JPH10289395A - 交通信号機及び交通信号機の信号時間調節管理システム - Google Patents
交通信号機及び交通信号機の信号時間調節管理システムInfo
- Publication number
- JPH10289395A JPH10289395A JP9686397A JP9686397A JPH10289395A JP H10289395 A JPH10289395 A JP H10289395A JP 9686397 A JP9686397 A JP 9686397A JP 9686397 A JP9686397 A JP 9686397A JP H10289395 A JPH10289395 A JP H10289395A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- signal
- traffic
- pedestrian crossing
- laser
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本来構成を有効利用することによって、コス
ト高になることを回避することができるようにする点に
ある。 【解決手段】 交通信号機6の下方に横断歩道7を備え
るとともに、この交通信号機6の3色の信号レンズ1,
2,3を点灯させるための光源9からの光の一部を、前
記横断歩道7に照射するように構成したことを特徴とし
ている。
ト高になることを回避することができるようにする点に
ある。 【解決手段】 交通信号機6の下方に横断歩道7を備え
るとともに、この交通信号機6の3色の信号レンズ1,
2,3を点灯させるための光源9からの光の一部を、前
記横断歩道7に照射するように構成したことを特徴とし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3色の信号レンズ
を備えた交通信号機及び交通信号機の信号時間調節管理
システムに関する。
を備えた交通信号機及び交通信号機の信号時間調節管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上記交通信号機の下方の横断歩道を渡る
歩行者が夜間でも横断歩道を容易に渡ることができると
ともに、車両から容易に歩行者を認識することができる
ようにするために、道路の両側のうちの少なくとも一方
側の路肩に街灯を取り付けることが行われている。
歩行者が夜間でも横断歩道を容易に渡ることができると
ともに、車両から容易に歩行者を認識することができる
ようにするために、道路の両側のうちの少なくとも一方
側の路肩に街灯を取り付けることが行われている。
【0003】上記のように横断歩道用に特別な街灯を取
り付けることはコスト高を招くだけでなく、車両や歩行
者の邪魔にならないように街灯を道路の路肩に設ける関
係上、横断歩道の中央部まで十分な照度が達するように
街灯のワット数をある程度大きなものに設定しなければ
ならず、街灯設備自体やランニングコストも高くつくも
のであった。
り付けることはコスト高を招くだけでなく、車両や歩行
者の邪魔にならないように街灯を道路の路肩に設ける関
係上、横断歩道の中央部まで十分な照度が達するように
街灯のワット数をある程度大きなものに設定しなければ
ならず、街灯設備自体やランニングコストも高くつくも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、本来構成を有効利用
することによって、コスト高になることを回避すること
ができながらも、横断歩道を渡る歩行者が夜間でも横断
歩道を容易に渡ることができるとともに、車両から容易
に歩行者を認識することができるようにする点にある。
鑑み、解決しようとするところは、本来構成を有効利用
することによって、コスト高になることを回避すること
ができながらも、横断歩道を渡る歩行者が夜間でも横断
歩道を容易に渡ることができるとともに、車両から容易
に歩行者を認識することができるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、交通信号機の下方に横断歩道を備えるとと
もに、この交通信号機の3色の信号レンズを点灯させる
ための光源からの光の一部を、前記横断歩道に照射する
ように構成したことを特徴としている。交通信号機の信
号レンズのうちの赤色の信号レンズが点灯しているとき
には、この交通信号機の下方に位置する横断歩道を渡っ
てもよい状況であり、このとき、歩行者が横断歩道を渡
ると、横断歩道が信号機の3色の信号レンズを点灯させ
るための光源からの光の一部により照射され、歩行者が
横断歩道を歩行し易いとともに、車両からは横断歩道を
照射する光が歩行者を照射するから、車両からの歩行者
の確認も容易にすることができる。
決のために、交通信号機の下方に横断歩道を備えるとと
もに、この交通信号機の3色の信号レンズを点灯させる
ための光源からの光の一部を、前記横断歩道に照射する
ように構成したことを特徴としている。交通信号機の信
号レンズのうちの赤色の信号レンズが点灯しているとき
には、この交通信号機の下方に位置する横断歩道を渡っ
てもよい状況であり、このとき、歩行者が横断歩道を渡
ると、横断歩道が信号機の3色の信号レンズを点灯させ
るための光源からの光の一部により照射され、歩行者が
横断歩道を歩行し易いとともに、車両からは横断歩道を
照射する光が歩行者を照射するから、車両からの歩行者
の確認も容易にすることができる。
【0006】前記光源を光導体レーザ、固体レーザ、液
体レーザ等のレーザ発光体から構成するとともに、この
レーザ発光体からの3色の光をそれぞれ多数の光ファイ
バを介して前記3つの信号レンズに供給して該信号レン
ズを点灯させるとともに、前記多数の光ファイバのうち
の一部の光ファイバからの光を前記横断歩道に照射する
ように構成してなる。レーザ発光体の特徴は、波長が一
定であること、直進性があること、高いエネルギーの集
中性があること等が挙げられる。従って、横断歩道を照
射する光が必要以上に拡散することがないから、大きな
増幅率を有する増幅器により照射光を増幅しなくても、
必要となる照度を横断歩道上で得ることができる。しか
も、その光が点灯状態の信号レンズと同色光であるか
ら、横断歩道を歩行できるときは、横断歩道上の交通信
号機が赤色であり、その赤色の光で照射される歩行者は
車両から一層認識し易いものとなる。そして、横断歩道
上の信号機が赤色から青色に変化した場合に、横断歩道
上を青色の光で照射することになるから、特に横断歩道
用の信号機がない場合でも、歩行者に横断不可であるこ
とを知らせることができる。
体レーザ等のレーザ発光体から構成するとともに、この
レーザ発光体からの3色の光をそれぞれ多数の光ファイ
バを介して前記3つの信号レンズに供給して該信号レン
ズを点灯させるとともに、前記多数の光ファイバのうち
の一部の光ファイバからの光を前記横断歩道に照射する
ように構成してなる。レーザ発光体の特徴は、波長が一
定であること、直進性があること、高いエネルギーの集
中性があること等が挙げられる。従って、横断歩道を照
射する光が必要以上に拡散することがないから、大きな
増幅率を有する増幅器により照射光を増幅しなくても、
必要となる照度を横断歩道上で得ることができる。しか
も、その光が点灯状態の信号レンズと同色光であるか
ら、横断歩道を歩行できるときは、横断歩道上の交通信
号機が赤色であり、その赤色の光で照射される歩行者は
車両から一層認識し易いものとなる。そして、横断歩道
上の信号機が赤色から青色に変化した場合に、横断歩道
上を青色の光で照射することになるから、特に横断歩道
用の信号機がない場合でも、歩行者に横断不可であるこ
とを知らせることができる。
【0007】前記横断歩道上を撮影するためのモニター
用のカメラを設けるとともに、このカメラからの撮影情
報に基づいて前記交通信号機の信号時間を変更調節する
ように構成することによって、交通渋滞を緩和すること
ができるだけでなく、過剰にスピードを出している車両
等をチェックすることができる。
用のカメラを設けるとともに、このカメラからの撮影情
報に基づいて前記交通信号機の信号時間を変更調節する
ように構成することによって、交通渋滞を緩和すること
ができるだけでなく、過剰にスピードを出している車両
等をチェックすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、3色に点灯する信号レン
ズ、つまり青色に点灯するレンズ1、黄色に点灯するレ
ンズ2、赤色に点灯するレンズ3を備える表示部4と、
この表示部4を所定の高さで位置保持するための支柱5
とからなる交通信号機6を示している。
ズ、つまり青色に点灯するレンズ1、黄色に点灯するレ
ンズ2、赤色に点灯するレンズ3を備える表示部4と、
この表示部4を所定の高さで位置保持するための支柱5
とからなる交通信号機6を示している。
【0009】前記交通信号機6の下方には、多数の白線
からなる横断歩道7を備えるとともに、交通信号機の3
色の信号レンズ1〜3を点灯させるための光源からの光
の一部を、前記横断歩道7に照射するように構成してお
り、次に、その構成について詳述する。
からなる横断歩道7を備えるとともに、交通信号機の3
色の信号レンズ1〜3を点灯させるための光源からの光
の一部を、前記横断歩道7に照射するように構成してお
り、次に、その構成について詳述する。
【0010】図1〜図3に示すように、交通信号機6の
支柱5に設置されたケーシング8内に、青色、黄色、赤
色の3色のレーザ光線を出力する光源としてのレーザ発
光装置9及びこのレーザ発光装置9を作動させるための
制御装置10を内装するとともに、前記レーザ発光装置
9からの3色のレーザ光線を、3色の信号レンズ1〜3
付近までそれぞれ伝送するために多数の光ファイバ11
を設け、これら光ファイバー11の先端それぞれに、出
力されるレーザ光線を信号レンズ1〜3の内面側に照射
するためのレンズ12を配設している。前記レンズ12
を省略して実施することも可能である。前記レーザ発光
装置9は、光導体レーザや固体レーザ、気体レーザ等か
ら構成することになる。そして、前記多数の光ファイバ
11のうちの一部の光ファイバー11を前記信号レンズ
1〜3が取付けられたケーシング13に貫設するととも
に、それら光ファイバ11の先端を前記横断歩道7に向
けてあり、一部の光ファイバ11からのレーザ光線を横
断歩道7に照射して、横断歩道7を横断する歩行者が歩
行し易いとともに、車両から歩行者を容易に認識するこ
とができる。前記レーザ発光装置9を青色、黄色、赤色
の3色のレーザ光線を出力するものから構成することに
よって、前記横断歩道7を照射する光の色が青色、黄
色、赤色となることになるが、これら以外の色を使用し
てもよい。この場合、信号レンズ1,2,3が青色、黄
色、赤色になるように信号レンズ1,2,3自身の色を
考慮する必要がある。図に示す13Bは、光ファイバー
11をケーシング13に固定するための支持部材であ
る。
支柱5に設置されたケーシング8内に、青色、黄色、赤
色の3色のレーザ光線を出力する光源としてのレーザ発
光装置9及びこのレーザ発光装置9を作動させるための
制御装置10を内装するとともに、前記レーザ発光装置
9からの3色のレーザ光線を、3色の信号レンズ1〜3
付近までそれぞれ伝送するために多数の光ファイバ11
を設け、これら光ファイバー11の先端それぞれに、出
力されるレーザ光線を信号レンズ1〜3の内面側に照射
するためのレンズ12を配設している。前記レンズ12
を省略して実施することも可能である。前記レーザ発光
装置9は、光導体レーザや固体レーザ、気体レーザ等か
ら構成することになる。そして、前記多数の光ファイバ
11のうちの一部の光ファイバー11を前記信号レンズ
1〜3が取付けられたケーシング13に貫設するととも
に、それら光ファイバ11の先端を前記横断歩道7に向
けてあり、一部の光ファイバ11からのレーザ光線を横
断歩道7に照射して、横断歩道7を横断する歩行者が歩
行し易いとともに、車両から歩行者を容易に認識するこ
とができる。前記レーザ発光装置9を青色、黄色、赤色
の3色のレーザ光線を出力するものから構成することに
よって、前記横断歩道7を照射する光の色が青色、黄
色、赤色となることになるが、これら以外の色を使用し
てもよい。この場合、信号レンズ1,2,3が青色、黄
色、赤色になるように信号レンズ1,2,3自身の色を
考慮する必要がある。図に示す13Bは、光ファイバー
11をケーシング13に固定するための支持部材であ
る。
【0011】前記交通信号機6のケーシング13の横側
部に、横断歩道7上を撮影するためのモニター用のカメ
ラ14を設けるとともに、このカメラ14と前記制御装
置10とを接続してあり、カメラ14からの撮影情報に
基づいて交通信号機の信号時間を調節して交通渋滞を緩
和することができるようにしている。例えば、交通信号
機6が青色になっているにも係わらず、横断歩道7を通
過する車両速度が設定速度以下の場合に青色の点灯時間
を通常に比べて長くしたり、赤色の点灯時間を比べて短
くするのである。又、前記とは逆に横断歩道7を通過す
る車両速度が設定速度を越えている場合をカメラ14に
より把握する等、あらゆる情報として活用することがで
きる。又、夜間でも横断歩道7上を交通信号機6が照射
しているから、高感度のカメラを用いることなく、横断
歩道7上を鮮明に撮影することができる利点もある。
部に、横断歩道7上を撮影するためのモニター用のカメ
ラ14を設けるとともに、このカメラ14と前記制御装
置10とを接続してあり、カメラ14からの撮影情報に
基づいて交通信号機の信号時間を調節して交通渋滞を緩
和することができるようにしている。例えば、交通信号
機6が青色になっているにも係わらず、横断歩道7を通
過する車両速度が設定速度以下の場合に青色の点灯時間
を通常に比べて長くしたり、赤色の点灯時間を比べて短
くするのである。又、前記とは逆に横断歩道7を通過す
る車両速度が設定速度を越えている場合をカメラ14に
より把握する等、あらゆる情報として活用することがで
きる。又、夜間でも横断歩道7上を交通信号機6が照射
しているから、高感度のカメラを用いることなく、横断
歩道7上を鮮明に撮影することができる利点もある。
【0012】前記レーザ発光装置9に代えて、図4に示
すように、基板16上に組み込んだ多数(例えば数十個
〜数百個)の発光ダイオード15…から構成してもよ
い。この場合、消費電力の少ないことから、発光ダイオ
ード15…に対する小型電源をも交通信号機6のケーシ
ング13内に収めることができ、前記のようにレーザ発
光装置9を収納するケーシング8等を不要にすることが
できる利点がある。図に示す17は、発光ダイオード1
5…により点灯されるレンズ1又は2又は3から出力さ
れる光を横断歩道7上に照射するためのレンズである。
又、図に示す22は、前記レンズ17をケーシングに固
定するための支持部材である。
すように、基板16上に組み込んだ多数(例えば数十個
〜数百個)の発光ダイオード15…から構成してもよ
い。この場合、消費電力の少ないことから、発光ダイオ
ード15…に対する小型電源をも交通信号機6のケーシ
ング13内に収めることができ、前記のようにレーザ発
光装置9を収納するケーシング8等を不要にすることが
できる利点がある。図に示す17は、発光ダイオード1
5…により点灯されるレンズ1又は2又は3から出力さ
れる光を横断歩道7上に照射するためのレンズである。
又、図に示す22は、前記レンズ17をケーシングに固
定するための支持部材である。
【0013】又、前記レーザ発光装置9からのレーザ光
線を光ファイバ11を介してレンズ1〜3及び横断歩道
7上に伝達させるように構成したが、これに代えて、図
5に示すように、2つのレーザ光線に分割するビームス
プリッター18、このビームスプリッター18を透過し
た一方のレーザ光線をレンズ1に照射するための第1レ
ンズ19、前記ビームスプリッター18から反射した他
方のレーザ光線を所定角度に反射させるためのミラー2
0、このミラー20を反射したレーザ光線をケーシング
13に形成の開口13Aを通して横断歩道7上に照射す
るための第2レンズ21から構成してもよく、レンズ1
又は2又は3及び横断歩道7上を照射する構成は、これ
らのものに限定されるものではない。前記第1レンズ1
9及び第2レンズ21を省略して実施することも可能で
ある。
線を光ファイバ11を介してレンズ1〜3及び横断歩道
7上に伝達させるように構成したが、これに代えて、図
5に示すように、2つのレーザ光線に分割するビームス
プリッター18、このビームスプリッター18を透過し
た一方のレーザ光線をレンズ1に照射するための第1レ
ンズ19、前記ビームスプリッター18から反射した他
方のレーザ光線を所定角度に反射させるためのミラー2
0、このミラー20を反射したレーザ光線をケーシング
13に形成の開口13Aを通して横断歩道7上に照射す
るための第2レンズ21から構成してもよく、レンズ1
又は2又は3及び横断歩道7上を照射する構成は、これ
らのものに限定されるものではない。前記第1レンズ1
9及び第2レンズ21を省略して実施することも可能で
ある。
【0014】前記構成では、レンズ1,2,3の点灯時
に点灯するレンズ1又は2又は3から出力される光のみ
を横断歩道7上を照射するものであるが、光源からは常
に光を出力するようにして、横断歩道7上を常に照射す
る構成にするとともに、光源からレンズ1,2,3へ入
射する光を遮断するシャッターを設けて実施することも
可能である。又、図1では、横断歩道7上の狭い範囲の
一部分のみを照射するように構成したが、例えば図2
(イ)の光ファイバー11の先端の角度が変更できるよ
うに電動モータ等を用いて可動式に構成して、横断歩道
7上の全体に渡って光が走査できるように構成してもよ
く、又、横断歩道7上のある程度広い範囲を照射するよ
うに拡散光に構成してもよい。拡散光を用いる場合に
は、増幅器を用いて増幅することによって、横断歩道7
上に達する光が極端に減衰することを回避するようにし
てもよい。
に点灯するレンズ1又は2又は3から出力される光のみ
を横断歩道7上を照射するものであるが、光源からは常
に光を出力するようにして、横断歩道7上を常に照射す
る構成にするとともに、光源からレンズ1,2,3へ入
射する光を遮断するシャッターを設けて実施することも
可能である。又、図1では、横断歩道7上の狭い範囲の
一部分のみを照射するように構成したが、例えば図2
(イ)の光ファイバー11の先端の角度が変更できるよ
うに電動モータ等を用いて可動式に構成して、横断歩道
7上の全体に渡って光が走査できるように構成してもよ
く、又、横断歩道7上のある程度広い範囲を照射するよ
うに拡散光に構成してもよい。拡散光を用いる場合に
は、増幅器を用いて増幅することによって、横断歩道7
上に達する光が極端に減衰することを回避するようにし
てもよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1によれば、交通信号機を点灯さ
せるために本来的に備えている光源からの光の一部を利
用して横断歩道を照射する構成にするとともに、交通信
号機の下方に横断歩道が存在するものであるから、従来
のように横断歩道の中央部まで所定の照度で照射するこ
とを容易に行うことができ、街灯を道路の両脇に配設す
るものに比べて、コストの低減化を図ることができるも
のでありながら、特に夜間等において、歩行者は横断歩
道を容易に横断することができるとともに、車両から歩
行者を容易に認識することができ、交通安全面において
有利にすることができる。
せるために本来的に備えている光源からの光の一部を利
用して横断歩道を照射する構成にするとともに、交通信
号機の下方に横断歩道が存在するものであるから、従来
のように横断歩道の中央部まで所定の照度で照射するこ
とを容易に行うことができ、街灯を道路の両脇に配設す
るものに比べて、コストの低減化を図ることができるも
のでありながら、特に夜間等において、歩行者は横断歩
道を容易に横断することができるとともに、車両から歩
行者を容易に認識することができ、交通安全面において
有利にすることができる。
【0016】請求項2によれば、光源をレーザ発光体か
ら構成することによって、集中した高エネルギーの光を
横断歩道に照射することができ、又、レーザ発光体から
光ファイバを用いて伝達することによって、エネルギー
ロスの非常に少ない状態での光の伝達を行うことができ
る。又、横断歩道を横断している歩行者を直進性のある
光により照射することによって、歩行者がスポットライ
トを浴びたように歩行者のみを浮き上がらせることがで
き、車両からより一層歩行者を容易に認識することがで
きる利点がある。
ら構成することによって、集中した高エネルギーの光を
横断歩道に照射することができ、又、レーザ発光体から
光ファイバを用いて伝達することによって、エネルギー
ロスの非常に少ない状態での光の伝達を行うことができ
る。又、横断歩道を横断している歩行者を直進性のある
光により照射することによって、歩行者がスポットライ
トを浴びたように歩行者のみを浮き上がらせることがで
き、車両からより一層歩行者を容易に認識することがで
きる利点がある。
【0017】請求項3によれば、横断歩道上を撮影する
ためのモニター用のカメラからの撮影情報に基づいて交
通信号機の信号時間を調節して、交通渋滞の緩和や、夜
間のスピード違反及び交通事故等の撮影等を行うことが
できる利点がある。又、横断歩道上を照射する光を利用
することによって、夜間でも高感度のカメラを要するこ
となく、撮影を行うこともできる。
ためのモニター用のカメラからの撮影情報に基づいて交
通信号機の信号時間を調節して、交通渋滞の緩和や、夜
間のスピード違反及び交通事故等の撮影等を行うことが
できる利点がある。又、横断歩道上を照射する光を利用
することによって、夜間でも高感度のカメラを要するこ
となく、撮影を行うこともできる。
【図1】交通信号機と横断歩道との関係を示す図
【図2】(イ)は信号レンズに光を照射するための構成
を示す縦断側面図、(ロ)は信号レンズに光を照射する
ための構成を示す横断側面図
を示す縦断側面図、(ロ)は信号レンズに光を照射する
ための構成を示す横断側面図
【図3】制御ブロック図
【図4】信号レンズに光を照射するための別の構成を示
す縦断側面図
す縦断側面図
【図5】信号レンズに光を照射するための別の構成を示
す縦断側面図
す縦断側面図
1〜3 レンズ 4 表示部 5 支柱 6 交通信号機 7 横断歩道 8 ケーシング 9 レーザ発生装置(光源) 10 制御装置 11 光ファイバ 12 レンズ 13 ケーシング 13A 開口 13B 支持部材 14 カメラ 15 発光ダイオード( 光源) 16 基板 17 レンズ 18 ビームスプリッター 19 第1レンズ 20 ミラー 21 第2レンズ 22 支持部材
Claims (3)
- 【請求項1】 交通信号機の下方に横断歩道を備えると
ともに、この交通信号機の3色の信号レンズを点灯させ
るための光源からの光の一部を、前記横断歩道に照射す
るように構成したことを特徴とする交通信号機。 - 【請求項2】 前記光源を光導体レーザ、固体レーザ、
液体レーザ等のレーザ発光体から構成するとともに、こ
のレーザ発光体からの3色の光をそれぞれ多数の光ファ
イバを介して前記3つの信号レンズに供給して該信号レ
ンズを点灯させるとともに、前記多数の光ファイバのう
ちの一部の光ファイバからの光を前記横断歩道に照射す
るように構成してなる請求項1記載の交通信号機。 - 【請求項3】 前記横断歩道上を撮影するためのモニタ
ー用のカメラを設けるとともに、このカメラからの撮影
情報に基づいて前記交通信号機の信号時間を変更調節す
るように構成してなる請求項1記載の交通信号機の信号
時間調節管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9686397A JPH10289395A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 交通信号機及び交通信号機の信号時間調節管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9686397A JPH10289395A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 交通信号機及び交通信号機の信号時間調節管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10289395A true JPH10289395A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14176297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9686397A Pending JPH10289395A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 交通信号機及び交通信号機の信号時間調節管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10289395A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100805235B1 (ko) | 2007-08-21 | 2008-02-21 | (주)한일에스티엠 | 도로 안전관리 시스템 및 그 제어방법 |
KR101631245B1 (ko) * | 2016-02-25 | 2016-06-21 | 최다인 | 레이저를 이용한 교통신호 보조알림장치 |
JP2017049885A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | オムロン株式会社 | 違反抑止装置およびこれを備えた違反抑止システム |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP9686397A patent/JPH10289395A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100805235B1 (ko) | 2007-08-21 | 2008-02-21 | (주)한일에스티엠 | 도로 안전관리 시스템 및 그 제어방법 |
JP2017049885A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | オムロン株式会社 | 違反抑止装置およびこれを備えた違反抑止システム |
WO2017038126A1 (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | オムロン株式会社 | 違反抑止装置およびこれを備えた違反抑止システム |
KR101631245B1 (ko) * | 2016-02-25 | 2016-06-21 | 최다인 | 레이저를 이용한 교통신호 보조알림장치 |
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