JPH10285642A - 無線チャネル割り当て優先度決定方法及び方式 - Google Patents

無線チャネル割り当て優先度決定方法及び方式

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JPH10285642A
JPH10285642A JP9092540A JP9254097A JPH10285642A JP H10285642 A JPH10285642 A JP H10285642A JP 9092540 A JP9092540 A JP 9092540A JP 9254097 A JP9254097 A JP 9254097A JP H10285642 A JPH10285642 A JP H10285642A
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interference wave
wave level
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level measurement
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JP9092540A
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Hirotaka Niitsu
裕貴 新津
Naoyuki Fukuda
直之 福田
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NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の技術において、無線チャネル割り当て優
先度を決定する際に使用するデータに、古いデータを含
んでいる点である。このため、周辺に新しい無線基地局
が増設された場合などによる電波伝搬状況の急激な変化
を、即座に無線チャネル割り当て優先度に反映できない
場合がある。 【解決手段】本発明の無線チャネル割り当て優先度決定
方法は、無線チャネル割り当て優先度を決定する際に必
要な個数分の干渉波レベル測定データを保持し、新たに
干渉波レベルを測定したときは、一番古い干渉波レベル
測定データを消去し、残りの干渉波レベル測定データと
測定した新しい干渉波レベル測定データとを元に無線チ
ャネル割り当て優先度を決める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有効なデータを用
いた無線チャネル割り当て優先度決定方法に関し、特に
移動通信システムの無線チャネル割り当て制御方法にお
ける有効なデータを用いた無線チャネル割り当て優先度
決定方法及び方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線チャネル割り当て優
先度決定方法は、移動通信システムにおいて、周波数利
用効率の向上や無線チャネル配置設計の作業負担低減な
どを目的とした、自律分散ダイナミックチャネル割り当
てを実現するために用いられている。従来の無線チャネ
ル割り当て優先度決定方法の例が、特開昭62−910
33号公報に記載されている。この公報に記載された無
線チャネル割り当て優先度決定方法は、無線チャネル割
り当て要求が発生してから、単に過去の無線チャネルの
使用履歴により割り当て優先度を決定するのではなく、
無線チャネル毎に過去の送信成功率を記憶しその送信成
功率を割り当て優先度としている。
【0003】しかし、無線チャネル割り当て要求が発生
してから割り当てる無線チャネルを選出する方法では、
トラヒックや干渉波の状況により、優先順位の高い無線
チャネルが必ずしも使えるとは限らず無線チャネルの選
出を繰り返さなければならない場合があり、固定でチャ
ネル配置されたシステムに比べ、接続遅延が大きくなる
という問題点があった。この問題を解決するには、無線
基地局が、待ち受け状態の送受信機に対して、使用可能
でかつ割り当て優先度の最も高い無線チャネルを、待機
すべき無線チャネルとして設定する無線チャネル割り当
て方法がある。この無線チャネル割り当て方法での無線
チャネル割り当て優先度決定方法の例が、特開平8−3
3033号公報に記載されている。この公報に記載され
た無線チャネル割り当て優先度決定方法は、干渉波があ
らかじめ設定したしきい値以下の場合は割り当て優先度
を上げ、干渉波があらかじめ設定したしきい値を越えた
場合には割り当て優先度を下げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】問題点は、従来の技術
において、無線チャネル割り当て優先度を決定する際に
使用するデータに、古いデータを含んでいる点である。
このため、周辺に新しい無線基地局が増設された場合な
どによる電波伝搬状況の急激な変化を、即座に無線チャ
ネル割り当て優先度に反映できない場合がある。現在は
電波伝搬状況が悪くなった無線チャネルに対して、その
割り当て優先度が依然高いままになる場合がある。
【0005】その理由は、従来の無線チャネル割り当て
優先度決定方法が、システムの運用開始から現在に至る
までのすべての過去のデータを元にして、無線チャネル
割り当て優先度を決めているからである。過去に蓄積し
たデータが多ければ多いほど、現在の電波伝搬状況の変
化が無線チャネル割り当て優先度に反映されなくなって
しまうからである。
【0006】本発明の目的は、過去に蓄積したデータを
生かしつつ、電波伝搬状況の急激な変化に対応できる無
線チャネル割り当て優先度決定方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の無線チャ
ネル割り当て優先度決定方法は、無線チャネル割り当て
優先度を決定する際に必要な個数分の干渉波レベル測定
データを保持し、新たに干渉波レベルを測定したとき
は、一番古い干渉波レベル測定データを消去し、残りの
干渉波レベル測定データと測定した新しい干渉波レベル
測定データとを元に無線チャネル割り当て優先度を決め
る。より具体的には、無線チャネル割り当て優先度を決
定する際に必要な個数分の干渉波レベル測定データを保
持していたかを判定する手段(図2の202)と、既に
必要な個数分の干渉波レベル測定データを保持していた
場合に一番古い干渉波レベル測定データを消去する手段
(図2の203)と、残りの干渉波レベル測定データと
新しい干渉波レベル測定データとを各無線チャネル毎に
集計する手段(図2の205)を有する。
【0008】また、本発明の第2の無線チャネル割り当
て優先度決定方法は、干渉波レベルを測定する毎には干
渉波レベル測定データを集計しないで、いったん干渉波
レベル測定データを保持する。そして、小計に必要な個
数分の干渉波レベル測定データを保持できたら、保持し
ていた干渉波レベル測定データで一番古い干渉波レベル
測定データから小計個数分を消去し、残りの干渉波レベ
ル測定データと最新の小計個数分の干渉波レベル測定デ
ータを元に無線チャネル割り当て優先度を決定する。よ
り具体的には、小計に必要な個数分の干渉波レベル測定
データを保持できたかを判定する手段(図5の502)
と、小計に必要な個数分の干渉波レベル測定データを保
持できた場合にその小計に必要な個数分の干渉レベル測
定データを各無線チャネル毎に小計する手段(図5の5
03)と、既に無線チャネル割り当て優先度を決定する
際に必要な個数分の干渉波レベル測定データを保持して
いた場合に一番古い干渉波レベル測定データから小計に
必要な個数分の干渉波レベル測定データを消去する手段
(図5の506)と、残りの干渉波レベル測定データと
小計に必要な個数分の最新の干渉波レベル測定データと
を各無線チャネル毎に集計する手段(図5の507)を
有する。
【0009】干渉波レベルを測定したときに、一番古い
干渉波レベル測定データを消去し、常に無線チャネル割
り当て優先度を決定する際に必要な個数分だけの干渉波
レベル測定データを保持して、これらの干渉波レベル測
定データを元に無線チャネル割り当て優先度を決めるの
で、常に現在から一定の期間の干渉波レベル測定データ
を元に無線チャネル割り当て優先度を決定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
[1]構成の説明 次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細
に説明する。
【0011】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、移動機と無線で接続するための送受信機を内蔵
する無線基地局103と、これらの無線基地局を束ねて
制御する基地局制御装置102と、これらの無線基地局
や基地局制御装置などを保守者が維持管理するために使
用する保守運用センター101を含む。
【0012】無線基地局103は、送受信機を制御する
送受信機制御部114を備えている。
【0013】基地局制御装置102は、無線基地局を接
続する無線基地局管理部113と送受信機に割り当てる
無線チャネルを決定するチャネル割り当て制御部112
を備えている。
【0014】保守運用センター101は、基地局制御装
置のチャネル割り当て制御部が決定した無線チャネル割
り当て優先度を保存する割り当て優先度保存部111を
備えている。
【0015】チャネル割り当て制御部112は、未使用
の無線チャネルを使用して干渉波レベルを測定するよう
無線基地局管理部113を経由して送受信機制御部11
4に指示する。
【0016】送受信機制御部114は、チャネル割り当
て制御部112からの指示に従ってすべての無線チャネ
ルの干渉波レベルを測定する。そして、測定したすべて
の干渉波レベルを無線基地局管理部113を経由してチ
ャネル割り当て制御部112に送信する。
【0017】測定したすべての干渉波レベルを受信した
チャネル割り当て制御部112は、保持していた干渉波
レベル測定データの中から一番古い干渉波レベル測定デ
ータを消去し、残りの干渉波レベル測定データと受信し
た新しい干渉波レベル測定データを元に無線チャネル割
り当て優先度を決定する。そして、決定した無線チャネ
ル割り当て優先度を割り当て優先度保存部111に送信
する。
【0018】割り当て優先度保存部111は、チャネル
割り当て制御部112から受信した無線チャネル割り当
て優先度を保存する。 [2]動作の説明 次に、図1、図2、図3の(1)および図4を参照し
て、本発明の実施の形態の動作について説明する。
【0019】保守者は、局建時に、チャネル割り当て制
御部112が無線チャネル割り当て優先度を決定する際
に必要な干渉波レベル測定データの個数(図3の(1)
の「M」(Mは自然数))を決める。
【0020】干渉波レベルを測定する周期間隔が1時間
の場合ならば、無線チャネル割り当て優先度を決定する
際に必要な干渉波レベル測定データの個数「M」を、1
0から200の範囲で設定するのがよい。約半日分から
約一週間分の干渉波レベル測定データを元に無線チャネ
ル割り当て優先度を決定するためである。干渉波レベル
を測定する周期間隔が1時間ではない場合には、その測
定周期間隔に応じて、無線チャネル割り当て優先度を決
定する際に必要な干渉波レベル測定データの個数「M」
を決めればよい。
【0021】チャネル割り当て制御部112は、干渉波
レベルを測定するために、障害中ではない未使用の無線
チャネルを選出する。選出した干渉波レベル測定用無線
チャネルを閉塞し干渉波レベルが測定できる状態にす
る。この無線チャネルを使用した干渉波レベル測定の要
求を送受信機制御部114に送信するよう無線基地局管
理部113に指示する。指示を受けた無線基地局管理部
113は、この要求を送受信機制御部114に送信す
る。この要求により、送受信機制御部114では、指定
された無線チャネルを使って、すべての無線チャネルに
対して干渉波レベルを測定する。測定した結果の干渉波
レベル測定データをチャネル割り当て制御部112に送
信するよう無線基地局管理部113に要求する。必要で
あれば、干渉波レベル測定データを分けて送信要求して
もよい。要求を受けた無線基地局管理部112は、この
干渉波レベル測定データをチャネル割り当て制御部11
2に送信する(201)。
【0022】チャネル割り当て制御部112は、干渉波
レベル測定データを受信すると、無線チャネル割り当て
優先度を決定する際に必要な個数(M個)分の干渉波レ
ベル測定データを既に保持していたかを判定する(20
2)。
【0023】既に必要な個数(M個)分の干渉波レベル
測定データを保持していた場合は、一番古い干渉波レベ
ル測定データを消去する(203)。そして、残りの干
渉波レベル測定データと受信した新しい干渉波レベル測
定データ(図3の(1))とを、各無線チャネル毎に集
計する(205)。その集計結果の良い順から無線チャ
ネルを並べて(図4)、無線チャネル割り当て優先度を
決定する(206)。
【0024】また、まだ必要な個数(M個)分の干渉波
レベル測定データを保持していなかった場合は、保持し
ている個数分だけで、干渉波レベル測定データを各無線
チャネル毎に集計しておく(204)。
【0025】基地局制御装置102に障害が発生して、
決定した無線チャネル割り当て優先度(図4)を消去し
てしまう場合に備えて、チャネル割り当て制御部112
は、決定した無線チャネル割り当て優先度(図4)を割
り当て優先度保存部111に送信する。
【0026】割り当て優先度保存部111は、チャネル
割り当て制御部112から受信した無線チャネル割り当
て優先度を保存し、保守者がいつでもその最新の無線チ
ャネル割り当て優先度を取り出せる状態にする。
【0027】次に、本発明の第1の実施の形態の効果に
ついて説明する。本発明の第1の実施の形態は、常に現
在から一定の期間の干渉波レベル測定データを元に無線
チャネル割り当て優先度を決定するので、過去に蓄積し
たデータを生かしつつ、電波伝搬状況の急激な変化に対
応した無線チャネル割り当て優先度を決定できる。 [1]実施例の構成の説明 本発明の第1の実施の形態の一実施例の構成は、本発明
の実施の形態と同一のため、説明は省略する。 [2]実施例の動作の説明 次に、本発明の第1の実施の形態の一実施例の動作を詳
細に説明する。
【0028】保守者は、局建時に、チャネル割り当て制
御部112が無線チャネル割り当て優先度を決定する際
に必要な干渉波レベル測定データの個数「M」を50に
設定する。
【0029】チャネル割り当て制御部112は、干渉波
レベル測定データを受信すると、無線チャネル割り当て
優先度を決定する際に必要な50個の干渉波レベル測定
データを既に保持していたか判定する(202)。
【0030】既に50個の干渉波レベル測定データを保
持していた場合は、一番古い干渉波レベル測定データを
消去し(203)、残りの49個の干渉波レベル測定デ
ータと受信した新しい干渉波レベル測定データ(図3の
(2))とを、各無線チャネル毎に集計する(20
5)。その集計結果の良い順から無線チャネルを並べて
(図4)、無線チャネル割り当て優先度を決定する(2
06)。
【0031】また、まだ干渉波レベル測定データを50
個保持していなかった場合は、保持している個数分だけ
で干渉波レベル測定データを各無線チャネル毎に集計し
ておく(204)。 [3]発明の他の実施の形態 次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0032】測定したすべての無線チャネルの干渉波レ
ベルを受信したチャネル割り当て制御部112は、保持
した干渉波レベル測定データを小計する。そして、保持
していた干渉波レベル測定データで一番古い干渉波レベ
ル測定データから小計個数分を消去し、残りの干渉波レ
ベル測定データと最新の小計個数分の干渉波レベル測定
データを元に無線チャネル割り当て優先度を決定する点
で第1の実施の形態と異なる。
【0033】本発明の第2の実施の形態の動作を図面を
参照して詳細に説明する。
【0034】図5で示される第2の実施の形態における
501と508の動作は、第1の実施の形態の201と
206の動作と同一のため、説明は省略する。第1の実
施の形態では、干渉波レベルを測定する毎に無線チャネ
ル割り当て優先度を決定するので、保持していた干渉波
レベル測定データで一番古い干渉波レベル測定データを
1個だけ消去して、最新の必要個数分の干渉波レベル測
定データを使った。第2の実施の形態では、干渉波レベ
ルを測定する毎には無線チャネル割り当て優先度を決め
ないので、干渉波レベルを測定しても、小計に必要な干
渉波レベル測定データが保持できるまでは、新しい干渉
波レベル測定データを保持しておく。そこで、保守者
は、局建時に、チャネル割り当て制御部112が無線チ
ャネル割り当て優先度を決定する際に必要な干渉波レベ
ル測定データの個数(図7の(1)の「M」(Mは自然
数))と、小計に必要な干渉波レベル測定データの個数
(図6の(1)の「L」(Lは自然数))を決める。
【0035】無線チャネル割り当て優先度を決定する際
に必要な干渉波レベル測定データの個数「M」は、第1
の実施の形態の「M」と同一のため、「M」の特定の範
囲に関する説明は省略する。干渉波レベルを測定する周
期間隔が1時間ならば、小計に必要な干渉波レベル測定
データの個数「L」は、無線チャネル割り当て優先度を
決定する際に必要な干渉波レベル測定データの個数
「M」より小さい値で、5から100の範囲で設定する
のがよい。1日に4回ぐらいから5日に1回ぐらいの割
合で無線チャネル割り当て優先度を決定するためであ
る。干渉波レベルを測定する周期間隔が1時間ではない
場合には、その測定周期間隔に応じて、小計に必要な干
渉波レベル測定データの個数「L」を決めればよい。
【0036】チャネル割り当て制御部112は、すべて
の無線チャネルに対する干渉波レベル測定データを受信
すると、小計に必要な個数(L個)分の干渉波レベル測
定データを保持できたかを判定する(502)。
【0037】小計に必要な個数(L個)分の干渉波レベ
ル測定データ(図6の(1))を保持できた場合は、そ
の小計に必要な個数(L個)分の干渉波レベル測定デー
タを、各無線チャネル毎に小計する(503)。次に、
無線チャネル割り当て優先度を決定する際に必要な個数
(M個)分の干渉波レベル測定データを既に保持してい
たかを判定する(505)。既に必要な個数(M個)分
の干渉波レベル測定データ(図7の(1))を保持して
いた場合は、一番古い干渉波レベル測定データから小計
に必要な個数(L個)分の干渉波レベル測定データを消
去する(506)。そして、残りの干渉波レベル測定デ
ータ(M−L個)と新しい小計に必要な個数(L個)分
の干渉波レベル測定データとを、各無線チャネル毎に集
計する(507)。
【0038】また、小計に必要な個数(L個)分の干渉
波レベル測定データを保持できなかった場合は、保持し
た個数分だけで、干渉波レベル測定データを各無線チャ
ネル毎に小計しておく(504)。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態の効果に
ついて説明する。本発明の第2の実施の形態は、干渉波
レベルを測定する毎には干渉波レベル測定データを集計
をしないので、第1の実施の形態の効果を保ったまま、
基地局制御装置の処理に要する負荷を軽減できる。
【0040】次に、実施例について説明する。
【0041】保守者は、局建時に、チャネル割り当て制
御部112が小計に必要な干渉波レベル測定データの個
数「L」を10に設定する。無線チャネル割り当て優先
度を決定する際に必要な干渉波レベル測定データの個数
「M」は、第1の実施の形態の一実施例の「M」と同一
の50に設定する。
【0042】チャネル割り当て制御部112は、干渉波
レベル測定データを受信すると、小計に必要な10個の
干渉波レベル測定データを保持できたか判定する(50
2)。
【0043】小計に必要な10個の干渉波レベル測定デ
ータ(図6の(2))を保持できた場合は、その小計に
必要な10個の干渉波レベル測定データを、各無線チャ
ネル毎に小計する(503)。そして、無線チャネル割
り当て優先度を決定する際に必要な50個の干渉波レベ
ル測定データを既に保持していたかを判定する(50
5)。既に50個の干渉波レベル測定データ(図7の
(2))を保持していた場合は、一番古い干渉波レベル
測定データから10個の干渉波レベル測定データを消去
する(506)。次に、残りの40個の干渉波レベル測
定データと小計に必要な最新の10個の干渉波レベル測
定データとを合わせた新しい50個の干渉波レベル測定
データを、各無線チャネル毎に集計する(507)。
【0044】また、小計に必要な10個の干渉波レベル
測定データを保持できなかった場合は、保持した個数分
だけで、干渉波レベル測定データを各無線チャネル毎に
小計しておく(504)。
【0045】本発明の第1および第2の形態では、基地
局制御装置が干渉波レベル測定データを集計する場合に
ついて説明したが、無線基地局が干渉波レベル測定デー
タを集計した結果を基地局制御装置に送信する場合でも
同様な効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】効果は、過去に蓄積したデータを生かし
つつ、電波伝搬状況の急激な変化に対応した無線チャネ
ル割り当て優先度を決定できる。
【0047】その理由は、常に現在から一定の期間の干
渉波レベル測定データを元に無線チャネル割り当て優先
度を決定するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明による実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明による実施の形態の無線チャネルと干渉
波レベルの関係を示す図である。
【図4】本発明による実施の形態の無線チャネルの割り
当て優先度と得点の関係を示す図である。
【図5】本発明による実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明による実施の形態の無線チャネルと干渉
波レベルの関係を示す図である。
【図7】本発明による実施の形態の無線チャネルと得点
の関係を示す図である。
【符号の説明】
101 保守運用センター 102 基地局制御装置 103 無線基地局 111 割り当て優先度保存部 112 チャネル割り当て制御部 113 無線基地局管理部 114 送受信機制御部 201〜206 基地局制御装置の処理手順 501〜508 基地局制御装置の処理手順

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の機能を具備することを特徴とする
    移動通信システムにおける無線チャネル割り当て優先度
    決定方式。 イ)周波数利用効率の向上や無線チャネル配置設計作業
    の負担軽減などを目的にした、自律分散ダイナミックチ
    ャネル割り当て方式などにおいて、無線チャネルを割り
    当てる前に未使用の無線チャネルを使用して、干渉波レ
    ベルを測定する。 ロ)干渉波レベル測定データを元にして、あらかじめ無
    線チャネルの割り当て優先度を決定する。 ハ)無線チャネルの割り当てが必要になった場合、この
    優先度に基づき無線チャネルを割り当てる。
  2. 【請求項2】 前記無線チャネル割り当て優先度を決定
    する際、新に干渉波レベルを測定した後、保持していた
    干渉波レベル測定データで一番古い干渉波レベル測定デ
    ータを1個だけ消去して、最新の必要個数分の干渉波レ
    ベル測定データを使う手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の移動通信システムにおける無線チャネル割
    り当て優先度決定方式。
  3. 【請求項3】 新たに干渉波レベルを測定した後、干渉
    波レベルを測定する毎には無線チャネル割り当て優先度
    を決めないので、小計に必要な干渉波レベル測定データ
    が保持できるまでは、新しい干渉波レベル測定データを
    保持しておき、小計に必要な干渉波レベル測定データが
    保持できれば、保持していた干渉波レベル測定データで
    一番古い干渉波レベル測定データから小計個数分を消去
    し、残りの干渉波レベル測定データと最新の小計個数分
    の干渉波レベル測定データを元に無線チャネル割り当て
    優先度を決定する手段を備えることを特徴とする請求項
    1記載の移動通信システムにおける無線チャネル割り当
    て優先度決定方式。
  4. 【請求項4】 前記無線チャネル割り当て優先度を決定
    する際、干渉波レベルを測定する周期間隔が1時間なら
    ば、無線チャネル割り当て優先度を決定する場合に必要
    な干渉波レベル測定データの個数を、10から200の
    範囲で設定することを特徴とする請求項1ならびに請求
    項2記載の移動通信システムにおける無線チャネル割り
    当て優先度決定方式。
  5. 【請求項5】 前記干渉波レベルを測定する毎には無線
    チャネル割り当て優先度を決めないで、小計に必要な干
    渉波レベル測定データを保持する際、干渉波レベルを測
    定する周期間隔が1時間ならば、小計に必要な干渉波レ
    ベル測定データの個数を、5から100の範囲で設定す
    ることを特徴とする請求項1ならびに請求項3記載の移
    動通信システムにおける無線チャネル割り当て優先度決
    定方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002047318A1 (fr) * 2000-12-04 2002-06-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Controleur de communication et procede
US9088987B2 (en) 2009-01-26 2015-07-21 Canon Kabushiki Kaisha Communication channel determination method and a determination apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002047318A1 (fr) * 2000-12-04 2002-06-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Controleur de communication et procede
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