JPH10289766A - 分離可能な高周波同軸コネクタのカップリング - Google Patents
分離可能な高周波同軸コネクタのカップリングInfo
- Publication number
- JPH10289766A JPH10289766A JP9098553A JP9855397A JPH10289766A JP H10289766 A JPH10289766 A JP H10289766A JP 9098553 A JP9098553 A JP 9098553A JP 9855397 A JP9855397 A JP 9855397A JP H10289766 A JPH10289766 A JP H10289766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling
- shell
- coupling nut
- threaded part
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来と同じカップリングの機能を有し、且つ組
み立て容易で、しかも容易にカップリングナットとシエ
ルとを分離することができるコネクタのカップリングを
提供する。 【解決手段】筒状のカップリングナットに、シエルを内
装した高周波同軸コネクタのカップリングにおいて、前
記カップリングナットの内周若しくは前記シエル外周
に、凸条のネジ部を形成し、前記シエル外周若しくはカ
ップリングナット内周に、前記凸条のネジ部が遊嵌する
凹条溝を形成し、該凹条溝の後方の壁部には、前記ネジ
部に歯合するネジ部を形成し、両ネジ部を歯合させるこ
とによって、前記カップリングナットとシエルとを分離
可能に形成した。
み立て容易で、しかも容易にカップリングナットとシエ
ルとを分離することができるコネクタのカップリングを
提供する。 【解決手段】筒状のカップリングナットに、シエルを内
装した高周波同軸コネクタのカップリングにおいて、前
記カップリングナットの内周若しくは前記シエル外周
に、凸条のネジ部を形成し、前記シエル外周若しくはカ
ップリングナット内周に、前記凸条のネジ部が遊嵌する
凹条溝を形成し、該凹条溝の後方の壁部には、前記ネジ
部に歯合するネジ部を形成し、両ネジ部を歯合させるこ
とによって、前記カップリングナットとシエルとを分離
可能に形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高周波同軸コネ
クタのカップリングに係り、詳記すれば、カップリング
ナットとシエルとを分離可能に形成した高周波同軸コネ
クタのカップリングに関するものである。
クタのカップリングに係り、詳記すれば、カップリング
ナットとシエルとを分離可能に形成した高周波同軸コネ
クタのカップリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、高周波同軸コネクタのカ
ップリングは、高周波回路接続のためのコネクタに多く
採用されている。従来のカップリングは、図1に示すよ
うに、筒状のカップリングナット1に、シエル2を内装
し、カップリングナット1の内周に形成したリング状凹
条溝3と、シエル2の外周に形成したリング状凹条溝4
との間に、バネリング5を内装することにより形成され
ていた。
ップリングは、高周波回路接続のためのコネクタに多く
採用されている。従来のカップリングは、図1に示すよ
うに、筒状のカップリングナット1に、シエル2を内装
し、カップリングナット1の内周に形成したリング状凹
条溝3と、シエル2の外周に形成したリング状凹条溝4
との間に、バネリング5を内装することにより形成され
ていた。
【0003】上記従来のカップリングは、バネリング5
を縮めた状態で、シエル2をカップリングナット1に差
し込み、バネリング5が伸張して凹条溝4に遊嵌して、
カップリングナット1とシエル2とを外れないように連
結していた。
を縮めた状態で、シエル2をカップリングナット1に差
し込み、バネリング5が伸張して凹条溝4に遊嵌して、
カップリングナット1とシエル2とを外れないように連
結していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカップリン
グは、上記のように構成されていたので、シエル2とカ
ップリングナット1とを分離するのが困難であった。そ
のため、カップリングナット1、シエル2及びバネリン
グ5の素材が異なるにもかかわらず、ゴミとして棄却す
る場合、分別して廃棄できない問題があった。
グは、上記のように構成されていたので、シエル2とカ
ップリングナット1とを分離するのが困難であった。そ
のため、カップリングナット1、シエル2及びバネリン
グ5の素材が異なるにもかかわらず、ゴミとして棄却す
る場合、分別して廃棄できない問題があった。
【0005】そればかりか、シエルにケ−ブルコネクタ
を連結し、ケ−ブルを曲げる際に、曲げ治具にカップリ
ングが当たり、ケ−ブルが所望の位置で曲げられない等
の問題が生じている。
を連結し、ケ−ブルを曲げる際に、曲げ治具にカップリ
ングが当たり、ケ−ブルが所望の位置で曲げられない等
の問題が生じている。
【0006】カップリングナットとシエルとが1方向に
は係止せず、完全にカップリングナットが外れるものも
提案されているが、このものは、ケ−ブルコネクタ取り
付けの際に、カップリングナットがケ−ブルの反対側の
端まで移動することがあったので、これを元の位置に戻
す余計な作業が必要となることから、コスト高となる問
題があった。
は係止せず、完全にカップリングナットが外れるものも
提案されているが、このものは、ケ−ブルコネクタ取り
付けの際に、カップリングナットがケ−ブルの反対側の
端まで移動することがあったので、これを元の位置に戻
す余計な作業が必要となることから、コスト高となる問
題があった。
【0007】この発明は、このような問題点を解消しよ
うとするものであり、従来と同じカップリングの機能を
有し、且つ組み立て容易で、しかも容易にカップリング
ナットとシエルとを分離することができるコネクタのカ
ップリングを提供することを目的とする。
うとするものであり、従来と同じカップリングの機能を
有し、且つ組み立て容易で、しかも容易にカップリング
ナットとシエルとを分離することができるコネクタのカ
ップリングを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、筒状のカップリングナットに、シエルを内装し
た高周波同軸コネクタのカップリングにおいて、前記カ
ップリングナットの内周若しくは前記シエル外周に、凸
条のネジ部を形成し、前記シエル外周若しくはカップリ
ングナット内周に、前記凸条のネジ部が遊嵌する凹条溝
を形成し、該凹条溝の後方の壁部には、前記ネジ部に歯
合するネジ部を形成し、両ネジ部を歯合させることによ
って、前記カップリングナットとシエルとを分離可能に
形成したことを特徴とする。
構成は、筒状のカップリングナットに、シエルを内装し
た高周波同軸コネクタのカップリングにおいて、前記カ
ップリングナットの内周若しくは前記シエル外周に、凸
条のネジ部を形成し、前記シエル外周若しくはカップリ
ングナット内周に、前記凸条のネジ部が遊嵌する凹条溝
を形成し、該凹条溝の後方の壁部には、前記ネジ部に歯
合するネジ部を形成し、両ネジ部を歯合させることによ
って、前記カップリングナットとシエルとを分離可能に
形成したことを特徴とする。
【0009】しかして従来、使用に際しては、外れない
ように係止し、必要に応じて取り外すことができるカッ
プリングは、市販されていないし、このような発想も全
く知られていない。
ように係止し、必要に応じて取り外すことができるカッ
プリングは、市販されていないし、このような発想も全
く知られていない。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は、本発明の実施例を示す断
面図であり、筒状のカップリングナット1aの後方内周
には、リング状の凸条オネジ7を形成し、シエル2aの
外周には、前記オネジ7が遊嵌するリング状凹条溝8を
形成し、該凹条溝8の後方の壁部には、前記オネジ7が
歯合するリング状のメネジ9を形成した例を示す。尚、
図中6は、相手先のコネクタと螺合連結するネジ部であ
る。
に基づいて説明する。図2は、本発明の実施例を示す断
面図であり、筒状のカップリングナット1aの後方内周
には、リング状の凸条オネジ7を形成し、シエル2aの
外周には、前記オネジ7が遊嵌するリング状凹条溝8を
形成し、該凹条溝8の後方の壁部には、前記オネジ7が
歯合するリング状のメネジ9を形成した例を示す。尚、
図中6は、相手先のコネクタと螺合連結するネジ部であ
る。
【0011】カップリングナット1aの内周に凸条のメ
ネジを形成し、凹条溝8の後方の壁部に、該メネジと歯
合するオネジを形成しても勿論良い。凹条溝8へのオネ
ジ7の遊嵌度合は、カップリングナット1aが、従来の
カップリングナットと同じように自由に動くことができ
る程度とすれば良い。
ネジを形成し、凹条溝8の後方の壁部に、該メネジと歯
合するオネジを形成しても勿論良い。凹条溝8へのオネ
ジ7の遊嵌度合は、カップリングナット1aが、従来の
カップリングナットと同じように自由に動くことができ
る程度とすれば良い。
【0012】図3は、本発明の他の実施例を示すもので
あり、シエル2bの外周にリング状の凸条ネジ部10を
形成し、カップリングナット1bの後方内周には、該ネ
ジ部10が遊嵌するリング状凹条溝11を形成し、該凹
条溝11の後方の壁部には、前記ネジ部10が歯合する
リング状ネジ部12を形成した例を示す。
あり、シエル2bの外周にリング状の凸条ネジ部10を
形成し、カップリングナット1bの後方内周には、該ネ
ジ部10が遊嵌するリング状凹条溝11を形成し、該凹
条溝11の後方の壁部には、前記ネジ部10が歯合する
リング状ネジ部12を形成した例を示す。
【0013】上記実施例では、凸状のネジ部と該ネジ部
に歯合するネジ部は、リング状に形成されているが、使
用に際して外れないように係止し、必要に応じて取り外
すことができるなら、必ずしもリング状でなくとも良
い。本発明の同軸コネクタのカップリングは、従来のカ
ップリングと同様に使用することができる。即ち、前方
内周のネジ部6に相手先のコネクタを螺合連結し、シエ
ル2a,2bの後部に、例えばケ−ブルコネクタを連結
すれば良い。
に歯合するネジ部は、リング状に形成されているが、使
用に際して外れないように係止し、必要に応じて取り外
すことができるなら、必ずしもリング状でなくとも良
い。本発明の同軸コネクタのカップリングは、従来のカ
ップリングと同様に使用することができる。即ち、前方
内周のネジ部6に相手先のコネクタを螺合連結し、シエ
ル2a,2bの後部に、例えばケ−ブルコネクタを連結
すれば良い。
【0014】本発明のカップリングを組み立てるには、
カップリングナット1a,1bにシエル2a,2bを内
嵌させ、シエル2a,2bを回転させてネジ込み、図2
及び図3に示す状態とすれば良い。シエル2a,2bと
カップリングナット1a,1bとを分離するには、シエ
ル2a,2bを逆回転させれば良い。
カップリングナット1a,1bにシエル2a,2bを内
嵌させ、シエル2a,2bを回転させてネジ込み、図2
及び図3に示す状態とすれば良い。シエル2a,2bと
カップリングナット1a,1bとを分離するには、シエ
ル2a,2bを逆回転させれば良い。
【0015】本発明によれば、凸条のネジ部は、カップ
リング使用時は、凹条溝に遊嵌しているので、カップリ
ングナット1a,1bは自由に動くから、従来のカップ
リングと同じ役割を果すと共に、ネジ部同士を歯合させ
ることによって、シエル2a,2bを容易に取り外すこ
とができる。
リング使用時は、凹条溝に遊嵌しているので、カップリ
ングナット1a,1bは自由に動くから、従来のカップ
リングと同じ役割を果すと共に、ネジ部同士を歯合させ
ることによって、シエル2a,2bを容易に取り外すこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明のカップリン
グは、容易に組み立て製造することができ、しかも従来
不可能であったカップリングナットとシエルとの分離を
可能としたので、分別廃棄が可能になると共に、ケ−ブ
ルを曲げる際に曲げ治具にカップリングが当たり、ケ−
ブルが所望の位置で曲げられない等の問題が解消される
等の極めて画期的な効果を奏する。
グは、容易に組み立て製造することができ、しかも従来
不可能であったカップリングナットとシエルとの分離を
可能としたので、分別廃棄が可能になると共に、ケ−ブ
ルを曲げる際に曲げ治具にカップリングが当たり、ケ−
ブルが所望の位置で曲げられない等の問題が解消される
等の極めて画期的な効果を奏する。
【0017】
【図1】従来の同軸コネクタのカップリングを示す断面
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
1a,1b カップリングナット 2a,2b シエル(コネクタ本体) 7 凸条のネジ部 8 凹条溝 9 凹条溝の後方壁部のネジ部 10 凸条のネジ部 11 凹条溝 12 凹条溝の後方壁部のネジ部
Claims (2)
- 【請求項1】筒状のカップリングナットに、シエルを内
装した高周波同軸コネクタのカップリングにおいて、前
記カップリングナットの内周若しくは前記シエル外周
に、凸条のネジ部を形成し、前記シエル外周若しくはカ
ップリングナット内周に、前記凸条のネジ部が遊嵌する
凹条溝を形成し、該凹条溝の後方の壁部には、前記ネジ
部に歯合するネジ部を形成し、両ネジ部を歯合させるこ
とによって、前記カップリングナットとシエルとを分離
可能に形成したことを特徴とする高周波同軸コネクタの
カップリング。 - 【請求項2】前記カップリングナット内周にリング状の
凸条ネジ部を形成し、前記シエル外周に前記凸条のネジ
部が遊嵌するリング状凹条溝を形成してなる請求項1に
記載のカップリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098553A JPH10289766A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 分離可能な高周波同軸コネクタのカップリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098553A JPH10289766A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 分離可能な高周波同軸コネクタのカップリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10289766A true JPH10289766A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14222887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9098553A Pending JPH10289766A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 分離可能な高周波同軸コネクタのカップリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10289766A (ja) |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP9098553A patent/JPH10289766A/ja active Pending
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