JPH10299509A - ガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御方法及び装置 - Google Patents
ガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御方法及び装置Info
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- JPH10299509A JPH10299509A JP10592997A JP10592997A JPH10299509A JP H10299509 A JPH10299509 A JP H10299509A JP 10592997 A JP10592997 A JP 10592997A JP 10592997 A JP10592997 A JP 10592997A JP H10299509 A JPH10299509 A JP H10299509A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
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- F01K23/02—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
- F01K23/06—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
- F01K23/10—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
- F01K23/106—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle with water evaporated or preheated at different pressures in exhaust boiler
- F01K23/108—Regulating means specially adapted therefor
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷変動時においても、高温部品の冷却が安
定して行えるようにしたガスタービンの高温部品出口蒸
気温度制御方法及び装置をえる。 【解決手段】 排熱回収ボイラからコンバインドプラン
トのガスタービンの高温部品部に流す蒸気ラインに設け
られた温度制御弁１２、同温度制御弁を介して蒸気ライ
ンの高温部品部の出口部の温度を調節する温度制御手段
とを有するガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御装
置において、ガスタービンの負荷信号を受け蒸気温度静
特性設定値信号を出力する関数手段１６、同関数手段の
出力を受け排熱回収ボイラの動特性による補正を行い温
度制御手段への出口蒸気温度設定値信号とする補正手段
１８を設ける。
定して行えるようにしたガスタービンの高温部品出口蒸
気温度制御方法及び装置をえる。 【解決手段】 排熱回収ボイラからコンバインドプラン
トのガスタービンの高温部品部に流す蒸気ラインに設け
られた温度制御弁１２、同温度制御弁を介して蒸気ライ
ンの高温部品部の出口部の温度を調節する温度制御手段
とを有するガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御装
置において、ガスタービンの負荷信号を受け蒸気温度静
特性設定値信号を出力する関数手段１６、同関数手段の
出力を受け排熱回収ボイラの動特性による補正を行い温
度制御手段への出口蒸気温度設定値信号とする補正手段
１８を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインドプラ
ント用のガスタービンの燃焼器など高温部品を排熱回収
ボイラの蒸気にて冷却するガスタービンの高温部品出口
蒸気温度制御方法及び装置に関する。
ント用のガスタービンの燃焼器など高温部品を排熱回収
ボイラの蒸気にて冷却するガスタービンの高温部品出口
蒸気温度制御方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、ガスタービンの燃焼器など高温
部品の冷却に空気が用いられていたが、燃焼温度の高温
化にともない蒸気にて冷却する方法が開発されている。
部品の冷却に空気が用いられていたが、燃焼温度の高温
化にともない蒸気にて冷却する方法が開発されている。
【０００３】また、燃焼器など高温部品を蒸気にて冷却
するガスタービンをコンバインドプラントに適用し、蒸
気タービンと組合せて高効率な発電プラントが計画され
ている。
するガスタービンをコンバインドプラントに適用し、蒸
気タービンと組合せて高効率な発電プラントが計画され
ている。
【０００４】図２に従来のコンバインドプラントのガス
タービン蒸気系統を示す。ガスタービン１の排ガスは排
熱回収ボイラ２へ送られる。排熱回収ボイラ２の高圧ド
ラム５の蒸気は高圧過熱器６を経て高圧蒸気タービン３
へ送られる。また中圧ドラム９の蒸気は中圧過熱器１
０、再熱器７を順次経て中圧蒸気タービン４へ送られ
る。高圧蒸気タービン３の出口蒸気は再熱器７の入口に
合流する。
タービン蒸気系統を示す。ガスタービン１の排ガスは排
熱回収ボイラ２へ送られる。排熱回収ボイラ２の高圧ド
ラム５の蒸気は高圧過熱器６を経て高圧蒸気タービン３
へ送られる。また中圧ドラム９の蒸気は中圧過熱器１
０、再熱器７を順次経て中圧蒸気タービン４へ送られ
る。高圧蒸気タービン３の出口蒸気は再熱器７の入口に
合流する。
【０００５】また、中圧過熱器１０の出口蒸気は分岐し
て温度制御弁１２、ガスタービンの燃焼器等の高温部品
（用熱交換器）８を順次経て再熱器７出口の蒸気に合流
する。
て温度制御弁１２、ガスタービンの燃焼器等の高温部品
（用熱交換器）８を順次経て再熱器７出口の蒸気に合流
する。
【０００６】高温部品８の出口蒸気温度検出器１５の出
力は温度制御器１１を経て温度制御弁１２へ送られる。
力は温度制御器１１を経て温度制御弁１２へ送られる。
【０００７】以上において、ガスタービン１の排ガス
は、排熱回収ボイラ２に導かれ、高圧蒸気、中圧蒸気、
低圧蒸気を発生する。高圧ドラム５で発生した蒸気は高
圧過熱器６にて過熱蒸気となり、高圧蒸気タービン３に
て仕事をし、高圧排気ラインで中圧蒸気と合流した後、
再熱器７で再過熱され中圧蒸気タービン４に導かれる。
は、排熱回収ボイラ２に導かれ、高圧蒸気、中圧蒸気、
低圧蒸気を発生する。高圧ドラム５で発生した蒸気は高
圧過熱器６にて過熱蒸気となり、高圧蒸気タービン３に
て仕事をし、高圧排気ラインで中圧蒸気と合流した後、
再熱器７で再過熱され中圧蒸気タービン４に導かれる。
【０００８】中圧ドラム９で発生した蒸気は中圧過熱器
１０にて過熱された後、ガスタービン１の燃焼器等の高
温部品用熱交換器（高温部品部を直接通る場合もある）
８に必要量導かれ、高温部品８を冷却し、再熱器７の出
口で合流する。余分な蒸気は高圧排気ラインで合流し再
熱器７に導かれる。
１０にて過熱された後、ガスタービン１の燃焼器等の高
温部品用熱交換器（高温部品部を直接通る場合もある）
８に必要量導かれ、高温部品８を冷却し、再熱器７の出
口で合流する。余分な蒸気は高圧排気ラインで合流し再
熱器７に導かれる。
【０００９】高温部品８を通過した蒸気の温度は、出口
蒸気温度検出器１５および温度制御器１１の制御信号に
より温度制御弁１２にて温度制御される。
蒸気温度検出器１５および温度制御器１１の制御信号に
より温度制御弁１２にて温度制御される。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置におい
て、ガスタービンの燃焼器等高温部品の冷却用に用いる
蒸気の量は、燃焼器等高温部品の出口蒸気温度をあらか
じめ定められた値になるように燃焼器等高温部品入口に
設置された制御弁で制御される。
て、ガスタービンの燃焼器等高温部品の冷却用に用いる
蒸気の量は、燃焼器等高温部品の出口蒸気温度をあらか
じめ定められた値になるように燃焼器等高温部品入口に
設置された制御弁で制御される。
【００１１】この場合、燃焼器等高温部品の出口蒸気温
度が高すぎると、燃焼器等高温部品を十分に冷却できな
い。また、低すぎると蒸気タービンでの効率が低下す
る。つまり、燃焼器等高温部品の出口蒸気温度を適切な
設定値に制御する必要があるが、ガスタービン負荷静定
中の値を設定値としただけでは、負荷変化中などには適
切な値とはならないという問題点があった。
度が高すぎると、燃焼器等高温部品を十分に冷却できな
い。また、低すぎると蒸気タービンでの効率が低下す
る。つまり、燃焼器等高温部品の出口蒸気温度を適切な
設定値に制御する必要があるが、ガスタービン負荷静定
中の値を設定値としただけでは、負荷変化中などには適
切な値とはならないという問題点があった。
【００１２】本発明は、この問題点を解決することを課
題とする。
題とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【００１４】（１） ガスタービンの高温部品を排熱回
収ボイラの蒸気で冷却する際のガスタービンの高温部品
出口蒸気温度制御方法において、上記ガスタービン負荷
静定時の高温部品出口蒸気温度設定値をガスタービン負
荷変化中は上記排熱回収ボイラの動特性に応じて補正す
るガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御方法。
収ボイラの蒸気で冷却する際のガスタービンの高温部品
出口蒸気温度制御方法において、上記ガスタービン負荷
静定時の高温部品出口蒸気温度設定値をガスタービン負
荷変化中は上記排熱回収ボイラの動特性に応じて補正す
るガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御方法。
【００１５】以上において、ガスタービンの負荷が一定
のときは、負荷静定時の高温部品出口蒸気温度設定値に
なるよう蒸気流量が制御される。
のときは、負荷静定時の高温部品出口蒸気温度設定値に
なるよう蒸気流量が制御される。
【００１６】負荷が変動する場合、排熱回収ボイラの動
特性に応じて上記高温部品出口蒸気温度設定値が補正さ
れる。そしてこの補正された高温部品出口蒸気温度設定
値になるよう蒸気流量が制御される。
特性に応じて上記高温部品出口蒸気温度設定値が補正さ
れる。そしてこの補正された高温部品出口蒸気温度設定
値になるよう蒸気流量が制御される。
【００１７】このようにして、負荷変動時においても、
ガスタービンの高温部品は適切な温度に冷却維持され
る。
ガスタービンの高温部品は適切な温度に冷却維持され
る。
【００１８】（２） ガスタービンの高温部品部に排熱
回収ボイラから流す蒸気ラインに設けられた温度制御弁
と、同温度制御弁を介して上記蒸気ラインの上記高温部
品部の出口部の温度を調節する温度制御手段とを有する
ガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御装置におい
て、上記ガスタービンの負荷信号を受け蒸気温度静特性
設定値信号を出力する関数手段と、同関数手段の出力を
受け上記排熱回収ボイラの動特性による補正を行い上記
温度制御手段への出口蒸気温度設定値信号とする補正手
段とを設ける。
回収ボイラから流す蒸気ラインに設けられた温度制御弁
と、同温度制御弁を介して上記蒸気ラインの上記高温部
品部の出口部の温度を調節する温度制御手段とを有する
ガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御装置におい
て、上記ガスタービンの負荷信号を受け蒸気温度静特性
設定値信号を出力する関数手段と、同関数手段の出力を
受け上記排熱回収ボイラの動特性による補正を行い上記
温度制御手段への出口蒸気温度設定値信号とする補正手
段とを設ける。
【００１９】以上において、関数手段はガスタービンの
負荷信号を受け、蒸気温度静特性設定値信号を出力す
る。ガスタービンの負荷が一定のときは、補正手段は蒸
気温度静特性設定値信号をそのまま出力する。
負荷信号を受け、蒸気温度静特性設定値信号を出力す
る。ガスタービンの負荷が一定のときは、補正手段は蒸
気温度静特性設定値信号をそのまま出力する。
【００２０】したがって、この設定値信号にもとずき、
温度制御手段から制御信号が温度制御弁へ送られる。温
度制御弁は入力に応じて開度調節され、高温部品の出口
部の温度が、設定値になるよう制御される。
温度制御手段から制御信号が温度制御弁へ送られる。温
度制御弁は入力に応じて開度調節され、高温部品の出口
部の温度が、設定値になるよう制御される。
【００２１】負荷が変動する場合、補正手段は蒸気温度
静特性設定値信号を受け、排熱回収ボイラの動特性、す
なわち応答特性による補正を加えて出力する。この補正
された蒸気温度静特性設定値信号にもとずき、温度制御
手段は制御信号を温度制御弁へ出力する。温度制御弁は
入力に応じて開度調節され、高温部品の出口部の温度が
補正された設定値になるよう制御される。
静特性設定値信号を受け、排熱回収ボイラの動特性、す
なわち応答特性による補正を加えて出力する。この補正
された蒸気温度静特性設定値信号にもとずき、温度制御
手段は制御信号を温度制御弁へ出力する。温度制御弁は
入力に応じて開度調節され、高温部品の出口部の温度が
補正された設定値になるよう制御される。
【００２２】このようにして、負荷変動時においても、
ガスタービンの高温部品は適切な温度に冷却維持され
る。
ガスタービンの高温部品は適切な温度に冷却維持され
る。
【００２３】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図１によ
り説明する。なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
り説明する。なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
【００２４】高温部品出口蒸気温度検出器１５の出力は
減算器２０を経て温度制御器１１へ送られる。ガスター
ビン１の負荷信号１ｓは関数器１６、補正回路１８を順
次経て減算器２０へ送られる。ここで温度制御器１１と
減算器２０が温度制御手段である。
減算器２０を経て温度制御器１１へ送られる。ガスター
ビン１の負荷信号１ｓは関数器１６、補正回路１８を順
次経て減算器２０へ送られる。ここで温度制御器１１と
減算器２０が温度制御手段である。
【００２５】以上において、関数器１６はガスタービン
１の負荷信号１ｓを受け、蒸気温度静特性設定値信号１
６ｓを出力する。すなわち、高温部品８出口の蒸気温度
を、再熱器７出口の蒸気温度と略々等しくなるように制
御する。
１の負荷信号１ｓを受け、蒸気温度静特性設定値信号１
６ｓを出力する。すなわち、高温部品８出口の蒸気温度
を、再熱器７出口の蒸気温度と略々等しくなるように制
御する。
【００２６】したがって、負荷静定中の設定値信号は、
再熱器７出口の蒸気温度となるようにガスタービンの負
荷信号１ｓの関数として出力する。
再熱器７出口の蒸気温度となるようにガスタービンの負
荷信号１ｓの関数として出力する。
【００２７】ガスタービンの負荷信号１ｓが一定のとき
は、補正回路１８は蒸気温度静特性設定値信号１６ｓを
そのまま出力する。減算器２０はこの設定値信号１６ｓ
と出口蒸気温度検出器１５の出力を受け、偏差信号を温
度制御器１１へ送る。温度制御器１１から、制御信号が
作られ、温度制御弁１２へ送られる。温度制御弁１２は
入力に応じて開度調節され、高温部品８の出口部の蒸気
温度が設定値になるよう制御される。
は、補正回路１８は蒸気温度静特性設定値信号１６ｓを
そのまま出力する。減算器２０はこの設定値信号１６ｓ
と出口蒸気温度検出器１５の出力を受け、偏差信号を温
度制御器１１へ送る。温度制御器１１から、制御信号が
作られ、温度制御弁１２へ送られる。温度制御弁１２は
入力に応じて開度調節され、高温部品８の出口部の蒸気
温度が設定値になるよう制御される。
【００２８】負荷が変動する場合、補正回路１８は蒸気
温度静特性設定値信号１６ｓを受け、排熱回収ボイラ２
の応答特性による補正を加えて出力する。
温度静特性設定値信号１６ｓを受け、排熱回収ボイラ２
の応答特性による補正を加えて出力する。
【００２９】負荷変化中は、再熱器７出口の蒸気温度は
ガスタービン負荷に対しての静特性値とはならない。す
なわち、ガスタービン１への燃料投入量が変化してから
再熱器７で熱吸収があり、再熱器７出口の蒸気温度が変
化するまでには時間的な遅れがある。したがって、この
遅れを補正する必要がある。この補正回路１８の構成
は、排熱回収ボイラ２の動特性モデルを有することが理
想的ではあるが、調整方法を簡素化するには、一次遅れ
要素とするだけでもその目的を十分達成できる。補正回
路１８から、補正された蒸気温度静特性設定値信号１８
ｓが減算器２０へ送られる。温度制御器１１は減算器２
０からの偏差信号を受け、制御信号を温度制御弁１２へ
出力する。温度制御弁１２は入力に応じて開度調節さ
れ、高温部品８の出口部の蒸気温度が補正された設定値
になるよう制御される。
ガスタービン負荷に対しての静特性値とはならない。す
なわち、ガスタービン１への燃料投入量が変化してから
再熱器７で熱吸収があり、再熱器７出口の蒸気温度が変
化するまでには時間的な遅れがある。したがって、この
遅れを補正する必要がある。この補正回路１８の構成
は、排熱回収ボイラ２の動特性モデルを有することが理
想的ではあるが、調整方法を簡素化するには、一次遅れ
要素とするだけでもその目的を十分達成できる。補正回
路１８から、補正された蒸気温度静特性設定値信号１８
ｓが減算器２０へ送られる。温度制御器１１は減算器２
０からの偏差信号を受け、制御信号を温度制御弁１２へ
出力する。温度制御弁１２は入力に応じて開度調節さ
れ、高温部品８の出口部の蒸気温度が補正された設定値
になるよう制御される。
【００３０】このようにして、負荷変動時においても、
ガスタービンの高温部品は適切な温度に冷却維持され
る。
ガスタービンの高温部品は適切な温度に冷却維持され
る。
【００３１】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は次の効果
を奏する。
を奏する。
【００３２】（１） 発明１：ガスタービン負荷変動中
は排熱回収ボイラの動特性に応じて、ガスタービン負荷
静定時の高温部品出口蒸気温度設定値を補正する。この
補正された高温部品出口蒸気温度設定値にもとずき高温
部品出口蒸気温度制御が行われる。
は排熱回収ボイラの動特性に応じて、ガスタービン負荷
静定時の高温部品出口蒸気温度設定値を補正する。この
補正された高温部品出口蒸気温度設定値にもとずき高温
部品出口蒸気温度制御が行われる。
【００３３】したがって、負荷変動時においても、ガス
タービンの高温部品は適切な温度に冷却維持される。
タービンの高温部品は適切な温度に冷却維持される。
【００３４】（２） 発明２：ガスタービンの負荷信号
を受け蒸気温度静特性設定値信号を出力する関数手段、
同関数手段の出力を受け排熱回収ボイラの応答特性によ
る補正を行い温度制御手段への出口蒸気温度設定値信号
とする補正手段を設けたので、負荷整定時は、蒸気温度
静特性設定値信号にもとずき温度制御手段から制御信号
が出力され制御される。
を受け蒸気温度静特性設定値信号を出力する関数手段、
同関数手段の出力を受け排熱回収ボイラの応答特性によ
る補正を行い温度制御手段への出口蒸気温度設定値信号
とする補正手段を設けたので、負荷整定時は、蒸気温度
静特性設定値信号にもとずき温度制御手段から制御信号
が出力され制御される。
【００３５】また負荷変動時は、補正手段からの補正さ
れた出口蒸気温度設定値信号にもとずき温度制御手段か
ら制御信号が出力され制御される。
れた出口蒸気温度設定値信号にもとずき温度制御手段か
ら制御信号が出力され制御される。
【００３６】したがって、高温部品の出口蒸気温度が、
負荷静定中、負荷変化中ともに適切な設定値に制御され
るため、プラントにとって、安全で且つ高効率な運転が
できるようになる。
負荷静定中、負荷変化中ともに適切な設定値に制御され
るため、プラントにとって、安全で且つ高効率な運転が
できるようになる。
【図１】本発明の実施の一形態の構成系統図である。
【図２】従来例の構成系統図である。
１ ガスタービン ２ 排熱回収ボイラ ３ 高圧蒸気タービン ４ 中圧蒸気タービン ５ 高圧ドラム ６ 高圧過熱器 ７ 再熱器 ８ 燃焼器等高温部品 ９ 中圧ドラム １０ 中圧過熱器 １１ 温度制御器 １２ 温度制御弁 １５ 高温部品出口温度検出器 １６ 関数器 １８ 補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｃ 6/18 Ｆ０２Ｃ 6/18 Ａ
Claims (2)
- 【請求項１】 ガスタービンの高温部品を排熱回収ボイ
ラの蒸気で冷却する際のガスタービンの高温部品出口蒸
気温度制御方法において、上記ガスタービン負荷静定時
の高温部品出口蒸気温度設定値をガスタービン負荷変化
中は上記排熱回収ボイラの動特性に応じて補正すること
を特徴とするガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御
方法。 - 【請求項２】 ガスタービンの高温部品部に排熱回収ボ
イラから流す蒸気ラインに設けられた温度制御弁と、同
温度制御弁を介して上記蒸気ラインの上記高温部品部の
出口部の温度を調節する温度制御手段とを有するガスタ
ービンの高温部品出口蒸気温度制御装置において、上記
ガスタービンの負荷信号を受け蒸気温度静特性設定値信
号を出力する関数手段と、同関数手段の出力を受け上記
排熱回収ボイラの動特性による補正を行い上記温度制御
手段への出口蒸気温度設定値信号とする補正手段とを備
えてなることを特徴とするガスタービンの高温部品出口
蒸気温度制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10592997A JPH10299509A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | ガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御方法及び装置 |
| US09/308,241 US6279308B1 (en) | 1997-04-23 | 1998-06-29 | Cooling steam control method for combined cycle power generation plants |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10592997A JPH10299509A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | ガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299509A true JPH10299509A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14420555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10592997A Withdrawn JPH10299509A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | ガスタービンの高温部品出口蒸気温度制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10299509A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1209325A2 (en) * | 2000-11-28 | 2002-05-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Steam cooling apparatus for gas turbine |
| JP2013245604A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービン高温部の冷却システム |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10592997A patent/JPH10299509A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1209325A2 (en) * | 2000-11-28 | 2002-05-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Steam cooling apparatus for gas turbine |
| EP1209325A3 (en) * | 2000-11-28 | 2003-10-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Steam cooling apparatus for gas turbine |
| JP2013245604A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービン高温部の冷却システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |