JPH1028698A - 注文製作されるオストミー器具および該器具の製造方法 - Google Patents
注文製作されるオストミー器具および該器具の製造方法Info
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- JPH1028698A JPH1028698A JP9092322A JP9232297A JPH1028698A JP H1028698 A JPH1028698 A JP H1028698A JP 9092322 A JP9092322 A JP 9092322A JP 9232297 A JP9232297 A JP 9232297A JP H1028698 A JPH1028698 A JP H1028698A
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Abstract
別に合わせて注文製作されるオストミー器具を製造す
る。 【解決手段】 患者の小孔領域の局所形状を、異なる角
度で複数の写真を撮ること、コンピューター制御のタッ
チプロービング、磁気鏡面結像、X線体軸断層、レーザ
ー走査、あるいはキャスティングによって、手で測定す
る。測定値に関する情報を、カードや型板、あるいは電
子的に記録する。この記録された情報は、デジタル化さ
れ、患者の経歴や好みと共に、データベースに保存され
る。電子情報を利用して、ユーザーのニーズに最適のウ
エハおよびポーチの物理的特性を選択する。適当な工具
が自動的に選択され、コンピューター制御の製造装置に
よって、注文製作のウエハおよびポーチを製造すべく調
節される。
Description
に接着的に取り付けるように構成された廃棄物収集ポー
チを備えたタイプのオストミー器具に関し、特に、小孔
の局所形状やユーザーの好みに合わせてオストミー器具
を製造する方法に関する。
開術として知られる特定の外科処置では、小孔と呼ばれ
ており廃棄物を排出することが可能な腹部壁の開口を形
成することになる。患者は廃棄物の排出を調節できない
ので、このような施術がなされた患者は、小孔を保護し
て廃棄物質が排出されるときには該物質を収集するオス
トミー器具を利用する必要があることが多い。
および構成のオストミー器具が用いられている。種々の
材料および接着剤が開発されており、器具の実用性や摩
耗性は高められている。
れたウエハ(面板又はラベルとも称される)に接続される
収集受け口又はポーチを備えている。このウエハは、ポ
ーチをボデーの小孔に近接して取り付けるのに用いられ
る。ポーチは、加熱溶接などによって密封される第1お
よび第2の薄いバリヤフィルム壁を、末端部沿いに備え
ている。ポーチは、小孔と整列するように構成されたプ
ラスチックの取付リングによって形成される入口開口
と、ポーチから物質を排出するための出口とを有する。
ワンピースの器具では、ポーチの取付リングは、接着剤
でコーティングされたウエハに取り付けられた対応する
プラスチックの取付リングに永久取付がなされている。
ツーピースの器具では、ポーチは、取り外し可能なリン
グを利用することによって、ウエハに取り外し可能に取
り付けられており、ウエハを取り外すことなく、ポーチ
の位置を変えることが可能である。
異なるニーズに応えるべく、種々の異なる標準的な形
状、寸法、および構成で製作される。これらの標準的な
製品は平均的なユーザーのニーズには合致するが、各人
のニーズには理想的には合致しない。
て、ユーザーの解剖部位や生活様式に合わせて、製品を
調節しなければならない。通常行なわれる調節として
は、ウエハの小孔収容開口の切断、ウエハの外側のトリ
ミング、凸状挿入具の付加、ペーストやフィルタの貼
付、およびポーチの折り曲げやトリミングなどがある。
にとって理想的な製品が得られるとは限らない。また、
ユーザーにとってこのような調節を行うことは困難であ
る。これは、不器用であったり、視力が悪かったり、気
が進まなかったりするためである。所望の調節を行うこ
とが非常に困難であったり、特別な設備がなくてはなら
ないこともある。このような調節を行うことは時間がか
かる、あるいは、気の進まない作業であると思うユーザ
ーもいるであろう。
り単に気が進まなかったりするので、製品の調節はうま
く行なわれない。この結果、製品の性能が損なわれる。
は、個々のユーザーそれぞれのニーズや好みに特別に合
わせて注文製作されるオストミー器具を製造することに
よって、上記問題を解消することである。この目的は、
精巧度や費用の異なる技術を用いて、種々の異なる方法
で達成される。
ップとして、患者の小孔領域の局所形状を綿密に測定す
る。このことは、腸切開術のセラピストが、写真を撮る
ことや注入成形を行うことによって、ユーザーを検査す
る場合には、手で行うとよい。また、コンピューター制
御されたタッチプローブ、磁気共鳴結像(MRI)、X線
体軸断層(CATスキャン)、あるいはレーザー走査によ
って行うとよい。
ストや他の専門家によって測定された測定値は、カード
にマーキングを行うことによって、あるいは、型板を形
成することによって保存される。型板の形成は、小孔開
口およびウエハの外形をトレースし、切り抜くことによ
って行われる。上記形態の情報は、後に、デジタルイメ
ージに変換される。異なる角度で撮った複数の写真をデ
ジタル化して、解剖部位の電子イメージを形成すること
も可能である。コンピューター制御のタッチプローブ、
MRIおよびCAT装置は、同様に寸法と形状を示す電
子マップを構成する。レーザースキャナを利用して、身
体自体あるいは身体の注型品の、三次元的な形状の情報
を構成することが可能である。
設置する。注文を受けると、情報はファイルから呼び出
され、注文製作すべきウエハおよびポーチの物理的特性
を決定すべく用いられる。例えば、ウエハの小孔受け入
れ開口の寸法、形状および位置、ウエハの外形、接着剤
のタイプや表面の外形が選択される。ポーチの寸法、形
状、後部の位置、タップのタイプ、フランジの様式、お
よびフィルターの位置も選択されるとよい。
具が選択され、コンピューター制御のコントローラによ
って、製造装置用に調節される。ウエハの孔および外形
の切断は、X−Yテーブル上に取り付けられた工具によ
って行われる。切断工具自体が、レーザー、高圧ウォー
タージェット、熱線、高速の研削器/機械的工具、ナイ
フ、のこぎり、RFスケーペルなどであってもよいし、
あるいは、かじりや孔あけによって行われてもよい。ウ
エハを所望の外形にすることは、所望の形状に成形され
た充填材上、一体に接合されて適当な表面外形をなす複
数のスライスで形成される基板上、あるいは、種々の形
状の突出部が取り付けられており、かつ、谷部が形成さ
れている平坦な基板上に位置する真空成形バリヤ接着剤
によって達成される。凸ディスクや挿入具を用いてもよ
く、必要ならば、形状を変える材料を補充してもよい。
X−Yテーブル上に取り付けられたレーザー、超音波ホ
ーン、熱風溶接ノズル、あるいはホットローラーで周辺
部を溶接することとによって、注文製作される。フィル
ターおよびタップは、所望の位置で溶接することができ
る。
やコードナンバーの入ったラベルを貼る。製品は、顧客
のからの指示に従って包装され、顧客の元へ配送され
る。局所形状や好みに関する情報や患者の経歴は、将来
利用できるように、電子ファイルに収められる。小孔部
位の変化によりさらなる検査が必要とされる場合を除
き、小孔部位の検査は1度だけでよい。
トミー器具を製造する方法にして、小孔領域の局所形状
が測定され、小孔領域測定値に関する情報が記録され、
電子形態に変換され、患者の経歴や好みに関する情報と
共に、データベースファイルに保存される方法を提供す
ることである。
オストミー器具を製造する方法にして、注文製作のオス
トミー器具の物理的特性を決定するのに、電子測定情報
を利用する方法を提供することである。
れるオストミー器具を製造する方法にして、オストミー
器具が、コンピューター制御の物理的特性を有するべ
く、コンピューター制御装置によって自動的に製造され
る方法を提供することである。
集ポーチとを備えた、注文製作されるオストミー器具を
製造する方法が提供される。患者の小孔領域の局所形状
が測定される。上記小孔領域の測定値に関する情報が記
録される。上記記録された情報は電子形態に変換され、
データベースファイルに保存される。上記電子情報は、
オストミー器具の物理的特性を選択するのに利用され
る。上記オストミー器具は、上記測定された情報に従っ
て決定された物理的特性を有するように製造される。
収容開口の寸法、形状および位置を選択するのに利用さ
れる。接着ウエハは、上記選択された寸法、形状、およ
び位置の小孔収容開口を有するように製造される。
よび位置を選択するのに利用される。接着ウエハの外形
は、上記選択された寸法および形状に従って、製造され
る。
のに利用される。接着ウエハの外形は、上記選択された
表面外形を有するように製造される。
択するのに利用される。ポーチは、上記選択された寸法
および形状を有するように製造される。. 上記情報
は、ポーチの取付リングの位置を選択するのに利用され
る。ポーチは、選択された位置に配置される取付リング
を有するように製造される。
選択するのに利用される。ポーチは、選択された位置
に、選択されたタイプのタップを有するように製造され
る。
に関する情報が入手されて、記録される。上記記録され
た情報は、ウエハに用いるべき接着剤のタイプを選択す
るのに利用される。上記選択されたタイプの接着剤が、
バッキング上に塗布されて、接着ウエハを製造する。
はポーチの壁を選択するのに利用される。ポーチは、上
記選択されたバリヤフィルムよりなる壁を有するように
製造される。
色を選択するのに利用される。ポーチの壁は、上記選択
された色を有するバリヤフィルムを製造したものであ
る。
な付属品を選択するのに利用される。上記付属品は、凸
状挿入具、後部クリップなどを含む。
し可能に接続すべきかを選択するのに利用される。ツー
ピースの器具が選択された場合には、オストミー器具
は、ポーチをウエハに取り外し可能に接続するための手
段を有するように製造される。
プは、カードあるいは型板を記録媒体とする場合には、
手で測定することも含んでいる。小孔領域の写真撮影、
CAT走査、MRI、コンピューター制御のタッチプロ
ーブ、あるいはレーザー走査を利用して、走査された領
域の電子イメージを形成してもよい。
ザーで走査することも可能である。上記型は、カラーを
型材で充填することによって形成される。次に、上記充
填されたカラーを小孔領域に近接して配置し、型材を固
化させる。
大きい寸法のウエハから始めて、注文製作される。次
に、ウエハは、選択された寸法および形状に従った外形
を有するように切断される。このことは、コンピュータ
ー制御のX−Yテーブルに取り付けられたレーザー、ウ
ォータージェット、ナイフなどの切断工具によって行わ
れる。
は、中央開口を有する凸ディスクを利用して形成されて
もよい。上記凸ディスクは上記ウエハに取り付けられ
る。上記凸ディスクの表面は接着剤でコーティングされ
る。
入具は、凸ディスクの中央開口内にスナップ留めされ
る。
ャーは、接着剤によるコーティングに先立ち、凸ディス
ク表面に取り付けられる。外形を変える材料がチャンバ
内に入れられる。上記材料は、ウエハの外形を変えるよ
うに手で処理される。上記材料は、コーンスターチ、液
体、あるいは急結樹脂を含む。
重ねることによって形成されてもよい。ポーチ末端部を
形成すべく、記録された情報に従って決定された外形に
沿って、溶接器具が案内されると、一方のシートの表面
は他方のシートの表面に溶接される。上記溶接器具は、
コンピューター制御のX−Yに取り付けられたホットロ
ーラー、超音波ホーン、熱風溶接装置、あるいはノズル
であるとよい。
い。上記光線は、該光線をシート上に反射させるべくミ
ラーを動かすことによって案内される。
注文製作されるフランジは上記取付リング内に受け入れ
られるとよい。上記取付リングには第1接続リングが取
り付けられる。上記ポーチには第2接続リングが取り付
けられる。
ドに、小孔領域の局所形状の種々の特徴を示すべくマー
キングを行うステップを含む。記録された情報を電子形
態に変換する上記ステップは、カード表面を走査するス
テップと、走査された情報をデジタル形態に変換するス
テップとを有する。
ハの模造部材を形成し、該ウエハの模造部材を測定値に
従って変形させ、該変形させた部材を、部材間の所望の
関係を示すような方法で取り付けるステップを有する。
記録された情報を変換する上記ステップは、上記模造部
材を走査して、走査された情報をデジタル形態に変換す
るステップを有する。
合わせて注文製作される、小孔収容開口を有する接着ウ
エハを備えた、オストミー器具が提供される。上記ウエ
ハには取付リングが取り付けられ、上記開口を配置する
領域が形成される。入口を有する廃棄物収集ポーチが形
成される。上記ポーチを、上記入口が上記開口と整列し
た状態で、上記ウエハに取り付けるための手段が備えら
れている。上記構成された領域における上記開口の寸
法、形状、および位置は、ユーザーの小孔の寸法、形状
および位置に従って選択される。
形状に従って選択された寸法および形状を有する。
形状に従って選択された外形を有する。上記ポーチは取
付リングを有する。上記ポーチ上における上記取付リン
グの位置は、ユーザーの小孔領域の局所形状に従って選
択される。
領域の局所形状に従って選択される。
口を有する接着ウエハと、入口を有する廃棄物収集ポー
チとを備えた、注文製作されるオストミー器具が提供さ
れる。上記ウエハと上記ポーチとを、上記開口が上記入
口と整列した状態で取り付ける手段が備えられている。
上記取付手段は、上記ポーチに溶接された第1取付リン
グと、該第1リングに取り外し可能に取り付けられたフ
ランジと、ウエハに溶接された第2取付リングとを備え
ている。上記第1リングおよび上記フランジのいずれか
一方は環状の溝を備えている。上記第2リングは、上記
溝内に取り外し可能に受け入れられるように構成された
環状突出部を備えている。
には、上記フランジを収容すべく離間された突出部が設
けられている。上記フランジは柔軟な材料より形成され
ており、突出部上を一方向に越えることが十分に可能で
ある。
り外し可能に取り付けるための手段が備えられている。
取り外し可能に取付を行う上記手段は、上記第1リング
の凹部と、上記凹部内に受け入れられるように構成され
た上記フランジの突出部とを含む。
棄物収集ポーチと、該ポーチを該ウエハに取り付けるた
めの手段とを備えた、注文製作されるオストミー器具が
提供される。上記ポーチは壁を含む。ポーチの壁には、
壁の開口上に位置するタップ取付ワッシャが取り付けら
れている。上記ワッシャは、上記ポーチ開口と整列する
中央開口と、該中央開口からオフセットにされた第2開
口とを備えている。上記第2開口には、取り外し可能な
ディスクが備えられる。上記ワッシャの上記中央開口内
に受け入れられるように構成された中央ポストを有する
基板を備えたタップが備えられている。
ーチの内部に接続するべく機能する。上記ポーチは固体
であって、基板が上記ワッシャに対して回転をなすとき
には軸として機能する。
は、上記基板が上記ワッシャに対して選択された回転位
置にあるときに、上記第2開口と整列するように、上記
基板にその端部が位置している。
相互係合部材を備えた注文製作されるオストミー器具用
の後部クリップが提供される。上記部材は、それぞれ、
規則的な間隔で切り欠かれており、実質的に同じ長さと
なるようにトリミングを行うことが容易である。
を、図1〜図47に従って、詳細に説明する。
構成および製造に対して、本質的に異なるアプローチを
行うものであり、解剖部位やユーザーの好みに合わせて
注文製作される器具を提供することを目的とする。した
がって、様々な標準的な寸法や形状のウエハやポーチを
製造することにより当該分野における些少な変形を行お
うとするものではなく、理論上「平均的」である患者のニ
ーズに応えることを目的としている。本発明のオストミ
ー装置は、個々のニーズに合致するように、構成・製造
を調節することができる。フィールドにおいて修正が不
要であり、最大の効果と快適感が得られる。
に、患者に検査を行い、小孔領域の測定値を得る。次に
寸法情報を記録する。このことは、図においては小孔領
域の型をとることによって示されている。これは、腸切
開術のセラピストや、適当な技術を持つ販売員によっ
て、クリニックなどにおいて行なわれるとよい。但し、
以下に説明するように、他の測定・記録方法も可能であ
る。
を行う設備にかける。スキャナは、型材の形状のデジタ
ルのイメージ又はマップを形成し、このイメージ又はマ
ップは、勿論、患者の解剖部位を示す。デジタルイメー
ジは、データベースの電子患者ファイルに保存される。
どの患者の情報はファイルに保存される。適当なソフト
ウェアやファイル情報がコンピューターのコントローラ
内に装填され、記録されている情報に従って、ウエハや
ポーチの物理的な性質が決定される。コントローラは、
製造作業を行うのに適当な器具を選択・調整し、図示さ
れているコンピューターレーザーカッターなどの機械
を、製造操作を行うように案内する。レーザーカッター
は、ウエハに小孔収容開口を切り入れるところで図示さ
れている。
と、包装されて、直接顧客に、あるいは、患者の検査お
よび患者への配送の責任を追うセラピスト、販売員、ま
たはクリニックに輸送される。
イプの異なる、注文製作されるオストミー器具を2つ、
ワンピース器具とツーピース器具、示している。ワンピ
ースオストミー器具10は、略矩形の接着ウエハ12
と、該ウエハに接続されたポーチ14とより構成され
る。ポーチ14は、注文製作の形状にされており、回転
可能な排出タップ16を有する。ツーピース器具も示さ
れている。ツーピース器具は、注文製作の外形を有する
ウエハ18と、フィルタ22を有するポーチ20とを備
えている。ウエハ18は、ポーチ20に取り付けられた
嵌め合い接続リング26に取り外し自在に取り付けられ
るような構成の接続リング24を有する。
を概略的に示している。顧客のプロフィールはコンピュ
ーターデータベース内に保存される。このプロフィール
には、患者の解剖部位のイメージや患者の経歴が含まれ
ており、特定の接着剤やフィルムに対するアレルギー、
接着剤や色の好み、器具のタイプ(ワンピースあるいは
ツーピース)、オーダー毎の量、包装および配送の方法
が含まれる。
は注文製作されるウエハおよびポーチの物理的特性を決
定できる。ポーチの寸法および形状は、フィルムのタイ
プ、色および必要な付属品と共に、選択するとよい。ウ
エハの接着剤のタイプおよび形状が決定される。ウエハ
の小孔収容孔の形状、寸法および位置とウエハの外形と
が選択される。
要な量が計算される。また、装置の包装方法や配送方法
も決定される。
適当な材料や製造工具を選択し、製造工具を案内するた
めの、適当なソフトウエアと共に用いられる。情報は、
製作される量、包装する数、および、配送する方法を決
定するのに用いられる。
し、小孔領域の外形を綿密に測定して、患者の解剖部位
の形状のデジタル化された二次元又は三次元のイメージ
あるいはマップを展開することである。測定、記録、測
定値のデジタル化は種々の方法で行なわれてよい。
し、測定値をカードに記録することである。このカード
によって、人口小孔を有する人物や専門家は、測定情報
を、効果的かつ便利な方法で、自動化注文製作製造シス
テムへと伝達させることができる。この記録された情報
には、接着ウエハの小孔収容孔の寸法や形状、ウエハの
外形の寸法や形状の特性、これらの関係、これらと他の
構成要素との関係などが含まれるであろう。このカード
はさらに、特定の製品や寸法のためのシステムの範囲
や、適用するのに最も適した寸法又は製品を表示してい
るとよい。
カード28は、紙、箔、プラスチック、フィルム、ある
いは、これらの混成材料より構成されており、損傷を受
けたり精度の正確性を損なうことなく、郵送、運送、あ
るいは配送を行うことが可能である。カードのコピーを
別にとっておき、ユーザーや専門家が情報の記録を保持
できるようにするとよい。
置、小孔間の関係、およびその他の解剖部位の物理的特
性を、図に記すかトレースすることにより構成するとよ
い。カードが自動的に読まれるように、特殊な鉛筆、ペ
ン、マーカーで行うとよい。他のアプローチは、カード
に穴をあけて、小孔の寸法、形状および位置を表示する
ことである。
所望の方法で切断して、カードに貼付してもよい。特殊
なテープ、箔、フィルムを切断してカードに貼付しても
よい。ウエハを模した紙を切断してカードに貼付しても
よい。カードの構成要素を、製品の構成要素の所望の寸
法、形状、および位置を表すように取り付けてもよい。
のバーコードタイプのラベル30を有してもよい。この
ラベルはシステムに読み取られて、コンピューターファ
イル内の特性を自動的に表示する。このラベルはカード
の上方左側に位置するように示されている。
めの領域32を設けてもよい。この領域はシステムに読
み取られ、情報は保存されて、運送ラベルを作るのに用
いられるとよい。領域32はカードの上方右側に位置す
るように示されている。
るためのデータとしてシステムに用いられる、位置決め
の孔や斑点をカードに形成してもよい。孔の配列によっ
て、カードの情報はシステムによって自動処理が行なわ
れるようにされ、基準化される。孔は、カードの左下と
右下とに、バーコードラベルに近接して配置されるとよ
い。
に案内するための種々のシンボルを、カードに用いても
よい。上記シンボルは、フランジタブ34上に位置する
ベルトアタッチメント、バープタブ36、色、影、ある
いは外形付きの領域、着色線又は注意書きなどの、製品
の特性を表示するものを含むであろう。これらは、カー
ドの中央部か下側エッジに近接して配置されるとよい。
一部分としてシステムにより検知されるあるいは検知さ
れない特殊なインクを利用するとよい。特性は、打抜、
切断、ラミネート、コーティング、あるいは埋め込みに
よって表示されてもよい。
チでは、ビニルなどの粘着性プラスチックのシートを打
ち抜いた模造の構成要素の型板を準備する。ユーザー
は、各構成要素をシートから一度で取り外し、模造の構
成要素に切断やトリミングを行い、ウエハに所望の特性
を表示するであろう。
ドユーザーが望む通りの正確な寸法および形状にトリミ
ングがなされる透明な正方形のシート38である。他の
構成要素は、同じ材料より作られており中央部に小さな
「始動孔」42を有することを特徴とするディスク40で
ある。この孔42は、ユーザーの小孔に合致するために
必要とされる正確な寸法および形状となるようにトリミ
ングされる。一旦トリミングされると、この構成要素
は、ユーザーが望むような位置および配置で、第1構成
要素38に取り付けられる。同様に、取付リングとして
表されている構成要素44は、所望のフランジとなるよ
うな配置で、2つの第1構成要素に取り付けられる。同
様に、縁取材などの他の特性も、所望の形状および寸法
となるように、模造され、トリミングされて、ユーザー
が必要とするようなアセンブリに配置される。各構成要
素が対比色であることによって、全ての構成要素の寸
法、形状、および相対的な配置を走査し記録することが
可能となる。さらに、アセンブリおよび使用されている
材料のこのような性質によって、ユーザーがアセンブリ
を「試着」して適切に合致するかを確かめることができ
る。
報は読み取られて、システムが保存及び利用をなすこと
ができるように、デジタル形式に変換される。これは、
作業者が、カードや模造された構成要素を見て、データ
をコンピューターにキーボード入力することによって、
手作業で行なうとよい。電子、磁力、あるいは光線によ
って検知を行う技術、あるいはそれらの組み合わせなど
の、機械的な読み取り方法を用いてもよい。
の好ましい方法は、小孔の型を作り、その後、型を走査
してデジタルイメージを形成することである。
ッシュからなる柔軟な発泡性の「ホースカラー」46に、
開放側面48と、上面に位置する入口50とが構成され
る。プラスチックバッグ54に、プレミックスされたア
ルギン酸塩52を準備する。バッグ54内に水を入れ
て、必要な稠度を得られるまで材料を混練させる。
態で、型をボデー56に対して保持し、型46の上部4
6にある開口50に型材を流し込んで、硬化させる。次
に、型46を取り外し、バッグ58からプレミックスさ
れた石膏を流し込んで、プラスチックの小孔領域の再現
物60を形成することができる。この石膏の模造物を、
レーザースキャナを利用してデジタルイメージを得るこ
とができる場所に動かす。必要であれば、プラスチック
の模造物を直接用いて製品を形成することも同様に可能
である。
ジの利用である。小孔の写真を異なる角度で撮る。次
に、小孔の寸法および形状に関する三次元情報を記録す
る。写真を、デジタル化を行う設備に送り、電子イメー
ジを形成する。
イスされる鉛筆型タッチプローブを用いる、コンピュー
ター制御されたタッチプローブを利用してもよい。プロ
ーブは小孔の複数の地点に触れる。各地点における、他
の接触点に対する位置を、コンピューターに記録する。
このようにして形成された小孔部位の寸法および形状の
電子マップをシステムに送る。
(CATスキャン)を用いてもよい。MRIおよびCAT
装置は幅広く利用される。このいずれも、システム内に
用いて、小孔部位の寸法および形状の電子マップを形成
することができる。
部位(あるいは石膏模造物)にレーザー走査を行うことに
よって、寸法および形状の三次元情報を有する電子ファ
イルを構成して、システム内に用いることができる。
場合には読み取られ、模型、石膏注型品、あるいは写真
の場合には走査され、デジタル化される。MRI、CA
Tスキャン、タッチプローブ、およびレーザースキャン
装置によって、デジタル化イメージを直ちに形成すると
よい。
ァイルデータベースに送られる。また、顧客の好みな
ど、製品利用の経歴、特定の物質に対するアレルギーな
どの関連情報もデータベースに記録される。
ル化された情報の利用 全ての情報が一旦記録されデジタル化されると、情報は
顧客ファイルのデータベースに保存される。特定のユー
ザーからの注文を受ける毎に、ユーザーのファイルが呼
び出され、データは、適当なソフトウェアを有するコン
ピューターにダウンロードされて、製造すべき注文製作
のウエハおよびポーチの物理的特性が選択される。
容開口の寸法、形状、および位置、ウエハの外形、接着
タイプおよび表面の外形が含まれる。ポーチについて
は、寸法、形状、後部の位置、タップのタイプ、配置、
様式(ツーピース又はワンピース)、およびフィルタの位
置を選択することができる。また、クランプやベルトな
どの付属品がパッケージに含まれるように構成してもよ
い。
は、必要な工具の選択・調節を行うコンピューター装置
コントローラにダウンロードされる。次に、ウエハの小
孔収容孔およびウエハを切り込む工具が選択され、X−
Yテーブルに取り付けられ、切断工程に案内される。同
様に、ポーチの末端部を溶接する工具がX−Yテーブル
に取り付けられる。取付リング、タップ、およびフィル
タをポーチの壁に取り付ける装置も同様に選択される。
材料よりなるウエハおよびポーチを所望の数だけ組み立
てる。この後、ウエハ、ポーチ、および付属品は包装さ
れ、配送される。
れたバッキング62を備えている。感圧性接着層64は
バッキング上に流し込まれる。接着層64は好ましくは
厚さが4ミルで、コープランド氏の米国特許第3,12
1,021号明細書において開示されているようなアク
リルの微孔性接着剤、キレント氏の米国特許第4,42
7,727号明細書において開示されているような微孔
性のヒドロコロイド(hydro colloid)接着剤、あるい
は、チェン氏の米国特許第3,339,546号明細書、
チェン氏等の米国特許第4,192,785号明細書、パ
ウエルチャック氏の米国特許第4,393,080号明細
書において開示されているポリイソブチレン−ヒドロコ
ロイド含有接着剤にしてもよいし、あるいは、ドイル氏
等の米国特許第4,551,490号明細書に開示されて
いるポリイソブチレンおよびヒドロコロイドに加えて、
スチレンタイプのブロックコポリマーを含有する接着性
配合物にしてもよい。アレルギーなどの医療上の必要性
や、患者の好みに応じて、特定の接着剤が選択され用い
られる。
クの取付リング66が溶接される。このリングはポーチ
をウエハに取り付けるのに用いられる。これは、ワンピ
ースの器具を形成すべく取り外し不能な方法で行なわれ
てもよいし、ツーピースの器具を形成すべく取り外し可
能な方法で行なわれて、ポーチを取り外して洗浄した
り、ウエハをボデーから取り外すことなく位置を変えた
りできるようにしてもよい。
68が配置される領域を決定する。図9に示すように、
開口68は、リングの範囲内において、あらゆる寸法、
形状、配置にすることができる。
している形状のような、あらゆる形状に切断されてよ
い。もちろん、ウエハは取付リングの基部72より小さ
くてはならず、接着剤を固定的に接着するための十分な
表面領域を持たねばならない。
コンピューターによって制御されているX−Yテーブル
に取り付けられた工具を用いて切断される。このため
に、種々の公知の技術が用いられる。高速の研削工具あ
るいは工作機械(面取り切断を行うべく円錐形工具を用
いて、小孔に近接した皮膚を保護することができるよう
にするとよい)、ウエハジェットカッター、ナイフ、の
こぎり、熱線、あるいは、RFスケーペルを用いるとよ
い。かじり又は孔あけの技術も都合よく機能するであろ
う。
は、折り目、隙間、くぼみなどの皮膚表面の凹凸に合致
するように調節されるとよい。所望の表面形状を有する
ウエハを形成する一つの方法は、バリヤ接着剤を加熱し
て型内に成形することである。接着剤は、必要な充填特
性を有しながら、バリヤ接着剤に比べて扱い易く、費用
を削減できる、他の材料で裏張りされていてもよい。
リヤ接着剤に真空成形を行う。加熱以外の方法を利用し
て、紫外光硬化性材料などのバリヤ接着剤を一定形状に
成形してもよい。
く製作される型は、ステロール石板印刷法や、コンピュ
ーター援用製造(CAD/CAM)工程又は焼結微粉金属
技術による機械加工など、種々の他の技術も利用して製
作するとよい。
を用いることである。ピンの集合体は、ピンを、電子信
号に基づく範囲内で、型内に突出させることによって一
定形状の型を形成する。この技術は、工具に対して、実
にフレキシブルなアプローチを行う。
他の方法を図12に示す。型は、複数の断層71〜81
を切断して積み重ねることによって製作される。各層又
はスライス71〜81は、薄いシートを、ウォータージ
ェットカッターあるいはいずれかの他の適当な器具によ
って所望の形状に切断することによって形成される。次
に、図13に示すようなスライスを一体に接着して、概
ね所望の表面形状に成形する。スライスの数が増えるに
つれて型の精度が高まる。
方法は、特定の寸法および形状を有する注文製作の部材
を利用することであり、この部材は、接着剤でコーティ
ングを行う前に、フィルムの表面に配置されている、あ
るいは取り付けられている。このような部材を、フィル
ム上の所定位置に粘着させる、あるいはスナップ留めす
るとよい。
とによって、皮膚の特定局所形状の小孔を、実質的に改
良された方法で密封できることがわかっている。したが
って、図14においてウエハのフィルムと接着剤との間
に示されている、凸状表面を有する環状で剛性あるいは
半剛性のプラスチックディスク86を利用して、所望の
凸状の表面外形を準備することが知られている。
スクを用いて得られる単純な円錐形状でなく、注文製作
の凸形を有する表面外形を準備することが望まれること
が多い。したがって、粉末状又は液状のさらなる材料を
用いて、所望の外形を有する凸状面を形成することがで
きる。この技術を図16〜図23に示す。
よって、円形のくぼんだポーチ88が取り付けられてい
る。図16では、ポーチ88のチャンバにコーンスター
チ90が入っている。次に、ウエハを接着剤64でコー
ティングする。接着剤64を処理して、所望の表面外形
を得る。コーンスターチ90は形状を保持する。
環状のポーチのキャビティに、凸シリンジ92を用い
て、水、油、あるいは急速固化性樹脂94を注入する。
図18では、圧縮スポンジすなわち「フィジー(fizzy)」
96をキャビティ内に設置配置する。次に、キャビティ
内に水を注入して、該材料を、図13に示すように、所
望の範囲内で膨張させる。
液体は、アメフトのボールやバスケットのボールを膨ら
ませるのに用いられるタイプの中空金属針98を通して
注入してもよい。凸ディスク86には、圧縮可能なバル
ブシリンダ100が埋め込まれており、このシリンダ1
00は、針(図20)によって圧縮され、液体をチャンバ
に通すが、針が取り外されているときには、入口開口1
02を密封する(図21)。
凸ディスクの一部として形成する方法を示す。図22に
示しているように、ディスク104にはカバー部106
が形成されており、このカバー部106は、曲げられ、
(図22に仮想線で示している)所定位置を密封して、チ
ャンバ108を形成する。この後、開口102を通して
液体110を注入して、必要な湾曲部を形成し、湾曲面
に接着剤64を付着させる。
ム壁とを有する。この壁は、末端部で加熱溶接されて閉
鎖された受け口を形成する、薄いフレキシブルフィルム
で製作されている。小孔の廃棄物のタイプによって、ポ
ーチは、クリップで密封される排出可能な出口を備えて
もよいし、あるいは、液体を排出するタップバルブを備
えていてもよい。あるいは、底部が、末端部と同様の方
法で密封されていてもよい。
は、水分不浸透特性、臭気不透過特性、および、ヒート
シールやインパルス溶接を行うことが可能である特性を
有する。適当な材料には、ポリエチレン、ポリエチレン
とエチレンビニルアセテートのコポリマー、ビニルクロ
リドとポリビニリデンクロリドのコポリマー、およびこ
れらのラミネートが含まれる。ポーチの壁の厚さは2〜
4ミルがよい。
え、取付リングの位置を変え、フランジのタイプを変
え、フィルターおよびタップの位置やタップのタイプを
変えることによって注文製作するとよい。このような変
更は多数の異なる方法で行い得る。
ムを用いて、あるいは図25に示すようにX−Yテーブ
ル上に取り付けられたホットローラを用いて溶接される
とよい。あるいは、超音波又は熱風溶接ノズルによって
溶接を行ってもよい。
2は、ミラー114によってコンベヤテーブル120上
で互いに重ねられた2枚のバリヤフィルム116,11
8上に、反射されるビームを発生させる。ミラー114
はコントローラからの命令に従って動かされて、ポーチ
を所望の外形に切断する。このプロセスは、固定された
工具を持たず、ポーチの寸法および形状に制限がないと
いう利点を有する。
プローチを示す。ホイール122の移動は、コントロー
ラによって、フィルムを外形124に沿って密封すべく
案内される。この方法は非常に柔軟で、温度、時間、お
よび圧力を都合よく調節することができる。この方法
は、ビニルの製造において現在用いられている方法と同
様である。
げられる、柔軟な外形溶接工具を利用してもよい。この
他に、他の部分と結合して注文製作の外形を形成すべく
選択された、外形溶接工具の剛性部分を利用することも
できる。注文製作の外形の数を制限したいときには、特
定外形の工具は、機械によって、ラック又は回転テーブ
ルから、必要に応じて選択されるとよい。
グ、タップ、およびフィルターの溶接を行う。図26
は、フィルム116の下方に配置された、該部材用の支
持体120と、フィルムの上方で支持されている溶接ユ
ニット122とを備えた溶接機自体を示している。この
ユニットは、該部材を必要に応じてフィルムに対して位
置決めすべく、X−Y軸に沿って動かすことができる。
図27は、上方から見たフィルムを示しており、取付リ
ング66およびタップワッシャ124は、図示されてい
るように、ポーチの垂直軸に沿っては整列しており、X
方向に沿ってはオフセットにされており、Y方向に沿っ
てはオフセットにされている。
インデックス装置によって行われるとよい。小孔収容孔
を基準点として用いてもよい。インデックス距離を変え
られるのが望ましい。
リングとポーチの上側エッジとの間の空間である「ヘッ
ドルーム」があげられる。ヘッドルームは、左側に取り
付けられたポーチを示す図28に示されているように、
通常、最小にされるのが望ましい。このことは、本発明
において、単一のタイプの取付リングを利用することに
より達成されるが、この取付リングは、永久溶接された
基板としての機能をなすものであり、かつ、ポーチがベ
ルトに取り付けられているか、ウエハに取り外し可能に
接続されているか、あるいは、ウエハに取り外し不能に
接続されているかに応じて、種々の異なる構成要素を受
け入れるように構成される。
容すべく構成された取付リング66を、右側面に近接し
て有するポーチを示している。このように、リング66
を用いてワンピースの器具を形成することができる。
グ66を示しているが、ここでは、フランジ126が取
り付けられている。フランジ126はベルト収容ラグ1
28とバープ(burp)タブ130とを有する。異なる適用
においては異なる形状のフランジを用いるとよい。図示
されているように、フランジ126は、嵌め合いポーチ
のリングに取り外し可能に接続されるように、環状溝1
32を有している。フランジ132は、図31に示すよ
うに、リング66に溶接される。図32に示すように、
一体の溝136を有して、リング134上の所定位置に
スナップ嵌めされてもよい。
リングの断面図を示している。各リング134は、間隔
をあけた一連の突出部138を外壁に有するU字形の溝
136を備えている。
ープタブを有するフランジ140は、図33に示すよう
に、ポーチ取付リング上の、リング外壁上の突出部がテ
ーパー構成を有する部分において、スナップ留め形式で
位置決めされるとよい。あるいは、図34に矢印で示す
ように、プラスチックフランジ材の弾力性が利用される
部分において、伸張させて解放する方法を用いてもよ
い。
ような、2部材よりなる取付リングを利用することがあ
げられる。ここでは、リングの第1部材142はポーチ
の壁に直接に永久溶接されており、環状溝を備えたリン
グの第2部材144は、図35に示すように接着剤によ
って、図36に示すように密封リングによって、図37
に示すように「L1」形突出部によって、図38に示すよ
うにスナップをなすアンダーカット構造によって、図3
9に示すようにフックおよびリボンよりなるファスナー
タイプのアタッチメントによって、あるいは、図4に示
すように平坦なシールを有するリブ付き壁によって、第
1部材に接合される。
にできる。図41に3つの異なるタップの様式を示す。
一番上はフォールドオーバータイプであって、基板14
8にプラグ146が取り付けられている。テーパーのス
リーブ152には、プラグ146を密封するように受け
入れるべく、柔軟な出口150が形成されている。中央
は、アキューサル(Accuseal、登録商標)タイプであっ
て、チューブ152が回転して密封する。一番下は回転
タイプであって、基板154は開位置と閉位置との間を
回転する。
タップワッシャ156を用いて、ポーチに取り付けるこ
とができる。ワッシャ156は、所望のタップ様式に合
致すべく選択的に取り外される第1および第2のノック
アウトスラッグ(knock out slugs)を有する。
プの様式は、ワッシャ156の中央開口160にスナッ
プ嵌合する、中央で下方に突出するポスト158を有す
る。タップがファールドオーバータイプあるいはアキュ
ーサル(登録商標)タイプの場合、ポスト158は、図4
2に示すように、中空で、ポーチ内部とタップチューブ
とを接続する導管を構成する。ワッシャのボデーは、ポ
ーチの壁で底部が閉鎖されているワッシャの第2開口1
62を覆う。
合、図43に示すように、中央ポーチ158は固体で、
タップの回転軸を構成すべく機能する。チューブ164
の端部は第2開口162上に位置し、適当な回転位置に
おいては、図43に示すすように、ポーチ内部に溝を構
成すべく、第2開口と整列するであろう。
に、後部クリップによって用いられるときに閉鎖され
る、開放底部を有する。この特性は、クリップの長さを
ポーチ出口の幅に合致させるべく注文製作される。
0を有するU字形部材とよりなる後部クリップを示す。
この部分は、該部分の整列状態を維持する弾性部材17
2によって互いに取り付けられる。ポーチ後部のバー1
66周辺が覆われ、次に、バーが部材168にスナップ
留めされて、後部を閉鎖する。この部分は、図45に示
すように、適当な寸法に切断されてもよい。
では、図47に示すように、バー170および収容部材
172は切り欠かれており、両方の部材を等しい長さに
切断して、後部の幅に合致させることが容易である。
なツーピースタイプで、ウエハとポーチとを備えた、注
文製作されるオストミー器具の製造に関する。小孔領域
の局所形状の詳細な測定値が測定され、記録される。こ
れらの測定値を用いて、患者の解剖部位の電子的な三次
元のイメージまたはマップを形成する。上記イメージ、
ユーザーの経歴や好みは、患者のファイルのデータベー
スに保持される。
イルの情報は、情報を分析してウエハの物理的特性を選
択するコンピューターにダウンロードされる。このウエ
ハの特性には、接着剤のタイプ、小孔収容開口の寸法、
形状、および位置、ポーチの外形および構成が含まれて
おり、このポーチの特性には、壁のフィルム、カラー、
後部の位置、取付リングのタイプ、タブの様式、タブの
位置やフィルターが含まれる。
な材料および工具を選択させ、必要な調節を行わせて、
工具が、ユーザーの個々の要求に合致するウエハやポー
チを製作すべく案内する。付属品の選択、包装、および
配送もユーザーのニーズに応えるものである。
れた数だけ開示しているが、多数の変形や修正を行い得
ることは明白であり、特許請求の範囲に記載されている
本発明の範囲内の変形や修正を含むことを意図してい
る。
る。
ースまたはツーピースの注文製作されるオストミー製品
を示す概略図である。
概略図である。
カードの平面図である。
3つの部材の切断前の図である。
図である。
である。
ある。
ある。
の平面図である。
ある。
である。
有するウエハの図である。
るウエハの断面図である。
の断面図である。
の部分断面図である。
同様の図である。
エハの部分断面図である。
部分断面図である。
図であって、チャンバは閉じられる前である。
す、図22のウエハの部分断面図である。
ある。
す図である。
ムの平面図である。
の正面図である。
るようにされた溝を有するフランジを有するポーチの破
断図である。
の平面図である。
有するリングの破断図である。
る。
ある。
す図である。
構造を示す図である。
構造を示す図である。
構造を示す図である。
構造を示す図である。
構造を示す図である。
付ける1つのワッシャとを示す図である。
断面図である。
プの断面図である。
示す図である。
る。
示す図である。
る。
Claims (54)
- 【請求項1】 接着ウエハと収集ポーチとを備えた、注
文製作されるオストミー器具を製造する方法にして、 患者の小孔領域の表面あるいは局所形状を測定するステ
ップと、 上記小孔領域の測定値に関する情報を記録するステップ
と、 上記記録された情報を電子形態に変換するステップと、 オストミー器具の物理的特性を選択するのに上記電子情
報を利用するステップと、 オストミー器具を、上記測定された情報に従って選択さ
れた物理的特性を有するように製造するステップとを有
する方法。 - 【請求項2】 電子情報を利用する上記ステップは、接
着ウエハの小孔収容開口の寸法、形状および位置を、該
情報に従って選択するステップを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、接着ウエハ
を、上記選択された寸法、形状、および位置の小孔収容
開口を有するように形成するステップを有する、請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 電子情報を利用する上記ステップは、接
着ウエハの寸法、形状、および位置を、該情報に従って
選択するステップを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、上記選択さ
れた寸法および形状に従って、接着ウエハの外形を形成
するステップを有する、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 電子情報を利用する上記ステップは、上
記接着ウエハの外形を、該情報に従って選択するステッ
プを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、接着ウエハ
を、上記選択された表面外形を有するように形成するス
テップを有する、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 電子情報を利用する上記ステップは、上
記ポーチの寸法および形状を、該情報に従って選択する
ステップを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、ポーチを、
上記選択された寸法および形状を有するように形成する
ステップを有する、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 電子情報を利用する上記ステップは、ポ
ーチの取付リングの位置を、該情報に従って選択するス
テップを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、ポーチを、
選択された位置に配置される取付リングを有するように
形成するステップを有する、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 電子情報を利用する上記ステップは、タ
ップの位置およびタイプを、該情報に従って選択するス
テップを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、ポーチを、
選択された位置に選択されたタイプのタップを有するよ
うに形成するステップを有する、請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 患者の経歴や好みに関する情報を入手
し、該情報を電子形態に変換するステップをさらに有す
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 電子情報を利用する上記ステップは、ウ
エハに使用される接着剤のタイプを、該情報に従って選
択するステップを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、接着ウエハ
を形成すべく、上記選択されたタイプの接着剤をバッキ
ング上に塗布するステップを有する、請求項8記載の方
法。 - 【請求項10】 電子情報を利用する上記ステップは、
バリヤフィルムを、該情報に従って選択するステップを
有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、ポーチを、
上記選択されたバリヤフィルムよりなる壁を有するよう
に形成するステップを有する、請求項8記載の方法。 - 【請求項11】 電子情報を利用する上記ステップは、
該情報に従って、バリヤフィルムの色を選択するステッ
プを有し、 オストミー器具を製造する上記ステップは、ポーチを、
上記選択された色を有するバリヤフィルムよりなる壁を
有するように形成するステップを有する、請求項8記載
の方法。 - 【請求項12】 電子情報を利用する上記ステップは、
オストミー器具に付ける適当な付属品を、該情報に従っ
て選択するステップを有し、上記選択された付属品をオ
ストミー器具と共に包装するステップをさらに有する、
請求項8記載の方法。 - 【請求項13】 電子情報を利用する上記ステップは、
ポーチを接着ウエハに取り外し可能に接続すべきかを、
該情報に従って選択するステップを有し、オストミー器
具を製造する上記ステップは、ポーチをウエハに取り外
し可能に接続することが選択された場合には、オストミ
ー器具を、ポーチをウエハに取り外し可能に接続するた
めの手段を有するように形成するステップを有する、請
求項8記載の方法。 - 【請求項14】 小孔領域の局所形状を測定する上記ス
テップは、小孔領域をレーザーで走査するステップを有
する、請求項1記載の方法。 - 【請求項15】 小孔領域の局所形状を測定する上記ス
テップは、小孔領域の型を形成するステップを有する、
請求項1記載の方法。 - 【請求項16】 型を形成する上記ステップは、カラー
を型材で充填するステップと、該充填されたカラーを小
孔領域に近接して配置するステップと、型材を固化させ
るステップとを有する、請求項15記載の方法。 - 【請求項17】 小孔領域の局所形状を測定する上記ス
テップは、固化された型材の表面を走査するステップを
さらに有する、請求項16記載の方法。 - 【請求項18】 接着ウエハの外形を形成する上記ステ
ップは、選択された寸法より大きい寸法のウエハを選択
するステップと、ウエハを、選択された寸法および形状
に従った外形を有するように切断するステップとを有す
る、請求項3記載の方法。 - 【請求項19】 選択された表面外形を有する接着ウエ
ハを形成する上記ステップは、中央開口を有する凸ディ
スクを選択するステップと、該凸ディスクを上記ウエハ
に取り付けるステップと、該ディスクの凸状表面を接着
剤でコーティングするステップとを有する、請求項4記
載の方法。 - 【請求項20】 選択された表面外形を有する接着ウエ
ハを形成する上記ステップは、接着剤層を加熱するステ
ップと、該加熱された接着剤層を型内で形成するステッ
プとを有する、請求項4記載の方法。 - 【請求項21】 充填材を接着剤層の裏面として利用す
るステップをさらに有する、請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 接着ウエハに選択された表面外形を形
成する上記ステップは、選択された表面外形を夫々有す
る複数のスライスを形成するステップと、基板を形成す
べく該スライスを接合するステップと、該基板上に接着
剤層を付着させるステップとを有する、請求項4記載の
方法。 - 【請求項23】 凸状挿入具を選択するステップと、該
凸状挿入具を凸ディスクの中央開口内にスナップ留めす
るステップとを有する、請求項19記載の方法。 - 【請求項24】 内部チャンバを形成する環状エンクロ
ージャーを、接着剤によるコーティングに先立ち、凸デ
ィスク表面に取り付けるステップをさらに有する、請求
項19記載の方法。 - 【請求項25】 外形を変える材料をチャンバ内に入れ
るステップをさらに有する、請求項24記載の方法。 - 【請求項26】 ウエハの外形を変える材料を処理する
ステップをさらに有する、請求項25記載の方法。 - 【請求項27】 上記材料はコーンスターチを含む、請
求項25記載の方法。 - 【請求項28】 上記材料は液体を含む、請求項25記
載の方法。 - 【請求項29】 上記材料は急結樹脂を含む、請求項2
5記載の方法。 - 【請求項30】 上記材料は圧縮スポンジを含んでお
り、スポンジを膨張させるべくチャンバ内に水を入れる
ステップをさらに有する、請求項25記載の方法。 - 【請求項31】 ポーチを形成する上記ステップは、バ
リヤフィルムシートを互いに重ねるステップと、ポーチ
末端部を形成すべく、記録された情報に従って決定され
た外形に沿って、溶接器具を案内することによって、一
方のシートの表面を他方のシートの表面に溶接するステ
ップとを有する、請求項5記載の方法。 - 【請求項32】 上記溶接器具はレーザー光線を含み、
上記案内するステップは該光線をシート上で方向付ける
ステップを含む、請求項13記載の方法。 - 【請求項33】 上記溶接器具はホットホイールを含
む、請求項31記載の方法。 - 【請求項34】 ウエハを取付リングに取り付けるステ
ップをさらに有する、請求項6記載の方法。 - 【請求項35】 上記取付リングに第1接続リングを取
り付けるステップと、ウエハに第2接続リングを取り付
けるステップとをさらに有する、請求項34記載の方
法。 - 【請求項36】 測定情報を記録する上記ステップは、
小孔領域の局所形状の種々の特徴を示すべくカードにマ
ーキングを行うステップを有する、請求項1記載の方
法。 - 【請求項37】 記録された情報を電子形態に変換する
上記ステップは、該情報をデジタル形態に変換するステ
ップをさらに有する、請求項36記載の方法。 - 【請求項38】 測定情報を記録する上記ステップは、
ウエハの模造部材を形成し、該模造部材を測定値に従っ
て変形させ、該変形させた部材を、部材間の所望の関係
を示すような方法で取り付けるステップを有する、請求
項1記載の方法。 - 【請求項39】 記録された情報を変換する上記ステッ
プは、上記取り付けられた部材の表面を走査して、走査
された情報をデジタル形態に変換するステップを有す
る、請求項38記載の方法。 - 【請求項40】 個々のユーザーに合わせて注文製作さ
れるオストミー器具にして、 小孔収容開口を有する接着ウエハと、 上記開口を配置する領域を形成する取付リングと、 入口を持つ廃棄物収集ポーチと、 上記ポーチを、上記入口が上記開口と整列した状態で、
上記ウエハに取り付けるための手段とを備えており、 上記領域における上記開口の寸法、形状、および位置
は、ユーザーの小孔の寸法、形状および位置に従って選
択されるオストミー器具。 - 【請求項41】 上記ウエハは、ユーザーの小孔領域の
局所形状に従って選択された寸法および形状を有する、
請求項40記載の器具。 - 【請求項42】 上記ポーチは、ユーザーの小孔領域の
局所形状に従って選択された外形を有する、請求項40
記載の器具。 - 【請求項43】 上記ポーチは取付リングを有し、上記
ポーチ上における上記取付リングの位置は、ユーザーの
小孔領域の局所形状に従って選択される、請求項40記
載の器具。 - 【請求項44】 上記ウエハの外形表面は、ユーザーの
小孔領域の局所形状に従って選択される、請求項40記
載の器具。 - 【請求項45】 小孔収容開口を有する接着ウエハと、
入口を有する廃棄物収集ポーチとを備えた、注文製作さ
れるオストミー器具にして、 上記ウエハと上記ポーチとを、上記開口が上記入口と整
列した状態で取り付ける手段を備え、 該取付手段は、上記ポーチに溶接された第1取付リング
と、該第2リングに取り外し可能に取り付けられたフラ
ンジと、上記ウエハに溶接された第2取付リングとを備
えており、 上記第1リングおよび上記フランジのいずれか一方は環
状の溝を備えており、上記第2リングは、上記溝内に取
り外し可能に受け入れられるように構成された環状突出
部を備えている器具。 - 【請求項46】 上記第1リングは外壁を有し、該外壁
上には、上記フランジを収容すべく離間された突出部が
設けられている、請求項45記載の器具。 - 【請求項47】 上記フランジは柔軟な材料より形成さ
れており、突出部上を一方向に越えることが十分に可能
である、請求項46記載の器具。 - 【請求項48】 上記フランジを上記第1リングに対し
て取り外し可能に取り付けるための手段を備えた、請求
項45記載の器具。 - 【請求項49】 取り外し可能に取付を行う上記手段
は、上記第1リングの凹部と、上記凹部内に受け入れら
れるように構成された上記フランジの突出部とを含む、
請求項48記載の器具。 - 【請求項50】 接着ウエハと、廃棄物収集ポーチと、
該ポーチを該ウエハに取り付けるための手段とを備え
た、注文製作されるオストミー器具にして、 上記ポーチは、壁と、上記ポーチ壁の開口に取り付けら
れるタップ取付ワッシャとを備え、 上記ワッシャは、上記ポーチ開口と整列する中央開口
と、該中央開口からオフセットにされた第2開口と、該
第2開口に取り外し可能なディスクと、タップとを備え
ており、該タップは、上記ワッシャの上記中央開口内に
受け入れられるように構成された中央ポストを有する基
板を備えている器具。 - 【請求項51】 上記ポストは中空で、上記タップを上
記ポーチの内部に接続するべく機能する、請求項50記
載の器具。 - 【請求項52】 上記ポーチは固体であって、基板が上
記ワッシャに対して回転をなすときには軸として機能す
る、請求項50記載の器具。 - 【請求項53】 上記タップは導管を備えており、上記
導管は、上記基板が上記ワッシャに対して選択された回
転位置にあるときには、上記第2開口と整列するよう
に、上記基板にその端部が位置している、請求項52記
載の器具。 - 【請求項54】 第1および第2の相互係合部材を備え
た、注文製作されるオストミー器具用の後部クリップに
して、上記部材は、それぞれ、規則的な間隔で切り欠か
れており、実質的に同じ長さとなるようにトリミングを
行うことが容易である後部クリップ。
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