JPH10291714A - 刷本合理化システム用カートリッジ装置及び刷本合理化システム - Google Patents
刷本合理化システム用カートリッジ装置及び刷本合理化システムInfo
- Publication number
- JPH10291714A JPH10291714A JP10358197A JP10358197A JPH10291714A JP H10291714 A JPH10291714 A JP H10291714A JP 10358197 A JP10358197 A JP 10358197A JP 10358197 A JP10358197 A JP 10358197A JP H10291714 A JPH10291714 A JP H10291714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- signatures
- bundle
- opening
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 集積した折り丁の大束にバンド掛けをして結
束する必要のないように、集積した折り丁の大束を収納
保持できる刷本合理化システム用カートリッジ装置を提
供する。 【解決手段】 折り丁7の小束8Aが挿入可能でかつ折
り丁7が取り出し可能な下端開口2を有するカートリッ
ジであって、折り丁7の束8を収納可能でかつ運搬可能
なカートリッジ1を備え、前記カートリッジ1に収納し
た折り丁7の束8を該カートリッジ1の下端開口2から
落下しないように保持する開閉自在な開閉ホルダー9を
備える。
束する必要のないように、集積した折り丁の大束を収納
保持できる刷本合理化システム用カートリッジ装置を提
供する。 【解決手段】 折り丁7の小束8Aが挿入可能でかつ折
り丁7が取り出し可能な下端開口2を有するカートリッ
ジであって、折り丁7の束8を収納可能でかつ運搬可能
なカートリッジ1を備え、前記カートリッジ1に収納し
た折り丁7の束8を該カートリッジ1の下端開口2から
落下しないように保持する開閉自在な開閉ホルダー9を
備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は刷本合理化システム
用カートリッジ装置及びそのカートリッジ装置を使用し
た刷本合理化システムに関するものである。
用カートリッジ装置及びそのカートリッジ装置を使用し
た刷本合理化システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の刷本システムでは、折り丁を或る
部数の小束に集積したものを所要段数段積して折り丁の
大束にし、これをバンドにより結束し、折り丁の大束を
バンドにより結束した状態で、折り丁束保管庫に保管し
ておき、製本の際にバンドにより結束した折り丁の大束
を、折り丁送出部に運んで、ここで結束したバンドを取
り外し、折り丁の大束から折り丁を丁合機側に順次送出
し、これにより折り丁を製本していた。
部数の小束に集積したものを所要段数段積して折り丁の
大束にし、これをバンドにより結束し、折り丁の大束を
バンドにより結束した状態で、折り丁束保管庫に保管し
ておき、製本の際にバンドにより結束した折り丁の大束
を、折り丁送出部に運んで、ここで結束したバンドを取
り外し、折り丁の大束から折り丁を丁合機側に順次送出
し、これにより折り丁を製本していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の場合、
集積部で集積した折り丁の大束に当紙・バンド掛けをし
て結束する必要があるし、また折り丁送出部で、折り丁
の大束からバンドを取り外す必要があり、製本機への折
り丁供給作業が非常に面倒であった。そこで、本発明
は、上記問題点に鑑み、集積した折り丁の大束にバンド
掛けをして結束する必要のないように、集積した折り丁
の大束を収納保持できる刷本合理化システム用カートリ
ッジ装置を提供すると共に、集積した折り丁の大束に対
してバンド掛けやバンドの取り外しをする必要のない刷
本合理化システムを提供するようにしたものである。
集積部で集積した折り丁の大束に当紙・バンド掛けをし
て結束する必要があるし、また折り丁送出部で、折り丁
の大束からバンドを取り外す必要があり、製本機への折
り丁供給作業が非常に面倒であった。そこで、本発明
は、上記問題点に鑑み、集積した折り丁の大束にバンド
掛けをして結束する必要のないように、集積した折り丁
の大束を収納保持できる刷本合理化システム用カートリ
ッジ装置を提供すると共に、集積した折り丁の大束に対
してバンド掛けやバンドの取り外しをする必要のない刷
本合理化システムを提供するようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第1の技術的手段は、折り丁7の小束8Aが
挿入可能でかつ折り丁7が取り出し可能な下端開口2を
有するカートリッジであって、折り丁7の束8を収納可
能でかつ運搬可能なカートリッジ1を備え、前記カート
リッジ1に収納した折り丁7の束8を該カートリッジ1
の下端開口2から落下しないように保持する開閉自在な
開閉ホルダー9を備える点にある。
る本発明の第1の技術的手段は、折り丁7の小束8Aが
挿入可能でかつ折り丁7が取り出し可能な下端開口2を
有するカートリッジであって、折り丁7の束8を収納可
能でかつ運搬可能なカートリッジ1を備え、前記カート
リッジ1に収納した折り丁7の束8を該カートリッジ1
の下端開口2から落下しないように保持する開閉自在な
開閉ホルダー9を備える点にある。
【0005】本発明の第2の技術的手段は、カートリッ
ジ1に収納した折り丁7の束8を下方に押さえ付ける重
り13が設けられている点にある。本発明の第3の技術
的手段は、カートリッジ1に前記開閉ホルダー9が設け
られ、カートリッジ1に収納した折り丁7の束8を落下
させることなくカートリッジ1が運搬可能となるよう
に、前記開閉ホルダー9が閉塞位置に保持可能に構成さ
れている点にある。
ジ1に収納した折り丁7の束8を下方に押さえ付ける重
り13が設けられている点にある。本発明の第3の技術
的手段は、カートリッジ1に前記開閉ホルダー9が設け
られ、カートリッジ1に収納した折り丁7の束8を落下
させることなくカートリッジ1が運搬可能となるよう
に、前記開閉ホルダー9が閉塞位置に保持可能に構成さ
れている点にある。
【0006】本発明の第4の技術的手段は、前記開閉ホ
ルダー9がカートリッジ1とは別体に設けられ、カート
リッジ1に折り丁7の束8を収納した状態でカートリッ
ジ1が運搬可能となるように、開閉ホルダー9とは別
に、カートリッジ1の下端開口2を開閉自在に塞ぐ蓋体
が設けられている点にある。本発明の第5の技術的手段
は、前記カートリッジ1が、両者間に折り丁7の束8を
収納する一対の保持体3を備え、該一対の保持体3は、
収納する折り丁7の束8の折り丁幅に適合するように両
者の離間幅が調整可能に構成されている点にある。
ルダー9がカートリッジ1とは別体に設けられ、カート
リッジ1に折り丁7の束8を収納した状態でカートリッ
ジ1が運搬可能となるように、開閉ホルダー9とは別
に、カートリッジ1の下端開口2を開閉自在に塞ぐ蓋体
が設けられている点にある。本発明の第5の技術的手段
は、前記カートリッジ1が、両者間に折り丁7の束8を
収納する一対の保持体3を備え、該一対の保持体3は、
収納する折り丁7の束8の折り丁幅に適合するように両
者の離間幅が調整可能に構成されている点にある。
【0007】本発明の第6の技術的手段は、重り13
が、前記一対の保持体3に対応して一対設けられ、各重
り13が一対の保持体3に夫々上下摺動自在に保持され
ている点にある。本発明の第7の技術的手段は、折り丁
7の小束8Aがカートリッジ1の下端開口2からカート
リッジ1内に挿入すべく持ち上げられたときに、折り丁
7の小束8Aのカートリッジ1内への挿入を許すべく開
閉ホルダー9を開放動作させると共に、折り丁7の小束
8Aがカートリッジ1の下端開口2からカートリッジ1
内に挿入された後に、カートリッジ1内の折り丁7の束
8が下端開口2から落下しないように開閉ホルダー9を
閉塞動作させるホルダー開閉装置39が設けられている
点にある。
が、前記一対の保持体3に対応して一対設けられ、各重
り13が一対の保持体3に夫々上下摺動自在に保持され
ている点にある。本発明の第7の技術的手段は、折り丁
7の小束8Aがカートリッジ1の下端開口2からカート
リッジ1内に挿入すべく持ち上げられたときに、折り丁
7の小束8Aのカートリッジ1内への挿入を許すべく開
閉ホルダー9を開放動作させると共に、折り丁7の小束
8Aがカートリッジ1の下端開口2からカートリッジ1
内に挿入された後に、カートリッジ1内の折り丁7の束
8が下端開口2から落下しないように開閉ホルダー9を
閉塞動作させるホルダー開閉装置39が設けられている
点にある。
【0008】本発明の第8の技術的手段は、カートリッ
ジ1に収納した折り丁7の束8の下端の折り丁7を、カ
ートリッジ1の下端開口2から丁合機47側に送り出す
送出手段57が設けられている点にある。本発明の第9
の技術的手段は、前記送出手段57が、前記開閉ホルダ
ー9と、カートリッジ1内の折り丁7の束8を保持する
開閉自在な送出ホルダー49とを備え、開閉ホルダー9
と送出ホルダー49とを交互に開閉動作させ、この開閉
動作毎にカートリッジ1に収納した折り丁7の束8の下
端側の折り丁7を、カートリッジ1の下端開口2から丁
合機47側に落とすように構成されている点にある。
ジ1に収納した折り丁7の束8の下端の折り丁7を、カ
ートリッジ1の下端開口2から丁合機47側に送り出す
送出手段57が設けられている点にある。本発明の第9
の技術的手段は、前記送出手段57が、前記開閉ホルダ
ー9と、カートリッジ1内の折り丁7の束8を保持する
開閉自在な送出ホルダー49とを備え、開閉ホルダー9
と送出ホルダー49とを交互に開閉動作させ、この開閉
動作毎にカートリッジ1に収納した折り丁7の束8の下
端側の折り丁7を、カートリッジ1の下端開口2から丁
合機47側に落とすように構成されている点にある。
【0009】本発明の第10の技術的手段は、折り丁7
の束8を収納可能でかつ運搬可能なカートリッジ1に、
折り丁7の小束8Aを順次挿入して、カートリッジ1内
に折り丁7の大束8Bを形成する大束集積部22と、前
記カートリッジ1に収納した折り丁7の束8うちの下端
の折り丁7をカートリッジ1の下端開口2から丁合機4
7側に順次送出する折り丁供給部26とを備える点にあ
る。
の束8を収納可能でかつ運搬可能なカートリッジ1に、
折り丁7の小束8Aを順次挿入して、カートリッジ1内
に折り丁7の大束8Bを形成する大束集積部22と、前
記カートリッジ1に収納した折り丁7の束8うちの下端
の折り丁7をカートリッジ1の下端開口2から丁合機4
7側に順次送出する折り丁供給部26とを備える点にあ
る。
【0010】本発明の第11の技術的手段は、前記大束
集積部22及び折り丁供給部26の他に、空のカートリ
ッジ1を保管する空カートリッジ保管庫21と、折り丁
7の束8を、これを収納したカートリッジ1ごと保管す
る折り丁束保管庫25とを備える点にある。従って、カ
ートリッジ1に折り丁7の大束8Aを集積してそのまま
収納保持できる。また、カートリッジ1に折り丁7の大
束8Aを収納して搬送及び保管することができる。さら
に、カートリッジ1に収納した折り丁7をその下端開口
2からそのまま丁合機47側に送出することが可能にな
る。
集積部22及び折り丁供給部26の他に、空のカートリ
ッジ1を保管する空カートリッジ保管庫21と、折り丁
7の束8を、これを収納したカートリッジ1ごと保管す
る折り丁束保管庫25とを備える点にある。従って、カ
ートリッジ1に折り丁7の大束8Aを集積してそのまま
収納保持できる。また、カートリッジ1に折り丁7の大
束8Aを収納して搬送及び保管することができる。さら
に、カートリッジ1に収納した折り丁7をその下端開口
2からそのまま丁合機47側に送出することが可能にな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は刷本合理化システムに用い
られるカートリッジ装置を示している。図1において、
1は下端開口2を有するカートリッジで、運搬可能でか
つ図2に示す折り丁(刷本その他のシート状の印刷物を
含む)7の束8を収納可能である。またカートリッジ1
は、下端開口2から折り丁7の小束8Aを挿入可能であ
ると共に、下端開口2から折り丁7を取り出し可能であ
る。
に基づいて説明する。図1は刷本合理化システムに用い
られるカートリッジ装置を示している。図1において、
1は下端開口2を有するカートリッジで、運搬可能でか
つ図2に示す折り丁(刷本その他のシート状の印刷物を
含む)7の束8を収納可能である。またカートリッジ1
は、下端開口2から折り丁7の小束8Aを挿入可能であ
ると共に、下端開口2から折り丁7を取り出し可能であ
る。
【0012】カートリッジ1は、一対の保持体3を備
え、一対の保持体3間に折り丁7の束8を収納するよう
に構成されている。一対の保持体3は、一対の連結扞4
を横軸5廻りに互いに枢支してなる連結部材6によって
互いに連結され、一対の連結扞4を横軸5廻りに互いに
逆方向に回動することにより、一対の保持体3の離間幅
が調整可能である。
え、一対の保持体3間に折り丁7の束8を収納するよう
に構成されている。一対の保持体3は、一対の連結扞4
を横軸5廻りに互いに枢支してなる連結部材6によって
互いに連結され、一対の連結扞4を横軸5廻りに互いに
逆方向に回動することにより、一対の保持体3の離間幅
が調整可能である。
【0013】一対の保持体3の離間幅の調整によって、
カートリッジ1の大きさを、収納する折り丁7の折り丁
幅に適合するように設定できると共に、一対の保持体3
が互いに接当又は近接するように、カートリッジ1を閉
じてコンパクトに保管し得る。なお、一対の連結扞4は
任意の回動位置で両者間の抵抗等によって停止できて、
一対の保持体3の離間幅を任意に設定することができる
ようになっている。
カートリッジ1の大きさを、収納する折り丁7の折り丁
幅に適合するように設定できると共に、一対の保持体3
が互いに接当又は近接するように、カートリッジ1を閉
じてコンパクトに保管し得る。なお、一対の連結扞4は
任意の回動位置で両者間の抵抗等によって停止できて、
一対の保持体3の離間幅を任意に設定することができる
ようになっている。
【0014】一対の保持体3の下端面には、後述するレ
ール32,33が係合する左右一対の係止溝11が、前
後方向に形成されている。9は一対の開閉自在な開閉ホ
ルダーで、カートリッジ1に横軸10廻りに回動自在に
取り付けられ、各開閉ホルダー9を横軸10廻りに矢印
A方向に回動することにより、開閉ホルダー9がカート
リッジ1の下端開口2を塞ぐ閉塞位置に移動して、カー
トリッジ1に収納した折り丁の束を該カートリッジ1の
下端開口2から落下しないように保持する。また、各開
閉ホルダー9を横軸10廻りに矢印B方向に回動するこ
とにより、開閉ホルダー9がカートリッジ1の下端開口
2を開放する開放位置に移動して、例えば下端開口2か
ら折り丁7の小束7Aのカートリッジ1内への挿入を許
すようになっている。
ール32,33が係合する左右一対の係止溝11が、前
後方向に形成されている。9は一対の開閉自在な開閉ホ
ルダーで、カートリッジ1に横軸10廻りに回動自在に
取り付けられ、各開閉ホルダー9を横軸10廻りに矢印
A方向に回動することにより、開閉ホルダー9がカート
リッジ1の下端開口2を塞ぐ閉塞位置に移動して、カー
トリッジ1に収納した折り丁の束を該カートリッジ1の
下端開口2から落下しないように保持する。また、各開
閉ホルダー9を横軸10廻りに矢印B方向に回動するこ
とにより、開閉ホルダー9がカートリッジ1の下端開口
2を開放する開放位置に移動して、例えば下端開口2か
ら折り丁7の小束7Aのカートリッジ1内への挿入を許
すようになっている。
【0015】カートリッジ1に収納した折り丁7の束8
を下端開口2から落下させることなくカートリッジ1が
運搬可能となるように、前記開閉ホルダー9は、その重
量又は図示省略のロック機構等によって閉塞位置に保持
可能に構成されている。13は一対の重りで、カートリ
ッジ1に収納した折り丁7の束8を下方に押さえ付け
る。カートリッジ1の各保持体3にガイド凹部14が上
下方向に設けられ、また各重り13に、ガイド凹部14
に上下摺動自在に係合する係合部15が設けられてお
り、係合部15がガイド凹部14に係合することによ
り、各重り13は保持体3に対して上下摺動自在に保持
されている。
を下端開口2から落下させることなくカートリッジ1が
運搬可能となるように、前記開閉ホルダー9は、その重
量又は図示省略のロック機構等によって閉塞位置に保持
可能に構成されている。13は一対の重りで、カートリ
ッジ1に収納した折り丁7の束8を下方に押さえ付け
る。カートリッジ1の各保持体3にガイド凹部14が上
下方向に設けられ、また各重り13に、ガイド凹部14
に上下摺動自在に係合する係合部15が設けられてお
り、係合部15がガイド凹部14に係合することによ
り、各重り13は保持体3に対して上下摺動自在に保持
されている。
【0016】図8は刷本合理化システムの全体構成を示
している。図8において、21は空カートリッジ保管庫
で、ここにカートリッジ1が折り丁7を収納していない
空の状態で保管される。この空カートリッジ保管庫21
では、カートリッジ1の一対の保持体3が互いに接当又
は近接されてカートリッジ1がコンパクトに閉じられた
状態で保管される。
している。図8において、21は空カートリッジ保管庫
で、ここにカートリッジ1が折り丁7を収納していない
空の状態で保管される。この空カートリッジ保管庫21
では、カートリッジ1の一対の保持体3が互いに接当又
は近接されてカートリッジ1がコンパクトに閉じられた
状態で保管される。
【0017】22は折り丁7の大束8Bを形成する大束
集積部で、ここに空カートリッジ保管庫21から空のカ
ートリッジ1が自動搬送車等によって搬送され、カート
リッジ1にその下端開口2から折り丁7の小束8Aを順
次収納して折り丁7の大束8Bを形成する。23はパレ
ット積み部で、大束集積部22で折り丁7の大束8Bが
収納されたカートリッジ1を、空パレット保管庫24か
ら送られたパレットを利用してパレット積みする。
集積部で、ここに空カートリッジ保管庫21から空のカ
ートリッジ1が自動搬送車等によって搬送され、カート
リッジ1にその下端開口2から折り丁7の小束8Aを順
次収納して折り丁7の大束8Bを形成する。23はパレ
ット積み部で、大束集積部22で折り丁7の大束8Bが
収納されたカートリッジ1を、空パレット保管庫24か
ら送られたパレットを利用してパレット積みする。
【0018】25は折り丁束保管庫で、ここにパレット
積み部23でパレット積みしたカートリッジ1が自動搬
送車等によって搬送され、大束集積部22で形成した折
り丁7の大束8Bがカートリッジ1に収納された状態で
カートリッジ1ごと保管される。26は折り丁供給部
で、複数個(図例では8個)並んで設けられている。折
り丁束保管庫25から各折り丁供給部26に、折り丁7
の大束8Bがこれを収納したカートリッジ1ごと供給さ
れ、各折り丁供給部26でカートリッジ1内の折り丁7
を後述する送出装置57により丁合機47のフィーダー
部50に数十部ずつ順次供給するようになっている。
積み部23でパレット積みしたカートリッジ1が自動搬
送車等によって搬送され、大束集積部22で形成した折
り丁7の大束8Bがカートリッジ1に収納された状態で
カートリッジ1ごと保管される。26は折り丁供給部
で、複数個(図例では8個)並んで設けられている。折
り丁束保管庫25から各折り丁供給部26に、折り丁7
の大束8Bがこれを収納したカートリッジ1ごと供給さ
れ、各折り丁供給部26でカートリッジ1内の折り丁7
を後述する送出装置57により丁合機47のフィーダー
部50に数十部ずつ順次供給するようになっている。
【0019】各折り丁供給部26において折り丁7が丁
合機47側に供給されて空になったカートリッジ1は、
コンベヤによって空カートリッジ保管庫21に搬送さ
れ、また各折り丁供給部26で不要になったパレット
は、自動搬送車等によって空パレット保管庫24に搬送
されるようになっている。図2〜図5において、前記大
束集積部22には、集積台31上に、左右一対の第一レ
ール32と、左右一対の第二レール33とが設けられて
いる。各左右一対の第一レール32及び左右一対の第二
レール33は、夫々図示省略の駆動手段によってその離
間幅を可変設定できるようになっている。
合機47側に供給されて空になったカートリッジ1は、
コンベヤによって空カートリッジ保管庫21に搬送さ
れ、また各折り丁供給部26で不要になったパレット
は、自動搬送車等によって空パレット保管庫24に搬送
されるようになっている。図2〜図5において、前記大
束集積部22には、集積台31上に、左右一対の第一レ
ール32と、左右一対の第二レール33とが設けられて
いる。各左右一対の第一レール32及び左右一対の第二
レール33は、夫々図示省略の駆動手段によってその離
間幅を可変設定できるようになっている。
【0020】第二レール33の前部に対応して集積台3
1に開口部34が設けられ、この開口部34に対応して
小束集積部35から送られた折り丁7の小束8Aを持ち
上げる昇降体36が設けられ、第二レール33の前部側
が集積位置22Aとされている。小束集積部35は、印
刷部から搬送されてくる折り丁7を小束状に集積し、小
束集積部35で集積された折り丁7の小束8Aは、順次
昇降体36上に送られるようになっている。
1に開口部34が設けられ、この開口部34に対応して
小束集積部35から送られた折り丁7の小束8Aを持ち
上げる昇降体36が設けられ、第二レール33の前部側
が集積位置22Aとされている。小束集積部35は、印
刷部から搬送されてくる折り丁7を小束状に集積し、小
束集積部35で集積された折り丁7の小束8Aは、順次
昇降体36上に送られるようになっている。
【0021】また、図4及び図5に鎖線で示す如く集積
位置22Aに対応する集積台31上に、ホルダー開閉装
置39が設けられている。このホルダー開閉装置39は
開閉ホルダー9を開閉動作させるためのシリンダー40
を有し、カートリッジ1が第二レール33の前部の集積
位置22Aにセットされたとき、シリンダー40がカー
トリッジ1の開閉ホルダー9に自動的に連結され、シリ
ンダー40の伸縮動作によって開閉ホルダー9を開閉動
作させるようになっている。
位置22Aに対応する集積台31上に、ホルダー開閉装
置39が設けられている。このホルダー開閉装置39は
開閉ホルダー9を開閉動作させるためのシリンダー40
を有し、カートリッジ1が第二レール33の前部の集積
位置22Aにセットされたとき、シリンダー40がカー
トリッジ1の開閉ホルダー9に自動的に連結され、シリ
ンダー40の伸縮動作によって開閉ホルダー9を開閉動
作させるようになっている。
【0022】ホルダー開閉装置39による開閉ホルダー
9の開閉動作は、次のようになされる。即ち、昇降体3
6の上昇によって昇降体36上の折り丁7の小束8Aが
カートリッジ1の下端開口2からカートリッジ1内に挿
入すべく持ち上げられたときに、折り丁7の小束8Aの
カートリッジ1内への挿入を許すべく開閉ホルダー9を
開放動作させると共に、昇降体36の上昇によって折り
丁7の小束8Aがカートリッジ1の下端開口2からカー
トリッジ1内に挿入された後に、カートリッジ1内の折
り丁7の束8が下端開口2から落下しないように開閉ホ
ルダー9を閉塞動作させる。
9の開閉動作は、次のようになされる。即ち、昇降体3
6の上昇によって昇降体36上の折り丁7の小束8Aが
カートリッジ1の下端開口2からカートリッジ1内に挿
入すべく持ち上げられたときに、折り丁7の小束8Aの
カートリッジ1内への挿入を許すべく開閉ホルダー9を
開放動作させると共に、昇降体36の上昇によって折り
丁7の小束8Aがカートリッジ1の下端開口2からカー
トリッジ1内に挿入された後に、カートリッジ1内の折
り丁7の束8が下端開口2から落下しないように開閉ホ
ルダー9を閉塞動作させる。
【0023】また、図3の鎖線及び図4に示すように、
集積台31上の第二レール33間にプッシャー41が設
けられている。プッシャー41は前押圧片42と後押圧
片43とを前後に一対ずつ有している。これら押圧片4
2,43は図4に鎖線で示す如く起伏回動可能に取り付
けられている。そして、プッシャー41の前方移動時
に、各押圧片42,43が起立状態になって、一対の前
押圧片42で集積位置22Aにあるカートリッジ1を排
出コンベア45上に押圧すると同時に、一対の後押圧片
43で、第一レール32上の空のカートリッジ1を第二
レール33上の集積位置22Aに押圧するようになって
いる。
集積台31上の第二レール33間にプッシャー41が設
けられている。プッシャー41は前押圧片42と後押圧
片43とを前後に一対ずつ有している。これら押圧片4
2,43は図4に鎖線で示す如く起伏回動可能に取り付
けられている。そして、プッシャー41の前方移動時
に、各押圧片42,43が起立状態になって、一対の前
押圧片42で集積位置22Aにあるカートリッジ1を排
出コンベア45上に押圧すると同時に、一対の後押圧片
43で、第一レール32上の空のカートリッジ1を第二
レール33上の集積位置22Aに押圧するようになって
いる。
【0024】また、プッシャー41の後方移動のとき、
各押圧片42,43が倒伏状態になって、一対の前押圧
片42が、集積位置22Aにある第二レール33上のカ
ートリッジ1の下方を通って該カートリッジ1の後方側
にセットされると共に、後押圧片43が、第一レール3
2上のカートリッジ1の下方を通って該カートリッジ1
の後方側にセットされるようになっている。
各押圧片42,43が倒伏状態になって、一対の前押圧
片42が、集積位置22Aにある第二レール33上のカ
ートリッジ1の下方を通って該カートリッジ1の後方側
にセットされると共に、後押圧片43が、第一レール3
2上のカートリッジ1の下方を通って該カートリッジ1
の後方側にセットされるようになっている。
【0025】プッシャー41の前方に、位置決め用のス
ットパー44が設けられている。このスットパー44は
集積台31に上下移動自在に設けられており、前述の如
くプッシャー41により第一レール32から前方に押圧
されるカートリッジ1を、スットパー44の上方移動に
よって、集積位置22Aで位置決め停止させると共に、
集積位置22Aから排出コンベア45に押し出されるカ
ートリッジ1の通過をスットパー44の下方移動によっ
て、許すようになっている。
ットパー44が設けられている。このスットパー44は
集積台31に上下移動自在に設けられており、前述の如
くプッシャー41により第一レール32から前方に押圧
されるカートリッジ1を、スットパー44の上方移動に
よって、集積位置22Aで位置決め停止させると共に、
集積位置22Aから排出コンベア45に押し出されるカ
ートリッジ1の通過をスットパー44の下方移動によっ
て、許すようになっている。
【0026】前記第二レール33の離間幅は、小束集積
部35から送られた折り丁7の折り丁幅に適合するよう
に予め設定されている。即ち、一対の保持体3の離間幅
は、収納する折り丁7の束8の折り丁幅に適合するよう
に調整した際のカートリッジ1の左右一対の係合溝11
に適合する幅に設定されている。第一レール32の離間
幅は、閉じられて保管された空カートリッジ1の左右一
対の係合溝11の離間幅に適合するように設定されてい
る。
部35から送られた折り丁7の折り丁幅に適合するよう
に予め設定されている。即ち、一対の保持体3の離間幅
は、収納する折り丁7の束8の折り丁幅に適合するよう
に調整した際のカートリッジ1の左右一対の係合溝11
に適合する幅に設定されている。第一レール32の離間
幅は、閉じられて保管された空カートリッジ1の左右一
対の係合溝11の離間幅に適合するように設定されてい
る。
【0027】そして、空カートリッジ保管庫21から空
のカートリッジ1が大束集積部22の第一レール32上
に順次搬送され、第一レール32にカートリッジ1の係
合溝11が係合されると、第一レール32の離間幅が第
二レール33の離間幅に一致するように広げられ、この
広げられた空のカートリッジ1は、プッシャー41によ
って集積位置22Aに押されるようになっている。
のカートリッジ1が大束集積部22の第一レール32上
に順次搬送され、第一レール32にカートリッジ1の係
合溝11が係合されると、第一レール32の離間幅が第
二レール33の離間幅に一致するように広げられ、この
広げられた空のカートリッジ1は、プッシャー41によ
って集積位置22Aに押されるようになっている。
【0028】図6及び図7において、前記各折り丁供給
部26では、丁合機47上に、前記大束集積部22のホ
ルダー開閉装置39と同様のホルダー開閉装置48が設
置されると共に、折り丁束保管庫24から折り丁7の大
束8Bを収納したカートリッジ1が自動供給されるよう
になっている。ホルダー開閉装置48は、カートリッジ
1の開閉ホルダー9を開閉動作させるシリンダ40の他
に、一対の送出ホルダー49を有している。
部26では、丁合機47上に、前記大束集積部22のホ
ルダー開閉装置39と同様のホルダー開閉装置48が設
置されると共に、折り丁束保管庫24から折り丁7の大
束8Bを収納したカートリッジ1が自動供給されるよう
になっている。ホルダー開閉装置48は、カートリッジ
1の開閉ホルダー9を開閉動作させるシリンダ40の他
に、一対の送出ホルダー49を有している。
【0029】前記開閉ホルダー9と送出ホルダー49と
が順次交互に開閉動作し、この開閉動作毎にカートリッ
ジ1から折り丁7を丁合機47のフィーダー部50に数
十部ずつ順次供給するようになっている。即ち、カート
リッジ1に収納した折り丁7を、カートリッジ1の下端
開口2から丁合機47側に送り出す送出手段57が、開
閉ホルダー9と送出ホルダー49とにより構成され、開
閉ホルダー9が閉塞状態のとき、送出ホルダー49が閉
じて、一対の送出ホルダー49によって、カートリッジ
1内の折り丁7の束8の下側を、数十部の折り丁7を残
して挟持し、その後開閉ホルダー9が開放して、残した
数十部の折り丁7を下端開口2から落下させ、その後開
閉ホルダー9が閉じ、その後送出ホルダー49が開いて
カートリッジ1内の折り丁7の束8の下端を開閉ホルダ
ー9が受ける。次に、再び送出ホルダー49が閉じて、
一対の送出ホルダー49によって、カートリッジ1内の
折り丁7の束8の下側を、数十部の折り丁7を残して挟
持する。以後、同様な開閉動作を繰り返すのである。
が順次交互に開閉動作し、この開閉動作毎にカートリッ
ジ1から折り丁7を丁合機47のフィーダー部50に数
十部ずつ順次供給するようになっている。即ち、カート
リッジ1に収納した折り丁7を、カートリッジ1の下端
開口2から丁合機47側に送り出す送出手段57が、開
閉ホルダー9と送出ホルダー49とにより構成され、開
閉ホルダー9が閉塞状態のとき、送出ホルダー49が閉
じて、一対の送出ホルダー49によって、カートリッジ
1内の折り丁7の束8の下側を、数十部の折り丁7を残
して挟持し、その後開閉ホルダー9が開放して、残した
数十部の折り丁7を下端開口2から落下させ、その後開
閉ホルダー9が閉じ、その後送出ホルダー49が開いて
カートリッジ1内の折り丁7の束8の下端を開閉ホルダ
ー9が受ける。次に、再び送出ホルダー49が閉じて、
一対の送出ホルダー49によって、カートリッジ1内の
折り丁7の束8の下側を、数十部の折り丁7を残して挟
持する。以後、同様な開閉動作を繰り返すのである。
【0030】なお、丁合機47のフィーダー部50に供
給された数十部の折り丁7は、丁合機47によって製本
機52の鞍53上に一部ずつ送出され、この送出によっ
て丁合機47のフィーダー部50に折り丁7が少なくな
れば、ホルダー開閉装置48によって上記の如くしてカ
ートリッジ1から折り丁7を丁合機47のフィーダー部
50に数十部ずつ供給される。
給された数十部の折り丁7は、丁合機47によって製本
機52の鞍53上に一部ずつ送出され、この送出によっ
て丁合機47のフィーダー部50に折り丁7が少なくな
れば、ホルダー開閉装置48によって上記の如くしてカ
ートリッジ1から折り丁7を丁合機47のフィーダー部
50に数十部ずつ供給される。
【0031】上記実施の形態によれば、前記ホルダー開
閉装置39、プッシャー41、スットパー44、ホルダ
ー開閉装置48、自動搬送車等等が、マイコン等により
構成した図示省略の制御装置により制御され、次のよう
な動作をする。即ち、カートリッジ1に折り丁7の大束
8Bを収納する場合、まず、空カートリッジ保管庫21
から空のカートリッジ1がコンパクトに閉じられた状態
で、大束集積部22の第一レール32上に順次搬送され
る。第一レール32にカートリッジ1の係合溝11が係
合された状態で、第一レール32の離間幅が第二レール
33の離間幅に一致するように広げられ、これにより空
のカートリッジ1は、収納する折り丁7の折り丁幅に適
合するように広げられる。
閉装置39、プッシャー41、スットパー44、ホルダ
ー開閉装置48、自動搬送車等等が、マイコン等により
構成した図示省略の制御装置により制御され、次のよう
な動作をする。即ち、カートリッジ1に折り丁7の大束
8Bを収納する場合、まず、空カートリッジ保管庫21
から空のカートリッジ1がコンパクトに閉じられた状態
で、大束集積部22の第一レール32上に順次搬送され
る。第一レール32にカートリッジ1の係合溝11が係
合された状態で、第一レール32の離間幅が第二レール
33の離間幅に一致するように広げられ、これにより空
のカートリッジ1は、収納する折り丁7の折り丁幅に適
合するように広げられる。
【0032】次に、折り丁幅に適合するように広げられ
た空のカートリッジ1は、プッシャー41によって集積
位置22Aに押される。そして、集積位置22Aにカー
トリッジ1がセットされると、シリンダー40がカート
リッジ1の開閉ホルダー9に自動的に連結され、昇降体
36の上昇によって昇降体36上の折り丁7の小束8A
がカートリッジ1の下端開口2からカートリッジ1内に
挿入すべく持ち上げられたときに、折り丁7の小束8A
のカートリッジ1内への挿入を許すべく開閉ホルダー9
を開放動作させると共に、昇降体36の上昇によって折
り丁7の小束8Aがカートリッジ1の下端開口2からカ
ートリッジ1内に挿入された後に、カートリッジ1内の
折り丁7の束8が下端開口2から落下しないように開閉
ホルダー9を閉塞動作させる。この動作を繰り返すこと
により、折り丁7の小束8Aが下端開口2からカートリ
ッジ1内に順次挿入されて積層され、この積層された折
り丁7の束8は重り13により下方に押さえ付けられ、
カートリッジ1内で次第に折り丁7の大束8Bが形成さ
れる。
た空のカートリッジ1は、プッシャー41によって集積
位置22Aに押される。そして、集積位置22Aにカー
トリッジ1がセットされると、シリンダー40がカート
リッジ1の開閉ホルダー9に自動的に連結され、昇降体
36の上昇によって昇降体36上の折り丁7の小束8A
がカートリッジ1の下端開口2からカートリッジ1内に
挿入すべく持ち上げられたときに、折り丁7の小束8A
のカートリッジ1内への挿入を許すべく開閉ホルダー9
を開放動作させると共に、昇降体36の上昇によって折
り丁7の小束8Aがカートリッジ1の下端開口2からカ
ートリッジ1内に挿入された後に、カートリッジ1内の
折り丁7の束8が下端開口2から落下しないように開閉
ホルダー9を閉塞動作させる。この動作を繰り返すこと
により、折り丁7の小束8Aが下端開口2からカートリ
ッジ1内に順次挿入されて積層され、この積層された折
り丁7の束8は重り13により下方に押さえ付けられ、
カートリッジ1内で次第に折り丁7の大束8Bが形成さ
れる。
【0033】折り丁7の大束8Bを収納した集積位置2
2Aのカートリッジ1は、プッシャー38により前方に
押圧されて、排出コンベア45上に押圧される。排出コ
ンベア45上のカートリッジ1はロボット55に掴まれ
て、パレット積み部23で、空パレット保管庫24のパ
レットを利用してパレット積みされる。パレット積みさ
れたカートリッジ1は、折り丁束保管庫25にパレット
搬送される。折り丁束保管庫25において、大束集積部
22で形成した折り丁7の大束8Bがカートリッジ1に
収納された状態でカートリッジ1ごと保管される。
2Aのカートリッジ1は、プッシャー38により前方に
押圧されて、排出コンベア45上に押圧される。排出コ
ンベア45上のカートリッジ1はロボット55に掴まれ
て、パレット積み部23で、空パレット保管庫24のパ
レットを利用してパレット積みされる。パレット積みさ
れたカートリッジ1は、折り丁束保管庫25にパレット
搬送される。折り丁束保管庫25において、大束集積部
22で形成した折り丁7の大束8Bがカートリッジ1に
収納された状態でカートリッジ1ごと保管される。
【0034】次に、折り丁7を刷本する場合、各折り丁
供給部26に、折り丁束保管庫24に保管した折り丁7
の大束8Bがこれを収納したカートリッジ1ごと供給さ
れる。各折り丁供給部26では、開閉ホルダー9と送出
ホルダー49とが順次交互に開閉動作し、この開閉動作
毎にカートリッジ1に収納した折り丁7を数十部ずつカ
ートリッジ1の下端開口2からら丁合機47のフィーダ
ー部50に落として、折り丁7を数十部ずつ順次供給す
る。
供給部26に、折り丁束保管庫24に保管した折り丁7
の大束8Bがこれを収納したカートリッジ1ごと供給さ
れる。各折り丁供給部26では、開閉ホルダー9と送出
ホルダー49とが順次交互に開閉動作し、この開閉動作
毎にカートリッジ1に収納した折り丁7を数十部ずつカ
ートリッジ1の下端開口2からら丁合機47のフィーダ
ー部50に落として、折り丁7を数十部ずつ順次供給す
る。
【0035】なお、丁合機47のフィーダー部50に供
給された数十部の折り丁7は、丁合機47によって製本
機52の鞍53上に一部ずつ送出される。なお、前記実
施の形態では、カートリッジ1に開閉ホルダー9を取り
付けているが、これに代え、開閉ホルダー9をカートリ
ッジ1とは別体に設け、開閉ホルダー9を、ホルダー開
閉装置39及びホルダー開閉装置48に設けるようにし
てもよい。この場合、カートリッジ1の下端開口2を開
閉自在に塞ぐ蓋体を開閉ホルダー9とは別に設け、カー
トリッジ1に折り丁7の束8を収納した状態でカートリ
ッジ1が運搬可能となるようにすればよい。
給された数十部の折り丁7は、丁合機47によって製本
機52の鞍53上に一部ずつ送出される。なお、前記実
施の形態では、カートリッジ1に開閉ホルダー9を取り
付けているが、これに代え、開閉ホルダー9をカートリ
ッジ1とは別体に設け、開閉ホルダー9を、ホルダー開
閉装置39及びホルダー開閉装置48に設けるようにし
てもよい。この場合、カートリッジ1の下端開口2を開
閉自在に塞ぐ蓋体を開閉ホルダー9とは別に設け、カー
トリッジ1に折り丁7の束8を収納した状態でカートリ
ッジ1が運搬可能となるようにすればよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、カートリッジ1に折り
丁7の大束8Aを集積してそのまま収納保持できると共
に、カートリッジ1に折り丁7の大束8Aを収納して搬
送及び保管することができ、さらにカートリッジ1に収
納した折り丁7をその下端開口2からそのまま丁合機4
7側に送出することが可能であり、従って、集積した折
り丁の大束にバンド掛けをして結束する必要がなくなる
し、製本の際に折り丁の大束からバンドを取り外す必要
もなくなり、折り丁7の集積、運搬乃至製本作業が非常
に楽になる。
丁7の大束8Aを集積してそのまま収納保持できると共
に、カートリッジ1に折り丁7の大束8Aを収納して搬
送及び保管することができ、さらにカートリッジ1に収
納した折り丁7をその下端開口2からそのまま丁合機4
7側に送出することが可能であり、従って、集積した折
り丁の大束にバンド掛けをして結束する必要がなくなる
し、製本の際に折り丁の大束からバンドを取り外す必要
もなくなり、折り丁7の集積、運搬乃至製本作業が非常
に楽になる。
【図1】本発明の一実施の形態を示すカートリッジの斜
視図である。
視図である。
【図2】大束集積部の斜視図である。
【図3】大束集積部にカートリッジが載せられた状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】大束集積部のカートリッジ及びホルダー開閉装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図5】大束集積部のカートリッジ及びホルダー開閉装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図6】折り丁供給部の斜視図である。
【図7】折り丁供給部の正面図である。
【図8】刷本合理化システムの全体構成図である。
1 カートリッジ 2 下端開口 3 保持体 7 折り丁 8 束 8A 小束 8B 大束 9 開閉ホルダー 13 重り 21 空カートリッジ保管庫 22 大束集積部 25 折り丁束保管庫 26 折り丁供給部 39 ホルダー開閉装置 47 丁合機 49 送出ホルダー 52 製本機 57 送出装置
Claims (11)
- 【請求項1】 折り丁(7)の小束(8A)が挿入可能
でかつ折り丁(7)が取り出し可能な下端開口(2)を
有するカートリッジであって、折り丁(7)の束(8)
を収納可能でかつ運搬可能なカートリッジ(1)を備
え、前記カートリッジ(1)に収納した折り丁(7)の
束(8)を該カートリッジ(1)の下端開口(2)から
落下しないように保持する開閉自在な開閉ホルダー
(9)を備えることを特徴とする刷本合理化システム用
カートリッジ装置。 - 【請求項2】 カートリッジ(1)に収納した折り丁
(7)の束(8)を下方に押さえ付ける重り(13)が
設けられていることを特徴とする請求項1に記載の刷本
合理化システム用カートリッジ装置。 - 【請求項3】 カートリッジ(1)に前記開閉ホルダー
(9)が設けられ、カートリッジ(1)に収納した折り
丁(7)の束(8)を落下させることなくカートリッジ
(1)が運搬可能となるように、前記開閉ホルダー
(9)が閉塞位置に保持可能に構成されていることを特
徴とする請求項1又は2に記載の刷本合理化システム用
カートリッジ装置。 - 【請求項4】 前記開閉ホルダー(9)がカートリッジ
(1)とは別体に設けられ、カートリッジ(1)に折り
丁(7)の束(8)を収納した状態でカートリッジ
(1)が運搬可能となるように、開閉ホルダー(9)と
は別に、カートリッジ(1)の下端開口(2)を開閉自
在に塞ぐ蓋体が設けられていることを特徴とする請求項
1又は2に記載の刷本合理化システム用カートリッジ装
置。 - 【請求項5】 前記カートリッジ(1)が、両者間に折
り丁(7)の束(8)を収納する一対の保持体(3)を
備え、該一対の保持体(3)は、収納する折り丁(7)
の束(8)の折り丁幅に適合するように両者の離間幅が
調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の刷本合理化システム用カートリッ
ジ装置。 - 【請求項6】 重り(13)が、前記一対の保持体
(3)に対応して一対設けられ、各重り(13)が一対
の保持体(3)に夫々上下摺動自在に保持されている特
徴とする請求項5に記載の刷本合理化システム用カート
リッジ装置。 - 【請求項7】 折り丁(7)の小束(8A)がカートリ
ッジ(1)の下端開口(2)からカートリッジ(1)内
に挿入すべく持ち上げられたときに、折り丁(7)の小
束(8A)のカートリッジ(1)内への挿入を許すべく
開閉ホルダー(9)を開放動作させると共に、折り丁
(7)の小束(8A)がカートリッジ(1)の下端開口
(2)からカートリッジ(1)内に挿入された後に、カ
ートリッジ(1)内の折り丁(7)の束(8)が下端開
口(2)から落下しないように開閉ホルダー(9)を閉
塞動作させるホルダー開閉装置(39)が設けられてい
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の刷
本合理化システム用カートリッジ装置。 - 【請求項8】 カートリッジ(1)に収納した折り丁
(7)の束(8)の下端の折り丁(7)を、カートリッ
ジ(1)の下端開口(2)から丁合機(47)側に送り
出す送出手段(57)が設けられていることを特徴とす
る請求項1〜7のいずれかに記載の刷本合理化システム
用カートリッジ。 - 【請求項9】 前記送出手段(57)が、前記開閉ホル
ダー(9)と、カートリッジ(1)内の折り丁(7)の
束(8)を保持する開閉自在な送出ホルダー(49)と
を備え、開閉ホルダー(9)と送出ホルダー(49)と
を交互に開閉動作させ、この開閉動作毎にカートリッジ
(1)に収納した折り丁(7)の束(8)の下端側の折
り丁(7)を、カートリッジ(1)の下端開口(2)か
ら丁合機(47)側に落とすように構成されていること
を特徴とする請求項8に記載の刷本合理化システム用カ
ートリッジ装置。 - 【請求項10】 折り丁(7)の束(8)を収納可能で
かつ運搬可能なカートリッジ(1)に、折り丁(7)の
小束(8A)を順次挿入して、カートリッジ(1)内に
折り丁(7)の大束(8B)を形成する大束集積部(2
2)と、前記カートリッジ(1)に収納した折り丁
(7)の束(8)うちの下端の折り丁(7)をカートリ
ッジ(1)の下端開口(2)から丁合機(47)側に順
次送出する折り丁供給部(26)とを備えることを特徴
とする刷本合理化システム。 - 【請求項11】 前記大束集積部(22)及び折り丁供
給部(26)の他に、空のカートリッジ(1)を保管す
る空カートリッジ保管庫(21)と、折り丁(7)の束
(8)を、これを収納したカートリッジ(1)ごと保管
する折り丁束保管庫(25)とを備えることを特徴とす
る請求項10に記載の刷本合理化システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10358197A JPH10291714A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 刷本合理化システム用カートリッジ装置及び刷本合理化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10358197A JPH10291714A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 刷本合理化システム用カートリッジ装置及び刷本合理化システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10291714A true JPH10291714A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14357755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10358197A Pending JPH10291714A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 刷本合理化システム用カートリッジ装置及び刷本合理化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10291714A (ja) |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP10358197A patent/JPH10291714A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2411167C2 (ru) | Устройство и способ снятия бандеролей и подачи нескрепленного листового материала | |
JPH10211905A (ja) | シート、特には紙幣、を束にする機械及び方法 | |
JPH10324449A (ja) | シート処理装置 | |
US20080290592A1 (en) | Apparatus for Feeding Sheets to a Processing Machine and Method for Loading the Apparatus | |
US4988029A (en) | Finisher accessory for hard copy printers | |
JPS63165272A (ja) | 差込み装置 | |
JPH10291714A (ja) | 刷本合理化システム用カートリッジ装置及び刷本合理化システム | |
JP5286196B2 (ja) | 紙葉束包装装置 | |
JP3499288B2 (ja) | シート後処理装置 | |
JPH1111787A (ja) | シート後処理装置 | |
JPH07285725A (ja) | シート後処理装置 | |
JP4053239B2 (ja) | 印刷物の一時的貯蔵のための方法および装置 | |
US8434752B2 (en) | Apparatus for opening and transporting a product with a non-symmetrical fold | |
JPH1149420A (ja) | シート後処理装置 | |
JPH08324510A (ja) | 紙葉類結束機 | |
JP2010052839A (ja) | 刷本束供給装置 | |
KR100474262B1 (ko) | 제본장치의 용지처리장치 | |
JP2790508B2 (ja) | 刷本の製本機への供給方法及び供給装置 | |
JPH02219721A (ja) | 紙葉類整理機 | |
JP4280454B2 (ja) | 書籍の背を準備する装置および方法 | |
JP2781234B2 (ja) | カセットからのシート状物の取出し装置及び取出し方法 | |
JPH1111790A (ja) | シート処理装置の異常動作時における復帰方法及び復帰装置 | |
JPH04182261A (ja) | シート状物の取り扱い装置 | |
JP4217767B2 (ja) | 冊子収納装置及び冊子供給装置 | |
JPH10324452A (ja) | 整合機構及び整合機構を備えたシート後処理装置 |