JPH10297146A - バインダー綴じ込み用ノート - Google Patents

バインダー綴じ込み用ノート

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JPH10297146A
JPH10297146A JP10745197A JP10745197A JPH10297146A JP H10297146 A JPH10297146 A JP H10297146A JP 10745197 A JP10745197 A JP 10745197A JP 10745197 A JP10745197 A JP 10745197A JP H10297146 A JPH10297146 A JP H10297146A
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binding
paper
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Hiroaki Yamada
浩明 山田
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R & D Yamajin Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーズリーフバインダー形式の手帳等に
おいて、目的のページを簡単に開けることができるよう
にする。ルーズリーフバインダーから取り外しても一冊
としてまとまっており、保存及び管理を確実にできるよ
うにする。 【解決手段】 手帳１０にバインダー綴じ込み用ノート
２０がバインダー１２で回転自在に綴じ込まれている。
バインダー綴じ込み用ノート２０は台紙２１が設けられ
ている。台紙２１の内側の一辺にはバインダー１２に対
応した穴２２が複数穿設されている。台紙２１の穴２２
が穿設された側と反対側の一辺には、螺旋綴じ込み具２
３が設けられている。螺旋綴じ込み部２３には多数の紙
片２４が綴じ込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーズリーフバイ
ンダー形式の手帳等に綴じ込んで使用することができる
バインダー綴じ込み用ノートに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ルーズリーフバインダー形式の手
帳は、バインダーにスケジュールや日記を書き込むため
のダイアリー用紙片、メモを書き込むためのメモ用紙
片、住所を書き込むためのアドレス用紙片等を綴じ込
み、不要な紙片を取り除き、また、必要な紙片を新たに
追加することにより使用している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ルーズリーフバインダー形式の手帳では、目的のページ
を開けようとする際、大体の目安をつけてページを開
き、その後目的のページが出て来るまで紙片を順に繰っ
て行かなければならず、目的のページに到達するまでに
手間と時間を要するものであったため、例えばメモ用紙
片に急いでメモを残したい場合など、ページ順に無駄な
くメモ用紙片を使うことをせず、偶然最初に開いた空白
のメモ用紙片などに記入してしまう結果、メモの発生順
とページ順がバラバラになったり、メモを記入してある
紙片と紙片の間に何枚もの未使用のメモ用紙片が残った
りしがちであった。
【０００４】さらに例えばダイアリー用紙片の場合、頻
度としては当日（ｏｒ本日ｏｒ「その日」）のページを
見ることが多いだけでなく、今週末とか来週とかのスケ
ジュールの確認や記入のためにも当日（ｏｒ本日ｏｒ
「その日」）のページを起点として目的のページを検索
することが多いにも関わらず、同じ日に何度も開ける場
合にも、その都度同じ手間と時間をかけて目的のページ
を捜さなければならなかった。
【０００５】また、特にダイアリー用紙片は一般に一年
ごとに新しい紙片と差し替え、過去のものは手帳から外
して記録として保存したいものであるが、このような場
合、従来の形式ではダイアリー用紙片はバインダーから
外すとバラバラになるため取り扱いが面倒であるだけで
なく、順番が入れ代わったり、一部が紛失したりする可
能性も少なくなかった。
【０００６】本発明は以上のような問題点を解決するた
めに、手帳を閉じる際に次回に開ける必要が生じる可能
性の高いページを予め設定しておき、次回手帳を開く際
に設定したページを速やかに開くことができるようにす
るとともに、手帳から取り外した状態であっても紙片が
一体にまとまっているバインダー綴じ込み用ノートを提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、本発明のバインダー綴じ込
み用ノートは、台紙と、台紙の一辺に沿って穿設された
ルーズリーフバインダーに綴じ込むための複数の穴と、
台紙の他の一辺に設けられた綴じ込み部材と、綴じ込み
部材を介して略３６０度回転自在に綴じ込まれた複数の
紙片とを有することを特徴として構成されている。
【０００８】本発明のバインダー綴じ込み用ノートによ
れば、手帳に綴じ込んだ状態のまま紙片を綴じ込み部材
を中心に回転させることにより、次回最初に開きたい任
意のページをバインダー綴じ込み用ノートの露出する表
側２面のうちいずれかに位置させて手帳を閉じることが
できるため、次回手帳を開いた時に非常に簡単に目的の
ページを見ることができる。また、紙片の差し替えなど
の必要からバインダー綴じ込み用ノートを手帳から取り
外した場合にも各紙片は綴じ込み部材によって台紙と一
体になっているため、バラバラになることがない。
【０００９】
【発明の実施の形態】台紙は、ある程度の強度のあるも
のであればよく、ボール紙、樹脂ボード等を用いること
ができる。綴じ込み部材は通称スパイラルリングと呼ば
れる針金を螺旋状に巻いた螺旋綴じ込み具、通称ツイン
リングと呼ばれる針金を変則波型に曲げてこれを円筒状
に成型したくわえ込み式綴じ込み具など紙片を略３６０
度回転自在に綴じ込めるものであればよい。紙片は、ダ
イアリー用、メモ用、アドレス用等各種のものとするこ
とができる。
【００１０】本発明のバインダー綴じ込み用ノートを綴
じ込むルーズリーフバインダー帳としては、手帳サイズ
のほか、Ｂ５用紙用、Ａ４用紙用など各種サイズのもの
とすることができる。また、紙片と略同一の寸法・形状
に形成された表紙を綴じ込み部材を介して略３６０度回
転自在に綴じることが可能で、この表紙によりバインダ
ー綴じ込み用ノートを単独で保存する際に紙片が露出す
ることによって発生する汚れや傷みを防止することがで
きる。
【００１１】本発明によるバインダー綴じ込み用ノート
の一実施例を図面を参照して説明する。
【００１２】図１はバインダー綴じ込み用ノートを綴じ
込んだ手帳を開いてバインダー綴じ込み用ノートの紙片
の偶数ページだけが見えるようにした状態の平面図、図
２はバインダー綴じ込み用ノートを綴じ込んだ手帳を開
いてバインダー綴じ込み用ノートの紙片の奇数ページだ
けが見えるようにした状態の平面図、図３はバインダー
綴じ込み用ノートを綴じ込んだ手帳を開いてバインダー
綴じ込み用ノートの偶数ページと奇数ページを同時に見
えるようにした状態の平面図、図４はバインダー綴じ込
み用ノートを手帳に綴じ込んだ状態の斜視図である。
【００１３】図１〜３において、１０はルーズリーフバ
インダー形式の手帳で、この手帳１０にバインダー綴じ
込み用ノート２０が回転自在に綴じ込まれている。手帳
１０は、手帳本体１１と、この手帳本体１１に設けられ
たルーズリーフ用バインダー１２とから成っている。
【００１４】バインダー綴じ込み用ノート２０は、ボー
ル紙からなる台紙２１が設けられ、この台紙２１はルー
ズリーフ用バインダー１２に綴じ込まれるために一般に
供される単票形式の紙片と略同一の寸法・形状に形成さ
れている。そして、台紙２１の内側(図中左側)の一辺に
はバインダー１２に対応した穴２２が複数穿設され、こ
の穴２２により台紙２１がバインダー１２に綴じ込まれ
ている。
【００１５】台紙２１の穴２２が穿設された側と反対側
の一辺には、綴じ込み部材としての螺旋綴じ込み具２３
が設けられており（すなわち、横捲り形式）、この螺旋
綴じ込み部２３には多数の紙片２４が綴じ込まれてい
る。この紙片２４は、閉じたとき穴２２を塞がないよう
に台紙２１より横幅が若干短くなるように形成されてい
る。
【００１６】以上のようなバインダー綴じ込み用ノート
２０では、図４に示すように、台紙２１がバインダー１
２を中心に略１８０度回転するとともに、紙片２４は螺
旋綴じ込み具２３を中心に略３６０度回転する。したが
って、任意の紙片２４の偶数ページ（螺旋綴じ込み具２
３が右側にあるページ）は図１に示すように手帳１０を
開いて台紙２１をバインダー１２を中心に右側に回転さ
せれば露出した状態になり、奇数ページ（螺旋綴じ込み
具２３が左側にあるページ）は図２に示すように手帳１
０を開いて台紙２１をバインダー１２を中心に左側に回
転させれば露出した状態になる。そして、偶数ページの
場合であっても奇数ページの場合であっても紙片２４に
対しては台紙２１を下敷きにした状態で書き込みができ
る。
【００１７】その上で、手帳をしまう時には偶数ページ
であっても奇数ページであってもこれを露出させた状態
(図１または図２の状態)のまま手帳１０を閉じる。する
と、次回手帳を開いて前回書き込みをした紙片２４を見
ようとする際、それが偶数ページである場合なら単に台
紙２１をバインダー１２を中心に右側に回転させた状態
にするだけ、それが奇数ページである場合なら左側へ回
転させた状態にするだけで前回書き込んだページが露出
した状態になり、速やかに見ることができる。
【００１８】図５は本発明のバインダー綴じ込み用ノー
トの他の実施例の開いた状態の平面図である。
【００１９】この図に示すバインダー綴じ込み用ノート
３０は、ボール紙からなる台紙３１が設けられ、この台
紙３１はルーズリーフ用バインダー１２に綴じ込まれる
ために一般に供される単票形式の紙片と略同一の寸法・
形状に形成されている。そして、台紙３１の内側（図中
左側）の一辺にはバインダー１２に対応した穴３２が複
数穿設されている。
【００２０】台紙３１の穴３２が穿設された辺側と直交
する一辺には、綴じ込み部材としての螺旋綴じ込み具３
３が設けられており（すなわち、縦捲り形式）、この螺
旋綴じ込み部３３には多数の紙片３４が綴じ込まれてい
る。この紙片３４は、閉じたとき穴２２を塞がないよう
に台紙３１より横幅が若干短くなるように形成されてい
る。また、紙片３４と略同一の寸法・形状に形成された
ボール紙からなる表紙３５が螺旋綴じ込み具３３に回転
自在に綴じ込まれている。
【００２１】前記図１〜図４の実施例では、横捲り形式
のバインダー綴じ込み用ノート２０のみを綴じ込んだ
が、これに限られるものでなく、図５に示す縦捲り形式
のバインダー綴じ込み用ノート３０も同時に綴じ込んで
もよく、また、従来綴じ込まれていた単票形式の紙片を
同時に綴じ込んでもよい。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、多数の紙片の中から希望する
ページを露出した状態にしてルーズリーフバインダーに
綴じておけるものなので、ルーズリーフバインダーを開
いた際に極めて容易に目的のページが見られる。
【００２３】また、ルーズリーフバインダーから取り外
しても一冊としてまとまっているので、保存及び管理を
確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明によるバインダー綴じ込み用ノートを
綴じ込んだ手帳を開いて任意の紙片の偶数ページが見え
るようにした状態の平面図である。
【図２】 本発明によるバインダー綴じ込み用ノートを
綴じ込んだ手帳を開いて任意の紙片の奇数ページが見え
るようにした状態の平面図である。
【図３】 本発明によるバインダー綴じ込み用ノートを
綴じ込んだ手帳を開いて任意の紙片の偶数ページとそれ
に続く奇数ページを同時に見えるようにした状態の平面
図である。
【図４】 本発明のバインダー綴じ込み用ノートを手帳
に綴じ込んだ状態の斜視図である。
【図５】 本発明によるバインダー綴じ込み用ノートの
他の実施例の紙片を開いた状態の平面図である。
【符号の説明】
１０：手帳 １１：手帳本体 １２：ルーズリーフバインダー ２０、３０：バインダー綴じ込み用ノート ２１、３１：台紙 ２２、３２：穴 ２３、３３：螺旋綴じ込み具 ２４、３４：紙片 ３５：表紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 台紙と、台紙の一辺に沿って穿設された
    ルーズリーフバインダーに綴じ込むための複数の穴と、
    台紙の他の一辺に設けられた綴じ込み部材と、綴じ込み
    部材を介して略３６０度回転自在に綴じ込まれた複数の
    紙片とを有することを特徴とするバインダー綴じ込み用
    ノート。
  2. 【請求項２】 紙片と略同一の寸法・形状に形成された
    表紙が綴じ込み部材を介して略３６０度回転自在に綴じ
    込まれている請求項１記載のバインダー綴じ込み用ノー
    ト。
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