JPH1028604A - グラデーションボタン及びその製造方法 - Google Patents
グラデーションボタン及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH1028604A JPH1028604A JP21770496A JP21770496A JPH1028604A JP H1028604 A JPH1028604 A JP H1028604A JP 21770496 A JP21770496 A JP 21770496A JP 21770496 A JP21770496 A JP 21770496A JP H1028604 A JPH1028604 A JP H1028604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- dyeing
- gradation
- mixed liquid
- buttons
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一個のボタン表面上において、染料などの着
色剤を使用し、同一又は異色のグラデーションを施すこ
とによって、今までにない装飾性に富んだボタンを作り
出すことを目的とする。 【構成】 一個のボタン表面上において、未着色部、着
色部からなり、後に未着色部を中心として任意の色調に
着色できることを特徴とするプラスチック製のグラデー
ションボタン及びその製造方法。
色剤を使用し、同一又は異色のグラデーションを施すこ
とによって、今までにない装飾性に富んだボタンを作り
出すことを目的とする。 【構成】 一個のボタン表面上において、未着色部、着
色部からなり、後に未着色部を中心として任意の色調に
着色できることを特徴とするプラスチック製のグラデー
ションボタン及びその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣服用ボタンに関し、特
にプラスチック製ボタンの着色方法に関する
にプラスチック製ボタンの着色方法に関する
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック製ボタンは各種の染
料により染色して使用されているが、該表面が均一に着
色されるもののみであり、染料などの着色剤を使用して
一個のボタン表面上においてグラデーションを施すこと
ができなかった。
料により染色して使用されているが、該表面が均一に着
色されるもののみであり、染料などの着色剤を使用して
一個のボタン表面上においてグラデーションを施すこと
ができなかった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】一個のボタン表面上
において、同一又は異色のグラデーションを施すことに
よって、今までにない装飾性に富んだボタンを作り出す
ことを目的とする。
において、同一又は異色のグラデーションを施すことに
よって、今までにない装飾性に富んだボタンを作り出す
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、染浴中の染料濃度を時間経過と共に部分的に変化さ
せながら染色することを特徴とする。
め、染浴中の染料濃度を時間経過と共に部分的に変化さ
せながら染色することを特徴とする。
【0005】染浴は水溶性ワックス及び水と染料溶液と
からなり、その中にボタンを静置した状態で加温し染色
する。染色開始から徐々に染料が水溶性ワックスに移行
しはじめ、ボタン表面に染着して行くことでグラデーシ
ョンを表現するものである。
からなり、その中にボタンを静置した状態で加温し染色
する。染色開始から徐々に染料が水溶性ワックスに移行
しはじめ、ボタン表面に染着して行くことでグラデーシ
ョンを表現するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0007】図1は、本発明のグラデーションボタンの
平面図であり、ボタンを上面から見ると中心部が未染着
部、ボタンの端に行くにしたがい染着濃度が高い。図2
は該ボタンの側面図であり、ボタン裏面も上面部ボタン
の端の部分と同一に染着している。図3はグラデーショ
ンボタンを染色する際の染浴を表す断面図であり、ボタ
ン、ワックス、染料溶液の関係を表す。
平面図であり、ボタンを上面から見ると中心部が未染着
部、ボタンの端に行くにしたがい染着濃度が高い。図2
は該ボタンの側面図であり、ボタン裏面も上面部ボタン
の端の部分と同一に染着している。図3はグラデーショ
ンボタンを染色する際の染浴を表す断面図であり、ボタ
ン、ワックス、染料溶液の関係を表す。
【0008】図3のグラデーションボタンを染色するた
めの染浴は、水溶性ワックス、水溶性ワックスと水の混
合液、染料溶液と染色助剤の混合液の三層からなる。中
間層のワックスと水の混合液はボタン直径の最大の部分
まで流し入れるのが好ましく、この割合がグラデーショ
ンの幅を決定する一因となる。
めの染浴は、水溶性ワックス、水溶性ワックスと水の混
合液、染料溶液と染色助剤の混合液の三層からなる。中
間層のワックスと水の混合液はボタン直径の最大の部分
まで流し入れるのが好ましく、この割合がグラデーショ
ンの幅を決定する一因となる。
【0009】染浴に使用する容器は例えばステンレス製
等の熱伝導の良いもので底面が平坦な容器を使用し、ボ
タンを整列した場合全てのボタンの高さが一定になるも
のが最も好ましい。
等の熱伝導の良いもので底面が平坦な容器を使用し、ボ
タンを整列した場合全てのボタンの高さが一定になるも
のが最も好ましい。
【0010】製造は次のようにして行なう。
【0011】染浴は水溶性ワックスを流し込む、ボタン
を整列する、水溶性ワックスと水の混合液を流し込む、
染料溶液と染色助剤の混合液を流し込むという手順で作
成する。
を整列する、水溶性ワックスと水の混合液を流し込む、
染料溶液と染色助剤の混合液を流し込むという手順で作
成する。
【0012】染浴全体を加温し、染色を行なう。染浴は
徐々に昇温し、最終的に水の沸点に近い温度で一定の温
度に保持できることが最も好ましく、希望の染色濃度に
達するまで温度を一定に保持しつづける。染色終了後放
冷し、水洗、乾燥を行なう。
徐々に昇温し、最終的に水の沸点に近い温度で一定の温
度に保持できることが最も好ましく、希望の染色濃度に
達するまで温度を一定に保持しつづける。染色終了後放
冷し、水洗、乾燥を行なう。
【0013】
【発明の効果】本発明は、衣服用ボタンにおいて従来表
現しえなかったグラデーションを表現することで今まで
にない新しい感性の商品を市場に提供しうるものであ
る。
現しえなかったグラデーションを表現することで今まで
にない新しい感性の商品を市場に提供しうるものであ
る。
【図1】図1は、本発明のグラデーションボタンの平面
図である。
図である。
【図2】図2は、本発明のグラデーションボタンの側面
図である。
図である。
【図3】図3はグラデーションボタンを染色する際の染
浴を表す断面図である。
浴を表す断面図である。
1−ボタン本体 2−未染着部 3−グラデーション淡色部 4−グラデーション濃色部 5−水溶性ワックス 6−水溶性ワックスと水の混合液 7−染料溶液と染色助剤の混合液 8−ステンレス製容器
Claims (2)
- 【請求項1】染料などの着色剤を使用してボタン表面に
グラデーションを施すことにより、該表面に未着色部、
淡色着色部、濃色着色部を形成することができることを
特徴とするプラスチック製のグラデーションボタン及び
その製造方法 - 【請求項2】各種染料を用いて未着色部と着色部を同一
又は、異色の色調に染色することができることを特徴と
する請求項1に記載のプラスチック製のグラデーシヨン
ボタン及びその製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21770496A JPH1028604A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | グラデーションボタン及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21770496A JPH1028604A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | グラデーションボタン及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028604A true JPH1028604A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16708435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21770496A Pending JPH1028604A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | グラデーションボタン及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028604A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105563863A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-05-11 | 深圳市联星服装辅料有限公司 | 具有渐变色效果的钮扣和制作方法 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP21770496A patent/JPH1028604A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105563863A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-05-11 | 深圳市联星服装辅料有限公司 | 具有渐变色效果的钮扣和制作方法 |
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