JPH10295428A - 両面定期入れ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手のみで定期券を自動改札機に入れたり、
取り出して定期入れに収納する． 【構成】 弾力性のある板（１）の半分を皮（２）で覆
い、その両端部を板（１）に接着して、さらにこの２個
を互いに皮（２）で覆われていない側の板（１）の部分
を交互に貼りあわせた両面を使えることを特徴とする定
期入れ．

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は表裏ともに収納できる
定期入れに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の定期入れは片面から定期券をすべ
らせて自動改札機に入れさらに定期券を取りもどして収
納するとき、入れる時と同じ側に収納するものが多かっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）自動改札機から出てきた定期券を定期入れに片手
でうまく収納することが難しかった。 （ロ）（イ）の時、定期入れ本体を手の中から落下させ
ないようにすることも、同時に難しかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】定期券よりも少し大きめ
の板（１）を用意し、その長手方向の半分ぐらいを覆う
ように皮（２）を板（１）の端部に接着する。この板
（１）と接着された皮（２）と同じものをもうひとつ作
る。そしてこれらの２個の板（１）の部分の皮（２）が
接着されていない部分を表裏対称に皮（２）の部分が見
えるように接着する。これにより表面から定期券を取り
出し裏面に収納することができる。

【０００５】

【作用】

（イ）板（１）と皮（２）の間に定期券を収納する。 （ロ）自動改札機に投入する時は親指を定期券にあて、
押し出す。 （ハ）そして自動改札機から出てきた定期券を取り出し
収納するこの両面定期入れの表側と裏側を持ち替ること
なく定期券にかぶせるようにして中指、薬指、子指など
を使って収めることができる。 （ニ）このようにして（ロ）と（ハ）の動作を片手で表
裏を意識することなく使うことができる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）定期券よりも少し大きめで弾力性のある板（１）
を用意する。この板（１）は透明であるほうがよい。 （ロ）板（１）の長手方向半分を覆うようにして、収納
するための皮（２）を板（１）の両端に接着する。 （ハ）（イ）と（ロ）で作られたものを２個用意する。 （ニ）２個の板（１）の部分の皮（２）が接着されてい
ない部分を表と裏が対称に皮（２）が見えるように接着
する。 本発明は以上のような構造である。これを使用するとき
は両面にある皮（２）と板（１）の片方に定期券を収納
する。自動改札機に定期券を入れるときは、定期券を親
指で押し出す。さらに自動改札機から定期券を収納する
ときは、定期券に対して両面定期入れを持ち替ることな
く、かぶせるようにして裏面の皮（２）と板（１）のあ
いだに収納することができる。もし、定期券がうまく収
納されなくても中指、薬指、子指などを使って納めるこ
とができる。よって、一連の動作を片手で行うことがで
きる。

【０００７】

【発明の効果】片手のみで定期券を自動改札機に入れた
り出したりすることが、可能になり、雨の日や荷物をよ
けいに持っている場合に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の正面図である。

【図３】本発明の平面図である。

【図４】本発明の使用説明図である。

【符号の説明】

１ 板 ２ 皮

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プラスチックなどのような板（１）にそ
   の半分ぐらいを覆うように皮（２）を板（１）の端部に
   接着し、これを２枚用いて皮（２）を貼っていない部分
   どうしを表裏が対称になるように貼りあわせた両面定期
   入れ。