JP7341369B2 - 照明装置及び自発光標識 - Google Patents

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Description

本開示は、照明装置及び自発光標識に関する。
火災などの非常時に避難口及び避難方向を避難者に知らせる設備において、誘導灯と呼ばれる照明装置が広く使用されている。このような照明装置として、レーザー光源を用いて、表示部及び人の網膜上で発生するスペックルパターンを利用したものがある(例えば、特許文献1を参照)。スペックルパターンは、明瞭で不規則な粒状模様を含み、遠くから見た場合でも極めて目立つ。このため、スペックルパターンを利用した表示部の視認性は高い。
特開2019-215999号公報(段落0010~0013、図1)
しかしながら、人、車両、又は船を誘導するために、屋外、半屋外(例えば、渡り廊下)、又は暗い屋内(例えば、避難路)などに設置される照明装置又は自発光標識においては、充分に高い光量を確保するために、複数のレーザー光源を用いる場合がある。複数のレーザー光源と、複数のレーザー光を混合する導光体とを用いると、照明装置又は自発光標識の表示部を構成する拡散板及びこれを見る人の網膜上で発生するスペックルパターンの度合い(「スペックルコントラスト値」とも言う。)が低下し、表示部の視認性が低下するという課題がある。
本開示は、視認性が向上した照明装置及び自発光標識を提供することを目的とする。
本開示の照明装置は、複数のレーザー光をそれぞれ出射する複数のレーザー光源と、前記複数のレーザー光源の発光量を制御する制御部と、前記複数のレーザー光が照射され、照射された前記複数のレーザー光を拡散させる表示面と、前記複数のレーザー光源と前記表示面との間の前記複数のレーザー光の光路上に配置され、前記複数のレーザー光の前記表示面における複数の照射範囲を制御する光学部品と、を備え、前記光学部品は、前記複数のレーザー光の各々の前記表示面における光強度分布のピークの位置が、前記表示面において互いに重ならないように構成されていることを特徴とする。
本開示の自発光標識は、上記照明装置を有することを特徴とする。
本開示の照明装置又は自発光標識によれば、視認性を向上させることができる。
実施の形態1に係る自発光標識を示す外観図である。 複数の自発光標識が道路に沿って設置された例を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置及び自発光標識の構成を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置の拡散板におけるレーザー光の照射範囲を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置の拡散板におけるレーザー光の強度分布を示す概略図である。 実施の形態2に係る照明装置及び自発光標識の構成を示す図である。 実施の形態3に係る照明装置及び自発光標識の構成を示す図である。
以下に、実施の形態に係る照明装置及び自発光標識を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、実施の形態を適宜組み合わせること及び各実施の形態を適宜変更することが可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る自発光標識1を示す外観図である。図1に示されるように、自発光標識1は、発光する表示部4を備えている。自発光標識1の表示部4は、例えば、標識支柱5によって支えられている。自発光標識1は、スペックルパターンを発生させる照明装置(後述の図3及び図4に示される。)を有している。表示部4には、図形(例えば、矢印)、文字、などが描かれていてもよい。表示部4及び人間の網膜でスペックルパターンが発生することで、表示部4が目立つ。なお、表示部4は、画像を表示する透過型のディスプレイを備えてもよい。また、自発光標識1の外観形状は、図1のものに限定されない。
図2は、複数の自発光標識1が道路6に沿って設置された例を示す図である。図2の例では、複数の自発光標識1は、道路6のカーブにおいて、道路6に沿って間隔をあけて設置されている。複数の自発光標識1は、車両7の運転手から表示部4が視認されるように標識支柱5によって一定の高さに支持されている。なお、自発光標識1は、移動する人、進行する船の操縦士、線路上を走行する列車の運転者、空港を走行する航空機の操縦士、などによって視認される図形・文字などの表示情報の視認性を向上させるために、使用されてもよい。自発光標識1は、屋外、半屋外(例えば、渡り廊下)、又は暗い屋内(例えば、避難路)などのいずれにも設置可能である。
自発光標識1が道路6上又は道路6に沿って設置される道路情報表示装置である場合、要求される光量(輝度)又は表示色の例は、以下の表1、表2、表3に示される通りである。これらの表は、日本の国土交通省によって公表されている。なお、表2は、連続する高速道路、野外輝度、西日の影響等で輝度調整が必要な場所の表示色と輝度を示している。
Figure 0007341369000001
Figure 0007341369000002
Figure 0007341369000003
図3は、実施の形態1に係る照明装置1a及び自発光標識1の構成を示す図である。図3に示されるように、自発光標識1は、照明装置1aを有している。照明装置1aは、複数のレーザー光La、Lb、Lc、Ldをそれぞれ出射する複数のレーザー光源11a、11b、11c、11dと、レーザー光源11a、11b、11c、11dの発光量を制御する制御部21とを備えている。また、照明装置1aは、給電線23に接続された電源部22を有している。制御部21は、例えば、電源部22から供給された電力により、レーザー光源11a、11b、11c、11dを駆動する。また、制御部21は、制御線24に接続されている。制御部21は、制御線24を介して受信した指令信号に応じてレーザー光源11a、11b、11c、11dの駆動を制御する。
また、照明装置1aは、レーザー光La、Lb、Lc、Ldが照射され、照射されたレーザー光La、Lb、Lc、Ldを拡散させる表示面としての拡散板14と、レーザー光源11a、11b、11c、11dと拡散板14との間のレーザー光La、Lb、Lc、Ldの光路上に配置され、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの拡散板14における照射範囲16a、16b、16c、16dを制御する光学部品とを備えている。図1では、光学部品は、複数のレンズ12a、12b、12c、12dと、複数のアパーチャ部材13a、13b、13c、13dとを有している。また、照明装置1aは、拡散板14の外側を覆う保護部材としての保護窓15を備えてもよい。図1では、拡散板14と保護窓15とは、表示部4を構成している。
レーザー光源11a、11b、11c、11dは、レーザー光La、Lb、Lc、Ldを出射する光源である。レーザー光源11a、11b、11c、11dは、例えば、緑色の単色光を出射する緑色半導体レーザーである。レーザー光源11a、11b、11c、11dの発光波長は、510nm~530nmの波長範囲にあり、かつ発光スペクトルの半値全幅が2nm程度である。また、レーザー光源11a、11b、11c、11dが出射するレーザー光の色は、緑色に限らず、青色、赤色、橙色、黄緑色、又は他の色であってもよい。
レンズ12a、12b、12c、12dは、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射されたレーザー光La、Lb、Lc、Ldの発散の度合いをレンズの屈折によって変え(実施の形態1では、発散角を大きくし)、拡散板14に到達する光の強度分布を拡散板14の面内で均一に近づける。レンズ12a、12b、12c、12dは、樹脂又はガラスを材料とした単一レンズ(例えば、凹レンズ)を、照明装置の本体構造(例えば、筐体に固定された部材)に支持部材によってレーザー光源11a、11b、11c、11dの前に固定したものである。レンズ12a、12b、12c、12dは、複数のレンズを一体に成型した部品を、本体構造に支持部材によってレーザー光源11a、11b、11c、11dの前に固定したものであってもよい。また、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの発散の度合いの制御には、レンズ12a、12b、12c、12dに代えて、又は、レンズ12a、12b、12c、12dに加えて、マイクロレンズアレイ又は回折素子を用いてもよい。マイクロレンズアレイは、周期的に配列された複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイ、又は、周期性が無く配置された(すなわち、ランダムに配置された)複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイを用いることができる。
アパーチャ部材13a、13b、13c、13dは、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射された光束のうち光束の中心から離れた周辺の光が拡散板14に到達しないように光を遮る。アパーチャ部材13a、13b、13c、13dは、金属又は樹脂の板に、レーザー光La、Lb、Lc、Ldが通過する開口(アパーチャ)を設けたものである。アパーチャ部材13a、13b、13c、13dは、本体構造に支持部材によって固定されている。アパーチャ部材13a、13b、13c、13dは、レンズ12a、12b、12c、12dの前方(レーザー光の進行方向の反対方向)の位置に固定されてもよいし、レンズ12a、12b、12c、12dの後方(レーザー光の進行方向)の位置に固定されてもよい。アパーチャ部材13a、13b、13c、13dは、レンズ12a、12b、12c、12dの支持部材の一部としてアパーチャ部材13a、13b、13c、13dと一体化して備えられてもよい。
拡散板14は、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射され、レンズ12a、12b、12c、12dとアパーチャ部材13a、13b、13c、13dの開口を通過した光を、車両7の運転手から視認されるように透過拡散する。拡散板14は、ガラスの面を細かい砂で擦った擦りガラス、樹脂に拡散剤を混合した樹脂拡散板、又はガラス若しくは樹脂の表面に光が回折する微細な構造を形成した回折型の拡散板であることができる。表示部4は、自発光標識1の真正面から見た場合に限らず、自発光標識1の斜め方向から見た場合にも、高い視認性を発揮できるように、最適な拡散板14の発散角を設定する。拡散板14の発散角は、例えば、道路6の制限速度、複数の自発光標識1の設置間隔、などの設置条件などを勘案し、最適値に設定されることが望ましい。
保護窓15は、道路6を走行する車両7の車輪が踏み飛ばした飛び石などから拡散板14を保護するために耐衝撃性の高い材料で形成されることが望ましい。保護窓15は、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射される光の透過に影響を与えないように、透明の材料(例えば、ポリカーボネート)で構成されることが望ましい。
電源部22は、道路6に沿って設置された給電線23から電力が供給される。電源部22は、給電線23から供給される、例えば、100Vの交流電圧を、12Vの直流電圧に変換し、制御部21に電力を供給する電力供給回路である。
制御部21は、レーザー光源11a、11b、11c、11dへ供給する電流を制御して、レーザー光源11a、11b、11c、11dの発光を制御する制御回路である。制御回路は、マイコン、メモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサ、などを含んでもよい。制御部21は、制御線24を通じて自発光標識1の外部から送られる指令信号を受信し、表示部4を点灯、消灯又は点滅させる。指令信号は、無線で受信されてもよい。制御部21は、時刻、装置外部の明るさ、天候(例えば、降雨の有無)、のうちの1つ又は2つ以上の組合せに応じて、レーザー光源11a、11b、11c、11dを制御してもよい。照明装置1aは、時刻、装置外部の明るさ、天候を外部から受信してもよいし、自身が保持する時計又はセンサから取得してもよい。
図4は、照明装置1aの拡散板14におけるレーザー光La、Lb、Lc、Ldの照射範囲16a、16b、16c、16dを示す図である。照射範囲16a、16b、16c、16dは、拡散板14に照射されるレーザー光La、Lb、Lc、Ldの領域を示す。レーザー光源11aから出射したレーザー光Laは、アパーチャ部材13aの開口を通過して、この開口に対応する照射範囲16aを照射する。同様に、レーザー光源11b、11c、11dから出射したレーザー光Lb、Lc、Ldは、アパーチャ部材13b、13c、13dの開口を通過して、開口に対応する照射範囲16b、16c、16dを照射する。
図5は、照明装置1aの拡散板14におけるレーザー光La、Lb、Lc、Ldの強度分布を示す概略図である。図5に示されるように、照射範囲16a、16b、16c、16dの境界付近は、漏れ光により隣接するレーサー光の重なりが発生する。重なりは、レンズ12a、12b、12c、12dによる光の発散の度合いの制御により設定可能である。例えば、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射され、拡散板14に照射されるレーザー光La、Lb、Lc、Ldのうちの、最大光強度(すなわち、ピークPa、Pb、Pc、Pdの強度)の4分の1以上の強度を有する部分が、隣接する別のレーザー光源から出射されたレーザー光のうち当該レーザー光源の最大光強度の4分の1以上の強度を有する部分と、拡散板14で重なり合うように設置されてもよい。この場合、拡散板14に照射されるレーザー光La、Lb、Lc、Ldの輝度のムラが減少し、輝度の低下に起因する視認性の劣化を防ぐことができる。
一般的に、N個(Nは2以上の整数)の独立したレーザー光源11a、11b、11c、11dがあり、N本のレーザー光が重ね合わされた場合、N本のレーザー光によって発生するスペックルコントラストのスペックルコントラスト値は、1本のレーザー光によって発生するスペックルコントラストのスペックルコントラスト値の1/√Nに低下する。実施の形態1に係る照明装置1a又は自発光標識1によれば、アパーチャ部材13a、13b、13c、13dとレーザー光源11a、11b、11c、11dと拡散板14を配置することにより、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを拡散板14に互いの光の重なりを少なく照射することができるため、スペックルコントラスト値の低下を防ぐことができる。
以上に説明したように、実施の形態1に係る照明装置1a又は自発光標識1は、レーザー光源11a、11b、11c、11dと表示面である拡散板14との間のレーザー光La、Lb、Lc、Ldの光路上に配置され、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの拡散板14における照射範囲18、18b、18c、18dを制御する光学部品であるレンズ12a、12b、12c、12dとアパーチャ部材13a、13b、13c、13dを備えている。このため、実施の形態1では、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの各々の拡散板14における光強度分布のピークPa、Pb、Pc、Pdの位置が、拡散板14において互いに重ならないように構成されている。このような構成により、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを拡散板14に互いの光の重なりを少なく照射することができるため、スペックルコントラスト値の低下を防ぐことができ、視認性を向上させることができる。
また、実施の形態1に係る照明装置1aは、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの各々の拡散板14における光強度分布のピークPa、Pb、Pc、Pdより低い位置(例えば、ピーク強度の1/2、ピーク強度の1/4、など)が、拡散板14において互いに重ならないように構成されてもよい。このような構成により、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを拡散板14に互いの光の重なりを少なく照射することができるため、スペックルコントラスト値の低下をより一層防ぐことができ、視認性を向上させることができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る照明装置2a及び自発光標識2の構成を示す図である。図6において、図3に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図3に示される符号と同じ符号が付されている。図6に示されるように、自発光標識2は、照明装置2aを有している。実施の形態2に係る照明装置2aは、表示面である拡散板として反射板17を備えた点が、実施の形態1に係る照明装置1aと異なる。
反射板17は、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射され、レンズ12a、12b、12c、12dとアパーチャ部材13a、13b、13c、13dの開口を通過したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを、車両7の運転手から視認されるように反射、拡散する。反射板17は、樹脂シートの表面に反射材をコーティングした拡散板、又は、樹脂シートの表面にエンボス加工を施した拡散板、又は、ガラス若しくは樹脂の表面に光が回折する微細な構造を形成した回折型の拡散板であることができる。表示部4は、自発光標識2の真正面から見た場合に限らず、自発光標識2の斜め方向から見た場合にも、高い視認性を発揮できるように、最適な反射板17の発散角を設定する。反射板17の発散角は、例えば、道路6の制限速度、複数の自発光標識1の設置間隔、などの設置条件などを勘案し、最適値に設定されることが望ましい。
以上に説明したように、実施の形態2に係る照明装置2a又は自発光標識2は、レーザー光源11a、11b、11c、11dと表示面である反射板17との間のレーザー光La、Lb、Lc、Ldの光路上に配置され、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの反射板17における照射範囲18、18b、18c、18dを制御する光学部品であるレンズ12a、12b、12c、12dとアパーチャ部材13a、13b、13c、13dを備えている。このため、実施の形態2では、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの各々の反射板17における光強度分布のピークPa、Pb、Pc、Pdの位置が、反射板17において互いに重ならないように構成されている。このような構成により、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを反射板17に互いの光の重なりを少なく照射することができるため、スペックルコントラスト値の低下を防ぐことができ、視認性を向上させることができる。
また、実施の形態2では、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの各々の反射板17における光強度分布のピークPa、Pb、Pc、Pdより低い位置(例えば、ピーク強度の1/2、ピーク強度の1/4、など)が、反射板17において互いに重ならないように構成されてもよい。このような構成により、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを反射板17に互いの光の重なりを少なく照射することができるため、スペックルコントラスト値の低下をより一層防ぐことができ、視認性を向上させることができる。
なお、上記以外に関し、実施の形態2は、実施の形態1と同じである。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る照明装置3a及び自発光標識3の構成を示す図である。図7において、図3に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図3に示される符号と同じ符号が付されている。図7に示されるように、自発光標識3は、照明装置3aを有している。実施の形態3に係る照明装置3aは、1個又は複数個のLED(発光ダイオード)光源19a、19b、19cを更に備えた点において、実施の形態1に係る照明装置1aと異なる。LED光源19a、19b、19cの各々は、1つ以上のLED素子を有する。
図7に示されるように、LED光源19a、19b、19cは、表示面としての拡散板14に光(「LED光L1、L2、L3」ともいう。)を照射するように配置されている。LED光源19a、19b、19cは、拡散板14における複数の照射範囲16a、16b、16c、16dにLED光L1、L2、L3を照射する。図7では、LED光源19a、19b、19cは、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの照射範囲16a、16b、16c、16dの内の互いに隣り合う照射範囲の境界部分にLED光L1、L2、L3が照射されるように、配置されている。図7では、LED光L1、L2、L3は、隣接する照射範囲16aと16bの境界を含む領域、隣接する照射範囲16bと16cの境界を含む領域、隣接する照射範囲16cと16dの境界を含む領域、に照射されている。LED光源19a、19b、19cは、制御部21により点灯及び消灯が制御される。例えば、LED光源19a、19b、19cは、レーザー光源11a、11b、11c、11dの点灯時に点灯し、レーザー光源11a、11b、11c、11dの消灯時に消灯する。
制御部21は、複数のレーザー光源11a、11b、11c、11dの発光量とLED光源19a、19b、19cの発光量とを制御する。制御部21は、レーザー光源11a、11b、11c、11dの発光量とLED光源19a、19b、19cの発光量との比を制御してもよい。
以上に説明したように、実施の形態3に係る照明装置3a又は自発光標識3は、レーザー光源11a、11b、11c、11dと表示面である拡散板14との間のレーザー光La、Lb、Lc、Ldの光路上に配置され、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの拡散板14における照射範囲18、18b、18c、18dを制御する光学部品であるレンズ12a、12b、12c、12dとアパーチャ部材13a、13b、13c、13dを備えている。このため、実施の形態3では、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの各々の拡散板14における光強度分布のピークPa、Pb、Pc、Pdの位置が、拡散板14において互いに重ならないように構成されている。このような構成により、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを拡散板14に互いの光の重なりを少なく照射することができるため、スペックルコントラスト値の低下を防ぐことができ、視認性を向上させることができる。
また、実施の形態3では、レーザー光La、Lb、Lc、Ldの各々の拡散板14における光強度分布のピークPa、Pb、Pc、Pdより低い位置(例えば、ピーク強度の1/2、ピーク強度の1/4、など)が、拡散板14において互いに重ならないように構成されてもよい。このような構成により、レーザー光源11a、11b、11c、11dから出射したレーザー光La、Lb、Lc、Ldを拡散板14に互いの光の重なりを少なく照射することができるため、スペックルコントラスト値の低下をより一層防ぐことができ、視認性を向上させることができる。
なお、上記以外に関し、実施の形態3は、実施の形態1と同じである。また、LED光源19a、19b、19cは、実施の形態2に係る照明装置2aに備えてもよい。
1、2、3 自発光標識、 1a、2a、3a 照明装置、 4 表示部、 5 標識支柱、 6 道路、 7 車両、 11a、11b、11c、11d レーザー光源、 12a、12b、12c、12d レンズ、 13a、13b、13c、13d アパーチャ部材、 14 拡散板(表示面)、 15 保護窓、 16a、16b、16c、16d 照射範囲、 17 反射板(表示面)、 18a、18b、18c、18d 照射範囲、 19a、19b、19c LED光源、 21 制御部、 22 電源部、 23 給電線、 24 制御線、 La、Lb、Lc、Ld レーザー光、 Pa、Pb、Pc、Pd ピーク、 L1、L2、L3 LED光。

Claims (4)

  1. 複数のレーザー光をそれぞれ出射する複数のレーザー光源と、
    前記複数のレーザー光源の発光量を制御する制御部と、
    前記複数のレーザー光が照射され、照射された前記複数のレーザー光を拡散させる表示面と、
    前記複数のレーザー光源と前記表示面との間の前記複数のレーザー光の光路上に配置され、前記複数のレーザー光の前記表示面における複数の照射範囲を制御する光学部品と、
    を備え
    前記光学部品は、前記複数のレーザー光の各々の前記表示面における光強度分布のピークの位置が、前記表示面において互いに重ならないように構成されている
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記表示面は、前記複数のレーザー光を拡散させて、反射する反射板に形成される
    ことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  3. 前記表示面における前記複数の照射範囲に光を照射するLED光源を更に備え、
    前記制御部は、前記複数のレーザー光源の発光量と前記LED光源の発光量とを制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の照明装置を有することを特徴とする自発光標識。
JP2023503316A 2021-03-05 2021-03-05 照明装置及び自発光標識 Active JP7341369B2 (ja)

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