JPH10290457A - 動画像復号化方法及び装置 - Google Patents
動画像復号化方法及び装置Info
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- JPH10290457A JPH10290457A JP9707597A JP9707597A JPH10290457A JP H10290457 A JPH10290457 A JP H10290457A JP 9707597 A JP9707597 A JP 9707597A JP 9707597 A JP9707597 A JP 9707597A JP H10290457 A JPH10290457 A JP H10290457A
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- field
- signal
- decoding
- frame rate
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- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 5フレーム期間内の2ピクチャを1フィール
ドしか表示しないことでフレームレート変換を行う場
合、1フィールド期間内にデコード処理を完了する必要
があるため、ピクチャデコード部のハードウェア量が増
大する。 【解決手段】 フィールドカウント値が「1」又は
「6」の時には遅延フィールド同期信号が、フィールド
カウント値が「2」又は「7」の時にはA検出信号が、
フィールドカウント値が「4」又は「9」の時にはB検
出信号が、デコードタイミング信号としてORゲート1
14から出力され、ピクチャデコード部によるデコード
処理が開始される。特定値Aの設定により、各ピクチャ
に最大限のデコード処理時間を確保することができる。
すなわち、2ピクチャを3フィールド期間弱でデコード
でき、1ピクチャのデコード処理に1.5フィールド期
間弱の時間を確保できる。
ドしか表示しないことでフレームレート変換を行う場
合、1フィールド期間内にデコード処理を完了する必要
があるため、ピクチャデコード部のハードウェア量が増
大する。 【解決手段】 フィールドカウント値が「1」又は
「6」の時には遅延フィールド同期信号が、フィールド
カウント値が「2」又は「7」の時にはA検出信号が、
フィールドカウント値が「4」又は「9」の時にはB検
出信号が、デコードタイミング信号としてORゲート1
14から出力され、ピクチャデコード部によるデコード
処理が開始される。特定値Aの設定により、各ピクチャ
に最大限のデコード処理時間を確保することができる。
すなわち、2ピクチャを3フィールド期間弱でデコード
でき、1ピクチャのデコード処理に1.5フィールド期
間弱の時間を確保できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像復号化方法及
び装置に係り、特に動画像に関する入力画像データを、
そのフレームレートとは異なるフレームレートの画像デ
ータに復号する動画像復号化方法及び装置に関する。
び装置に係り、特に動画像に関する入力画像データを、
そのフレームレートとは異なるフレームレートの画像デ
ータに復号する動画像復号化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像に関する映像信号の符号化方式と
して代表的なものの一つとして、国際標準化機構(IS
O)におけるMPEG(Moving Picture Experts Grou
p)のビデオ符号化復号化方式規格MPEG1ビデオ符
号規格がある。このMPEG1ビデオ符号規格では、通
常、動画像は29.97フレーム/秒、又は25フレー
ム/秒のフレームレートで符号化される。これはテレビ
信号規格のNTSC方式(29.97フレーム/秒)と
PAL方式(25フレーム/秒)に対応するものであ
る。
して代表的なものの一つとして、国際標準化機構(IS
O)におけるMPEG(Moving Picture Experts Grou
p)のビデオ符号化復号化方式規格MPEG1ビデオ符
号規格がある。このMPEG1ビデオ符号規格では、通
常、動画像は29.97フレーム/秒、又は25フレー
ム/秒のフレームレートで符号化される。これはテレビ
信号規格のNTSC方式(29.97フレーム/秒)と
PAL方式(25フレーム/秒)に対応するものであ
る。
【0003】一方、ビデオ符号復号化装置においては、
NTSC方式系の29.97フレーム/秒のフレームレ
ートの符号をPAL方式系の25フレーム/秒のフレー
ムレートで出力することが必要になることがあり、その
逆の変換をすることが必要になることもある。
NTSC方式系の29.97フレーム/秒のフレームレ
ートの符号をPAL方式系の25フレーム/秒のフレー
ムレートで出力することが必要になることがあり、その
逆の変換をすることが必要になることもある。
【0004】図8は上記のフレームレートの変換方法を
説明する図である。図8(A)、(B)は、NTSC方
式系のフレームレート(29.97フレーム/秒)の符
号をPAL方式系のフレームレート(25フレーム/
秒)の符号に変換出力する方法を示し、図8(C)、
(D)はPAL方式系のフレームレート(25フレーム
/秒)の符号をNTSC方式系のフレームレート(2
9.97フレーム/秒)の符号に変換出力する方法を示
す。
説明する図である。図8(A)、(B)は、NTSC方
式系のフレームレート(29.97フレーム/秒)の符
号をPAL方式系のフレームレート(25フレーム/
秒)の符号に変換出力する方法を示し、図8(C)、
(D)はPAL方式系のフレームレート(25フレーム
/秒)の符号をNTSC方式系のフレームレート(2
9.97フレーム/秒)の符号に変換出力する方法を示
す。
【0005】NTSC方式系のフレームレート(29.
97フレーム/秒)の符号をPAL方式系のフレームレ
ート(25フレーム/秒)の符号に変換出力する方法
は、5フレーム期間内に、6ピクチャを処理することで
実現する。ただし、全5フレーム期間に6ピクチャを処
理すると、30ピクチャを25フレーム期間に処理する
ことになるため、29.97と30の誤差の分だけ5フ
レーム期間内に、5ピクチャを処理するサイクルを挿入
する。
97フレーム/秒)の符号をPAL方式系のフレームレ
ート(25フレーム/秒)の符号に変換出力する方法
は、5フレーム期間内に、6ピクチャを処理することで
実現する。ただし、全5フレーム期間に6ピクチャを処
理すると、30ピクチャを25フレーム期間に処理する
ことになるため、29.97と30の誤差の分だけ5フ
レーム期間内に、5ピクチャを処理するサイクルを挿入
する。
【0006】図8(A)は、5フレーム期間毎に1ピク
チャの復号をせずに破棄(スキップ)することで、5フ
レーム期間に6ピクチャを処理することを示している。
図8(B)は5フレーム期間内の2ピクチャは1フィー
ルドしか表示しないことで、5フレーム期間に6ピクチ
ャを処理することを示している。
チャの復号をせずに破棄(スキップ)することで、5フ
レーム期間に6ピクチャを処理することを示している。
図8(B)は5フレーム期間内の2ピクチャは1フィー
ルドしか表示しないことで、5フレーム期間に6ピクチ
ャを処理することを示している。
【0007】一方、フレームレート変換でフレーム数を
増やす方向であるPAL方式系のフレームレート(25
フレーム/秒)の符号をNTSC方式系のフレームレー
ト(29.97フレーム/秒)に変換出力する方法は、
図8(C)又は図8(D)に示すように、デコードを遅
らせることで、表示期間が3フィールド以上になるピク
チャ(図8(C)ではP5、図8(D)ではP3,P
5)を一定期間毎に挿入することにより実現している。
そのため、1ピクチャのデコード処理時間に1フレーム
期間弱の時間が利用でき、フレームレート変換がないと
きと比べた必要処理能力にあまり左がない。
増やす方向であるPAL方式系のフレームレート(25
フレーム/秒)の符号をNTSC方式系のフレームレー
ト(29.97フレーム/秒)に変換出力する方法は、
図8(C)又は図8(D)に示すように、デコードを遅
らせることで、表示期間が3フィールド以上になるピク
チャ(図8(C)ではP5、図8(D)ではP3,P
5)を一定期間毎に挿入することにより実現している。
そのため、1ピクチャのデコード処理時間に1フレーム
期間弱の時間が利用でき、フレームレート変換がないと
きと比べた必要処理能力にあまり左がない。
【0008】本発明は、フレーム数を減らす必要がある
NTSC方式系符号をPAL方式系符号のフレームレー
トに変換する方法に関するものであり、NTSC系符号
のPAL方式系符号出力のフレームレート変換時に、1
ピクチャのデコード処理時間を最大限に確保するための
方法及び装置に関するものであるので、以下、NTSC
方式系符号のPAL方式系符号のフレームレートへの変
換に限定して説明する。
NTSC方式系符号をPAL方式系符号のフレームレー
トに変換する方法に関するものであり、NTSC系符号
のPAL方式系符号出力のフレームレート変換時に、1
ピクチャのデコード処理時間を最大限に確保するための
方法及び装置に関するものであるので、以下、NTSC
方式系符号のPAL方式系符号のフレームレートへの変
換に限定して説明する。
【0009】図3は本発明を適用し得る動画像復号化装
置の一例のブロック図を示す。同図に示すように、動画
像復号化装置は、ビデオ表示同期信号を入力として受け
動画像符号内の各ピクチャのデコードタイミング信号を
生成するビデオタイミング生成部301と、デコードタ
イミング信号に従い各ピクチャのデコード処理を行うピ
クチャデコード部302と、ピクチャデコード部302
によりデコードされたピクチャデータを一時格納するメ
モリ303と、メモリ303内のピクチャデータを読み
出して表示タイミング信号に従ってビデオ信号として出
力する表示制御部304とから構成されている。
置の一例のブロック図を示す。同図に示すように、動画
像復号化装置は、ビデオ表示同期信号を入力として受け
動画像符号内の各ピクチャのデコードタイミング信号を
生成するビデオタイミング生成部301と、デコードタ
イミング信号に従い各ピクチャのデコード処理を行うピ
クチャデコード部302と、ピクチャデコード部302
によりデコードされたピクチャデータを一時格納するメ
モリ303と、メモリ303内のピクチャデータを読み
出して表示タイミング信号に従ってビデオ信号として出
力する表示制御部304とから構成されている。
【0010】フレームレート変換は、ビデオタイミング
生成部301において、フレームレート変換に応じたデ
コードタイミング信号を発生することで実現される。図
8(A)で説明した1ピクチャの符号を復号せず破棄す
る方法では、ビデオタイミング生成部301は1ピクチ
ャ符号破棄を要求するスキップ要求信号もピクチャデコ
ード部302へ出力する。
生成部301において、フレームレート変換に応じたデ
コードタイミング信号を発生することで実現される。図
8(A)で説明した1ピクチャの符号を復号せず破棄す
る方法では、ビデオタイミング生成部301は1ピクチ
ャ符号破棄を要求するスキップ要求信号もピクチャデコ
ード部302へ出力する。
【0011】図4は図8(A)に示した方法でフレーム
レート変換するときの従来のビデオタイミング生成部の
一例の回路系統図を示す。図4において、ビデオタイミ
ング生成部301は、フレーム同期信号を遅延する遅延
回路203と、フレーム同期信号を計数するフレームカ
ウンタ501と、フレームカウンタ501の出力が5回
出力されたことを検出する5検出回路502と、5検出
回路502の出力信号とフレーム同期信号との論理積を
とるANDゲート211と、5検出回路502の出力信
号と遅延回路203で遅延されたフレーム同期信号との
論理積をとるANDゲート503とから構成されてい
る。
レート変換するときの従来のビデオタイミング生成部の
一例の回路系統図を示す。図4において、ビデオタイミ
ング生成部301は、フレーム同期信号を遅延する遅延
回路203と、フレーム同期信号を計数するフレームカ
ウンタ501と、フレームカウンタ501の出力が5回
出力されたことを検出する5検出回路502と、5検出
回路502の出力信号とフレーム同期信号との論理積を
とるANDゲート211と、5検出回路502の出力信
号と遅延回路203で遅延されたフレーム同期信号との
論理積をとるANDゲート503とから構成されてい
る。
【0012】次に、このビデオタイミング生成部301
の動作について、図5のタイミングチャートを併せ参照
して説明する。図4の遅延回路203は、図5(C)に
示すフレーム同期信号を所定時間遅延して図5(E)に
示すデコードタイミング信号を出力する。このデコード
タイミング信号により図5(A)に模式的に示すよう
に、図3のピクチャデコード部302によるデコード処
理が開始される。また、このときのデコードピクチャを
図5(F)に示す。
の動作について、図5のタイミングチャートを併せ参照
して説明する。図4の遅延回路203は、図5(C)に
示すフレーム同期信号を所定時間遅延して図5(E)に
示すデコードタイミング信号を出力する。このデコード
タイミング信号により図5(A)に模式的に示すよう
に、図3のピクチャデコード部302によるデコード処
理が開始される。また、このときのデコードピクチャを
図5(F)に示す。
【0013】図4のフレームカウンタ501は、上記の
フレーム同期信号を計数して、図5(D)に示すように
フレームカウント値を出力する。フレームカウンタ40
1は入力されるフレーム同期信号によりカウントアップ
され、ANDゲート211の出力信号により1にセット
される。5検出回路502は、フレームカウント値が
「5」に等しいか否かを検出し、フレームカウント値が
「5」に等しいことを検出すると検出信号を出力する。
フレーム同期信号を計数して、図5(D)に示すように
フレームカウント値を出力する。フレームカウンタ40
1は入力されるフレーム同期信号によりカウントアップ
され、ANDゲート211の出力信号により1にセット
される。5検出回路502は、フレームカウント値が
「5」に等しいか否かを検出し、フレームカウント値が
「5」に等しいことを検出すると検出信号を出力する。
【0014】ANDゲート211は、上記の検出信号が
アクティブの時に入力されたフレーム同期信号によりア
クティブになり、フレームカウンタ501を1にセット
する。また、ANDゲート503は5検出回路502の
出力検出信号がアクティブの時に入力されるデコードタ
イミング信号によりアクティブになり、図5(G)に示
すスキップ要求信号を出力する。このスキップ要求信号
は、図3のピクチャデコード部302に、次ピクチャ以
降のピクチャで1ピクチャの符号を破棄することを要求
する。
アクティブの時に入力されたフレーム同期信号によりア
クティブになり、フレームカウンタ501を1にセット
する。また、ANDゲート503は5検出回路502の
出力検出信号がアクティブの時に入力されるデコードタ
イミング信号によりアクティブになり、図5(G)に示
すスキップ要求信号を出力する。このスキップ要求信号
は、図3のピクチャデコード部302に、次ピクチャ以
降のピクチャで1ピクチャの符号を破棄することを要求
する。
【0015】以上の動作により、デコードピクチャは図
5(A)及び(F)に示すように、5フレーム期間毎に
1ピクチャの符号が破棄されてデコードされることとな
り、よって表示ピクチャは図5(B)及び(H)に、P
1’〜P5’に示され、5フレーム期間に6ピクチャの
うちの1ピクチャが破棄されて図8(A)で説明した方
法で表示されることとなる。
5(A)及び(F)に示すように、5フレーム期間毎に
1ピクチャの符号が破棄されてデコードされることとな
り、よって表示ピクチャは図5(B)及び(H)に、P
1’〜P5’に示され、5フレーム期間に6ピクチャの
うちの1ピクチャが破棄されて図8(A)で説明した方
法で表示されることとなる。
【0016】なお、図5(B)及び(H)において、表
示ピクチャにダッシュを付けているのは、MPEG1で
はピクチャの符号化タイプによってデコードされるピク
チャとそれに対応して表示されるピクチャとは必ずしも
一致しないためである。MPEG1では、デコードされ
たピクチャは、一度メモリに格納された後に表示のため
に読み出される。
示ピクチャにダッシュを付けているのは、MPEG1で
はピクチャの符号化タイプによってデコードされるピク
チャとそれに対応して表示されるピクチャとは必ずしも
一致しないためである。MPEG1では、デコードされ
たピクチャは、一度メモリに格納された後に表示のため
に読み出される。
【0017】図5(A)のデコードピクチャの矢線の始
点と図5(B)の表示ピクチャの矢線の始点とをつなぐ
破線は、デコードのタイミングを表示タイミングより遅
延しないと、表示されるべきメモリ内のピクチャデータ
が、表示前にデコードピクチャにより上書きされないた
めに、遅延する必要があることを示している。遅延回路
203は、この遅延を確保するために利用されている。
点と図5(B)の表示ピクチャの矢線の始点とをつなぐ
破線は、デコードのタイミングを表示タイミングより遅
延しないと、表示されるべきメモリ内のピクチャデータ
が、表示前にデコードピクチャにより上書きされないた
めに、遅延する必要があることを示している。遅延回路
203は、この遅延を確保するために利用されている。
【0018】また、図5(A)のデコードピクチャの矢
線の終点と図5(B)の表示ピクチャの矢線の終点とを
つなぐ破線は、デコード処理がデコードピクチャの矢線
の終点の時点までにデコードを完了していないと、表示
にデコードが間に合わないことを示している。
線の終点と図5(B)の表示ピクチャの矢線の終点とを
つなぐ破線は、デコード処理がデコードピクチャの矢線
の終点の時点までにデコードを完了していないと、表示
にデコードが間に合わないことを示している。
【0019】図6は図8(B)に示した方法でフレーム
レート変換するときの、従来のビデオタイミング生成部
の他の例の回路系統図を示す。図6において、ビデオタ
イミング生成部301は、フィールド同期信号を遅延す
る遅延回路601と、フィールド同期信号を計数するフ
ィールドカウンタ602と、フィールドカウンタ602
の出力カウント値が「10」であることを検出する10
検出回路604と、10検出回路604の出力信号とフ
ィールド同期信号との論理積をとるANDゲート603
と、フィールドカウンタ602の出力カウント値が
「3」、「5」、「8」であることを検出する3検出回
路605、5検出回路606、8検出回路607と、こ
れらの検出回路604〜607の出力信号が入力される
4入力NORゲート608と、NORゲート608の出
力信号と遅延回路601で遅延されたフィールド同期信
号との論理積をとるANDゲート609とから構成され
ている。
レート変換するときの、従来のビデオタイミング生成部
の他の例の回路系統図を示す。図6において、ビデオタ
イミング生成部301は、フィールド同期信号を遅延す
る遅延回路601と、フィールド同期信号を計数するフ
ィールドカウンタ602と、フィールドカウンタ602
の出力カウント値が「10」であることを検出する10
検出回路604と、10検出回路604の出力信号とフ
ィールド同期信号との論理積をとるANDゲート603
と、フィールドカウンタ602の出力カウント値が
「3」、「5」、「8」であることを検出する3検出回
路605、5検出回路606、8検出回路607と、こ
れらの検出回路604〜607の出力信号が入力される
4入力NORゲート608と、NORゲート608の出
力信号と遅延回路601で遅延されたフィールド同期信
号との論理積をとるANDゲート609とから構成され
ている。
【0020】次に、この図6に示すビデオタイミング生
成部301の動作について、図7のタイミングチャート
を併せ参照して説明する。図6の遅延回路601は、図
7(C)に示すフィールド同期信号を所定時間遅延す
る。また、フィールドカウンタ602は、上記のフィー
ルド同期信号を計数して、図7(D)に示すようにフィ
ールドカウント値を出力する。フィールドカウンタ60
2は入力されるフィールド同期信号によりカウントアッ
プされ、ANDゲート603の出力信号により1にセッ
トされる。
成部301の動作について、図7のタイミングチャート
を併せ参照して説明する。図6の遅延回路601は、図
7(C)に示すフィールド同期信号を所定時間遅延す
る。また、フィールドカウンタ602は、上記のフィー
ルド同期信号を計数して、図7(D)に示すようにフィ
ールドカウント値を出力する。フィールドカウンタ60
2は入力されるフィールド同期信号によりカウントアッ
プされ、ANDゲート603の出力信号により1にセッ
トされる。
【0021】10検出回路604は、フィールドカウン
ト値が「10」に等しいか否かを検出し、フィールドカ
ウント値が「10」に等しいことを検出するとアクティ
ブな検出信号を出力する。ANDゲート603は10検
出回路604の出力検出信号がアクティブな時に入力さ
れたフィールド同期信号によりアクティブになり、フィ
ールドカウンタ602を1にセットする。
ト値が「10」に等しいか否かを検出し、フィールドカ
ウント値が「10」に等しいことを検出するとアクティ
ブな検出信号を出力する。ANDゲート603は10検
出回路604の出力検出信号がアクティブな時に入力さ
れたフィールド同期信号によりアクティブになり、フィ
ールドカウンタ602を1にセットする。
【0022】3検出回路605は、フィールドカウント
値が「3」に等しいか否かを検出し、フィールドカウン
ト値が「3」に等しいことを検出するとアクティブな検
出信号を出力する。同様に、5検出回路606は、フィ
ールドカウント値が「5」に等しいか否かを検出し、フ
ィールドカウント値が「5」に等しいことを検出すると
アクティブな検出信号を出力し、8検出回路607は、
フィールドカウント値が「8」に等しいか否かを検出
し、フィールドカウント値が「8」に等しいことを検出
するとアクティブな検出信号を出力する。
値が「3」に等しいか否かを検出し、フィールドカウン
ト値が「3」に等しいことを検出するとアクティブな検
出信号を出力する。同様に、5検出回路606は、フィ
ールドカウント値が「5」に等しいか否かを検出し、フ
ィールドカウント値が「5」に等しいことを検出すると
アクティブな検出信号を出力し、8検出回路607は、
フィールドカウント値が「8」に等しいか否かを検出
し、フィールドカウント値が「8」に等しいことを検出
するとアクティブな検出信号を出力する。
【0023】NORゲート609は、上記の各検出回路
604〜607の各出力検出信号のいずれか一つがアク
ティブの時には非アクティブな信号を出力してANDゲ
ート609を非アクティブとし、各検出回路604〜6
07の各出力検出信号のすべてが非アクティブのとき、
すなわち、フィールドカウント値が「3」、「5」、
「8」、「10」以外のときにアクティブな信号を出力
し、ANDゲート609をアクティブとし、そのときに
遅延回路601から出力されたフィールド同期信号を図
7(E)に示すようなデコードタイミング信号として出
力させる。
604〜607の各出力検出信号のいずれか一つがアク
ティブの時には非アクティブな信号を出力してANDゲ
ート609を非アクティブとし、各検出回路604〜6
07の各出力検出信号のすべてが非アクティブのとき、
すなわち、フィールドカウント値が「3」、「5」、
「8」、「10」以外のときにアクティブな信号を出力
し、ANDゲート609をアクティブとし、そのときに
遅延回路601から出力されたフィールド同期信号を図
7(E)に示すようなデコードタイミング信号として出
力させる。
【0024】このデコードタイミング信号により図7
(A)に模式的に示すように、図3のピクチャデコード
部302によるデコード処理が開始される。また、この
ときのデコードピクチャを図7(F)に示す。
(A)に模式的に示すように、図3のピクチャデコード
部302によるデコード処理が開始される。また、この
ときのデコードピクチャを図7(F)に示す。
【0025】以上の動作により、フィールドカウント値
が「1」、「2」、「4」、「6」、「7」、「9」の
時にフィールド同期信号を遅延した信号をデコードタイ
ミング信号として発生することで、フィールドカウント
値が1の時にデコードされたピクチャP1とフィールド
カウント値が6の時にデコードされたピクチャP4に対
応する表示ピクチャP1’とP4’を、図7(B)、
(G)に示すように、1フィールドだけ表示するように
なり、図8(B)で示されたフレームレート変換方法を
実現できる。
が「1」、「2」、「4」、「6」、「7」、「9」の
時にフィールド同期信号を遅延した信号をデコードタイ
ミング信号として発生することで、フィールドカウント
値が1の時にデコードされたピクチャP1とフィールド
カウント値が6の時にデコードされたピクチャP4に対
応する表示ピクチャP1’とP4’を、図7(B)、
(G)に示すように、1フィールドだけ表示するように
なり、図8(B)で示されたフレームレート変換方法を
実現できる。
【0026】なお、図7(B)及び(G)において、表
示ピクチャにダッシュを付けているのは、MPEG1で
はピクチャの符号化タイプによってデコードされるピク
チャとそれに対応して表示されるピクチャとは必ずしも
一致しないためである。また、図7(A)のデコードピ
クチャの矢線の始点と図7(B)の表示ピクチャの矢線
の始点とをつなぐ破線は、デコードのタイミングを表示
タイミングより遅延しないと、表示されるべきメモリ内
のピクチャデータが、表示前にデコードピクチャにより
上書きされないために、遅延する必要があることを示し
ている。遅延回路601は、この遅延を確保するために
利用されている。
示ピクチャにダッシュを付けているのは、MPEG1で
はピクチャの符号化タイプによってデコードされるピク
チャとそれに対応して表示されるピクチャとは必ずしも
一致しないためである。また、図7(A)のデコードピ
クチャの矢線の始点と図7(B)の表示ピクチャの矢線
の始点とをつなぐ破線は、デコードのタイミングを表示
タイミングより遅延しないと、表示されるべきメモリ内
のピクチャデータが、表示前にデコードピクチャにより
上書きされないために、遅延する必要があることを示し
ている。遅延回路601は、この遅延を確保するために
利用されている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図4に示し
た構成のビデオタイミング生成部301を用いて、図8
(A)に示したフレームレート変換を行う従来装置で
は、フレームレート変換時において6ピクチャ毎に1ピ
クチャがスキップされることにより、各ピクチャが本来
表示されるべき時間と実際の表示時間との差が大きいた
め、表示動画像の動きがぎごちないという問題がある。
た構成のビデオタイミング生成部301を用いて、図8
(A)に示したフレームレート変換を行う従来装置で
は、フレームレート変換時において6ピクチャ毎に1ピ
クチャがスキップされることにより、各ピクチャが本来
表示されるべき時間と実際の表示時間との差が大きいた
め、表示動画像の動きがぎごちないという問題がある。
【0028】また、図6に示した構成のビデオタイミン
グ生成部301を用いて、図8(B)に示したフレーム
レート変換を行う従来装置では、ピクチャデコード部3
02が膨大な演算能力を必要とする部分であり、処理能
力のハードウェア量が大きく影響する部分であるが、図
7に示すように、1フィールドしか表示しないピクチャ
P1’、P4’に対応するピクチャP1、P4では、1
フィールド期間内にデコード処理を完了する必要がある
ため、フレームレート変換が無い場合に比べて2倍弱の
デコード処理能力がピクチャデコード部302に必要と
なる。このため、ピクチャデコード部302のハードウ
ェア量が増大するという問題がある。
グ生成部301を用いて、図8(B)に示したフレーム
レート変換を行う従来装置では、ピクチャデコード部3
02が膨大な演算能力を必要とする部分であり、処理能
力のハードウェア量が大きく影響する部分であるが、図
7に示すように、1フィールドしか表示しないピクチャ
P1’、P4’に対応するピクチャP1、P4では、1
フィールド期間内にデコード処理を完了する必要がある
ため、フレームレート変換が無い場合に比べて2倍弱の
デコード処理能力がピクチャデコード部302に必要と
なる。このため、ピクチャデコード部302のハードウ
ェア量が増大するという問題がある。
【0029】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
動きのスムーズな動画像を表示し得る動画像復号化方法
及び装置を提供することを目的とする。
動きのスムーズな動画像を表示し得る動画像復号化方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0030】本発明の他の目的は、デコード処理時間が
長くとれるように、デコードタイミング信号を発生する
ことにより、必要とするピクチャデコード処理能力を最
小限に止めることが可能な動画像復号化方法及び装置を
提供することにある。
長くとれるように、デコードタイミング信号を発生する
ことにより、必要とするピクチャデコード処理能力を最
小限に止めることが可能な動画像復号化方法及び装置を
提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明動画像復号化方法は、動画像に関する映像信
号を第1のフレームレートで符号化して得られた画像デ
ータを、第1のフィールド数単位でこれよりも多い第2
のフィールド数の入力画像データを復号する際に、第2
のフィールド数内の一又は二以上の所定フレーム番目の
画像データは1フィールドのみ表示し、残りのフレーム
の画像データは1フレームずつ表示するように、第1の
フレームレートよりも低い第2のフレームレートに変換
して出力する動画像復号化方法において、フィールド同
期信号を第1のフィールド数で一巡するように巡回的に
計数し、その計数値が一又は二以上の第1の所定値のと
きにはフィールド同期信号を所定時間遅延した信号をデ
コード開始タイミング信号として1フィールドのみ表示
する画像データの復号を開始し、計数値が一又は二以上
の第2の所定値のときには直前の復号開始時点から所定
時間経過した時点で発生させた信号をデコード開始タイ
ミング信号として1フレーム表示する画像データの復号
を開始するようにしたものである。
め、本発明動画像復号化方法は、動画像に関する映像信
号を第1のフレームレートで符号化して得られた画像デ
ータを、第1のフィールド数単位でこれよりも多い第2
のフィールド数の入力画像データを復号する際に、第2
のフィールド数内の一又は二以上の所定フレーム番目の
画像データは1フィールドのみ表示し、残りのフレーム
の画像データは1フレームずつ表示するように、第1の
フレームレートよりも低い第2のフレームレートに変換
して出力する動画像復号化方法において、フィールド同
期信号を第1のフィールド数で一巡するように巡回的に
計数し、その計数値が一又は二以上の第1の所定値のと
きにはフィールド同期信号を所定時間遅延した信号をデ
コード開始タイミング信号として1フィールドのみ表示
する画像データの復号を開始し、計数値が一又は二以上
の第2の所定値のときには直前の復号開始時点から所定
時間経過した時点で発生させた信号をデコード開始タイ
ミング信号として1フレーム表示する画像データの復号
を開始するようにしたものである。
【0032】また、上記の目的を達成するため、本発明
の動画像復号化装置は、動画像に関する映像信号を第1
のフレームレートで符号化して得られた画像データを、
第1のフィールド数単位でこれよりも多い第2のフィー
ルド数の入力画像データを復号する際に、第2のフィー
ルド数内の一又は二以上の所定フレーム番目の画像デー
タは1フィールドのみ表示し、残りのフレームの画像デ
ータは1フレームずつ表示するように、第1のフレーム
レートよりも低い第2のフレームレートに変換して出力
する動画像復号化装置において、フィールド同期信号を
第1のフィールド数で一巡する巡回的な計数をしてフィ
ールドカウント値を出力する第1のカウンタと、フィー
ルド同期信号を一定時間遅延する遅延回路と、デコード
開始タイミング信号からの経過時間を計測する第2のカ
ウンタと、フィールドカウント値が予め定められた一又
は二以上の第1の所定値に等しくなったときに第1の検
出信号を出力する第1の検出手段と、フィールドカウン
ト値が予め定められた一又は二以上の第2の所定値に等
しくなったときに第2の検出信号を出力する第2の検出
手段と、第2のカウンタの計数値が予め定められた一又
は二以上の第3の所定値に等しくなったときに第3の検
出信号を出力する第3の検出手段と、第1の検出信号入
力時に遅延回路の出力遅延フィールド同期信号をデコー
ド開始タイミング信号として出力し、第2の検出信号入
力時に第3の検出信号をデコード開始タイミング信号と
して出力すると共に、第2のカウンタをリセットするデ
コード開始タイミング信号出力手段とを有する構成とし
たものである。
の動画像復号化装置は、動画像に関する映像信号を第1
のフレームレートで符号化して得られた画像データを、
第1のフィールド数単位でこれよりも多い第2のフィー
ルド数の入力画像データを復号する際に、第2のフィー
ルド数内の一又は二以上の所定フレーム番目の画像デー
タは1フィールドのみ表示し、残りのフレームの画像デ
ータは1フレームずつ表示するように、第1のフレーム
レートよりも低い第2のフレームレートに変換して出力
する動画像復号化装置において、フィールド同期信号を
第1のフィールド数で一巡する巡回的な計数をしてフィ
ールドカウント値を出力する第1のカウンタと、フィー
ルド同期信号を一定時間遅延する遅延回路と、デコード
開始タイミング信号からの経過時間を計測する第2のカ
ウンタと、フィールドカウント値が予め定められた一又
は二以上の第1の所定値に等しくなったときに第1の検
出信号を出力する第1の検出手段と、フィールドカウン
ト値が予め定められた一又は二以上の第2の所定値に等
しくなったときに第2の検出信号を出力する第2の検出
手段と、第2のカウンタの計数値が予め定められた一又
は二以上の第3の所定値に等しくなったときに第3の検
出信号を出力する第3の検出手段と、第1の検出信号入
力時に遅延回路の出力遅延フィールド同期信号をデコー
ド開始タイミング信号として出力し、第2の検出信号入
力時に第3の検出信号をデコード開始タイミング信号と
して出力すると共に、第2のカウンタをリセットするデ
コード開始タイミング信号出力手段とを有する構成とし
たものである。
【0033】本発明では、第1のフレームレートで符号
化された画像データを復号し、これより低い第2のフレ
ームレートで出力する動画像復号に際し、遅延フィール
ド同期信号により1フィールドのみ表示する画像データ
の復号を開始し、デコード開始タイミング信号から所定
の経過時間で発生させた信号により1フレーム表示する
画像データの復号を開始するようにしたため、従来より
長い1.5フィールド期間弱の時間内に1フレーム分の
符号化画像データをデコードできるデコード部を使用す
ることができる。
化された画像データを復号し、これより低い第2のフレ
ームレートで出力する動画像復号に際し、遅延フィール
ド同期信号により1フィールドのみ表示する画像データ
の復号を開始し、デコード開始タイミング信号から所定
の経過時間で発生させた信号により1フレーム表示する
画像データの復号を開始するようにしたため、従来より
長い1.5フィールド期間弱の時間内に1フレーム分の
符号化画像データをデコードできるデコード部を使用す
ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる動画像復号
化装置の要部の一実施の形態の回路系統図を示す。この
実施の形態は、図8(B)に示した方法でフレームレー
ト変換するときのビデオタイミング生成部301の例で
あり、フィールド同期信号を計数するフィールドカウン
タ101と、クロック信号を計数するピクチャ期間カウ
ンタ102と、フィールド同期信号を所定時間遅延する
遅延回路103と、フィールドカウント値が10か否か
検出する10検出回路104と、フィールドカウント値
が1又は6であるか否かを検出する1,6検出回路10
5と、フィールドカウント値が2又は7であるか否かを
検出する2,7検出回路106と、フィールドカウント
値が4又は9であるか否かを検出する4,9検出回路1
07と、A検出回路108と、B検出回路109と、2
入力ANDゲート110〜113と、3入力ORゲート
114とから構成されている。
て図面と共に説明する。図1は本発明になる動画像復号
化装置の要部の一実施の形態の回路系統図を示す。この
実施の形態は、図8(B)に示した方法でフレームレー
ト変換するときのビデオタイミング生成部301の例で
あり、フィールド同期信号を計数するフィールドカウン
タ101と、クロック信号を計数するピクチャ期間カウ
ンタ102と、フィールド同期信号を所定時間遅延する
遅延回路103と、フィールドカウント値が10か否か
検出する10検出回路104と、フィールドカウント値
が1又は6であるか否かを検出する1,6検出回路10
5と、フィールドカウント値が2又は7であるか否かを
検出する2,7検出回路106と、フィールドカウント
値が4又は9であるか否かを検出する4,9検出回路1
07と、A検出回路108と、B検出回路109と、2
入力ANDゲート110〜113と、3入力ORゲート
114とから構成されている。
【0035】次に、この実施の形態の動作について図2
のタイミングチャートを併せ参照して説明する。フィー
ルドカウンタ101は、図2(C)に示す如き、変換先
のフレームレートに等しい周波数(ここではPAL方式
系のフィールド周波数50Hz)のフィールド同期信号
によりカウントアップされ、ANDゲート110の出力
信号により1にセットされる。これにより、フィールド
カウンタ101から出力されたフィールド周期のフィー
ルドカウント値は、10検出回路104、1,6検出回
路105、2,7検出回路106及び4,9検出回路1
07にそれぞれ供給される。
のタイミングチャートを併せ参照して説明する。フィー
ルドカウンタ101は、図2(C)に示す如き、変換先
のフレームレートに等しい周波数(ここではPAL方式
系のフィールド周波数50Hz)のフィールド同期信号
によりカウントアップされ、ANDゲート110の出力
信号により1にセットされる。これにより、フィールド
カウンタ101から出力されたフィールド周期のフィー
ルドカウント値は、10検出回路104、1,6検出回
路105、2,7検出回路106及び4,9検出回路1
07にそれぞれ供給される。
【0036】10検出回路104は、入力フィールドカ
ウント値が「10」であることを検出した時点でアクテ
ィブとなる10検出信号をANDゲート110の他方の
入力端子に供給する。ANDゲート110は10検出信
号がアクティブな時に入力されるフィールド同期信号
を、フィールドカウンタ101にセットパルスとして印
加し、これを1にセットする。従って、フィールドカウ
ンタ101は、図2(D)に模式的に示すように、
「1」から「10」までフィールド周期で1ずつカウン
トアップしていき「10」の次に「1」へ変化するフィ
ールドカウント値を出力する。
ウント値が「10」であることを検出した時点でアクテ
ィブとなる10検出信号をANDゲート110の他方の
入力端子に供給する。ANDゲート110は10検出信
号がアクティブな時に入力されるフィールド同期信号
を、フィールドカウンタ101にセットパルスとして印
加し、これを1にセットする。従って、フィールドカウ
ンタ101は、図2(D)に模式的に示すように、
「1」から「10」までフィールド周期で1ずつカウン
トアップしていき「10」の次に「1」へ変化するフィ
ールドカウント値を出力する。
【0037】また、1,6検出回路105は、入力フィ
ールドカウント値が「1」、又は「6」であることを検
出した時点でアクティブとなる1,6検出信号をAND
ゲート111の他方の入力端子に供給する。遅延回路1
03は入力されたフィールド同期信号を所定時間遅延
し、その遅延フィールド同期信号をANDゲート111
の一方の入力端子に供給する。従って、ANDゲート1
14は1,6検出信号がアクティブな時(すなわち、フ
ィールドカウント値が「1」と「6」の時)に入力され
る、遅延フィールド同期信号を通過させてORゲート1
14へ出力する。
ールドカウント値が「1」、又は「6」であることを検
出した時点でアクティブとなる1,6検出信号をAND
ゲート111の他方の入力端子に供給する。遅延回路1
03は入力されたフィールド同期信号を所定時間遅延
し、その遅延フィールド同期信号をANDゲート111
の一方の入力端子に供給する。従って、ANDゲート1
14は1,6検出信号がアクティブな時(すなわち、フ
ィールドカウント値が「1」と「6」の時)に入力され
る、遅延フィールド同期信号を通過させてORゲート1
14へ出力する。
【0038】また、2,7検出回路106は、入力フィ
ールドカウント値が「2」、又は「7」であることを検
出した時点でアクティブとなる2,7検出信号をAND
ゲート112の一方の入力端子に供給する。更に、4,
9検出回路107は、入力フィールドカウント値が
「4」、又は「9」であることを検出した時点でアクテ
ィブとなる4,9検出信号をANDゲート113の一方
の入力端子に供給する。
ールドカウント値が「2」、又は「7」であることを検
出した時点でアクティブとなる2,7検出信号をAND
ゲート112の一方の入力端子に供給する。更に、4,
9検出回路107は、入力フィールドカウント値が
「4」、又は「9」であることを検出した時点でアクテ
ィブとなる4,9検出信号をANDゲート113の一方
の入力端子に供給する。
【0039】一方、ピクチャ期間カウンタ102は、外
部入力クロック信号を計数し、また、後述のデコードタ
イミング信号により0にリセットされることにより、ク
ロック信号により計数したデコードタイミング信号から
の時刻をピクチャ期間値としてA検出回路108及びB
検出回路109にそれぞれ出力する。図2(E)はこの
ピクチャ期間値を模式的に示す。
部入力クロック信号を計数し、また、後述のデコードタ
イミング信号により0にリセットされることにより、ク
ロック信号により計数したデコードタイミング信号から
の時刻をピクチャ期間値としてA検出回路108及びB
検出回路109にそれぞれ出力する。図2(E)はこの
ピクチャ期間値を模式的に示す。
【0040】A検出回路108は、ピクチャ期間値が予
め定められている特定値Aに等しいか否かを検出し、特
定値Aに等しい時にアクティブとなるA検出信号を発生
してANDゲート112の他方の入力端子に供給する。
また、B検出回路109は、ピクチャ期間値が予め定め
られている特定値Bに等しいか否かを検出し、特定値B
に等しい時にアクティブとなるB検出信号を発生してA
NDゲート113の他方の入力端子に供給する。
め定められている特定値Aに等しいか否かを検出し、特
定値Aに等しい時にアクティブとなるA検出信号を発生
してANDゲート112の他方の入力端子に供給する。
また、B検出回路109は、ピクチャ期間値が予め定め
られている特定値Bに等しいか否かを検出し、特定値B
に等しい時にアクティブとなるB検出信号を発生してA
NDゲート113の他方の入力端子に供給する。
【0041】ANDゲート111、112、113及び
ORゲート114は、選択回路として機能する。すなわ
ち、1,6検出信号がアクティブな時(つまり、フィー
ルドカウント値が「1」又は「6」の時)は、ANDゲ
ート111に入力された、遅延回路103よりの遅延フ
ィールド同期信号がANDゲート111及びORゲート
114をそれぞれ通過してデコードタイミング信号とし
て出力される。
ORゲート114は、選択回路として機能する。すなわ
ち、1,6検出信号がアクティブな時(つまり、フィー
ルドカウント値が「1」又は「6」の時)は、ANDゲ
ート111に入力された、遅延回路103よりの遅延フ
ィールド同期信号がANDゲート111及びORゲート
114をそれぞれ通過してデコードタイミング信号とし
て出力される。
【0042】また、2,7検出信号がアクティブな時
(つまり、フィールドカウント値が「2」又は「7」の
時)は、ANDゲート112に入力されたA検出回路1
08よりのA検出信号がANDゲート112及びORゲ
ート114をそれぞれ通過してデコードタイミング信号
として出力される。
(つまり、フィールドカウント値が「2」又は「7」の
時)は、ANDゲート112に入力されたA検出回路1
08よりのA検出信号がANDゲート112及びORゲ
ート114をそれぞれ通過してデコードタイミング信号
として出力される。
【0043】更に、4,9検出信号がアクティブな時
(つまり、フィールドカウント値が「4」又は「9」の
時)は、ANDゲート113に入力されたB検出回路1
09よりのB検出信号がANDゲート113及びORゲ
ート114をそれぞれ通過してデコードタイミング信号
として出力される。
(つまり、フィールドカウント値が「4」又は「9」の
時)は、ANDゲート113に入力されたB検出回路1
09よりのB検出信号がANDゲート113及びORゲ
ート114をそれぞれ通過してデコードタイミング信号
として出力される。
【0044】これにより、フィールドカウント値が
「1」又は「6」の時には遅延フィールド同期信号が、
フィールドカウント値が「2」又は「7」の時にはA検
出信号が、フィールドカウント値が「4」又は「9」の
時にはB検出信号が、デコードタイミング信号として出
力されるため、このデコードタイミング信号は図2
(F)に示す如くになり、図3のピクチャデコード部3
02によるデコード処理が開始される。このときのデコ
ードピクチャは図2(A)及び(G)に示され、表示ピ
クチャは図2(B)及び(H)に示される。
「1」又は「6」の時には遅延フィールド同期信号が、
フィールドカウント値が「2」又は「7」の時にはA検
出信号が、フィールドカウント値が「4」又は「9」の
時にはB検出信号が、デコードタイミング信号として出
力されるため、このデコードタイミング信号は図2
(F)に示す如くになり、図3のピクチャデコード部3
02によるデコード処理が開始される。このときのデコ
ードピクチャは図2(A)及び(G)に示され、表示ピ
クチャは図2(B)及び(H)に示される。
【0045】なお、図2(B)及び(H)において、表
示ピクチャにダッシュを付けているのは、MPEG1で
はピクチャの符号化タイプによってデコードされるピク
チャとそれに対応して表示されるピクチャとは必ずしも
一致しないためである。MPEG1では、デコードされ
たピクチャは、一度メモリに格納された後に表示のため
に読み出される。
示ピクチャにダッシュを付けているのは、MPEG1で
はピクチャの符号化タイプによってデコードされるピク
チャとそれに対応して表示されるピクチャとは必ずしも
一致しないためである。MPEG1では、デコードされ
たピクチャは、一度メモリに格納された後に表示のため
に読み出される。
【0046】図2(A)のデコードピクチャの矢線の始
点と図2(B)の表示ピクチャの矢線の始点とをつなぐ
破線は、デコードのタイミングを表示タイミングより遅
延しないと、表示されるべきメモリ内のピクチャデータ
が、表示前にデコードピクチャにより上書きされないた
めに、遅延する必要があることを示している。遅延回路
103は、この遅延を確保するために利用されている。
点と図2(B)の表示ピクチャの矢線の始点とをつなぐ
破線は、デコードのタイミングを表示タイミングより遅
延しないと、表示されるべきメモリ内のピクチャデータ
が、表示前にデコードピクチャにより上書きされないた
めに、遅延する必要があることを示している。遅延回路
103は、この遅延を確保するために利用されている。
【0047】また、図2(A)のデコードピクチャの矢
線の終点と図2(B)の表示ピクチャの矢線の終点とを
つなぐ破線は、デコード処理がデコードピクチャの矢線
の終点の時点までにデコードを完了していないと、表示
にデコードが間に合わないことを示している。
線の終点と図2(B)の表示ピクチャの矢線の終点とを
つなぐ破線は、デコード処理がデコードピクチャの矢線
の終点の時点までにデコードを完了していないと、表示
にデコードが間に合わないことを示している。
【0048】図2(A)及び(B)からわかるように、
ピクチャP1のデコード開始は表示ピクチャP6’の表
示を追い越してしまわないために、図2(A)の矢線開
始のタイミングよりも早めることができない。また、ピ
クチャP2のデコード終了は表示ピクチャP2’の偶数
フィールド出力のため、図2(A)の矢線終了のタイミ
ングよりも遅らせることができない。
ピクチャP1のデコード開始は表示ピクチャP6’の表
示を追い越してしまわないために、図2(A)の矢線開
始のタイミングよりも早めることができない。また、ピ
クチャP2のデコード終了は表示ピクチャP2’の偶数
フィールド出力のため、図2(A)の矢線終了のタイミ
ングよりも遅らせることができない。
【0049】ここで、前記特定値Aは、ピクチャP2、
P5のデコード開始が、ピクチャP1、P4のデコード
の矢線の始点とピクチャP2、P5のデコードの矢線の
終点の中点になるように設定する。この特定値Aの設定
により、各ピクチャに最大限のデコード処理時間を確保
することができる。すなわち、図2(A)、(B)から
明らかなように、ピクチャP1とP2の2ピクチャやピ
クチャP4とP5の2ピクチャを3フィールド期間弱で
デコードすることになるので、上記の特定値Aの設定に
より、1ピクチャのデコード処理に1.5フィールド期
間弱の時間が確保できる。
P5のデコード開始が、ピクチャP1、P4のデコード
の矢線の始点とピクチャP2、P5のデコードの矢線の
終点の中点になるように設定する。この特定値Aの設定
により、各ピクチャに最大限のデコード処理時間を確保
することができる。すなわち、図2(A)、(B)から
明らかなように、ピクチャP1とP2の2ピクチャやピ
クチャP4とP5の2ピクチャを3フィールド期間弱で
デコードすることになるので、上記の特定値Aの設定に
より、1ピクチャのデコード処理に1.5フィールド期
間弱の時間が確保できる。
【0050】また、前記特定値Bは、表示ピクチャP
2’の奇数フィールドの表示、P5’の偶数フィールド
の表示を書き潰さない時点以降になるように設定し、ピ
クチャP1、P4のデコード処理時間以上のデコード処
理時間になるように設定する。
2’の奇数フィールドの表示、P5’の偶数フィールド
の表示を書き潰さない時点以降になるように設定し、ピ
クチャP1、P4のデコード処理時間以上のデコード処
理時間になるように設定する。
【0051】この実施の形態によれば、以上の動作によ
り、図8(B)と共に説明したように、10フィールド
期間内の2ピクチャ(ここではP1とP4)は1フィー
ルドしか表示しないことで、10フィールド期間(すな
わち、5フレーム期間)に6ピクチャP1〜P6を処理
するフレームレート変換を行うことができる。
り、図8(B)と共に説明したように、10フィールド
期間内の2ピクチャ(ここではP1とP4)は1フィー
ルドしか表示しないことで、10フィールド期間(すな
わち、5フレーム期間)に6ピクチャP1〜P6を処理
するフレームレート変換を行うことができる。
【0052】従って、この実施の形態によれば、5フレ
ーム期間毎に1ピクチャを破棄することで5フレーム期
間に6ピクチャを処理する方法に比べて表示動画像の動
きを円滑にすることができ、また、1.5フィールド期
間弱の時間に1ピクチャをデコードする能力でよいた
め、ピクチャデコード部302のハードウェア量の削減
ができる。
ーム期間毎に1ピクチャを破棄することで5フレーム期
間に6ピクチャを処理する方法に比べて表示動画像の動
きを円滑にすることができ、また、1.5フィールド期
間弱の時間に1ピクチャをデコードする能力でよいた
め、ピクチャデコード部302のハードウェア量の削減
ができる。
【0053】なお、上記の実施の形態では10フィール
ド期間に1フィールドのみ表示する2ピクチャとしてP
1とP4を定めたが、これ以外のピクチャを選択するこ
とができることは勿論である。
ド期間に1フィールドのみ表示する2ピクチャとしてP
1とP4を定めたが、これ以外のピクチャを選択するこ
とができることは勿論である。
【0054】また、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、30フレーム/秒で符号化された画
像データを復号して、25フレーム/秒で出力する装置
にも適用でき、要は動画像に関する映像信号を第1のフ
レームレートで符号化して得られた画像データを復号化
し、所定フィールド数単位で入力画像データの所定フィ
ールド番目の画像データは1フィールドのみ表示し、残
りのフィールドの画像データは1フレームずつ表示する
ように、第1のフレームレートよりも低い第2のフレー
ムレートに変換して出力する装置に適用できる。
れるものではなく、30フレーム/秒で符号化された画
像データを復号して、25フレーム/秒で出力する装置
にも適用でき、要は動画像に関する映像信号を第1のフ
レームレートで符号化して得られた画像データを復号化
し、所定フィールド数単位で入力画像データの所定フィ
ールド番目の画像データは1フィールドのみ表示し、残
りのフィールドの画像データは1フレームずつ表示する
ように、第1のフレームレートよりも低い第2のフレー
ムレートに変換して出力する装置に適用できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1のフレームレートで符号化された画像データを復号
し、これより低い第2のフレームレートで出力する動画
像復号に際し、デコード開始タイミングを定めることに
より、従来より長い1.5フィールド期間弱の時間内に
1フレーム分の符号化画像データをデコードできるデコ
ード部を使用することができるようにしたため、従来に
比べてデコード部のハードウェア量を削減することがで
きる。
第1のフレームレートで符号化された画像データを復号
し、これより低い第2のフレームレートで出力する動画
像復号に際し、デコード開始タイミングを定めることに
より、従来より長い1.5フィールド期間弱の時間内に
1フレーム分の符号化画像データをデコードできるデコ
ード部を使用することができるようにしたため、従来に
比べてデコード部のハードウェア量を削減することがで
きる。
【図1】本発明装置の一実施の形態の回路系統図であ
る。
る。
【図2】図1の動作説明用タイミングチャートである。
【図3】本発明を適用し得る動画像復号化装置の一例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】図3中の従来のビデオタイミング生成部の一例
の回路系統図である。
の回路系統図である。
【図5】図4の動作説明用タイミングチャートである。
【図6】図3中の従来のビデオタイミング生成部の他の
例の回路系統図である。
例の回路系統図である。
【図7】図6の動作説明用タイミングチャートである。
【図8】フレームレートの変換方法を説明する図であ
る。
る。
101 フィールドカウンタ 102 ピクチャ期間カウンタ 103 遅延回路 104 10検出回路 105 1,6検出回路 106 2,7検出回路 107 4,9検出回路 108 A検出回路 109 B検出回路 110〜113 2入力ANDゲート 114 4入力ORゲート 301 ビデオタイミング生成部 302 ピクチャデコード部 303 メモリ 304 表示制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 動画像に関する映像信号を第1のフレー
ムレートで符号化して得られた画像データを、第1のフ
ィールド数単位でこれよりも多い第2のフィールド数の
入力画像データを復号する際に、該第2のフィールド数
内の一又は二以上の所定フレーム番目の画像データは1
フィールドのみ表示し、残りのフレームの画像データは
1フレームずつ表示するように、前記第1のフレームレ
ートよりも低い第2のフレームレートに変換して出力す
る動画像復号化方法において、 フィールド同期信号を前記第1のフィールド数で一巡す
るように巡回的に計数し、その計数値が一又は二以上の
第1の所定値のときには前記フィールド同期信号を所定
時間遅延した信号をデコード開始タイミング信号として
前記1フィールドのみ表示する画像データの復号を開始
し、前記計数値が一又は二以上の第2の所定値のときに
は直前の復号開始時点から所定時間経過した時点で発生
させた信号を前記デコード開始タイミング信号として前
記1フレーム表示する画像データの復号を開始すること
を特徴とする動画像復号化方法。 - 【請求項2】 動画像に関する映像信号を第1のフレー
ムレートで符号化して得られた画像データを、第1のフ
ィールド数単位でこれよりも多い第2のフィールド数の
入力画像データを復号する際に、該第2のフィールド数
内の一又は二以上の所定フレーム番目の画像データは1
フィールドのみ表示し、残りのフレームの画像データは
1フレームずつ表示するように、前記第1のフレームレ
ートよりも低い第2のフレームレートに変換して出力す
る動画像復号化装置において、 フィールド同期信号を前記第1のフィールド数で一巡す
る巡回的な計数をしてフィールドカウント値を出力する
第1のカウンタと、 前記フィールド同期信号を一定時間遅延する遅延回路
と、 デコード開始タイミング信号からの経過時間を計測する
第2のカウンタと、 前記フィールドカウント値が予め定められた一又は二以
上の第1の所定値に等しくなったときに第1の検出信号
を出力する第1の検出手段と、 前記フィールドカウント値が予め定められた一又は二以
上の第2の所定値に等しくなったときに第2の検出信号
を出力する第2の検出手段と、 前記第2のカウンタの計数値が予め定められた一又は二
以上の第3の所定値に等しくなったときに第3の検出信
号を出力する第3の検出手段と、 前記第1の検出信号入力時に前記遅延回路の出力遅延フ
ィールド同期信号を前記デコード開始タイミング信号と
して出力し、前記第2の検出信号入力時に前記第3の検
出信号を前記デコード開始タイミング信号として出力す
ると共に、前記第2のカウンタをリセットするデコード
開始タイミング信号出力手段とを有し、前記遅延フィー
ルド同期信号により前記1フィールドのみ表示する前記
画像データの復号を開始し、前記第3の検出信号により
前記1フレーム表示する前記画像データの復号を開始す
ることを特徴とする動画像復号化装置。 - 【請求項3】 前記第1のフレームレートは、29.9
7フレーム/秒又は30フレーム/秒であり、前記第2
のフレームレートは25フレーム/秒であり、前記第1
のフィールド数は10フィールドであり、前記第2のフ
ィールド数の画像データは、6フレームの画像データの
うち2つのフレームの画像データはそれぞれ1フィール
ドで表示し、残りの4つのフレームの画像データはそれ
ぞれ2フィールドで表示するように復号することを特徴
とする請求項2記載の動画像復号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9707597A JP2885219B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 動画像復号化方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9707597A JP2885219B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 動画像復号化方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290457A true JPH10290457A (ja) | 1998-10-27 |
JP2885219B2 JP2885219B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=14182532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9707597A Expired - Fee Related JP2885219B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 動画像復号化方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2885219B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP9707597A patent/JP2885219B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2885219B2 (ja) | 1999-04-19 |
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Date | Code | Title | Description |
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