JPH10294144A - モジュラージャック及びそのプラグ - Google Patents

モジュラージャック及びそのプラグ

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JPH10294144A
JPH10294144A JP9099524A JP9952497A JPH10294144A JP H10294144 A JPH10294144 A JP H10294144A JP 9099524 A JP9099524 A JP 9099524A JP 9952497 A JP9952497 A JP 9952497A JP H10294144 A JPH10294144 A JP H10294144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
modular jack
jack
terminals
pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP9099524A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Hasegawa
和彦 長谷川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 6極のモジュラージャックに4極のプラグを
挿入して使用できるようにして、部品を6極用と4極用
とで共用化できるようにする。 【解決手段】6極のモジュラージャック1の内側面12
aには、板バネ16が設けられている。板バネ16は、
開口部12の内方に突出している。4極のプラグ2を開
口部12に挿入すると、板バネ16はプラグ本体21の
側面21aに接し、プラグ2が開口部12内で動かない
ように保持する。あるいは、板バネはプラグの側に設け
ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話線の接続に
使用されるモジュラージャック及びそのプラグに関し、
端子数の異なるモジュラージャック、プラグを接続でき
るようにしたモジュラージャック及びそのプラグに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電話機やファクシミ装置に電話線を接続
する際や、電話機本体とハンドセットを接続する際に
は、接続作業を容易とするため、いわゆるモジュラージ
ャックが使用されている。モジュラージャックは、電話
機やファクシミリ装置等の機器に設けられており、コー
ドの先端に取り付けられたプラグをモジュラージャック
に挿入することにより、電話機やファクシミリ装置にコ
ードを接続することができる。
【0003】プラグにはレバーが設けられており、この
レバーがモジュラージャック開口部内の段部に係合し
て、モジュラージャックよりプラグが単に引っ張っただ
けでは抜けないようにされている。しかし、レバーを押
してたわませることにより、プラグのレバーとモジュラ
ージャック段部との係合が解け、プラグをモジュラージ
ャックより容易に取り外すことができる。
【0004】プラグには、端子がプラグの幅方向に沿っ
て並べて設けられており、各端子はコードの芯線に電気
的に接続されている。一方、モジュラージャックにはバ
ネ状の端子がやはりモジュラージャックの幅方向に並べ
て設けられており、各端子は機器の回路に接続されてい
る。プラグをモジュラージャックに挿入すると、プラグ
の端子にモジュラージャックの端子が押しつけられるこ
とになり、両端子が導通する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、モジュラージャ
ック及びそのプラグには4本線用(以下4極という)、
6本線用(以下6極という)が存在する。4極用と6極
用では端子数が違うので、モジュラージャック及びプラ
グの大きさも異なっている。当然、6極用のモジュラー
ジャック及びプラグは、4極用のモジュラージャック及
びプラグよりも大きくされている。
【0006】4極と6極との使い分けは例えば以下のよ
うにされている。例えば、ファクシリ装置のハンドセッ
トは、直接電話線には接続することができない。従っ
て、ファクシミリ装置とハンドセットとは4極のモジュ
ラージャック及びプラグを用いて接続し、ファクシミリ
装置と電話線とは6極のモジュラージャック及びプラグ
を用いて接続する。
【0007】しかし、ハンドセットの中には、その中に
スピーチネットワークやダイヤラーを内蔵し、そのまま
電話機として使用できるものもある。従って、このよう
なハンドセットは6極のモジュラージャックを備えるこ
とになる。従って、コードにはプラグが4極のものとプ
ラグが6極のものとを2通りを用意しなければならな
い。
【0008】また、電話機やファクシミリ装置の回路基
板にも、使用されているハンドセットに併せて4極のモ
ジュラージャック及び6極のモジュラージャックを備え
た2種類のものを用意しておかねばならない。従って、
それぞれ2種類の在庫を置かねばならず、その管理が困
難なものとなっていた。
【0009】本発明は上記に鑑みなされたものであり、
4極及び6極のいずれのプラグをも使用できるモジュラ
ージャック及び、4極及び6極いずれのモジュラージャ
ックにも使用できるプラグの提供を目的としている。よ
り一般的に言えば、プラグとモジュラージャックの端子
数が違っても、両者を結合して使用できるようにし、在
庫管理の煩雑さを軽減することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1のモジュラージャックは、ジャック本体
と、ジャック本体の内面上部に設けられる係止部と、ジ
ャック本体の内面底部に設けられる端子とを備えたモジ
ュラージャックであって、ジャック本体の内側面には内
方に突出しプラグの側面に接する弾性部材を設けたこと
を特徴としている。なお、上部、底部とは説明の便宜の
ための相対的な位置関係を示しており、絶対的な上下関
係を示すものではない。
【0011】モジュラージャックの端子数がプラグの端
子数よりも多い場合には、端子数の少ないプラグを端子
数の多いモジュラージャックに挿入することはできる。
モジュラージャック及びプラグは、端子数が異なっても
端子自体の大きさ及び間隔は同じであるから、モジュラ
ージャックの必要な端子をプラグの端子に接触した状態
で保持できればよい。請求項1のモジュラージャックは
弾性部材によりプラグを保持して、両者の端子の導通が
保たれるようにする。一方、モジュラージャックと同じ
端子数のプラグを挿入する場合には、弾性部材は変形し
て退避するので、弾性部材がプラグの挿入の妨げとなる
ことはない。
【0012】請求項2の発明は、プラグ本体と、プラグ
本体の上部に設けられる係止部材と、プラグ本体の底部
に設けられる端子とを備えたモジュラージャックのプラ
グであって、プラグ本体の側面には側方に突出しモジュ
ラージャック内側面に接触する弾性部材を設けたことを
特徴としている。なお、請求項1と同様、上部、底部と
は説明の便宜のための相対的な位置関係を示しており、
絶対的な上下関係を示すものではない。
【0013】請求項2の発明では、逆にプラグ側に弾性
部材を設けており、端子数の少ないプラグを端子数の多
いモジュラージャックに挿入しても、プラグとモジュラ
ージャックの端子をそれぞれ導通させた状態でプラグを
保持できる。一方、同じ端子数のモジュラージャックに
挿入する場合には、弾性部材が変形して退避するので、
弾性部材がプラグの挿入の妨げとなることはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図1
及び2(a)(b)を参照しながら以下に説明する。こ
の実施の形態は、請求項1に対応しており、6極のモジ
ュラージャックに弾性部材を設け、4極のプラグも6極
のプラグもさせるようにしている。
【0015】モジュラージャック1は、樹脂成形体から
なるジャック本体11に開口部12を形成している。開
口部12の内面底部には、端子13が取り付けられてい
る。各端子は、端子取り付け溝13a内にその基部が支
持される一方、先端部は開口部12内に突出している。
6極のモジュラージャック1には、端子が6個まで設け
られので端子取り付け溝も6つ必要となる(図1では5
つまでが見えている)。
【0016】この実施の形態では、4極のプラグも使用
できるようにするため、両端の端子取り付け溝13aに
は、端子は取り付けられてはいない。なお、2極あれば
十分な場合には、6つの端子取り付け溝13aの内、中
央の2つの端子取付け溝に端子が取り付けられることと
なる。
【0017】ジャック本体11の内面上部には、後述の
プラグ2のレバー22aを案内するための溝部14が形
成されている。溝部14には、レバー22の係止部22
aと係合する段部15が形成されている。
【0018】ジャック本体11の両側面には、板バネ1
6・16が取り付けられている。ジャック本体11の両
側面には、開口部17・17が形成されている。板バネ
の基端16aは、開口段部17a(図2(a)参照)に
外側から熱かしめ等により固定されている。そして、板
バネ16は、開口部17を通して、開口部12内に突出
している。
【0019】4極のプラグ2は、樹脂成形体よりなるプ
ラグ本体21の上面に、レバー22を一体に成形したも
のである。レバー22の中程には係止部22aが形成さ
れている。プラグ2をモジュラージャック1に挿入した
ときに、係止部22aが段部15に係合し、プラグ2は
モジュラージャック1より容易に抜けない。しかし、レ
バー22の先端をプラグ本体21に近づけるよう、レバ
ー22を押せば、係止部22aと段部15との係合がは
ずれて、プラグ2をモジュラージャック1より容易に抜
くことができる。
【0020】プラグ本体21の後部には開口部24が形
成され、コード25が引き出される。プラグ本体21の
前部の下面には、4つの端子23、・・、23が、幅方
向に並べて設けられている。端子23の間隔は、モジュ
ラージャック1の端子13の間隔と同じにされている。
プラグ2をモジュラージャック1に挿入したとき、プラ
グ2の端子23に、モジュラージャック1の端子13が
接触して導通がとられる。
【0021】図2(a)は、モジュラージャック1に4
極のプラグ2を挿入した状態での横断面図である。4極
のプラグ2の側面21aと開口部12の内側面12aと
の間には隙間ができているが、板バネ16がプラグ本体
側面21aに接触しており、プラグ2が動かないように
保持される。従って、プラグ2が動いて、プラグ2の端
子23とモジュラージャック1の端子13との間の導通
が途切れることがない。
【0022】図2(b)は、モジュラージャック1に6
極のプラグ2’を挿入した例を示している。プラグ2’
は、4極のプラグ2より幅が広く、プラグ本体側面21
aと開口部12の内側面21aとの間には、殆ど隙間は
ない。バネ16・16は、開口部17を通して外側に逃
げるため、プラグ2’をモジュラージャック1に挿入す
る際にバネ16・16が邪魔になることはない。従っ
て、モジュラージャック1には、4極のプラグ2も6極
のプラグ2’も挿入して使用することができる。
【0023】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図3及び図4(a)(b)を参照しなが
ら説明する。この第2の実施の形態は、請求項2に対応
しており、プラグ側に弾性部材としての板バネを設けて
いる。
【0024】10は、従来の6極モジュラージャックで
あり、これには板バネ16及び開口部17は設けられて
いない。第1の実施の形態のモジュラージャック1と同
じ構成については同じ符号をつけおり、それらについて
の説明は省略する。図3のモジュラージャック10で
は、溝部14の段部は示していないが、図1と同じよう
に段部は設けられているものとする。
【0025】20は、4極のプラグを示している。プラ
グ20の構成部分の内、第1の実施の形態のプラグ2と
同様の部分については、第1の実施の形態と同様の符号
を付し、その説明は省略する。なお、図3には示してい
ないが、図1と同様にプラグ20には端子があるものと
する。プラグ本体の側面21aには凹部27が形成され
ている。この凹部27には板バネ26が設けられてい
る。板バネ26の基部26aは凹部27内の前端側にモ
ールドされて支持されている。
【0026】図4(a)は、プラグ20を6極のモジュ
ラージャック10に挿入した状態を示している。プラグ
本体21の側面21aとモジュラージャック10の開口
部12の内側面12aとの間にはすきまが生じるが、板
バネ26が開口部内側面21aに接触しているため、プ
ラグ20が動かないように保持される。
【0027】図4(b)は、プラグ20を4極のモジュ
ラージャック10’に挿入した状態を示している。この
場合、板バネ26は凹部27内に退避するので、プラグ
20を4極のモジュラージャック10’に挿入するとき
に板バネ26が邪魔にはならない。従って、プラグ20
は6極のモジュラージャック10にも4極のモジュラー
ジャック10’にも挿入して使用できる。
【0028】なお、第1及び第2の実施の形態では、弾
性部材として一対の板バネを用いているが、材質や数は
これに限定されるものでない。例えば、材質として線
材、つるまきバネ、ゴム、スポンジ等適宜変更すること
が可能である。また、プラグ本体若しくはモジュラージ
ャック本体と一体に成形される弾性片を弾性部材として
用いるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
ジャック本体の内側面には内方に突出ジャックの側面に
接する弾性部材を設けたことを特徴としているから、モ
ジュラージャックの端子数よりも端子数が少ないプラグ
を挿入して使用することができる。また、請求項2の発
明はプラグ本体の側面には側方に突出しモジュラージャ
ック内面に接触する弾性部材を設けたことを特徴として
いるから、プラグの端子数よりも大きい端子数のモジュ
ラージャックに挿入して使用することができる。
【0030】従って、いずれの発明もコードや基板等、
どちらかの端子数のプラグ又はモジュラージャックを備
えておけばよくなるから、部品の在庫管理が容易となる
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係るモジュラージャック
と、プラグとを分離した状態で示す斜視図である。
【図2】 (a)は上記モジュラージャックと、4極の
プラグを結合した状態での横断面を示す図である。
(b)は上記モジュラージャックと6極のプラグを結合
した状態での横断面を示す図である。
【図3】 第2の実施の形態に係るプラグと、モジュラ
ージャックとを分離した状態で示す斜視図である。
【図4】 (a)は上記プラグを6極のモジュラージャ
ックに結合した状態での横断面を示す図である。(b)
は上記プラグを4極のモジュラージャックに結合した状
態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1、10、10’:モジュラージャック 2、2’、20 :プラグ 11:ジャック本体 12:開口部 13:端子 16:板バネ 21:プラグ本体 22:レバー 23:端子 26:板バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャック本体と、ジャック本体の内面上
    部に設けられる係止部と、ジャック本体の内面底部に設
    けられる端子とを備えたモジュラージャックであって、
    ジャック本体の内側面には内方に突出しプラグの側面に
    接する弾性部材を設けたことを特徴とするモジュラージ
    ャック。
  2. 【請求項2】 プラグ本体と、プラグ本体の上部に設け
    られる係止部材と、プラグ本体の底部に設けられる端子
    とを備えたモジュラージャックのプラグであって、プラ
    グ本体の側面には側方に突出しモジュラージャック内側
    面に接触する弾性部材を設けたことを特徴とするモジュ
    ラージャックのプラグ。
JP9099524A 1997-04-17 1997-04-17 モジュラージャック及びそのプラグ Pending JPH10294144A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003197321A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Pioneer Electronic Corp コネクタ装置
JP2018147720A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 スガツネ工業株式会社 情報コンセント用器体及び情報コンセント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003197321A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Pioneer Electronic Corp コネクタ装置
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