るので、排ガス流出筒の外表面上に空気フィルム又は空
気カーテンが形成され、この空気フィルム又は空気カー
テンによって、排ガス流出筒はより効果的に冷却される
ことになる。また、冷却用空気は、排ガス流出筒の外周
面と流出筒取付開口の間に形成される環状空気流路を通
して燃焼室内に流入するので、EP灰燃焼用空気となる
だけでなく、EP灰の浮遊状態を改善できるため、EP
灰焼却能力の大幅な増加となる。しかも、流出筒取付開
口として従来のサイクロン焼却炉の流出筒取付開口を用
いれば、わずかな改造費用で、本実施の形態に係るサイ
クロン焼却炉を簡単な作業で、排ガス流出筒冷却装置を
改造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るサイクロン焼却炉
の排ガス流出筒の拡大正断面図である。
【図2】同サイクロン焼却炉における排ガス流出筒冷却
装置による排ガス流出筒の各部排ガス温度低減効果を示
すグラフである。
【図3】従来のサイクロン焼却炉を具備するEP灰処理
装置の概念的構成説明図である。
【図4】同サイクロン焼却炉の排ガス流出筒の拡大正断
面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るサイクロン焼却炉
の冷却空気量とEP灰焼却能力の関係を示すグラフであ
る。
【図6】同サイクロン焼却炉の排ガス流出筒自身の温度
(メタル温度)を検出し、自動制御するために取付けら
れた温度検出センサの位置を示すグラフである。
【符号の説明】
A サイクロン焼却炉 A1 サイクロ
ン焼却炉 B EP灰処理装置 C 排ガス流出
筒冷却装置 10 アッシュビン 11 ロータリ
ーフィーダ 12 空気式輸送管 14 ロータリ
ーキルン 15 サイクロンコレクター 16 燃焼室 17 筒状ケーシング 18 煤供給口 19 燃焼煤排出口 26 燃焼バー
ナ 27 耐火物ライニング 30 天井壁 31 流出筒取付開口 32 筒状支持
部 33 環状フランジ 34 排ガス流
出筒 35 環状フランジ 36 環状空気
流路 37 環状空気室 38 ヘッダー
管 40 冷却空気供給管 41 温度セン
サ 42 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝野 智宏 福岡県豊前市大字八屋字片松2463番地9 九州電力株式会社豊前発電所内 (72)発明者 野瀬 一義 福岡県豊前市大字八屋字片松2463番地9 九州電力株式会社豊前発電所内 (72)発明者 川野 正敏 福岡県北九州市小倉北区東港1丁目2番11 号 磯部鉄工株式会社小倉工場内 (72)発明者 中尾 栄一 福岡県北九州市小倉北区東港1丁目2番11 号 磯部鉄工株式会社小倉工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状ケーシングの周壁上部に重原油燃焼
    後の煤が供給される煤供給口が設けられると共に、その
    下部に燃焼煤排出口が設けられ、かつ、前記筒状ケーシ
    ング内に形成された燃焼室の上部空間に排ガス流出筒が
    同心円的に配設されているサイクロン焼却炉において、 前記排ガス流出筒の上部に、該排ガス流出筒の外表面に
    冷却用空気を供給する排ガス流出筒冷却装置が配設され
    ていることを特徴とするサイクロン焼却炉。
  2. 【請求項2】 前記排ガス流出筒冷却装置は、前記筒状
    ケーシングの天井壁の中央部上面に前記排ガス流出筒と
    同心円的に配設されると共に、前記天井壁の中央部に設
    けられた流出筒取付開口の内周面と前記排ガス流出筒の
    外周面との間に形成された環状空気流路を通して、前記
    燃焼室の上部空間と連通される環状空気室と、該環状空
    気室に冷却用空気を供給する冷却空気供給源とを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載のサイクロン焼却炉。
JP12318597A 1997-04-24 1997-04-24 サイクロン焼却炉 Pending JPH10300052A (ja)

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