JPH10298936A - 広角度反射具 - Google Patents

広角度反射具

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JPH10298936A
JPH10298936A JP9146995A JP14699597A JPH10298936A JP H10298936 A JPH10298936 A JP H10298936A JP 9146995 A JP9146995 A JP 9146995A JP 14699597 A JP14699597 A JP 14699597A JP H10298936 A JPH10298936 A JP H10298936A
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JP
Japan
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reflector
light
exterior body
wide
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP9146995A
Other languages
English (en)
Inventor
Soshiro Isobe
宗四郎 磯部
Keisuke Fukunaga
恵介 福永
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Toko Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Toko Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 僅かの光でも反射具に照射されれば、四方
八方三次元的に反射することができ、認識の容易な広角
度反射具を提供すること。 【構 成】 表面がダイヤモンドカット・三角錐・四角
錐等で凹凸に形成された反射体と、該反射体を覆う外装
体と、これら反射体と外装体とを支持する支持体とから
構成されていることを特徴としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーブした道路あ
るいは交差点等に設置される反射具に関するもので、特
にS字状あるいはクランク状にカーブした所で使用する
に適した広角度反射具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光には、多少の拡散はするが、
直進するという性質があり、また鏡面に対して入射角と
反射角が等しいという性質がある。車・自転車等にて照
射される光は、多少の広がり角をもって走行方向の前方
を照射する。通常、道路がS字状あるいはクランク状に
カーブする個所、あるいは車道と歩道とを区別する個所
には注意を促すために道路に沿って反射具が設置されて
いる。この種の反射具は、平面的なものであるのが一般
的である。しかし、この場合車・自転車等にて照射され
る光が、その反射具に直交する場合は運転者に反射され
るが、道路がカーブしている個所ではその反射具に対し
て車・自転車等よりの照射光がある角度を持って斜めに
入射する為、照射側の反対方向に反射され、反射光は皆
無あるいは著しく減少し、道路の曲がり具合を判断しか
ねることがある。
【0003】そこで、たとえば実公昭57−61134
号公報に記載されているように反射鏡本体の外周縁に沿
って円弧状の反射体を取り付けたものが考案されてい
る。また、特公昭58−50896号公報に記載されて
いるように、一定の広がり角を持って放出するという光
ファイバー特有の性質を利用して、複数の光ファイバー
を束ね、これを輪切りにして導光板とした広角度光反射
器が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
構成では前者の場合、単に反射光を多くしたにすぎず、
しかもその光を広角度に反射させようという意図はな
い。それに、反射面は従前と同様に平面である為、設置
する際にはその角度を道路のカーブに合わせ調整して設
置しなければならないという問題がある。また、後者の
場合、多少の広がり角があるといっても30゜〜60゜
程度のものであり、運転者への反射光は極端に少なく、
特に山間地等のヘヤーピンカーブでの適用には無理であ
る。それに、自動車・トラック等の場合、一般的に操向
輪は車体に対し独立して自在に駆動するよう構成されて
いる為、上記カーブにおいてはハンドルをきってもタイ
ヤが曲がるのみで、車体に一体のヘッドランプは、タイ
ヤの後追いで曲がりきらず、反射具を照らさない。たと
え照射しても、その光量はわずかであり、更に反射光は
そのごく一部で非常に少ない。その為、道路の曲がり具
合が予測出来ないとか、山間地等のヘヤーピンカーブが
連続する所での走行は非常に運転しずらいという問題が
ある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記の欠点を解消すべくなさ
れたもので、僅かの光でも反射具に照射されれば、その
光を四方八方三次元的に反射することができ、認識の容
易な広角度反射具を提供しようとするものである。更
に、第二発明では、反射具そのものを内部より点灯する
ような形で反射するようにすることにより、どの方向か
ら照射された光をも四方八方三次元的に有効に反射でき
る反射具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、反射具に入射
した光を該反射具内部にて乱反射させ、反射具自体を電
灯の如く点灯するような形で反射させることにより、ど
の方向からでも有効に目視できるように構成したことを
特徴としている。
【0007】本発明の第一発明は、次の要件を有して成
る広角度反射具である。 黄色あるいはダイダイ色に着色された反射体で、該反
射体の表面はダイヤモンドカット・三角錐・四角錐等で
凹凸に形成されている。 上記反射体を、透明の外装体で覆う。 上記反射体と外装体とを支持体にて支持する。 なお、上記では反射体を着色したものを示したが、外装
体を黄色あるいはダイダイ色に着色しても良く、また反
射体および外装体ともに着色しても良いことは言うまで
もない。
【0008】さらに、本発明の第二発明は、次の要件を
有して成る広角度反射具である。 銀メッキ等の鏡面加工を施した反射体を有する。 光透過性の良好な透明体で形成される外装体で、該外
装体にて上記反射体を覆い、その内面を黄色あるいはダ
イダイ色に着色あるいは発光性塗料を塗布している。 反射具本体下方に上記反射体と外装体を連結し、且つ
反射具内部に車・自動車等により照射された光を取り込
むための光透過窓を形成する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の第一発明
による広角度反射具の第一実施例について説明する。図
1および図2において、1は本発明による広角度反射具
で、凹凸面を有する反射体2と、該反射体2を包むよう
にして覆う外装体3及びこれら反射体2と外装体3とを
支持する支持体4とで構成され、これらはいずれも合成
樹脂で形成されている。反射体2は、図2に示すように
その表面2aをダイヤモンドカット・三角錐・四角錐等
で凹凸2cに形成することにより、光が四方八方三次元
的に反射するよう構成され、裏面2bは銀メッキ等によ
る鏡面加工が施されている。外装体3は、光の透過を容
易にするために出来るだけ透明体とし、該外装体3を透
過した光が上記反射体2に投射し、該反射体2にて反射
し、更に外装体3を透過して外方へ発散するようにした
ものである。上記反射体2に形成する凹凸2は、裏面2
b側に形成しても良く、更には表面2aと裏面2bの両
面に形成しても良いことは言うまでもない。そして、外
装体3は、上記反射体2を覆うとともに、外装体3内で
反射体2が動かないよう保持するものである。これら反
射体2と外装体3は、どちらかあるいは両方とも注意を
ひくための色である黄色またはダイダイ色に着色する。
支持体4は、反射体2と外装体3を支持しており、支柱
5に連結されている。
【0010】上記の如く構成することにより、車・自転
車等により照射された光Lは、外装体3を透過して反射
体2で反射される。この反射体2は、ダイヤモンドカッ
ト・三角錐・四角錐等で凹凸2cが形成されている為、
その反射光は四方八方に三次元的に反射され、外装体3
を透過して周囲に発散される。また、該反射体2を透過
して進入した光Lは、鏡面加工された裏面2bにて全反
射され、更に外装体3を透過して周囲に発散される。図
1では、判り易く説明するために、車・自転車等により
照射された光Lが一本のみを示したが、当然無数の光が
照射されていることは言うまでもない。
【0011】図2は、上記反射体2の成形に関して図示
するもので、図1に示すような反射体2を1/4〜1/
3に縦方向に分割した反射体片20を形成し、それら反
射体片20を3〜4個組み合わせることにより反射体2
を形成しようとするものである。なお、組立に際して
は、本図には図示していないが、各反射体片20の端面
に互いに凹凸部を形成しておき、これらを嵌合すること
により組み合わせるようにすれば良い。この反射体2
は、分割したものに限定するものではなく、一体であっ
ても良いことは言うまでもない。上記実施例において、
反射体2は円筒状に形成したものを示したが、これに限
定するものでなく、楕円状のもの・十字状に組んだもの
・三角柱状のもの・四角柱状のもの等が考えられ、上記
実施例と同様にして分割あるいは一体にて形成される。
【0012】図3に第二実施例を示す。同図において、
図1と同じ符号のものは同種のものを示し、詳細な説明
を省略する。本実施例において、反射具1の本体下方に
光導入部6を設けたもので、車・自動車等により照射さ
れる光Lは、上記実施例と同様に反射体2で反射され
る。そして、光Lは、該光導入部6より取り入れ、光
導入部6に形成した反射板7にて本体上方へ反射させる
ようにして、できるだけたくさんの光を取り込もうとし
たものである。このように構成することにより、従前で
は反射具1をすり抜けていた光を取り込み、より多くの
光を反射させ、反射具の存在をより明確に確認しうるよ
うにしたものである。
【0013】図4に本発明による第二発明の第一実施例
を示す。同図において、10は本発明による第二発明を
示す広角度反射具で、該広角度反射具10は反射体11
と、該反射体11を包むようにして覆う外装体12と、
反射体11と外装体12を連結し外部よりの光を反射具
10内に取り込むための光透過窓13およびこれら反射
体11,外装体12,光透過窓13とを支持する支持体
14とで構成され、これらはいずれも合成樹脂で形成さ
れている。反射体11は、その表面が銀メッキ等により
鏡面に加工されている。外装体12は、反射体11を包
むように覆っており、外装体12を透過した光Lある
いは光透過窓13より入射した光Lが、反射具10内
で乱反射し、逆に外装体12を透過して外方に発散され
る。外装体12の内面には、運転者あるいは歩行者等に
注意をひくための色である黄色またはダイダイ色に着色
あるいは発光性の塗料が塗布されている。その為、上記
の反射具10内で乱反射した光L,Lは、外装体1
2を透過する際に黄色またはダイダイ色の光となって外
部に発散される。光透過窓13より入射した光Lは、
反射体11の裾部に設けた第一反射面15により反射具
10内方へ反射され、そのまま外装体12を透過して外
部に放散されるとともに、一部は上部の第二反射面16
に反射して外装体12を透過した外部に発散される。
【0014】図5に他の実施例を示す。本実施例は、上
記実施例において、第二反射面16が平面であったのに
対し、凹面状になったものを示す。その他は同じ構成で
あり、詳細な説明を省略する。本実施例では上記実施例
に比べ、第二反射面16が凹面である為、反射した光は
収束し、外装体12を強力に照らすことになる。
【0015】図6に他の実施例を示す。本実施例は、図
4の実施例において、第二反射面16が平面であったの
に対し、凸面状になったものを示す。その他は同じ構成
であり、詳細な説明を省略する。本実施例では上記実施
例に比べ、第二反射面16が凸面である為、反射した光
は拡散し、外装体12の全体を照らし発散されることに
なる。
【0016】図7は外装体12の他の実施例を示す。図
4〜6の実施例における外装体12の外表面は平滑面の
ものを示すが、本実施例のものは、例えば図4中VII
−VII線における矢視図を本図に示しており、多数の
円形状の光通過窓17を形成したものである。
【0017】図8〜10は図7中X−X線における断面
図で、図8は光通過窓17に対向する反射体11の面を
凸面状にしたものを示す。図9は光通過窓17に対向す
る反射体11の面を三角状にしたものを示す。図10は
光通過窓17に対向する反射体11の面を凹面状にした
ものを示す。このように形成することにより、光通過窓
17より入射した光Lは、その対向する反射体11の面
で四方八方に反射し、反射具10全体を照らすことにな
り、広角度に反射して運転者・歩行者等に認識しやすく
なるものである。
【0018】
【発明の効果】以上のとおりであり、本発明による広角
度反射具によれば、車・自転車等にて照射される光は、
三次元的に反射されることになるので、 S字状あるい
はクランク状にカーブする道路は勿論のこと山間地等の
ヘヤーピンカーブにおいて進行方向に一定間隔に設置さ
れた広角度反射具は、複数の広角度反射具を常に確認可
能であり、道路の曲がり具合を即座に判断することが出
来、安全に運転ができるようになった。また、上記の道
路において進行方向にある広角度反射具は勿論のこと、
対向する上記のカーブに設置された広角度反射具をも確
認でき、非常に安全に運転ができるようになったととも
に、歩行者にとっても同方向あるいは対向の車等を早期
に確認できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一発明の第一実施例を示す斜視
図である。
【図2】本発明による第一実施例の反射体の一部を示す
斜視図である。
【図3】本発明による第一発明の第二実施例を示す斜視
図である。
【図4】本発明による第二発明の第一実施例を示す斜視
図である。
【図5】本発明による第二発明の第二実施例を示す斜視
図である。
【図6】本発明による第二発明の第三実施例を示す斜視
図である。
【図7】図4中VII−VII線における矢視図であ
る。
【図8】図7中X−X線における第一実施例を示す断面
図である。
【図9】図7中X−X線における第二実施例を示す断面
図である。
【図10】図7中X−X線における第三実施例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 広角度反射具 2 反射体 3 外装体 4 支持体 5 支柱 10 広角度反射具 11 反射体 12 外装体 13 光透過窓 14 支持体 L,L,L 照射光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面がダイヤモンドカット・三角錐・四角
    錐等で凹凸に形成された反射体と、該反射体を覆う外装
    体と、これら反射体と外装体とを支持する支持体とから
    構成されている広角度反射具。
  2. 【請求項2】表面が鏡面加工された反射体と、該反射体
    を覆い、その内面を注意をひくための色である黄色ある
    いはダイダイ色に着色された外装体と、これら反射体と
    外装体を連結し、外光を反射具本体内に取り込むための
    光導入部とから構成されている広角度反射具。
  3. 【請求項3】請求項1ないし2記載の広角度反射具であ
    って、反射体と外装体のどちらかが注意をひくための色
    である黄色あるいはダイダイ色に着色されたことを特徴
    とする広角度反射具。
  4. 【請求項4】請求項1ないし2記載の広角度反射具であ
    って、反射体と外装体の両方とも注意をひくための色で
    ある黄色あるいはダイダイ色に着色されたことを特徴と
    する広角度反射具。
JP9146995A 1997-05-01 1997-05-01 広角度反射具 Pending JPH10298936A (ja)

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