JPH1028692A - 弾性を有する切断エッジを備えた内視鏡用シェーバブレードおよびそのようなシェーバブレードの製造方法 - Google Patents

弾性を有する切断エッジを備えた内視鏡用シェーバブレードおよびそのようなシェーバブレードの製造方法

Info

Publication number
JPH1028692A
JPH1028692A JP9092033A JP9203397A JPH1028692A JP H1028692 A JPH1028692 A JP H1028692A JP 9092033 A JP9092033 A JP 9092033A JP 9203397 A JP9203397 A JP 9203397A JP H1028692 A JPH1028692 A JP H1028692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distal end
finger
shaver blade
tubular member
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9092033A
Other languages
English (en)
Inventor
Gary R Heisler
ゲイリー・アール・ヘイスラー
Robert A Van Wyk
ロバート・エイ・ヴァンウィック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bristol Myers Squibb Co
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bristol Myers Squibb Co filed Critical Bristol Myers Squibb Co
Publication of JPH1028692A publication Critical patent/JPH1028692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320016Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes
    • A61B17/32002Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes with continuously rotating, oscillating or reciprocating cutting instruments

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Knives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】側部カッタ−及び/若しくは端部カッタ−とし
て使用できる回転式シェーバブレードを提供する。 【解決手段】 末端部に開口部を備える細長い外側管状
部材と、該外側管状部材の内側に回転可能に配置された
細長い内側管状部材と、内側管状部材の末端部に設けら
れており上記開口部を通して導入される組織を切断する
切断手段と、を備える外科用回転式シェーバブレードア
ッセンブリを提供する。切断手段は、内側管状部材の末
端部から長手方向に延び互いに対向するフィンガー部材
を少なくとも2つ備えている。フィンガー部材のそれぞ
れは、その本体が長手方向に延びるとともに内側管状部
材の円筒状本体に連結された基端部と、該基端部に連結
されるとともにそこから長手方向及び横断方向に延びて
おり、外側管状部材の軸線から所定の間隔をおいた位置
において一点に終結する末端部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡による組
織切除に使用する細長い動力駆動の外科器具に関する。
より詳しくは、この発明は、細長い静止外側管内に細長
い内側管を回転可能に設け、内側と外側の両管が内視鏡
による外科手術中に協同して組織を切除したり又はそれ
とは別の作用を及ぼす切断開口をそれら末端に有してい
る器具に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】細長
い外科用の切開又は切除の器具を使用することは、例え
ば関節鏡や、より一般的には内視鏡を使った手術等の閉
鎖式外科手術(closed surgery)を行う上で良く受け入
れられるうになって来ている。閉鎖外科手術では、手術
位置への接近は一つ又は複数の門を経て行われ、また外
科手術に使用される器具は、器具の末端を手術位置に届
くようにするために細長くなければならない。閉鎖外科
手術に使用する外科切開器具(『シェーバ』としても知
られている)は、従来より、真っ直ぐな細長い外側管状
部材と、真っ直ぐな細長い内側管状部材とを有してい
る。外側管状部材は、末端部において終結しており、該
末端部の端面および側面には、切断孔または窓を形成す
る開口部が形成されている。内側管状部材は、外側管状
部材内に同心状に配置されており、その末端部が外側管
状部材の末端部の開口部に隣接している。内側管状部材
の末端部も、外側管状部材の開口部を経て組織に係合す
る面やエッジを備えた窓開口部を有し、また多くの場合
(しかし全てではない)、外側の開口部と協同して組織
の剪断、切断、トリミングを行う。或る場合には、例え
ば外科用バ−の場合には、外側管の開口部は単に組織に
接近できるようにするだけであって、内側窓と協働する
ものではない。内側管状部材は、通常ハンドピ−スの指
操作スイッチや、足スイッチや、ハンドピ−スに電力を
供給するコンソール上のスイッチによって制御される小
型電気モ−タを有するハンドピ−スによって、その基端
部からその軸心周りで回転駆動される。内側管状部材の
末端部は、実施外科手術に応じてさまざまな形状を有す
ることができ、また外側管状部材の末端部の開口部は、
内側管状部材の末端部の特定形状と協働する形状を有す
る。内側と外側の部材のさまざまな形状の組合せによっ
て多様なアッセンブリを構成することができる。これら
のアッセンブリの個々のまたは組合された構成部品は、
一般に、シェーバブレードまたは切断ブレードと呼ばれ
る。切除された組織は、内側管状部材の中空の管腔を通
して吸引されてハンドピ−スに通じている吸引管を介し
て収集される。
【0003】上述の細長い外科用切断器具は、更には角
度を有する形状でも作られてきた。そこでは、内側及び
外側の部材の末端部が揃えられ、この揃えられた内側お
よび外側の部材が基端部から一定又は可変の角度でずら
されたり、湾曲されたりしている。一定及び可変の角度
を有する回転式外科用器具の例は、米国特許第 4、646、7
38号(トロット)及び第 5,411,514号(フッチ等)に示
されており、これらは、この譲受人に譲渡されており、
本明細書に参考として盛り込まれている。他の点におい
ては、一定及び可変の角度を有するシェーバの操作は、
上記した真っ直ぐなシェーバーと大体同じである。
【0004】シェーバブレードは、通常、特定の外科手
術に又はその一部に最も適している。したがって、手術
中に、外科医は柔軟組織の切断に最も適したシェーバブ
レードを使用することができる。もし手術中に、例えば
骨のような硬い組織を切除する必要がある時には、外科
医は既に使用しているブレードを続いて使用するか、又
は外科用バ−か、より鋭利なブレードに取り換えること
ができよう。通常、柔軟組織用のブレードは骨を切除す
るときに詰まるか又は動かなくなるので、後者のやり方
が選ばれる。内側管の切断窓末端部の切断エッジは、効
果的な骨切除に必要とされる小さな刃先角を持っていな
い。骨切除時の大きな力により高いねじれ負荷が生じ、
これよってブレードが破壊されることも多い。それ故
に、あらゆる形態の組織に対して従来技術の装置よりも
より適切で普遍的なシェーバブレードを造ることが要望
され、またそれが本発明の目的とするところである。
【0005】更に、刃の鋭利さと強度を保持しながら、
側部および端部の両方の切断に適した実用的な設計を創
造することは困難であった。結果的に、従来技術のシェ
ーバブレードは、殆どは側部又は端部のいずれか一方に
適したもので、通常、両方を兼ね備えたものではない。
側部切断のシェーバは、外側部材の円筒壁に側方と端部
方向を向いた窓を有していて、内側部材の切断エッジ
は、シェーバの軸線に対してほぼ平行な又は僅かに傾斜
したライン上にある外側窓の縁に沿った切除を効果的に
行うよう設計されている。『側部切断』の語は、外側窓
の面が軸線に対して傾斜しており完全に半径方向の切除
を行う器具を包含するものである。側方を向いたカッタ
−は、部分的に端部を向いた窓を持ってはいるが、内側
管と外側管の切断窓の両方の末端部切断エッジが共に刃
先角が大きい為にそれらの窓は端部カッターとしては有
効ではない。即ち、エッジが十分に鋭利でないため、切
断窓末端部における切除は、本質的には比較的平坦な内
側管のエッジと外側管の切断エッジとが互いにすれ違う
ことによる『挟み』作用によって達成される。同様に、
端部切断用に設計された切断器具は、内側管及び外側管
の切断窓の側部切断エッジが共に大きな刃先角を有して
いる為に側部カッターとしてはあまり有効でない。側部
領域では、前に参照した同様な『挟み』機構によって組
織が切除される。或る場合には、切除効率は、内側管又
は外側管又は両方の管の壁厚を管全長に渡って又は末端
部の半径部分のみのいずれかで薄くする(かくして平坦
エッジをより狭くする)ことで幾分改善されている。然
しながら、このような管では、内側と外側のエッジが切
除困難な組織と遭遇したときに、大きなねじれ負荷によ
って変形を起こしがちである。このような変形は、内側
管と外側管の切断エッジの干渉によって、シェーバの不
作動や作業位置での金属破片の発生をしばしば起こすこ
とになる。
【0006】シェーバブレードの製造の共通の目的は、
鋭利さである。然しながら、この目的はさまざまな方法
で実現できるかもしれないが、本当に実用的である為に
は、ブレードの設計および製造方法は、鋭いエッジを備
えたシェーバブレードを大量に能率的に造り出すことが
できるものでなければならない。
【0007】ブレードの有効性を改善する公知の設計
(図1から図4)は、ブレード軸線に対して傾斜した面
内に存在する外側窓(図1参照)と、内側を向いて向か
い合う切断歯を備えた2重窓構造の内部部材(図2参
照)とから構成されるシェーバブレードアッセンブリで
ある。外側窓の平坦形状は、窓周縁に小さな刃先角を有
した水滴型の窓形状を成すが、この角度はその周縁に沿
って一様ではない。内側部材の2重窓構造は、例えば、
ワイヤEDM(放電加工)加工によっても造られる。こ
の工程においては、内側部材の対向する壁部を通ってワ
イヤが軸線を横断する方向に通される。かくして造り出
された内側を向いた壁面と円筒状外表面との交差線が、
切断エッジを規定する。管軸線から半径方向に大きく距
離をおいて対向壁にワイヤを通すことで、図2に示すよ
うな平行な切断エッジのスカラップパターンを造り出す
ことができることが理解されるであろう。図4に見られ
るよう、直径方向に対向した窓は、内側部材の直径方向
に対向した側部を加工することにより形成される。内側
管の表面にかくして形成された窓の周縁の半径方向最外
部のエッジは、管の円筒面と交差して長手方向に延びた
歯付きの内側切断エッジを形成している。これらのエッ
ジは、エッジと管軸線との間の距離が大きくなるに従っ
て小さくなる刃先角を有している。鋭利であればあるほ
ど、この内側切断エッジが回転して外側窓周縁を通過す
る時に組織を切断するのがより容易になる。
【0008】上述のシェーバブレードは有効ではある
が、その内側窓の形成が末端部に於ける組織切除効率を
制限し、したがって、骨のような硬い組織をブレードで
殆ど切除できない。外側管の末端部に於ける壁厚は、こ
の厚さを超えて外側窓内に展開し得る組織のみを、内側
エッジをして切断させることができるようになってい
る。内側と外側の部材の末端部における(内面に沿った
軸線上で)ベアリング接触が必要であったり又は要望さ
れる為に、また内側部材の末端部が丸められている為
に、この設計では端部切断を行う能力が制限される。例
えば、図3及び図4に示すように、従来技術の2重窓構
造の内側部材の末端部は、平坦に切断されており、軸線
から離れている。更に、このような末端部の形成は、製
造に携わる者が望む以上に困難であろう。
【0009】従って、本発明の目的は、側部カッタ−及
び/若しくは端部カッタ−として使用できる回転式シェ
ーバブレードを造り出すことである。
【0010】更に、本発明の他の目的は、内側部材が2
重切断窓構造を有している回転式シェーバーブレードを
造り出すことである。
【0011】本発明の他の目的は、切断エッジを提供す
る為に細長い管の円筒状壁の内側を向いた部分を利用し
た回転式シェーバブレードを造り出すことである。
【0012】本発明の他の目的は、柔軟組織や骨のよう
な硬い組織の切除ができる回転式シェーバブレードを造
り出すことである。
【0013】本発明の他の目的は、シェーバブレードア
ッセンブリに使用する内側部材であって、その末端部に
複数の切断エッジを備え且つその切断エッジが小さい刃
先角を有した内側部材を造り出すことである。
【0014】本発明の他の目的は、固定されたり、また
湾曲できるシェーバに適したシェーバーブレードを造り
出すことである。
【0015】本発明の他の目的は、使用中に内側管又は
外側管の変形に起因する停止又は破片発生が生じる傾向
を最小限に押さえるようなシェーバブレードを造り出す
ことである。
【0016】本発明の他の目的は、過大な切除力を受け
ると応力解放状態で橈み得る充分な弾力を有し、かくし
て停止が生じそうないかなる傾向をも最小限にする切断
エッジを有したシェーバブレードを造り出すことであ
る。
【0017】
【発明の開示】本発明のこれらのまた他の目的は、ここ
に開示された好適な実施例によって達成される。即ち、
好適な実施例の外科用組織切除器具は、細長い外側管状
部材と細長い内側管状部材とから構成される。外側管状
部材は、軸線と、基端部と、末端部と、該末端部に形成
された開口部とを有している。内側管状部材は、外側管
状部材の内側に可動状態で同軸状に配置されている。内
側管状部材の円筒状本体は、基端部と、末端部と、該末
端部に設けられた切断手段とを備えている。この切断手
段は、外側管状部材の開口部から導入される組織を切断
する。切断手段は、内側管状部材の末端部から長手方向
に延びるとともに互いに対向する少なくとも2つのフィ
ンガー部材を備えている。各フィンガー部材の本体は、
基端部と末端部とを有している。フィンガー部材本体の
基端部は、長手方向に延びるとともに、内側管状部材の
円筒状本体に連結されている。この基端部は、好適な実
施例では、180度未満の所定の円弧状距離で延在して
いる。また、この基端部には末端部が連結されている。
末端部は、基端部から長手方向及び横断方向に延在して
おり、外側管状部材の軸線から所定距離だけ離れた位置
に存在する一点に終結している。したがって、各フィン
ガー部材の末端部は互いに隔設されることとなる。この
結果、フィンガーは、組織切除中に受ける過大な力に応
答して半径方向に橈むことができる。
【0018】別の局面では、本発明は、細長い円筒状管
からシェーバブレードを形成する方法に関する。この円
筒状管は、軸線と、所定の外径と、閉じた丸い末端部と
を有するものである。本発明の方法は、成形手段によっ
て円筒状管の閉じた丸い末端部を加工する工程を含んで
いる。成形手段は、好適な実施例では、円筒状管の直径
より大きい長さと、同円筒状管の直径より小さい幅とを
有しており、この場合、本発明の方法は、円筒状管に対
して横断方向に成形手段を位置合わせし、該成形手段を
円筒状管の末端部に軸方向に通すことによって、円筒状
管の末端部を加工する工程をさらに含む。この後、成形
手段は、第1の所定輪郭部に沿って円筒状管の基端側に
まで移動される。次に、成形手段は、第1の所定輪郭部
と対称な第2輪郭部に沿って入口の位置にまで戻され
る。
【0019】更に別の局面では、本発明は、細長い内側
管状部材を細長い外側管状部材内に回転可能に設けた外
科用シェーバブレードアッセンブリによって組織を切除
する方法に関する。この方法は、外側管状部材の末端部
に窓を形成する工程と、内側管状部材の末端部に少なく
とも一対の互いに対向するフィンガーを形成する工程と
を含んでいる。フィンガーは、側方を向いた切断エッジ
を有している。この方法は、外側部材に対して内側管状
部材を相対的に回転させて組織を切除する工程と、切除
中にフィンガーに加えられる力に応答してフィンガーが
半径方向に橈められるようにする工程とをさらに含んで
いる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の原理に基ずいて構成され
た内側部材14の末端部の詳細図が、図5から図8に示
されている。特有な用途のシェーバブレードアッセンブ
リを造るためにブレードが組付けられる関連した外側管
から外した状態で該ブレードが図示されていることが理
解されよう。内側部材の末端部には、側方と端部とを向
いた開放空間24を間に形成した一対の直径方向で対向
し横断方向に円弧状を成したフィンガー20、22が設
けられている。フィンガー20、22は、軸線26周り
で対称となっており、また好適な実施例では、内側部材
14の円筒本体と一体に形成されており、その本体から
長さLだけ突出している。それらは対称と成っているの
で、ここでは、一方のフィンガーについての言及は他方
にも当てはまることが理解されよう。各フィンガーの外
面28は、内側部材の円筒状外面の円弧状延長となって
いる。同様に、各フィンガーの内面29は、内側部材の
内面の円弧状延長となっている。各フィンガー20、2
2の半径方向内側を向いた面30、32も対称形を成し
ており、軸線26と交差する仮想の軸方向面を跨いで互
いに向き合っている。面30、32は、空間24の基端
側において軸線上で相互に当接しており、説明を容易に
するために各フィンガーが別々の面を有しているとここ
で仮定しているが、空間周りで実質的に一つの連続した
面を形成している。内側部材の円筒状外面34とこれら
面30、32との交差部で、各々の切断エッジ36、3
8を形成している。各エッジ36、38は、(図6で横
方向から見た時に)長手方向延びる一対の縁からなるU
字湾曲形状を成しており、2つの縁は、横断方向と長手
方向に延びる縁によって連結されている。かくして、図
6に最も良く見られるように、フィンガー20は、頂部
長手エッジ39と、底部長手エッジ40と、末端エッジ
41とを有している。同様に、フィンガー22も、頂部
長手エッジ42と、底部長手エッジ43と、末端エッジ
44とを有している。長手エッジは、各フィンガー本体
の側方を向いた基端部分に沿っているが、他方、末端エ
ッジは本体の端部を向いた末端部に沿っている。長手エ
ッジは、刃が回転すると組織を切除するように軸線に対
してほぼ側方を向いているが、末端エッジは、刃が組織
に向かって軸方向に押されると組織を切除するように軸
線近くに横断方向に延び正面を向いた構成要素を有して
いる。以下において理解されるように、両末端エッジ
は、末端スロット60によって互いに分離されている。
【0021】エッジ36、38の輪郭は、刃先角がそれ
らの長さに沿って変化し、また末端部においてより小さ
くなるようになっている。2重窓形状なるが故に、内側
ブレードが外側ブレード内で回転すると、どの瞬間にお
いても、一方のフィンガーの一方のエッジのみが組織切
除に寄与するということが理解されよう。各フィンガー
は、基端部45と末端部46とを有しており、フィンガ
ーの各部分は、(図9と図10に見受けられるように)
内側ブレード14の長さに沿ったその位置によって軸線
26に対する円弧状距離が異なる。かくて、軸線を横断
する平面内における円弧状部分の長さは、中間部48に
おいてよりも基端部45においての方が大きい。図6に
最もよく見受けられるように、各フィンガーは、領域4
8および末端部50、52の近傍領域が最も狭くなって
いる”砂時計のような形状”を有している。基端部45
は大きな寸法となっており、比較的小さな末端部に強度
と支えを与えている。
【0022】本発明は、円筒管を加工してシェーバブレ
ードを形成する方法を含んでいる。各フィンガー20、
22は、閉じた丸い端部を有する内側管の末端部に形成
されることが理解されよう。各種の成形手段が使用され
るが、好適な実施例では、ワイヤ式EDM加工(放電加
工)等においてワイヤ状部材のような成形手段が使用さ
れる。そのような加工では、ワイヤは、ブレード14の
対向する円筒状壁部上において所定の輪郭経路に沿って
移動する(好ましくはコンピュータの数値制御(CN
C)機械でプログラム化される)。この経路は、軸線2
6を横断し、且つ図5の面に直交する。これで、一本の
ワイヤで、図7に最もよく見受けられるように、フィン
ガー20とその両側方エッジ39、40及びその末端エ
ッジ41を同時に形成することができる。ワイヤを続け
て移動させると、エッジ42、43、44をフィンガー
22上に同時に形成することができる。内側部材14の
円筒状壁とワイヤとが交差することによって、壁厚内に
面30、32が形成される。そして、内側部材14の円
筒状外面とこれらの面とが交差することにより、付加的
な機械加工を行うこと無しに刃先角を規定することがで
きる。図9と図10の断面図に見られるように、各フィ
ンガーの本体は、フィンガー上の位置によって異なる刃
先角をその両側部に有している。更に、内側部材14の
末端部の外面がほぼ半球形状を成しているために、図7
に最もよく見受けられる湾曲した鋭い末端エッジ41、
44がフィンガー形成加工によって得られる。各フィン
ガーのこれら末端エッジは、図5に見られるように、一
点に向かうテーパが付けられており、かくして、端部方
向での切除のためのより鋭いエッジが形成される。面3
0、32上の全ての点は、フィンガー間の軸方向面に直
交する面上に投影して見た時に各種形状を取り得る共通
の輪郭線80内に存在している。好適な実施例では、輪
郭線80は、図5、図7及び図8に示しているように、
面30、32によって規定される空間24の曲線形状に
沿っている。好適な実施例では、面の全ての点が輪郭線
上に存在しているが、面30、32の形状は、軸方向面
に平行な面とは幾分違った輪郭を成すように変えられる
ことが理解されよう。
【0023】内側部材14の2重窓構造は、図6と図7
に見られるように、軸線26上方に一つの窓を、その軸
線の下方に別の窓を有するものと考えられる。曲線を成
した窓周辺部は、異なった刃先角のエッジを有してい
る。円筒状内側管の両壁を機械加工することで軸線と管
壁との間の点から切断窓を形成し、このとき軸方向面か
ら比較的大きな距離位置を機械加工することによって、
管側壁及び末端部外面と開口部とが交わる位置に小さな
刃先角の切断エッジを形成することができる。両切断窓
が末端部で連結され、これによって末端スロット60が
形成され、その両側に隣接するフィンガー端部の切断エ
ッジの刃先角が小さくなっている(図5と図9に最もよ
く見受けられる)。内側管は、(図15に示されている
ように)ほとんど環状隙間が無い状態で外側管内に回転
可能に収容される寸法となっているために、末端スロッ
ト60を形成しても、シェーバブレードの性能に悪影響
を与えることはない。内側と外側の部材間には何ら軸方
向でのベアリング接触は無いが、末端部50、52周り
の面域は、横断方向に延びて充分に大きいので、内側及
び外側の部材間に適切なベアリング接触を提供してい
る。図14と図15に示されている端面図に最もよく見
受けられるように、内側と外側の部材102、104
は、外側部材の基端方向を向いた内面と内側部材の横断
方向に伸びた外面の所定部分に沿ってベアリング接触面
域を造り出すために、軸線126域でオーバラップして
いる。
【0024】外側管状部材に対して内側管状部材が回転
すると、以下から理解されるように、内側及び外側の窓
の切断エッジが接近するときに、剪断又は挟み切り作用
によって組織が切除される。フィンガー周縁の小さな刃
先角と末端部スロット60とが協同して効果的な端部切
除を行い、従って、端部および側部の切断や、柔軟組織
は勿論、骨の切除をも1つのシェーバで行うことが可能
となる。組織の強靭さや切断エッジの切れ味悪化に起因
して切断力が過度に増大すると、従来の内側管ならば回
転が停止していたであろうが、フィンガーの弾力性と末
端スロット60とのおかげで外側管内部から離れるよう
にフィンガーを半径方向内側に向かって橈ませることに
なり、これで、内側管及び外側管の末端部間での干渉を
防止して、内側管の回転を続行することが可能となる。
【0025】過剰に柔軟な又は弾力に富んだ組織を切断
する等の場合においては、上で参照した挟み切り作業時
には切断窓から組織を追い出す傾向がある為に、切除は
困難なものになろう。内側管部材60の末端部の代替例
が、図11から図14に示されており、それらはそのよ
うな困難さを最小限にする。内側管部材60は、フィン
ガー62、64周縁部分に沿って歯66が設けられてい
る点を除くと、内側部材14と同じである。更に、フィ
ンガー62に沿った歯は、フィンガー64上の対応する
部分に対して対称となっているが、歯の形状は、それら
の長手方向位置の関数として変化する。したがって、簡
便上フィンガー62の一方の縁に形成された歯のみにつ
いて説明すると、最も基端側の歯70は、隣接歯72よ
りも広い基部を有しており、歯74、76、78の基部
は、末端部に向かうにつれて徐々に狭くなっている。歯
の各位置における先端すくい角と根元すくい角を最適に
するために、歯は、切断エッジのリム沿いに不規則に成
形される。各歯は、中心線から側方位置にかけて変化す
るので、前述のワイヤEDM成形加工で異なった歯に異
なる刃先角を容易に形成している。
【0026】本発明の使用について、図15を参照にし
て説明すると共に、より具体的に図5から図8によって
説明する。図15は、細長い外側管102とその内部に
回転可能に設けられた細長い内側管14とから構成され
るシェーバブレードアッセンブリ100の末端部を示し
ている。内側及び外側の管の基端部は、従来通りであっ
て、本発明のいずれの部分も構成するものではない。シ
ェーバブレードアッセンブリ100の基端部の代表的な
説明については、この譲受人に譲渡され本明細書に参考
として盛り込まれている米国特許第5,411,514号(フッ
チ等)を参照にするとよい。外側管102の末端部に形
成された窓120は、その周縁122の全周に渡って傾
斜したランド面124によって囲まれている。ランド1
24が管軸線126に対して角度Aを成しているので外
側窓120のエッジはかなり鋭くなっている。このこと
は、この譲受人に譲渡され本明細書に参考として盛り込
まれている同時係属特許出願においてより具体的に説明
されている。この同時係属特許出願は、この特定の構造
を対象としたものである。
【0027】更に、内側部材の切断窓は図16に示され
ているようにただ末端方向ばかりでなく図15に示して
いるように側方にも向いていることに注目されよう。即
ち、或る方向への内側部材の回転運動中の或るいずれか
の時点で、例えばエッジ38のようなその時点で作用し
ている特定の内側エッジは、2つの点において外側エッ
ジ122を横切っている。即ち、窓120(図15参
照)の側方向きの部分に沿った点140と、図16に示
されているように刃端向きの部分に沿った点150とで
ある。後方エッジは、回転方向とは反対の方向を向くの
で不作用となることが理解されよう。更に、作用エッジ
は、内側部材の位置に応じて変化する角度で外側部材の
外側エッジ122を横切ることになろう。かくして、図
15に示すように、或る時点ではエッジ38は、点14
0、150でエッジ122を横切り、次の時点では、内
側部材が外側部材内で回転するので、エッジ38は図1
7に示されている点142、152でエッジ122を横
切る。これらの各時点におけるエッジの角度は変化し、
この攻撃角度の変化は、外側窓120の周縁沿いの2つ
の切断エッジ38、122の協同剪断作用を促進する。
【0028】内側及び外側の窓の代表的な一連の横断面
が、図19から図22に示されている。エッジにすぐ隣
接した管部分のみが図示されているが、図17において
各番号付けされた線に沿う各断面図が示されている。図
19と図20に示した内側及び外側のエッジの刃先角は
比較的鋭利であるが、図21に示した刃先角はさらに鋭
利であることに注目されよう。図22に示される位置
は、点150にほぼ対応しており、かくして本発明は、
端部側を向く切断部に鋭いエッジを形成できる装置を提
供していることを具体的に説明している。
【0029】ここに開示された好適な実施例は、対向す
る二つのフィンガーを使用しているが、これよりも多数
のフィンガーも、この発明の技術的範囲内で容易に使用
されよう。更に、フィンガーは内側部材の本体とは個別
に形成され、次いで取り付けられてもよい。更には、フ
ィンガーは、内側部材の円筒状外面と整合した円弧状外
面を有する必要は無い。別の構成として、フィンガー形
状の切断チップを一端に取り付けた回転軸も使用でき
る。
【0030】多くの改良と改造が、発明の精神と技術的
範囲から逸脱することなくここに開示された発明の好適
な実施例に加えられることは当業者に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術のシェーバブレードアッセンブリの
外側部材の末端部の横断面図である。
【図2】 図1に示された外側部材とともに使用する2
重窓の内側部材の平面図である。
【図3】 図2の側面図である。
【図4】 図3の端面図である。
【図5】 本発明の原理に基づいて構成されたシェーバ
ブレードアッセンブリの内側部材の末端部の平面図であ
る。
【図6】 図5の側面図である。
【図7】 図6の端面図である。
【図8】 図7の前方斜視図である。
【図9】 線9−9に沿って見た図5の断面図である。
【図10】 線10−10に沿って見た図5の断面図であ
る。
【図11】 本発明の代替実施例の平面図である。
【図12】 図11の側面図である。
【図13】 図12の端面図である。
【図14】 図13の前方斜視図である。
【図15】 図5から図8に示された内側部材と代表的
な外側部材とによって構成されるシェーバブレードアッ
センブリの末端部を示す側面図である。
【図16】 図15の端面図である。
【図17】 操作中における図15とは異なる段階を示す
側面図である。
【図18】 図17の端面図である。
【図19】 線19−19に沿って見た図17の断面図であ
る。
【図20】 線20−20に沿って見た図17の断面図であ
る。
【図21】 線21−21に沿って見た図17の断面図であ
る。
【図22】 線22−22に沿って見た図17の断面図であ
る。
【符号の説明】
14 内側管状部材 20、22 フィンガー 24 開放空間 26 軸線 28 フィンガーの外表面 29 フィンガーの内表面 30、32 面 34 内側管状部材の円筒状外表面 36、38 切断エッジ 39、42 頂部長手エッジ 40、43 底部長手エッジ 41、44 末端エッジ 45 基端部 46 末端部 48 中間部 50、52 末端部 60 末端スロット 62、64 フィンガー 66、70、74、76、78 歯 80 輪郭線 100 シェーバブレードアッセンブリ 102 外側管状部材 104 内側管状部材 120 窓 122 周縁 124 ランド面 140、142、150、152 エッジとエッジとがすれ違う点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図16】
【図18】
【図19】
【図20】
【図15】
【図17】
【図21】
【図22】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エイ・ヴァンウィック アメリカ合衆国34647フロリダ州ラルゴ、 ナンバー104−16、スターキー・ロード 10801番

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線と、基端部と、末端部と、該末端部
    に形成された開口部とを備えた細長い外側管状部材と、 外側管状部材の内側に可動状態で同軸状に配置されると
    ともに、末端部と基端部とを有する円筒状本体を備える
    細長い内側管状部材と、 内側管状部材の末端部に設けられており、上記開口部を
    通して導入される組織を切断する切断手段と、を備える
    外科用回転式シェーバブレードアッセンブリであって、 上記切断手段は、内側管状部材の末端部から長手方向に
    延び互いに対向するフィンガー部材を少なくとも2つ備
    えており、 上記フィンガー部材のそれぞれは、その本体が長手方向
    に延びるとともに内側管状部材の円筒状本体に連結され
    た基端部と、該基端部に連結されるとともにそこから長
    手方向及び横断方向に延びており、上記軸線から所定の
    間隔をおいた位置において一点に終結している末端部と
    を備えている、外科用回転式シェーバブレードアッセン
    ブリ。
  2. 【請求項2】 上記フィンガー部材本体の基端部は、横
    断方向に円弧状を成している、請求項1記載のシェーバ
    ブレードアッセンブリ。
  3. 【請求項3】 上記フィンガー部材本体の基端部および
    末端部は、それぞれ、内側管状部材と一体的に形成され
    ている、請求項1記載のシェーバブレードアッセンブ
    リ。
  4. 【請求項4】 上記フィンガー部材本体の基端部は、1
    80度未満の所定の円弧状距離で延在している、請求項
    1記載のシェーバブレードアッセンブリ。
  5. 【請求項5】 上記フィンガー部材本体の基端部に設け
    られており、横方向を向くとともに長手方向に延在する
    切断エッジを少なくとも1つと、 上記フィンガー部材本体の末端部に設けられており、長
    手方向および横断方向に延在する切断エッジを少なくと
    も1つと、をさらに備えている、請求項1記載のシェー
    バブレードアッセンブリ。
  6. 【請求項6】 上記長手方向に延在する切断エッジのそ
    れぞれに複数の歯が形成されている、請求項5記載のシ
    ェーバブレードアッセンブリ。
  7. 【請求項7】 上記外側管状部材は、その軸線上に基端
    側を向いた末端壁部を備えており、 上記フィンガー部材本体の末端部の所定部分が上記末端
    壁部の所定部分に当接してベアリング接触領域を形成し
    ている請求項1記載のシェーバブレードアッセンブリ。
  8. 【請求項8】 軸方向に延びる回転シャフトが連結され
    ている基端部と末端部とを有する円筒管状本体を備える
    外科器具に使用する切断チップであって、 該切断チップは、横断面形状が湾曲しており互いに向か
    い合うとともに軸方向に対称であって上記円筒状本体の
    末端部から長手方向に延びる少なくとも2つのフィンガ
    ー部材を備えており、 各フィンガー部材は、基端部と末端部とを有する横断面
    が湾曲した本体を備えており、 フィンガー部材本体の基端部は、長手方向に延びるとと
    もに上記円筒状本体の末端部に連結され、180度未満
    の所定の円弧状距離で延在しており、 フィンガー部材本体の末端部は、基端部に連結されると
    ともにそこから横断方向および長手方向に延びており、
    軸線から所定距離をおいた一点に終結している、切断チ
    ップ。
  9. 【請求項9】 シェーバブレードを製造する方法であっ
    て、 軸線と、所定の外径と、閉じた丸い末端部とを有する細
    長い円筒状管を準備する管準備工程と、 円筒状管の末端部に加工を行う成形手段を準備する成形
    手段準備工程と、 円筒状管の末端部を加工して、該末端部に、横断面形状
    が湾曲しており互いに向かい合うとともに軸方向に対称
    であって円筒状本体の末端部から長手方向に延びる少な
    くとも2つのフィンガー部材を成形する成形工程と、を
    含んでおり、 各フィンガー部材は、基端部と末端部とを有する横断面
    が湾曲した本体を備えており、 フィンガー部材本体の基端部は、長手方向に延びるとと
    もに上記円筒状本体の末端部に連結され、180度未満
    の所定の円弧状距離で延在しており、 フィンガー部材本体の末端部は、基端部に連結されると
    ともにそこから横断方向および長手方向に延びており、
    上記軸線から所定距離をおいた一点に終結している、方
    法。
  10. 【請求項10】 上記成形手段が上記円筒状管の所定の
    外径より大きい長さと、同直径より小さい幅とを有して
    いる請求項9記載の方法であって、 上記成形手段を円筒状管の軸線に対して横断方向に位置
    合わせし、円筒状管の末端部に設けられた入口から成形
    手段を軸方向に通し、そして、まず所定の第1輪郭線に
    沿って基端領域にまで移動させ、次に、第1輪郭線と対
    称な第2輪郭線に沿って上記入口位置にまで戻す工程を
    さらに含んでいる方法。
  11. 【請求項11】 上記成形手段はワイヤ状の部材である
    請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記フィンガー部材が形成された円筒
    状管の末端部に沿って切断エッジを設ける工程をさらに
    含む、請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 管状の静止外側本体と、該外側本体内
    で回転可能な内側の円筒管状本体とを有する回転式外科
    用器具に使用する切断チップであって、 静止外側本体に取り付けられており、基端部と、末端部
    と、該末端部の側面および端面に渡って形成されており
    その周縁に第1切断エッジが設けられた開口部と、を備
    える外側末端チップと、 回転可能な内側の円筒管状本体に取り付けられており、
    基端部と、末端部と、該末端部から長手方向に延びる一
    対のフィンガーと、一方のフィンガーの周縁に形成され
    た第2切断エッジと、他方のフィンガーの周縁に形成さ
    れた第3切断エッジと、を備える内側末端チップと、を
    備えており、 上記第2および第3の切断エッジは、内側末端チップの
    軸を含む仮想平面の両側に互いに間隔をおいて離されて
    いる、切断チップ。
  14. 【請求項14】 細長い内側管状部材を細長い外側管状
    部材内に回転可能に配置した外科用シェーバブレードア
    ッセンブリによって組織を切除する方法であって、 外側管状部材の末端部に窓を設ける工程と、 互いに向かい合うとともに内側管状部材の末端部から長
    手方向に延び、横方向に向く切断エッジがその周縁に形
    成されている少なくとも1対のフィンガー部材を設ける
    工程と、 外側管状部材に対して内側管状部材を回転さ
    せて、上記窓から導入された組織を切除する工程と、 切除中にフィンガーに加わる力に応答して、フィンガー
    を半径方向に橈め得るようにする工程と、を含む方法。
  15. 【請求項15】 上記窓が少なくとも部分的に端部方向
    を向いている請求項14記載の方法であって、 横断方向を向いており上記窓から軸方向に導入された組
    織を切除する切断エッジを少なくとも一方のフィンガー
    に形成する工程をさらに含んでいる方法。
  16. 【請求項16】 少なくとも一方の上記フィンガーの末
    端部を、横断方向および長手方向の両方に向ける工程を
    さらに含んでいる、請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記フィンガーを橈わませる工程は、
    長手方向に延在するフィンガーの末端部間に所定の隙間
    を設けることで促進される請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 回転式外科用シェーバアッセンブリに
    使用されるシェーバブレードであって、 軸線と、丸められた末端部と、該末端部に形成された切
    断エッジとを有する細長い円筒状本体を備えており、 切断エッジは、円筒状本体の外表面と輪郭部に存在する
    第1表面とが交わる部分に存在する点の軌跡によって規
    定されており、上記は輪郭部は、そこに存在する全ての
    点が円筒状本体の軸線を含む仮想平面に平行でかつそこ
    から離されている、シェーバブレード。
  19. 【請求項19】 上記輪郭部は、円筒状本体の軸線から
    所定距離だけ離された平面である、請求項18記載のシ
    ェーバブレード。
  20. 【請求項20】 上記切断エッジをさらに4つ備えてお
    り、 そのうちの2つの切断エッジは、上記仮想平面の片側に
    あるとともに、円筒状本体の外表面と上記輪郭部とが交
    わる部分に存在する点の軌跡によって該外表面に沿って
    間隔をおいた2つの位置に形成されている、請求項18
    記載のシェーバブレード。
  21. 【請求項21】 上記輪郭部は、円筒状本体の軸線か
    ら、その基端部においては第1所定距離だけ、その末端
    部においては第2所定距離だけ、中間部においては第3
    所定距離だけ、それぞれ離されており、 第3所定距離が第1所定距離および第2所定距離よりも
    大きい、請求項18記載のシェーバブレード。
  22. 【請求項22】 上記第2所定距離が円筒状本体の半径
    よりも小さい、請求項18記載のシェーバブレード。
JP9092033A 1996-04-10 1997-04-10 弾性を有する切断エッジを備えた内視鏡用シェーバブレードおよびそのようなシェーバブレードの製造方法 Pending JPH1028692A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/631,714 US5766199A (en) 1996-04-10 1996-04-10 Endoscopic shaver blade with resilient cutting edges
US08/631714 1996-04-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1028692A true JPH1028692A (ja) 1998-02-03

Family

ID=24532421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9092033A Pending JPH1028692A (ja) 1996-04-10 1997-04-10 弾性を有する切断エッジを備えた内視鏡用シェーバブレードおよびそのようなシェーバブレードの製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5766199A (ja)
EP (1) EP0800794B1 (ja)
JP (1) JPH1028692A (ja)
AT (1) ATE283668T1 (ja)
AU (1) AU730317B2 (ja)
CA (1) CA2202113C (ja)
DE (1) DE69731786T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9681857B2 (en) 2003-06-18 2017-06-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic instruments and methods of manufacture

Families Citing this family (88)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6156049A (en) * 1997-04-11 2000-12-05 Coherent Inc. Method and apparatus for transurethral resection of the prostate
NL1006944C2 (nl) 1997-09-04 1999-03-11 Mark Hans Emanuel Chirurgische endoscopische snij-inrichting.
US6217598B1 (en) * 1997-11-25 2001-04-17 Linvatec Corporation End-cutting shaver blade
US5980547A (en) * 1998-10-26 1999-11-09 Beere Precision Medical Instruments, Inc. Rotary cutter
US6530929B1 (en) * 1999-10-20 2003-03-11 Sdgi Holdings, Inc. Instruments for stabilization of bony structures
US6419684B1 (en) * 2000-05-16 2002-07-16 Linvatec Corporation End-cutting shaver blade for axial resection
US6544271B1 (en) * 2000-07-18 2003-04-08 Scimed Life Systems, Inc. Device for full-thickness resectioning of an organ
US6503263B2 (en) 2000-09-24 2003-01-07 Medtronic, Inc. Surgical micro-shaving instrument with elevator tip
US7171884B2 (en) * 2001-10-25 2007-02-06 De Torre Robert P Resilient cutting blades and cutting devices
US7226459B2 (en) 2001-10-26 2007-06-05 Smith & Nephew, Inc. Reciprocating rotary arthroscopic surgical instrument
US7641667B2 (en) * 2002-01-29 2010-01-05 Smith & Nephew, Inc. Tissue cutting instrument
US7361181B2 (en) * 2002-10-04 2008-04-22 St. Jude Medical Atg, Inc. Apparatus and methods for creating anastomoses
US8469993B2 (en) 2003-06-18 2013-06-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic instruments
US7785337B2 (en) * 2003-09-09 2010-08-31 Medtronic Xomed, Inc. Surgical micro-burring instrument and method of performing sinus surgery
US7549993B2 (en) * 2004-06-16 2009-06-23 Warsaw Orthopedic, Inc. Constant lift cam spreader
CH700185B1 (de) * 2004-07-22 2010-07-15 Orlando Da Rold Chirurgisches Schneidinstrument.
US8062214B2 (en) 2004-08-27 2011-11-22 Smith & Nephew, Inc. Tissue resecting system
US20060212060A1 (en) 2005-02-11 2006-09-21 Arthrex, Inc. Arthroscopic shaver and method of manufacturing same
US20060196038A1 (en) * 2005-03-02 2006-09-07 Van Wyk Robert A Arthroscopic shaver with two pass inner blade and method of manufacturing same
US20160001064A1 (en) * 2005-07-22 2016-01-07 The Spectranetics Corporation Endocardial lead cutting apparatus
US20090031871A1 (en) * 2006-06-08 2009-02-05 Malandain Hugues F Dual cutting element tool for debulking bone
US20080021559A1 (en) * 2006-07-06 2008-01-24 Lanx, Llc Expandable spinal fusion cage
US7771473B2 (en) * 2006-07-06 2010-08-10 Lanx, Inc. Expandable spinal fusion cage
US8177803B2 (en) * 2006-07-19 2012-05-15 Target Medical Innovations, LLC Endoscopic cutting instruments having improved cutting efficiency and reduced manufacturing costs
US7666200B2 (en) * 2006-07-19 2010-02-23 Target Medical Innovations Llc Endoscopic cutting instrument with axial and rotary motion
US7909841B1 (en) 2006-09-28 2011-03-22 Nelson Chris L Co-axial actuated scissors
US20100286477A1 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Ouyang Xiaolong Internal tissue visualization system comprising a rf-shielded visualization sensor module
US20080119759A1 (en) * 2006-11-21 2008-05-22 The Cleveland Clinic Foundation Method and apparatus for aspirating bone marrow
US20100030216A1 (en) * 2008-07-30 2010-02-04 Arcenio Gregory B Discectomy tool having counter-rotating nucleus disruptors
US20100121155A1 (en) * 2008-11-12 2010-05-13 Ouyang Xiaolong Minimally Invasive Tissue Modification Systems With Integrated Visualization
US20100121139A1 (en) 2008-11-12 2010-05-13 Ouyang Xiaolong Minimally Invasive Imaging Systems
US20100121142A1 (en) * 2008-11-12 2010-05-13 Ouyang Xiaolong Minimally Invasive Imaging Device
US8070765B2 (en) 2009-01-28 2011-12-06 Medtronic Xomed, Inc. Systems and methods for surgical removal of brain tumors
US8435259B2 (en) * 2009-05-19 2013-05-07 Stryker Corporation Surgical tool arrangement and surgical cutting accessory for use therewith with the tool arrangement including a toothed cutting edge and a generally straight cutting edge
US9155454B2 (en) 2010-09-28 2015-10-13 Smith & Nephew, Inc. Hysteroscopic system
FR2967567B1 (fr) 2010-11-19 2012-12-14 Jean-Charles Persat Vecteur de prelevement pour tissus en particulier adipeux
US8574254B2 (en) 2011-01-25 2013-11-05 Smith & Nephew, Inc. Arthroscopic cutting blade
US9445825B2 (en) 2011-02-10 2016-09-20 Wright Medical Technology, Inc. Expandable surgical device
US20130110147A1 (en) * 2011-10-31 2013-05-02 Randy Dame Tube set for a rotary tissue cutter with curved inner blade
EP3011918B1 (en) * 2011-12-03 2018-07-25 DePuy Synthes Products, Inc. Safe cutting heads and systems for fast removal of a target tissue
US9839441B2 (en) 2013-03-14 2017-12-12 Stryker Corporation Surgical tool arrangement and surgical cutting accessory for use therewith
US9161774B2 (en) 2013-03-14 2015-10-20 Kyphon Sarl Rotatable cutting instrument
US9636131B2 (en) 2013-03-15 2017-05-02 Stryker Corporation Surgical tool arrangement and surgical cutting accessory for use therewith
KR20160040226A (ko) 2013-07-19 2016-04-12 아우로보로스 메디컬, 아이엔씨 진공-보조된, 조직 제거 시스템을 위한 막힘 방지 장치
US11547446B2 (en) 2014-01-13 2023-01-10 Trice Medical, Inc. Fully integrated, disposable tissue visualization device
US9370295B2 (en) 2014-01-13 2016-06-21 Trice Medical, Inc. Fully integrated, disposable tissue visualization device
US10342579B2 (en) 2014-01-13 2019-07-09 Trice Medical, Inc. Fully integrated, disposable tissue visualization device
US20150223831A1 (en) * 2014-02-12 2015-08-13 Arthrex, Inc. Surgical shaver assembly
WO2015161061A1 (en) 2014-04-17 2015-10-22 Stryker Corporation Surgical tool with selectively bendable shaft that resists buckling
US9737322B2 (en) 2014-09-08 2017-08-22 Medtronic Xomed, Inc. Method for resection of tumors and tissues
US20160066945A1 (en) * 2014-09-08 2016-03-10 Medtronic-Xomed, Inc. Tumor margin device
US10470786B2 (en) 2014-10-16 2019-11-12 Stryker Corporation Surgical tool arrangement and surgical cutting accessory for use therewith
EP3232955A1 (en) 2014-12-16 2017-10-25 Covidien LP Surgical device with incorporated tissue extraction
US10772652B2 (en) 2015-01-28 2020-09-15 Covidien Lp Tissue resection system
US10750931B2 (en) 2015-05-26 2020-08-25 Covidien Lp Systems and methods for generating a fluid bearing for an operative procedure
EP3310241B1 (en) 2015-06-17 2020-08-05 Covidien LP Endoscopic device with drip flange
WO2016205359A2 (en) 2015-06-17 2016-12-22 Smith & Nephew, Inc. Surgical instrument with phase change cooling
EP3310275B1 (en) 2015-06-18 2023-07-26 Covidien LP Surgical instrument with suction control
AU2016305010B2 (en) 2015-08-11 2019-06-20 Trice Medical, Inc. Fully integrated, disposable tissue visualization device
US11864735B2 (en) 2016-05-26 2024-01-09 Covidien Lp Continuous flow endoscope
CN109475366B (zh) 2016-07-14 2021-12-28 史赛克欧洲运营有限责任公司 具有阻塞减少梢端的外科手术器械的切割组件
US10299819B2 (en) 2016-07-28 2019-05-28 Covidien Lp Reciprocating rotary surgical cutting device and system for tissue resecting, and method for its use
US10299803B2 (en) 2016-08-04 2019-05-28 Covidien Lp Self-aligning drive coupler
US10772654B2 (en) 2017-03-02 2020-09-15 Covidien Lp Fluid-driven tissue resecting instruments, systems, and methods
EP4173579B1 (en) 2017-08-02 2024-06-19 Stryker Corporation Surgical tool systems
US10869684B2 (en) 2018-02-13 2020-12-22 Covidien Lp Powered tissue resecting device
EP3773235B1 (en) 2018-03-29 2023-07-19 Trice Medical, Inc. Fully integrated endoscope with biopsy capabilities
US11547815B2 (en) 2018-05-30 2023-01-10 Covidien Lp Systems and methods for measuring and controlling pressure within an internal body cavity
US11065147B2 (en) 2018-10-18 2021-07-20 Covidien Lp Devices, systems, and methods for pre-heating fluid to be introduced into a patient during a surgical procedure
US11197710B2 (en) 2018-10-26 2021-12-14 Covidien Lp Tissue resecting device including a blade lock and release mechanism
US11083481B2 (en) 2019-02-22 2021-08-10 Covidien Lp Tissue resecting instrument including an outflow control seal
US11154318B2 (en) 2019-02-22 2021-10-26 Covidien Lp Tissue resecting instrument including an outflow control seal
US10898218B2 (en) 2019-02-25 2021-01-26 Covidien Lp Tissue resecting device including a motor cooling assembly
US10945752B2 (en) 2019-03-20 2021-03-16 Covidien Lp Tissue resecting instrument including a rotation lock feature
US11883058B2 (en) 2019-03-26 2024-01-30 Covidien Lp Jaw members, end effector assemblies, and ultrasonic surgical instruments including the same
US11129672B2 (en) 2019-04-04 2021-09-28 Covidien Lp Tissue resecting device including an articulatable cutting member
WO2020242875A1 (en) 2019-05-29 2020-12-03 Covidien Lp Hysteroscopy systems and methods for managing patient fluid
US11452806B2 (en) 2019-10-04 2022-09-27 Covidien Lp Outflow collection vessels, systems, and components thereof for hysteroscopic surgical procedures
US11890237B2 (en) 2019-10-04 2024-02-06 Covidien Lp Outflow collection vessels, systems, and components thereof for hysteroscopic surgical procedures
WO2021101755A1 (en) * 2019-11-20 2021-05-27 Smith & Nephew, Inc. Mechanical resection blade
US11376032B2 (en) 2019-12-05 2022-07-05 Covidien Lp Tissue resecting instrument
US11179172B2 (en) 2019-12-05 2021-11-23 Covidien Lp Tissue resecting instrument
US11547782B2 (en) 2020-01-31 2023-01-10 Covidien Lp Fluid collecting sheaths for endoscopic devices and systems
US11737777B2 (en) 2020-02-05 2023-08-29 Covidien Lp Tissue resecting instruments
US11317947B2 (en) 2020-02-18 2022-05-03 Covidien Lp Tissue resecting instrument
US11744605B2 (en) 2020-03-31 2023-09-05 Covidien Lp Tissue resecting device with deflectable tip
US11596429B2 (en) 2020-04-20 2023-03-07 Covidien Lp Tissue resecting instrument
US11571233B2 (en) 2020-11-19 2023-02-07 Covidien Lp Tissue removal handpiece with integrated suction

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3732858A (en) * 1968-09-16 1973-05-15 Surgical Design Corp Apparatus for removing blood clots, cataracts and other objects from the eye
US3844272A (en) * 1969-02-14 1974-10-29 A Banko Surgical instruments
US3882872A (en) * 1970-01-05 1975-05-13 Nicholas G Douvas Method and apparatus for cataract surgery
US3945375A (en) * 1972-04-04 1976-03-23 Surgical Design Corporation Rotatable surgical instrument
US4167943A (en) * 1977-06-27 1979-09-18 Surgical Design Corp. Blade type rotatable surgical cutting instrument with improved cutter blade wear
US4274414A (en) * 1979-02-21 1981-06-23 Dyonics, Inc. Surgical instrument
DE3347671A1 (de) * 1983-12-31 1985-07-11 Richard Wolf Gmbh, 7134 Knittlingen Instrument zur entnahme von gewebeproben
US4649919A (en) * 1985-01-23 1987-03-17 Precision Surgical Instruments, Inc. Surgical instrument
US4834729A (en) * 1986-12-30 1989-05-30 Dyonics, Inc. Arthroscopic surgical instrument
US4850354A (en) * 1987-08-13 1989-07-25 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Surgical cutting instrument
US4819635A (en) * 1987-09-18 1989-04-11 Henry Shapiro Tubular microsurgery cutting apparatus
US4844088A (en) * 1987-12-11 1989-07-04 Parviz Kambin Surgical cutting device with reciprocating cutting member
DE3906301A1 (de) * 1988-04-28 1989-12-14 Olympus Optical Co Chirurgisches resektionsinstrument
US5112299A (en) * 1989-10-25 1992-05-12 Hall Surgical Division Of Zimmer, Inc. Arthroscopic surgical apparatus and method
US5007917A (en) * 1990-03-08 1991-04-16 Stryker Corporation Single blade cutter for arthroscopic surgery
CA2089810C (en) * 1990-08-20 1998-12-29 Suri A. Sastri Tubular surgical cutting instruments
CA2105320A1 (en) * 1991-03-06 1992-09-07 Arthur H. Hamlin Method and apparatus for material removal
US5286253A (en) * 1992-10-09 1994-02-15 Linvatec Corporation Angled rotating surgical instrument
US5456689A (en) * 1993-10-13 1995-10-10 Arnold J. Kresch Method and device for tissue resection
US5423844A (en) * 1993-10-22 1995-06-13 Promex, Inc. Rotary surgical cutting instrument
US5437630A (en) * 1993-10-27 1995-08-01 Stryker Corporation Arthroscopic cutter having curved rotatable drive
US5366468A (en) * 1993-11-09 1994-11-22 Linvatec Corporation Double bladed surgical router having aspiration ports within flutes
US5489291A (en) * 1994-02-23 1996-02-06 Wiley; Roy C. Apparatus for removing tissue during surgical procedures

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9681857B2 (en) 2003-06-18 2017-06-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic instruments and methods of manufacture

Also Published As

Publication number Publication date
AU730317B2 (en) 2001-03-01
EP0800794B1 (en) 2004-12-01
US6001116A (en) 1999-12-14
DE69731786T2 (de) 2005-04-28
EP0800794A1 (en) 1997-10-15
US5766199A (en) 1998-06-16
AU1639997A (en) 1997-10-16
CA2202113C (en) 2005-11-15
DE69731786D1 (de) 2005-01-05
ATE283668T1 (de) 2004-12-15
CA2202113A1 (en) 1997-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1028692A (ja) 弾性を有する切断エッジを備えた内視鏡用シェーバブレードおよびそのようなシェーバブレードの製造方法
US6419684B1 (en) End-cutting shaver blade for axial resection
US6217598B1 (en) End-cutting shaver blade
US4811734A (en) Surgical cutting instrument
EP1322240B1 (en) Endoscopic shaver
CA2537547C (en) Surgical micro-burring instrument and method of performing sinus surgery
AU740628B2 (en) Surgical cutting instrument
JP2005501648A (ja) 可撓性の内側管状部材及び可撓性の内側管状部材を有する回転組織切削器具
US5843106A (en) Endoscopic shaver blade with sharp outer edge
JP4294900B2 (ja) 柔軟性内部材を有する角度付き回転式組織切開装置
EP1958576A2 (en) Double cut shaver
US6575978B2 (en) Circumferential resecting reamer tool
US9622756B2 (en) Arthroscopic resection methods
EP1698290A1 (en) Arthroscopic shaver with two pass inner blade and method of manufacturing same
JP2009543668A (ja) 軸方向運動および回転運動を備える内視鏡的切断器具
EP1066798A3 (en) Curved laparoscopic scissor having two arcs of curvature
JPS63197445A (ja) 関節鏡利用の外科手術用器具
EP1972288A1 (en) Shaver blade with depth markings
WO2004073531A2 (en) Surgical elongate blade assembly with interchangeable inner member, kit and method relating thereto
WO1994027512A1 (en) Curvilinear surgical punch
EP4274528A1 (en) Vitrectomy device
JPH0246835A (ja) 外科用切除器具
CN117653318A (zh) 用于外科器械的旋转式刮削器布置
KR20210097060A (ko) 의료용 블레이드 장치
JPH0847505A (ja) 水晶体前嚢切開具