JPH10297262A - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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JPH10297262A
JPH10297262A JP11208597A JP11208597A JPH10297262A JP H10297262 A JPH10297262 A JP H10297262A JP 11208597 A JP11208597 A JP 11208597A JP 11208597 A JP11208597 A JP 11208597A JP H10297262 A JPH10297262 A JP H10297262A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、注水作業を円滑に行うととも
に、エア抜き性の向上と熱損失の低減を有効に遂行可能
にする。 【解決手段】温水を循環路72に沿って循環させるため
のウォータポンプ74と、この循環路72に沿って循環
される前記温水を加熱するための熱交換器76と、前記
温水とダクト本体14内に供給される空気との間で熱交
換させることにより前記空気を加熱するためのヒータコ
ア34と、前記循環路72を構成する配管78に並列さ
れる温水回路80とを備える。配管78には、第1およ
び第2バイパス管路88、90の間で温水の流れを規制
するための開閉弁92が配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水を循環させて
車室内に吹き出される空気を加熱する車両用暖房装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車用暖房装置では、エンジン
を冷却するための冷却水を加熱用温水として利用し、こ
の温水とヒータコアを通る空気との間で熱交換させるこ
とにより前記空気を加熱し、該加熱された空気を暖房用
空気として車室内に吹き出すように構成されている。
【0003】一方、電気自動車用暖房装置では、エンジ
ン用冷却水に代わる熱源として、冷凍サイクルでコンプ
レッサから吐出される高温・高圧の冷却媒体を使用する
方式や、燃焼式ヒータを使用する方式等が採用されてい
る。これらの熱源により加熱された温水は、ヒータコア
を通る空気と熱交換することにより前記空気を所望の温
度に加熱するように構成されている。
【0004】ところで、上記の各種暖房装置は、加熱媒
体として温水を使用しており、この温水を循環路に沿っ
て循環させている。このため、水温の上昇による水圧の
増加に対応して、圧力弁により温水を循環路から分岐し
たリザーブタンクに逃がすリザーブタンク方式や、循環
路にエキスパンションタンクを直列に配置するエキスパ
ンションタンク方式が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
リザーブタンク方式では、リザーブタンクが循環路から
分岐して設けられているため、このリザーブタンクから
の放熱による熱損失が少なくなるものの、前記リザーブ
タンクにエア抜き機能が存在しない。これにより、配管
途中に、別途エア抜き用バルブを設ける必要があり、構
造が複雑化するという問題が指摘されている。
【0006】一方、上記のエキスパンションタンク方式
では、循環路内のエアがエキスパンションタンク内に導
入されることにより、このエキスパンションタンクから
循環路に対して温水のみが戻されてエア抜きが行われ
る。しかしながら、前記エキスパンションタンクが循環
路に直列に配置されるとともに、該エキスパンションタ
ンクの表面積が大きいため、放熱による熱損失が増大す
るという問題が指摘されている。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、簡単な構成で、確実なエア抜きが遂行されるとと
もに、熱損失を可及的に低減することが可能な車両用暖
房装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明に係る車両用暖房装置では、注水口を上端
部に設けた温水タンクが、第1および第2バイパス管路
を介して循環路を構成する配管に対し並列的に連結され
るとともに、前記配管には温水の流れを規制するための
開閉手段が設けられる。そして、注水時には、開閉手段
を介して配管が閉塞された状態で温水タンクの上端部に
設けられた注水口から注水されるため、温水回路と循環
路とが直列回路となって、前記温水タンクから第2バイ
パス管路を介して前記循環路に注水が行われる。
【0009】その際、温水タンクの流入側である第1バ
イパス管路が、この温水タンクの上部近傍に連通する一
方、流出側の第2バイパス管路が、前記温水タンクの下
部近傍に連通している。従って、循環路内のエアが温水
タンク内に押し出され、前記循環路のエア抜きが確実か
つ容易に遂行される。
【0010】一方、暖房運転時には、開閉手段を介して
配管が開放されるため、温水が循環路に沿って循環し、
この温水が温水回路に流れることがない。これにより、
温水が温水タンクに循環されてこの温水タンクから放熱
が惹起されることがなく、熱損失を有効に低減すること
が可能になる。
【0011】また、本発明では、配管の少なくとも一部
分が可撓性を有する弾性体で形成される。このため、バ
ルブやその他各種工具を用いて配管を閉塞することによ
り、循環路と温水回路とを直列回路にすることができ
る。従って、注水作業が円滑に行われるとともに、エア
抜き性の向上および熱損失の低減を確実に図ることが可
能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る暖房装置10を組み込むオートエアコン12の概
略構成説明図である。
【0013】オートエアコン12は、車室内に温調およ
び湿調された空気を吹き出すダクト本体14と、このダ
クト本体14内を流れる空気と冷却媒体との間で熱交換
させることにより前記空気を冷却する冷房装置16と、
前記ダクト本体14内を流れる空気と温水との間で熱交
換させることにより前記空気を加熱する第1の実施形態
に係る暖房装置10と、前記ダクト本体14内に配設さ
れて冷風と温風とのエアミックス制御を行うエアミック
ス手段20とを備える。
【0014】ダクト本体14は、車室内の前方側にイン
ストルメントパネル(図示せず)を介して配設されてお
り、このダクト本体14の上流側には、車室内の空気を
導入する内気導入口24と車室外の空気を導入する外気
導入口26とが、切り換えダンパ28を介して開閉自在
に設けられる。
【0015】ダクト本体14内には、切り換えダンパ2
8側に近接してブロア30が配設され、このブロア30
の下流側に冷房装置16を構成するエバポレータ32が
配設される。エバポレータ32の下流側には、暖房装置
10を構成するヒータコア(熱交換器)34が配設され
るとともに、このヒータコア34の入口側にエアミック
ス手段20が装着される。エアミックス手段20は、エ
アミックスダンパ36を備え、このエアミックスダンパ
36がエアミックスモータ38を介して開度0%の位置
から開度100%の位置の範囲内で任意の角度に回動自
在である。
【0016】ダクト本体14の下流側には、電気自動車
のフロントウインドシールドの内面に向かってエアを吹
き出すデフ吹き出し口40と、乗員の頭部側に向かって
エアを吹き出すフェイス吹き出し口42と、乗員の足元
部に向かってエアを吹き出すフット吹き出し口44とが
設けられる。デフ吹き出し口40、フェイス吹き出し口
42およびフット吹き出し口44には、それぞれデフダ
ンパ46、フェイスダンパ48およびフットダンパ50
が回動自在に取り付けられている。
【0017】エバポレータ32は、内部に流入した冷却
媒体とダクト本体14内にブロア30により送られてく
る空気との間で熱交換させることにより、この冷却媒体
を蒸発気化させるとともに、前記空気を冷却する機能を
有する。このエバポレータ32を含む冷房装置16は、
電動コンプレッサ52を備え、この電動コンプレッサ5
2の吸入口側と前記エバポレータ32の導出口側とを繋
ぐ低圧側の冷媒管路54aには、アキュムレータ56が
介装される。電動コンプレッサ52は、吸入口より内部
に吸入した冷却媒体(ガス冷媒)を圧縮して高温、高圧
の冷却媒体として吐出口側から冷媒管路54b側に吐出
する。アキュムレータ56は、冷却媒体を液冷媒とガス
冷媒とに分離してガス冷媒のみを電動コンプレッサ52
に供給する機能を有する。
【0018】冷媒管路54bは、その先端側で冷媒管路
54c、54dに分岐するとともに、この冷媒管路54
cが冷媒管路54e、54fに分岐する。冷媒管路54
cには第1電磁弁58が設けられ、冷媒管路54fには
第2電磁弁60が設けられるとともに、この冷媒管路5
4fが冷媒管路54aに連結される。冷媒管路54eに
は、室外熱交換器62が配設され、この室外熱交換器6
2は、暖房運転時に低温、低圧の気液二相状態の冷却媒
体と室外ファン64により吹き付けられる外気とを熱交
換させて冷却媒体を蒸発気化させる一方、冷房運転時に
高温、高圧のガス冷媒と室外ファン64により吹き付け
られる外気とを熱交換させてガス冷媒を凝縮液化させる
機能を有する。
【0019】冷媒管路54dには、暖房用の第1キャピ
ラリチューブ66が配設されており、この冷媒管路54
dと冷媒管路54eとは冷媒管路54gとして一体化さ
れ、エバポレータ32の導入側に連結される。この冷媒
管路54gには、第3電磁弁68と冷房用の第2キャピ
ラリチューブ70とが並列に設けられている。
【0020】暖房装置10は、温水を循環路72に沿っ
て循環させるためのウォータポンプ74と、この循環路
72に沿って循環される前記温水を加熱するための熱交
換器(加熱手段)76と、ダクト本体14内で温水と空
気とを熱交換させることにより、この空気を加熱するヒ
ータコア34と、前記循環路72を構成する配管78に
並列される温水回路80とを備える。
【0021】熱交換器76は、冷房装置16を構成する
冷媒管路54bを所定の長さにわたって囲繞し、二重管
構造を有する外管部82を備える。この熱交換器76
は、電動コンプレッサ52から吐出されて高温、高圧と
なった冷却媒体が冷媒管路54bを流れる際、外管部8
2を通る温水と前記冷却媒体との間で熱交換させること
により、前記温水を加熱する機能を有する。
【0022】図1〜図3に示すように、温水回路80
は、注水口84を上端部に設けた温水タンク86と、一
端が配管78に連通するとともに、他端が前記温水タン
ク86の上部近傍に連通する第1バイパス管路88と、
一端が前記配管78に連通するとともに他端が前記温水
タンク86の下部近傍に連通する第2バイパス管路90
とを備える。
【0023】第1および第2バイパス管路88、90の
間で温水回路80と並列回路を構成する配管78は、全
体として同一直径を有しており、この配管78には、温
水の流れを規制するための開閉手段として、例えば、電
磁弁等の開閉弁92が配設される。配管78と第2バイ
パス管路90との接合部分には、必要に応じてドレンプ
ラグ94が着脱自在に設けられる。
【0024】このように構成されるオートエアコン12
の動作について、以下に説明する。
【0025】先ず、運転モードが冷房運転、暖房運転、
除湿運転および送風運転の場合におけるそれぞれの冷房
装置16の経路が、表1に示されている。
【0026】
【表1】
【0027】そこで、運転モードが暖房運転の場合に
は、表1および図1に示すように、第1および第3電磁
弁58、68が閉塞されるとともに、第2電磁弁60が
開放される。このため、電動コンプレッサ52から吐出
される冷却媒体は、冷媒管路54b、54dから第1キ
ャピラリチューブ66を通って減圧され、気液二相状態
で室外熱交換器62を通って気化した後、第2電磁弁6
0、冷媒管路54f、54aを通ってアキュムレータ5
6から前記電動コンプレッサ52に循環される。
【0028】その際、暖房装置10では、ウォータポン
プ74の駆動作用下に、循環路72に沿って温水が循環
されており、熱交換器76を構成する外管部82に前記
温水が供給されている。従って、外管部82の内方に冷
媒管路54bを介して高温、高圧の冷却媒体が流れるこ
とにより、この外管部82内の温水が加熱される。この
温水は、ヒータコア34の内部に導入され、このヒータ
コア34を通過する空気を所定の温度に加熱する。
【0029】ところで、暖房装置10において、注水を
行う場合には、先ず、図2に示すように、開閉弁92を
閉状態にすることにより、配管78を第1および第2バ
イパス管路88、90の間で閉塞する。この状態で、温
水タンク86の上端部側に設けられている注水口84か
ら注水されると、この温水タンク86が循環路72と直
列回路となって、例えば、エキスパンションタンクと同
様の機能を営む。
【0030】これにより、図2中、二点鎖線矢印で示す
ように、温水タンク86内の温水が第2バイパス管路9
0から循環路72に送り出される。その際、ウォータポ
ンプ74が駆動されるため、温水タンク86から循環路
72に温水が供給されるとともに、この循環路72内の
温水が第1バイパス管路88を介して前記温水タンク8
6に戻され、前記温水が循環される。
【0031】ここで、温水タンク86では、流出口であ
る第2バイパス管路90の連通位置がこの温水タンク8
6の下部近傍に設けられる一方、流入口である第1バイ
パス管路88の連通位置が前記温水タンク86の上部近
傍に設けられている。従って、図2中、二点鎖線矢印の
方向に温水が流れる際、循環路72内のエアを温水タン
ク86内に押し出すことができ、前記循環路72内のエ
ア抜きが円滑かつ確実に遂行可能になるという利点が得
られる。
【0032】上記の注水作業の終了後に開閉弁92が開
放されると、ウォータポンプ74の作用下に温水が、図
3中、矢印に示すように、循環路72に沿って循環され
る。すなわち、第1および第2バイパス管路88、90
に接続された配管78は、全体にわたり直径が均一に設
定されている。このため、温水タンク86側に作用する
静圧は、第1および第2バイパス管路88、90のそれ
ぞれの接続部側で等しくなり、前記温水タンク86の流
入口および流出口で圧力差が生ずることがない。
【0033】これによって、循環路72から温水タンク
86側に温水が循環することがなく、前記温水タンク8
6からの放熱を有効に回避することができ、熱損失の発
生を確実かつ容易に阻止することが可能になるという効
果がある。
【0034】このように、第1の実施形態では、循環路
72に並列して温水タンク86を備えた温水回路80が
設けられるとともに、配管78に開閉弁92を配置する
だけでよく、極めて簡単な構成で、前記循環路72内の
エア抜き性の向上と熱損失の低減とを有効に遂行し得る
という利点がある。
【0035】なお、第1の実施形態では、配管78に電
磁弁である開閉弁92を配設しているが、この配管78
を開閉し得る構造であれば如何なる弁構造であってもよ
く、さらに手動操作によるコック等を採用することも可
能である。
【0036】図4は、本発明の第2の実施形態に係る暖
房装置100の概略構成図である。なお、第1の実施形
態に係る暖房装置10と同一の構成要素には同一の参照
符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0037】暖房装置100では、温水回路80を構成
する第1および第2バイパス管路88、90に接続され
る配管102が、少なくとも一部分を可撓性の弾性体で
形成される。具体的には、配管102は、耐熱性、耐候
性および断熱性を有するEPDM(エチレンプロピレン
ゴム)等で構成されている。
【0038】そこで、このように構成される暖房装置1
00では、図5に示すように、配管102がプライヤ等
の工具104で把持されることにより、この配管102
が閉塞された状態で、温水タンク86から注水が行われ
る。次いで、注水作業が終了した後、工具104による
把持作用が解除されると、配管102がそれ自身の弾発
力および温水の圧力を介して開放され、循環路72に沿
って温水が循環して所定の暖房運転が遂行される。
【0039】これにより、第2の実施形態では、第1の
実施形態と同様の効果が得られる他、構造が一層簡素化
されるという利点がある。なお、配管102に損傷を与
えることがないように工具104を選択し、あるいはこ
の配管102に布を巻き付ける等の工夫を施すことが望
ましい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る車両用暖房
装置では、温水を循環させるための循環路を構成する配
管に温水回路が並列されており、この配管を閉塞した状
態で前記温水回路を構成する温水タンクに注水を行う
と、この温水タンクが前記循環路と直列回路を構成して
該循環路に吸水が行われる。その際、温水タンクでは、
流入口がその上部近傍に設けられる一方、流出口がその
下部近傍に設けられており、循環路内のエアを円滑に該
温水タンク内に押し出すことができ、エア抜き性が有効
に向上する。
【0041】さらに、配管を開放することにより、循環
路と温水回路とが並列回路を構成し、前記循環路を流れ
る温水が前記温水回路を循環することがない。これによ
り、温水タンクに温水が循環して放熱されることがな
く、熱損失を有効に阻止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る暖房装置を組み
込むオートエアコンの概略構成説明図である。
【図2】前記暖房装置において、注水を行う際の回路説
明図である。
【図3】前記暖房装置において、暖房運転を行う際の回
路説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る暖房装置の要部
断面説明図である。
【図5】前記第2の実施形態に係る暖房装置を構成する
配管閉塞作業の斜視説明図である。
【符号の説明】
10、100…暖房装置 12…オートエア
コン 14…ダクト本体 16…冷房装置 20…エアミックス手段 34…ヒータコア 72…循環路 74…ウォータポ
ンプ 76…熱交換器 78、102…配
管 80…温水回路 84…注水口 86…温水タンク 88、90…バイ
パス管路 104…工具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水を循環路に沿って循環させるためのポ
    ンプと、 前記循環路に沿って循環される前記温水を加熱するため
    の加熱手段と、 前記温水と車室内に吹き出される前の空気との間で熱交
    換させることにより、前記空気を加熱するための熱交換
    器と、 前記循環路を構成する配管に並列される温水回路と、 を備え、 前記温水回路は、注水口を上端部に設けた温水タンク
    と、 一端が前記配管に連通するとともに、他端が前記温水タ
    ンクの上部近傍に連通する第1バイパス管路と、 一端が前記配管に連通するとともに、他端が前記温水タ
    ンクの下部近傍に連通する第2バイパス管路と、 を有し、 前記第1および第2バイパス管路の間で前記温水回路と
    並列回路を構成する前記配管には、温水の流れを規制す
    るための開閉手段が配設されることを特徴とする車両用
    暖房装置。
  2. 【請求項2】温水を循環路に沿って循環させるためのポ
    ンプと、 前記循環路に沿って循環される前記温水を加熱するため
    の加熱手段と、 前記温水と車室内に吹き出される前の空気との間で熱交
    換させることにより、前記空気を加熱するための熱交換
    器と、 前記循環路を構成する配管に並列される温水回路と、 を備え、 前記温水回路は、注水口を上端部に設けた温水タンク
    と、 一端が前記配管に連通するとともに、他端が前記温水タ
    ンクの上部近傍に連通する第1バイパス管路と、 一端が前記配管に連通するとともに、他端が前記温水タ
    ンクの下部近傍に連通する第2バイパス管路と、 を有し、 前記第1および第2バイパス管路の間で前記温水回路と
    並列回路を構成する前記配管は、少なくとも一部分が可
    撓性を有する弾性体で形成されることを特徴とする車両
    用暖房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011065075A1 (ja) * 2009-11-30 2011-06-03 株式会社 日立製作所 移動体用熱サイクルシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011065075A1 (ja) * 2009-11-30 2011-06-03 株式会社 日立製作所 移動体用熱サイクルシステム
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