JPH10291622A - 床面搬送方法及び床面搬送装置 - Google Patents

床面搬送方法及び床面搬送装置

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JPH10291622A
JPH10291622A JP9925597A JP9925597A JPH10291622A JP H10291622 A JPH10291622 A JP H10291622A JP 9925597 A JP9925597 A JP 9925597A JP 9925597 A JP9925597 A JP 9925597A JP H10291622 A JPH10291622 A JP H10291622A
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JP
Japan
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floor
sheet
floor surface
sand
earth
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JP9925597A
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Kiyoshi Watanabe
澄 渡辺
Satoshi Nishimoto
西本  智
Kisho Inoue
紀章 井之上
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Morita Econos Corp
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Morita Econos Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前後に長尺な床部材の多数本を並列配置し
て、各床部材を所定の順番で前後に定ストロークで往復
移動させることで、各床部材の上面で形成された床面に
積み込まれた積荷を床面に対して間欠送りする床面搬送
装置では、積荷が土砂のような粉粒状物の場合は床面の
粉粒状物の山が通過した跡の面に粉粒状物が層状に残
る。 【解決手段】 複数の床部材1で形成された床面2で粉
粒状物、例えば土砂9を搬送する場合、床面2にシート
6を敷設し、このシート6の荷積込移動方向側端部を除
くシート上とこのシート上から荷排出移動方向側に延在
する床面上に土砂9を積み込む。積み込んだ土砂9を排
出移動方向に移動するとき、シート6の後縁部が床面2
に密着して荷積込移動方向に移動しようとする土砂の床
面2との縁を切って、土砂9の山底から掻き出されるの
を防止し、床面2上の土砂の残留をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型トラックやト
レーラー等の車両の荷台や、倉庫の荷台等に使用される
床コンベア構造の床面搬送装置と、この装置を使った床
面搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大型トラック等の前後に長い後部荷台に
積み込まれた積荷を、前後方向に自動搬送する床面搬送
装置が特公平3−53210号公報に開示されている。
この床面搬送装置は、例えば図6に示すような大型トラ
ックの箱型の荷台3の底に並列に敷設された複数本の床
部材1を有する。各床部材1は前後に長い例えばアルミ
ニウム製のストレートな板状体であって、同一長さの複
数本が荷台3の底に各々隣接状態で幅方向並列に設置さ
れ、各床部材1の上面で略水平な床面2が形成される。
各床部材1は図示しない油圧駆動系で略水平な姿勢を維
持したまま、前後に定ストロークで往復運動を繰り返し
て、床面2に積み込まれた積荷を前後いずれかの方向に
自動搬送する。
【0003】床部材1による積荷搬送方法を、図7及び
図8の床面2の概略平面図を参照して説明する。図7は
簡略のために本数を少なくした6本の床部材1が示さ
れ、この6本の床部材1は並列方向の片端から数えて1
本目と4本目の2本が第1グループの床部材1aを構成
し、2本目と5本目の2本が第2グループの床部材1b
を構成し、残りの2本が第3グループの床部材1cを構
成する。以下、グループ分けする場合のみ床部材1a、
1b、1cと表示して区別する。
【0004】図7と図8の図面左方向を前方X、右方向
を後方Yとすると、図7は全ての床部材1が前方Xに移
動した前進位置に在り、この床部材1で形成される床面
2の後方部に積荷10が積み込まれると、各床部材1が
図8(A)〜(E)の要領で前後運動をして、積荷10
を定ストロークずつ荷台3の前方Xの奥側へと間欠送り
する。詳しくは、まず図8(A)のように第1グループ
の床部材1aが定ストロークだけ後方Yに移動する。こ
の後方移動する第1グループの床部材1aと積荷10と
の摩擦力は、静止している第2、第3グループの床部材
1b、1cと積荷10との合計摩擦力より接触面積の大
小関係により約半分と小さいので、積荷10は静止した
まま動こうとしない。次に、図8(B)のように第2グ
ループの床部材1bが定ストロークだけ後方Yに移動
し、続いて図8(C)のように第3グループの床部材1
cが定ストロークだけ後方Yに移動する。これら各グル
ープの後方移動時も積荷10は静止したままである。そ
して、図8(D)に示すように、後方移動して揃った6
本全ての床部材1が同時に定ストロークだけ前方Xに移
動すると、各床部材1上の積荷10が定ストロークだけ
前方Xに間欠送りされる。
【0005】図8(A)〜(D)の動作を何回か繰り返
すことで、積荷10が床面2上を前方Xの奥側へと定ス
トロークずつ間欠送りされて、最終的に図8(E)に示
すように積荷10が床面2の最前方位置まで搬送され
る。図8(E)の各床部材1は後方Yに下がった後退位
置に在って、この状態で第1〜第3グループの床部材1
a〜1cを順に定ストロークだけ前進させると積荷10
は静止したままであり、前進して揃った全グループの床
部材1a〜1cを同時に定ストロークだけ後退させる
と、積荷10が定ストロークだけ後方Yに移動する。こ
の後退移動の繰り返しで、床面2の最奥の積荷10が定
ストロークずつ後方Yに間欠送りされて、最終的に床面
2の後端の出入口5から排出される。
【0006】以上のような床面搬送装置は、床面全体が
稼働するので荷台スペースが大きくとれ、一度に大量の
積荷の搬送が可能である。また、積荷は箱物やパレット
物、袋物の他、土砂や砂利、木屑等の不定形な粉粒状物
も可能である。ところが、積荷が粉粒状物の場合には次
なる問題点が指摘されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7の床面搬送装置に
よって図9及び図10のように粉粒状物をY方向すなわ
ち排出方向に搬送する場合、床面2で搬送される粉粒状
物が例えば大量の土砂9で、この土砂9を荷台3の奥側
から出入口5側へと後方Yに搬送する場合、まず、図9
(A)に示すように後退位置にある第1グループの床部
材1aを前方Xに移動させる。このとき、土砂9の山全
体は静止した状態にあるが、前進移動する第1グループ
の床部材1a上の土砂の最下層に在る土砂9’が床部材
1aの上面に層状に付着したまま床部材1aと共に前進
移動する。次に、図示しないが第2グループと第3グル
ープの床部材1b、1cを順に前方Xに移動させた時
も、床部材1b、1cの上面に層状に土砂9’が残る。
次に、前進位置に揃った全グループの床部材1a〜1c
を同時に定ストロークだけ後方Yに移動させると、図9
(B)に示すように土砂9の山全体が定ストロークだけ
後方Yに移動する。この後退移動の繰り返しで、土砂9
の山全体が定ストロークずつ後方Yに間欠送りされて、
図9(C)に示すように荷台3の出入口5から順に排出
される。
【0008】図10に示すように、土砂9の山全体が床
面2上を後方Yに定ストロークずつ間欠送りされる度
に、床面2上に残る土砂9’の面積が広がる。床面2の
奥側の土砂9の山全体が後方Yに送られて排出された段
階においては、床面2のほぼ全域が層状に残った土砂
9’で占められることがある。このように床面2上に層
状に土砂9’が残ると、同じ床面2に再度同種の土砂を
積込み搬送する場合は、積載量が多少犠牲になる点を除
けば格別問題はないが、別種の粉粒状物や箱物等の積荷
を積込む場合は、床面2上の土砂9’が邪魔になるので
これをきれいに除去する必要がある。
【0009】そこで、積荷の種別変更の際に、床面上に
残った土砂等の粉粒状物を箒で掃くなどして人手で取り
除くようにしている。しかし、この土砂等の粉粒状物除
去作業は、大型トラックやトレーラのような前後長が1
0mを超える長い荷台の床面においては、床面に残る土
砂等の粉粒状物の合計量が多くなり、これを手作業で除
去するのはかなりの労力と時間を要し積荷搬送の作業性
を悪くしていた。また、床面に残る粉粒状物が砂利のよ
うな場合においては、スコップ等の土工具で除去可能で
あるが、この作業時に土工具で床面、床部材が傷付けら
れることがあって、作業に注意を要した。
【0010】本発明の目的は、積荷が粉粒状物であって
もこれらを床面にできるだけ残さない床面搬送方法と、
この搬送方法を簡易に実施する床面搬送装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、略水平な
前後方向に延在して同前後方向に定ストローク往復運動
可能な床部材の複数本を同一面上で並列に配置して各床
部材の上面で床面を形成し、この床面上に載せた積荷を
各床部材の前後運動の方向と順番を制御することで床面
上を間欠送りするようにした床面搬送方法において、床
面に部分的にシートを敷設し、このシートの荷積込移動
方向側端部を除くシート上とこのシート上から荷排出移
動方向側に連続する床面上に積荷を載せて、各床部材の
前後運動でシートと積荷を間欠送りすることにより、上
記目的を達成するものである。
【0012】また、本発明装置は、略水平な前後方向に
延在して同前後方向に定ストローク往復運動可能な床部
材の複数本を同一面上で並列に配置して各床部材の上面
で床面を形成し、この床面上に載せた積荷を各床部材の
前後運動の方向と順番を制御することで床面上を間欠送
りするようにした床面搬送装置において、床面に敷設さ
れたシートと、このシートを荷積込移動方向側に引き寄
せるシート回収手段を付設したことを特徴とするもので
ある。
【0013】ここで、シートはビニールシート等の薄い
もので、床面の幅と同程度の幅のものが床面の任意の部
所に敷設される。床面の前方部に敷設されたシート上に
積み込まれた積荷例えば土砂を、床面の後方すなわち荷
排出移動方向に搬送するように床部材を前後運動させる
とき、シートが土砂の積載重量でもって床部材の上面に
密着しているから、床部材が前方に移動する際にシート
の後方端と床部材の上面との間に土砂が入らず、従って
床部材上に土砂の層を残さないでシートと土砂が共に荷
排出移動方向に移動する。このような土砂の移動では、
床面の土砂が移動した跡の面に土砂が残らず、仮に床面
に土砂が残るとしても掃除が簡単に行える程度のごく少
量である。
【0014】また、シートを床面の荷積込移動方向側に
引き寄せるシート回収手段は、シートを引っ張るロープ
等であり、このロープを例えば床面の前端側からシート
へと延ばし、床面の前端側でウィンチ等で自動巻取りで
きるようにしておくと、積荷と共に床面の後方まで移動
したシートを床面の前方へと自動的に引き寄せる等する
ことができて、シートの床面からの落下防止や、積荷の
種類に応じたシートの利用の有無操作が簡単にできるよ
うになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法と装置の実施形
態を図1乃至図5を参照して説明する。尚、図6乃至図
10を含む全図を通じて同一、又は、対応部分には同一
符号が付して説明の重複を避ける。
【0016】図1は、大型トラック11の後部に配設さ
れた前後方向に長い荷台3を示し、この荷台の底には複
数本の床部材1による床面2が形成されている。この床
面2の上には、部分的にシート6が敷設されている。シ
ート6は、望ましくは高耐摩耗性を有するように加工さ
れたビニールシート等の薄い矩形のシートであって、幅
は床面2の幅と同程度か、これよりも若干大き目にし、
前後方向の長さは任意でよいが1m〜数m程度が望まし
い。
【0017】また、床面2上でのシート6の取り扱いを
便利にするため、必要に応じてシート6を床面2の前方
端に引き寄せるシート回収手段7を付設する。シート回
収手段7は、例えばシート6の前端に直結したロープで
あり、このロープ7は荷台3の最前方に在る壁板4の上
部に延びて、壁板4の裏に設置されたウィンチ8で自動
巻取りされる。ウィンチ8がロープ7を巻き取ると、ロ
ープ7が床面2上のシート6を床面2の前方側へ引き寄
せる。図2は、ロープ7でシート6を最前方位置まで引
き寄せたときの状態が示され、このときのシート6は壁
板4から床面2まで垂れ下った状態に保持される。図2
のシート6は、積荷搬送に利用されない保管状態のもの
である。
【0018】床面2に積荷を積み込むとき、積荷が箱物
やパレット物、袋物のようにシート6を必要としないも
のの場合は、シート6が図2の状態に保管されて、床面
2に直に積荷の積み込みが行われる。しかし、積荷が土
砂、砂利、木屑、バルク材のような粉粒状物の場合は、
図1のように床面2の後方部にシート6を敷設して、こ
のシート6の前端部近傍を除き、この前端部近傍から後
方のシート6上と床面2上に粉粒状物が積み込まれる。
このような粉粒状物の積み込みの理由は、図3乃至図5
で説明する粉粒状物排出動作のところで説明する。床面
2の後方部に粉粒状物が積み込まれると、各床部材1が
前後運動して床面2上を粉粒状物とシート6が一体的に
前進移動する。この粉粒状物とシート6を床面2の最前
方位置から後方に後退移動させて荷台3の出入口5から
排出させる動作を図3乃至図5に基づき説明する。
【0019】図3(A)は、床面2の最前方位置にシー
ト6と粉粒状物、例えば土砂9が移動した状態が示され
る。土砂9はシート6の前端部を除くシート6の中央部
と後端部、この後端部から後方Yの床面2上に山積みさ
れている。この状態で土砂9を排出する動作が開始され
る。まず、例えば図3(B)に示すように、第1グルー
プの床部材1aが定ストロークだけ前進移動する。この
第1グループの床部材1aの前進前と前進後の状態を図
5(A)と(B)に示すと、シート6と土砂9が動かず
に床部材1aだけが前進移動する。このときに床部材1
a上の土砂9の最下層のものが図5(B)矢印pのシー
ト後方端からシート6と床部材1aの間に侵入しようと
するが、シート6がその真上の土砂の積載重量で床部材
1aに押付けられて、シート後方端が床部材1aに密着
した状態にあるので、シート6の下に土砂9が侵入しな
い。
【0020】第1グループの床部材1aが前進移動する
と、次に図3(C)に示すように、第2グループの床部
材1bが前進移動し、最後に図3(D)に示すように第
3グループの床部材1cが前進移動する。この各床部材
1b、1cの前進移動時もシート6と土砂9が静止状態
にあり、シート6の後方端と各床部材1b、1cの間に
土砂が侵入しない。全ての床部材1が前進移動した後、
図3(E)に示すように全ての床部材1が後方Yに定ス
トロークだけ移動して、シート6と土砂9の山全体が後
方Yに定ストロークだけ移動する。この段階で図5
(A)と図5(C)から分かるように、床面2に対して
シート6と土砂9の山が定ストロークだけ後方に相対移
動し、床面2のシート6が移動した跡の面には土砂が残
らない。つまり、図5(B)の段階でシート6の下に土
砂9が侵入せず、換言するとシート6の後方端が床面2
を掃除するようにして床面2上を後方Yに相対移動する
ことになって、床面2のシート6が移動した跡面に土砂
が残らない。このように床面2のシート通過面に土砂が
残らないように、シート6の前端部を除いてシート6上
とその後方の床面2上に土砂9が山積みされる。
【0021】図4(A)は、図3(E)のシート6と土
砂9を更に後方Yに間欠送りするために、第1グループ
の床部材1aを再度前進移動させた状態が示される。図
4(B)は、全ての床部材1a、1b、1cを前進移動
させてから同時に後退移動させて、シート6と土砂9を
後方Yに間欠送りした状態が示される。このように床面
2の後方Yへとシート6と土砂9を間欠送りすると、荷
台3の出入口5に達した土砂9から順番に荷台3の外に
排出される。図4(C)と図5(D)はシート6の後方
端が出入口5に達した状態が示され、この状態から図4
(D)と図5(E)に示すようにシート6が出入口から
前端部を残して垂れ下るところまでシート6の後方送り
が行われて、土砂9の排出が終了する。
【0022】シート6が床面2の前方部から後方部まで
移動する間、シート6は床面2への土砂の付着を防止す
るため床面2に土砂が残らず、積荷の品種が変わっても
床面2を掃除する必要が無くなる。ただし、床面2に積
み込まれる土砂9の量が少なくてシート6に加わる土砂
9の積載重量でシート6を床面2に十分に密着させるこ
とがでいないような場合は、シート6の下に土砂9の中
の細かい砂が侵入して、この砂が床面2上に残ることが
ある。しかし、このようなシート6の下を潜って床面2
に残る砂は微小であり、かつ、少量であるので、人手で
取り除くとしても簡単、迅速に行えて、作業的に何ら問
題は無い。
【0023】図4(D)の段階で土砂排出が終了する
が、このときシート6が土砂9と共に排出され落下する
と、後のシート回収作業が面倒となるので、シート6に
ロープ7を直結してシート6が床面2の最後方位置まで
移動すると、ロープ7で後方移動を停止させてシート6
が床面2から落下しないようにする。また、床面2に新
しい土砂を再度積み込むときは、ウィンチ8でロープ7
を所望長さだけ巻き取って、シート6を床面2の適当な
位置まで移動させる。また、床面2に粉粒状物以外の箱
物等の積荷、つまり、床面2から排出しても床面2に付
着物が残る心配の無い積荷を積み込む場合は、ウィンチ
8でロープ7を最大長さまで巻き取ってシート6を図2
の状態にすればよい。このようにシート6の前後動作を
ロープ7とウィンチ8で行うことで、シート6の床面2
上での上記機能が安定して発揮され、シート6の取り扱
いが便利になる。
【0024】
【発明の効果】本発明方法によれば、前後運動する床部
材で形成された床面に土砂等の粉粒状物を積み込んで前
後に搬送する場合、床面に敷設されたシートの粉粒状物
搬送方向と反対側の端部を除くシート上と床面に粉粒状
物を載せて搬送するようにすることで、床面上をシート
と粉粒状物が一体となって移動して床面上に砂等の粉粒
状物が残らず、従って、床面から粉粒状物の排出後の床
面の掃除の手間が省かれて、ユーザにとって使い勝手の
良い床面搬送装置が提供できる。
【0025】本発明装置によれば、床面に敷設されたシ
ートが積荷と共に床面から排出されるのをシート回収手
段で防止したり、シート回収手段でシートを床面の任意
の位置まで移動させたりすることができて、シートの取
り扱いが簡便な床面搬送装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の具体的実施装置例を示す床面搬送
装置の斜視図である。
【図2】図1の床面搬送装置を後方から見た部分的な拡
大斜視図である。
【図3】(A)〜(E)は図1の床面搬送装置による土
砂類の排出動作を説明するための床部材の各動作状態で
の概略を示す平面図である。
【図4】(A)〜(D)は図3から続く床部材の各動作
状態での概略を示す平面図である。
【図5】(A)〜(E)は図3と図4の床部材の各動作
状態での側面図である。
【図6】従来の床面搬送装置の斜視図である。
【図7】図6の床面搬送装置の概略を示す床面の平面図
である。
【図8】(A)〜(E)は図7の床面の床部材の各動作
状態での概略を示す平面図である。
【図9】(A)〜(C)は図7の床面の床部材で粉粒状
物を排出するときの床部材の各動作状態での概略を示す
平面図である。
【図10】図9の床部材の各動作状態での部分拡大側面
図である。
【符号の説明】
1 床部材 2 床面 3 荷台 6 シート 7 シート回収手段(ロープ) 9 積荷(粉粒状物、土砂)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平な前後方向に延在して同前後方向
    に定ストローク往復運動可能な床部材の複数本を同一面
    上で並列に配置して各床部材の上面で床面を形成し、こ
    の床面上に載せた積荷を各床部材の前後運動の方向と順
    番を制御することで床面上を間欠送りするようにした床
    面搬送方法において、 上記床面にシートを敷設し、このシートの荷積込移動方
    向側端部を除くシート上とこのシート上から荷排出移動
    方向側に連続する床面上に積荷を載せて、各床部材の前
    後運動でシートと積荷を間欠送りすることを特徴とする
    床面搬送方法。
  2. 【請求項2】 略水平な前後方向に延在して同前後方向
    に定ストローク往復運動可能な床部材の複数本を同一面
    上で並列に配置して各床部材の上面で床面を形成し、こ
    の床面上に載せた積荷を各床部材の前後運動の方向と順
    番を制御することで床面上を間欠送りするようにした床
    面搬送装置において、 上記床面に敷設されたシートと、このシートを荷積込移
    動方向側に引き寄せるシート回収手段を付設したことを
    特徴とする床面搬送装置。
JP9925597A 1997-04-16 1997-04-16 床面搬送方法及び床面搬送装置 Withdrawn JPH10291622A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1623871A1 (en) * 2004-08-05 2006-02-08 Kirk A. Simrin Cleanout cover system for unloading particulate material from reciprocating floor assemblies
EP1505012A3 (en) * 2003-08-07 2007-01-03 Kirk A. Simrin Cleanout cover system for unloading particulate material from reciprocating floor assemblies
JP2020082746A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 新明和工業株式会社 貨物車両の荷台

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