JPH10290353A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10290353A
JPH10290353A JP9096294A JP9629497A JPH10290353A JP H10290353 A JPH10290353 A JP H10290353A JP 9096294 A JP9096294 A JP 9096294A JP 9629497 A JP9629497 A JP 9629497A JP H10290353 A JPH10290353 A JP H10290353A
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JP
Japan
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image data
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reply
unit
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JP9096294A
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English (en)
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Kunio Sekine
邦夫 関根
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 メモリ送信機能を備えるファクシミリ装置に
関し、回答の必要な原稿を送信した相手に自動的に回答
を催促することにより、回答の有無の管理や催促の煩わ
しさを省いて、回答待ちが他の業務の妨げにならないよ
うにする。 【解決手段】 画像メモリ部16に蓄積した画データをフ
ァクシミリ送信することのできるファクシミリ装置にお
いて、システム制御部11が操作部18の回答管理キーの入
力により画像メモリ部16内の画データのファイルを管理
して入力された回答要求時から一定間隔にその画データ
を繰り返し再送し、そのファイル管理情報が削除される
までその再送を繰り返すように構成した。再送時に、送
信した原稿に対する回答を促すメッセージを添付または
付加するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画データのメモリ
送信機能を備えるファクシミリ装置に関し、詳しくは、
回答の必要のある原稿を予め設定されたタイミングで同
一の送信先に再送して回答を促すことのできるものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿の画データをファクシミ
リ送信して原稿の内容を送信先に送るファクシミリ装置
が知られており、このファクシミリ装置は、近年の情報
量の増大に伴って普及している。この種のファクシミリ
装置としては、原稿の画データを蓄積保持して任意のタ
イミングに送信先に送信するメモリ送信機能や、そのフ
ァクシミリ送信中にエラーが生じた場合に画データを再
送する再送機能を設けるなどして利便性を向上させてい
るものがある。このようなファクシミリ装置は、原稿か
ら読み取った画データを受け取った送信先でその画デー
タに基づき記録紙に文書などの画像を記録することがで
きるので、遠隔地にある送信先でも原稿の内容を正確に
知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、原稿を1回だ
け正常に送信するだけである。このため、送信する原稿
の内容には送信先の相手からファクシミリや口頭による
回答を要求するものがあるが、その送信先が忙しかった
り、忘れてしまったりして、その回答がなかなかない場
合があり、この場合には、電話やファクシミリにより送
信元から回答を催促することがしばしば行なわれてい
る。この回答の有無の管理や催促は面倒で業務に支障が
あり、回答を得ることが重要であるときには送信元で非
常に困ると共に、回答のないまま作業を進めて後にトラ
ブルが発生するなどの問題があった。
【0004】そこで、本発明は、送信先に回答を自動的
に催促することにより、回答の有無の管理や催促の煩わ
しさを省いて、回答待ちが他の業務の妨げにならないよ
うにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、メモリ部に蓄積した画データを
読み出して送信先にファクシミリ送信するメモリ送信機
能を備えるファクシミリ装置において、メモリ部に蓄積
されている画データを予め設定された間隔あるいは時期
を経過したタイミングに同一の送信先に再送する再送制
御手段と、原稿を送信先に送信する際に再送制御手段に
よる画データの再送処理を選択する処理選択手段と、再
送処理の選択されたメモリ部内の画データと共に該画デ
ータの送信先データおよび送信タイミングデータを管理
するデータ管理手段と、再送処理の選択を解除する選択
解除手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0006】この請求項1に記載の発明では、送信時に
再送処理が選択された原稿は、メモリ部内の画データと
共にその送信先および送信タイミングが管理され、再送
処理の選択が解除されるまで、メモリ部から画データが
予め設定された間隔あるいは時期を経過したタイミング
で同一の送信先に再送される。したがって、回答の必要
な原稿は、再送処理を選択して送信先に送信することに
より、その送信先から回答があってその再送処理が解除
されるまで再送される。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明の構成に加え、前記再送処理を実行する際
に、先に送信した原稿に対する回答を促すメッセージ頁
の画データを、メモリ部から読み出した原稿の先頭頁の
画データの前に添付して送信先に通知するメッセージ通
知手段を設けたことを特徴とするものである。この請求
項2に記載の発明では、再送処理により再送される原稿
の画データの先頭頁の前に、回答を促すメッセージ頁の
画データが添付されて送信先に再送される。したがっ
て、送信先では、原稿の前頁に表示されたメッセージに
より回答がまだで早急に必要であることを認識すること
ができると共に、そのメッセージにより原稿は先に受け
取ったものと同一であることを認識することができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記再送処理を実行する際に、先
に送信した原稿に対する回答を促すメッセージ文の画デ
ータを、メモリ部から読み出した原稿の先頭頁の画デー
タに付加して送信先に通知するメッセージ通知手段を設
けたことを特徴とするものである。この請求項3に記載
の発明では、再送処理により再送される原稿の先頭頁の
画データに、回答を促すメッセージ文の画データが付加
されて送信先に再送される。したがって、送信先では、
原稿の先頭頁に表示されたメッセージにより回答がまだ
で早急に必要であることを認識することができると共
に、そのメッセージにより原稿は先に受け取ったものと
同一であることを認識することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図9は本発明に係るファクシミリ装置の
第1実施形態を示す図であり、本実施形態は、請求項1
に記載の発明に対応する。まず、構成を説明する。
【0010】図1において、ファクシミリ装置は、シス
テム制御部11と、通信制御部12と、NCU部(網制御装
置)13と、読取装置14と、書込装置15と、画像メモリ部
16と、画像処理部17と、操作部18と、表示部19と、がバ
ス20を介して接続されており、NCU部13に接続された
PSTN網(Public Switched Telephone Network)を
介してファクシミリ通信を実行したり、ISDN網(In
tegrated Services Digital Network)を介してデータ
通信を実行する。
【0011】システム制御部11は、CPU(Central Pro
cessing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)およびRA
M(Random Access Memory)などから構成されており、
このシステム制御部11は、CPUが、ROM内に格納さ
れているPSTN網やISDN網を介してデータを伝送
するファクシミリ装置の基本動作や本発明の制御プログ
ラムに従って、動作する上で必要な情報をRAM内に記
憶させつつ装置各部を統括制御する。
【0012】通信制御部12は、発着信の際に回線の閉結
やリンギング電圧の検出などの所定の回線制御を行なっ
てPSTN網との接続および切断を行なうNCU13を介
して相手先の通信端末との間の通信制御を実行するよう
になっており、この通信制御部12は、受信した変調デー
タを復調したり、送信するデータを変調したりするモデ
ム機能を有し、NCU13に検出されたリンギング電圧の
パルス検出やDTMF(Dual Tone Matrix Frequency)
信号の検出やトーン信号の検出を行なう。また、この通
信制御部12は、ISDN網と接続して、相手先の通信端
末との間の通信制御を行なってデータ通信も行なうこと
ができる。
【0013】読取装置14は、例えば、CCD(Charge C
oupled Device)を利用したイメージスキャナにより構
成されており、読取位置に位置する原稿に光を走査しそ
の画像面からの反射光を取り込んで送信またはコピーす
る2値の画データを出力する。なお、この読取装置14
は、この読取時に画像の縮小・拡大などの変倍処理や密
度変換等を行なうことができる。
【0014】書込装置15は、例えば、サーマル素子を利
用したサーマル記録装置により構成されており、内蔵す
る頁メモリに蓄積した頁毎の画データを呼び出して感熱
紙(記録紙)に直接、あるいは感熱インクシートを介し
て普通紙(記録紙)に記録し、文書などの画像(原稿)
を記録紙に形成する。なお、この書込装置15は、サーマ
ル記録方式に限るものではなく、所謂、電子写真記録方
式、インクジェット記録方式、トナージェット記録方式
など、記録紙に画データに基づく画像を形成できるもの
であればよい。
【0015】画像メモリ部16は、例えば、ハードディス
ク装置により構成されており、受信した画データを通信
毎のファイルとして記憶蓄積する。なお、この画像メモ
リ部16は、ハードディスク装置に限るものではなく、装
置基板に実装されるSRAM(Static Random Access M
emory)モジュールや、カードスロットに挿入されるメ
モリカードなどであってもよい。
【0016】画像処理部17は、読取して符号化された画
データの圧縮、圧縮された画データの伸長(復元)、画
データの変倍処理、および画データの加工を行なう。操
作部18は、キー入力された各種情報をシステム制御部11
にバス20を介して受渡す。表示部19は、バス20を介して
システム制御部11から送られてきた各種情報を表示す
る。この操作部18は、図5に示すLCD(Liquid Cryst
al Display)からなるタッチパネルにより構成されてお
り、表示を切り換えて各種入力キーを変更するとともに
一部の領域を表示部19としている。
【0017】そして、システム制御部11は、操作部18か
ら入力された宛先(電話番号)の送信先に、読取装置14
が読み取った画データを画像メモリ部16に蓄積すること
なくそのまま通信制御部12を介してファクシミリ送信す
る直接送信モード機能と共に、入力された宛先データ
(送信先データ)および画像メモリ部16に蓄積した画デ
ータをファイル管理して回線が空くのを待ってあるいは
指定された時刻等に画像メモリ部16から画データを呼び
出しファクシミリ送信するメモリ送信モード機能を実行
することができる。
【0018】このシステム制御部11は、一般的なメモリ
送信モード機能(以下、単にモードともいう)の他に、
画像メモリ部16に蓄積してファイル管理する画データを
ファクシミリ送信の正常終了後に削除(消去)すること
なく、操作部18から削除命令が入力されるまで保持し
て、操作部18から設定入力された再送設定時刻および予
め準備されている再送間隔に基づきファイル管理する宛
先を用いて同一の送信先に再度(繰り返し)ファクシミ
リ送信する回答管理(要求)モードを実行することもで
きるようになっており、この回答管理モードにより先に
画データを送信した原稿についての回答をその送信先に
促すことができる。この回答管理モードは、操作部18の
図5に示す回答管理キー21aの入力により選択すること
ができ、また図8に示す削除キー21bの入力により終了
することができる。すなわち、操作部18が処理選択手段
および選択解除手段を構成し、システム制御部11が再送
制御手段およびデータ管理手段を構成している。
【0019】また、システム制御部11は、回答管理モー
ドの終了を、図5に示すファイル変更キー22aの入力、
図6に示す回答管理送信ファイルの選択入力、図7に示
す個別のファイルの選択の後の図8に示す削除キー21b
の入力により、画像メモリ部16に蓄積保持する画データ
およびファイル管理情報を削除して行なう。また、図7
に示す個別のファイルの選択の後に、図8に示す回答要
求再送信キー22bを入力すると回答管理モードにより画
像メモリ部16に蓄積保持する画データを任意のタイミン
グで同一の送信先に送信し、プリントアウトキー22cを
入力するとその画データを書込装置15へ送って記録紙に
記録出力させ原稿の内容を確認することができる。
【0020】なお、図5に示す23aはテンキー、23bは
スタートキー、23cはストップキーであり、図5〜図9
に示す終了キー22dは、操作部18の入力操作を中止(終
了)するためのものである。また、ファイル変更キー22
aの入力により、ファイル管理情報の変更指示など、例
えば、納期の変更、送信先の変更、画データの転送指示
をすることができるようにしてもよい。
【0021】次に、メモリ送信モードや回答管理モード
によるファクシミリ送信を図2〜図4を用いて作用とと
もに説明する。まず、図2に示すように、送信する原稿
が読取装置14にセットされ、その送信先の宛先がテンキ
ー23aあるいは不図示のワンタッチキーや短縮キーによ
り入力された後に(ステップP1)、回答管理キー21a
が入力されたか否かを確認し(ステップP2)、入力さ
れずにスタートキー23bが押下(入力)された場合には
原稿の読取を開始して画像処理部17が圧縮した画データ
を画像メモリ部16に蓄積するとともに、その画データを
通常送信原稿として宛先や原稿のページ数などと共にフ
ァイル管理する(ステップP3、P4)。
【0022】一方、ステップP2で回答管理キー21aの
入力が確認された場合には、その送信原稿に対する回答
の納期(回答の必要な時期(日や時刻)の前)の入力を
促してその回答納期を再送時刻としてファイル管理した
後に(ステップP5)、以降通常送信原稿と同様に、ス
タートキー23bの押下(入力)により画データを画像メ
モリ部16に蓄積し(ステップP6、P7)、ファイル管
理情報に含まれる送信回数CをC=0にリセットして、
画像メモリ部16に蓄積した画データを回答管理送信原稿
として回答納期や宛先や原稿のページ数などと共にファ
イル管理する(ステップP8)。
【0023】この送信する画データの蓄積およびファイ
ル管理の後には、図3に示すルーチンにより、まず、画
像メモリ部16に送信回数C=0の回答管理送信原稿が蓄
積管理されている場合にはその送信動作を開始して(ス
テップP11)、画像メモリ部16に通常送信原稿が蓄積管
理されている場合にはその送信動作を開始して(ステッ
プP12)、画像メモリ部16に再送時刻に達した回答管理
送信原稿が蓄積管理されている場合にはその送信動作を
開始して(ステップP13)、回線がビジー状態の使用中
でないことを確認した後に(ステップP14)、画像メモ
リ部16内に確認された送信する必要のある送信原稿の画
データをその画像メモリ部16から読み出し、通常のファ
クシミリ送信手順に従って全頁の送信を完了させる(ス
テップP15)。
【0024】次いで、ファクシミリ送信の完了した画デ
ータが回答管理送信原稿であるか確認して(ステップP
16)、回答管理送信原稿でなく通常送信原稿であった場
合には、画像メモリ部16内のその画データとともにファ
イル管理する情報を消去する(ステップP17)。一方、
ステップP16で回答管理送信原稿であることが確認され
た場合には、その回答管理送信原稿のファイル管理情報
が送信回数C=0であるか否かを確認して(ステップP
18)、送信回数C=0である場合にはそのままステップ
P20に進んで送信回数Cをインクリメント(C=C+
1)し、送信回数C≠0である場合には回答納期として
設定されている再送設定時刻を送信完了時刻に回答要求
間隔として予め設定されている再送間隔を加えた時刻
(送信完了時刻+再送間隔)に書き換えた後に(ステッ
プP19)、送信回数Cをインクリメントし(ステップP
20)、画像メモリ部16内の画データおよびファイル管理
情報を保持する(ステップP21)。したがって、回答が
必要であるために、回答管理キー21aが入力された原稿
の画データは、1回のファクシミリ送信の完了では消去
されずに、回答要求モードが終了(解除)されるまで、
送信時間に再送間隔を加えた時刻が経過する毎に繰り返
し同一の送信先に送信され、その送信先に回答が必要な
ことを認識させることができる。
【0025】そして、回答管理キー21aを入力して送信
された原稿に対する回答がその送信先から電話あるいは
ファクシミリによりあった場合や、その回答が不要にな
った場合や、原稿を緊急に再送して回答を要求する場合
には、図4に示すルーチンをファイル変更キー22aの入
力により開始して(ステップP31)、図6に示す次画面
の回答管理送信ファイルの選択入力の後に(ステップP
32)、図7に示す次々画面に表示する回答管理送信原稿
として管理されている画データのファイルの何れかを選
択した上で(ステップP33)、削除キー21bまたは回答
要求再送信キー22bなどの何れかを選択入力することに
より、その選択に応じた処理を任意に行なうことがで
き、削除キー21bが選択入力された場合には選択された
ファイルの画像メモリ部16内の画データとともにファイ
ル管理情報を消去し(ステップP35)、回答要求再送信
キー22bが選択入力された場合には選択されたファイル
の画像メモリ部16内の画データがファクシミリ送信され
る(ステップP36)。したがって、回答が不要になった
後に同一の画データを送信先に繰り返し送信することを
解除することができる一方、送信先で原稿を紛失してし
まって緊急に回答が必要な場合などには任意に同一の画
データをその送信先に送ることができる。
【0026】このように本実施形態においては、送信時
に回答管理キー21aを選択入力するだけで、削除キー21
bの入力により画データおよびファイル管理情報が消去
され回答管理モードが解除されるまで、回答の必要のあ
る原稿を同一の送信先に繰り返し再送することができ
る。このため、その送信先に回答が必要なことを認識さ
せることができ、納期までに電話やファクシミリなどに
より回答をもらうことができる。したがって、他の業務
の妨げになることなく、その送信先に回答を自動的に催
促することができ、納期までに間に合うように繰り返し
催促して回答を得ることができる。
【0027】次に、図10および図11は本発明に係るファ
クシミリ装置の第2実施形態を示す図であり、本実施形
態は、請求項2に記載の発明に対応する。なお、本実施
形態は上述第1実施形態と略同様に構成されているの
で、図1、図2および図4〜図9を流用すると共に同様
な処理には同一のステップ数を付して、特徴部分を説明
する。
【0028】図1において、システム制御部11は、回答
管理モードにおいて、図10に示すルーチンを実行するよ
うになっており、画像メモリ部16に蓄積保持する画デー
タを同一の送信先に再送する際には、図11に示すメッセ
ージを表示するメッセージ頁(1枚)の画データを作成
して、画像メモリ部16から呼び出し再送する画データの
前に添付する。すなわち、システム制御部11は、本原稿
は先に送信した原稿と同一で回答を催促するものである
旨を通知するメッセージ通知手段を構成している。
【0029】具体的には、図10に示すルーチンにおい
て、画像メモリ部16に再送時刻に達した回答管理送信原
稿が蓄積管理されていることを確認すると(ステップP
11、P12、P13)、予め準備されているメッセージのキ
ャラクタコードに基づきその文字をビット展開してメッ
セージ頁の画データを作成し(ステップP41)、そのメ
ッセージ頁の画データを送信バッファとして機能するメ
モリ領域に画像メモリ部16内の画データの先頭頁の前と
なるように挿入(記憶)する(ステップP42)。
【0030】次いで、以降、上述第1実施形態と同様
に、画像メモリ部16内の再送する画データを読み出して
メッセージ頁の画データに続けて全頁の送信を完了させ
(ステップP14、P15)、この画データは先に送信済み
の回答管理送信原稿であるので、再送設定時刻を書き換
えるとともに送信回数Cをインクリメントし、画像メモ
リ部16内の画データおよびファイル管理情報を保持する
(ステップP16、P18〜P21)。このため、回答が必要
であるために再送する画データの前に、メッセージ頁の
画データを送信することができる。したがって、送信先
では図11に示すメッセージ頁が添付された状態で原稿を
受け取ることができ、原稿は先のものと同一で回答を催
促されていることを原稿の内容を確認することなく認識
することができる。
【0031】このように本実施形態においては、上述第
1実施形態による作用効果に加え、回答の必要のある原
稿を送信した送信先に、その回答を促すメッセージ頁を
先頭に添付して原稿を再送することができ、その送信先
では原稿の内容を確認することなく、先に送られてきた
原稿に対する回答が必要なことを容易に把握することが
できる。したがって、送信先で、原稿の内容の確認を後
回しにしたために回答が納期に遅れてしまうことをなく
すことができ、その原稿自体を別に送られてきた原稿と
して管理してしまうこともなくすことができる。
【0032】次に、図12および図13は本発明に係るファ
クシミリ装置の第3実施形態を示す図であり、本実施形
態は、請求項3に記載の発明に対応する。なお、本実施
形態は上述第1実施形態と略同様に構成されているの
で、図1、図2および図4〜図9を流用すると共に同様
な処理には同一のステップ数を付して、特徴部分を説明
する。
【0033】図1において、システム制御部11は、回答
管理モードにおいて、図12に示すルーチンを実行するよ
うになっており、画像メモリ部16に蓄積保持する画デー
タを同一の送信先に再送する際には、図13に示す原稿の
先頭頁の上部、所謂ヘッダ部分に表示するメッセージ文
の画データを作成して画像メモリ部16内の画データに付
加した後にその画データの再送を実行する。すなわち、
システム制御部11は、上述第2実施形態と同様にメッセ
ージ通知手段を構成している。
【0034】具体的には、図12に示すルーチンにおい
て、画像メモリ部16に再送時刻に達した回答管理送信原
稿が蓄積管理されていることを確認すると(ステップP
11、P12、P13)、画像メモリ部16からその先頭頁の画
データを読み出し画像処理部17により伸長するとともに
(ステップP51)、予め準備されているメッセージのキ
ャラクタコードに基づきその文字をビット展開してメッ
セージ文の画データを作成し伸長した画データのヘッダ
部分に付加した後に(ステップP52)、その画データを
画像処理部17により圧縮して画像メモリ部16内の画デー
タと書き換える(ステップP53) 次いで、以降、上述第1実施形態と同様に、画像メモリ
部16内の書き換え後の画データを読み出して全頁の送信
を完了させ(ステップP14、P15)、この画データは先
に送信済みの回答管理送信原稿であるので、再送設定時
刻を書き換えるとともに送信回数Cをインクリメント
し、画像メモリ部16内の画データおよびファイル管理情
報を保持する(ステップP16、P18P〜P21)。このた
め、回答が必要であるために再送する原稿の先頭頁中に
メッセージ文を付加した画データを送信することができ
る。したがって、送信先では図13に示すメッセージ文が
ヘッダ部分に付加された状態で原稿を受け取ることがで
き、原稿は先のものと同一で回答を催促されていること
を原稿の内容を確認することなく認識することができ
る。
【0035】このように本実施形態においては、上述第
1実施形態による作用効果に加え、回答の必要のある原
稿を送信した送信先に、その回答を促すメッセージ文を
先頭頁のヘッダ部分に付加して送ることができ、その送
信先では原稿の内容を確認することなく、先に送られて
きた原稿に対する回答が必要なことを容易に把握するこ
とができる。したがって、上述第2実施形態と同様な作
用効果を得ることができるとともに、送信先で記録紙を
無駄にすることがない。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、送信時
に再送処理を選択するだけで、原稿をその選択が解除さ
れるまで同一の送信先に、予め設定されたタイミングで
繰り返しあるいは一定時間経過時(回答の必要な納期の
前など)に再送することができる。このため、送信先で
は、その原稿を見て回答を必要な納期までに電話やファ
クシミリなど何等かの手段により忘れずにすることがで
きる。したがって、送信先に回答を自動的に催促するこ
とができ、回答の有無を管理したり回答を催促するなど
の煩わしさを省くことができる。この結果、送信元で
は、回答待ちが他の業務の妨げになることはなく、他の
業務を効率よく進めることができる。
【0037】請求項2、3に記載の発明によれば、先に
送信した原稿を送信先に再送すると共に、その送信先で
記録紙に記録する原稿の先頭頁の前の別頁に、あるいは
その先頭頁の一部に回答を促すメッセージを表示させる
ことができる。このため、送信先では、その原稿に対す
る回答を早急にする必要があり、その原稿自体は先に受
け取ったものと同一であることを、原稿の内容を確認す
ることなく認識することができる。したがって、送信先
で原稿の内容確認が後回しにされて回答の必要性を通知
できないことがなく、送信元は納期に遅れることなく回
答を受けることができる。また、その送信先では、再送
されてきた原稿自体は別原稿として管理する必要がない
ことを容易に把握することができ、管理が煩雑になって
しまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の第1実施形態
を示す図であり、その概略全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】その画データの蓄積を説明するフローチャート
である。
【図3】その画データの送信を説明するフローチャート
である。
【図4】その画データの消去を説明するフローチャート
である。
【図5】その操作部を示す平面図である。
【図6】その操作部の図5の次画面を示す平面図であ
る。
【図7】その操作部の図6の次画面を示す平面図であ
る。
【図8】その操作部の図7の次画面を示す平面図であ
る。
【図9】その操作部の図8の次画面を示す平面図であ
る。
【図10】本発明に係るファクシミリ装置の第2実施形態
を示す図であり、その画データの送信を説明するフロー
チャートである。
【図11】その原稿に添付するメッセージの一例を示す平
面図である。
【図12】本発明に係るファクシミリ装置の第3実施形態
を示す図であり、その画データの送信を説明するフロー
チャートである。
【図13】その原稿に付加するメッセージの一例を示す平
面図である。
【符号の説明】
11 システム制御部(再送制御手段、データ管理手
段、およびメッセージ通知手段) 12 通信制御部 13 NCU部 14 読取装置 15 書込装置 16 画像メモリ部 17 画像処理部 18 操作部(処理選択手段、選択解除手段) 19 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリ部に蓄積した画データを読み出して
    送信先にファクシミリ送信するメモリ送信機能を備える
    ファクシミリ装置において、 メモリ部に蓄積されている画データを予め設定された間
    隔あるいは時期を経過したタイミングに同一の送信先に
    再送する再送制御手段と、原稿を送信先に送信する際に
    再送制御手段による画データの再送処理を選択する処理
    選択手段と、再送処理の選択されたメモリ部内の画デー
    タと共に該画データの送信先データおよび送信タイミン
    グデータを管理するデータ管理手段と、再送処理の選択
    を解除する選択解除手段と、を備えることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記再送処理を実行する際に、先に送信し
    た原稿に対する回答を促すメッセージ頁の画データを、
    メモリ部から読み出した原稿の先頭頁の画データの前に
    添付して送信先に通知するメッセージ通知手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記再送処理を実行する際に、先に送信し
    た原稿に対する回答を促すメッセージ文の画データを、
    メモリ部から読み出した原稿の先頭頁の画データに付加
    して送信先に通知するメッセージ通知手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
JP9096294A 1997-04-15 1997-04-15 ファクシミリ装置 Pending JPH10290353A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019224860A1 (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 三菱電機株式会社 通信装置、通信方法及び通信プログラム

Cited By (2)

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WO2019224860A1 (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 三菱電機株式会社 通信装置、通信方法及び通信プログラム
US11677515B2 (en) 2018-05-21 2023-06-13 Mitsubishi Electric Corporation Retransmission control device, method, and computer readable medium for time sensitive network communications

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