JPH10292996A - 自動車用の熱交換器、特に過給空気用クーラー - Google Patents

自動車用の熱交換器、特に過給空気用クーラー

Info

Publication number
JPH10292996A
JPH10292996A JP5547198A JP5547198A JPH10292996A JP H10292996 A JPH10292996 A JP H10292996A JP 5547198 A JP5547198 A JP 5547198A JP 5547198 A JP5547198 A JP 5547198A JP H10292996 A JPH10292996 A JP H10292996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
fluid medium
pipe
fin
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5547198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3996258B2 (ja
Inventor
Franco Ghiani
ジアーニ フランコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Behr GmbH and Co KG
Original Assignee
Behr GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19722100A external-priority patent/DE19722100A1/de
Application filed by Behr GmbH and Co KG filed Critical Behr GmbH and Co KG
Publication of JPH10292996A publication Critical patent/JPH10292996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3996258B2 publication Critical patent/JP3996258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • F28D1/0535Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
    • F28D1/05366Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/008Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for vehicles
    • F28D2021/0082Charged air coolers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/008Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for vehicles
    • F28D2021/0091Radiators
    • F28D2021/0094Radiators for recooling the engine coolant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器の流体媒体容器を簡略化した構造と
する。 【解決手段】 自動車用の過給空気用クーラー(1)の
空気容器(3)が、フラットパイプ(5)と波形フィン
(6)を有するフィン/パイプブロック(2)を挟むよ
うに配置されている。空気容器(3)は2つのハーフシ
ェルをフランジ(11)で継ぎ合わせて作られていて、
接続スリーブ(8)から始まる大きな半径で湾曲された
壁によって膨らんで形成されている。ハーフシェルの内
壁に空気容器内の流れを接続スリーブの両側に均等に分
配するための流れ案内手段(9)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの流体媒体容
器(Stroemungsmittelkaesten) の間に配置されたフィン
/パイプブロックを有する自動車用の熱交換器(Waermeu
ebertrager) 、特に過給空気用クーラーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】EP0676608A1からは、波形フ
ィン/フラットパイプブロックを有する、車両クーラー
の形状の熱交換器が知られている。フィン/パイプブロ
ックの互いに反対となる前側にそれぞれ冷却剤ボックス
の形状の流体媒体容器が設けられている。そのためにフ
ラットパイプがパイプ底内に保持されており、そのパイ
プ底上にそれぞれの流体媒体容器のボックス上部が取り
付けられている。ボックス上部は、U字状に屈曲された
中央部分と、その中央部分の前端部に接続されている2
つの終端部分とから構成されている。終端部分の一方に
は、流体媒体容器をそれぞれの冷却剤循環路へ接続する
ための接続スリーブが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、流体
媒体容器の簡略化され、改良された構造を可能にする、
上述の種類の熱交換器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、各流体媒体
容器が、フィン/パイプブロックの長手平面において密
接に継ぎ合わせられた少なくとも2つのシェル部材から
構成されることによって解決される。ただ2つのシェル
部材から流体媒体容器を形成する場合には、このシェル
部材は好ましくはハーフシェルとして形成されている。
特に過給空気のようなガス状の媒体も、冷却剤または水
など冷却すべき液状の媒体も、本発明の意味における流
体媒体(Stroemungsmittel)と見なされる。
【0005】本発明のある態様においては、流体媒体容
器がそれぞれ接続スリーブによって流体媒体循環路に接
続されていて、各流体媒体容器の流体媒体の流れる領域
が、接続スリーブから始まる大きな半径で湾曲された壁
によって膨らんで形成されている。それによって流体媒
体の流れ速度が良い影響を受ける。特に流体媒体容器内
での大きい乱流が防止される。
【0006】本発明の他の態様においては、2つのハー
フシェルはそれぞれその継合わせ端縁に沿って延びる継
合わせフランジを有し、その継合わせフランジはハーフ
シェルの継ぎ合わせられた状態において互いに結合され
ている。継合わせフランジによって各流体媒体容器の強
度が増大される。というのはハーフシェルの継ぎ合わせ
られた状態において、継合わせフランジが補強リブの機
能を有するからである。
【0007】本発明の他の態様においては、ハーフシェ
ルはアルミニウム合金から形成されている。フィン/パ
イプブロックもアルミニウム合金から形成されているの
で、熱交換器の個々の部分を良好に再利用できることが
保証される。
【0008】本発明の他の態様においてはハーフシェル
は、流体媒体容器のサイド領域において接続スリーブに
対して継合わせ平面の側方で下方へ引き下げられている
継合わせフランジを有する。この構成は特に、本発明に
よる熱交換器がフィン/パイプブロックを有し、そのフ
ィン/パイプブロックのパイプ端部が1995年11月
25日のDE19543986に示す理念に基づいて、
隣接するパイプ端部が密接かつ蜂の巣状に互いに添接す
るように、拡大されているので、付加的なパイプ底がも
はや不要になる場合に、効果的である。従ってハーフシ
ェルは直接パイプ端部上に取り付けることができる。
【0009】本発明の他の態様においては、接続スリー
ブに隣接するハーフシェルの接続スリーブの高さに、流
体媒体容器内で流体媒体の流れを接続スリーブの両側へ
均一に分配する流れ案内手段が設けられており、その流
れ案内手段はハーフシェルの内壁に形成されている。そ
れによって流体媒体の流れのさらに良好な分配が得ら
れ、その場合に流れ案内手段は好ましくはハーフシェル
の内壁の一体的な部分である。好ましくはこの流れ案内
手段は、ハーフシェルの壁の凹部として形成されてい
る。
【0010】本発明の他の態様においては、各流体媒体
容器は少なくとも1つの終端縁を有し、その終端縁はフ
ィン/パイプブロックのブロック状に拡幅されて、平面
的に互いに添接するパイプ端部に面一で終わるように重
なっている。フィン/パイプブロックのブロック状に拡
幅されて、平面的に互いに添接するパイプ端部は、19
95年11月25日のDE19543986の理念に従
って形成されている。パイプ端部に重なる終端縁によっ
て、流体媒体容器を固定するためのパイプ底が不要にな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、2及び5に示す過給空気用
クーラー1の形状の熱交換器は、フィン/パイプブロッ
ク2を有し、このフィン/パイプブロックは、同時に図
1の図面平面を示す長手平面において等間隔で並べて配
置された一列のフラットパイプ5と、それらの間に位置
決めされている波形フィン4とから構成されている。フ
ラットパイプ5も波形フィン4もそれぞれアルミニウム
合金から形成されている。フィン/パイプブロック2の
両側はそれぞれサイド部分として用いられるサイドプロ
フィール部材7によって終わっている。
【0012】フィン/パイプブロック2のフラットパイ
プ5の互いに反対となる前側には、直角に拡大されたパ
イプ端部6が設けられている。すべてのパイプ端部6は
同じように直角に拡大されており、その場合にパイプ端
部6の横断面の寸法は、それぞれ隣接するパイプ端部6
のそれぞれ長手側の壁が面一に互いに添接し、かつ同時
に短い方の側の、互いに反対となる壁がそれぞれ共通の
平面内で互いに整合するように、定められている。従っ
てすべてのパイプ端部6はフィン/パイプブロック2の
長手平面にわたって延びる、蜂の巣状のパケットブロッ
クを形成する。
【0013】フィン/パイプブロック2のパイプ端部6
は、公開されていないDE19543986に記載され
ているように形成されている。パイプ端部6からなるこ
のパケットブロックの互いに反対となる側に位置してい
る終端側のパイプ端部は、サイドプロフィール部材7の
終端部分に面一で接続している。サイドプロフィール部
材7に一体的に形成されている各終端部分は、以下で詳
細に説明する流体媒体容器3用の側方の隔壁を形成する
ために、パイプ端部を越えて突出している。
【0014】パイプ端部6の上述の構成によって、さら
にパイプ底を使用することなしに冷媒容器3を挿入する
ことが可能になる。というのはパイプ端部6がすでに流
体媒体容器3の長さにわたって互いに密着して接してい
るからである。そしてフラットパイプ5並びに波形フィ
ンの残りの部分と同様に半田コーティングされているパ
イプ端部6が互いに面一にかつ平面的に接していること
によって、パイプ端部は半田炉内で半田付けによって互
いに密接に継ぎ合わせられる。同様なことがパイプ端部
6の短い方の側の壁の終端についても当てはまり、この
短い方の側の壁は、以下で詳細に説明するように、冷媒
容器3の終端縁と面一で終了しており、かつ半田炉内で
の適切な硬質半田付けによってこの終端縁と密接に結合
されている。
【0015】図示の実施例において過給空気を収集す
る、ないしは分配する空気容器3として形成されている
各流体媒体容器は、フラットパイプ5及び波形フィン4
と同じアルミニウム合金から形成されている。各空気容
器3は、フィン/パイプブロック2の中央長手平面にお
いて互いに分離されている2つのハーフシェル12、1
3を有する。この中央長手平面内で2つのハーフシェル
12、13はそれぞれ継合わせフランジ11によって互
いに結合されており、その場合に各ハーフシェル12、
13の継合わせフランジ11は空気容器3の幅全体にわ
たって貫通して延びている。
【0016】それぞれのハーフシェル12、13から中
央長手平面に沿って外側へ突出している継合わせフラン
ジ11の領域において、2つのハーフシェル12、13
はスポット溶接によって、あるいはかしめ、リベット止
め又はトルケン(Torken)など機械的な結合によって互い
に結合されている。空気容器3の継ぎ合わされた状態に
おいて互いに密着している継合わせフランジ11は、同
時に各空気容器3に十分な強度を保証する、各空気容器
3用のつながった補強リブを形成する。ハーフシェルも
適切に半田コーティングされているので、すでに説明し
た半田炉内で、継目平面として用いられる中央長手平面
内で継合わせフランジ11とそれに伴ってハーフシェル
12、13の密接な結合が得られる。
【0017】2つの空気容器3はそれぞれ接続スリーブ
8、14を有し、その接続スリーブの流れ軸は空気容器
3の中央長手平面に対して直角に突出している。空気容
器3の2つの接続スリーブ8、14は、フィン/パイプ
ブロック2の中心に対して変位して配置されており、そ
の場合に互いに反対となる空気容器3の接続スリーブ
8、14は同じ量だけ、しかし中心から反対の側へ変位
している。一方の空気容器3がフィン/パイプブロック
2の上側に、そして他方の空気容器3が下側に配置され
ているので、2つの空気容器は同一に形成されており、
その場合に上方の空気容器3の接続スリーブ8、14は
中心から右へ、そして下方の空気容器3の接続スリーブ
8、14は中心から左へ変位している。各接続スリーブ
8、14は接続片14と、その接続片14内へ挿入され
ているスリーブ部分8とからなる。接続片14は、空気
容器3のハーフシェル13の一体的な部分である。
【0018】特に図5から明らかなように、他方のハー
フシェル12の接続スリーブ8、14とは反対の壁は、
流体媒体流、図示の実施例においては空気流の接続スリ
ーブ8、14の流れ軸からフィン/パイプブロック2の
フラットパイプ5へ、あるいはその逆へのゆるやかな方
向転換が得られるように、湾曲して形成されている。各
空気容器3の自由な横断面は、フィン/パイプブロック
2の中心長手平面においてフィン/パイプブロック2の
パイプ端部6から始まって接続スリーブ8、14まで徐
々に拡幅しているので、接続スリーブ8、14に対する
空気流の分配に関しても個々のパイプ端部6とそれぞれ
の接続スリーブ8、14との間に均一な流れの推移が得
られる。
【0019】流体媒体流、図示の実施例においては空気
流の分配をさらに改良するために、ハーフシェル12の
接続スリーブ8、14とは反対の壁は、フラットパイプ
5に対して平行な、従って図1の図示によれば垂直に延
びるリブ形状の凹部9を有し、その凹部は各空気ボック
ス3の内側に流れ案内部材を形成する。この流れ案内部
材は接続スリーブ8、14と空気容器3の内部との間で
空気の流れの方向変換を改良するので、この手段によっ
ても空気容器3の内部における乱流の発生が減少され
る。また各空気容器3の、接続スリーブ8、14へ向か
って、説明したように、連続的に拡幅される流れ空間
も、流れ乱流の減少に寄与する。
【0020】空気容器3の、フィン/パイプブロック2
に向けられた端部領域には、直線的かつ平坦に延びる終
端縁15が設けられており、その終端縁はハーフシェル
12にもハーフシェル13にも形成されている。この終
端縁15がパイプ端部6の短い方の側の壁に重なり、密
接に半田付けするためにそれと面一で終了している。そ
のためにフィン/パイプブロック2のサイドプロフィー
ル部材7の終端部分は、空気容器3のサイド領域10が
その終端部分上へ嵌着できるように(図1と5を参
照)、構成されている。従って各空気容器3のサイド領
域10へ向かっても流れ空間の密な閉鎖が得られる。
【0021】図1、2及び5に示す実施例における空気
容器3のハーフシェル12、13の上述の構成が、図7
から16を用いて補足して図示され、その場合に図13
から16に示すハーフシェルの断面表示が、ハーフシェ
ル12についてとハーフシェル13についてとは異なる
寸法で図示されているので、わずなか寸法差が生じてい
ることを考慮しなければならない。しかし実際には、特
に図5から明らかなように、ハーフシェル12と13は
然るべく対称の寸法を有する。
【0022】図3、4及び6に示す過給空気用クーラー
の形状の熱交換器は、大体において図1、2及び5に示
す過給空気用クーラーに相当する。過給空気用クーラー
1aはフィン/パイプブロック2aを有し、そのフィン
/パイプブロックは図1、2及び5に示す過給空気用ク
ーラー1のフィン/パイプブロック2と同一に形成され
ている。また空気容器3aも、その流れ技術的な形状か
らほぼ同一に構成されている。しかし図3、4及び6に
示す実施例の場合には、各空気容器3aの接続スリーブ
8a、14aは、フィン/パイプブロック2aの中心に
対して同じ側へ、従って図3に示す実施例においてはそ
れぞれ右側へ変位している。
【0023】図1、2及び5に示す空気容器3に対する
空気容器3aの本質的な差は、2つのハーフシェル12
a、13aの継合わせフランジ11aが、各空気容器3
aのサイド領域10a内へ下方に延びているので、それ
が詳しく図示されていないハーフシェル12aと13a
の終端縁で終了していることである。従ってハーフシェ
ル12aと13aは、サイド領域10aを含めてその外
側輪郭全体にわたって、継合わせフランジ11aによっ
て互いに密に接続されている。サイド領域10a内の継
合わせフランジ11aは、サイド部分として用いられる
サイドプロフィール部材7aの、それに応じて短く形成
された終端部分に重なり、その場合にその終端部分がパ
イプ端部6aの前端縁で終了している。
【0024】図6から明らかなように、サイドプロフィ
ール部材7aのハーフシェル12a、13aのサイド領
域10aの高さに2つの支持脚16aが形成されてお
り、その支持脚は継合わせられた継合わせフランジ11
aをその両者間に収容して支持している。それによって
空気容器3aとそれに伴ってハーフシェル12a、13
aのパイプ端部6aに対する支持が得られ、それによっ
て空気容器3aをパイプ端部6aに対して定義して位置
決めすることができる。
【0025】2つの空気容器3aの接続スリーブ8a、
14aは、図1、2及び5に示す実施例の接続スリーブ
8、14に対してわずかに修正されている。というの
は、特にスリーブ部分8aがスリーブ部分8に対して異
なるように形成されているからである。スリーブ部分8
aの自由な端面領域は接続スリーブ14aの直径に比べ
て小さい直径を有し、スリーブ部分は接続部分14aに
合せた段部によってその分拡大されている。接続部分1
4aは接続部分14に比べて少ない深さを有する。
【0026】本発明の他の実施例においては、流体媒体
容器が2つだけのハーフシェルによってではなく、多数
のシェル部材によって構成されており、そのシェル部材
はフィン/パイプブロックの中央長手平面内で、あるい
は中央長手平面に対して平行な長手平面内で互いに結合
されている。さらにこのシェル部材は、流体媒体容器を
その幅において分割することができる。図1から16を
用いて示したような、流体媒体容器の流れ的に好ましい
構成は、本発明の他の実施形態によれば一体的に形成す
ることも可能である。
【0027】
【発明の効果】シェル部材がフィン/パイプブロックの
長手平面内で継ぎ合わせられていることによって、各シ
ェル部材は単に流体媒体容器全体の深さの約半分を有す
るので、シェル部材は、複雑に構成された流れ的に好ま
しい形状の場合でも深絞り方法で形成することができ
る。シェル部材は好ましくは、かしめ、リベット止めま
たはトルケン(Torken) により機械的に、あるいはまた
スポット溶接によって互いに結合されている。その場合
に適切に半田コーティングすることによって、シェル部
材の継合わせ箇所が硬質半田によって互いに結合され
る。従って各流体媒体容器を少なくとも2つのシェル部
材から、特にフィン/パイプブロックの長手平面におい
て互いに分離されている2つのハーフシェルから構成す
ることにより、各シェル部材の深絞り深さが比較的小さ
いことによってそれぞれの流体媒体通過に流れ技術的に
適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】過給空気用クーラーの形状の本発明による熱交
換器の上部と下部を示す正面図である。
【図2】図1に示す過給空気用クーラーの上面図であ
る。
【図3】他の過給空気用クーラーを示す図1と同様の図
である。
【図4】図3に示す過給空気用クーラーの上面図であ
る。
【図5】図1と2に示す過給空気用クーラーの側面図で
ある。
【図6】図3と4に示す過給空気用クーラーの側面図で
ある。
【図7】図1と2に示す過給空気用クーラーの、流体媒
体容器として用いられる空気容器のハーフシェルを示す
正面図である。
【図8】図7に示すハーフシェルの上面図である。
【図9】図7と8に示すハーフシェルに対する補足的な
相手片を形成する、図1と2に示す空気容器の他のハー
フシェルの正面図である。
【図10】図9に示すハーフシェルの上面図である。
【図11】図7と8に示すハーフシェル又は図9と10
に示すハーフシェルの、図7と9のXI−XI線に沿った断
面図である。
【図12】図7と8に示すハーフシェル又は図9と10
に示すハーフシェルの、図7と9のXII −XII 線に沿っ
た他の断面図である。
【図13】図9と10に示すハーフシェルの図9のXIII
−XIII線に沿った断面図である。
【図14】図7と8に示すハーフシェルの図7のXIV −
XIV 線に沿った断面図である。
【図15】図7と8に示すハーフシェルの図7のXV−XV
線に沿った水平断面図である。
【図16】図9と10に示すハーフシェルの図9のXVI
−XVI 線に沿った他の水平断面図である。
【符号の説明】
3、3a…空気容器 8、14…接続スリーブ 11、11a…フランジ 12、13、12a、13a…ハーフシェル 8、14…接続スリーブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの流体媒体容器の間に配置されたフ
    ィン/パイプブロックを有する、自動車用の熱交換器、
    特に過給空気用クーラーにおいて、 各流体媒体容器(3、3a)が、フィン/パイプブロッ
    ク(2、2a)の長手平面において密接に継ぎ合わせら
    れた少なくとも2つのシェル部材(12、13)からな
    ることを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 流体媒体容器がそれぞれ接続スリーブに
    よって流体媒体循環路に接続されている、請求項1に記
    載の熱交換器であって、各流体媒体容器(3、3a)が
    流体媒体の流れ領域において接続スリーブ(8、14;
    8a、14a)から始まる大きな半径で湾曲された壁に
    よって膨らんで形成されていることを特徴とする熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 各流体媒体容器(3、3a)が、シェル
    部材として用いられる2つのハーフシェル(12、1
    3;12a、13a)から組み立てられていることを特
    徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 両方のハーフシェル(12、13;12
    a、13a)がそれぞれその継合わせ端縁に沿って延び
    る継合わせフランジ(11、11a)を有し、その継合
    わせフランジはハーフシェル(12、13;12a、1
    3a)の継ぎ合わせられた状態において互いに結合され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 各接続スリーブ(14、14a)が、長
    手平面に相当する継合わせ平面に対して直角に、2つの
    ハーフシェルの一方(13、13a)に一体的に形成さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 ハーフシェル(12、13;12a、1
    3a)がアルミニウム合金から形成されていることを特
    徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換
    器。
  7. 【請求項7】 ハーフシェル(12a、13a)が継合
    わせフランジ(11a)を有し、その継合わせフランジ
    が流体媒体容器(3a)のサイド領域(10a)におい
    て、接続スリーブ(8a、14a)に対して継合わせ平
    面内の側方で下方へ引き下げられていることを特徴とす
    る請求項1から6のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 ハーフシェル(12、13)のサイド領
    域(10)に、熱交換器のサイド部分を接続するため
    に、側方へ向かって開放したプロフィール部分が設けら
    れていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1
    項に記載の熱交換器。
  9. 【請求項9】 接続スリーブ(8、14)に隣接するハ
    ーフシェル(12)の接続スリーブ(8、14)の高さ
    に、流体媒体容器(3)内で流体媒体の流れを接続スリ
    ーブ(8、14)の両側へ均一に分配する流れ案内手段
    (9)が設けられており、その流れ案内部材がハーフシ
    ェル(12)の内壁に形成されていることを特徴とする
    請求項1から8のいずれか1項に記載の熱交換器。
  10. 【請求項10】 各流体媒体容器(3、3a)が少なく
    とも1つの終端縁(15)を有し、その終端縁がフィン
    /パイプブロック(2)のブロック形状に拡幅され、か
    つ平坦に互いに添接しているパイプ端部(6)に面一で
    終了するように重なっていることを特徴とする請求項1
    から9のいずれか1項に記載の熱交換器。
JP05547198A 1997-03-11 1998-03-06 自動車用の熱交換器、特に過給空気用クーラー Expired - Lifetime JP3996258B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19709909 1997-03-11
DE19709909:2 1997-05-27
DE19722100A DE19722100A1 (de) 1997-03-11 1997-05-27 Wärmeübertrager, insbesondere Ladeluftkühler, für ein Kraftfahrzeug
DE19722100:9 1997-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10292996A true JPH10292996A (ja) 1998-11-04
JP3996258B2 JP3996258B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=26034708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05547198A Expired - Lifetime JP3996258B2 (ja) 1997-03-11 1998-03-06 自動車用の熱交換器、特に過給空気用クーラー

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0864839B1 (ja)
JP (1) JP3996258B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6116335A (en) * 1999-08-30 2000-09-12 Delphi Technologies, Inc. Fluid flow heat exchanger with reduced pressure drop
WO2008103203A1 (en) * 2007-02-21 2008-08-28 Modine Manufacturing Company Heat exchanger having a plastic collecting tank

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004055086A1 (de) * 2004-11-15 2006-05-18 Behr Gmbh & Co. Kg Metallischer Sammelkasten für einen Wärmeübertrager, insbesondere für Kraftfahrzeuge
EP1923653B1 (de) * 2006-11-14 2010-02-03 Modine Manufacturing Company Wärmeübertrager
EP2474805B1 (en) * 2011-01-10 2019-06-26 VALEO AUTOSYSTEMY Sp. Z. o.o. A header cover, in particular for a heat exchanger
US20140000841A1 (en) * 2012-06-29 2014-01-02 Robert L. Baker Compressed gas cooling apparatus
US10697717B2 (en) 2012-10-10 2020-06-30 Trane International Inc. Water head for an evaporator

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2443703A (en) * 1944-09-20 1948-06-22 Young Radiator Co Heat exchanger header construction
JPH02165832A (ja) * 1988-12-15 1990-06-26 Calsonic Corp 熱交換器用タンクの製造方法
DE3900744A1 (de) * 1989-01-12 1990-07-26 Sueddeutsche Kuehler Behr Waermetauscher
DE3906747A1 (de) * 1989-03-03 1990-09-13 Sueddeutsche Kuehler Behr Ladeluftkuehler
FR2696809B1 (fr) * 1992-10-14 1994-12-02 Valeo Thermique Moteur Sa Paroi tubulaire en deux parties et procédé pour la fabrication d'un condenseur de climatisation de véhicule automobile.
SE501628C2 (sv) 1994-04-11 1995-04-03 Valeo Engine Cooling Ab Värmeväxlartank med ändstycken samt värmeväxlare försedd med densamma
DE19509654A1 (de) * 1995-03-17 1996-09-19 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Wärmetauschereinheit
DE19543986A1 (de) 1995-11-25 1997-05-28 Behr Gmbh & Co Wärmetauscher und ein Verfahren zur Herstellung eines Wärmetauschers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6116335A (en) * 1999-08-30 2000-09-12 Delphi Technologies, Inc. Fluid flow heat exchanger with reduced pressure drop
WO2008103203A1 (en) * 2007-02-21 2008-08-28 Modine Manufacturing Company Heat exchanger having a plastic collecting tank

Also Published As

Publication number Publication date
EP0864839B1 (de) 2002-02-06
EP0864839A3 (de) 1999-04-21
JP3996258B2 (ja) 2007-10-24
EP0864839A2 (de) 1998-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6012512A (en) Heat exchanger as well as heat exchanger arrangement for a motor vehicle
US6918436B2 (en) Brazed condenser for an air conditioner
US7195060B2 (en) Stacked-tube heat exchanger
CN101184972A (zh) 堆叠管式热交换器
US5447194A (en) Stacked heat exchanger
JPH09170895A (ja) 熱交換器と熱交換器を形成する方法
JPH08254399A (ja) 熱交換器
US20070000652A1 (en) Heat exchanger with dimpled tube surfaces
US6920916B2 (en) Layered heat exchangers
US7322403B2 (en) Heat exchanger with modified tube surface feature
US4077559A (en) Oval bell concept
JPS6317390A (ja) 熱交換器
JPH10292996A (ja) 自動車用の熱交換器、特に過給空気用クーラー
JP2002181486A (ja) 熱交換器
JP2592519Y2 (ja) 熱交換器の偏平チューブ
US6129146A (en) Manifold for a brazed radiator
US7036569B2 (en) End cap with integral partial reinforcement
WO2001098723A1 (en) Exhaust gas cooler
US6105665A (en) Heat exchanger and process of manufacturing tubes for same
CA1336832C (en) Condensers
JPH0886590A (ja) 一体型熱交換器用タンク
US5529119A (en) Stacked heat exchanger
JPS6222792Y2 (ja)
JP2002181480A (ja) 熱交換器
KR200159672Y1 (ko) 적층형 열교환기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070502

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term