JPH10292182A - ガス化装置及び該装置の運転方法 - Google Patents

ガス化装置及び該装置の運転方法

Info

Publication number
JPH10292182A
JPH10292182A JP10037297A JP10037297A JPH10292182A JP H10292182 A JPH10292182 A JP H10292182A JP 10037297 A JP10037297 A JP 10037297A JP 10037297 A JP10037297 A JP 10037297A JP H10292182 A JPH10292182 A JP H10292182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
material supply
gasifying agent
differential pressure
burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10037297A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Hanayama
文彦 花山
Yoshiki Watabe
芳樹 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP10037297A priority Critical patent/JPH10292182A/ja
Publication of JPH10292182A publication Critical patent/JPH10292182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分配器を用いた原料供給系の閉塞によるバー
ナ先端部の焼損を防止するとともに、安定したガス化運
転を行う。 【解決手段】 微粉炭等の微粉固体炭素質の原料を分配
器6により複数の原料供給系7〜10に分配して搬送ガ
ス24によりそれぞれのバーナ2a〜2dに供給し、ガ
ス化剤を複数の弁15〜18により複数のガス化剤供給
系(ガス化剤供給ライン)11〜14に分配してそれぞ
れのバーナ2a〜2dに供給し、原料を高温下で燃焼さ
せて生成ガスを発生させるガス化装置であって、それぞ
れの原料供給系の閉塞を検出する手段と、閉塞が発生し
た際にそれぞれのバーナ2a〜2dに原料供給量に応じ
てガス化剤を分配する手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭等の原料を酸
素を含むガス化剤により高温下でガス化して生成ガスを
得る装置に係り、特に原料供給系に閉塞が発生した場合
に、複数のバーナに原料供給量に応じてガス化剤を分配
し、バーナ先端部の焼損を防止して安定したガス化運転
を可能とするガス化装置及び該装置の運転方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】石炭は豊富な埋蔵量を持つ有用なエネル
ギー源であるが、十数%の灰分(アルミナ,シリカ等)
や有害金属(Cr,Hg等)を含むため、その処理法が
難しく適用範囲を狭めていた。しかし噴流層石炭ガス化
装置等のガス化装置では、石炭等の微粉固体炭素質の原
料を、酸素等のガス化剤により高温下で部分燃焼して有
用なガスを生成するとともに、灰分を溶融させ有害成分
が溶出しにくいスラグとして系外に取り出すことができ
る。このため、利用分野が広がり、特に発電用プラント
の燃料として、又は産業用プラントの原料として有望視
されている。ところが、加圧下で気流搬送による噴流層
石炭ガス化装置の原料供給系では、微粉炭が供給配管内
に閉塞することがあり、ガス化剤供給量を減少しない限
り、閉塞が発生したバーナ先端部廻りが酸素過剰とな
り、非常に高温となってバーナ先端部の変形や溶融によ
りバーナの寿命を縮めるほか、閉塞したバーナのガス化
剤供給量を減少することにより、発生するガス性状が変
化するため、安定してガス化運転を行う上で問題となっ
ている。
【0003】図4に従来の噴流層石炭ガス化装置の原料
供給系廻り及びガス化剤供給系廻りの系統図を示す。こ
の装置では加圧されたホッパ33内の微粉炭29を、フ
ィーダ26とロードセル27等で所定量ずつ計量し、搬
送ガス24を供給しながらライン3より分配器6まで送
り、分配器6からそれぞれの原料供給ライン(原料供給
系)7,8,9,10を経由し、加圧下にあるガス化装
置1のガス化炉に取付けた4本のバーナ2a〜2dまで
均等に微粉炭29を分配供給している。このような供給
方法は原料供給系ごとのばらつきを少なくすることがで
き、ホッパ33内の微粉炭29の減量を一定にするよう
にフィーダ26の開度を調節することにより、精度よく
原料供給量を制御することができる。
【0004】一方、酸素を含むガス化剤4は、図示のよ
うに複数のガス化剤供給ライン(ガス化剤供給系)1
1,12,13,14に分岐され、複数のバルブ15,
16,17,18により所定の流量がバーナ2a〜2d
に供給される。微粉炭29の原料供給ラインとは独立し
てガス化装置1のガス化炉内に噴入し、ガス化炉内で微
粉炭を部分燃焼させ生成ガス5を得る構成である。ここ
では装置の内部構造及び後流の機器及び工程は省略して
いる。
【0005】なおバーナ2の種類によっては、ガス化剤
4が原料搬送ライン7,8,9,10の途中に吹き込ま
れて、微粉炭29と予め混合されてガス化炉内に供給さ
れることがあるほか、ガス化剤4の酸素濃度が空気に近
い場合には、その一部が搬送ガス24として用いられる
こともあるが、ガス化剤4をそれぞれのバーナ2a〜2
dに分岐して供給することに変わりはなく、バーナ先端
部で微粉炭とガス化剤とを所定の比率で効率よく混合さ
せることにより、安定したガス化反応を行わせることが
できる方式である。
【0006】しかしながら原料供給ラインは、原料の性
状変化や異物の混入及びバーナ先端部での付着物等の影
響を受けて、原料供給系内で微粉炭同士の凝集物が生成
して原料供給量が減少し、その後、完全に流路が閉塞し
て原料供給が急激に停止することがある。
【0007】前記従来技術によれば、例えば、原料供給
ライン7が閉塞して原料供給ライン7からの微粉炭等の
原料供給量が完全に停止すると、分配器6により閉塞し
ていない他の原料供給ライン8,9,10に微粉炭29
が均等に分配供給されて原料供給量が増加する。一方、
ガス化剤4は微粉炭29の原料供給量に応じて所定量が
供給されるため、閉塞の発生した原料供給ライン7のバ
ーナ2a廻りでは、ガス化剤4が過剰になり、閉塞して
いない原料供給ライン8,9,10のバーナ2b〜2d
のガス化剤4は微粉炭29に対して不足する。ガス化剤
4が過剰になるとバーナ2aのバーナ先端部廻りはガス
化炉内に浮遊する未反応の微粉炭が燃焼する結果、異常
に高温となり、バーナ2aのバーナ先端部の変形や局部
的に溶融が発生して寿命が短くなることがあるほか、生
成ガス5及び未反応物の性状が変化する等の問題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス化装置にあ
っては、原料供給ラインが閉塞して微粉炭等の原料供給
量が完全に停止すると、分配器により閉塞していない他
の原料供給系に微粉炭が均等に分配供給されて原料供給
量が増加する。一方、ガス化剤は原料供給量に応じて所
定量が供給されるため、閉塞の発生した原料供給系のバ
ーナ廻りでは、ガス化剤が過剰になり、閉塞していない
他の原料供給系のバーナのガス化剤は微粉炭に対して不
足する。ガス化剤が過剰になるとバーナ先端部廻りはガ
ス化炉内に浮遊する未反応の微粉炭が燃焼する結果、異
常に高温となり、バーナ先端部の変形や局部的に溶融が
発生してバーナの寿命が短くなることがあるほか、生成
ガス及び未反応物の性状が変化する等の問題があった。
【0009】本発明の課題は、分配器を用いる原料供給
系の閉塞によるバーナ先端部の焼損を防止するととも
に、安定したガス化運転を行うことのできるガス化装置
及び該装置の運転方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明に係るガス化装置は、微粉固体炭素質の原料
を複数の原料供給系に分配してそれぞれのバーナに供給
し、ガス化剤を複数のガス化剤供給系に分配してそれぞ
れのバーナに供給し、原料を高温下で燃焼させて生成ガ
スを発生させるガス化装置において、それぞれの原料供
給系の閉塞を検出する手段と、閉塞が発生した際にそれ
ぞれのバーナに原料供給量に応じてガス化剤を分配する
手段とを設けた構成とする。
【0011】そして閉塞を検出する手段は、原料の分配
器とそれぞれの原料供給系との間のそれぞれの第1の差
圧を検出する差圧計と、それぞれの原料供給系とそれぞ
れのバーナを取付けたガス化炉との間のそれぞれの第2
の差圧を検出する差圧計とよりなり、ガス化剤を分配す
る手段は、それぞれの原料供給系ごとの第1の差圧の差
と、第2の差圧の差とに応じてガス化剤を分配する構成
でもよい。
【0012】またガス化装置の運転方法においては、前
記いずれか一つのガス化装置を用い、微粉固体炭素質の
原料を複数の原料供給系に分配してそれぞれのバーナに
供給し、ガス化剤を複数のガス化剤供給系に分配してそ
れぞれのバーナに供給し、原料を高温下で燃焼させて生
成ガスを発生させるガス化装置の運転方法において、そ
れぞれの原料供給系の閉塞を検出し、閉塞が発生した際
にそれぞれのバーナに原料供給量に応じてガス化剤を分
配する構成とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1を参
照しながら説明する。図1に示すように、微粉炭等の微
粉固体炭素質の原料を分配器6により複数の原料供給系
(原料供給ライン)7,8,9,10に分配して搬送ガ
ス24によりそれぞれのバーナ2a〜2dに供給し、ガ
ス化剤を複数の弁15,16,17,18により複数の
ガス化剤供給系(ガス化剤供給ライン)11,12,1
3,14に分配してそれぞれのバーナ2a〜2dに供給
し、原料を高温下で燃焼させて生成ガスを発生させるガ
ス化装置であって、それぞれの原料供給系の閉塞を検出
する手段と、閉塞が発生した際にそれぞれのバーナ2a
〜2dに原料供給量に応じてガス化剤を分配する手段と
を設けた構成とする。
【0014】そして閉塞を検出する手段は、原料の分配
器6とそれぞれの原料供給系7,8,9,10との間の
それぞれの第1の差圧を検出する差圧計30a〜30d
と、それぞれの原料供給系7,8,9,10とそれぞれ
のバーナ2a〜2dを取付けたガス化装置1のガス化炉
との間のそれぞれの第2の差圧を検出する差圧計31a
〜31dとよりなり、ガス化剤を分配する手段は、それ
ぞれの原料供給系7,8,9,10ごとの第1の差圧の
差と、第2の差圧の差との絶対平均値に応じてガス化剤
を分配するものとする。
【0015】すなわち図4に示す従来技術のガス化装置
に加えて、分配器6出口から各々の原料供給ライン7,
8,9,10の間にそれぞれの圧力損失である第1の差
圧を計測する差圧計30a〜30dを設け、各々の原料
供給ライン7,8,9,10からガス化炉の間にそれぞ
れの圧力損失である第2の差圧を計測する差圧計31a
〜31dを設けるとともに、原料供給ライン7,8,
9,10の各差圧の差の絶対値に応じたガス化剤分配装
置(ガス化剤を分配する手段)32を設けたものであ
る。ここで、ガス化剤分配装置32は、各原料供給ライ
ン7,8,9,10の各ライン毎の差圧の差の絶対平均
値に応じてそれぞれの弁15,16,18,18の開度
を調節するものである。
【0016】図2及び図3に、原料供給ライン7におい
て、閉塞が発生した際の差圧計30a〜30dで検出し
た第1の差圧及び差圧計31a〜31dで検出した第2
の差圧の変化を示す。閉塞の発生に伴い、差圧計30a
の指示値は急激に増加し、一方、差圧計31aの指示値
は急激に減少している。これに対して、その他の原料供
給ライン8,9,10の差圧計30b〜30d及び差圧
計31b〜31dの指示値は、原料供給ライン7に流れ
ていた微粉炭及び搬送ガスが、原料供給ライン7の閉塞
によって閉塞していない原料供給ライン8,9,10に
分配されたため、閉塞が発生する前に比べて幾分増加し
ているが、いずれの指示値もほぼ同じ値を示している。
【0017】つぎに本実施の形態の動作を説明する。原
料供給系毎の差圧の差は、部分的な原料の凝集が発生し
て原料供給量が減少するのに伴い、差圧の低い差圧計測
位置よりも前流で閉塞している場合には閉塞していない
他の原料供給系に比べて差圧が大きくなり、差圧計測位
置よりも後流で閉塞が発生している場合には他の原料供
給系に比べて差圧が小さくなる。この差圧の計測値によ
り閉塞の有無を検知し、原料供給系毎の差圧の計測値に
応じてガス化剤を各バーナに分配供給する。すなわち部
分的な凝集の発生によって原料供給量が著しく減少した
り、あるいは完全に原料供給が停止したバーナの差圧
は、他のバーナに比べて異常に高くなるか、あるいは異
常に小さくなり、その計測値の異常から原料供給量の減
少量を推測することができるため、ガス化剤供給量を原
料供給量に応じて減少することができる。一方、閉塞し
ていない他の原料供給量では、原料供給量は分配器によ
り均等に分配されるが、これらのガス化剤供給系に対
し、差圧の計測値の異常に応じて減少させたガス化剤供
給量を等分して加算することにより、ガス化剤供給量と
原料供給量とをバーナ毎に等しく増加することができ
る。
【0018】微粉炭等の固体を含む気流搬送では、気体
の搬送量を一定とすると固体の質量流量に応じて圧力損
失が発生することが知られている(化学工学便覧 P.
269 改定5版等参照)。一般に分配器を用いて原料
を均等に分配供給するためには、分配器内の原料濃度を
一定にするように保持し、かつ配管長や配管曲がり具合
等を各々の原料供給系で同じになるように設計するた
め、分配器から各々の供給配管まで、又は各々の供給配
管からガス化炉までの差圧は、配管毎の内面状態の違い
等によるわずかな差を除いて各々の原料供給系間ではほ
ぼ同じ値を示す。
【0019】一つの原料供給系において、分配器と原料
供給ライン途中の差圧計測位置との間で部分的に閉塞が
発生すると、発生箇所廻りの流路面積が減少することに
より、ガス流速が増加して差圧が増加し、これに伴い、
同ラインを流れる搬送ガス及び原料供給量が減少する。
このとき、原料供給ラインの閉塞位置より後流側とガス
化炉との間の差圧を計測すると、閉塞に伴い除々に差圧
が低下する。なお上流側と下流側とを合わせたライン全
体の差圧の合計は、閉塞が発生していない他の原料供給
系の差圧の合計と同じになる。また逆に原料供給ライン
途中の差圧計測位置より後流側で閉塞が発生したとする
とこれと逆の現象が起きる。このことから本実施の形態
では、原料供給ラインの差圧計測位置より上流側にあた
る位置、すなわち分配器と低圧側の差圧計測端部との間
で閉塞が発生したことが分かる。
【0020】図2及び図3に示した各差圧指示値を、予
め閉塞が発生していない条件下で求めてある差圧の正常
値と比較することにより、その絶対値に応じて原料供給
量がどの程度変動しており、閉塞が発生しているかどう
か検知することができる。これらの判定基準は各負荷毎
に、また各ライン毎に計測しておくことで精度を向上す
ることができる。この場合、差圧指示値は閉塞発生位置
と差圧計測位置との関係によって、図2及び図3に示し
たように増加する場合と、減少する場合とに分けられる
が、合計の差圧指示値との間で互いに補完関係にあるこ
とから、一方を計測することで他方を推測することがで
き、必ずしもすべての位置での差圧計測を常時行う必要
はない。また閉塞がこれらの分岐管ではなく、分配器手
前で発生した場合でも、各供給管の差圧が基準値に比べ
て全体に小さくなることで、検知することができる。こ
の場合には、ガス化剤供給量調整弁23を制御するよう
な回路を設けることによりバーナ全体の焼損を防止する
ことも可能である。
【0021】本実施の形態では、原料供給ライン7の差
圧計30aの指示値が通常の値である1.5ataを越
えた時点でガス化剤分配装置32等で異常と判定し、ガ
ス化剤分配装置32の信号により除々にガス化剤供給量
調整用の弁11を絞り、2ataを越えた時点で閉塞が
発生したものとガス化剤分配装置32等で判定し、ガス
化剤分配装置32の信号によりガス化剤供給量調整用の
弁11を締めて原料供給ライン7のガス化剤供給を停止
し、ガス化剤供給量調整用の弁12〜14の開度を増加
してガス化剤供給量を増加することによりバーナ2aを
焼損することなく、また発生するガス性状5に変化を与
えることなく、安定したガス化運転を行うことができ
た。
【0022】本発明によれば、原料供給系毎の差圧計測
値より原料供給量の変動及び閉塞の有無を検知し、ガス
化剤量と原料供給量との比率をバーナ毎に一定にするこ
とができ、局部的な異常高温部が発生しなくなるため、
バーナの寿命を縮めることなく、またガス化運転中の負
荷やガス化剤供給量を一定に保持ことで、生成ガスの性
状を変えることなく安定したガス化運転を継続すること
ができる。
【0023】
【実施例】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、原料供給系毎の差圧の
差により原料供給量の変動及び閉塞の有無を検知し、ガ
ス化剤供給量と原料供給量との比率をバーナ毎に一定に
したため、局部的なバーナ先端部の異常高温部の発生が
防止されて、バーナの寿命を向上することができる。ま
たガス化運転中の負荷やガス化剤供給量を一定に保持す
ることにより、生成ガスの性状を変えることなく安定し
たガス化運転を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の差圧計指示値の変化を示
す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の差圧計指示値の変化を示
す説明図である。
【図4】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 ガス化炉 2 バーナ 3 微粉炭供給ライン 4 ガス化剤 5 生成ガス 6 分配器 7,8,9,10 原料供給ライン 11,12,13,14 ガス化剤供給ライン 15,16,.17,18 弁 29 微粉炭 30,31 差圧計 32 ガス化剤分配供給装置 33 ホッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉固体炭素質の原料を複数の原料供給
    系に分配してそれぞれのバーナに供給し、ガス化剤を複
    数のガス化剤供給系に分配してそれぞれのバーナに供給
    し、前記原料を高温下で燃焼させて生成ガスを発生させ
    るガス化装置において、それぞれの原料供給系の閉塞を
    検出する手段と、該閉塞が発生した際にそれぞれのバー
    ナに原料供給量に応じて前記ガス化剤を分配する手段と
    を設けたことを特徴とするガス化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス化装置において、閉
    塞を検出する手段は、原料の分配器とそれぞれの原料供
    給系との間のそれぞれの第1の差圧を検出する差圧計
    と、それぞれの原料供給系とそれぞれのバーナを取付け
    たガス化炉との間のそれぞれの第2の差圧を検出する差
    圧計とよりなり、ガス化剤を分配する手段は、それぞれ
    の原料供給系ごとの前記第1の差圧の差と、前記第2の
    差圧の差とに応じてガス化剤を分配することを特徴とす
    るガス化装置。
  3. 【請求項3】 前記1又は2記載のガス化装置を用い、
    微粉固体炭素質の原料を複数の原料供給系に分配してそ
    れぞれのバーナに供給し、ガス化剤を複数のガス化剤供
    給系に分配してそれぞれのバーナに供給し、前記原料を
    高温下で燃焼させて生成ガスを発生させるガス化装置の
    運転方法において、それぞれの原料供給系の閉塞を検出
    し、該閉塞が発生した際にそれぞれのバーナに原料供給
    量に応じて前記ガス化剤を分配することを特徴とするガ
    ス化装置の運転方法。
JP10037297A 1997-04-17 1997-04-17 ガス化装置及び該装置の運転方法 Pending JPH10292182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10037297A JPH10292182A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 ガス化装置及び該装置の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10037297A JPH10292182A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 ガス化装置及び該装置の運転方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10292182A true JPH10292182A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14272216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10037297A Pending JPH10292182A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 ガス化装置及び該装置の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10292182A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100180502A1 (en) * 2007-11-26 2010-07-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Burner for highly caking coal, and gasifier
WO2019159873A1 (ja) * 2018-02-19 2019-08-22 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉体燃料供給装置、ガス化炉設備およびガス化複合発電設備ならびに粉体燃料供給装置の制御方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100180502A1 (en) * 2007-11-26 2010-07-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Burner for highly caking coal, and gasifier
US8667912B2 (en) * 2007-11-26 2014-03-11 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Burner for highly caking coal, and gasifier
WO2019159873A1 (ja) * 2018-02-19 2019-08-22 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉体燃料供給装置、ガス化炉設備およびガス化複合発電設備ならびに粉体燃料供給装置の制御方法
JP2019143011A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉体燃料供給装置、ガス化炉設備およびガス化複合発電設備ならびに粉体燃料供給装置の制御方法
CN111684049A (zh) * 2018-02-19 2020-09-18 三菱日立电力系统株式会社 粉体燃料供给装置、气化炉设备及气化复合发电设备以及粉体燃料供给装置的控制方法
US11292975B2 (en) 2018-02-19 2022-04-05 Mitsubishi Power, Ltd. Powder fuel supply apparatus, gasfier unit, integrated gasification combined cycle, and control method of powder fuel supply apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5520244B2 (ja) 粉体供給装置、及び、粉体供給方法
AU2008322918B2 (en) Injection system for solid particles
AU2008330933B2 (en) Burner for highly caking coal, and gasifier
US4936870A (en) Process for determination and control of fuel mass flow in partial oxidation and gasification of a fine-grained to powdery fuel
CA2034579A1 (en) Pulverized coal flow monitor and control system
JP2006299869A (ja) 燃料ガスカロリ制御方法及び装置
KR20120061964A (ko) 보일러의 회 부착 억제 방법 및 회 부착 억제 장치
JPH028603A (ja) スパイラルフロー冷却面付き部分燃焼用バーナ
JPH11513646A (ja) 微粒状固体を搬送するプロセス
US4903901A (en) Pulverized coal flow controller
JPH10292182A (ja) ガス化装置及び該装置の運転方法
JP6139763B1 (ja) 粉体並列吹込システム及び粉体並列吹込方法
JP2000119666A (ja) 石炭ガス化炉用微粉炭供給システム
JP2012162660A (ja) 石炭ガス化石炭搬送システム及び石炭ガス化複合発電プラント
US4613113A (en) Apparatus for blowing powdery refining agent into refining vessel
JP7123569B2 (ja) 粉体燃料供給装置、ガス化炉設備およびガス化複合発電設備ならびに粉体燃料供給装置の制御方法
CS275725B6 (en) Apparatus for the gasification of fine grained to pulverized fuels
JP2001226682A (ja) 微粉固体炭素質原料供給装置
JP2003514108A (ja) 流動層還元炉の流動層崩壊防止装置
JPS6191293A (ja) 微粉炭の安定供給装置
JPH0581637B2 (ja)
KR100254391B1 (ko) 석탄가스화복합발전시스템
JP2014088219A (ja) 粉体供給装置、及び、粉体供給方法
JPS6097121A (ja) 粉粒体の流量分配制御方法
JPS597622A (ja) 微粉炭搬送装置