JPH10284408A - 露光方法 - Google Patents

露光方法

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JPH10284408A
JPH10284408A JP9105240A JP10524097A JPH10284408A JP H10284408 A JPH10284408 A JP H10284408A JP 9105240 A JP9105240 A JP 9105240A JP 10524097 A JP10524097 A JP 10524097A JP H10284408 A JPH10284408 A JP H10284408A
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pattern
exposure
reticle
wafer
shot
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JP9105240A
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Hidemi Kawai
秀実 川井
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスティッチング露光法に比べてスルー
プットを向上させる。 【解決手段】 図4(A)に示されるチップパターンC
P2を感応基板上に形成する場合、図4(B)に示され
るように、感応基板上に形成すべきパターン領域(CP
2)に対応した原画パターンを第1方向(X方向)に沿
って複数(例えば3つ)に分割した分割パターン(RP
4、RP5、RP6)が第1方向に直交する第2方向
(Y方向)に沿って順次隣接配置されたマスク(R2)
を用意し、このマスク(R2)上の全分割パターン(P
A2)を1ショットの露光にて感応基板上の異なる領域
に繰り返し露光する。この場合、例えば、図4(C)に
示されるように、5ショットの露光で斜線が施された所
望のパターン領域(CP2)を3パターン分形成するこ
とができ、9回の露光が必要であった従来技術と比べス
ループットが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光方法に係り、更
に詳しくは、半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(C
CD)等のデバイスを製造するためのリソグラフィ工程
で用いられる露光装置に適用して好適な露光方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、液晶表示素子、
CCD等をリソグラフィ工程で製造するに際しては、マ
スク又はレチクル(以下、「レチクル」と総称する)に
形成されたパターンを投影光学系を介してレジストが塗
布されたウエハ又はガラスプレート等の基板(以下、
「ウエハ」と総称する)上に露光転写する投影露光装置
が用いられている。この種の投影露光装置としては、ス
テップ・アンド・リピート方式の縮小投影露光装置(い
わゆるステッパー)や、ステップ・アンド・スキャン方
式の走査型露光装置等が比較的多く用いられている。
【0003】これらの投影露光装置では、ウエハが搭載
されたウエハステージを順次ステッピングさせつつ、レ
チクルに形成されたパターンをウエハ上の異なる領域に
順次露光転写する。この場合において、走査型露光装置
では、露光の際には、ウエハステージとレチクルが搭載
されたレチクルステージとが相対走査されるが、ウエハ
ステージを順次ステッピングさせる点においては同じで
ある。
【0004】ところで、ウエハ上に形成すべきパターン
によっては、露光装置の露光範囲(投影光学系の露光フ
ィールド)よりも、露光したいパターン領域の方が大き
い場合があり、このような場合には、スティッチングと
呼ばれるウエハ上に形成すべきパターンを複数に分割し
てウエハ上の隣接部に順次露光し、繋ぎ合わせる露光方
法が採用される。このスティッチングは液晶用露光装置
では、比較的多く用いられている。
【0005】ここで、従来のスティッチング露光の方法
について、具体的に説明する。一例として、CCDデバ
イス等において見られるような極端に細長いデバイスを
製造する場合について説明する。この場合、図7に示さ
れるようにチップCP1の長さが長いため、投影光学系
の露光フィールドEFをはみ出している。この場合、図
8に示されるように露光すべきチップパターン(以下、
デバイスパターンともいう)をその長手方向(Y方向)
に沿って複数(ここでは3つ)に分割し、この分割した
各パターンに対応する原画パターン(分割パターン)R
P1、RP2、RP3をレチクルR上に所定間隔で並べ
て配置する。そして、露光の際には、図9(A)に示さ
れるように、まずレチクルR上の分割パターンRP1を
照明してAパターンを、ステップアンドリピート方式で
ウエハW上のX方向の隣接領域に順次露光し、次いでウ
エハWを所定量XY方向に移動するとともに、照明領域
を規定するブラインドの設定を変更した後、レチクルR
上の分割パターンRP2を照明してBパターンをステッ
プアンドリピート方式で先にAパターンを露光した領域
の−Y方向の隣接領域に順次露光し(図9(B)参
照)、最後に、ウエハWを所定量XY方向に移動すると
ともに、照明領域を規定するブラインドの設定を変更し
た後、レチクルR上の分割パターンRP3を照明してC
パターンをステップアンドリピート方式で先にBパター
ンを露光した領域の−Y方向の隣接領域に順次露光す
る。
【0006】このようにしてAパターンの露光、Bパタ
ーンの露光、Cパターンの露光を行うことにより、図9
(C)に示されるように、所望のパターンをウエハW上
に形成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスティッチング露光にあっては、図9(A)〜
(C)から明らかなように、1個のチップを形成するた
めに分割パターンの個数と同じ回数(上記の例の場合は
3回)の露光を要するために、露光工程におけるスルー
プットが良くないという不都合があった。
【0008】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたもので、請求項1及び2に記載の発明
の目的は、パターンを繋ぎあわせるにもかかわらず、従
来のスティッチング露光法に比べてスループットを向上
させることが可能な露光方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マスクに形成されたパターンを感応基板上に露光す
ることにより、前記感応基板上に所望のパターン領域を
形成する露光方法において、前記感応基板上に形成すべ
きパターン領域に対応した原画パターンを第1方向に沿
って複数に分割した分割パターンが前記第1方向に直交
する第2方向に沿って順次隣接配置されたマスクを用意
し、前記感応基板上の異なる位置に前記マスク上の全分
割パターンを1ショットの露光にて順次繰り返し露光
し、前記所望のパターン領域を複数形成することを特徴
とする。
【0010】これによれば、例えば、感応基板上に図7
に示されるようなY方向に細長いパターン領域(CP
1)を形成する場合、図3(A)に示されるように、感
応基板上に形成すべきパターン領域(CP1)に対応し
た原画パターンを第1方向(Y方向)に沿って複数(例
えば3つ)に分割した分割パターン(RP1、RP2、
RP3)が第1方向(Y方向)に直交する第2方向(X
方向)に沿って順次隣接配置されたマスク(R1)を用
意し、感応基板上の異なる位置にマスク(R1)上の全
分割パターン(PA1)を1ショットの露光にて順次繰
り返し露光し、この結果、例えば、図3(B)に示され
るように、斜線が施された所望のパターン領域(CP
1)を複数形成する。
【0011】この図3(B)の場合は、第1ショットW
P1から第5ショットWP5までの5回の露光で、所望
のパターン領域(CP1)が3パターン形成されてい
る。
【0012】このように、本発明によれば、パターン領
域CP1の全分割パターンを1ショットにて露光するの
で、分割パターン毎に1回の露光を行っていた従来技術
に比べてスループットが向上することは明らかである。
ちなみに、パターン領域(CP1)を3パターン分形成
するためには、従来は9回(9ショット)の露光が必要
であった。
【0013】勿論、図4(A)に示されるようなチップ
パターンCP2を感応基板上に形成する場合には、図4
(B)に示されるように、感応基板上に形成すべきパタ
ーン領域(CP2)に対応した原画パターンを第1方向
(X方向)に沿って複数(例えば3つ)に分割した分割
パターン(RP4、RP5、RP6)が第1方向に直交
する第2方向(Y方向)に沿って順次隣接配置されたマ
スク(R2)を用意し、このマスク(R2)上の全分割
パターン(PA2)を1ショットの露光にて感応基板上
の異なる領域に繰り返し露光すれば良い。この場合も、
例えば、図4(C)に示されるように、5ショットの露
光で斜線が施された所望のパターン領域(CP2)を3
パターン分形成することができ、9回の露光が必要であ
った従来技術と比べスループットが向上する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の露光方法において、前記感応基板上の前記マスク上の
全分割パターンが露光される任意のショット領域に対
し、該ショット領域の前記第1方向に隣接するショット
領域は前記第2方向に前記分割パターンの第2方向の長
さに応じた距離分位置ずれした位置になるように、ショ
ットの位置関係が定められていることを特徴とする。
【0015】これによれば、請求項1に記載の発明で用
意したマスク(R1又はR2等)上の全分割パターン
(PA1又はPA2等)を順次1ショットの露光にて感
応基板上に露光するが、この場合、マスク上の全分割パ
ターンを露光すべきショット間の位置関係として、ある
ショット領域に対し、該ショット領域の前記第1方向に
隣接するショット領域は前記第2方向に前記分割パター
ンの第2方向の長さに応じた距離分位置ずれした位置に
なるように定められた露光マップに従って露光が行われ
る。従って、例えば露光マップを図3(B)又は(図4
(C)の如く定めておくと、上記と同様に、5ショット
の露光にて3パターンを形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
《第1の実施形態》以下、本発明の第1の実施形態を図
1ないし図3及び図7に基づいて説明する。
【0017】図1には、本発明に係る露光方法を実施す
るための走査型露光装置100の概略的な構成が示され
ている。この走査型露光装置100は、いわゆるステッ
プ・アンド・スキャン露光方式の投影露光装置である。
【0018】この走査型露光装置100は、光源1及び
照明光学系(2、3、5〜7)を含む照明系、マスクと
してのレチクルRを保持するレチクルステージRST、
投影光学系PL、感応基板としてのウエハWを保持する
ウエハステージWSTを有するステージ装置10、及び
これらの制御系等を備えている。
【0019】前記照明系は、光源1、コリメータレン
ズ、フライアイレンズ等(いずれも図示せず)からなる
照度均一化光学系2、リレーレンズ3、レチクルブライ
ンド5、リレーレンズ6及びダイクロイックミラー7
(この内、照度均一化光学系2、リレーレンズ3、レチ
クルブラインド5、リレーレンズ6及びダイクロイック
ミラー7によって照明光学系が構成される)等を含んで
構成されている。
【0020】ここで、この照明系の構成各部についてそ
の作用とともに説明すると、光源1で発生した照明光I
Lは不図示のシャッターを通過した後、照度均一化光学
系2により照度分布がほぼ均一な光束に変換される。照
明光ILとしては、例えばKrFエキシマレーザ光やA
rFエキシマレーザ光等のエキシマレーザ光、銅蒸気レ
ーザやYAGレーザの高調波、あるいは超高圧水銀ラン
プからの紫外域の輝線(g線、i線等)等が用いられ
る。
【0021】照度均一化光学系2から水平に射出された
光束は、リレーレンズ3を介して、レチクルブラインド
5に達する。このレチクルブラインド5は、レチクルR
のパターン形成面及びウエハWの露光面と光学的に共役
な面に配置されている。このレチクルブラインド5は、
ここでは2枚のL字型の可動遮光板から構成され、各可
動遮光板がモータ等のブラインド駆動機構22A、22
Bによって図1のXZ平面内で駆動され、これによって
ブラインド5の開口部の大きさ(スリット幅等)が調整
可能とされている。ブラインド駆動機構22A、22B
は、装置全体を統括的に制御する主制御装置20によっ
て制御されるようになっている。主制御装置20では、
ブラインド駆動機構22A、22Bを介してブラインド
5の開口部の大きさを調整することにより、レチクルR
を照明するスリット状の照明領域IAR(図2参照)を
任意の形状及び大きさに設定する。
【0022】レチクルブラインド5を通過した光束は、
リレーレンズ6を通過してダイクロイックミラー7に至
り、ここで鉛直下方に折り曲げられて回路パターン等が
描かれたレチクルRの照明領域IAR部分を照明する。
【0023】前記レチクルステージRST上にはレチク
ルRが、例えば真空吸着により固定されている。レチク
ルステージRSTは、レチクルRの位置決めのため、照
明光学系の光軸IX(後述する投影光学系PLの光軸A
Xに一致)に垂直な平面内で2次元的に(X軸方向及び
これに直交するY軸方向及びXY平面に直交するZ軸回
りの回転方向に)微少駆動可能に構成されている。
【0024】また、このレチクルステージRSTは、リ
ニアモータ等で構成されたレチクル駆動部(図示省略)
により、所定の走査方向(ここでは、Y方向)に指定さ
れた走査速度で移動可能となっている。このレチクルス
テージRSTは、レチクルRの全面が少なくとも照明光
学系の光軸IXを横切ることができるだけの移動ストロ
ークを有している。
【0025】レチクルステージRSTの端部にはレチク
ルレーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」という)1
6からのレーザビームを反射する移動鏡15が固定され
ており、レチクルステージRSTのステージ移動面内の
位置はレチクル干渉計16によって、例えば数nm程度
の分解能で常時検出される。ここで、実際には、レチク
ルステージRST上には走査方向に直交する反射面を有
する移動鏡と非走査方向に直交する反射面を有する移動
鏡とが設けられ、これに対応してレチクル干渉計も走査
方向位置計測用の干渉計と非走査方向位置計測用の干渉
計とが設けられているが、図1ではこれらが代表的に移
動鏡15、レチクル干渉計16として示されている。
【0026】レチクル干渉計16からのレチクルステー
ジRSTの位置情報はステージ制御系19に送られ、ス
テージ制御系19はレチクルステージRSTの位置情報
に基づいてレチクル駆動部(図示省略)を介してレチク
ルステージRSTを駆動する。
【0027】なお、不図示のレチクルアライメント系に
より所定の基準位置にレチクルRが精度良く位置決めさ
れるように、レチクルステージRSTの初期位置が決定
されるため、移動鏡15の位置をレチクル干渉計16で
測定するだけでレチクルRの位置を十分高精度に測定し
たことになる。
【0028】前記投影光学系PLは、レチクルステージ
RSTの図1における下方に配置され、その光軸AX
(照明光学系の光軸IXに一致)の方向がZ軸方向とさ
れ、ここでは両側テレセントリックで所定の縮小倍率β
(例えば1/5、又は1/4)を有する屈折光学系が使
用されている。このため、照明光学系からの照明光IL
によってレチクルRの照明領域IARが照明されると、
このレチクルRを通過した照明光ILにより、投影光学
系PLを介してレチクルRの回路パターンの縮小像が表
面にレジストが塗布されたウエハW上に形成される。
【0029】前記ステージ装置10は、投影光学系PL
の図1における下方に配置され、不図示のベース上をX
Y2次元方向に移動するウエハステージWSTと、この
ウエハステージWST上に搭載されたウエハホルダ9と
を備えている。
【0030】ウエハホルダ9上にはウエハWが真空吸着
されている。ウエハホルダ9は不図示の駆動部により、
投影光学系PLの最良結像面に対し、任意方向に傾斜可
能で、かつ投影光学系PLの光軸AX方向(Z方向)に
微動が可能に構成されている。また、このウエハホルダ
9は光軸AX回りの回転動作も可能になっている。
【0031】ウエハステージWSTは走査方向(Y方
向)の移動のみならず、ウエハW上の複数のショット領
域を前記照明領域IARと共役な露光領域に位置させる
ことができるように、走査方向に垂直な方向(X方向)
にも移動可能に構成されており、ウエハW上の各ショッ
ト領域を走査(スキャン)露光する動作と、次のショッ
トの露光開始位置まで移動する動作とを繰り返すステッ
プ・アンド・スキャン動作を行う。このウエハステージ
WSTはモータ等のウエハステージ駆動部(図示省略)
によりXY2次元方向に駆動される。
【0032】ウエハステージWSTの端部にはウエハレ
ーザ干渉計(以下、「ウエハ干渉計」という)18から
のレーザビームを反射する移動鏡17が固定され、ウエ
ハステージWSTのXY平面内での位置はウエハ干渉計
18によって、例えば数nm程度の分解能で常時検出さ
れている。ここで、実際には、ウエハステージWST上
には、走査方向に直交する反射面を有するY移動鏡と非
走査方向に直交する反射面を有するX移動鏡とが設けら
れ、これに対応してウエハ干渉計もY軸方向位置計測用
のY干渉計とX軸方向位置計測用のX干渉計とが設けら
れているが、図1ではこれらが代表的に移動鏡17、ウ
エハ干渉計18として示されている。ウエハステージW
STの位置情報(又は速度情報)はステージ制御系19
に送られ、ステージ制御系19はこの位置情報(又は速
度情報)に基づいてウエハステージWSTを制御する。
【0033】本実施形態の走査型露光装置100におい
ては、図2に示されるように、レチクルRの走査方向
(Y方向)に対して垂直な方向に長手方向を有する長方
形(スリット状)の照明領域IARでレチクルRが照明
され、レチクルRは露光時に−Y方向に速度VR で走査
(スキャン)される。照明領域IAR(中心は光軸AX
とほぼ一致)は投影光学系PLを介してウエハW上に投
影され、スリット状の露光領域IAが形成される。ウエ
ハWはレチクルRとは倒立結像関係にあるため、ウエハ
Wは速度VR の方向とは反対方向(+Y方向)にレチク
ルRに同期して速度VW で走査され、ウエハW上のショ
ット領域SAの全面が露光可能となっている。走査速度
の比VW /VR は正確に投影光学系PLの縮小倍率に応
じたものになっており、レチクルRのパターン領域PA
のパターンがウエハW上のショット領域SA上に正確に
縮小転写される。照明領域IARの長手方向の幅は、レ
チクルR上のパターン領域PAよりも広く、遮光領域S
Tの最大幅よりも狭くなるように設定され、走査(スキ
ャン)することによりパターン領域PA全面が照明され
るようになっている。
【0034】図1に戻り、投影光学系PLの側面には、
ウエハW上の各ショット領域に付設されたアライメント
マーク(ウエハマーク)の位置を検出するためのオフ・
アクシス方式のアライメント顕微鏡8が設けられ、その
アライメント顕微鏡8の計測結果が、装置全体の動作を
制御する主制御装置20に供給され、主制御装置20で
は、ウエハマークの計測された位置よりウエハW上のシ
ョット領域の配列座標を例えば特開昭61−44429
号公報に開示されるような最小自乗法を用いた統計演算
の手法により算出する。アライメント顕微鏡8として
は、本実施形態では高倍率の画像処理方式のものが用い
られている。
【0035】また、図1の装置には、投影光学系PLの
最良結像面に向けてピンホール、あるいはスリット像を
形成するための結像光束を光軸AX方向に対して斜め方
向より供給する照射光学系13と、その結像光束のウエ
ハWの表面での反射光束をスリットを介して受光する受
光光学系14とから成る斜入射方式のウエハ位置検出系
(焦点検出系)が、投影光学系PLを支える支持部(図
示省略)に固定されている。このウエハ位置検出系の構
成等については、例えば特開昭60−168112号公
報に開示されており、ウエハ表面の結像面に対する上下
方向(Z方向)の位置偏差を検出し、ウエハWと投影光
学系PLとが所定の間隔を保つようにウエハホルダ9を
Z方向に駆動するために用いられる。ウエハ位置検出系
からのウエハ位置情報は、主制御装置20を介してステ
ージ制御系19に送られる。ステージ制御系19はこの
ウエハ位置情報に基づいてウエハホルダ9をZ方向に駆
動する。
【0036】次に、上述のようにして構成された走査型
露光装置100により、本発明に係る露光方法を実施す
る場合について説明する。
【0037】まず、最初に、前述した図7に示される細
長いチップパターンCP1をウエハW上に形成する場合
について説明する。
【0038】この場合、図3(A)に示されるような、
チップパターンCP1を長手方向(ここではY方向とす
る)に沿って3分割(3等分)したパターンに対応する
分割パターンRP1、RP2、RP3が非走査方向(X
方向)に隣接して配置されて成るパターン領域PA1が
形成されたレチクルR1を予め作製する。
【0039】そして、このレチクルR1が不図示のレチ
クル搬送系によってレチクルステージRST上に載置さ
れ、レチクルアライメントが行われ、主制御装置20に
よってブラインド駆動機構22A、22Bが制御され、
照明領域IARの非走査方向の幅がパターン領域PA1
とほぼ同じになるように設定された段階で、露光開始の
準備が終了する。そして、主制御装置20により次のよ
うにしてステップ・アンド・スキャン方式の露光が行わ
れる。なお、ここでは、第1層目の露光について説明す
るので、ウエハWのアライメント(回転位置合わせのた
めのグローバルアライメントを除く)は不要である。
【0040】まず、主制御装置20では、前述した如く
して、ファーストショットの走査露光を行う。これによ
り、ウエハW上に図3(B)に示されるようなデバイス
パターンWP1が転写形成される。このデバイスパター
ンWP1は、レチクルR1上のパターン領域PA1のパ
ターンを縮小投影したものであり、分割パターンRP
1、RP2、RP3を1度に(1ショットで)露光した
ものである。
【0041】次に、セカンドショットの露光を行うが、
これに先立って、主制御装置20では干渉計18の計測
値をモニタしつつステージ制御系19を介してウエハス
テージWSTをセカンドショットの走査開始位置(助走
開始位置)にステップ移動させる。このステップ移動の
際、ウエハステージWSTは、+Y方向に所定距離移動
されると共に、分割パターンPR1のX方向長さ(分割
パターンPR2、PR3のX方向長さもこれと同じ)の
β倍だけ+X方向にも移動される。この状態でセカンド
ショットの走査露光が行われると、ウエハW上に図3
(B)に示されるようなデバイスパターンWP2が転写
形成される。
【0042】以後、同様にして、ウエハステージのステ
ッピング(分割パターンPR1のX方向長さのβ倍のX
方向移動を伴う)と、走査露光が繰り返し行われ、ウエ
ハW上に、図3(B)に示されるようなデバイスパター
ンWP3、WP4、WP5が順次転写形成される。
【0043】この図3(B)を見ると、5回の露光で所
望のチップパターンCP1(Aパターン、Bパターン、
CパターンがY方向に連続して形成されたパターン)
が、3個ウエハW上に形成されていることがわかる。
【0044】従来のスティッチングによる露光方法で
は、チップパターンCP1を3個形成するためには、各
分割パターンの露光をそれぞれ3回、合計9回の露光を
行う必要があり、しかもAパターンの露光終了後にブラ
インドの設定を変更してBパターンの露光を行い、ま
た、Bパターンの露光終了後にブラインドの設定を変更
してCパターンの露光を行う必要があった。
【0045】これより、本実施形態の露光方法によれ
ば、ブラインド設定の変更が不要で、しかも露光回数も
減少(上記の例では、9回から5回に減少)するため、
スループットを大幅に向上させることができることは明
らかである。
【0046】ここで、図3を用いて説明したスティッチ
ング露光方法は、例えば、CCDデバイス等において見
られる極端に細長いデバイスを製造する際に好適に適用
できるものである。
【0047】《第2の実施形態》次に、本発明の第2の
実施形態について図4に基づいて説明する。この第2の
実施形態においても前述した第1の実施形態で説明した
走査型露光装置100が用いられる。
【0048】この第2の実施形態は、図4(A)に示さ
れるようなほぼ正方形のチップパターンCP2を露光す
る場合に、投影光学系PLの露光フィールドの幅が小さ
いため、1回(1ショット)の露光では露光が困難な場
合の露光方法についてのものである。これは、次のよう
な場合を想定したものである。
【0049】将来さらに半導体素子の微細化がすすみ、
投影光学系の性能に対する要求が極端に厳しくなってき
た場合、露光フィールドを小さくしていかざるを得なく
なる。一方デバイスサイズは大きくなっていくので、必
然的に、パターンの繋ぎ合わせ露光(スティッチング)
を採用することが必要になる。この一方、走査型露光装
置では、走査方向の長さが投影光学系の露光フィールド
の数倍となるような細長い露光エリアの露光は十分可能
である。
【0050】この場合は、図4(B)に示されるよう
な、前記チップパターンCP2をX方向に沿って3分割
(3等分)したパターンに対応する分割パターンRP
4、RP5、RP6が走査方向(Y方向)に隣接して配
置されて成るパターン領域PA2が形成されたレチクル
R2を予め作製する。
【0051】この場合、主制御装置20の内部メモリに
は、図4(C)に示されるような、デバイスパターンW
PP1、WPP2、WPP3、WPP4、WPP5、…
…、を順次ウエハW上に露光する露光順序及びショット
の位置関係が予め定められた露光マップが記憶されてい
る。すなわち、この露光マップは、レチクルR2上の全
分割パターンPA2を露光すべきショット間の位置関係
として、あるショットの露光位置に対する次ショットの
露光位置がX方向に所定距離(分割パターンPR4のX
方向長さ(分割パターンPR5、PR6のX方向長さも
これと同じ)のβ倍)かつY方向に分割パターンRP4
のY方向の長さ(分割パターンPR5、PR6のY方向
長さもこれと同じ)のβ倍位置ずれした位置に定められ
たマップである。
【0052】そして、レチクルR2が不図示のレチクル
搬送系によってレチクルステージRST上に載置され、
レチクルアライメントが行われ、主制御装置20によっ
てブラインド駆動機構22A、22Bが制御され、照明
領域IARの非走査方向の幅がパターン領域PA2とほ
ぼ同じになるように設定された段階で、露光開始の準備
が終了する。そして、主制御装置20により次のように
して上記露光マップに従って、ステップ・アンド・スキ
ャン方式の露光が行われる。なお、ここでは、第1層目
の露光について説明するので、ウエハWのアライメント
(回転位置合わせのためのグローバルアライメントを除
く)は不要である。
【0053】まず、主制御装置20では、露光マップに
従い、前述した如くして、ファーストショットの走査露
光を行う。これにより、ウエハW上に図4(C)に示さ
れるようなデバイスパターンWPP1が転写形成され
る。このデバイスパターンWPP1は、レチクルR2上
のパターン領域PA2のパターンを縮小投影したもので
あり、分割パターンRP4、RP5、RP6を1度に
(1ショットで)露光したものである。
【0054】次に、露光マップに従ってセカンドショッ
トの走査露光を行うが、これに先立って、主制御装置2
0では干渉計18の計測値をモニタしつつステージ制御
系19を介してウエハステージWSTをセカンドショッ
トの走査開始位置(助走開始位置)にステップ移動させ
る。このステップ移動の際、ウエハステージWSTは、
+X方向に所定距離(分割パターンPR4のX方向長さ
(分割パターンPR5、PR6のX方向長さもこれと同
じ)のβ倍)変位し、かつ分割パターンPR4のY方向
長さのβ倍+Y方向に変位した位置が露光開始位置とな
るような助走開始位置に移動される。この状態でセカン
ドショットの走査露光が行われると、ウエハW上に図4
(C)に示されるようなデバイスパターンWPP2が転
写形成される。
【0055】以後、同様にして、露光マップに従ってウ
エハステージWSTのステッピング、走査露光が繰り返
し行われ、ウエハW上に、図4(C)に示されるような
デバイスパターンWPP3、WPP4、WPP5が順次
転写形成される。
【0056】この図4(C)を見ると、5回の露光で所
望のチップパターンCP2(Aパターン、Bパターン、
CパターンがX方向に連続して形成されたパターン)
が、3個ウエハW上に形成されていることがわかる。
【0057】従来のスティッチングによる露光方法で
は、チップパターンCP2を3個形成するためには、各
分割パターンの露光をそれぞれ3回、合計9回の露光を
行う必要があり、しかもAパターンの露光終了後にブラ
インドの設定を変更してBパターンの露光を行い、ま
た、Bパターンの露光終了後にブラインドの設定を変更
してCパターンの露光を行う必要があった。
【0058】これより、本実施形態の露光方法によれ
ば、ブラインド設定の変更が不要で、しかも露光回数も
減少(上記の例では、9回から5回に減少)するため、
スループットを大幅に向上させることができることは明
らかである。
【0059】なお、上記第1、第2の実施形態で説明し
たものは、一例であって、本発明がこれに限定されるも
のではない。
【0060】例えば、上記第1、第2の実施形態では、
ウエハW上のショットの位置関係として、あるショット
領域の露光の後、Y方向(又はX方向)に1ショット分
位置ずれし且つX方向(又はY方向)には1分割パター
ン分だけ位置ずれした位置に、次ショットのパターンを
露光する場合について説明したが、例えば、レチクルR
1を用いて、図5に示されるように、WP1、WP2、
WP3、…、WP9、WP10を順次露光するようなシ
ョットの露光順序と配置を採用しても良い。この場合、
デバイスパターンWP1とWP2とに着目すると、Y方
向は固定のまま、X方向には1ショット分のステッピン
グが行われることがわかる。
【0061】また、上記第1、第2の実施形態では、ウ
エハW上に形成すべきパターン領域CP1(又CP2)
に対応した原画パターンを第1方向に沿って複数(3
つ)に等分に分割した分割パターンが第1方向に直交す
る第2方向に沿って順次隣接配置されたレチクルR1
(又はR2)上の全分割パターンPA1(又はPA2)
を1ショットの露光にて順次繰り返し露光し、所望のパ
ターン領域CP1(又CP2)を複数形成する場合につ
いて説明したが、これに限らず、ウエハW上に形成すべ
きパターン領域に対応した原画パターンを第1方向に沿
って複数(3つ)に不等分に分割した分割パターンが第
1方向に直交する第2方向に沿って順次隣接配置された
レチクルを用いて、本発明に係る露光方法を実施しても
良い。このようなレチクルを用いた場合の露光結果の一
例が図6に示されている。
【0062】更に、上記実施形態では、露光装置として
走査型露光装置を用いて本発明に係る露光方法を実施す
る場合について説明したが、これに限らず、ステップ・
アンド・リピート方式の縮小投影型露光装置は勿論、電
子ビーム露光装置その他の露光装置等を用いても本発明
に係る露光方法を実施することは可能であり、同等の効
果を得ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
記載の発明によれば、パターンを繋ぎあわせるにもかか
わらず、従来のスティッチング露光法に比べてスループ
ットを向上させることができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る走査型露光装置の構成を
概略的に示す図である。
【図2】図1の装置の走査露光の原理を説明するための
図である。
【図3】第1の実施形態に係る露光方法を説明するため
の図であって、(A)はレチクル上のパターン配置を示
す図、(B)はウエハ上に形成されたパターンの配列の
一例を示す図である。
【図4】第2の実施形態に係る露光方法を説明するため
の図であって、(A)はウエハ上に形成すべきデバイス
パターンを示す図、(B)はレチクル上のパターン配置
を示す図、(C)はウエハ上に形成されたパターンの配
列の一例を示す図である。
【図5】ウエハ上に形成されたパターンの配列の他の例
を示す図である。
【図6】ウエハ上に形成されたパターンの配列のその他
の例を示す図である。
【図7】スティッチング露光方法の必要性を説明するた
めの図であって、形成すべきデバイスパターン(第1の
実施形態に係るデバイスパターンと同一である)と露光
フィールドの大小関係を示す図である。
【図8】従来のスティッチング露光に用いられるレチク
ル上のパターンの配列を示す図である。
【図9】従来のスティッチング露光の流れを示す図であ
る((A)〜(C))。
【符号の説明】
R、R1、R2 レチクル(マスク) W ウエハ(感応基板) RP1、RP2、RP3 分割パターン RP4、RP5、RP6 分割パターン PA1 全分割パターン PA2 全分割パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクに形成されたパターンを感応基板
    上に露光することにより、前記感応基板上に所望のパタ
    ーン領域を形成する露光方法において、 前記感応基板上に形成すべきパターン領域に対応した原
    画パターンを第1方向に沿って複数に分割した分割パタ
    ーンが前記第1方向に直交する第2方向に沿って順次隣
    接配置されたマスクを用意し、 前記感応基板上の異なる位置に前記マスク上の全分割パ
    ターンを1ショットの露光にて順次繰り返し露光し、前
    記所望のパターン領域を複数形成することを特徴とする
    露光方法。
  2. 【請求項2】 前記感応基板上の前記マスク上の全分割
    パターンが露光される任意のショット領域に対し、該シ
    ョット領域の前記第1方向に隣接するショット領域は前
    記第2方向に前記分割パターンの第2方向の長さに応じ
    た距離分位置ずれした位置になるように、ショットの位
    置関係が定められていることを特徴とする請求項1に記
    載の露光方法。
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