JPH1029992A - ポルフィリン二量化化合物 - Google Patents

ポルフィリン二量化化合物

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JPH1029992A
JPH1029992A JP20424296A JP20424296A JPH1029992A JP H1029992 A JPH1029992 A JP H1029992A JP 20424296 A JP20424296 A JP 20424296A JP 20424296 A JP20424296 A JP 20424296A JP H1029992 A JPH1029992 A JP H1029992A
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JP
Japan
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compound
porphyrin
formula
disulfide
dimerized
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JP20424296A
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English (en)
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Hirotaka Senba
裕隆 仙波
Mamoru Nango
守 南後
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Chichibu Onoda Cement Corp
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた金属イオン捕捉能を有する新規なポル
フィリン二量化化合物の金属錯体を提供する。 【解決手段】 一般式(1) 【化1】 で示されるポルフィリン二量化化合物。(式中、R1
21は水素原子又は/およびハロゲン原子を表わし、M
はAg、Al、Ba、Ca、Co、Cr、Fe、Ge、
Mg、Mn、Mo、Ni、P、Pb、Pt、Si、W、
Znのいずれか1種の金属イオンを表わし、nは2〜2
0の整数を表わす。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、新規なポルフィリ
ン二量化化合物、さらに詳しくはポルフィリン二量化化
合物の金属錯体に関する。
【0002】
【従来の技術】主として動植物の生体内で合成されるポ
ルフィリン金属錯体は、ポルフィン骨格に種々の基が置
換した誘導体であって、一般にポルフィン骨格内に金属
イオンを捕捉したものである。このようなポルフィリン
の金属錯体としては、酸素キャリァーとしてのヘモグロ
ビン、電子伝達媒体としてのシトクロム、光−化学エネ
ルギー変換媒体としてのクロロフィルなどの蛋白質や天
然色素が知られている。一方、人為的に合成されたもの
では(1)記録材料としての2−アクリロイルオキシメ
チル−5、10、15、20−テトラフェニルポルフィ
リン銅、(2)酸素センサー材料としてのフェロテトラ
アミノフェニルポルフィリン、(3)光−電気エネルギ
ー変換材料としての鉄テトラフェニルポルフィリンなど
が知られている。またさらに、ポルフィン骨格のαから
δのいずれか1つ以上の位置に水素原子又は/およびハ
ロゲン原子が存在するメソポルフィリンは、ポルフィン
骨格の金属イオン捕捉能力がより高まり、種々の金属錯
体を形成できることも知られている。
【0003】
【発明の解決すべき課題】金属イオン捕捉能力を高めた
ポルフィリンは種々の金属錯体が知られているが、ポル
フィリン二量化化合物の金属錯体は知られていない。本
発明はポルフィリン二量化化合物の新規物質、さらに詳
しくはポルフィリン二量化化合物の金属錯体を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明者らは鋭意研究を重ねた結果、ポルフィン環のβ位
置に置換したフェニル基にジスルフィド基を有する適意
の長さのアルキル鎖を結合したポルフィリン二量化化合
物のポルフィン骨格のα、γ、δの各位置をトリル基で
置換したものか、あるいは更に該トリル基の水素原子の
一部又は全てを塩素、フッ素、臭素、ヨウ素などのハロ
ゲン原子で置換したものが高い金属イオン捕捉能力を有
し、このような高い金属イオン捕捉能力を有するポルフ
ィン骨格に種々の金属イオンを捕捉させたものが、新規
化合物のポルフィリン二量化化合物の金属錯体であるこ
とを見出した。
【0005】即ち本発明は、一般式(2)
【0006】
【化2】
【0007】〔式(2)中、R1〜R21は、水素原子又
は/およびハロゲン原子を表わし、Mは、Ag、Al、
Ba、Ca、Co、Cr、Fe、Ge、Mg、Mn、M
o、Ni、P、Pb、Pt、Si、W、Znの群から選
ばれるいずれか1種の金属イオンであり、nは2〜20
の整数を表わす。〕で示されるポルフィリン二量化化合
物である。
【0008】また本発明は、前記一般式(2)のMが、
Mn、Fe、Cr、Mg、Co、Znの群から選ばれる
いずれか1種の金属イオンであることを特徴とするポル
フィリン二量化化合物である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に於けるポルフィリン二量
化化合物は、前記式(2)で表されるものであって、こ
れはポルフィン骨格のαおよびγおよびδの位置をそれ
ぞれトリル基で置換したものか、あるいは更に該トリル
基の水素を塩素、フッ素、臭素、ヨウ素などのハロゲン
原子で全て又は一部置換したもののいずれか、即ち、式
(2)中でR1〜R21が水素原子または/およびハロゲ
ン原子であって、かつ該骨格のピロール窒素に式(2)
中のMで表される金属イオン、即ちAg、Al、Ba、
Ca、Co、Cr、Fe、Ge、Mg、Mn、Mo、N
i、P、Pb、Pt、Si、W、Znの群から選ばれる
いずれか1種の金属イオン、好ましくはMn、Fe、C
r、Mg、Co、Znの群から選ばれるいずれか1種の
金属イオンが配位し、更にポルフィン骨格のβの位置が
フェニル環で置換され、該フェニル基に結合する側鎖と
してジスルフィド基を有する適意の長さのアルキル鎖、
即ち式(2)中でnが2〜20の整数のいずれかとなる
アルキル鎖が結合したものである。
【0010】このようなポルフィリン二量化化合物の合
成は、他のポルフィリン誘導体の公知の合成方法を利用
することによって行うことができるが、その一例を挙げ
ると、式(2)中のnが2のポルフィリン二量化化合物
を合成する場合では、4−メチルアルデヒドと4−カー
ボキシベンズアルデヒドとピロールを原料としてTra
ylor等による方法(J.Am.Chem.So
c.,101(1979)pp.6716−6731)
と同様の方法でトリトリルポルフィリンカルボン酸を作
製する。このトリトリルポルフィリンカルボン酸にエチ
ルカーボネートを加え、更にシスタミン二塩酸塩を添加
することでトリトリルポルフィリンジスルフィドを得
る。また、原料として4−メチルアルデヒドの代わりに
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメ
チルアルデヒドを用いることにより、前記と同様の方法
でパーフルオロトリトリルポルフィリンジスルフィドを
得ることができる。このようにして作製したトリトリル
ポルフィリンジスルフィド又はパーフルオロトリトリル
ポルフィリンジスルフィドを酢酸又は硝酸に溶解する。
これにAg、Al、Ba、Ca、Co、Cr、Fe、G
e、Mg、Mn、Mo、Ni、P、Pb、Pt、Si、
W、Znの群、好ましくはMn、Fe、Cr、Mg、C
o、Znの群から選ばれる所望の金属の酢酸塩水和物か
硝酸塩水和物を添加し、抽出操作にて溶媒を除去するこ
とで、金属トリトリルポルフィリン二量化化合物:(M
TTP−C2−S)2、又は金属パーフルオロトリトリル
ポルフィリン二量化化合物:(MPFTTP−C2
S)2を得ることができる。最終生成物(溶質)が混合
物の場合は一般的な分離操作、例えばカラムトクロマト
グラフィー等により容易に分離することができる。
【0011】また、式(2)中のnが3〜20の整数で
あるポルフィリン二量化化合物を合成する場合の例とし
ては、例えば原料としてブロモアルコールにチオ尿素を
添加し、ヘキサノール中で還流したものを乾燥後、該乾
燥物を水酸化カリウム、更に硫酸を加え、得られたメル
カプトアルコールに、ヨウ素エタノールを加え、更に塩
化p−トリシル、次いでフタルイミドカリウムを添加
し、ビスフタルイミジルジスルフィドを作製する。これ
にヒドラジン一水和物と塩酸を添加処理することにより
ビスアミノアルキルジスルフィドが得られる。これを、
前記と同様の方法で作製したトリトリルポルフィリンカ
ルボン酸と塩化メチレンとエチルクロロカーボネートと
を加えて撹拌した溶液に添加することでトリトリルポル
フィリンジスルフィドが得られる。また、この方法で、
トリトリルポルフィリンカルボン酸の代わりにTray
lor等による方法を利用して作製したパーフルオロト
リトリルポルフィリンカルボン酸を用いることでパーフ
ルオロトリトリルポルフィリンジスルフィドを得ること
ができる。このようにして作製したトリトリルポルフィ
リンジスルフィド、又はパーフルオロトリトリルポルフ
ィリンジスルフィドを酢酸又は硝酸に溶解後、Ag、A
l、Ba、Ca、Co、Cr、Fe、Ge、Mg、M
n、Mo、Ni、P、Pb、Pt、Si、W、Znの
群、好ましくはMn、Fe、Cr、Mg、Co、Znの
群から選ばれる所望の金属の酢酸塩水和物か硝酸塩水和
物を添加し、抽出操作にて溶媒を除去することにより、
金属トリトリルポルフィリン二量化化合物:(MTTP
−Cn−S)2、又は金属パーフルオロトリトリルポルフ
ィリン二量化化合物:(MPFTTP−Cn−S)2を得
ることができる。生成物(溶質)が混合物の場合は一般
的な分離操作により容易に分離することができる。
【0012】
【実施例】
[実施例1] 市販のシスタミン二塩酸塩2.75×1
-4molを、Traylor等による方法と同じ方法
で作製したトリトリルポルフィリンモノメチルエステル
1.38×10-4molと塩化メチレン8mlとエチル
クロロカーボネート2.07×10-4molとを加えた
溶液に徐々に添加し反応させた。該反応系を、塩化メチ
レン−蒸留水を用いて溶媒抽出し、溶媒留去した反応生
成物をクロロホルム−メタノール系溶離液を用いて、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにより分離精製する
ことでトリトリルポルフィリンジスルフィド:(TTP
−C2−S)2を収率約45%で得た。(TTP−C2
S)2である確認は核磁気共鳴により行った。1H−NM
R(δppm、CDCl3)によるデータとしては、
8.73−8.84(16H)、7.89−8.27
(16H)、7.30−7.54(16H)、7.34
(2H)、4.02(4H)、3.20(4H)、2.
52−2.68(18H)、−2.81(4H)であっ
た。次いでこのトリトリルポルフィリンジスルフィド
3.36×10-4molを酢酸8.5mlに溶解し、こ
れに酢酸マンガン四水和物3.36×10-4molを添
加した後、溶媒抽出して溶媒除去したものを、クロロホ
ルム−メタノール系溶離液を用いてアルミナカラムクロ
マトグラフィーにより分離精製することで最終生成物を
得た。最終生成物をUV/vis吸収スペクトルで分析
したところ、470.0nmに吸収が見られたことか
ら、最終生成物は式(3)で示されるマンガントリトリ
ルポルフィリン二量化化合物:(MnTTP−C2
S)2であることを確認した。(収率約75%)
【0013】
【化3】
【0014】[実施例2] チオ尿素6.63×10-4
molをエタノール30.26mlに溶解し、窒素雰囲
気中で還流したものに6−ブロモ−1−ヘキサノール
0.0552molを添加し、再度還流させて溶媒除去
し、更に真空乾燥し、イソチウロニウムヘキサノール臭
化水素塩を得た。これを7N水酸化カリウム47.3m
lに加え、窒素雰囲気中で還流した後、10N硫酸30
mlを加えて撹拌し、これにジエチルエーテルを加えて
溶媒を抽出し、溶質を真空乾燥して6−メルカプト−1
−ヘキサノールを得た。この6−メルカプト−1−ヘキ
サノール0.0552molに濃度50mg/mlのヨ
ウ素エタノール溶液80mlを加えて撹拌した後、ジエ
チルエーテルを加えて溶媒を抽出し、溶媒留去したもの
を任意量のヘキサン中に入れて撹拌した後静置し、沈殿
物をデカンテーションにより回収し、真空乾燥すること
でビス(6−ヒドロキシヘキシル)ジスルフィド粉末を
得た。このビス(6−ヒドロキシヘキシル)ジスルフィ
ド0.0238molを、テトラヒドロフラン20ml
とトリエチルアミン10mlを混ぜた溶液中に溶解さ
せ、更にp−トシル0.095molを加えて約24時
間撹拌した後、塩化メチレンと蒸留水を用いて溶媒を抽
出し、溶媒留去したものを乾燥してビス(6−トシルヘ
キシル)ジスルフィドを得た。ビス(6−トシルヘキシ
ル)ジスルフィドをジメチルホルムアミド100mlに
溶解させ、フタルイミドカリウム0.095molを添
加して窒素雰囲気中で還流させた。これに塩化メチレン
500mlを加えて濾過し、濾液を真空乾燥し、ビス
(6−フタルイミジル)ジスルフィドを得た。これを窒
素雰囲気下でエタノール40mlに完全に溶解させ、
0.095molのヒドラジン一水和物4.62mlを
添加して窒素雰囲気中で還流し、更に該反応系のpHが
3になるよう塩酸で調整した上で同様の還流を行った
後、これにエタノール100mlを加えて濾過を行っ
た。濾液を塩化メチレン−1N水酸化ナトリウムを用い
て抽出した後、溶質を真空乾燥させ、メタノール−アン
モニア水系溶離液を用い、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで分離精製することによりビス(6−アミノヘ
キシル)ジスルフィド:(H2N−C6−S)2を得た。
このビス(6−アミノヘキシル)ジスルフィドを塩化メ
チレン2mlとトリエチルアミン0.01molの混合
溶液中に溶解させることによって作製したビス(6−ア
ミノヘキシル)ジスルフィド二塩酸塩2.75×10-4
molを、Traylor等による方法と同じ方法で作
製したトリトリルポルフィリンモノメチルエステル1.
38×10-4molと塩化メチレン8mlとエチルクロ
ロカーボネート2.07×10-4molを混ぜた溶液に
添加した。これを、塩化メチレン−蒸留水を用いて溶媒
抽出し、溶媒留去した反応生成物をクロロホルム−メタ
ノール系溶離液を用いて、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより分離精製することでトリトリルポルフィ
リンジスルフィド:(TTP−C6−S)2を得た。(T
TP−C6−S)2である確認は核磁気共鳴により行っ
た。1H−NMR(δppm、CDCl3)のデータとし
ては、8.68−8.82(16H)、8.02(16
H)、7.44(16H)、6.31(2H)、3.1
9(4H)、2.62(4H)、2.62(18H)、
1.24−1.50(16H)、−2.79(4H)で
あった。次いでこのトリフェニルポルフィリンジスルフ
ィド3.36×10-4molを酢酸8.5mlに溶解さ
せたものに、酢酸マンガン四水和物3.36×10-4
olを添加した後、溶媒抽出して溶媒留去し、クロロホ
ルム−メタノール系溶離液を用いてアルミナカラムクロ
マトグラフィーにより分離精製することで最終生成物を
得た。最終生成物をUV/vis吸収スペクトルで分析
したところ、471.5nmに吸収が見られたことか
ら、最終生成物は式(4)で示されるマンガントリトリ
ルポルフィリン二量化化合物:(MnTTP−C6
S)2であることを確認した。(収率約71%)
【0015】
【化4】
【0016】[実施例3] 前記実施例1と同様の方法
で作製したトリトリルポルフィリンジスルフィド3.3
6×10-4molを酢酸8.5mlに溶解し、これに酢
酸亜鉛二水和物3.36×10-4molを添加した後、
溶媒抽出して溶媒除去したものを、クロロホルム−メタ
ノール系溶離液を用いてアルミナカラムクロマトグラフ
ィーにより分離精製することで最終生成物を得た。最終
生成物をUV/vis吸収スペクトルで分析したとこ
ろ、424.5nmと558.0nmに吸収が見られた
ことから、最終生成物は式(5)で示される亜鉛トリト
リルポルフィリン二量化化合物:(ZnTTP−C2
S)2であることを確認した。(収率約74%)
【0017】
【化5】
【0018】[実施例4] 前記実施例2と同様の方法
で作製したトリトリルポルフィリンジスルフィド3.3
6×10-4molを酢酸8.5mlに溶解し、これに酢
酸亜鉛二水和物3.36×10-4molを添加した後、
溶媒抽出して溶媒除去したものを、クロロホルム−メタ
ノール系溶離液を用いてアルミナカラムクロマトグラフ
ィーにより分離精製することで最終生成物を得た。最終
生成物をUV/vis吸収スペクトルで分析したとこ
ろ、424.5nmと557.5nmに吸収が見られた
ことから、最終生成物は式(6)で示される亜鉛トリト
リルポルフィリン二量化化合物:(ZnTTP−C6
S)2であることを確認した。(収率約72%)
【0019】
【化6】
【0020】
【発明の効果】本発明による新規なポルフィリン二量化
化合物の金属錯体は、広範囲な電荷数を示す遷移金属の
何れの電荷数のイオンをも配位することができ、更には
ポルフィン骨格内の空間に入り込めないような大きな金
属イオンも十分捕捉し配位することもできる為、バリエ
ーションに富む優れたエネルギー変換特性を有する可能
性が高く、またジスルフィド基を有する二量化化合物で
あることから、生体親和性に優れるので生体内に於ける
エネルギー変換物質として利用できる可能性が高い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 〔式(1)中、R1〜R21は、水素原子又は/およびハ
    ロゲン原子を表わし、Mは、Ag、Al、Ba、Ca、
    Co、Cr、Fe、Ge、Mg、Mn、Mo、Ni、
    P、Pb、Pt、Si、W、Znの群から選ばれるいず
    れか1種の金属イオンであり、nは2〜20の整数を表
    わす。〕で示されるポルフィリン二量化化合物。
  2. 【請求項2】 Mが、Mn、Fe、Cr、Mg、Co、
    Znの群から選ばれるいずれか1種の金属イオンである
    こと特徴とする請求項1記載のポルフィリン二量化化合
    物。
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