JPH10284670A - リードフレームの寸法測定方法 - Google Patents

リードフレームの寸法測定方法

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JPH10284670A
JPH10284670A JP10083297A JP10083297A JPH10284670A JP H10284670 A JPH10284670 A JP H10284670A JP 10083297 A JP10083297 A JP 10083297A JP 10083297 A JP10083297 A JP 10083297A JP H10284670 A JPH10284670 A JP H10284670A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレームのインナーリードの幅ないし
インナーリード間の間隔を寸法測定する方法を提供す
る。 【解決手段】 インナーリード先端が一体的に連結した
状態で外形加工されたリードフレームを、撮影手段によ
り撮影し、得られた画像データを画像処理手段にて画像
処理して、リードフレームのインナーリードの幅ないし
インナーリード間の間隔を寸法測定する方法であって、
リードフレームのインナーリード先端の連結部に、位置
決めマークを設けておき、位置決めマークとリードフレ
ームの測定箇所が同一の視野内におさまるように撮影手
段で撮影して画像データを得た後、撮影して得られた画
像データに対し、画像処理手段により画像処理を行い、
処理された画像データ内において、位置決めマークの位
置を認識し、認識された位置決めマークの位置からリー
ドフレームの所望の測定箇所位置を特定し、特定された
測定箇所位置においてリードフレームのインナーリード
幅ないしインナーリード間の間隔を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,リードフレームの
インナーリードの幅ないしインナーリード間の間隔を寸
法測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、電子機器の高性能
化と軽薄短小化の傾向(時流)からLSIのASICに
代表されるように、ますます高集積化、高機能化になっ
ている。これに伴い、外部端子(ピン)の総数の増加と
なり、ますます多端子(ピン)化が求められるようにな
ってきた。多端子(ピン)IC、特にゲートアレイやス
タンダードセルに代表されるASICあるいは、マイコ
ン、DSP(Digital Signal Proc
essor)等の半導体装置化には、リードフレームを
用いたものとしては、QFP(Quad Flat P
ackage)等の表面実装型パッケージが用いられて
おり、QFPでは300ピンクラスのものまでが実用化
に至ってきている。QFPは、図6(b)に示す単層リ
ードフレーム610を用いたもので、図6(a)に示す
ように、ダイパッド611上に半導体素子620を搭載
し、銀めっき、金めっき等の処理がされたインナーリー
ド612の先端部と半導体素子620の端子(電極パッ
ド)621とをワイヤ630にて結線した後に、樹脂6
40で封止し、ダムバー部をカットし、アウターリード
613部をガルウイング状に折り曲げて作製されてい
る。このようなQFPは、パッケージの4方向へ外部回
路と電気的に接続するためのアウターリードを設けた構
造となり、多端子(ピン)化に対応できるものとして開
発されてきた。ここで用いられる単層リードフレーム6
10は、通常、コバール、42合金(42%Ni−
鉄)、銅系合金等の導電性に優れ、且つ強度が大きい金
属板をフオトリソグラフイー技術を用いたエッチング加
工方法やスタンピング法等により、図6(b)に示すよ
うな形状に加工して作製されていた。
【0003】多端子化に伴い、インナーリードピッチ、
インナーリード幅が狭くなるため、図5(a)に示すよ
うに、インナーリード512の先端を互いに連結部51
7で固定した状態にしてリードフレームの外形加工を行
い、ワイヤボンディング用、ダンボンディング用等のめ
っき処理を行い、ポリイミドテープ520にて、インナ
ーリード512間を跨ぐように固定した(図5(b))
後、連結部517をプレスにより切断除去していた。
(図5(c))
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
装置の多端子化に伴い、インナーリードピッチ、インナ
ーリード幅が狭くなり、リードフレームのインナーリー
ド幅、インナーリード間の間隔を寸法測定する際に、正
確に測定することが難しくなってきた。このため、比較
的簡単に、且つ正確に、リードフレームのインナーリー
ド幅、インナーリード間の間隔を寸法測定する方法が求
められていた。本発明は、このような状況のもと、リー
ドフレームのインナーリードの幅ないしインナーリード
間の間隔を寸法測定する方法を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
の寸法測定方法は、インナーリード先端が一体的に連結
した状態で外形加工されたリードフレームを、撮影手段
により撮影し、得られた画像データを画像処理手段にて
画像処理して、リードフレームのインナーリードの幅な
いしインナーリード間の間隔を寸法測定する方法であっ
て、リードフレームのインナーリード先端の連結部に、
位置決めマークを設けておき、位置決めマークとリード
フレームの測定箇所が同一の視野内におさまるように撮
影手段で撮影して画像データを得た後、撮影して得られ
た画像データに対し、画像処理手段により画像処理を行
い、処理された画像データ内において、位置決めマーク
の位置を認識し、認識された位置決めマークの位置から
リードフレームの所望の測定箇所位置を特定し、特定さ
れた測定箇所位置においてリードフレームのインナーリ
ード幅ないしインナーリード間の間隔を求めることを特
徴とするものである。そして、上記における画像処理手
段による画像処理は、撮影して得られた画像データを所
定のしきい値で2値化して2値画像データを得る2値画
像データ作成工程と、2値画像データに対し、値の連結
する領域群に分け、それぞれラベリングするラベリング
処理工程と、ラベリングされた、値の連結する領域群の
中から、最も位置決めマークに近い形状の領域を位置決
めマーク領域として抽出する位置決めマーク領域抽出工
程と、抽出された位置決めマーク領域の重心位置を2値
画像データ内における位置決めマーク位置として求める
位置決めマーク位置特定工程と、2値画像データ内にお
いて特定された位置決めマーク位置を基にして、2値画
像データ内における測定開始位置である第一の箇所P1
と測定終点位置である第二の箇所P2を特定する寸法測
定箇所特定工程と、2値画像データ内において、測定開
始位置である第一の箇所P1と測定終点位置である第二
の箇所P2をたどり、所望の連続する値の画素数をカウ
ントし、所望の連続する値の画素数と、画素のサイズか
らインナーリードの幅ないしインナーリード間隔を求め
る、寸法測定工程とからなることを特徴とするものであ
る。そして、上記における撮影手段による撮影が、照明
手段によりリードフレームに照射された光で、リードフ
レームを透過した透過光、およびまたはリードフレーム
にて反射された反射光による撮影であることを特徴とす
るものである。そしてまた、上記におけるリードフレー
ムの位置決めマークは、リードフレーム素材を貫通加
工、ないし半貫通加工して作製したものであることを特
徴とするものであり、該位置決めマークが、リードフレ
ームの外形加工の際に、加工されるものであることを特
徴とするものである。また、リードフレームの位置決め
マークは、リードフレームの素材表面上に、別に設けら
れたものであることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明のリードフレームの寸法測定方法は、上
記のように構成することにより、比較的簡単に、且つ正
確に、リードフレームのインナーリード幅、インナーリ
ード間の間隔を寸法測定する方法の提供を可能とするも
のである。詳しくは、インナーリード先端が一体的に連
結した状態で外形加工されたリードフレームを、撮影手
段により撮影し、得られた画像データを画像処理手段に
て画像処理して、リードフレームのインナーリードの幅
ないしインナーリード間の間隔を寸法測定する方法であ
って、リードフレームのインナーリード先端の連結部
に、位置決めマークを設けておき、位置決めマークとリ
ードフレームの測定箇所が同一の視野内におさまるよう
に撮影手段で撮影して画像データを得た後、撮影して得
られた画像データに対し、画像処理手段により画像処理
を行い、処理された画像データ内において、位置決めマ
ークの位置を認識し、認識された位置決めマークの位置
からリードフレームの所望の測定箇所位置を特定し、特
定された測定箇所位置においてリードフレームのインナ
ーリード幅ないしインナーリード間の間隔を求めること
により、これを達成している。更に具体的には、画像処
理手段による画像処理は、撮影して得られた画像データ
を所定のしきい値で2値化して2値画像データを得る2
値画像データ作成工程と、2値画像データに対し、値の
連結する領域群に分け、それぞれラベリングするラベリ
ング処理工程と、ラベリングされた、値の連結する領域
群の中から、最も位置決めマークに近い形状の領域を位
置決めマーク領域として抽出する位置決めマーク領域抽
出工程と、抽出された位置決めマーク領域の重心位置を
2値画像データ内における位置決めマーク位置として求
める位置決めマーク位置特定工程と、2値画像データ内
において特定された位置決めマーク位置を基にして、2
値画像データ内における測定開始位置である第一の箇所
P1と測定終点位置である第二の箇所P2を特定する寸
法測定箇所特定工程と、2値画像データ内において、測
定開始位置である第一の箇所P1と測定終点位置である
第二の箇所P2をたどり、所望の連続する値の画素数を
カウントし、所望の連続する値の画素数と、画素のサイ
ズからインナーリードの幅ないしインナーリード間隔を
求める、寸法測定工程とからなることにより、これを達
成している。リードフレームの位置決めマークは、リー
ドフレーム素材を貫通加工、ないし半貫通加工して作製
したもので、リードフレームの外形加工の際に、同時に
加工されたものとすることにより、別に、位置決めマー
ク作製の工程を設ける必要がない。また、位置決めマー
クは、リードフレームの素材表面上に、別に設けられた
ものでも良い。そして、撮影手段による撮影は、照明手
段によりリードフレームに照射された光で、リードフレ
ームを透過した透過光、およびまたはリードフレームに
て反射された反射光によもので、リードフレーム素材を
貫通させて位置決めマークを設けた場合は、透過光、お
よびまたは反射光で撮影でき、半貫通加工により位置決
めマークを設けた場合や、リードフレームの素材表面上
に、別に位置決めマークを設けた場合には、反射光のみ
で撮影する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のリードフレームの寸法測
定方法を、図1にもとづいて説明する。図1は、本発明
のリードフレームの寸法測定方法のフローを示した工程
図で、図2は、本発明のリードフレームの寸法測定方法
を行うための装置の概略構成図であり、図3(a)はリ
ードフレームのインナーリード先端の一部拡大図であ
り、図3(b)は図3(a)におけるB0部をさらに拡
大して示した図であり、図4(a)は撮影された画像デ
ータを示したもので、図4(b)は図4(a)のP1−
P2における2値画像データを画素単位で示したもので
ある。図2、図3中、100は撮影装置、110はCC
Dカメラ、120は顕微鏡レンズ、130はカメラスタ
ンド、140は光ファイバー、150はハロゲン光源、
160はリードフレーム(試料)、161はダイパッ
ド、161Aは吊りリード、162はインナーリード、
167は連結部、168は位置決めマーク、170は試
料台、180は画像処理部、190はテレビモニターで
ある。本発明のリードフレームの寸法測定方法は、イン
ナーリード先端が一体的に連結した状態で外形加工され
たリードフレームを、撮影し、得られた画像データを画
像処理して、リードフレームのインナーリードの幅ない
しインナーリード間の間隔を寸法測定する方法である。
リードフレームを撮影する前に、図3に示すように、あ
らかじめ、リードフレームのインナーリード162先端
の連結部167に、位置決めマーク168を設けてお
く。(S110) 図3の位置決めマーク168は、リードフレーム160
の外形加工の際に形成した貫通丸孔であるが、半貫通孔
でも良いし、孔形状も特に丸孔に限定はされない。ま
た、外形加工の際には位置決めマークを形成せず、後に
形成しても良く、場合によっては、後にリードフレーム
素材とは別のものでリードフレームの連結部の表面部に
設けても良い。そして、リードフレームを図2に示す撮
影装置100の試料台170に置き、位置決めマーク1
68とリードフレームの測定箇所が、図4(a)に示す
ように、同一の視野内におさまるように、CCDカメラ
110にて撮影する。(S120) 400は撮影された画像データである。尚、図4(a)
においては、位置決めマーク168が1つであるが、必
要に応じて、複数個設けても良い。図2に示す装置の場
合は、撮影は顕微鏡レンズ120を介して、CCDカメ
ラ110にて撮影するが、照明としては、顕微鏡レンズ
の方向に落射照明を用いており、リードフレームからの
反射光にて撮影しているが、撮影はこれに限定はされな
い。連結部167の位置決めマーク168が貫通丸孔で
ある場合には、透過光照明による撮影でも良い。図2に
示す装置100においては、照明の光源としてハロゲン
光源150等が用いられ、光ファイバー140にて、顕
微鏡レンズ120に導いている。
【0008】次いで、撮影して得られた画像データ40
0に対し、画像処理部(図2の180)により画像処理
を行い、所望の箇所におけるインナーリード幅ないしイ
ンナーリード間の間隔を求める。(S130) 以下、画像処理S130の1例を挙げて、さらに詳しく
説明する。先ず、撮影して得られた画像データを、所定
のしきい値で2値化し、2値画像データを得る。(S1
31) 図2に示す装置では、落射照明からの反射光を、顕微鏡
レンズ120を介して、CCDカメラ110にて撮影し
ているため、リードフレームの平坦部では反射光強度は
大で、それ以外の箇所においては小となるため、所定の
しきい値で2値化して、位置決めマークを含む、リード
フレームの形状を2値化データにて表すことができる。
【0009】次いで、2値画像データに対し、値の連結
する領域群に分け、それぞれラベリングするラベリング
処理を行う。(S132) 次いで、ラベリングされた、値の連結する領域群から、
最も位置決めマークに近い形状の領域を抽出する。(S
133) リードフレーム形状に2値化されるため、いくつかの値
の連結する領域をもつが、このうち、位置決めマークは
その形状に特徴をもたせており、位置決めマーク領域を
特定することができる。例えば、図3に示すように位置
決めマークが貫通丸孔である場合は、円形となるため、
そのX、Y方向等の画素数から、形状を特定できる。次
いで、2値画像データ内におけるこの位置決めマーク領
域の重心位置を位置決めマーク位置として求める。(S
134)) 同様に、その領域のX、Y方向等の画素数から、中心位
置を特定できる。
【0010】尚、図4(a)に示すように、1視野内の
位置決めマークは1つであるが、必要に応じて複数個用
いても良い。そして、求められた位置決めマーク位置を
基にして、2値画像データ内における測定開始位置であ
る第一の箇所P1と測定終点位置である第二の箇所P2
を特定する。(S135)) 第一の箇所P1、第二の箇所P2間が測定位置である。
【0011】次いで、2値画像データ内において、第一
の箇所P1と測定終点位置である第二の箇所P2をたど
り、連続する値の画素数をカウントし、連続する値の画
素数と、画素のサイズからインナーリードの幅ないしイ
ンナーリード間隔を求める。(S136) 図2に示す装置にて撮影した画像データから2値化デー
タを得る場合、2値化データ作製において、所定しきい
値より大のものを1とした場合には、リードフレームの
平坦部の幅が1の連続する画素数として求められる。撮
影により、図4(a)に示すような画像データが得られ
た場合、2値化データにおいては、P1、P2間は例え
ば、図4(b)のようになる。図4(b)の場合、P1
からP2にたどるには、値0画素を連続して2ケ、値1
画素を連続して4ケとおることとなり、これより、2画
素分の幅が、インナーリード間の間隔として、4画素分
の幅がインナーリード幅として得られる。このようにし
て、リードフレームの所定の位置におけるインナーリー
ド幅ないしインナーリード間の間隔を寸法測定できる。
【0012】画像処理S130については、上記のS1
31〜S136に示す処理例に、限定されない。例え
ば、2値化データを作成する前の元の画像データを用い
て1画素よりも細かい精度で寸法を測定しても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記のように、比較的簡単
に、且つ正確に、リードフレームのインナーリード幅、
インナーリード間の間隔を寸法測定する方法の提供を可
能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードフレームの寸法測定方法のフロ
ーを示した工程図
【図2】本発明のリードフレームの寸法測定方法を行う
ための装置の概略構成図
【図3】リードフレームのインナーリード先端の図
【図4】図4(a)は撮影された画像データを示した
図、図4(b)は図4(a)のP1−P2における2値
画像データを画素単位で示した図
【図5】連結部を持つリードフレームの処理工程を説明
するための図
【図6】QFPタイプの半導体装置とリードフレームの
【符号の説明】
100 撮影装置 110 CCDカメラ 120 顕微鏡レンズ 130 カメラスタンド 140 光ファイバー 150 ハロゲン光源 160 リードフレーム(試料) 161 ダイパッド 161A 吊りリード 162 インナーリード 167 連結部 168 位置決めマーク 170 試料台 180 画像処理部 190 テレビモニター 510 リードフレーム 511 ダイパッド 511A 吊りリード 512 インナーリード 517 連結部 520 ポリイミドテープ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーリード先端が一体的に連結した
    状態で外形加工されたリードフレームを、撮影手段によ
    り撮影し、得られた画像データを画像処理手段にて画像
    処理して、リードフレームのインナーリードの幅ないし
    インナーリード間の間隔を寸法測定する方法であって、
    リードフレームのインナーリード先端の連結部に、位置
    決めマークを設けておき、位置決めマークとリードフレ
    ームの測定箇所が同一の視野内におさまるように撮影手
    段で撮影して画像データを得た後、撮影して得られた画
    像データに対し、画像処理手段により画像処理を行い、
    処理された画像データ内において、位置決めマークの位
    置を認識し、認識された位置決めマークの位置からリー
    ドフレームの所望の測定箇所位置を特定し、特定された
    測定箇所位置においてリードフレームのインナーリード
    幅ないしインナーリード間の間隔を求めることを特徴と
    するリードフレームの寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1における画像処理手段による画
    像処理は、撮影して得られた画像データを所定のしきい
    値で2値化して2値画像データを得る2値画像データ作
    成工程と、2値画像データに対し、値の連結する領域群
    に分け、それぞれラベリングするラベリング処理工程
    と、ラベリングされた、値の連結する領域群の中から、
    最も位置決めマークに近い形状の領域を位置決めマーク
    領域として抽出する位置決めマーク領域抽出工程と、抽
    出された位置決めマーク領域の重心位置を2値画像デー
    タ内における位置決めマーク位置として求める位置決め
    マーク位置特定工程と、2値画像データ内において特定
    された位置決めマーク位置を基にして、2値画像データ
    内における測定開始位置である第一の箇所P1と測定終
    点位置である第二の箇所P2を特定する寸法測定箇所特
    定工程と、2値画像データ内において、測定開始位置で
    ある第一の箇所P1と測定終点位置である第二の箇所P
    2をたどり、所望の連続する値の画素数をカウントし、
    所望の連続する値の画素数と、画素のサイズからインナ
    ーリードの幅ないしインナーリード間隔を求める、寸法
    測定工程とからなることを特徴とするリードフレームの
    寸法測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2における撮影手段によ
    る撮影が、照明手段によりリードフレームに照射された
    光で、リードフレームを透過した透過光、およびまたは
    リードフレームにて反射された反射光による撮影である
    ことを特徴とするリードフレームの寸法測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3におけるリードフレー
    ムの位置決めマークは、リードフレーム素材を貫通加
    工、ないし半貫通加工して作製したものであることを特
    徴とするリードフレームの寸法測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、位置決めマークは、
    リードフレームの外形加工の際に、加工されるものであ
    ることを特徴とするリードフレームの寸法測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3におけるリードフレー
    ムの位置決めマークは、リードフレームの素材表面上
    に、別に設けられたものであることを特徴とするリード
    フレームの寸法測定方法。
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