JPH10291425A - 四輪駆動車の駆動装置 - Google Patents

四輪駆動車の駆動装置

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JPH10291425A
JPH10291425A JP10416097A JP10416097A JPH10291425A JP H10291425 A JPH10291425 A JP H10291425A JP 10416097 A JP10416097 A JP 10416097A JP 10416097 A JP10416097 A JP 10416097A JP H10291425 A JPH10291425 A JP H10291425A
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JP
Japan
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lubricating oil
ring gear
transfer case
case
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10416097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Motoike
一利 本池
Yasuyuki Iida
康之 飯田
Ikutomo Tsuchiya
郁智 土屋
Yasuo Tanaka
安雄 田中
Satoshi Ashida
敏 芦田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP10416097A priority Critical patent/JPH10291425A/ja
Publication of JPH10291425A publication Critical patent/JPH10291425A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両走行状態において円筒状の回転軸の内部
に潤滑油を好適に供給できる四輪駆動車の駆動装置を提
供する。 【解決手段】 リングギヤマウントケース150の回転
に伴ってリングギヤ148により掻き上げられた潤滑油
が、トランスファケース134に形成された貫通穴23
8、環状のスペーサ196に設けられた切口220等を
通して、また、上記環状のスペーサ196の上側に設け
られた切欠溝222を通して、それぞれ上記環状のスペ
ーサ196の内部に供給され、その環状のスペーサ19
6の内部に連通する上記リングギヤマウントケース15
0の内部に供給されることになるので、潤滑油を供給す
べき状態すなわち上記リングギヤマウントケース150
が回転する車両走行状態において潤滑油を上記リングギ
ヤマウントケース150の内部に好適に供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの出力を前輪
および後輪の車軸にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動
装置の潤滑に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの出力を前輪および後輪の車軸
にそれぞれ伝達する四輪駆動車の駆動装置が従来より知
られている。例えば、図9に示す装置はその一例であ
り、トヨタ自動車株式会社サービス部より1990年8
月31日に発行された「トヨタスターレット新型車解説
書」に記載されたものと同様のものである。図9に示す
駆動装置10は、トランスアクスル12およびトランス
ファ14を含んでいる。トランスアクスル12は、図示
しない横置きエンジンに連結される入力軸16とその入
力軸16と平行な出力軸18とを有する平行2軸式の手
動変速装置20と、出力軸18の回転力の一部を左右の
車軸22および24を介して左右の前輪へ伝達する前輪
デファレンシャルギヤ装置26とをトランスアクスルケ
ース28内に収容して図示しないエンジンブロックに連
結される。
【0003】上記トランスファ14は、横置きエンジン
の出力を後輪に伝達するものであり、一端部が手動変速
装置20の出力軸18に作動的に連結され且つ拡径部2
9の外周上にリングギヤ30が一体的に取り付けられた
円筒状のリングギヤマウントケース32と、車両前方側
の端部に上記リングギヤ30と噛み合うピニオンギヤ3
4が形成され且つ車両後方側の端部に図示しないプロペ
ラシャフトとの連結部36が形成されたピニオンギヤ部
材38と、上記リングギヤマウントケース32およびピ
ニオンギヤ部材38を共に収容してそれらを中心軸まわ
りの回転可能に支持するとともに上記トランスアクスル
ケース28に連結されるトランスファケース40とを備
えたものであり、さらに上記一方の車軸が、上記リング
ギヤマウントケース32を同心に貫通させられた状態で
配置されたものである。
【0004】上記リングギヤマウントケース32の一方
の端部44は、上記車軸24とともにころがり軸受46
により上記トランスファケース40に回転可能に支持さ
れており、他方の端部48は、ころがり軸受50により
上記トランスファケース40に回転可能に支持されると
ともに、その他方の端部48の内周面は上記前輪デファ
レンシャルギヤ装置26のデファレンシャルケース52
の右前輪側に一体的に設けられた円筒状部材54の外周
面とスプライン嵌合されている。
【0005】上記トランスアクスルケース28および上
記トランスファケース40に形成された貫通穴と上記円
筒状部材54の外周面との間には、オイルシール58お
よび60がそれぞれ配設され、また、上記車軸24のト
ランスアクスル12側の端部62の外周面と上記円筒状
部材54の内周面との間の円筒状の空間には、オイルシ
ール64および66が配設されており、上記トランスア
クスル12内に封入される比較的粘性が低い潤滑油と上
記トランスファ14内に封入される比較的粘性が高い潤
滑油とが、上記オイルシール64および66によって相
互に隔絶されている。
【0006】ところで、上記オイルシール58、60、
64および66は、摺動摩擦による劣化を抑制するため
に潤滑される必要があるので、上記オイルシール58お
よび上記オイルシール64は上記トランスアクスル12
内の潤滑油に容易に潤滑される位置に配設され、上記オ
イルシール60はトランスファ14内の潤滑油に容易に
潤滑される位置に配設されていた。また、上記オイルシ
ール66は、上記リングギヤマウントケース32の両端
部44、48よりも外径が大きくされた前記拡径部29
の外周壁を貫通して設けられた開口70を通ってリング
ギヤマウントケース32の内部に供給され且つ上記円筒
状部材54と上記車軸24との間の円筒状の空間を通っ
てオイルシール66に至る潤滑油によって潤滑されるよ
うになっていた。
【0007】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、上記従来のト
ランスファ14においては、潤滑油を上記リングギヤマ
ウントケース32の内部に供給するための上記開口70
が上記リングギヤマウントケース32の拡径部29に設
けられていたので、本来潤滑油がより好適に供給される
べき状態すなわちリングギヤマウントケース32が回転
する車両走行状態において、遠心力によってリングギヤ
マウントケース32の内部に潤滑油が供給されにくくな
るという欠点があった。
【0008】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、車両走行状態
において円筒状の回転軸の内部に潤滑油を好適に供給で
きる四輪駆動車の駆動装置を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、トランスアクスルに
取り付けられたトランスファケース内に両端部において
ころがり軸受を介して回転可能に支持されるとともに該
トランスファケース内に封入された潤滑油が内部に供給
される円筒状の回転軸と、該円筒状の回転軸の中間部の
外周上に同心に且つ一体的に設けられるとともに前記ト
ランスファケース内に封入された潤滑油を掻き上げる環
状のギヤ部材とを含む四輪駆動車の駆動装置において、
(a) 略半径方向に貫通して設けられた油路を備え、前記
ころがり軸受の外周輪にその軸心方向に当接し且つ内部
が前記円筒状の回転軸の内部と連通する環状部材と、
(b)前記ギヤ部材により掻き上げられた潤滑油を前記環
状部材の外側から前記油路内に導入することによって前
記環状部材の内側に連通する前記円筒状の回転軸の内部
に潤滑油を供給する潤滑油流入装置とを含むようにする
ことにある。
【0010】
【発明の効果】このようにすれば、上記円筒状の回転軸
の回転に伴って上記ギヤ部材により掻き上げられた潤滑
油が上記潤滑油流入装置によって上記環状部材に設けら
れた油路内にその環状部材の外側から導入され、上記環
状部材の内部を経てその環状部材の内部に連通する上記
円筒状の回転軸の内部に供給されるので、潤滑油を供給
すべき状態すなわち上記円筒状の回転軸が回転する車両
走行状態において潤滑油を円筒状の回転軸の内部に好適
に供給できる。
【0011】
【発明の他の態様】ここで、好適には、上記環状部材
は、その上下方向の中間部において略水平方向に貫通し
て設けられた中間部油路を備え、上記潤滑油流入装置
は、トランスファケースの内側に形成され、上記ギヤ部
材により掻き上げられた後に落下する潤滑油を受ける略
水平な油受面と、一方の開口が上記中間部油路に上記環
状部材の外側から連通する位置に他方の開口が上記油受
面の近傍に開口するようにトランスファケース内に略水
平方向に設けられた潤滑油流入路とを含むようにされ
る。このようにすれば、上記潤滑油流入路内を通って上
記中間部油路内に導入される潤滑油の掻き上げられる高
さは上記油受面の近傍の高さすなわち上記環状部材の上
下方向の中間部の高さと同じ程度でよいので、上記円筒
状の回転軸の回転速度が比較的低速である場合すなわち
車両走行速度が比較的低い場合においてもオイルポンプ
等の装置を用いることなく上記円筒状の回転軸の内部に
潤滑油を好適に供給できる利点がある。
【0012】また、好適には、上記環状部材は、その上
部において略鉛直方向に貫通して設けられた上部油路を
備え、上記潤滑油流入装置は、上記上部油路の略上方の
トランスファケースの内側に設けられ、上記ギヤ部材に
より掻き上げられた潤滑油の流れを上記環状部材の上方
位置で遮ることにより潤滑油を上記上部油路内に上側か
ら流入させる潤滑油流入案内面を含むようにされる。こ
のようにすれば、上記ギヤ部材により掻き上げられた潤
滑油の流れが上記潤滑油流入案内面によって上記上部油
路の略上方において遮られて潤滑油が下方に落とされる
ことにより上記上部油路内に導入されることから、上記
円筒状の回転軸の回転速度が比較的高い状態すなわち車
両の走行速度が高い状態で上記ギヤ部材により掻き上げ
られた潤滑油が上記上部油路よりも上側を流れる場合に
おいても上記円筒状の回転軸の内部に潤滑油を好適に供
給できる利点がある。
【0013】また、好適には、上記環状部材は、上記円
筒状の回転軸を支持する前記軸受の一方と上記トランス
ファケースとの間に上記円筒状の回転軸と略同心に嵌め
入れられることにより上記一方の軸受の外周を上記トラ
ンスファケースとの間に挟持する固定部材によって上記
トランスファケースと上記一方の軸受との間から脱け出
ることが禁止されるとともにその上部に上記上部油路が
設けられたものであり、上記上部油路の上側には上記ト
ランスファケースに設けられた開口部を塞ぐトランスフ
ァケースカバーの内面が設けられるようにされる。この
ようにすれば、上記ギヤ部材により掻き上げられた潤滑
油が上記トランスファケースカバーの内面によりその流
れが遮られて上記上部油路内に流入させられるので、上
記環状部材の内部を通して上記円筒状の回転軸の内部に
潤滑油を好適に供給できる利点がある。
【0014】また、好適には、前記四輪駆動車の駆動装
置は、前記円筒状の回転軸と同心に配設され且つ一方の
端部が上記円筒状の回転軸の上記一方の軸受により支持
された端部側から上記トランスファケースの外部へ突出
するとともに他方の端部が前記トランスアクスル内に到
達する車軸と、前記トランスアクスル内において上記車
軸と同心であって上記車軸の外周に配設され且つ上記ト
ランスアクスルから上記トランスファケース内へ突き出
した端部が上記円筒状の回転軸の上記トランスアクスル
側の端部と相対回転不能に嵌合された円筒状部材と、そ
の円筒状部材の内周面と上記円筒状部材内を縦通する上
記車軸の他方の端部の外周面との間に配設され、上記ト
ランスファケース内に封入された潤滑油と上記トランス
アクスル内に封入された潤滑油とを封止して相互を隔絶
するオイルシールと、上記円筒状の回転軸の内周面と上
記車軸の外周面との間に設けられ、前記潤滑油流入装置
によって上記円筒状の回転軸の上記一方の軸受により支
持された端部側から上記円筒状の回転軸の内部に供給さ
れた潤滑油を上記円筒状の回転軸の上記トランスアクス
ル側の端部側から上記円筒状の回転軸の外部へ移送させ
る潤滑油路とを含むようにされる。このようにすれば、
前記潤滑油流入装置によって上記円筒状の回転軸の内部
に上記一方の軸受側から供給された潤滑油が、上記潤滑
油路を通して上記トランスアクスル側の端部側から上記
円筒状の回転軸の外部へ移送させられるので、上記円筒
状の回転軸の上記トランスアクスル側の外部に配設され
た上記オイルシールを好適に潤滑できるという利点があ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本実施例の駆動装置1
00の図4に示すI−I視断面図であり、図2は上記駆
動装置100のトランスファ104を拡大して示す図で
ある。また、図3は、車両前方から見たトランスファケ
ース134およびトランスファケースカバー136を示
し、図4は、車両左側から見たトランスファケース13
4、トランスファケースカバー136およびエクステン
ションハウジング130を示すものである。また、図5
は、図2におけるJ−J視断面図であり、軸受キャップ
190、スペーサ190およびトランスファケース13
4のみを示したものである。
【0016】本実施例の駆動装置100は、図1に示す
ように、トランスアクスル102と、トランスファ10
4とを含んでおり、原動機たる横置きエンジンの出力を
前輪および後輪の車軸にそれぞれ伝達するものである。
【0017】上記トランスアクスル102は、上記横置
きエンジンに図示しないクラッチを介して作動的に連結
される入力軸106とその入力軸106と平行な出力軸
108とを有する平行2軸式の手動変速装置110と、
上記出力軸108の回転力の一部を左右の車軸112お
よび114を介して左右の前輪へ伝達する差動装置たる
前輪デファレンシャルギヤ装置116とをトランスアク
スルケース118内に収容し、図2にも示すようにその
トランスアクスル118の組合せ面120において上記
横置きエンジンのエンジンブロック122に連結され
る。
【0018】上記トランスファ104は、上記横置きエ
ンジンの出力を後輪に伝達するものであり、トランス
アクスルケース118の組合せ面126に密着させられ
る組合せ面128を備えて上記トランスアクスル102
の車両右方側に接続されるとともに、車両後方側に車両
前後方向に延びる貫通穴を有する長手状のエクステンシ
ョンハウジング130が取り付けられ、且つ車両前方側
へ開く開口部132を有するトランスファケース134
と、そのトランスファケース134の開口部132の
周囲に形成された組合せ面138に密着させられること
によりその開口部132を塞ぐトランスファケースカバ
ー136と、一方の端部140および他方の端部14
2においてころがり軸受144および146を介して上
記トランスファケース134に回転可能に支持された概
して円筒状のリングギヤマウントケース150と、この
リングギヤマウントケース150の軸方向の中間部外周
にボルトにより固定されたハイポイドギヤであるリング
ギヤ148とを含む第1ギヤ部材152と、車両前方
側の一方の端部に上記リングギヤ148と噛み合わされ
るハイポイドギヤであるピニオンギヤ154が形成され
るとともに、車両後方側の他方の端部156が、図示し
ないプロペラシャフトと連結させられる継手部材158
とスプライン嵌合させられた第2ギヤ部材160とを含
むものである。
【0019】上記第2ギヤ部材160は、車両前方側す
なわちリングギヤ148側の端部の2箇所において2つ
のころがり軸受164および166を介して回転可能に
支持されて上記トランスファケース134内に装着され
るとともに、車両後方側の端部156が継手部材158
およびすべり軸受168を介して上記エクステンション
ハウジング130に支持されている。なお、上記ころが
り軸受144、146、164および166は、外輪と
それ以外の部分とが分離可能な円すいころ軸受である。
【0020】前記右前輪の車軸114は、その右前輪側
の一方の端部172が車軸用軸受たるころがり軸受17
4を介して上記トランスファケース134に回転可能な
状態で支持されるとともに、前記トランスアクスル10
2側の他方の端部176が車軸用軸受たるころがり軸受
178を介して前記前輪デファレンシャルギヤ装置11
6のデファレンシャルケース186(図1参照)の車両
右側に一体的に設けられた円筒状部材188の内周面に
相対回転可能に支持されている。
【0021】上記リングギヤマウントケース150の他
方の端部142は、前記ころがり軸受146が嵌め着け
られている位置よりも先端側の外周面において、上記円
筒状部材188の先端部の内周面とスプライン嵌合させ
られている。このスプライン嵌合により、前記横置きエ
ンジンの出力が、上記前輪デファレンシャルギヤ装置1
16のデファレンシャルケース186、第1ギヤ部材1
52、第2ギヤ部材160、継手部材158、図示しな
いプロペラシャフト、前輪と後輪との回転数の違いを許
容する差動装置としての図示しないビスカスカップリン
グ、図示しない後輪デファレンシャルギヤ装置等を介し
て後輪にも伝達される。
【0022】上記リングギヤマウントケース150の一
方の端部140に嵌め着けられたころがり軸受144
は、上記トランスファケース134に上記開口部132
を通して車両前方側から取り付けられる固定部材すなわ
ち軸受キャップ190とトランスファケース134との
間に挟持されている。上記トランスファケース134に
ころがり軸受144に向かって形成された円環状の受面
194と上記ころがり軸受144の外輪との間には、上
記受面194側に環状部材としてのスペーサ196が、
上記ころがり軸受144側にシム198がそれぞれ嵌め
入れられている。この結果、上記スペーサ196は、上
記シム198を介して上記ころがり軸受144の外周輪
にその軸心方向に当接させられている。上記リングギヤ
マウントケース150の他方の端部142に嵌め着けら
れたころがり軸受146は、上記トランスファケース1
34の前記トランスアクスル102側に設けられた段付
穴200内に、環状のシム202とともに嵌め入れられ
ている。上記シム202の厚さを設定することにより、
前記リングギヤ148と前記ピニオンギヤ154との噛
み合いの位置が適正に調整される。また、上記環状のス
ペーサ196およびシム198の厚さを設定することに
より、上記2つのころがり軸受144および146の予
圧が適正に調整される。
【0023】上記軸受キャップ190は、図5に示すよ
うに、前記組合せ面138と平行に上記トランスファケ
ース134の内部に形成された取付面208に2本のボ
ルト210によって取り付けられるとともに、上記ころ
がり軸受144の外周面と略同じ曲率の円筒状の内周面
の一部を形成する凹曲面212が形成されたものであ
る。上記トランスファケース134には、上記凹曲面2
12と対を成し、凹曲面212とともに上記ころがり軸
受144の外周面と略同じ曲率の円筒の内周面を構成す
る凹曲面214が形成されている。これらの凹曲面21
2および214により構成される円筒の内周面によっ
て、上記ころがり軸受144が上記軸受キャップ190
が上記トランスファケース134に取り付けられること
によりトランスファケース134に強固に固定される。
上記環状のスペーサ196およびシム198の外径は、
上記ころがり軸受144の外径よりもわずかに小さくさ
れており、ころがり軸受144が軸受キャップ190と
トランスファケース134との間で挟まれて強固に固定
されることが環状のスペーサ196およびシム198に
よって妨げられることはない。
【0024】上記環状のスペーサ196は、図6の
(a)正面図、(b)左側面図、(c)右側面図および
(d)背面図に詳しく示すように、周方向の一部が除か
れたことにより略半径方向に形成された油路ないし中間
部油路としての切口220と、一方の端面に略半径方向
に形成された油路ないし上部油路としての切欠溝222
とが設けられ、且つ外周面の2箇所に位置決め用の突起
224および226が設けられており、図5に示すよう
に上記突起224および226が軸受キャップ190の
取付面208側に形成された切欠230および232に
それぞれ嵌め入れられた状態で、上記軸受キャップ19
0の凹曲面212とトランスファケース134の凹曲面
214との間に嵌め入れられている。この状態で、上記
切口220は、図5のK−K視断面図である図7および
図5の車両前方視を示す図である図8にも示すように、
上記トランスファケース134に形成された油受面とし
ての平坦部236の近傍と上記凹曲面214とにおいて
開口する貫通穴238と連通させられるので、上記平坦
部236の近傍と上記環状のスペーサ196の内周側の
空間とが連通させられている。また、上記切欠溝222
は、図8にも示すように、車両上方において上記軸受キ
ャップ190の切欠230の近傍において開口させられ
ており、上記切欠230近傍と上記環状のスペーサ19
6の内周側の空間とが連通させられている。
【0025】上記トランスファケース134の内部に
は、リングギヤ148とピニオンギヤ154との噛み合
い部分、前記ころがり軸受142、144、164、1
66、前記すべり軸受168等を潤滑するための潤滑油
が、車両静止状態におけるその潤滑油の油面の高さが、
図5に二点鎖線で示した位置となるように封入されてい
る。なお、上記潤滑油が上記トランスファケース134
の外部に漏れ出ることを防止するため、図2に示すよう
に、オイルシール242、244および246がトラン
スファケース134に取り付けられている。また、オイ
ルシール248および249によって前記トランスアク
スルケース118と上記トランスファケース134との
内部に封入される潤滑油が互いに混ざり合うことがない
ようにされている。上記トランスファケース134に封
入される潤滑油が、ハイポイドギヤである上記リングギ
ヤ148とピニオンギヤ154とを好適に潤滑するよう
適合されているのに対して、トランスアクスルケース1
18に封入される潤滑油はトランスアクスル102に適
合したものが使用されるため、これら種類が異なる2種
類の潤滑油が互いに混ざり合わないようにするためであ
る。
【0026】上記オイルシール242、244、24
6、248および249は、その摩擦部分に油膜を形成
する必要があるため、上記ハイポイドギヤ等と同様に潤
滑油が供給される必要がある。上記オイルシール24
2、244、246は、上記第1ギヤ部材152や第2
ギヤ部材160が回転すれば、それらの全体に潤滑油が
十分に行き渡りやすい位置に配設されている。また、上
記オイルシール249は、上記トランスアクスルケース
118内に封入された潤滑油が行き渡りやすい位置に配
設されている。一方、オイルシール248に潤滑油が十
分に供給されるためには、前記リングギヤマウントケー
ス150の内周面と前記車軸114の外周面との間に形
成された略円筒状の潤滑油路250を潤滑油が通る必要
があるが、この潤滑油路250は上記リングギヤマウン
トケース150の前記他方の端部142の内周面と上記
車軸114の外周面との間の薄い隙間を含むので、潤滑
油が上記オイルシール248に好適に供給されない恐れ
がある。
【0027】そこで、上記リングギヤマウントケース1
50の他方の端部142側の内周面には、他方の端部1
42の先端側に向かうほど内径が大きくなるテーパ面2
52と潤滑油をオイルシール248へ向かって移動させ
るためのそのテーパ面252に形成された雌ねじ(ねじ
溝が浅いため図示されない)とが設けられている。この
テーパ面252および雌ねじによって、前記第1ギヤ部
材152が高速で回転させられるほど、潤滑油がリング
ギヤマウントケース150と上記車軸114との間の隙
間すなわち上記潤滑油路250を通して上記オイルシー
ル248に好適に供給されるようになっている。本実施
例の第1ギヤ部材152は、車両前進状態において図5
に矢印で示した向きに回転するので、上記リングギヤマ
ウントケース150の内周面に形成される雌ねじは左ね
じである。
【0028】上記トランスファケース134に封入され
る潤滑油は、車両前進状態では上記第1ギヤ部材152
により図5の矢印の方向に掻き上げられ、その一部が上
記平坦部236の上にも到達して、上記平坦部236の
近傍に開口する前記貫通穴238、前記環状のスペーサ
196の切口220、上記環状のスペーサ196の内周
側の空間等から成る経路を通って上記環状のスペーサ1
96の外側から上記リングギヤマウントケース150の
内部に供給される。したがって、車両の前進走行によ
り、上記リングギヤマウントケース150内には所定量
の潤滑油が常時貯留される。つまり、車両前進状態が継
続されるほど、上記リングギヤマウントケース150内
に潤滑油が供給されるので、リングギヤマウントケース
150と上記車軸114との間の隙間を通して、潤滑油
が上記オイルシール248に十分に供給されるようにな
っている。
【0029】また、前進状態における車両の走行速度が
比較的大きい状態すなわち前記オイルシール248等の
潤滑がより好適に成されるべき状態においては、上記第
1ギヤ部材152により図5の矢印の方向に掻き上げら
れた潤滑油が上記平坦部236よりも高く掻き上げられ
て前記軸受キャップ190の上方に達して潤滑油流入案
内面としての前記トランスファケースカバー136の上
側の内面に衝突させられると、図8に矢印で示したよう
に、上記軸受キャップ190の上側と上記トランスファ
ケース134との間に形成される間隙256、上記切欠
溝222、上記環状のスペーサ196の内周側の空間等
から成る経路からも上記リングギヤマウントケース15
0の内部に供給される。このように、本実施例の駆動装
置100は、上記トランスファケース134に形成され
た上記平坦部236および上記貫通穴238により構成
される潤滑油流入装置270と、上記軸受キャップ19
0の上側の面、上記トランスファケース134の内面お
よび上記トランスファケースカバー136の上側の内面
により構成される潤滑油流入装置272との二つの潤滑
油流入装置を含んでいる。
【0030】以上のように構成されたトランスファ10
4は、以下のように組み立てられる。先ず、図2にも示
すように、シム276ところがり軸受164の外輪とが
嵌め入れられたトランスファケース134に、そのころ
がり軸受164の外輪以外の部分が嵌め着けられた第2
ギヤ部材160が、端部156側から開口部132を通
して挿入される。続いて、ころがり軸受166が第2ギ
ヤ部材160に端部156側から嵌め入れられた後に、
締付部材278が第2ギヤ部材160に固定されること
により、第2ギヤ部材160が上記トランスファケース
134に回転可能に装着される。続いて、前記シム20
2およびころがり軸受146の外輪がトランスファケー
ス134に嵌め入れられた後に、そのころがり軸受14
6の外輪以外の部分と前記ころがり軸受144とが嵌め
着けられ且つ上記リングギヤ148が取り付けられた上
記リングギヤマウントケース150すなわち第1ギヤ部
材152が、前記他方の端部142側から開口部132
を通して挿入され、ピニオンギヤ154とリングギヤ1
48とが噛み合わされる。
【0031】つぎに、トランスファケース134の受面
194ところがり軸受144との間に、上記環状のスペ
ーサ196およびシム198が嵌め入れられた状態で、
軸受キャップ190によってころがり軸受144がトラ
ンスファケース134に離脱不能に固定され、その後に
トランスファケースカバー136がトランスファケース
134に取り付けられる。エクステンションハウジング
130は、すべり軸受168およびオイルシール246
が嵌め入れられ、第2ギヤ部材160がトランスファケ
ース134に回転可能に装着された後にトランスファケ
ース134に取り付けられ、続いて継手部材158が第
2ギヤ部材160の端部156に嵌合させられる。
【0032】このように、本実施例の駆動装置100に
おいては、前記リングギヤマウントケース150の回転
に伴って前記リングギヤ148により掻き上げられた潤
滑油が、上記トランスファケース134に形成された前
記平坦部236および上記貫通穴238により上記環状
のスペーサ196に設けられた切口220内にその環状
のスペーサ196の外側から導入され、また、上記軸受
キャップ190の上側の面、上記トランスファケース1
34の内面および上記トランスファケースカバー136
の上側の内面により上記環状のスペーサ196に設けら
れた切欠溝222内に導入されて、それぞれ上記環状の
スペーサ196の内部を経てその環状のスペーサ196
の内部に連通する上記リングギヤマウントケース150
の内部に供給されるので、潤滑油を供給すべき状態すな
わち上記リングギヤマウントケース150が回転する車
両走行状態において潤滑油を上記リングギヤマウントケ
ース150の内部に好適に供給できる。
【0033】また、上記環状のスペーサ196は、その
上下方向の中間部において略水平方向に貫通して設けら
れた上記切口220を備え、上記潤滑油流入装置270
は、トランスファケース134の内側に形成され、上記
リングギヤ148により掻き上げられた後に落下する潤
滑油を受ける略水平な平坦部236と、一方の開口が上
記切口220に上記環状のスペーサ196の外側から連
通する位置に他方の開口が上記平坦部236の近傍に開
口するようにトランスファケース内に略水平方向に設け
られた貫通穴238とを含むようにされている。このた
め、上記貫通穴238内を通って上記切口220内に導
入される潤滑油の掻き上げられる高さは上記平坦部23
6の近傍の高さすなわち上記環状のスペーサ196の上
下方向の中間部の高さ程度でよいので、上記リングギヤ
マウントケース150の回転速度が比較的低速である場
合すなわち車両走行速度が比較的低い場合においてもオ
イルポンプ等の装置を用いることなく上記リングギヤマ
ウントケース150の内部に潤滑油を好適に供給できる
利点がある。
【0034】また、上記環状のスペーサ196は、その
上部において略鉛直方向に貫通して設けられた切欠溝2
22を備え、上記潤滑油流入装置272は、上記切欠溝
222の略上方のトランスファケース134の内側に設
けられ、上記リングギヤ148により掻き上げられた潤
滑油の流れを上記環状のスペーサ196の上方位置で遮
ることにより潤滑油を上記切欠溝222内に上側から流
入させる上記トランスファケースカバー136の上側の
内面を含むように構成されているので、上記リングギヤ
148により掻き上げられた潤滑油の流れが上記トラン
スファケースカバー136の上側の内面によって上記切
欠溝222の略上方において遮られて潤滑油が下方に落
とされることにより上記切欠溝222内に導入されるこ
とから、上記リングギヤマウントケース150の回転速
度が比較的高い状態すなわち車両の走行速度が高い状態
で上記リングギヤ148により掻き上げられた潤滑油が
上記切欠溝222よりも上側を流れる場合においても上
記リングギヤマウントケース150の内部に潤滑油を好
適に供給できる利点がある。
【0035】また、上記環状のスペーサ196は、上記
リングギヤマウントケース150を支持する前記ころが
り軸受144と上記トランスファケース134との間に
上記リングギヤマウントケース150と略同心に嵌め入
れられることにより上記ころがり軸受144の外周を上
記トランスファケース134との間に挟持する前記軸受
キャップ190によって上記トランスファケース134
と上記ころがり軸受144との間から脱け出ることが禁
止されるとともにその上部に上記切欠溝222が設けら
れたものであり、上記切欠溝222の上側には上記トラ
ンスファケース134に設けられた前記開口部132を
塞ぐ前記トランスファケースカバー136の内面が設け
られるようにされる。このようにすれば、上記リングギ
ヤ148により掻き上げられた潤滑油が上記トランスフ
ァケースカバー136の内面によりその流れが遮られて
上記切欠溝222内に流入させられるので、上記環状の
スペーサ196の内部を通して上記リングギヤマウント
ケース150の内部に潤滑油を好適に供給できる利点が
ある。
【0036】また、前記駆動装置100は、上記リング
ギヤマウントケース150と同心に配設され且つ前記一
方の端部172が上記リングギヤマウントケース150
の上記ころがり軸受144により支持された前記一方の
端部140側から上記トランスファケース134の外部
へ突出するとともに前記他方の端部176が前記トラン
スアクスル102内に到達する車軸114と、前記トラ
ンスアクスル102内において上記車軸114と同心で
あって上記車軸114の外周に配設され且つ上記トラン
スアクスル102から上記トランスファケース134内
へ突き出した端部が上記リングギヤマウントケース15
0の前記他方の端部142と相対回転不能に嵌合された
円筒状部材188と、その円筒状部材188の内周面と
上記円筒状部材188内を縦通する上記車軸114の他
方の端部176の外周面との間に配設され、上記トラン
スファケース134内に封入された潤滑油と上記トラン
スアクスル102内に封入された潤滑油とを封止して相
互を隔絶するオイルシール248、249と、上記リン
グギヤマウントケース150の内周面と上記車軸114
の外周面との間に設けられ、前記潤滑油流入装置270
および272によって上記リングギヤマウントケース1
50の上記一方の端部140側から上記リングギヤマウ
ントケース150の内部に供給された潤滑油を上記リン
グギヤマウントケース150の上記他方の端部142側
から上記リングギヤマウントケース150の外部へ移送
させる潤滑油路250とを含んでいる。この結果、上記
潤滑油流入装置270および272によって上記リング
ギヤマウントケース150の内部に上記一方の端部14
0側から供給された潤滑油が、上記潤滑油路250を通
して上記他方の端部142側から上記リングギヤマウン
トケース150の外部へ移送させられるので、上記リン
グギヤマウントケース150の上記トランスアクスル1
02側の外部に配設された上記オイルシール248を好
適に潤滑できるという利点がある。
【0037】なお、本実施例の駆動装置100において
は、上記切欠溝222が上記環状のスペーサ196の上
部の一箇所だけに設けられていたが、上記切欠溝222
と同様の溝を上記環状のスペーサ196の上部に複数設
けて、より多くの潤滑油が上記リングギヤマウントケー
ス150の内部に導入されるようにしてもよい。
【0038】その他、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の駆動装置を示す断面図であ
る。
【図2】図1の駆動装置のトランスファを拡大して示す
図4のI−I視断面図である。
【図3】上記トランスファの車両前方視を示す図であ
る。
【図4】上記トランスファの車両左側方視を示す図であ
る。
【図5】図2のJ−J視断面図である。
【図6】図2に示したスペーサの形状を示す図である。
【図7】図5のK−K視断面図である。
【図8】図5の車両前方視を示す図である。
【図9】従来の駆動装置の一例を示す断面図である。
【符合の説明】
100:駆動装置 102:トランスアクスル 144、146:ころがり軸受 148:リングギヤ(環状のギヤ部材) 150:リングギヤマウントケース(円筒状の回転軸) 196:スペーサ(環状部材) 220:切口(油路) 222:切欠溝(油路) 270、272:潤滑油流入装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 安雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 芦田 敏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスアクスルに取り付けられたトラ
    ンスファケース内に両端部においてころがり軸受を介し
    て回転可能に支持されるとともに該トランスファケース
    内に封入された潤滑油が内部に供給される円筒状の回転
    軸と、該円筒状の回転軸の中間部の外周上に同心に且つ
    一体的に設けられるとともに前記トランスファケース内
    に封入された潤滑油を掻き上げる環状のギヤ部材とを含
    む四輪駆動車の駆動装置において、 略半径方向に貫通して設けられた油路を備え、前記ころ
    がり軸受の外周輪にその軸心方向に当接し且つ内部が前
    記円筒状の回転軸の内部と連通する環状部材と、 前記ギヤ部材により掻き上げられた潤滑油を前記環状部
    材の外側から前記油路内に導入することによって前記環
    状部材の内側に連通する前記円筒状の回転軸の内部に潤
    滑油を供給する潤滑油流入装置とを含むことを特徴とす
    る四輪駆動車の駆動装置。
JP10416097A 1997-04-22 1997-04-22 四輪駆動車の駆動装置 Pending JPH10291425A (ja)

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