JPH10290226A - マルチキャストコネクション管理方式 - Google Patents

マルチキャストコネクション管理方式

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JPH10290226A
JPH10290226A JP9767497A JP9767497A JPH10290226A JP H10290226 A JPH10290226 A JP H10290226A JP 9767497 A JP9767497 A JP 9767497A JP 9767497 A JP9767497 A JP 9767497A JP H10290226 A JPH10290226 A JP H10290226A
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JP
Japan
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user
multicast
connection management
connection
target
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JP9767497A
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Eiichiro Takahashi
英一郎 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2854Wide area networks, e.g. public data networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/185Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast with management of multicast group membership
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来はマルチキャストサービスを全てのコネ
クションをPVC接続で行っているため、マルチキャス
トできるユーザ対象が固定化されている。 【解決手段】 マルチキャストサービス契約ユーザから
のコネクション登録要求により発信ユーザ登録表M1の
ポインタの指示する目的ユーザコネクション管理表M2
に、コネクション登録要求された目的アドレス及び目的
アドレスのユーザの回線情報を登録する登録手段M3
と、マルチキャストサービス契約ユーザからのユーザデ
ータの供給により、発信ユーザ登録表M1をサーチして
得たポインタの指示する目的ユーザコネクション管理表
M2の目的アドレスのユーザに対して上記ユーザデータ
を送信する送信手段M4とを有する。これにより、登録
した複数の目的アドレスのユーザに対してマルチキャス
ト通信を行うことができ、マルチキャストコネクション
グループを動的に変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチキャストコネ
クション管理方式に関し、パケット形のデータ通信でマ
ルチキャストサービスを行う網の管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フレームリレー、パケット交
換等のパケット形データ通信が行われており、このよう
なデータ通信では1:n又はn:nの同報通信であるマ
ルチキャストサービスが行われている。従来のマルチキ
ャストサービスは全てのコネクションをPVC接続(固
定接続)とした全固定接続によるサービスだけが行われ
ており、SVC接続(選択接続)を用い、動的なコネク
ション登録を伴うマルチキャストサービスは行われてい
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フレームリレー、パケ
ット交換のようなパケット形データ通信では、マルチキ
ャストコネクション接続を用い、LAN間通信を行った
り、イントラネット構築を行うことが必要となりつつあ
る。従来はマルチキャストサービスを全てのコネクショ
ンをPVC接続で行っているため、マルチキャストでき
るユーザ対象が固定化されてしまう。しかし、上記のよ
うなLAN間通信やイントラネット構築ではマルチキャ
ストしたいユーザ対象は、アプリケーションによって変
化するのに対し、動的にマルチキャストコネクショング
ループを変更できないという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
マルチキャストコネクショングループを動的に変更でき
るマルチキャストコネクション管理方式を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1(A)に示すように、マルチキャストサービス
を行うパケット形データ通信網のマルチキャストコネク
ション管理方式において、マルチキャストサービス契約
ユーザの識別情報に対応させて目的アドレスと、目的ア
ドレスのユーザの識別情報とを管理するユーザコネクシ
ョン管理手段M0と、上記マルチキャストサービス契約
ユーザからの要求により要求ユーザのユーザコネクショ
ン管理手段に、要求された目的アドレス及び目的アドレ
スのユーザの識別情報を登録する登録手段M3とを有す
る。
【0006】このように、マルチキャスト契約ユーザに
対応して目的アドレスとその目的アドレスのユーザの識
別情報を登録することにより、マルチキャストコネクシ
ョングループを動的に変更できる。請求項2に記載の発
明は、図1(B)に示すように、マルチキャストサービ
スを行うマルチキャストサーバを有するパケット形デー
タ通信網のマルチキャストコネクション管理方式におい
て、上記マルチキャストサーバに、マルチキャストサー
ビス契約ユーザの回線情報と、目的ユーザコネクション
管理表を指示するポインタとを対応させて登録した発信
ユーザ登録表M1と、目的アドレスと、目的アドレスの
ユーザの回線情報とを対応させて登録する目的ユーザコ
ネクション管理表M2と、上記マルチキャストサービス
契約ユーザからのコネクション登録要求により上記発信
ユーザ登録表のポインタの指示する目的ユーザコネクシ
ョン管理表に、コネクション登録要求された目的アドレ
ス及び目的アドレスのユーザの回線情報を登録する登録
手段M3と、上記マルチキャストサービス契約ユーザか
らのユーザデータの供給により、上記発信ユーザ登録表
をサーチして得たポインタの指示する目的ユーザコネク
ション管理表の目的アドレスのユーザに対して上記ユー
ザデータを送信する送信手段M4とを有する。
【0007】このように、マルチキャストサービス契約
ユーザに対応して目的ユーザコネクション管理表に目的
アドレスとそのユーザの回線情報を登録して、上記マル
チキャストサービス契約ユーザからユーザデータを供給
することにより、登録した複数の目的アドレスのユーザ
に対してマルチキャスト通信を行うことができ、上記目
的ユーザコネクション管理表に目的アドレスとそのユー
ザ回線情報を登録することでマルチキャストコネクショ
ングループを動的に変更できる。
【0008】請求項3に記載の発明は、図1(C)に示
すように、請求項2記載のマルチキャストコネクション
管理方式において、前記登録手段は、前記目的ユーザコ
ネクション管理表に、コネクション登録要求された目的
アドレス及び目的アドレスのユーザの回線情報と共に、
コネクション登録要求したユーザの目的アドレス及びそ
の回線情報を登録する。
【0009】これにより、目的ユーザからマルチキャス
ト通信に対する逆方向トラヒックを転送することが可能
となる。請求項4に記載の発明は、請求項2又は3記載
のマルチキャストコネクション管理方式において、前記
マルチキャストサービス契約ユーザからのコネクション
切断要求により上記発信ユーザ登録表のポインタの指示
する目的ユーザコネクション管理表からコネクション切
断要求された目的アドレス及び目的アドレスのユーザの
回線情報を削除する登録抹消手段M5を有する。
【0010】これにより、マルチキャストコネクション
の切断要求により、目的ユーザコネクション管理表から
不要となった目的アドレスとそのユーザの回線情報を削
除できる。請求項5に記載の発明は、請求項4記載のマ
ルチキャストコネクション管理方式において、前記登録
抹消手段は、前記目的ユーザコネクション管理表からコ
ネクション切断要求された目的アドレス及び目的アドレ
スのユーザの回線情報と共に、切断要求したユーザの目
的アドレス及びその回線情報を削除する。
【0011】これにより、マルチキャストコネクション
の切断要求により、目的ユーザコネクション管理表から
不要となった目的アドレス及び切断要求したユーザの目
的アドレスとそれらのユーザの回線情報を削除できる。
請求項6に記載の発明は、請求項2又は3記載のマルチ
キャストコネクション管理方式において、前記コネクシ
ョン登録要求で、前記目的ユーザコネクション管理表
に、複数の目的アドレス及び夫々の目的アドレスのユー
ザの回線情報を一度に登録する。
【0012】これにより、1回のコネクション登録要求
でマルチキャスト用の複数の目的アドレス及びそれらの
ユーザの回線情報を同時に登録できる。請求項7に記載
の発明は、請求項2乃至6のいずれか記載のマルチキャ
ストコネクション管理方式において、前記パケット形デ
ータ通信網は、フレームリレー網である。
【0013】これにより、フレームリレー網で請求項2
乃至6の発明を実現できる。請求項8に記載の発明は、
請求項2乃至6のいずれか記載のマルチキャストコネク
ション管理方式において、前記パケット形データ通信網
は、パケット交換通信網である。これにより、パケット
交換網で請求項2乃至6の発明を実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は本発明を適用したフレーム
リレー網の構成図を示す。同図中、ユーザAはフレーム
リレー(FR)交換機10と接続され、ユーザB,Cは
FR交換機12と接続され、ユーザDはFR交換機11
と接続されている。上記のFR交換機10,11,12
はフレームリレー網を構成し、マルチキャストサーバ2
0と夫々接続されている。
【0015】図3はマルチキャストサーバ20のブロッ
ク図を示す。同図中、回線多重収容装置22,24夫々
にはフレームリレー網を構成するFR交換機10〜18
夫々が接続され、回線多重収容装置22,24はマルチ
キャストサーバモジュール26と接続されている。マル
チキャストサーバモジュール26は内蔵する発信ユーザ
管理表28(M1)及び目的ユーザコネクション管理表
30(M2)を用いてマルチキャストコネクションの管
理を行う。上記の発信ユーザ管理表28と目的ユーザコ
ネクション管理表30とがユーザコネクション管理手段
M0に対応する。マルチキャストサーバモジュール26
は保守/運用モジュール32と接続され、保守/運用モ
ジュール32は網管理センターの統合保守/運用装置3
4と接続されている。
【0016】ユーザは網とのサービス契約において、マ
ルチキャストサービスを選択することができる。契約時
にマルチキャストサービスを選択したユーザのUNI
(ユーザ網インタフェース)には図4に示すように、マ
ルチキャスト通信専用のコネクションDLCI(データ
リンクコネクション識別子)#xが含まれる。このDL
CI#xはPVCによりユーザとマルチキャストサーバ
20を接続するよう保守者により設定される。
【0017】発信ユーザ登録表28は図5(A)に示す
ように、発信LU(回線番号)とDLCIとの回線情報
に対応して目的ユーザコネクション管理表ポインタが設
定され、発信LU+DLCIによりサーチされる。目的
ユーザコネクション管理表30は図5(B)に示すよう
に、目的アドレスに対応して目的LUとDLCIとの回
線情報が設定され、発信ユーザ登録表28の目的ユーザ
コネクション管理表ポインタによってサーチされる。
【0018】マルチキャスト契約のユーザが発生した場
合、保守者はそのユーザのDLCI#xとマルチキャス
トサーバ側の捕捉したLU+DLCI(空いている回線
/データリンク収容位置より選択捕捉)との間にPVC
を確立し、この捕捉LUとDLCIを発信LU+DLC
Iとして発信ユーザ登録表28に登録する。上記のマル
チキャストサービスを契約したユーザは、通常のフレー
ムリレー通信サービスを利用する場合、マルチキャスト
通信専用のDLCI#x以外の契約DLCI#i〜#m
を用いる。この場合の通信はPVC,SVCのいずれで
も良い。しかし、このユーザが他のマルチキャスト契約
ユーザからのマルチキャストコネクション確立に応答
し、マルチキャストコネクション被設定ユーザとなる場
合には、上記DLCI#i〜#mの中にSVCとして使
用するDLCIを必要とする。
【0019】ユーザはマルチキャスト通信を行う場合、
マルチキャストコネクションの確立を要求するため、マ
ルチキャストコネクション登録要求フレームに着ユーザ
のアドレスである目的アドレスを設定し、DLCI#x
によりマルチキャストサーバへ送信する。この場合、目
的アドレスを単一指定する方式と、複数指定する方式と
がある。
【0020】図6は単一指定方式のマルチキャストコネ
クション制御フレームのフォーマットを示す。同図中、
最初の第1〜第4オクテットのヘッダはITU−T勧告
Q.922による。第5オクテットはOAM(オペレー
ション・アンド・マネジメント)エッダであり、例えば
“00000010”と規定して、マルチキャスト制御
を指示する。第6オクテットは要求種別表示であり、
“00000001”でマルチキャストコネクション登
録要求、“00000010”でマルチキャストコネク
ション登録応答、“00000011”でマルチキャス
トコネクション切断要求、“00000100”でマル
チキャストコネクション切断応答を指示する。この第6
オクテットと次の第7〜第10オクテットがマルチキャ
ストコネクション制御情報であり、設定の場合、第7〜
第10オクテットに目的アドレスが入る。なお、応答の
場合には第10オクテットの第1,第2ビットが結果表
示とされ、“00”でコネクション設定失敗、“01”
でコネクション設定成功を表わす。第11,第12オク
テットは誤り検出コードに用いる。
【0021】図7は複数指定方式のマルチキャストコネ
クション制御フレームのフォーマットを示す。同図中、
最初の第1〜第4オクテットのヘッダはITU−T勧告
Q.922による。第5オクテットはOAM(オペレー
ション・アンド・マネジメント)エッダであり、例えば
“00000010”と規定して、マルチキャスト制御
を指示する。第6オクテットはマルチキャストコネクシ
ョン制御情報のフィールドバイト長を表示する情報長表
示である。第7オクテットは要求種別表示であり、“0
0000001”でマルチキャストコネクション登録要
求、“00000010”でマルチキャストコネクショ
ン登録応答、“00000011”でマルチキャストコ
ネクション切断要求、“00000100”でマルチキ
ャストコネクション切断応答を指示する。この第6オク
テット以降がマルチキャストコネクション制御情報であ
り、設定の場合、第7〜第10オクテットに目的アドレ
スが入り、これが目的アドレスの数だけ繰り返される。
なお、応答の場合には第10オクテットの第1,第2ビ
ットが結果表示とされ、“00”でコネクション設定失
敗、“01”でコネクション設定成功を表わす。最後の
2つのオクテットは誤り検出コードに用いる。
【0022】図8はマルチキャストコネクション登録要
求時のマルチキャストサーバ20の行う登録手段M3と
しての処理のフローチャートを示す。同図中、ステップ
S10でマルチキャストサーバ20はマルチキャストコ
ネクション登録要求フレームを受信する。ステップS1
2で受信したマルチキャストコネクション登録要求フレ
ームより目的ユーザ(着信先)アドレスを抽出し、ステ
ップS14で上記フレームを受信したLU+DLCIを
キー情報として発信ユーザ登録表28をサーチし、ステ
ップS16でこのLU+DLCIが登録されているか否
かを判別する。
【0023】登録がなければステップS18で受信した
マルチキャストコネクション登録要求フレームを廃棄
し、処理を終了する。登録されていればステップS22
でサーチした目的ユーザコネクション管理表ポインタを
取り出し、ステップS24でこのポインタにより目的ユ
ーザコネクション管理表30を導き出す。次にステップ
S26でマルチキャストコネクション登録要求フレーム
より目的アドレスを取り出し、この目的アドレスをキー
情報として目的ユーザコネクション管理表30をサーチ
し、ステップS28で目的アドレスが登録されているか
否かを判別する。
【0024】登録がなければステップS30でこの目的
ユーザに対しコネクション設定を行う。この設定はIT
U−T勧告Q.933に準拠したSVC設定手順を用い
る。なお、上記の目的ユーザはSVCサービスのための
DLCIを契約していなければならない。次にステップ
S32で目的ユーザとのSVCに対応する目的LU+D
LCIを目的アドレスと対応付けて目的ユーザコネクシ
ョン管理表30に登録し、ステップS34で上記の目的
LU+DLCIを発信LU番号+DLCIとして発信ユ
ーザ登録表28に登録し、対応する目的ユーザコネクシ
ョン管理表30にマルチキャストコネクション登録要求
を受信したLU+DLCIを設定する。これは逆方向ト
ラヒックを転送するためである。なお、マルチキャスト
コネクション登録要求フレームが図7のフォーマットの
場合には、上記のステップS26〜S34は目的アドレ
スの数だけ繰り返される。
【0025】ステップS28で目的アドレスの登録がな
い場合、又はステップS34を終了した後はステップS
36に進み、登録対象の目的アドレス及び登録結果を知
らせるためのマルチキャストコネクション登録応答フレ
ームを編集し、ステップS38でマルチキャストコネク
ション登録要求フレームを受信したLC+DLCIに対
して送信し、処理を終了する。
【0026】マルチキャストコネクションの追加を要求
する場合に契約ユーザはDLCI#xで追加する目的ユ
ーザアドレスを設定したマルチキャストコネクション登
録要求フレームを送信し、マルチキャストサーバ20は
図8の処理を実行する。上記のマルチキャストコネクシ
ョン登録要求を発信したユーザはマルチキャストコネク
ション登録応答によりコネクションの確立を知る。マル
チキャストコネクション登録が成功した場合、ユーザの
DLCI#xは直前に登録を要求したマルチキャストユ
ーザグループのための専用マルチキャストコネクション
となる。上記の契約ユーザはDLCI#xに対しユーザ
データフレームを送信する。
【0027】図9はマルチキャスト転送対象のユーザフ
レーム受信時のマルチキャストサーバ20の行う送信手
段M4としての処理のフローチャートを示す。同図中、
ステップS40でマルチキャストサーバ20はユーザフ
レームを受信する。ステップS42でユーザフレームを
受信した回線のLU+DLCIをキー情報として発信ユ
ーザ登録表28をサーチし、ステップS44でこのLU
+DLCIが登録されているか否かを判別する。
【0028】登録がなければステップS46で受信した
ユーザフレームを廃棄し、処理を終了する。登録されて
いればステップS48でサーチした目的ユーザコネクシ
ョン管理表ポインタを取り出し、ステップS50でこの
ポインタにより目的ユーザコネクション管理表30を導
き出す。次にステップS50で目的ユーザコネクション
管理表30に登録されている目的アドレスに対応した全
ての目的LU+DLCIに対して受信したユーザデータ
フレームを送信し、処理を終了する。
【0029】図10はマルチキャストコネクション切断
要求時のマルチキャストサーバ20の行う登録抹消手段
M5としての処理のフローチャートを示す。同図中、ス
テップS60でマルチキャストサーバ20はマルチキャ
ストコネクション切断要求フレームを受信する。ステッ
プS62で受信したマルチキャストコネクション切断要
求フレームより目的ユーザ(着信先)アドレスを抽出
し、ステップS64で上記フレームを受信したLU+D
LCIをキー情報として発信ユーザ登録表28をサーチ
し、ステップS66でこのLU+DLCIが登録されて
いるか否かを判別する。
【0030】登録がされていればステップS68で受信
したマルチキャストコネクション切断要求フレームを廃
棄し、処理を終了する。登録されてなければステップS
72でサーチした目的ユーザコネクション管理表ポイン
タを取り出し、ステップS74でこのポインタにより目
的ユーザコネクション管理表30を導き出す。次にステ
ップS76でマルチキャストコネクション切断要求フレ
ームより目的アドレスを取り出し、この目的アドレスを
キー情報として目的ユーザコネクション管理表30をサ
ーチし、ステップS78で目的アドレスが登録されてい
るか否かを判別する。
【0031】登録がされていればステップS80でこの
目的ユーザに対しコネクション切断を行う。この切断は
ITU−T勧告Q.933に準拠したSVC切断手順を
用いる。次にステップS82でコネクション切断により
消滅した通信方路に対応する目的LU+DLCIと目的
アドレスとを目的ユーザコネクション管理表30から削
除し、ステップS84で逆方向トラヒック用の発信LU
番号+DLCIを発信ユーザ登録表28から削除し、対
応する目的ユーザコネクション管理表30のLU+DL
CIを削除する。なお、マルチキャストコネクション切
断要求フレームが図7のフォーマットの場合には、上記
のステップS76〜S84は目的アドレスの数だけ繰り
返される。
【0032】ステップS78で目的アドレスの登録がな
い場合、又はステップS84を終了した後はステップS
86に進み、登録対象の目的アドレスを知らせるための
マルチキャストコネクション切断応答フレームを編集
し、ステップS88でマルチキャストコネクション切断
要求フレームを受信したLC+DLCIに対して送信
し、処理を終了する。
【0033】図11は図6に示す単一指定方式のフォー
マットを用いた場合のマルチキャスト登録解除シーケン
スを示す。図11において、期間T1で図8のフローチ
ャートによるマルチキャストコネクション登録が行わ
れ、期間T2で図9のフローチャートによるユーザデー
タフレームのマルチキャスト送信が行われる。そして、
期間T3で図10のフローチャートによるマルチキャス
トコネクション切断が行われる。
【0034】図12は図7に示す複数指定方式のフォー
マットを用いた場合のマルチキャスト登録解除シーケン
スを示す。図12において、期間T4で図8のフローチ
ャートによるマルチキャストコネクション登録が行わ
れ、期間T5で図9のフローチャートによるユーザデー
タフレームのマルチキャスト送信が行われる。そして、
期間T6で図10のフローチャートによるマルチキャス
トコネクション切断が行われる。
【0035】図13は本発明を適用したパケット交換網
の構成図を示す。同図中、ユーザAはパケット交換機1
10と接続され、ユーザB,Cはパケット交換機112
と接続され、ユーザDはパケット交換機111と接続さ
れている。上記のパケット交換機110,111,11
2はパケット交換網を構成し、マルチキャストサーバ1
20と夫々接続されている。
【0036】図14はマルチキャストサーバ120のブ
ロック図を示す。同図中、回線多重収容装置122,1
24夫々にはパケット交換網を構成するパケット交換機
110〜118夫々が接続され、回線多重収容装置12
2,124はマルチキャストサーバモジュール126と
接続されている。マルチキャストサーバモジュール12
6は内蔵する発信ユーザ管理表128(M1)及び目的
ユーザコネクション管理表130(M2)を用いてマル
チキャストコネクションの管理を行う。マルチキャスト
サーバモジュール126は保守/運用モジュール132
と接続され、保守/運用モジュール132は網管理セン
ターの統合保守/運用装置134と接続されている。
【0037】ユーザは網とのサービス契約において、マ
ルチキャストサービスを選択することができる。契約時
にマルチキャストサービスを選択したユーザのUNI
(ユーザ網インタフェース)には図15に示すように、
マルチキャスト通信専用のコネクションLCGN/LC
N(論理チャネル番号)#xが含まれる。このLCGN
/LCN#xはPVCによりユーザとマルチキャストサ
ーバ20を接続するよう保守者により設定される。
【0038】発信ユーザ登録表128は図16(A)に
示すように、発信LU(回線番号)とLCGN/LCN
との回線情報に対応して目的ユーザコネクション管理表
ポインタが設定され、発信LU+LCGN/LCNによ
りサーチされる。目的ユーザコネクション管理表130
は図16(B)に示すように、目的アドレスに対応して
目的LUとLCGN/LCNとの回線情報が設定され、
発信ユーザ登録表128の目的ユーザコネクション管理
表ポインタによってサーチされる。
【0039】マルチキャスト契約のユーザが発生した場
合、保守者はそのユーザのLCGN/LCN#xとマル
チキャストサーバ側の捕捉したLU+LCGN/LCN
(空いている回線/データリンク収容位置より選択捕
捉)との間にPVCを確立し、この捕捉LUとLCGN
/LCNを発信LU+LCGN/LCNとして発信ユー
ザ登録表128に登録する。
【0040】上記のマルチキャストサービスを契約した
ユーザは、通常のフレームリレー通信サービスを利用す
る場合、マルチキャスト通信専用のLCGN/LCN#
x以外の契約LCGN/LCN#i〜#mを用いる。こ
の場合の通信はPVC,SVCのいずれでも良い。しか
し、このユーザが他のマルチキャスト契約ユーザからの
マルチキャストコネクション確立に応答し、マルチキャ
ストコネクション被設定ユーザとなる場合には、上記L
CGN/LCN#i〜#mの中にSVCとして使用する
LCGN/LCNを必要とする。
【0041】ユーザはマルチキャスト通信を行う場合、
マルチキャストコネクションの確立を要求するため、マ
ルチキャストコネクション登録要求フレームに着ユーザ
のアドレスである目的アドレスを設定し、LCGN/L
CN#xによりマルチキャストサーバへ送信する。この
場合、目的アドレスを単一指定する方式と、複数指定す
る方式とがある。
【0042】図17は単一指定方式のマルチキャストコ
ネクション制御パケットのフォーマットを示す。同図
中、最初の第1〜第3オクテットのヘッダはX.25プ
ロトコルによる。第3オクテットはPTYP(パケット
タイプ)であり、新規の定義によりマルチキャストコネ
クション登録制御パケットを指示する。第4オクテット
は要求種別表示であり、“00000001”でマルチ
キャストコネクション登録要求、“00000010”
でマルチキャストコネクション登録応答、“00000
011”でマルチキャストコネクション切断要求、“0
0000100”でマルチキャストコネクション切断応
答を指示する。この第4オクテットと次の第5〜第8オ
クテットがマルチキャストコネクション制御情報であ
り、設定の場合、第5〜第8オクテットに目的アドレス
が入る。なお、応答の場合には第8オクテットの第1,
第2ビットが結果表示とされ、“00”でコネクション
設定失敗、“01”でコネクション設定成功を表わす。
第9,第10オクテットは誤り検出コードFCSに用い
る。
【0043】図18は複数指定方式のマルチキャストコ
ネクション制御パケットのフォーマットを示す。同図
中、最初の第1〜第3オクテットのヘッダはX.25プ
ロトコルによる。第3オクテットはPTYP(パケット
タイプ)であり、新規の定義によりマルチキャストコネ
クション登録制御パケットを指示する。第4オクテット
はマルチキャストコネクション制御情報のフィールドバ
イト長を表示する情報長表示である。第5オクテットは
要求種別表示であり、“00000001”でマルチキ
ャストコネクション登録要求、“00000010”で
マルチキャストコネクション登録応答、“000000
11”でマルチキャストコネクション切断要求、“00
000100”でマルチキャストコネクション切断応答
を指示する。この第5オクテット以降がマルチキャスト
コネクション制御情報であり、設定の場合、第6〜第9
オクテットに目的アドレスが入り、これが目的アドレス
の数だけ繰り返される。なお、応答の場合には第9オク
テットの第1,第2ビットが結果表示とされ、“00”
でコネクション設定失敗、“01”でコネクション設定
成功を表わす。最後の2つのオクテットは誤り検出コー
ドFCSに用いる。
【0044】図19はマルチキャストコネクション登録
要求時のマルチキャストサーバ120の行う登録手段M
3としての処理のフローチャートを示す。同図中、ステ
ップS110でマルチキャストサーバ120はマルチキ
ャストコネクション登録要求パケットを受信する。ステ
ップS112で受信したマルチキャストコネクション登
録要求パケットより目的ユーザ(着信先)アドレスを抽
出し、ステップS114で上記パケットを受信したLU
+LCGN/LCNをキー情報として発信ユーザ登録表
128をサーチし、ステップS116でこのLU+LC
GN/LCNが登録されているか否かを判別する。
【0045】登録がなければステップS118で受信し
たマルチキャストコネクション登録要求パケットを廃棄
し、処理を終了する。登録されていればステップS12
2でサーチした目的ユーザコネクション管理表ポインタ
を取り出し、ステップS124でこのポインタにより目
的ユーザコネクション管理表130を導き出す。次にス
テップS126でマルチキャストコネクション登録要求
パケットより目的アドレスを取り出し、この目的アドレ
スをキー情報として目的ユーザコネクション管理表13
0をサーチし、ステップS128で目的アドレスが登録
されているか否かを判別する。
【0046】登録がなければステップS130でこの目
的ユーザに対しコネクション設定を行う。この設定はI
TU−T勧告X.25に準拠したSVC設定手順を用い
る。なお、上記の目的ユーザはSVCサービスのための
LCGN/LCNを契約していなければならない。次に
ステップS132で目的ユーザとのSVCに対応する目
的LU+LCGN/LCNを目的アドレスと対応付けて
目的ユーザコネクション管理表130に登録し、ステッ
プS134で上記の目的LU+LCGN/LCNを発信
LU番号+LCGN/LCNとして発信ユーザ登録表1
28に登録し、対応する目的ユーザコネクション管理表
130にマルチキャストコネクション登録要求を受信し
たLU+LCGN/LCNを設定する。これは逆方向ト
ラヒックを転送するためである。なお、マルチキャスト
コネクション登録要求パケットが図18のフォーマット
の場合には、上記のステップS126〜S134は目的
アドレスの数だけ繰り返される。
【0047】ステップS128で目的アドレスの登録が
ない場合、又はステップS134を終了した後はステッ
プS136に進み、登録対象の目的アドレス及び登録結
果を知らせるためのマルチキャストコネクション登録応
答パケットを編集し、ステップS138でマルチキャス
トコネクション登録要求パケットを受信したLC+LC
GN/LCNに対して送信し、処理を終了する。
【0048】マルチキャストコネクションの追加を要求
する場合に契約ユーザはLCGN/LCN#xで追加す
る目的ユーザアドレスを設定したマルチキャストコネク
ション登録要求パケットを送信し、マルチキャストサー
バ120は図19の処理を実行する。上記のマルチキャ
ストコネクション登録要求を発信したユーザはマルチキ
ャストコネクション登録応答によりコネクションの確立
を知る。マルチキャストコネクション登録が成功した場
合、ユーザのLCGN/LCN#xは直前に登録を要求
したマルチキャストユーザグループのための専用マルチ
キャストコネクションとなる。上記の契約ユーザはLC
GN/LCN#xに対しユーザデータパケットを送信す
る。
【0049】図9はマルチキャスト転送対象のユーザパ
ケット受信時のマルチキャストサーバ120の行う送信
手段M4としての処理のフローチャートを示す。同図
中、ステップS140でマルチキャストサーバ120は
ユーザパケットを受信する。ステップS142でユーザ
パケットを受信した回線のLU+LCGN/LCNをキ
ー情報として発信ユーザ登録表128をサーチし、ステ
ップS144でこのLU+LCGN/LCNが登録され
ているか否かを判別する。
【0050】登録がなければステップS146で受信し
たユーザパケットを廃棄し、処理を終了する。登録され
ていればステップS148でサーチした目的ユーザコネ
クション管理表ポインタを取り出し、ステップS150
でこのポインタにより目的ユーザコネクション管理表1
30を導き出す。次にステップS150で目的ユーザコ
ネクション管理表130に登録されている目的アドレス
に対応した全ての目的LU+LCGN/LCNに対して
受信したユーザデータパケットを送信し、処理を終了す
る。
【0051】図21はマルチキャストコネクション切断
要求時のマルチキャストサーバ120の行う登録抹消手
段M5としての処理のフローチャートを示す。同図中、
ステップS160でマルチキャストサーバ120はマル
チキャストコネクション切断要求パケットを受信する。
ステップS162で受信したマルチキャストコネクショ
ン切断要求パケットより目的ユーザ(着信先)アドレス
を抽出し、ステップS164で上記パケットを受信した
LU+LCGN/LCNをキー情報として発信ユーザ登
録表128をサーチし、ステップS166でこのLU+
LCGN/LCNが登録されているか否かを判別する。
【0052】登録がされていればステップS168で受
信したマルチキャストコネクション切断要求パケットを
廃棄し、処理を終了する。登録されてなければステップ
S172でサーチした目的ユーザコネクション管理表ポ
インタを取り出し、ステップS174でこのポインタに
より目的ユーザコネクション管理表130を導き出す。
次にステップS176でマルチキャストコネクション切
断要求パケットより目的アドレスを取り出し、この目的
アドレスをキー情報として目的ユーザコネクション管理
表130をサーチし、ステップS178で目的アドレス
が登録されているか否かを判別する。
【0053】登録がされていればステップS180でこ
の目的ユーザに対しコネクション切断を行う。この切断
はITU−T勧告X.25に準拠したSVC切断手順を
用いる。次にステップS182でコネクション切断によ
り消滅した通信方法に対応する目的LU+LCGN/L
CNと目的アドレスとを目的ユーザコネクション管理表
130から削除し、ステップS184で逆方向トラヒッ
ク用の発信LU番号+LCGN/LCNを発信ユーザ登
録表128から削除し、対応する目的ユーザコネクショ
ン管理表130のLU+LCGN/LCNを削除する。
なお、マルチキャストコネクション切断要求パケットが
図18のフォーマットの場合には、上記のステップS1
76〜S184は目的アドレスの数だけ繰り返される。
【0054】ステップS178で目的アドレスの登録が
ない場合、又はステップS184を終了した後はステッ
プS186に進み、登録対象の目的アドレスを知らせる
ためのマルチキャストコネクション切断応答パケットを
編集し、ステップS188でマルチキャストコネクショ
ン切断要求パケットを受信したLC+LCGN/LCN
に対して送信し、処理を終了する。
【0055】図22は図17に示す単一指定方式のフォ
ーマットを用いた場合のマルチキャスト登録解除シーケ
ンスを示す。図22において、期間T11で図19のフ
ローチャートによるマルチキャストコネクション登録が
行われ、期間T12で図20のフローチャートによるユ
ーザデータフレームのマルチキャスト送信が行われる。
そして、期間T13で図21のフローチャートによるマ
ルチキャストコネクション切断が行われる。
【0056】図23は図18に示す複数指定方式のフォ
ーマットを用いた場合のマルチキャスト登録解除シーケ
ンスを示す。図23において、期間T14で図19のフ
ローチャートによるマルチキャストコネクション登録が
行われ、期間T15で図20のフローチャートによるユ
ーザデータフレームのマルチキャスト送信が行われる。
そして、期間T16で図21のフローチャートによるマ
ルチキャストコネクション切断が行われる。
【0057】このように、マルチキャストサービス契約
ユーザに対応して目的ユーザコネクション管理表に目的
アドレスとそのユーザの回線情報を登録して、上記マル
チキャストサービス契約ユーザからユーザデータを供給
することにより、登録した複数の目的アドレスのユーザ
に対してマルチキャスト通信を行うことができ、上記目
的ユーザコネクション管理表に目的アドレスとそのユー
ザ回線情報を登録することでマルチキャストコネクショ
ングループを動的に変更できる。
【0058】また、マルチキャストコネクションの切断
要求により、目的ユーザコネクション管理表から不要と
なった目的アドレス及び切断要求したユーザの目的アド
レスとそれらのユーザの回線情報を削除できる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、マルチキャス
トサービスを行うパケット形データ通信網のマルチキャ
ストコネクション管理方式において、マルチキャストサ
ービス契約ユーザの識別情報に対応させて目的アドレス
と、目的アドレスのユーザの識別情報とを管理するユー
ザコネクション管理手段と、上記マルチキャストサービ
ス契約ユーザからの要求により要求ユーザのユーザコネ
クション管理手段に、要求された目的アドレス及び目的
アドレスのユーザの識別情報を登録する登録手段とを有
する。
【0060】このように、マルチキャスト契約ユーザに
対応して目的アドレスとその目的アドレスのユーザの識
別情報を登録することにより、マルチキャストコネクシ
ョングループを動的に変更できる。また、請求項2に記
載の発明は、マルチキャストサービスを行うマルチキャ
ストサーバを有するパケット形データ通信網のマルチキ
ャストコネクション管理方式において、上記マルチキャ
ストサーバに、マルチキャストサービス契約ユーザの回
線情報と、目的ユーザコネクション管理表を指示するポ
インタとを対応させて登録した発信ユーザ登録表と、目
的アドレスと、目的アドレスのユーザの回線情報とを対
応させて登録する目的ユーザコネクション管理表と、上
記マルチキャストサービス契約ユーザからのコネクショ
ン登録要求により上記発信ユーザ登録表のポインタの指
示する目的ユーザコネクション管理表に、コネクション
登録要求された目的アドレス及び目的アドレスのユーザ
の回線情報を登録する登録手段と、上記マルチキャスト
サービス契約ユーザからのユーザデータの供給により、
上記発信ユーザ登録表をサーチして得たポインタの指示
する目的ユーザコネクション管理表の目的アドレスのユ
ーザに対して上記ユーザデータを送信する送信手段とを
有する。
【0061】このように、マルチキャストサービス契約
ユーザに対応して目的ユーザコネクション管理表に目的
アドレスとそのユーザの回線情報を登録して、上記マル
チキャストサービス契約ユーザからユーザデータを供給
することにより、登録した複数の目的アドレスのユーザ
に対してマルチキャスト通信を行うことができ、上記目
的ユーザコネクション管理表に目的アドレスとそのユー
ザ回線情報を登録することでマルチキャストコネクショ
ングループを動的に変更できる。
【0062】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
記載のマルチキャストコネクション管理方式において、
前記登録手段は、前記目的ユーザコネクション管理表
に、コネクション登録要求された目的アドレス及び目的
アドレスのユーザの回線情報と共に、コネクション登録
要求したユーザの目的アドレス及びその回線情報を登録
する。これにより、目的ユーザからマルチキャスト通信
に対する逆方向トラヒックを転送することが可能とな
る。
【0063】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
又は3記載のマルチキャストコネクション管理方式にお
いて、前記マルチキャストサービス契約ユーザからのコ
ネクション切断要求により上記発信ユーザ登録表のポイ
ンタの指示する目的ユーザコネクション管理表からコネ
クション切断要求された目的アドレス及び目的アドレス
のユーザの回線情報を削除する登録抹消手段を有する。
これにより、マルチキャストコネクションの切断要求に
より、目的ユーザコネクション管理表から不要となった
目的アドレスとそのユーザの回線情報を削除できる。
【0064】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
記載のマルチキャストコネクション管理方式において、
前記登録抹消手段は、前記目的ユーザコネクション管理
表からコネクション切断要求された目的アドレス及び目
的アドレスのユーザの回線情報と共に、切断要求したユ
ーザの目的アドレス及びその回線情報を削除する。これ
により、マルチキャストコネクションの切断要求によ
り、目的ユーザコネクション管理表から不要となった目
的アドレス及び切断要求したユーザの目的アドレスとそ
れらのユーザの回線情報を削除できる。
【0065】また、請求項6に記載の発明は、請求項2
又は3記載のマルチキャストコネクション管理方式にお
いて、前記コネクション登録要求で、前記目的ユーザコ
ネクション管理表に、複数の目的アドレス及び夫々の目
的アドレスのユーザの回線情報を一度に登録する。これ
により、1回のコネクション登録要求でマルチキャスト
用の複数の目的アドレス及びそれらのユーザの回線情報
を同時に登録できる。
【0066】また、請求項7に記載の発明は、請求項2
乃至6のいずれか記載のマルチキャストコネクション管
理方式において、前記パケット形データ通信網は、フレ
ームリレー網である。これにより、フレームリレー網で
請求項2乃至6の発明を実現できる。また、請求項8に
記載の発明は、請求項2乃至6のいずれか記載のマルチ
キャストコネクション管理方式において、前記パケット
形データ通信網は、パケット交換通信網である。これに
より、パケット交換網で請求項2乃至6の発明を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】フレームリレー網の構成図である。
【図3】マルチキャストサーバのブロック図である。
【図4】フレームリレー網のUNIを示す図である。
【図5】発信ユーザ登録表と目的ユーザコネクション管
理表を示す図である。
【図6】マルチキャストコネクション制御フレームフォ
ーマットを示す図である。
【図7】マルチキャストコネクション制御フレームフォ
ーマットを示す図である。
【図8】マルチキャストサーバの実行する処理のフロー
チャートである。
【図9】マルチキャストサーバの実行する処理のフロー
チャートである。
【図10】マルチキャストサーバの実行する処理のフロ
ーチャートである。
【図11】単一指定方式によるマルチキャスト登録解除
シーケンスを示す図である。
【図12】複数指定方式によるマルチキャスト登録解除
シーケンスを示す図である。
【図13】パケット交換網の構成図である。
【図14】マルチキャストサーバのブロック図である。
【図15】フレームリレー網のUNIを示す図である。
【図16】発信ユーザ登録表と目的ユーザコネクション
管理表を示す図である。
【図17】マルチキャストコネクション制御パケットフ
ォーマットを示す図である。
【図18】マルチキャストコネクション制御パケットフ
ォーマットを示す図である。
【図19】マルチキャストサーバの実行する処理のフロ
ーチャートである。
【図20】マルチキャストサーバの実行する処理のフロ
ーチャートである。
【図21】マルチキャストサーバの実行する処理のフロ
ーチャートである。
【図22】単一指定方式によるマルチキャスト登録解除
シーケンスを示す図である。
【図23】複数指定方式によるマルチキャスト登録解除
シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
10〜18 FR交換機 20,120 マルチキャストサーバ 22,24,122,124 回線多重収容装置 26,126 マルチキャストサーバモジュール 28,128,M1 発信ユーザ登録表 30,130,M2 目的ユーザコネクション管理表 32,132 保守/運用モジュール 34,134 統合保守/運用装置 M3 登録手段 M4 送信手段 M5 登録抹消手段 M0 ユーザコネクション管理手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャストサービスを行うパケット
    形データ通信網のマルチキャストコネクション管理方式
    において、 マルチキャストサービス契約ユーザの識別情報に対応さ
    せて目的アドレスと、目的アドレスのユーザの識別情報
    とを管理するユーザコネクション管理手段と、 上記マルチキャストサービス契約ユーザからの要求によ
    り要求ユーザのユーザコネクション管理手段に、要求さ
    れた目的アドレス及び目的アドレスのユーザの識別情報
    を登録する登録手段とを有することを特徴とするマルチ
    キャストコネクション管理方式。
  2. 【請求項2】 マルチキャストサービスを行うマルチキ
    ャストサーバを有するパケット形データ通信網のマルチ
    キャストコネクション管理方式において、 上記マルチキャストサーバに、マルチキャストサービス
    契約ユーザの回線情報と、目的ユーザコネクション管理
    表を指示するポインタとを対応させて登録した発信ユー
    ザ登録表と、 目的アドレスと、目的アドレスのユーザの回線情報とを
    対応させて登録する目的ユーザコネクション管理表と、 上記マルチキャストサービス契約ユーザからのコネクシ
    ョン登録要求により上記発信ユーザ登録表のポインタの
    指示する目的ユーザコネクション管理表に、コネクショ
    ン登録要求された目的アドレス及び目的アドレスのユー
    ザの回線情報を登録する登録手段と、 上記マルチキャストサービス契約ユーザからのユーザデ
    ータの供給により、上記発信ユーザ登録表をサーチして
    得たポインタの指示する目的ユーザコネクション管理表
    の目的アドレスのユーザに対して上記ユーザデータを送
    信する送信手段とを有することを特徴とするマルチキャ
    ストコネクション管理方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマルチキャストコネクシ
    ョン管理方式において、 前記登録手段は、前記目的ユーザコネクション管理表
    に、コネクション登録要求された目的アドレス及び目的
    アドレスのユーザの回線情報と共に、コネクション登録
    要求したユーザの目的アドレス及びその回線情報を登録
    することを特徴とするマルチキャストコネクション管理
    方式。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のマルチキャストコ
    ネクション管理方式において、 前記マルチキャストサービス契約ユーザからのコネクシ
    ョン切断要求により上記発信ユーザ登録表のポインタの
    指示する目的ユーザコネクション管理表からコネクショ
    ン切断要求された目的アドレス及び目的アドレスのユー
    ザの回線情報を削除する登録抹消手段を有することを特
    徴とするマルチキャストコネクション管理方式。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマルチキャストコネクシ
    ョン管理方式において、 前記登録抹消手段は、前記目的ユーザコネクション管理
    表からコネクション切断要求された目的アドレス及び目
    的アドレスのユーザの回線情報と共に、切断要求したユ
    ーザの目的アドレス及びその回線情報を削除することを
    特徴とするマルチキャストコネクション管理方式。
  6. 【請求項6】 請求項2又は3記載のマルチキャストコ
    ネクション管理方式において、 前記コネクション登録要求で、前記目的ユーザコネクシ
    ョン管理表に、複数の目的アドレス及び夫々の目的アド
    レスのユーザの回線情報を一度に登録することを特徴と
    するマルチキャストコネクション管理方式。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれか記載のマルチ
    キャストコネクション管理方式において、 前記パケット形データ通信網は、フレームリレー網であ
    ることを特徴とするマルチキャストコネクション管理方
    式。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至6のいずれか記載のマルチ
    キャストコネクション管理方式において、 前記パケット形データ通信網は、パケット交換通信網で
    あることを特徴とするマルチキャストコネクション管理
    方式。
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