JPH10296218A - 廃棄物等の処理装置 - Google Patents

廃棄物等の処理装置

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JPH10296218A
JPH10296218A JP9106397A JP10639797A JPH10296218A JP H10296218 A JPH10296218 A JP H10296218A JP 9106397 A JP9106397 A JP 9106397A JP 10639797 A JP10639797 A JP 10639797A JP H10296218 A JPH10296218 A JP H10296218A
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waste
blade
blades
fermenter
air
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Kii & Craft Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 攪拌手段の駆動に必要な装置を小型化し、発
酵槽内の担体と廃棄物を均一に攪拌する。 【解決手段】 発酵槽1内に外側回転筒37を配置する。
外側回転軸45内に、廃棄物を上方に送る螺旋翼21を設け
る。前記外側回転軸45の周囲に複数のブレード38,38
A,38B,38C,39,40を設ける。このブレード38,38
A,38B,38C,39,40を往復回転駆動する。螺旋翼21
の回転により、廃棄物は、外側回転軸45内を下から上に
移送される。外側回転軸45の外部の廃棄物内を、ブレー
ド38,38A,38B,38C,39,40が往復回転駆動して攪
拌される。ブレード38,38A,38B,38C,39,40が廃
棄物を切るようにして往復回転駆動するため、廃棄物が
固まり難く、大きなトルクが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、生ごみ,ヘドロ,
糞尿などの廃棄物等と担体とを撹拌し、発酵や微生物の
利用により生物化学的処理を行う廃棄物等の処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】生ごみなど廃棄物等を処理する際、該生
ごみを発酵処理したり、微生物の利用により処理したり
する方法が知られており、例えば特開昭57−6819
8号公報には、発酵槽内にスクリューコンベヤを設け、
このスクリューコンベヤにより廃棄物を撹拌して発酵さ
せるものがあり、また、特開昭57−123883号公
報では、噴射パイプにより有機廃棄物中に空気を送り込
み、酸素を供給して有機廃棄物を発酵される方法が提案
され、菌床を用いて好気性微生物により廃棄物を処理す
る各種の方法が知られている。
【0003】しかし、上記のように攪拌手段としてスク
リューコンベヤを用いるものでは、スクリューコンベヤ
の周囲の生ごみ及び菌床しか撹拌することができない。
また、厨房等から出る生ごみは含水率が高く、発酵が進
むに連れて菌床の粘度が高くなり、スクリューなどの撹
拌部材を連続して同一方向に回転駆動すると、生ごみを
含んだ菌床に塊ができ易い。そして、大型の発酵槽を撹
拌する場合、大型の攪拌部材が必要となり、攪拌部材が
大型になると、回転抵抗が大きくなるため、大きなトル
クが必要となり、回転装置が複雑になる。
【0004】また、単に廃棄物中に噴射パイプを挿入し
ただけでは、その噴射パイプの周囲にしか空気が供給さ
れないため、発酵槽内の生ごみに均一に空気を供給する
ことができず、さらに、撹拌部材の回転により生ごみを
含んだ菌所が固まると、その内部に空気が入り難くなる
問題がある。
【0005】そこで、本発明は、大型の処理槽でも攪拌
手段の駆動に必要な装置を小型化することができる共
に、処理槽内の担体と廃棄物等とを均一に攪拌すること
ができる廃棄物等の処理装置を提供することを目的と
し、また、廃棄物等を含んだ担体内に空気を均一に供給
することができる廃棄物等の処理装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、処理
層内の担体と廃棄物等を撹拌する廃棄物等の処理装置に
おいて、前記処理層内に上下が開口した空洞部を縦設
し、この空洞部内に、廃棄物等を上方に送る上昇移送手
段を設け、前記空洞部の外部に複数のブレードを配置
し、このブレードを往復回転駆動するものであり、上昇
移送手段により、廃棄物及び菌床は、空洞部内を下から
上に移送されると共に、空洞部の外部を上から下に移動
して循環し、その空洞部外部の廃棄物及び菌床内を、ブ
レードが往復回転駆動するため、廃棄物及び菌床が下方
向及びブレードの回転方向に攪拌される。また、ブレー
ドが廃棄物を含んだ菌床を切るようにして往復回転駆動
するため、廃棄物を含んだ菌床が固まり難く、また、大
きなトルクが不要となり、回転駆動に必要な装置も小型
で済む。
【0007】また、請求項2の発明は、複数の前記ブレ
ードを有するブレード体を回転方向に間隔をおいて設け
たものであり、複数のブレード体のブレードが廃棄物を
含んだ菌床を切断するように往復回転駆動する。
【0008】さらに、請求項3の発明は、前記ブレード
はほぼ板状をなし、このブレードを回転する回転駆動体
を設け、伸縮駆動手段の本体を固定位置に回動可能に設
けると共に、前記伸縮駆動手段の伸縮杆を前記回転駆動
体の周囲に回動可能に連結したものであり、ブレードが
ほぼ板状であるから、回転抵抗が少なく、伸縮駆動手段
の伸縮によりブレードが往復回転駆動する。
【0009】また、請求項4の発明は、前記ブレード
に、吹出口を有する空気供給管を一体に設けたものであ
り、ブレードと共に空気供給管が往復回転駆動し、吹出
口から廃棄物を含んだ菌床内にむらなく空気が供給され
る。
【0010】さらにまた、前記空気供給管が、前記ブレ
ードの回転中心を中心とした円弧状に形成されているも
のであるから、往復回転駆動時に、廃棄物を含んだ菌床
に対する空気供給管の抵抗が小さい。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付図面を
参照して説明する。図1ないし図12は本発明の一実施
例を示し、本発明の処理装置は、廃棄物をほぼ消滅させ
ることができる消滅型処理装置であり、処理槽たる発酵
槽1は、円筒部2の下部に下方に向かって縮小する縮小
部3を設け、この縮小部3の下部に径小円筒部4を設
け、この径小円筒部4の下部を底板部5により閉塞して
いる。また、前記円筒部2の上縁に鍔部2Aを周設し、
この鍔部2Aに蓋体6を設けており、この蓋体6は、ボ
ルトナットなどの止着具7により、前記発酵槽1の上部
開口に固定され、それら蓋体6と鍔部2Aとの間にシー
ルパッキン8を設け、発酵槽1内を密封している。
【0012】図1及び図3に示すように、前記蓋体6の
中央に、支持筒体11を挿通状態で固着し、この支持筒体
11内には、回転駆動体たるブレード回転筒12が、軸受13
により回動自在に設けられており、前記ブレード回転筒
12内には、パイプからなる中央回転筒14が、軸受15によ
り回動自在に設けられている。前記支持筒体11の上部に
は、前記中央回転筒14に連通する上部固定筒16が設けら
れ、この上部固定筒16内と前記中央回転筒14内とにスク
リューコンベヤ17を配置し、このスクリューコンベヤ17
の上端側が、軸受部材18により回動可能に設けられ、前
記上部固定筒16に設けた油圧モータ19とギヤ群20とによ
り前記スクリューコンベヤ17が回転駆動する。
【0013】前記中央回動筒14の外面に螺旋翼21を設
け、また、その中央回転筒14の上部に従動ギヤ22を設
け、この従動ギヤ22に、減速ギヤ群23を介して、油圧モ
ータ24の回転が伝達され、前記中央回動筒14及び螺旋翼
21により、廃棄物Hを上方に送る上昇移送手段25を構成
している。
【0014】前記ブレード回転筒12の下部に鍔状の固定
ブラケット31を固定し、この固定ブラケット31に、図5
に示すように、平面略三角形のアーム体32を等間隔に設
け、この例では3個のアーム体32,32,32を120度間
隔で設け、前記アーム体32は回転中心に対して60度の
角度に形成されており、前記アーム体32の下部には、ボ
ルト33によりブレード体34が取付けられ、このボルト33
はブレード体34の孔33Aに挿通される。図5ないし図7
に示すように、ブレード体34は、前記発酵槽1の内面に
沿う外枠ブレード35を複数設け、この例では3枚の外枠
ブレード35,35,35を回転方向に設け、それら外枠ブレ
ード35を上下2段に設けた円弧状の枠板36,36により連
結し、また、前記螺旋翼21の外側には、前記径小円筒部
4とほぼ同形の外側回転筒37が配置され、この外側回転
筒37と前記外枠ブレード35とが、前記各外枠ブレード3
5,35,35に対応して放射状に設けた第1乃至第4の横
ブレード38,38A,38B,38Cにより連結され、それら
横ブレード38,38A,38B,38Cは2箇所の縦ブレード
39,39により連結され、さらに、第1の横ブレード38上
には、斜めブレード40が設けられている。尚、菌床Kを
入れた発酵槽1に廃棄物Hを入れる場合、それらを合わ
せた高さは、ほぼ第1,第2のブレード38,38Aの間に
達するまで廃棄物Kを入れることができる。また、前記
縦ブレード39,39を、それぞれ円弧状の枠板41,42によ
り連結している。また、前記ブレード体34は、平板短冊
状の各ブレード38,38A,38B,38C,39,40を溶着に
より複数の開口部43を有する枠状に形成していると共
に、各枠板36,41,42が溶着され、前記斜めブレード40
の端部は、他の交叉溶接部44と外れた位置に溶着されて
いる。尚、前記枠板36,41,42は前記ブレード回転筒12
を中心とした円弧状に形成されている。また、前記各ブ
レード38,38A,38B,38C,39,40は、厚さ端縁を回
転方向に向け、回転方向にに対して直交して設けられ、
比較的薄い板状をなしている。
【0015】前記外側回転筒37内には、上下方向の空洞
部45が形成され、この空洞部45は上,下開口部45A,45
Bを有し、その空洞部45に前記上昇移送手段25が配置さ
れている。前記外側回転筒37には、前記ブレード体34,
34の間において、複数の孔46が穿設され、また、該外側
回転筒37の下端は前記縮小部3と隙間を置いて設けら
れ、該外側回転筒37の下端には凹凸状の歯部47が設けら
れている。
【0016】前記ブレード体34には、リング状に形成し
た複数の第1乃至第4の空気供給管51,51A,51B,51
Cが一体に設けられ、前記第1の横ブレード38の下部と
第2の横ブレード38Aの上部には、前記第1乃至第4の
空気供給管51,51A,51B,51Cが設けられ、前記第
2,3の横ブレード38A,38Bの間には、前記縦ブレー
ド39に沿って前記第2の空気供給管51Aが設けられ、前
記第3の横ブレード38B上には前記第4の空気供給管51
Cが設けられ、前記第4のブレード38C上には前記第4
の空気供給管51Cが設けられている。また、各空気供給
管51,51A,51B,51Cは、1カ所において、縦方向の
連結縦管52,52A,52B,52Cにより連結され、これら
連結縦管52,52A,52B,52Cは平パイプ状をなし、各
連結縦管52,52A,52B,52Cがフレキシブルパイプ53
により前記蓋体6に設けた連結管54に連結されている。
また、前記第1乃至第4の空気供給管51,51A,51B,
51Cの下部には、円周方向等間隔で、複数の吹出口56が
設けられている。
【0017】前記ブレード体34は、油圧シリンダなどの
伸縮駆動手段61により、略60度の範囲で往復回転駆動
される。図7及び図10に示すように、前記伸縮駆動手
段61の本体61Aの先端側を、前記蓋体6の取付枠62に回
転軸63により回動可能に連結し、該伸縮駆動手段61の伸
縮管61Bの先端を、前記ブレード回転筒12の連結部64
に、回転軸65により回動可能に連結している。したがっ
て、前記伸縮駆動手段61を伸縮すると、本体61Aが揺動
し、ブレード回転筒12が往復回転駆動する。
【0018】図8ないし図10に示すように、71は投入
口に開閉蓋72を備えたホッパーであり、このホッパー72
の下部には、粉砕機73が設けられている。この粉砕機73
は、一対の回転駆動軸74,74Aを備え、これら回転駆動
軸74,74Aに複数の粉砕刃75,75Aを軸方向に間隔を置
いて設けると共に、相互の粉砕刃75,75Aが重なりある
ように設けており、前記一対の回転駆動軸74,74Aが、
回転駆動手段により矢印に示す相互に逆方向に回転駆動
し、両回転駆動軸74,74Aの間を通って粉砕された廃棄
物Hが下部に落下する。尚、前記粉砕刃75,75Aは、厚
さが50ミリ程度のものを用いている。
【0019】前記粉砕機73の下部には、斜め方向の筒体
76が設けられ、この筒体76内には、廃棄物Hを上方に送
るスクリューコンベヤ77が設けられ、このスクリューコ
ンベヤ77は上部の油圧モータ78により回転駆動する。前
記筒体76の上部に分岐管79を設け、この分岐管79が密閉
タンク80の上部に接続され、この密閉タンク80の下部と
前記発酵槽1の下部とが投入管路81により接続され、こ
の投入管路81は前記発酵槽1側に向かってやや低くなる
ように傾斜している。前記投入管路81内には、廃棄物H
を発酵槽1内に送るスクリューコンベヤ82が設けられ、
このスクリューコンベヤ82は油圧モータ83により駆動す
る。また、前記スクリューコンベヤ82の搬出側に位置し
て前記投入管路81には開閉弁85が設けれている。
【0020】図10に示すように、前記蓋体6には排気
管91が複数箇所で接続され、図11に示すように、前記
排気管91が水分除去装置92の密閉タンク93に接続され、
前記排気管91の途中に外気を供給する空気供給用ブロワ
ー94が斜めに分岐接続されている。前記水分除去装置92
は、前記密閉タンク93内において、前記発酵槽1から排
出された空気を冷却し、該空気に蒸気として含まれる水
分を液化する熱交換器95が設けられ、液化した水が密閉
タンク93内の下部に溜まる。また、前記密閉タンク93に
は、開閉弁96を経由して排気管97が分岐して設けられ、
この排気管97の先端には、燃焼処理装置98が設けられて
いる。この燃焼処理装置98は、プロパンガスなどの燃焼
ガスと前記密閉タンク93からの臭気を含む空気とを混合
して燃焼処理するものである。
【0021】前記密閉タンク93と前記空気供給管51,51
A,51B,51Cとは返送管99により接続され、この返送
管99の途中には、該返送管99を通る空気を加熱する電熱
ヒータなどの加熱手段100 が設けられると共に、この加
熱手段100 の下流には発酵槽1に空気を送り込むブロワ
ー101 が設けられている。そして、前記発酵槽1,排気
管91,密閉タンク93及び返送管99は、外部から密閉され
た密閉路102 を構成している。
【0022】図1及び図12に示すように、前記上部固
定筒16には、分岐管111 が設けられ、この分岐管111 の
先端に分離手段112 が設けられている。この分離手段11
2 は、遠心フィルター113 とこの遠心フィルター113 と
回転及び長さ方向に往復揺動する駆動手段114 とを備
え、この遠心フィルター113 と前記蓋体6との間には、
落下口115 が設けられている。
【0023】図9に示すように、前記粉砕機73の回転駆
動軸74には、異物検出手段たるトルクリミッタ121 が設
けられている。また、複数の粉砕刃75,75Aの間に、櫛
歯状のスクレーパー122 の先端が挿入配置され、このス
クレーパー122 は斜設されている。また、前記スクレー
パー122 に対応して前記ホッパー71の側部には取出し口
123 が設けられ、この取出し口123 には蓋板124 が開閉
可能に設けられている。また、前記粉砕刃75,75Aの先
端の回転方向他側には、係止部125 が突設されている。
そして、前記粉砕刃75,75Aの間にスプーン、フォーク
などの金属製異物が挟まれると、回転軸74,74Aのトル
クが変化するから、これを前記トルクリミッタ121 が検
出し、図示しない制御装置により、前記回転軸74,74A
が逆回転し、異物は前記係止部125 によりスクレーパー
122 側に送られ、該スクレーパー122 に沿って外側に落
下し、溜まった異物を取出し口123 から取り出す。
【0024】前記発酵槽1は、3本の支持脚131 により
支持され、これら支持脚131 には該発酵槽1の重量を測
定する重量測定手段132 が設けられている。
【0025】次に、前記発酵処理装置の駆動につき説明
すると、この発酵処理装置では、発酵槽1に、菌床Kを
例えば1000〜1500Kg程度入れておき、これに
対して1回に500Kg程度の廃棄物Hを投入して発酵
処理を行う。尚、菌床Kは、微生物の担体であり、おが
くず等を使用している。まず、ホッパー71の開閉蓋72を
開いて内部に廃棄物Hを投入し、これを粉砕機73により
粉砕する。この粉砕機73において、金属製異物等はトル
クリミッタ121 の検出により分離される。粉砕機73によ
り粉砕された廃棄物Hはスクリューコンベヤ77により密
閉タンク80へ移送され、この密閉タンク80に溜まった廃
棄物Hをスクリューコンベヤ82により発酵槽1内に搬入
し、所定量の廃棄物Hを発酵槽1内に搬入したら、開閉
弁85を閉成する。次に、上昇移送手段25を駆動すると、
廃棄物Hが外側回転筒37内の空洞部45を上昇し、空洞部
45の上開口部45Aから外側に送り出され、また、空洞部
45の下開口部45Bから廃棄物Hが空洞部45内に吸い込ま
れ、空洞部45の外側では廃棄物H及び菌床Kが上方から
下方に移動する。この場合、空洞部45の外側の廃棄物H
及び菌床Kは、縮小部3に沿って下方に移動し、ブレー
ド体34の下方では上から受ける荷重により固まり易くな
るが、伸縮駆動手段61を駆動すると、外側回転筒37が往
復回転し、その外側回転筒37の下端には歯部47が設けら
れ、回動する歯部47が塊を切断するため、下部の廃棄物
H及び菌床Kがスムーズに空洞部45内に吸い込まれる。
また、伸縮駆動手段61を駆動し、伸縮杆61Bが伸縮する
と、ブレード体34が、回転前の位置から時計回り方向に
ほぼ30度、半時計回り方向に30度それぞれ回転し、
ブレード体34が所定角度であるほぼ60度の範囲で往復
回転駆動し、1つのブレード体34によりほぼ120度
(θ)の範囲で廃棄物H及び菌床Kの攪拌が行われる。
この場合、発酵槽1には、ブレード回転筒12を中心に、
角度θが60度のブレード体34が設けられているから、
回転前の位置から正逆方向に30度ずつ回転することに
より、発酵槽1全体の廃棄物H及び菌床Kが攪拌され、
上昇移送手段25とブレード体34の駆動により、投入した
廃棄物Hと菌床Kとが均一に混ぜ合わされる。前記ブレ
ード体34の攪拌と同時に空気供給管51,51A,51B,51
Cの吹出口56から空気が吹出し、廃棄物H及び菌床K中
に酸素が供給される。この場合、複数のブレード38,38
A,38B,38Cが、廃棄物Hを含んだ菌床Kを切るよう
にして移動するから、廃棄物Hを含んだ菌床Kが練り固
められることがなく、従来の攪拌に比べて廃棄物Hを含
んだ菌床Kが固まり難く、ブレード体34の往復回転駆動
に必要なトルクが小さく済む。また、ブレード体34と供
に、複数の空気供給管51,51A,51B,51Cが往復回転
駆動しながら、廃棄物Hを含んだ菌床K中に空気を吹き
出すから、廃棄物Hを含んだ菌床K全体に酸素が供給さ
れる。さらに、外側回転筒37内の廃棄物Hを含んだ菌床
Kには、孔46を通って空気が供給される。そして、廃棄
物Hが分解され始めると、発酵熱により菌床Kの温度が
上昇し、例えば温度が60〜70°C程度まで上昇し、
菌床Kの粘度が上昇するが、複数の開口部43を有し薄板
状のブレード体34を往復回転駆動するため、回転に伴う
反力が小さく済み、それらブレード体34により廃棄物H
を含んだ菌床Kに対流運度を起こさせるように攪拌する
ことができる。尚、前記ブレード回転筒12は、低速で往
復回転駆動し、例えば1分間に120度の範囲を1往復
する。
【0026】また、生ごみ等の廃棄物Hは含水率が高
く、発酵の進行と伴って熱を発すると共に廃棄物H中の
水分が増加する。尚、生ごみの含水率とは、固形分に含
まれる水分と、この固形分と別個の水分と合わせたもの
であり、別個の水分とは例えばスープやジュースの水
気、あるいは洗浄水や調理に利用する水などである。前
記廃棄物Hの発酵時において、返送管99を通る空気は、
加熱手段100 により予め30〜60度程度に加熱され、
この加熱された空気が、ブロワー101 の駆動により吹出
口56から吹出され、これにより廃棄物Hを含んだ菌床K
に熱が加えられる。この加熱手段100 により加えられた
熱と廃棄物Hの発酵熱とにより、発酵槽1内の上部の空
気は蒸気を含んだものとなる。前記ブロワー101 を駆動
すると、前記排気管91側に負圧が生じ、発酵槽1内の空
気が密閉タンク80側に吸引される。また、発酵槽1と密
閉タンク93とを繋ぐ排気管91の途中には、外気を供給す
るブロワー94が設けられており、このブロワー94は外気
を密閉タンク93側に向かって送り込み、この密閉タンク
80内では、熱交換器95により空気が冷却され、蒸気の水
分が水として分離される。また、前記ブロワー94により
密閉路102 に外気が供給され、この供給された分の空気
を前記燃焼処理装置98において燃焼処理する。このよう
にしてブロワー94により外気を発酵槽1に送り込み、発
酵に必要な酸素を供給し、一方、発酵槽1から出た臭気
を含む空気を燃焼処理することにより無臭化する。そし
て、発酵槽1内では、好気性微生物の活動により廃棄物
Hが発酵分解すると、水、炭酸ガス、アンモニア、硫化
水素等が発生し、これらによる悪臭は、前記燃焼処理に
より解消される。
【0027】このようにして、廃棄物Hを発酵処理した
後、菌床Kに残留廃棄物Hが溜まったら、次の廃棄物H
を投入する前に、分離手段142 により発酵槽1内の菌床
Kから残留廃棄物Hを分離する。例えば、残留廃棄物H
としては、廃棄物H発酵後の灰分、分解されないリグニ
ン質、セルロース、ビニール等が有る。まず、スクリュ
ーコンベヤ17を駆動し、菌床Kを上方に移送し、分岐管
111 から遠心フィルター113 内に投入する。この遠心フ
ィルター113 は回転及び長手方向に往復駆動し、菌床K
のおがくずは、落下口114 から発酵槽1内に落下し、遠
心フィルター113 内に残留廃棄物が溜り、この溜まった
残留廃棄物Hを廃棄する。
【0028】さらに、支持脚131 に設けた重量測定手段
132 において、発酵槽1の重量を測定観測する。まず、
廃棄物Hを投入した後、発酵槽1の重量を測定し、上述
した攪拌及び空気供給を行い、発酵途中における発酵槽
1の重量を測定し、この重量により発酵状態の確認を行
う。すなわち、投入した生ごみ等の廃棄物Hが、例えば
85%以上の含水率であれば、発酵槽1内の水分量が過
多となり、好気性微生物の活動が停止し、発酵の進行が
妨げられるから、装置を駆動しても、発酵が良好に行わ
れている場合に比べて、発酵槽1の重量が低下しない。
また、廃棄物H中に異物が多量に混入した場合も、それ
ら異物は発酵しないから、発酵可能な廃棄物Hが発酵し
た後は、発酵槽1の重量は低下しない。したがって、発
酵槽1の重量を監視することにより、発酵状態を確認で
きる。
【0029】このように本実施例では、請求項1に対応
して、処理層たる発酵槽1内の担体たる菌床Kと廃棄物
H等を撹拌する廃棄物H等の処理装置において、発酵槽
1内に上下が開口した空洞部45を縦設し、この空洞部45
内に、廃棄物H等を上方に送る上昇移送手段25を設け、
空洞部45の外部に複数のブレード38,38A,38B,38
C,39,40を配置し、このブレード38,38A,38B,38
C,39,40を往復回転駆動するものであるから、上昇移
送手段25により、廃棄物H及び菌床Kは、空洞部45内を
下から上に移送されると共に、空洞部45の外部を上から
下に移動して循環し、その空洞部45外部の廃棄物H及び
菌床K内を、ブレード38,38A,38B,38C,39,40が
往復回転駆動するため、廃棄物H及び菌床Kが下方向及
びブレード38,38A,38B,38C,39,40の回転方向に
攪拌される。また、ブレード38,38A,38B,38C,3
9,40が廃棄物Hを含んだ菌床Kを切るようにして往復
回転駆動するため、廃棄物Hを含んだ菌床Kが固まり難
く、また、大きなトルクが不要となり、大型の発酵槽1
を備える装置において、回転駆動に必要な装置が小型で
済み、500Kgを越えるような大容量の廃棄物Hを消
滅処理することができる。また、発酵によりケーキング
を起こした廃棄物Hを含んだ菌床にあっては、従来のよ
うに攪拌手段によって比較的高速で強制的に攪拌する
と、造粒発生作用により廃棄物Hを含んだ菌床Kをに塊
が発生して通気性がなくなってしまうが、平板状のブレ
ード38,38A,38B,38C,39,40を、往復回転運度し
て攪拌することにより、菌床Kを発酵前の状態に近付け
ることができる。
【0030】また、このように本実施例では、請求項2
に対応して、複数のブレード38,38A,38B,38C,3
9,40を有するブレード体34を回転方向に間隔をおいて
設けたものであるから、複数のブレード体34のブレード
38,38A,38B,38C,39,40が廃棄物Hを切断するよ
うに往復回転駆動して攪拌される。そして、複数のブレ
ード体34を設けたから、ブレード体34の回転角度を小さ
くしても、発酵槽1全体を攪拌することができる。
【0031】さらに、このように本実施例では、請求項
3に対応して、ブレード38,38A,38B,38C,39,40
はほぼ板状をなし、これらブレード38,38A,38B,38
C,39,40を回転駆動する回転駆動体たるブレード回転
筒12を設け、伸縮駆動手段61の本体61Aを固定位置たる
取付枠62に回動可能に設けると共に、伸縮駆動手段61の
伸縮杆61Bをブレード回転筒12の周囲に回動可能に連結
したものであるから、ブレード38,38A,38B,38C,
39,40がほぼ板状であるから、回転抵抗が少なく、伸縮
駆動手段61の伸縮によりブレード38,38A,38B,38
C,39,40が往復回転駆動し、簡易な機構によりブレー
ド38,38A,38B,38C,39,40を駆動することができ
る。
【0032】また、このように本実施例では、請求項4
に対応して、ブレード38,38A,38B,38C,39に、吹
出口56を有する空気供給管51,51A,51B,51Cを一体
に設けたものであるから、ブレード38,38A,38B,38
C,39と共に空気供給管51,51A,51B,51Cが往復回
転駆動し、吹出口56から廃棄物Hを含む菌床K内にむら
なく空気を供給することができる。
【0033】さらにまた、このように本実施例では、請
求項5に対応して、空気供給管51,51A,51B,51C
が、ブレードの回転中心であるブレード回転筒12を中心
とした円弧状たるリング状に形成されているから、往復
回転駆動時に、廃棄物Hを含む菌床Kに対する空気供給
管51,51A,51B,51Cの抵抗が小さく済む。
【0034】また、実施例上の効果として、発酵により
ケーキングを起こした廃棄物Hを含んだ菌床Kにあって
は、従来のように攪拌手段によって比較的高速で強制的
に攪拌すると、造粒発生作用により廃棄物Hを含んだ菌
床Kに塊が発生して通気性がなくなってしまうが、平板
状のブレード38,38A,38B,38C,39,40を、低速で
往復回転運度して攪拌することにより、菌床Kを発酵前
の状態に近付けることができ、また、0.5〜3rp
m、好ましくは1rpmの低速で、攪拌するため、発酵
中の廃棄物Hを含む菌床Kの温度が大きく低下すること
がなく、発酵槽1内の廃棄物H及び菌床Kを発酵に適し
た温度に保つことができる。さらに、ブレード体34の外
側に、発酵槽1の内面に沿う形状の外枠ブレード35を設
けたから、発酵槽1内面の廃棄物H及び菌床Kもむらな
く攪拌することができる。さらに、枠板35,41,42をブ
レード回転筒12を中心とする円弧状に形成したから、回
転抵抗が少ない。また、斜めブレード40の端部は、交叉
溶接部44と外れた位置に溶着したから、交叉溶着部44に
廃棄物H及び菌床Kが付着し難い。また、空気供給管5
1,51A,51B,51Cをリング状に形成したから、1カ
所に空気供給管51,51A,51B,51Cを接続すれば、全
周の吹出口56から空気を吹出すことができる。さらに、
上昇移送手段25により上方に廃棄物Hを移送するように
したから、発酵槽1の下部側から廃棄物Hを投入するこ
とができ、厨房などから出た生ごみを持ち上げることな
く投入することができる。また、発酵槽1の重量を測定
する重量測定手段132 を設けたから、その重量により廃
棄物Hの発酵状態を確認することができる。さらに、発
酵槽1は、下部が収縮する形状であるから、円筒形のよ
うに底板周囲に廃棄物Hが滞留することがない。また、
外側回転筒37の下端に歯部47を設けたから、その歯部47
が塊を切断するため、廃棄物Hをスムーズに空洞部45内
に吸い込むことができる。
【0035】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。例えば、ブレードの形状、個数などは適
宜選定可能であり、ブレードをほぼ板状の翼形にしても
よい。また、実施例においては、回転駆動体たる回転中
心軸にブレードを固定したが、回転中心軸を別個の回転
駆動体により回転駆動するようにしてもよい。また、本
発明は、家庭から出る廃棄物や産業廃棄物などの各種廃
棄物の処理に適用可能であり、実施例で示した発酵処理
以外でも、廃棄物を好気性微生物により生物化学的処理
を行うものであれば各種のものに使用可能である。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、処理層内の担体と廃
棄物等とを撹拌する廃棄物等の処理装置において、前記
発酵槽内に上下が開口した空洞部を縦設し、この空洞部
内に、廃棄物等を上方に送る上昇移送手段を設け、前記
空洞部の外部に複数のブレードを配置し、このブレード
を往復回転駆動するものであり、大型の発酵槽でも攪拌
手段の駆動に必要な装置を小型化することができる共
に、発酵槽内の担体と廃棄物等を均一に攪拌することが
できる廃棄物等の処理装置を提供できる。
【0037】また、請求項2の発明は、複数の前記ブレ
ードを有するブレード体を回転方向に間隔をおいて設け
たものであり、大型の発酵槽でも攪拌手段の駆動に必要
な装置を小型化することができる共に、発酵槽内の担体
と廃棄物等を均一に攪拌することができる廃棄物等の処
理装置を提供できる。
【0038】さらに、請求項3の発明は、前記ブレード
はほぼ板状をなし、前記ブレードを回転する回転駆動体
を設け、伸縮駆動手段の本体を固定位置に回動可能に設
けると共に、前記伸縮駆動手段の伸縮杆を前記回転駆動
体の周囲に回動可能に連結したものであり、大型の発酵
槽でも攪拌手段の駆動に必要な装置を小型化することが
できる共に、発酵槽内の担体と廃棄物等を均一に攪拌す
ることができる廃棄物等の処理装置を提供できる。
【0039】また、請求項4の発明は、前記ブレード
に、吹出口を有する空気供給管を一体に設けたものであ
り、廃棄物等を含んだ担体内に空気を均一に供給するこ
とができる廃棄物等の処理装置を提供できる。
【0040】さらにまた、請求項5の発明は、前記空気
供給管が、前記ブレードの回転中心を中心とした円弧状
に形成されているものであり、廃棄物等を含んだ担体内
に空気を均一に供給することができる廃棄物等の処理装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す処理槽の断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示すブレード体と空気供給
管の平面説明図である。
【図3】本発明の一実施例を示す処理槽の断面説明図で
ある。
【図4】本発明の一実施例を示すブレード体の断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例を示すアーム体の平面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例を示すブレード体と空気供給
管の側面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す伸縮駆動手段の動作説
明図である。
【図8】本発明の一実施例を示す一部を切欠いたホッパ
ーの正面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す粉砕機の断面図であ
る。
【図10】本発明の一実施例を示す処理装置の平面図で
ある。
【図11】本発明の一実施例を示す処理槽と水分除去装
置の断面説明図である。
【図12】本発明の一実施例を示す分離手段を図示した
処理槽の断面説明図である。
【符号の説明】
1 発酵槽(処理槽) 12 ブレード回転筒(回転駆動体) 25 上昇移送手段 34 ブレード体 38,38A,38B,38C,39,40 ブレード 45 空洞部 61 伸縮駆動手段 61A 本体 61B 伸縮杆 51,51A,51B,51C 空気供給管 56 吹出口 H 廃棄物 K 菌床

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内の担体と廃棄物等とを撹拌する
    廃棄物等の処理装置において、前記処理層内に上下が開
    口した空洞部を縦設し、この空洞部内に、廃棄物等を上
    方に送る上昇移送手段を設け、前記空洞部の外部に複数
    のブレードを配置し、このブレードを往復回転駆動する
    ことを特徴とする廃棄物等の処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記ブレードを有するブレード体
    を回転方向に間隔をおいて設けたことを特徴とする請求
    項1記載の廃棄物等の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレードはほぼ板状をなし、このブ
    レードを回転する回転駆動体を設け、伸縮駆動手段の本
    体を固定位置に回動可能に設けると共に、前記伸縮駆動
    手段の伸縮杆を前記回転駆動体の周囲に回動可能に連結
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の廃棄物等の
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ブレードに、吹出口を有する空気供
    給管を一体に設けたことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の廃棄物等の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記空気供給管が、前記ブレードの回転
    中心を中心とした円弧状に形成されていることを特徴と
    する請求項4記載の廃棄物等の処理装置。
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