JPH10294868A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH10294868A
JPH10294868A JP9102165A JP10216597A JPH10294868A JP H10294868 A JPH10294868 A JP H10294868A JP 9102165 A JP9102165 A JP 9102165A JP 10216597 A JP10216597 A JP 10216597A JP H10294868 A JPH10294868 A JP H10294868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
halftone
pattern
signal
gradation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9102165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3829404B2 (ja
Inventor
Kenji Ebiya
賢治 蛯谷
Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Katsuya Koyanagi
勝也 小柳
Hiroshi Sekine
弘 関根
Atsushi Ito
篤 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP10216597A priority Critical patent/JP3829404B2/ja
Publication of JPH10294868A publication Critical patent/JPH10294868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3829404B2 publication Critical patent/JP3829404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度と再現階調数との間に相反関係がな
く、しかもスクリーン形状の自由度を高め、より高品質
な出力画像を安定して取得できるようにする。 【解決手段】 比較器203、204は、各々、乗算結
果M(=(V−S)・G)が「0」より小さいか、「2
55」より大きいかを判定する。LUT205,206
は、上記乗算結果Mを、各々、異なる階調補正特性で階
調補正する。セレクタ209は、上記LUT205,2
06からの信号と、予めレジスタにセットされている
「0」または「255」の2つの信号との合計4つの信
号を、デコーダ208からの2ビット信号と階調制御パ
ターンメモリ112からの階調制御パターン信号1ビッ
トとの合計3ビットの値に応じて選択し、出力画像信号
ODとして送出する。乗算結果Mが「0」以下であれば
値「0」を出力し、「255」以上であれば値「25
5」を出力し、それ以外では網点パターンに対応したL
UT205,207のいずれかの補正結果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
デジタル複写機やプリンタ等に係り、高品位の中間調画
像を出力するために用いて好適な画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式のデジタル複写
機やプリンタ等において、中間調画像を出力する方式と
しては、網点画像再現方式と三角波比較方式とが知られ
ている。その概要について以下に説明する。
【0003】<網点画像再現方式>網点画像再現方式に
あっては、ディザ法または濃度パターン法がある。これ
らの方式は、図18に示すように、出力画素の解像度の
一対一に対応する濃度しきい値マトリックスと入力画像
データとを比較し、その結果に基づいて出力画素のオン
/オフを制御するという構成をとる。このときの入力画
像データと出力画像データとの対応が一対一か、あるい
は一対複数画素かで、ディザ法と濃度パターン法とが分
類される。図19に示すように、入力画像データと出力
画像データとが一対一に対応する場合がディザ法とな
り、一対複数画素に対応する場合が濃度パターン法とな
る。ここでは、このような方式の濃度しきい値マトリッ
クスをスクリーンパターンと呼ぶ。
【0004】上記スクリーンパターン内の各濃度しきい
値は、8ビット(0〜255)の入力画像信号に適用す
る場合には、例えば、図19に示すスクリーンパターン
が、階調範囲(0〜255)をサブピクセル数で等分
し、線形量子化されるように設定する(端数は四捨五
入)。図19(b)に示す濃度パターン法を、8ビット
(0〜255)の入力画像信号に適用した場合、図20
(b)に示すように、各濃度しきい値は、「8」、「2
4」、「40」、……になる。
【0005】次に、上記濃度しきい値と入力画素の濃度
とが比較され、各サブピクセルのオン/オフ状態が決定
される。すなわち、入力画素の濃度よりも低い濃度しき
い値に対応するサブピクセルはオン状態となり、他のサ
ブピクセルはオフ状態となる。一例として、入力画素の
濃度が図20(a)に示すように「120」であった場
合、各サブピクセルのオン/オフ状態は、図20(c)
に示すようになる。
【0006】ところで、カラー複写機等で網点画像再現
方式を採用する場合には、上述した処理を各原色(K,
Y,M,C)毎に行えばよい。しかしながら、各色に対
して同一のスクリーンパターンを用いると、僅かな位置
ずれによって色ムラが生じたり、各原色の網点が重なっ
た場合に生じる縞模様(モアレ縞)の影響が大きくな
る。そこで、図21に示すように、スクリーン角θが異
なるスクリーンパターンを4種類用いて、これらを各原
色に対応させて用いることが一般的である(特公昭52
−49361号公報)。
【0007】なお、スクリーン印刷等の分野にあって
は、スクリーン角θは、0゜、15゜、45゜および7
5゜に設定すると好適であることが知られている。しか
しながら、複写機等に応用するためには、同一のスクリ
ーンパターンを繰り返し使用してメモリ容量を削減する
ため、スクリーン角θは有理正接で求めることができる
値をとらざるを得ない。なお、図22は、同一のスクリ
ーンパターンを配列した状態を示す概念図である。図示
する数字は、濃度しきい値番号である。
【0008】さらに、各原色毎のサブピクセル数をなる
べく一致させる必要もある。図21に示す例では、スク
リーン角θについては好適な角度の「±2゜」、サブピ
クセル数Aは「17±1」個の範囲に収まっており、実
用上はこの程度で十分である。なお、同図(a)に示す
スクリーンパターンは図20(b)に示すものに対応す
る。
【0009】<三角波比較方式>次に、三角波比較方式
にあっては、図23(a)に示すように、まず、入力画
素の濃度がアナログ信号に変換される。そして、比較器
によって所定周期の三角波と該アナログ信号とが比較さ
れ、出力パルス幅信号を得る。アナログ信号のレベルが
三角波のレベル以上(あるいはレベル以下)となる場合
には、オン状態(例えば、レーザ光の露光状態)、それ
以外の場合には、オフ状態となる。すなわち、入力画素
の濃度が高いほど、アナログ信号のレベルが高くなり、
比較結果がオン状態になるデューティ比も高くなり、出
力画像の濃度も高くなる。
【0010】ところで、三角波比較方式において、カラ
ー印刷を行う場合においても、色ムラやモアレ縞による
影響を抑制するため、各原色毎にスクリーン角θを付与
する技術が知られている。例えば、特開昭62−183
670号公報では、副走査方向に「1」ライン進む毎に
三角波の位相を一定量シフトする技術が開示されてい
る。また、特開平2−296264号公報では、階調再
現特性を副走査方向に「1」ライン進む毎に変化させる
技術が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、以下のような種々の問題があっ
た。まず、網点画像再現方式では、解像度と再現階調数
との間に相反関係があった。例えば、出力装置の解像度
が「400dpi(ドット/インチ)」であって、「2
00lpi(ライン/インチ)」の解像度を得たい場合
には、スクリーンのサイズを「2×2」にする必要があ
る。すなわち、再現階調数は「4」になり、極めて低い
階調数しか得られない。逆に、再現階調数を「64」に
するためには、スクリーンのサイズを「8×8」にする
必要がある。このため、解像度は「400/8=50l
pi」になり、大幅に低下する。
【0012】なお、スクリーン印刷を行う場合、出力装
置は元々「4000dpi」程度の解像度を有している
ので、再現階調数を大とした場合であっても、肉眼では
画像の粗さは目立たない。しかしながら、電子写真方式
では、「400dpi〜600dpi」程度の解像度が
限界であるので、上述した問題が生じる。
【0013】一方、三角波比較方式では、解像度と再現
階調数との間に相反関係はない。しかしながら、上述し
た技術によって各原色毎にスクリーン角θを付与するこ
とは実用性に乏しい。この理由を図24を参照して説明
する。図24(a)において、S1は、アナログ信号で
あり、このアナログ信号S1は、三角波信号と比較され
る。三角波信号は、副走査方向の「1」ライン毎に位相
が徐々に遅延される。
【0014】この比較結果によって得られたレーザの露
光パターンを同図(b)に示す。同図(b)から明らか
なように、副走査方向の「1」ライン毎に三角波の位相
をシフトさせると、網点やスクリーン形状の崩れ、ある
いは途切れ等を招きやすい。これにより、階調特性およ
び粒状性再現に悪影響が生じ、満足できる画質を得るこ
とが困難であった。さらに、スクリーン角θおよびスク
リーン線数(解像度)についても、用いられる三角波パ
ターンの周期に拘束され、自由度が少なかった。
【0015】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、解像度と再現階調数との間に相反関係がなく、
しかもスクリーン形状の自由度を高めることができ、よ
り高品質な出力画像を安定して得ることができる画像処
理装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、入力画像信号を変
換して、画像記録装置への出力画像信号を生成する画像
処理装置において、網点スクリーンの成長および濃淡再
現の重みを表現する網点パターンを格納する網点パター
ン記憶手段と、前記網点パターンに対応した階調補正制
御パラメータを格納する階調補正制御パターン記憶手段
と、前記入力画像信号と前記網点パターン記憶手段に格
納されている網点パターンとに基づいて、前記入力画像
信号を中間階調データに変換する中間階調データ出力手
段と、前記中間階調データの階調特性を、各々、異なる
パラメータにより補正する複数の階調補正手段と、前記
階調補正制御パターン記憶手段に記憶された階調補正制
御パターンに基づいて、前記複数の階調補正手段のいず
れかによって補正された中間階調データを選択して出力
する出力手段とを具備することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、中間階調データ出力手
段は、前記入力画像信号と前記網点パターン記憶手段に
格納されている網点パターンとの比較結果に基づいて、
前記入力画像信号を中間階調データに変換する。また、
複数の階調補正手段は、異なるパラメータによって、前
記中間階調データの階調特性を、各々、異なるパラメー
タにより補正する。出力手段は、前記階調補正制御パタ
ーン記憶手段に記憶された階調補正制御パターンに基づ
いて、前記複数の階調補正手段のいずれかによって補正
された中間階調データを選択して出力する。したがっ
て、解像度と再現階調数との間に相反関係がなく、しか
もスクリーン形状の自由度を高めることが可能となり、
より高品質な出力画像を安定して得ることが可能とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。
【0019】A.第1実施形態の構成 図1は本発明の第1実施形態による画像処理装置の構成
を示すブロック図である。図において、画像処理装置
は、スクリーン角生成パターン発生回路10、出力画素
値算出回路20および波形制御多値化回路30からな
る。以下、n=1、m=1の場合の各部の構成について
説明する。
【0020】A−1.スクリーン角生成パターン発生回
路 スクリーン角生成パターン発生回路10は、カラープリ
ント出力時にC,M,Y,K毎に異なるスクリーン角の
網点パターンを生成する。副走査方向アドレスカウンタ
102は、水平同期信号H_SYNCをカウントし、該
カウント値を出力する。また、主走査方向アドレスカウ
ンタ104は、画素クロックCLKをカウントし、該カ
ウント値を出力する。
【0021】リセット回路105は、水平同期信号H_
SYNCがスクリーン角生成パターン発生回路10に入
力された場合、あるいは主走査方向アドレスカウンタ1
04のカウント値が所定のリセット値に達した場合に主
走査方向アドレスカウンタ104をリセットする。これ
により、カウンタ値は「0」に戻る。
【0022】例えば、図21(b)に示す15゜のスク
リーンの場合には、特公昭52−49361号公報に開
示されている方式により、これを展開して得られた、図
22に示す展開パターンを生成する。このときに生成さ
れるL×Lの長方形マトリックスを主走査方向にL画素
毎、副走査方向にはLライン進む毎に繰り返して使用す
ることで、所望のスクリーンパターンで埋め尽くされた
スクリーンが生成できる。このときの主走査方向のリセ
ット値は「17」となる。
【0023】同様に、リセット回路105は、副走査方
向アドレスカウンタ102のカウント値がリセット値
(この場合、副走査方向のリセット値も「17」とな
る)に達した場合、該副走査方向アドレスカウンタ10
2をリセットする。また、網点パターンメモリ103
は、この実施形態では「17×17バイト」のメモリ容
量を有し、上記副走査方向アドレスカウンタ102、主
走査方向アドレスカウンタ104のカウント値によって
アクセスされる。該網点パターンメモリ103には、使
用されるスクリーンパターンを配列した内容が記憶され
ている。すなわち、上述した図22に示すL×Lの長方
形マトリックスの展開パターンが格納される。このよう
にして、網点パターンメモリ103は、副走査方向アド
レスカウンタ102、主走査方向アドレスカウンタ10
4のカウント値に応じた網点パターン値Sを出力する。
【0024】次に、実際に使用する網点パターン値の例
を図2に示す。図2に示す網点パターン値は、図21
(a)に示す「0゜」のスクリーン角θに対応し、以下
に示す手順で変換された後、実際の網点パターンメモリ
103に格納される。まず、図21(a)に示すマトリ
ックス内の各パターン値から「1」を引いたマトリック
スを求め、次に、4×4のマトリックスから求められる
ステップゲイン値「16(=256/(4×4))」
を、先に求めたマトリックスに掛け合わせ、実際に網点
パターンメモリ103に格納する網点パターンを決定す
る。この結果、マトリックス内のこれらの値は、その画
素がオン(黒)になったときの、全体(256)に対す
る割合(重み)を示すことになる。すなわち、1個のド
ットがオンになった場合には、1/16×256=1
6、2個のドットがオンになった場合には、2/16×
256=32となる。但し、図2に示す網点パターンで
は、後述する計算の簡略化のために、上述したように、
図21(a)に示すマトリックスから「1」を引いて、
「0」から開始するパターンとしている。
【0025】次に、波形制御パターンメモリ111は、
図21(b)に示すスクリーンパターンが用いられる場
合、図22に示すL×Lのマトリックスを格納するため
に、「17×17ビット」のメモリ容量を有し、網点パ
ターンメモリ103の各網点パターンに対応して、図3
(b)に示すような「0」、「1」、「2」のいずれか
を示す2ビットの波形パターンを記憶する。このとき、
「0」は右側からドットが成長する場合の波形パターン
であり、「1」は左側から成長する場合の波形パター
ン、「2」は真ん中から成長する場合の波形パターンで
ある。但し、この値に限られるわけではない。本実施形
態の場合には、合計3種類のパターンであるので、17
ビット×17ビット×2ビットの波形パターンメモリが
必要となる。そして、副走査方向アドレスカウンタ10
2、主走査方向アドレスカウンタ104のカウント値に
よって、波形制御パターンメモリ111の波形パターン
がアクセスされ、スクリーン切換信号SCSとして出力
される。ここで、各網点パターンに対応する波形パター
ンの例を図3(b)に示す。
【0026】次に、階調制御パターンメモリ112は、
L×Lの長方形マトリックスを格納するために、「17
×17ビット」のメモリ容量を有し、網点パターンメモ
リ103の各網点パターンに対応して、「0」または
「1」のどちらかを示す「1ビット」の階調制御パター
ンを記憶する。副走査方向アドレスカウンタ102、主
走査方向アドレスカウンタ104のカウント値によっ
て、階調制御パターンメモリ112の階調制御パターン
がアクセスされ、出力画素値算出回路20へ出力され
る。
【0027】A−2.出力画素値算出回路 次に、出力画素値算出回路20の構成について図4を参
照して説明する。図において、減算器201は、入力画
像信号(画素濃度)Vから網点パターン信号Sを減算す
る。階調ゲインレジスタ210は、階調ゲインGを記憶
している。なお、階調ゲインGは、図21の網点パター
ンのサブピクセル数(上記例では「16」、「17」ま
たは「18」)に等しくなるうに設定される。次に、乗
算器202は、減算器201での減算値Nと階調ゲイン
Gとを乗算し、その乗算結果Mを出力する。比較器20
3、204は、各々、乗算結果Mが「0」より小さい
か、あるいは255より大きいかを判定し、それぞれの
判定結果1ビットづつを合わせた2ビットをデコーダ2
08に入力し、セレクタ209への選択信号とする。一
方、乗算器202の結果は、それぞれ異なる特性を有す
る2つのLUT(この例では2種類のLUTを用いた
が、これに限られるものではない)205,206に入
力され、階調補正された後にセレクタ209に供給され
る。
【0028】セレクタ209は、上記LUT205,2
06からの信号と、予めレジスタにセットされている
「0」または「255」の2つの信号との合計4つの信
号を、デコーダ208からの2ビット信号と、階調制御
パターンメモリ112からの階調制御パターン信号1ビ
ットとの合計3ビットの値に応じて選択し、出力画像信
号ODとして送出する。セレクタ209は、比較器20
3、204の比較結果に基づいて、乗算結果Mが「0」
以下であれば、値「0」を出力し、「255」以上であ
れば、値「255」を出力する。上記2つの値以外の場
合には、階調制御パターン信号1ビットに従って、網点
パターンに対応したLUT205,207のいずれかの
補正用LUTの出力結果を出力する。
【0029】また、階調制御パターンメモリ112とデ
コーダ208およびセレクタ209の構成は、上述しも
のに限ったわけではなく、階調制御パターンの1ビット
をデコーダ208に入力して、2種類のLUTからの信
号と、予めレジスタにセットされている「0」ないしは
「255」の2つの信号、すなわち、合計4つの信号を
選択する2ビットの信号をセレクタ209に入力し、セ
レクタ209がその2ビットで選択し、出力画像信号O
Dとして送出する構成でもよい。
【0030】ここで、従来の2値化方式による網点化
と、本発明の出力画素値算出法による網点化とをそれぞ
れの原理を比較して説明する。図5は、従来の2値化方
式による網点化の原理を示す概念図である。図におい
て、入力信号が182/255=71%の面積率を有す
る信号として入力された場合、図示したような4×4の
合計16個の出力画素のうち、11個がオン(255)
となり、残り5個がオフ(0)となる。このとき、出力
信号の面積率は、(255×11)/(255×16)
×100%=69%となり、4×4=16階調分の量子
化レベルしか確保されないため、この場合、1/16=
6.25%単位の量子化ステップによる量子化誤差が発
生してしまうので、満足できるものではなかった。仮
に、12個までがオン(255)となっても、このとき
の出力信号の面積率は、(255×12)/(255×
16)×100%=75%となり、6%の量子化誤差が
発生してしまう。
【0031】これに対して、図6に示す本発明の出力画
素値算出法による網点では、4×4=16の各画素の持
つ重み(その画素までがオンになったときのベタ濃度レ
ベル「255」に対する割合)を表す網点パターンマト
リックスを用いて後述する決定法により、フィードバッ
ク演算なしに、4×4の各出力画素の出力濃度レベルを
算出する処理を行う。これによると、入出力間での再現
量子化誤差を最小にするように、中間濃度レベルの出力
画素制御ができるため、出力信号の面積率は、(255
×11+96)/(255×16)×100%=71%
となり、8ビットの入出力システムに適用した場合、
「256」の量子化ステップ、1/256=0.4%以
下の量子化誤差に収まる階調再現が可能になる。
【0032】さらに、算出方法について図4を参照して
説明する。入力画像信号Vの値が「182」であって、
網点パターンメモリ103から図21(a)に示す「0
゜」の各値が出力された場合を想定して具体例を説明す
る。まず、入力画像信号Vが「182」であれば、網点
パターンの4×4マトリックスの各パターン値S
(「0」、「16」、……、「240」)に対して減算
器201でV−Sを実施し、その結果Nに階調ゲインG
(この場合、256/16=16)を乗算器202で乗
算し、乗算結果Mを得る。この乗算結果Mが「0」より
小さければ、「0」を出力し、「255」より大きけれ
ば、「255」を出力することになる。網点パターン値
が「160」以下のときには、乗算結果Mが「255」
以上の値を示す。
【0033】一方、網点パターン値が「192」以上の
ときには、乗算結果Mが「0」以下の値を示す。網点パ
ターン値が「176」のときのみ、乗算結果Mは「0」
と「255」の間の「96」を示すことになる。以上の
結果から、セレクタ209は、網点パターン値が「16
0」以下のときは「255」を、網点パターン値が「1
92」以上のときは「0」を、網点パターン値が「17
6」のときは、M値「96」がLUT205、206に
より変換されたいずれかの値の1つを、階調制御パター
ン信号で選択して出力する。これらの各LUT205、
206に設定する変換特性については後述するが、簡単
のためにリニアなものがいずれかのLUTに設定されて
いるとすれば、乗算値Mからは「96」がそのまま出力
される。上述したデータの流れを図17に示す。この結
果、図6に示すような出力結果が得られる。
【0034】以上説明したきたように、上記構成によれ
ば、入力信号に忠実な量子化誤差の少ない階調再現方式
が実現できるが、中間濃度レベルを再現させる手段、お
よびその特性によっては、原理的に実現できるものとは
異なることが予想される。
【0035】ここで、図7(a),(b)は、上述した
構成によるスクリーン生成方式によって得られるトーン
再現特性を示す概念図、および補正トーン特性の効果を
示す概念図である。本方式によるトーン再現特性は、図
7(a)に示すように、網点パターンのオン(255)
画素が担うデジタル部分の階段的階調再現部と中間濃度
レベル画素が担うアナログ部分の連続的階調再現部とが
合成されたものとなる。このため、これら両者の階調再
現部がともにリニアな特性とならなければ、基本的に不
連続点のある階調特性となり、疑似輪郭が発生してしま
う。このために、中間濃度画素値の再現を担うアナログ
スクリーン生成部のトーン再現性および「0」、「25
5」出力からなる階段的階調再現を担うデジタルスクリ
ーン生成部のトーン再現性の双方を補正する手段が必要
となる。
【0036】上記トーン再現性を補正する手段が図4に
示すLUT205、LUT206である。図7(a)に
示すように、トーン補正前は、スクリーンパターンしき
い値が作るデジタル部分の階段的階調再現域と、中間濃
度画素値によるアナログ部分の連続的階調再現域との接
点で、不連続点を有するゆらぎのある階調特性となる。
これに対して、階段的階調再現域と連続的階調再現域と
の双方を適切に補正した図7(b)に示すトーン再現特
性は、リニアな疑似輪郭のない特性となる。
【0037】図8(a),(b)は、アナログ部分の連
続的階調再現を実際に補正する場合の手順を示す概念図
である。図において、アナログスクリーンによるトーン
再現特性が図8(a)であった場合、これがリニアにな
るように逆関数となる図8(b)のトーン特性を求め
る。さらに、ハイライト部分でのトーンカーブの立ち上
がり、および高濃度部分でのトーンカーブのyを、でき
るだけ滑らかになるように決定し、これをLUTにセッ
トする。
【0038】ここで、問題になるのは、アナログスクリ
ーン生成部の経時変動および環境変動である。図8
(b)に示す階調特性を得るのは理想的であるが、アナ
ログスクリーン生成部の経時変動および環境変動を考え
た場合、かぶりが生じる恐れがある。アナログスクリー
ンを用いたパルス幅変調を行っている複写機では、通
常、アナログスクリーン生成部の経時変動および環境変
動を考慮し、かぶりなどを生じさせないため、アナログ
スクリーン生成部の特性を、図16(a)に示すよう
に、ハイライト部において、あるレベルの入力値までは
(点線から点線の間)、「0」を出力するようにしてい
る。このハイライトの特性を残したまま、図8に示すよ
うな手順で、決めたトーンカーブをLUTにセットした
場合、図16(b)に示すように、停滞する濃度域が生
じる。
【0039】本実施形態では、上記事情を考慮し、階調
制御パターンによってハイライトの部分を担う画素に
は、図16(a)に示すようなハイライト部分の特性を
残したまま、図8に示す手順で、決めたトーンカーブを
選択し、それ以外は図16(a)に示すようなハイライ
ト部分の特性を残さず、図8に示す手順で、決めたトー
ンカーブを選択することで、かぶりが生じる恐れが少な
く、疑似輪郭の発生しない階調特性が得られる。
【0040】具体的には、本実施形態では、アナログス
クリーンのハイライト部の特性を残した階調補正LUT
と、ハイライト部の特性を残さない階調補正LUTとの
2種類のLUTを設け、それらを階調制御パターンによ
って選択する。但し、これらLUTの種類、数等の設定
は、これに限らず、網点パターンや注目画素が網点パタ
ーン内のどの位置に存在するかという情報に応じて切り
替えるようにしてもよい。
【0041】一方、図7(a),(b)に示すデジタル
部分の階段的階調再現域については、階段の高さ(量子
化ステップの幅)が均一になるように、出力画素値算出
回路20の前段に設けたトーン補正手段で補正する。こ
のような構成にすることで、疑似輪郭等のないリニアリ
ティーの高い階調再現特性の実現が可能になる。
【0042】A−3.波形制御多値化回路 次に、図9は、波形制御多値化回路30の構成を示すブ
ロック図である。図において、D/A変換回路301
は、画像濃度信号ODをアナログ信号に変換して出力す
る。パターン発生部302,303,304は、各々、
相互に「180゜」位相の異なる300線のA相、B相
の2種類の三角波信号、および600線の三角波信号を
出力する。コンパレータ305,306,307は、上
記三角波信号と上記アナログ信号とを各々比較し、比較
結果をデジタル信号として出力する。すなわち、上記デ
ジタル信号は、アナログ信号のレベルが三角波信号のレ
ベル以上である場合には「1」になり、それ以外の場合
には「0」となる信号である。
【0043】セレクタ305は、スクリーン切換信号S
CS(波形制御パターンメモリ111の内容)に基づい
て、これらアナログ信号のうち、いずれか1つを画素ク
ロックCLKに同期させて選択し、出力する。この出力
信号は、レーザダイオード用の出力パルス変調信号とし
て出力される。
【0044】ここで、選択されるアナログ信号に対応す
る部分の三角波信号の波形を図3(c)を参照して説明
する。同図(b)、(c)を比較すると、スクリーン切
換信号SCS(成長パターン)が「0」である場合に
は、パターン発生器302,303のいずれかのうち、
立ち上がりの半周期にある三角波パターンにより得られ
たパルス変調信号が選択回路308で選択され、このシ
ステムの場合には、画素の右側から打点される。スクリ
ーン切換信号SCSが「1」である場合には、パターン
発生器302,303のいずれかのうち、立ち下がりの
半周期にある三角波パターンにより得られたパルス変調
信号が選択回路308で選択され、画素の左側から打点
される。また、スクリーン切換信号SCSが「2」であ
る場合には、パターン発生器304の600線周期の三
角波パターンにより得られたパルス変調信号が選択回路
308で選択され、画素の中央から打点される。
【0045】したがって、相互に「180゜」位相の異
なる300線のA相、B相の2種類の三角波信号パター
ンを参照した、コンパレータ305,306から出力さ
れるアナログ信号のうち、どちらが選択されるかは、ス
クリーン切換信号SCSのみによっては一意に決まらな
い。例えば、スクリーン切換信号SCSが一定値のま
ま、画素クロックCLKが複数回入力されると、セレク
タ305は、両アナログ信号を交互に選択することにな
る。また、ここで用いられる三角波波形は、パターン
1、2のみならず、その1/2周期の三角波パターンや
ノコギリ波等を用いることも考えられる。また、三角波
信号等の参照信号の周期は、上記300線および600
線の組み合わせに限らないことは勿論であり、例えば、
200線と400線の組み合わせでもよい。
【0046】B.第1実施形態の動作 次に、本第1実施形態の動作を説明する。本第1実施形
態の画像処理装置を用いてカラー画像を出力する場合、
最初にY色の出力処理が行われる。
【0047】まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ等が
リセットされ、図3(a)および(b)に示す「0゜」
に係る網点パターン(このときに上述した重み変換され
ている)および波形制御パターンが図1の網点パターン
メモリ103および波形制御パターンメモリ111に各
々書き込まれ、リセット回路105におけるリセット値
は「4」に設定される。
【0048】さらに、該網点パターンに応じて、出力画
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「16」が書き込まれる。次に、主走査方向アドレスカ
ウンタ104に画素クロックCLKが供給され、出力画
素値算出回路20にはY色に係る入力画像信号Vが供給
される。主走査方向アドレスカウンタ104は画素クロ
ックCLKをカウントするが、カウント値が「4」に達
すると、該カウント値は、リセット回路105によって
リセットされる。また、副走査方向アドレスカウンタ1
02からは「0」が出力される。
【0049】これにより、網点パターンメモリ103に
あっては、「Y(副走査方向)=0、X(主走査方向)
=0」のアドレスから「Y(副走査方向)=0、X(主
走査方向)=3」までの「4」アドレスが繰り返しアク
セスされ、対応する「4」種類の網点パターンSが出力
画素値算出回路20に繰り返し供給される。出力画素値
算出回路20にあっては、比較器203、204の比較
結果と階調制御パターンに基づいて、乗算器202から
出力されたLUT後の3つの中間値、「255」、
「0」のうち、いずれか1つの値が選択され、選択され
た値は画像濃度信号ODとして出力される。
【0050】また、波形制御パターンメモリ111にあ
っては、網点パターンSに対応したスクリーン切換信号
SCSが出力される。このようにして、主走査方向の
「1」ライン分のスキャンが終了すると、水平同期信号
H_SYNCがスクリーン角生成パターン発生回路10
に供給される。これにより、副走査方向アドレスカウン
タ102のカウント値がインクリメントされるととも
に、主走査方向アドレスカウンタ104のカウント値が
リセットされる。
【0051】そして、次のラインに対するスキャンが開
始される。そして、「4」ライン分のスキャンが終了し
た後に、水平同期信号H_SYNCが副走査方向アドレ
スカウンタ102に入力されると、副走査方向アドレス
カウンタ102のカウント値が「4」となる。リセット
回路105は、この状態を検出すると、副走査方向アド
レスカウンタ102のカウント値を「0」にリセットす
る。
【0052】以後、同様に、画素クロックCLKに同期
して入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給さ
れると、網点パターンメモリ103および波形制御パタ
ーンメモリ111がアクセスされ、サブピクセルが出力
画素値算出回路20に供給されるとともに、スクリーン
切換信号SCSが波形制御多値化回路30に供給され
る。これにより、「1」ページ分のY色の画像濃度信号
ODが波形制御多値化回路30に順次供給される。
【0053】Y色の出力が終了すると、次にM色の出力
処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ
等がリセットされ、図3(a)および(b)に示す「1
4゜」に係る網点パターン(このときに上述した重み変
換されている)および波形制御パターンが網点パターン
メモリ103および波形制御パターンメモリ111に各
々書き込まれ、リセット回路105におけるリセット値
は「17」に設定される。
【0054】さらに、該網点パターンに応じて、出力画
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「17」が書き込まれる。そして、画素クロックCLK
がスクリーン角生成パターン発生回路10に供給され、
M色の入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給
されると、Y色において説明したのと同様の処理が行わ
れ、「1」ページ分のM色の画像濃度信号ODが波形制
御多値化回路30に順次供給される。
【0055】M色の出力が終了すると、次にK色の出力
処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ
等がリセットされ、図3(a)および(b)に示す「4
5゜」に係る網点パターンおよび波形制御パターンが網
点パターンメモリ103および波形制御パターンメモリ
111に各々書き込まれ、リセット回路105における
リセット値は「6」に設定される。
【0056】さらに、該網点パターンに応じて、出力画
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「18」が書き込まれる。そして、画素クロックCLK
がスクリーン角生成パターン発生回路10に供給され、
K色の入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給
されると、Y色において説明したのと同様の処理が行わ
れ、「1」ページ分のK色の画像濃度信号ODが波形制
御多値化回路30に順次供給される。
【0057】K色の出力が終了すると、次に、C色の出
力処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウン
タ等がリセットされ、図3(a)および(b)に示す
「75゜」に係る網点パターンおよび波形制御パターン
が網点パターンメモリ103および波形制御パターンメ
モリ111に各々書き込まれ、リセット回路105にお
けるリセット値は「17」に設定される。
【0058】さらに、該網点パターンに応じて、出力画
素値算出回路20内の階調ゲインレジスタ210に値
「17」が書き込まれる。そして、画素クロックCLK
がスクリーン角生成パターン発生回路10に供給され、
C色の入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給
されると、Y色において説明したのと同様の処理が行わ
れ、「1」ページ分のC色の画像濃度信号ODが波形制
御多値化回路30に順次供給される。
【0059】このような波形制御によって打点を制御す
ることにより、形状のスムーズな網点画像が生成可能と
なる。図10(a)〜(e)は、この効果を示した概念
図である。同図(a)は、固定周期、固定位相の三角波
パターン1による多値化の例であるが、これによると、
上述した出力画素値算出アルゴリズムにより、中間濃度
値を出力し、総和としての濃度値は保証されるものの、
結果として得られる出力網点形状にはトギレが発生し、
満足されるものではない。一方、波形制御パターンに基
づいて、波形制御多値化した同図(b)では、もともと
の想定していたスムーズな網点形状を生成できる。以
下、具体的に説明する。
【0060】ここで、濃度しきい値Sおよび入力画像信
号Vに基づいて生成される画像濃度信号ODの一例を図
10(c)に示す。このように、各色に係る画像濃度信
号ODが波形制御多値化回路30に供給されると、該画
像濃度信号ODは、D/A変換回路301を介してアナ
ログ信号に変換される。また、パターン発生部302〜
304からは位相、周期の異なる三角波信号が出力され
る。ここで、画像濃度信号ODが「255」である場合
は、セレクタ305〜307の出力するデジタル信号は
常に「1」になるので、出力パルス変調信号のデューテ
ィ比は「100%」になる。
【0061】また、画像濃度信号ODが「0」である場
合は、セレクタ305〜307の出力するデジタル信号
は常に「0」になるので、出力パルス変調信号のデュー
ティ比は「0%」になる。そして、画像濃度信号ODが
中間濃度である場合は、出力パルス変調信号のデューテ
ィ比は、該中間濃度に応じた値になる。その際、用いら
れる三角波信号に応じて、網点形状は、図10(d)ま
たは(e)に示すものが考えられる。
【0062】例えば、図10(d)に示すように、単一
の三角波パターンによって多値化した場合、トギレが発
生し、満足されるものではない。しかし、本実施形態に
あっては、図3(c)に示す三角波パターンが採用され
るように、選択回路308で切換処理が行われる。した
がって、一方、波形制御パターンSCSに基づいて、波
形制御多値化した場合、図10(e)に示すように、元
々の想定していたスムーズな網点形状を生成できる。
【0063】C.第1実施形態の効果 以上説明したように、本第1実施形態によれば、「入
力画像信号V<濃度しきい値S」の条件を満たし、か
つ、「値N(N=V−S+D)は負値ではない」という
条件を満たすサブピクセルに対して、該値Nに応じた中
間濃度が設定される。すなわち、解像度と再現階調数と
の間に相反関係がなく、スクリーンパターンを構成する
サブピクセル数が少ない場合であっても、十分な再現階
調数を得ることができる。
【0064】さらに、本第1実施形態によれば、中間
濃度の第1のサブピクセルに主走査方向に隣接し、該第
1のサブピクセルよりも濃度しきい値の低い第2のサブ
ピクセルが存在する場合には、この第1、第2のサブピ
クセルのオン状態の部分が連続するように、三角波信号
が選択される。これにより、スクリーン形状の崩れを防
止でき、高品質な出力画像を安定して得ることができ
る。
【0065】D.第2実施形態 本第2実施形態では、さらに、この網点形状の設定自由
度を高め、スムーズな網点形状を生成できる方式を提案
する。
【0066】基本的に、本第2実施形態による方式は、
これまで説明してきた第1実施形態を拡張したものであ
る。入出力画像信号の解像度を、例えば、主走査、副走
査とも600dpiとしたときに、上述した実施形態で
は、同じ解像度を有する網点パターンを作り、これに基
づいて、多値化信号(最終的なパルス幅変調信号)を得
ていた。これに対して、ここでの例は、入出力画像信号
の解像度に対して、高い解像度、例えば、主走査、副走
査とも1200dpiの網点パターンを生成し、これに
基づいて、出力画素値算出を実施した後、出力の解像度
600dpiに合わせるように変換した多値化信号を得
ることにより、より理想の形状に近い網点信号を生成す
ることを実現している。
【0067】具体的には、図11に示すように、例え
ば、入出力画像信号の解像度600dpiに対して、2
倍の解像度の1200dpiとなる網点パターンを生成
する。この場合、6×6のマトリックスで36ステップ
を有するパターンとなるが、第1の実施形態で説明した
ように、マトリックスの各画素の持つ重みは、256/
36≒7となり、同様に、「0」、「7」、「14」、
……、「248」というように網点成長順にパターン配
置する。
【0068】次に、出力画素値算出回路20において、
前述したアルゴリズムと同様のアルゴリズムによって計
算を行うが、このときに用いる階調ゲイン値Gと、その
あとで実施される比較器への値の設定を拡張して考える
必要がある。このときの階調ゲイン値Gは、全体として
は、6×6の網点パターンを用いているが、入力の解像
度と同等のマトリックスサイズということで、3×3=
9と解釈する。したがって、階調ゲイン値Gは「9」と
なる。比較器への設定値は、「0」以下の値検出につい
ては変わらないものの、大きいほうの値については、8
ビットデータの最大値「255」ではなく、出力画素値
算出回路20内での網点パターン解像度1画素当たりが
持つ最大値を設定する。この場合、1入力解像度に対し
て、2×2(n×m)の網点パターンが対応するため、
網点パターン解像度1画素当たりが持つ値は255/
(2×2)=63.75となる。図11では、この条件
下での計算例を示しているが、1200dpiの解像度
を有する多値出力値として、図11に示す「a」の値の
マトリックスを得る。このときの値は、「0」か「64
(本当は63.75)」か、1つの中間値(この場合は
「44」)で構成されるマトリックスとなる。
【0069】次に、このマトリックスを出力画素の解像
度600dpiに変換するために、2×2のサブマトリ
ックスの単位で合計を求め、図11に示す「a」のよう
に、出力画素の解像度に一致した3×3の最終出力画像
を得る。図12には、第1実施形態の出力結果との比較
を示す。図において、両者とも、出力総和値は変わらな
いが、第2実施形態(その1)の方が、中間濃度値の発
生箇所が多く現れ、網点形状として、よりスムーズなも
のが得られていることが分かる。
【0070】また、出力画素の解像度が1200dpi
の場合には、図11の「a」をそのまま最終出力画像と
して出力する。図13には、第1実施形態の出力結果と
の比較を示す。両者とも、出力総和値は変わらないが、
第2実施形態(その2)の方が、中間濃度値の発生箇所
が多く現れ、また高解像度である分、網点形状として、
よりスムーズなものが得られていることが分かる。
【0071】実際の処理構成は、図14および図15に
示すものである。図14においては、網点パターンをサ
ブマトリックスの分割数分有し、これに対して、処理を
行うために、分割数分の減算器201-1〜20-n、乗算
器202-1〜202-n、セレクタ207-1〜207-nを
備え、並列計算を実施した後、最終的に各分割毎の多値
出力信号を加算器&セレクタ211で合計したものを、
比較器220a,220bおよびLUT205、LUT
206に入力する。比較器220a,220bにおいて
は、多値出力の合計信号が「0」または「255」であ
るかを判断する。デコーダ221では、比較器220
a,220bの結果に基づいて、「0」、「255」、
「中間値」のいずれかを選択するかの信号を出力する。
セレクタ222は、デコーダ221からの信号と階調制
御パターンから「0」、「255」、LUT205の出
力、またはLUT206の出力のうち、いずれか1つを
選択して出力する構成となっている。ここでのLUT2
05およびLUT206は、図4に示すLUT205お
よびLUT206と同じ役割をするもので、ここでは説
明を省略する。
【0072】図15においては、網点パターン、波形制
御パターン、階調制御パターンを、サブマトリックスの
分割数(n)分備え、これに対して処理を行うために、
分割数分の減算器201-1〜201-n、乗算器202-1
〜202-n、ならびに、比較器220a-1〜220a-
n,220b-1〜220b-n、デコーダ221-1〜22
1-n、LUT205-1〜LUT205-n,LUT206
-1〜LUT206-nおよびセレクタ222-1〜222-n
を備え、並列計算を実施し、出力する構成となってい
る。ここでの比較器220a-1〜220a-n,220b
-1〜220b-n、デコーダ221-1〜221-n、LUT
205-1〜LUT205-n,LUT206-1〜LUT2
06-nおよびセレクタ222-1〜222-nは、図14に
示すものと同じ動作ならびに役割を有するものであるの
で、ここでは説明を省略する。なお、図11を図14、
図15に示す構成で実施する場合の分割数nは、サブマ
トリックスが2×2(n×m)であるから「4」とな
る。
【0073】E.第2実施形態の効果 以上説明したように、本第2実施形態によれば、入力
画像信号の解像度より、n×m倍高い解像度を有する出
力装置であっても、特別な解像度変換処理なしに、再現
階調数とスクリーン解像度のトレードオフなしに、か
つ、再現網点形状がよりスムーズな階調性のよい高品位
の画像再現が実現できる。
【0074】F.変形例 なお、本発明は、上述した第1または第2実施形態に限
定されるものではなく、種々の変形が可能である。例え
ば、上記第1または第2実施形態にあっては、第1およ
び第2の三角波信号として、位相が「180゜」異なる
三角波信号を用いたが、2種類の鋸波信号を発生させ、
スクリーン切換信号SCSに基づいて、これら鋸波信号
のうち、一方を参照信号として選択してもよい。
【0075】また、上述した第1または第2実施形態で
は、濃度パターン法を用いた場合の例を説明したが、デ
ィザ法を用いる場合であっても同様に適用可能である。
すなわち、上記第1または第2実施形態における「サブ
ピクセル」をディザ法における「一画素」と考え、画像
濃度信号ODとしてディザ法による画像濃度信号を用い
ればよい。これにより、上記実施形態のものは、n個の
入力画素Q1、Q2、……、Qnを、各々、対応するn
個の出力画素R1、R2、……、Rnに変換するものに
なる。
【0076】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、中間階調データ出力手段によって、前記
入力画像信号と前記網点パターン記憶手段に格納されて
いる網点パターンとに基づいて、前記入力画像信号を中
間階調データに変換した後、複数の階調補正手段によっ
て、異なるパラメータによって、前記中間階調データの
階調特性を、各々、異なるパラメータにより補正し、出
力手段によって、前記階調補正制御パターン記憶手段に
記憶された階調補正制御パターンに基づいて、前記複数
の階調補正手段のいずれかによって補正された中間階調
データを選択して出力するようにしたので、解像度と再
現階調数との間に相反関係がなく、しかもスクリーン形
状の自由度を高めることが可能となり、より高品質な出
力画像を安定して得ることができるという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 網点パターンの変換方法を示す概念図であ
る。
【図3】 網点パターンの例を示す概念図である。
【図4】 出力画素値算出回路の構成を示すブロック図
である。
【図5】 従来の二値化方式による網点化の原理を説明
するための概念図である。
【図6】 本実施形態による網点化の原理を説明するた
めの概念図である。
【図7】 トーン再現特性と補正トーン特性の一例を示
す概念図である。
【図8】 アナログスクリーン生成器のトーン再現特性
と補正トーン特性の一例を示す概念図である。
【図9】 波形制御多値化回路の構成を示すブロック図
である。
【図10】 第1実施形態による効果の一例を示す概念
図である。
【図11】 本発明の第2実施形態による画像処理装置
の原理を説明するための概念図である。
【図12】 第2実施形態(その1)による網点再現性
向上例を示す概念図である。
【図13】 第2実施形態(その2)による網点再現性
向上例を示す概念図である。
【図14】 第2実施形態(その1)による画像処理装
置(一部)の一構成例を示すブロック図である。
【図15】 第2実施形態(その2)による画像処理装
置(一部)の一構成例を示すブロック図である。
【図16】 アナログスクリーン生成部の特性およびハ
イライト部の特性を残したままの階調補正LUTを使用
した場合の階調特性を説明するための概念図である。
【図17】 本発明の出力画素値算出法でのデータの流
れを説明するための概念図である。
【図18】 ディザ法の処理構成例を示すブロック図で
ある。
【図19】 ディザ法と濃度パターン法の比較を示す概
念図である。
【図20】 濃度パターン法の2値化例を示す概念図で
ある。
【図21】 スクリーン角生成セル(基本パターン)を
説明するための概念図である。
【図22】 スクリーン角生成を説明するための概念図
である。
【図23】 アナログ三角波比較方式の構成例を示すブ
ロック図、および動作例を示す概念図である。
【図24】 アナログ三角波比較方式の例を示す概念図
である。
【符号の説明】
20 出力画素値算出回路 30 波形制御多値化回路 103 網点パターンメモリ(網点パターン記憶手段) 111 波形制御パターンメモリ(波形制御パターン記
憶手段) 112 階調制御パターンメモリ(階調補正制御パター
ン記憶手段) 201 減算器(中間階調データ出力手段) 202 乗算器(中間階調データ出力手段) 203 比較器(中間階調データ出力手段) 204 比較器(中間階調データ出力手段) 205 LUT(複数の階調補正手段、第1の階調補正
手段) 206 LUT(複数の階調補正手段、第2の階調補正
手段) 208 デコーダ 209 セレクタ(出力手段) 210 階調ゲインレジスタ 301 D/A変換器 302 パターン発生部(生成手段、第1の三角波信号
発生手段) 303 パターン発生部(生成手段、第2の三角波信号
発生手段) 304 パターン発生部(生成手段、第3の三角波信号
発生手段) 305,306,307 コンパレータ 308 セレクタ(多値化参照パターン選択手段) 103-1〜103-n 網点パターンメモリ(網点パター
ン記憶手段) 111-1〜111-n 波形制御パターンメモリ(波形制
御パターン記憶手段) 112-1〜112-n 階調制御パターンメモリ(階調補
正制御パターン記憶手段) 201-1〜201-n 減算器(中間階調データ出力手
段) 202-1〜202-n 乗算器(中間階調データ出力手
段) 203-1〜203-n 比較器(中間階調データ出力手
段) 204-1〜204-n 比較器(中間階調データ出力手
段) 205-1〜205-n LUT(複数の階調補正手段、第
1の階調補正手段) 206-1〜206-n LUT(複数の階調補正手段、第
2の階調補正手段) 207-1〜207-n セレクタ(中間階調データ出力手
段) 208-1〜208-n デコーダ 209-1〜209-n セレクタ(出力手段) 211 加算器(中間階調データ出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/40 H04N 1/40 103B (72)発明者 関根 弘 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 伊藤 篤 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号を変換して、画像記録装置
    への出力画像信号を生成する画像処理装置において、 網点スクリーンの成長および濃淡再現の重みを表現する
    網点パターンを格納する網点パターン記憶手段と、 前記網点パターンに対応した階調補正制御パラメータを
    格納する階調補正制御パターン記憶手段と、 前記入力画像信号と前記網点パターン記憶手段に格納さ
    れている網点パターンとに基づいて、前記入力画像信号
    を中間階調データに変換する中間階調データ出力手段
    と、 前記中間階調データの階調特性を、各々、異なるパラメ
    ータにより補正する複数の階調補正手段と、 前記階調補正制御パターン記憶手段に記憶された階調補
    正制御パターンに基づいて、前記複数の階調補正手段の
    いずれかによって補正された中間階調データを選択して
    出力する出力手段とを具備することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記中間階調データ出力手段によって出
    力された前記中間階調データと予め設定された値とを比
    較する比較手段をさらに具備し、 前記出力手段は、前記階調補正制御パターン記憶手段に
    記憶された階調補正制御パターンおよび前記比較手段に
    よる比較結果に基づいて、前記複数の階調補正手段によ
    って補正された中間階調データ、予め定められた低濃度
    データおよび予め定められた高濃度データのいずれかを
    選択して出力することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記中間階調データ出力手段は、前記入
    力画像信号と前記網点パターン記憶手段に格納されてい
    る網点パターンとに基づいて前記入力画像信号を中間階
    調データに変換する際に、一旦、n×m(n=2,3,
    …、m=2,3,…)倍の解像度での出力画素値の算出
    を行った後、n×m画素単位でn×m内の出力画素値の
    総和を求め、前記入力画像信号と同じ解像度の出力画素
    値を得ることを特徴とする請求項1または2記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記中間階調データ出力手段は、前記入
    力画像信号と前記網点パターン記憶手段に格納されてい
    る網点パターンとに基づいて前記入力画像信号を中間階
    調データに変換する際に、n×m倍の解像度での出力画
    素値の算出を行い、前記入力画像信号よりn×m倍の高
    い解像度の出力画素値を得ることを特徴とする請求項1
    または2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の多値化参照パターンを生成する生
    成手段と、 前記網点パターンに対応した波形制御パターンを格納す
    る波形制御パターン記憶手段と、 前記波形制御パターン記憶手段に格納されている波形制
    御パターンに基づいて、前記生成手段により生成された
    複数の多値化参照パターンのうち、いずれかを選択する
    多値化参照パターン選択手段と前記選択手段から出力さ
    れる各画素の出力画素値を、前記多値化参照パターン選
    択手段により選択された多値化参照パターンにより該出
    力画素値に応じたパルス幅の出力信号に変換する変換手
    段とを具備することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の多値化参照パターンは、3種
    類の三角波信号であって、 所定周期の第1の三角波信号を生成する第1の三角波信
    号発生手段と、 前記第1の三角波信号と位相の異なる同一周期の第2の
    三角波信号を生成する第2の三角波信号発生手段と、 前記第1および第2の三角波信号に対して、異なる周期
    の第3の三角波信号を生成する第3の三角波信号生成手
    段とを具備することを特徴とする請求項5記載の画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の階調補正手段は、少なくと
    も、アナログスクリーンのハイライト部の特性を残した
    第1の階調補正手段と、ハイライト部の特性を残さない
    第2の階調補正手段とからなることを特徴とする請求項
    1ないし6のいずれかに記載の画像処理装置。
JP10216597A 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置 Expired - Lifetime JP3829404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10216597A JP3829404B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10216597A JP3829404B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10294868A true JPH10294868A (ja) 1998-11-04
JP3829404B2 JP3829404B2 (ja) 2006-10-04

Family

ID=14320106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10216597A Expired - Lifetime JP3829404B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3829404B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7190488B2 (en) 2002-03-15 2007-03-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7190488B2 (en) 2002-03-15 2007-03-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3829404B2 (ja) 2006-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5394250A (en) Image processing capable of handling multi-level image data without deterioration of image quality in highlight areas
US4651287A (en) Digital image processing algorithm for output devices with discrete halftone gray scale capability
JP2500837B2 (ja) 画素値量子化方法
US5086484A (en) Image processing apparatus with fixed or variable threshold
EP0717551B1 (en) Image processing apparatus
JP4121631B2 (ja) 画像データ処理システム及び画像データ処理方法
US5805738A (en) Image processing apparatus and method
US7948659B2 (en) Halftoning device and halftoning method and laser printer including the same
EP0670654B1 (en) Multiple tone image generation
US6081349A (en) Image processing device, image processing system, and method for generating screens for image processing
US5577136A (en) Image processing apparatus
US20020171873A1 (en) Method for screening of halftone images
JPH08242370A (ja) 多レベルハーフトーン伝達関数における量子化誤差の最小化方法
JP3223803B2 (ja) 画像処理装置
JPH11234513A (ja) 擬似階調画像処理装置
JP3726470B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3829404B2 (ja) 画像処理装置
JP3684777B2 (ja) 画像処理装置
US7583412B2 (en) System and method for creating patterned encoded halftones
US5926570A (en) Optical scanner using dithering with adaptive threshold
JP4479665B2 (ja) ハーフトーン処理を行う画像処理装置,画像処理方法,及び画像処理プログラム
JPH1117944A (ja) 画像処理装置
JPH0260770A (ja) 画像処理装置
JP2800071B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3679522B2 (ja) 画像処理方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130721

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term