JPH10289595A - 半導体メモリ装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体メモリ装置およびその製造方法Info
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- JPH10289595A JPH10289595A JP9095490A JP9549097A JPH10289595A JP H10289595 A JPH10289595 A JP H10289595A JP 9095490 A JP9095490 A JP 9095490A JP 9549097 A JP9549097 A JP 9549097A JP H10289595 A JPH10289595 A JP H10289595A
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Abstract
しても、その欠陥セルを完全に置き換えれるようにし
て、半導体メモリ装置の歩止まりを向上させる。 【解決手段】 内部のセルアレイ4に対してデータを読
み書きする主メモリチップ2と、この主メモリチップ2
のセルアレイ4の各欠陥セル11に対応する冗長セルか
らなる冗長セルアレイ5を備えた冗長メモリチップ3と
を具備し、主メモリチップ2の欠陥セル11にアクセス
が行われた場合に、冗長メモリチップ3がアクセス対象
の欠陥セル11に対応する冗長セルに対してデータの読
み書きを行うことによって、欠陥セル11を冗長セルに
置き換えるようにして、半導体メモリ装置1を構成し
た。主メモリチップ2と別体の冗長メモリチップ3に冗
長セルアレイ5が形成されているため、冗長セルを欠陥
セル11にぴったりあうようにあとから構成できるの
で、欠陥セル11を無駄無く確実に救済できる。
Description
陥セルを救済するための冗長セルを備えた半導体メモリ
装置およびその製造方法に関する。
は、セルアレイに、その欠陥セルを置き換えるための冗
長セルが設けられている。そして、ウェファーでのメモ
リテストによりセルアレイの欠陥セルのアドレスが特定
されると、そのアドレスを、メモリ装置内のヒューズを
レーザーで切断することによりプログラムし、このプロ
グラムされた欠陥セルのアドレスを冗長制御回路で外部
アドレスと比較して、一致した場合に、ワード線やビッ
ト線の駆動回路を冗長セル側に切り換えて、欠陥セルを
冗長セルに置き換えている。
化が進み、半導体メモリ装置のセル容量が飛躍的に増大
しており、例えば1メガビットDRAMにおける欠陥セ
ルの救済率を1ギガビットDRAMで確保しようとする
と、1メガビットDRAMの1000倍の冗長ワード線
及びビット線を1ギガビットDRAMに組み込まなけれ
ばならない。しかし、半導体の微細化が進んだといって
も、レーザーで切断できるヒューズの大きさはあまりか
わらないため、1000倍の本数の冗長ワード線及びビ
ット線をプログラムするためのヒューズ群の形成に、非
常に広大なエリアを必要とするので、最近ではセルアレ
イに冗長セルを設けずに冗長ワード線とビット線を所定
のエリアに適当な本数で集中させ冗長セルだけの冗長セ
ルアレイを別途形成して、ヒューズが適切な本数にする
という方式がある。
ード線及びビット線と冗長ワード線及びビット線との本
数の比率がかなり減るものの、どこのセルアレイのワー
ド線又はビット線でも置き換えることができるため、欠
陥がどこかのセルアレイに集中して従来の冗長セルの構
成では完全に置き換えられない場合でも救済できるよう
になるので、本体のワード線及びビット線に対する冗長
ワード線及びビット線の比率の減少を多少なりともカバ
ーできる。
方式を採用したとしても、冗長ワード線及びビット線の
本数をヒューズが適切な本数になるように設定しなけれ
ばならないので、冗長ワード線及びビット線の本数にお
のずと制限がある。このため、セルアレイで欠陥セルが
多数発生した場合には完全な置き換えが行えないので、
その半導体メモリを良品とすることはできない。とく
に、先端の半導体プロセスを立ち上げて間もないときに
は欠陥セルが多数発生するので、歩止まりが非常に悪く
所望の数量の半導体メモリ装置を得られない。
の欠陥セルが発生したとしても、その欠陥セルを完全に
置き換えれるようにして、歩止まりを向上させた半導体
メモリ装置を提供することを目的とする。
めに、この発明は、内部のセルアレイに対してデータを
読み書きする主メモリチップと、この主メモリチップの
セルアレイの各欠陥セルに対応する冗長セルからなるセ
ルアレイを備えた冗長メモリチップとからなり、上記主
メモリチップの欠陥セルにアクセスが行われた場合に、
上記冗長メモリチップがアクセス対象の欠陥セルに対応
する冗長セルに対してデータの読み書きを行うことによ
って、欠陥セルを冗長セルに置き換えるようにして、半
導体メモリ装置を構成した。
モリチップと冗長メモリチップで構成して、冗長セルを
主メモリチップのセルアレイ、即ち本体のセルアレイと
別のチップに形成したので、主メモリチップのテスト後
に欠陥セルの数にぴったり合わせて冗長セルをSRAM
等で無駄なく形成できるし、プログラム用のヒューズに
代えてマスクROM等を使用できる。
ワード線又はビット線単位で行うようにし、上記冗長メ
モリチップのセルアレイを、主メモリチップの欠陥セル
のワード線又はビット線に一致させたDRAMセル構成
にすると、主メモリチップの欠陥セルがワード線又はビ
ット線に沿って多数発生した場合に、冗長セルとの置き
換えが容易になるとともに、冗長セルをSRAMで構成
するより冗長メモリチップのセルアレイのエリアを小さ
くできる。
られてバンク毎に個別に活性化される主メモリチップ
と、この主メモリチップの欠陥セルに対応する外部アド
レスが与えられた場合に活性化されて外部との間でデー
タを読み書きするセルアレイを備えた冗長メモリチップ
とからなり、この冗長メモリチップのメモリセルが、主
メモリチップにおける欠陥セルを含むバンクに対応した
1又は複数のバンクに区切られてバンク毎に個別に活性
化されるようにして、半導体メモリ装置を構成した。
クロナスDRAMやランバスDRAMのように複数のメ
モリバンクを有しバンク毎に活性化されてバンクインタ
ーリーブを可能にする場合に、冗長メモリチップも主メ
モリチップの欠陥セルに対応したバンク構成になって個
別に活性化されるため、主メモリチップの欠陥セルがア
クセスされたときでも、その欠陥セルのバンクに対応し
た冗長メモリチップのバンクが活性化されるので、主メ
モリチップにおけるバンクインターリーブの機能が損な
われない。
プを裏返した状態で互いに接続する、即ち所謂フリップ
実装するようにすると、半導体メモリ装置を通常のメモ
リパッケージに封入することができるので、封入後に形
成されるメモリモジュールは外見的及び電気的にも通常
のメモリモジュールと変わらない。
付図面に基づいて説明する。
装置1は、内部のセルアレイ4に対してデータを読み書
きする主メモリチップ2と、この主メモリチップ2のセ
ルアレイ4の各欠陥セルに対応する冗長セルからなる冗
長セルアレイ5を備えた冗長メモリチップ3とからな
る。
で受けた外部アドレスで特定されるセルアレイ4のセル
に対してデータの読み書きを行う。この読み書きされる
データは、データセレクタ7及びドライバ/レシーバ8
を介して、セルアレイ6と外部との間でやりとりされ
る。
と同一の外部アドレスを受けるアドレスバッファ9と、
主メモリチップ2のセルアレイ4における欠陥セル11
のアドレスがプログラムされた欠陥アドレスROM10
とを備えている。この欠陥アドレスROM10は、いわ
ゆるマスクROMであり、主メモリチップ2のテストに
より得られたセルアレイ4の欠陥セル11のアドレスが
マスクでプログラムされている。したがって、従来のヒ
ューズによるプログラムにくらべて必要なエリアがかな
り小さいし、切断されたヒューズがむきだしのままで残
らないので、コスト及び信頼性の観点から都合がよい。
そして、この欠陥アドレスROM10にプログラムされ
た各アドレスと上記アドレスバッファ9からのアドレス
とが、コンパレータ12で比較される。
からのアドレス、即ち外部アドレスが欠陥アドレスRO
M10の各アドレスのいずれかと一致した場合に、上記
主メモリチップ2のデータセレクタ7のセレクト端子S
を制御して一方のデータ端子D0をオフにし他方のデー
タ端子D1をオンにする。これと並行して、コンパレー
タ12は、当該アドレスに対応する冗長セルアレイ5の
メモリセル(冗長セル)を活性化し、読みだしの場合
は、この冗長セルからデータを読みだしてドライバ/レ
シーバ13からデータセレクタ7のデータ端子D1へ出
力し、書き込みの場合は、この冗長セルにデータセレク
タ7のデータ端子D1のデータを、ドライバ/レシーバ
13を介して書き込む。このため、読みだしデータにつ
いては、冗長セルからのデータが選択されて主メモリチ
ップ2のドライバ/レシーバ8から外部へ出力される
し、書き込みデータについては、主メモリチップ2のド
ライバ/レシーバ8で受けたデータがデータセレクタ7
のデータ端子D1から冗長セルへ出力される。つまり、
主メモリチップ2の欠陥セル11にアクセスが行われた
場合は、冗長セルに対してデータの読み書きが行われる
ので、欠陥セル11が冗長セルに置き換わることとな
る。
チップ2をテストして、欠陥セル11の個数とアドレス
を特定し、このテスト情報に基づいてあとから冗長メモ
リチップ3を形成するので、その冗長セルアレイ5が欠
陥セル11にぴったりあう構成にすることが出来る。す
なわち、従来のようにメモリチップ(主メモリチップ)
に冗長セルを設けると、欠陥セル11が冗長セルより少
ない場合は救済できないし、少ない場合は冗長セルが余
って無駄になるが、冗長セルをセルアレイ4と別体にす
ることによって、欠陥セル11を無駄無く確実に救済で
きるのである。
セル11の個数にぴったりあわせたメモリセル数のSR
AMで構成されており、DRAMで構成する場合に比べ
て大きなエリアが必要になるものの、アクセスが高速で
欠陥セルの発生率も非常に低い。したがって、主メモリ
チップ2のセルアレイ4における欠陥セルが比較的少数
で点在している場合の救済に都合がよい。
装置101は、主メモリチップ102のセルアレイ10
4と冗長メモリチップ103の冗長セルアレイ105
が、いずれもDRAMで構成されており、欠陥セル11
1がワード線114、116又はビット線115、11
7単位で置き換えられるようになっている。したがっ
て、欠陥アドレスROM112にプログラムされている
上記欠陥セル111のアドレスは、ワードアドレス又は
カラムアドレスで指定されている。また図2の中で図1
と同一構成のものには同一符号を付すことによりその詳
細な説明を省略する。
からの外部アドレスと欠陥アドレスROM10との間
で、ワードアドレスが一致すると、そのワードアドレス
で指定されるワード線116を、カラムアドレスが一致
すると、いずれかのワード線116を選択して、冗長セ
ルアレイ105を活性化する。そして、外部アドレスに
おけるカラムアドレスで特定されるカラムスイッチをオ
ンにして、冗長セルに対して、ドライバ/レシーバ8、
13及びデータセレクタ7を介してデータの読み書きを
行う。
冗長セルアレイ105がDRAMで構成されているの
で、SRAMで構成する場合に比べて必要なエリアを小
さくできる。また、欠陥セル111をワード線又はビッ
ト線単位で冗長セルに置き換えるので、図2のように欠
陥セル111がワード線115、ビット線116に沿っ
て多数発生した場合に、効率よく冗長セルに置き換える
ことができる。
装置201は、主メモリチップ202のセルアレイ20
4と冗長メモリチップ203の冗長セルアレイ205
が、いずれもDRAMで構成されており、上記実施の形
態2と同様に欠陥セル211がワード線又はビット線単
位で置き換えられるようになっている。また図3の中で
図1と同一構成のものには同一符号を付すことによりそ
の詳細な説明を省略する。
に区分されてワードアドレスに応じて個別に活性化され
る。このため、バンクA〜Dからのデータを主メモリチ
ップ202内でインターリーブすることができるので、
DRAMながらも高速なアクセスタイムが実現される。
a,cに区切られてワードアドレスに応じて個別に活性
化される。ここで、冗長セルアレイ205においては、
セルアレイ204の欠陥セル211が同じバンクA〜D
にあれば、その欠陥セル211に対応する冗長セルは同
一のバンクa,cに存在する。したがって、図3の実施
の形態では、例えば主メモリチップ202のバンクAの
欠陥セル211がアクセスされた場合は、冗長メモリチ
ップ203の冗長セルアレイ205のバンクaが活性化
され、主メモリチップ202のバンクCの欠陥セル21
1’がアクセスされた場合は、冗長メモリチップ203
の冗長セルアレイ205のバンクcが活性化されて、活
性化されたバンクa,c内の冗長ワード線又はビット線
上のセルに対してデータの読み書きが行われる。
07は、各バンクA〜Cに対応するように複数ブロック
に分割されて、各ブロックが別個に冗長メモリチップ2
03のコンパレータ212により制御される。このた
め、バンク毎に完全に独立した動作が可能になる。
セル211、211’がアクセスされた場合でも、その
欠陥セルに対応する冗長メモリチップ203のバンク
a,cが個別に活性化されるので、バンクインターリー
ブが可能となって高速なアクセスタイムが実現される。
2、102、202と冗長メモリチップ3、103、2
03とを互いに接続して、半導体メモリ装置1、10
1、201を構成するには、図4(a)(b)に示すよ
うに、冗長メモリチップ3、103、203を、裏返し
にした状態で主メモリチップ2、102、202と重な
るようにしてはんだボールsbを介して互いに接続す
る、即ちいわゆるフリップ実装するようにするとよい。
このようにすると、半導体メモリ装置1、101、20
1を標準のメモリパッケージに封入することができるた
め、通常のメモリデバイスとして販売することができ、
プリント基板に直接実装する場合でも実装面積を節約で
きるので商品価値が高まって都合がよい。
陥セルの個数や分布特性にぴったり応じた冗長セルを後
から無駄無く形成することができるため、かなりの欠陥
セルが発生した場合でも救済できて製品として出荷でき
るので、特に新しいプロセステクノロジーでメモリを生
産する場合に歩止まりを飛躍的に増大させて製品の生産
目標数を無理無く達成できる。
ブロック図
ブロック図
ブロック図
接続した状態の側面図 (b)同上の平面図
Claims (5)
- 【請求項1】 内部のセルアレイに対してデータを読み
書きする主メモリチップと、 この主メモリチップのセルアレイの各欠陥セルに対応す
る冗長セルからなるセルアレイを備えた冗長メモリチッ
プとを具備し、 上記主メモリチップの欠陥セルにアクセスが行われた場
合に、上記冗長メモリチップがアクセス対象の欠陥セル
に対応する冗長セルに対してデータの読み書きを行うこ
とによって、欠陥セルを冗長セルに置き換えるようにし
た半導体メモリ装置。 - 【請求項2】 上記欠陥セルと冗長セルの置き換えを、
ワード線又はビット線単位で行うようにし、上記冗長メ
モリチップのセルアレイを、主メモリチップの欠陥セル
のワード線又はビット線に一致させたDRAMセル構成
にしたことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ
装置。 - 【請求項3】 セルアレイが複数のバンクに区切られて
バンク毎に個別に活性化される主メモリチップと、 この主メモリチップの欠陥セルに対応する外部アドレス
が与えられた場合に活性化されて外部との間でデータを
読み書きするセルアレイを備えた冗長メモリチップとを
具備し、 この冗長メモリチップのメモリセルが、主メモリチップ
における欠陥セルを含むバンクに対応した1又は複数の
バンクに区切られてバンク毎に個別に活性化されるよう
にした半導体メモリ装置。 - 【請求項4】 上記主メモリチップに、冗長メモリチッ
プを裏返した状態で互いに接続したことを特徴とする請
求項1乃至3に記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項5】 主メモリチップをテストして、欠陥セル
の個数とアドレスを特定するステップと、 このテスト情報に基づいて冗長メモリチップを形成する
ステップとを具備した半導体メモリ装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9095490A JPH10289595A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9095490A JPH10289595A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10289595A true JPH10289595A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14139051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9095490A Pending JPH10289595A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 半導体メモリ装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10289595A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2015189939A1 (ja) * | 2014-06-11 | 2015-12-17 | ゼンテルジャパン株式会社 | 半導体記憶装置 |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP9095490A patent/JPH10289595A/ja active Pending
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