JPH10284047A - 電 池 - Google Patents
電 池Info
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- JPH10284047A JPH10284047A JP9082614A JP8261497A JPH10284047A JP H10284047 A JPH10284047 A JP H10284047A JP 9082614 A JP9082614 A JP 9082614A JP 8261497 A JP8261497 A JP 8261497A JP H10284047 A JPH10284047 A JP H10284047A
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- JP
- Japan
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- sheet
- sheets
- lead terminal
- sealed
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- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リード端子3を先端部までアルミラミネート
シート2で覆うことにより、製造時の取り扱いを容易に
することができる非水電解質二次電池を提供する。 【解決手段】 発電要素1に接続されたリード端子3の
先端部全体を2枚のアルミラミネートシート2の間に挟
み、これらのアルミラミネートシート2を熱融着により
封口すると共に、各リード端子3の先端部を覆う上側の
アルミラミネートシート2に、このリード端子3の先端
部の一部を露出させる窓部2bを形成した。
シート2で覆うことにより、製造時の取り扱いを容易に
することができる非水電解質二次電池を提供する。 【解決手段】 発電要素1に接続されたリード端子3の
先端部全体を2枚のアルミラミネートシート2の間に挟
み、これらのアルミラミネートシート2を熱融着により
封口すると共に、各リード端子3の先端部を覆う上側の
アルミラミネートシート2に、このリード端子3の先端
部の一部を露出させる窓部2bを形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電要素をバリア
性のシート内に収納し封口した電池に関する。
性のシート内に収納し封口した電池に関する。
【0002】
【従来の技術】電池には、発電要素を柔軟なシート内に
収納したものがある。例えば図4に示す非水電解質二次
電池は、発電要素1を2枚のアルミラミネートシート2
の間に収納し、この発電要素1の周囲のアルミラミネー
トシート2を重ね合わせて電解液を充填し封口してい
る。アルミラミネートシート2は、2枚を重ね合わせて
加熱圧迫することにより、アルミニウムフィルムの内面
にラミネートされたポリエチレンフィルムが互いに熱融
着して密着し、これによって内部を封口することができ
る。また、発電要素1は、正負の電極をセパレータを介
して巻回することにより円筒形に形成した後に、これを
側面から押し潰すことにより平型化させたものを用いて
いる。この発電要素1は、正負の電極をセパレータを介
して接着剤等で固着することにより一体化されている。
従って、この発電要素1は、正負の電極とセパレータと
の間が部分的に浮き上がって電極間距離が変化したり、
これら電極やセパレータの重なりがずれるおそれがなく
なるので、このような柔軟なアルミラミネートシート2
内に収納することが可能となる。
収納したものがある。例えば図4に示す非水電解質二次
電池は、発電要素1を2枚のアルミラミネートシート2
の間に収納し、この発電要素1の周囲のアルミラミネー
トシート2を重ね合わせて電解液を充填し封口してい
る。アルミラミネートシート2は、2枚を重ね合わせて
加熱圧迫することにより、アルミニウムフィルムの内面
にラミネートされたポリエチレンフィルムが互いに熱融
着して密着し、これによって内部を封口することができ
る。また、発電要素1は、正負の電極をセパレータを介
して巻回することにより円筒形に形成した後に、これを
側面から押し潰すことにより平型化させたものを用いて
いる。この発電要素1は、正負の電極をセパレータを介
して接着剤等で固着することにより一体化されている。
従って、この発電要素1は、正負の電極とセパレータと
の間が部分的に浮き上がって電極間距離が変化したり、
これら電極やセパレータの重なりがずれるおそれがなく
なるので、このような柔軟なアルミラミネートシート2
内に収納することが可能となる。
【0003】上記従来の非水電解質二次電池は、外部と
の接続のために、発電要素1から引き出された正負のリ
ード端子3の先端部を2枚のアルミラミネートシート2
を重ね合わせた間から突出させていた。これらのリード
端子3は、先端部の元側を予め金属との接着層を介して
エバール樹脂フィルムで覆っておき、これを2枚のアル
ミラミネートシート2の間に挟持させる。そして、これ
ら2枚のアルミラミネートシート2を加熱圧迫すること
により、ポリエチレンフィルムとエバール樹脂フィルム
とが熱融着し、導電性金属からなるリード端子3とアル
ミラミネートシート2との間を確実に密着させて封口す
ることができる。
の接続のために、発電要素1から引き出された正負のリ
ード端子3の先端部を2枚のアルミラミネートシート2
を重ね合わせた間から突出させていた。これらのリード
端子3は、先端部の元側を予め金属との接着層を介して
エバール樹脂フィルムで覆っておき、これを2枚のアル
ミラミネートシート2の間に挟持させる。そして、これ
ら2枚のアルミラミネートシート2を加熱圧迫すること
により、ポリエチレンフィルムとエバール樹脂フィルム
とが熱融着し、導電性金属からなるリード端子3とアル
ミラミネートシート2との間を確実に密着させて封口す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
非水電解質二次電池をそのまま製造ラインに流すと、ア
ルミラミネートシート2から突出したリード端子3が邪
魔になって取り扱い難くなるという問題があった。しか
も、保管のために棚に積んだり箱詰めすると、リード端
子3同士が接触して非水電解質二次電池が外部短絡する
おそれを生じるので、従来はこのアルミラミネートシー
ト2から突出したリード端子3に絶縁テープを張り付け
ておく必要があり、この作業が面倒になるという問題も
あった。
非水電解質二次電池をそのまま製造ラインに流すと、ア
ルミラミネートシート2から突出したリード端子3が邪
魔になって取り扱い難くなるという問題があった。しか
も、保管のために棚に積んだり箱詰めすると、リード端
子3同士が接触して非水電解質二次電池が外部短絡する
おそれを生じるので、従来はこのアルミラミネートシー
ト2から突出したリード端子3に絶縁テープを張り付け
ておく必要があり、この作業が面倒になるという問題も
あった。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、リード端子を先端部までシートで覆うことに
より、製造時の取り扱いを容易にすることができる電池
を提供することを目的としている。
のであり、リード端子を先端部までシートで覆うことに
より、製造時の取り扱いを容易にすることができる電池
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、上記課
題を解決するために、発電要素をバリア性のシートの
間に収納し、この発電要素の周囲のシートを重ね合わせ
て封口した電池において、発電要素に接続されたリード
端子の先端部全体をシートの間に挟み、このシートを重
ね合わせて封口すると共に、各リード端子の先端部に重
なる少なくとも一方のシートに、このリード端子の先端
部の一部を露出させる窓部を形成したことを特徴とす
る。
題を解決するために、発電要素をバリア性のシートの
間に収納し、この発電要素の周囲のシートを重ね合わせ
て封口した電池において、発電要素に接続されたリード
端子の先端部全体をシートの間に挟み、このシートを重
ね合わせて封口すると共に、各リード端子の先端部に重
なる少なくとも一方のシートに、このリード端子の先端
部の一部を露出させる窓部を形成したことを特徴とす
る。
【0007】の手段によれば、リード端子が先端部ま
でシートに覆われるので、製造ライン上で邪魔になった
り、リード端子同士が接触するようなおそれがなくな
る。しかも、これらのリード端子は、封口したシートの
窓部を通して一部が露出するので、外部との接続にも支
障は生じない。
でシートに覆われるので、製造ライン上で邪魔になった
り、リード端子同士が接触するようなおそれがなくな
る。しかも、これらのリード端子は、封口したシートの
窓部を通して一部が露出するので、外部との接続にも支
障は生じない。
【0008】また、発電要素をバリア性のシートの間
に収納し、この発電要素の周囲のシートを重ね合わせて
封口した電池において、発電要素に接続されたリード端
子の先端部全体をシートの間に挟むと共に、このリード
端子の先端部の周囲については、先端部の元側のみをシ
ートを重ね合わせて封口したことを特徴とする。
に収納し、この発電要素の周囲のシートを重ね合わせて
封口した電池において、発電要素に接続されたリード端
子の先端部全体をシートの間に挟むと共に、このリード
端子の先端部の周囲については、先端部の元側のみをシ
ートを重ね合わせて封口したことを特徴とする。
【0009】の手段によれば、この場合にも、リード
端子が先端部までシートに覆われるので、製造ライン上
で邪魔になったり、リード端子同士が接触するようなお
それがなくなる。しかも、これらのリード端子は、先端
部の先側を覆うシートが封口されていないので、このシ
ートをめくることにより先側を容易に突出させることが
でき、外部との接続にも支障は生じない。
端子が先端部までシートに覆われるので、製造ライン上
で邪魔になったり、リード端子同士が接触するようなお
それがなくなる。しかも、これらのリード端子は、先端
部の先側を覆うシートが封口されていないので、このシ
ートをめくることにより先側を容易に突出させることが
でき、外部との接続にも支障は生じない。
【0010】さらに、前記の各リード端子の先端部
の先側に重なる少なくとも一方のシートに、このシート
の端部からリード端子の先端部の先側の両側方に至る切
り込みが設けられたことを特徴とする。
の先側に重なる少なくとも一方のシートに、このシート
の端部からリード端子の先端部の先側の両側方に至る切
り込みが設けられたことを特徴とする。
【0011】の手段によれば、各リード端子の先端部
の先側を覆うシートが両側方に切り込みを設けられてい
るので、この切り込みの間以外を全て封口することがで
き、シートが不必要にめくれるのを防止することができ
る。
の先側を覆うシートが両側方に切り込みを設けられてい
るので、この切り込みの間以外を全て封口することがで
き、シートが不必要にめくれるのを防止することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施形態を示すもので
あって、発電要素をアルミラミネートシートで封口した
非水電解質二次電池の斜視図である。
あって、発電要素をアルミラミネートシートで封口した
非水電解質二次電池の斜視図である。
【0014】本実施形態の非水電解質二次電池は、図4
に示した従来例と同様に、巻回型を平型化した発電要素
1を2枚のアルミラミネートシート2で覆い封口したも
のについて説明する。下側のアルミラミネートシート2
には、予め周縁部を除いた部分に凹部2aが成形されて
いる。また、上側のアルミラミネートシート2は、平坦
なままであるが、端部の2箇所に貫通した丸孔状の窓部
2bが穿設されている。そして、発電要素1は、下側の
アルミラミネートシート2の凹部2a内に収納され、こ
の上から上側のアルミラミネートシート2が覆い被せら
れる。この際、発電要素1から引き出された2本の正負
のリード端子3は、この凹部2aから突出するが、下側
のアルミラミネートシート2の平坦な端部と上側のアル
ミラミネートシート2との間に先端部まで完全に挟まれ
覆われる。また、上側のアルミラミネートシート2の2
箇所の窓部2bは、この2本のリード端子3の先端部の
真上に配置されるようになっている。
に示した従来例と同様に、巻回型を平型化した発電要素
1を2枚のアルミラミネートシート2で覆い封口したも
のについて説明する。下側のアルミラミネートシート2
には、予め周縁部を除いた部分に凹部2aが成形されて
いる。また、上側のアルミラミネートシート2は、平坦
なままであるが、端部の2箇所に貫通した丸孔状の窓部
2bが穿設されている。そして、発電要素1は、下側の
アルミラミネートシート2の凹部2a内に収納され、こ
の上から上側のアルミラミネートシート2が覆い被せら
れる。この際、発電要素1から引き出された2本の正負
のリード端子3は、この凹部2aから突出するが、下側
のアルミラミネートシート2の平坦な端部と上側のアル
ミラミネートシート2との間に先端部まで完全に挟まれ
覆われる。また、上側のアルミラミネートシート2の2
箇所の窓部2bは、この2本のリード端子3の先端部の
真上に配置されるようになっている。
【0015】上記2枚のアルミラミネートシート2は、
凹部2aを除く周縁部全体が加熱圧迫されて熱融着によ
り封口される。また、2本のリード端子3の先端部も、
図4に示した従来例と同様に、窓部2bに対応する部分
を除いて、予め金属との接着層を介してエバール樹脂フ
ィルムで覆っておくことにより確実に封口される。な
お、下側のアルミラミネートシート2に凹部2aを成形
するのは、ある程度の厚さを有する発電要素1の周囲が
封口されることにより、アルミラミネートシート2に不
要なしわが寄って密閉が不十分になったり、発電要素1
に不均一な力が加わって電池特性に悪影響を与えるよう
なことをなくすためである。
凹部2aを除く周縁部全体が加熱圧迫されて熱融着によ
り封口される。また、2本のリード端子3の先端部も、
図4に示した従来例と同様に、窓部2bに対応する部分
を除いて、予め金属との接着層を介してエバール樹脂フ
ィルムで覆っておくことにより確実に封口される。な
お、下側のアルミラミネートシート2に凹部2aを成形
するのは、ある程度の厚さを有する発電要素1の周囲が
封口されることにより、アルミラミネートシート2に不
要なしわが寄って密閉が不十分になったり、発電要素1
に不均一な力が加わって電池特性に悪影響を与えるよう
なことをなくすためである。
【0016】上記構成の非水電解質二次電池は、リード
端子3が先端部までアルミラミネートシート2に覆われ
封口されるので、製造ライン上で邪魔になったり、これ
らのリード端子3同士が接触するようなおそれがなくな
る。しかも、これらのリード端子3は、上側のアルミラ
ミネートシート2の窓部2bを通して上面の一部が露出
するので、ここに外部回路を接続することができる。
端子3が先端部までアルミラミネートシート2に覆われ
封口されるので、製造ライン上で邪魔になったり、これ
らのリード端子3同士が接触するようなおそれがなくな
る。しかも、これらのリード端子3は、上側のアルミラ
ミネートシート2の窓部2bを通して上面の一部が露出
するので、ここに外部回路を接続することができる。
【0017】なお、上記第1実施形態では、上側のアル
ミラミネートシート2にのみ窓部2bを設けたが、下側
のアルミラミネートシート2にのみ設けてもよく、上側
と下側のアルミラミネートシート2の双方に設けたり、
これら上側と下側のアルミラミネートシート2に正負を
分けて設けることもできる。また、上記第1実施形態で
は、窓部2bを孔状のものとしたが、アルミラミネート
シート2の端縁部からの切り欠き状のものとすることも
可能である。
ミラミネートシート2にのみ窓部2bを設けたが、下側
のアルミラミネートシート2にのみ設けてもよく、上側
と下側のアルミラミネートシート2の双方に設けたり、
これら上側と下側のアルミラミネートシート2に正負を
分けて設けることもできる。また、上記第1実施形態で
は、窓部2bを孔状のものとしたが、アルミラミネート
シート2の端縁部からの切り欠き状のものとすることも
可能である。
【0018】図2は本発明の第2実施形態を示すもので
あって、発電要素をアルミラミネートシートで封口した
非水電解質二次電池の斜視図である。
あって、発電要素をアルミラミネートシートで封口した
非水電解質二次電池の斜視図である。
【0019】本実施形態の非水電解質二次電池も、図4
に示した従来例と同様に、巻回型を平型化した発電要素
1を2枚のアルミラミネートシート2で覆い封口したも
のについて説明する。下側のアルミラミネートシート2
には、第1実施形態と同様の凹部2aが成形されてい
る。しかし、平坦な上側のアルミラミネートシート2に
は、第1実施形態のような窓部2bは形成されない。そ
して、下側のアルミラミネートシート2の凹部2a内に
発電要素1を収納して、この上から上側のアルミラミネ
ートシート2を覆い被せ、2本の正負のリード端子3を
これら下側のアルミラミネートシート2の平坦な端部と
上側のアルミラミネートシート2との間に先端部まで完
全に挟んで覆う。
に示した従来例と同様に、巻回型を平型化した発電要素
1を2枚のアルミラミネートシート2で覆い封口したも
のについて説明する。下側のアルミラミネートシート2
には、第1実施形態と同様の凹部2aが成形されてい
る。しかし、平坦な上側のアルミラミネートシート2に
は、第1実施形態のような窓部2bは形成されない。そ
して、下側のアルミラミネートシート2の凹部2a内に
発電要素1を収納して、この上から上側のアルミラミネ
ートシート2を覆い被せ、2本の正負のリード端子3を
これら下側のアルミラミネートシート2の平坦な端部と
上側のアルミラミネートシート2との間に先端部まで完
全に挟んで覆う。
【0020】上記2枚のアルミラミネートシート2は、
凹部2aの周縁部であって、リード端子3の先端部が挟
み込まれた側の端部の先側を除いた領域が加熱圧迫され
て熱融着により封口される。また、2本のリード端子3
も、先端部の元側を予め金属との接着層を介してエバー
ル樹脂フィルムで覆っておくことにより確実に封口され
る。従って、これらのアルミラミネートシート2は、発
電要素1の周囲を、2本のリード端子3の元側を含めて
完全に封口し密閉することができる。しかし、リード端
子3の先端部が挟み込まれた側の端縁部は、単に重ね合
わせられただけの状態となる。
凹部2aの周縁部であって、リード端子3の先端部が挟
み込まれた側の端部の先側を除いた領域が加熱圧迫され
て熱融着により封口される。また、2本のリード端子3
も、先端部の元側を予め金属との接着層を介してエバー
ル樹脂フィルムで覆っておくことにより確実に封口され
る。従って、これらのアルミラミネートシート2は、発
電要素1の周囲を、2本のリード端子3の元側を含めて
完全に封口し密閉することができる。しかし、リード端
子3の先端部が挟み込まれた側の端縁部は、単に重ね合
わせられただけの状態となる。
【0021】上記構成の非水電解質二次電池は、リード
端子3が先端部までアルミラミネートシート2に覆われ
るので、製造ライン上で邪魔になったり、これらのリー
ド端子3同士が接触するようなおそれがなくなる。しか
も、これらのリード端子3は、上側のアルミラミネート
シート2の端縁部をめくることにより、先端部の先側が
露出するので、ここに外部回路を接続することができ
る。
端子3が先端部までアルミラミネートシート2に覆われ
るので、製造ライン上で邪魔になったり、これらのリー
ド端子3同士が接触するようなおそれがなくなる。しか
も、これらのリード端子3は、上側のアルミラミネート
シート2の端縁部をめくることにより、先端部の先側が
露出するので、ここに外部回路を接続することができ
る。
【0022】図3は本発明の第3実施形態を示すもので
あって、発電要素をアルミラミネートシートで封口した
非水電解質二次電池の斜視図である。
あって、発電要素をアルミラミネートシートで封口した
非水電解質二次電池の斜視図である。
【0023】本実施形態の非水電解質二次電池は、図2
に示した第2実施形態とほぼ同様の構成である。しか
し、上側のアルミラミネートシート2には、2本のリー
ド端子3の先端部の先側を覆う部分の両側方に、それぞ
れ端縁部からの切り込み2cが形成されている。また、
2枚のアルミラミネートシート2は、凹部2aの周縁部
であって、これら2本のリード端子3の先端部の先側を
覆う部分を除いた領域が加熱圧迫されて熱融着により封
口される。従って、これらのアルミラミネートシート2
は、発電要素1の周囲を、2本のリード端子3の元側を
含めて完全に封口し密閉することができる。しかし、2
本のリード端子3の先端部の先側の周囲は、単に重ね合
わせられただけの状態となる。
に示した第2実施形態とほぼ同様の構成である。しか
し、上側のアルミラミネートシート2には、2本のリー
ド端子3の先端部の先側を覆う部分の両側方に、それぞ
れ端縁部からの切り込み2cが形成されている。また、
2枚のアルミラミネートシート2は、凹部2aの周縁部
であって、これら2本のリード端子3の先端部の先側を
覆う部分を除いた領域が加熱圧迫されて熱融着により封
口される。従って、これらのアルミラミネートシート2
は、発電要素1の周囲を、2本のリード端子3の元側を
含めて完全に封口し密閉することができる。しかし、2
本のリード端子3の先端部の先側の周囲は、単に重ね合
わせられただけの状態となる。
【0024】上記構成の非水電解質二次電池も、リード
端子3が先端部までアルミラミネートシート2に覆われ
るので、製造ライン上で邪魔になったり、これらのリー
ド端子3同士が接触するようなおそれがなくなる。しか
も、これらのリード端子3は、上側のアルミラミネート
シート2における2本のリード端子3の先端部の先側を
覆う部分を、両側方の切り込み2cに沿ってめくること
により、この先端部の先側が露出するので、ここに外部
回路を接続することができる。
端子3が先端部までアルミラミネートシート2に覆われ
るので、製造ライン上で邪魔になったり、これらのリー
ド端子3同士が接触するようなおそれがなくなる。しか
も、これらのリード端子3は、上側のアルミラミネート
シート2における2本のリード端子3の先端部の先側を
覆う部分を、両側方の切り込み2cに沿ってめくること
により、この先端部の先側が露出するので、ここに外部
回路を接続することができる。
【0025】なお、上記実施形態では、アルミラミネー
トシート2を2枚重ねる場合について説明したが、1枚
のアルミラミネートシート2を折り返してこの間に発電
要素1を収納するようにしてもよい。ただし、この場合
に発電要素1の周囲を封口する際には、この折り返し部
分は省略することができる。また、上記実施形態では、
アルミラミネートシート2を用いたが、バリア性を有す
るシートであれば、どのようなものを用いてもよい。さ
らに、上記実施形態では、加熱圧迫によってシートの封
口を行ったが、接着剤等のその他の手段によって封口す
るものであってもよい。
トシート2を2枚重ねる場合について説明したが、1枚
のアルミラミネートシート2を折り返してこの間に発電
要素1を収納するようにしてもよい。ただし、この場合
に発電要素1の周囲を封口する際には、この折り返し部
分は省略することができる。また、上記実施形態では、
アルミラミネートシート2を用いたが、バリア性を有す
るシートであれば、どのようなものを用いてもよい。さ
らに、上記実施形態では、加熱圧迫によってシートの封
口を行ったが、接着剤等のその他の手段によって封口す
るものであってもよい。
【0026】さらに、上記実施形態では、正負の電極を
セパレータを介して固着することにより一体化した発電
要素1について説明したが、発電要素1は必ずしもこの
ように一体化されたものには限定しない。また、上記実
施形態では、巻回型を平型化した発電要素1について説
明したが、積層型等の他の構造の発電要素にも同様に実
施することができる。さらに、収納する発電要素の数も
限定されない。
セパレータを介して固着することにより一体化した発電
要素1について説明したが、発電要素1は必ずしもこの
ように一体化されたものには限定しない。また、上記実
施形態では、巻回型を平型化した発電要素1について説
明したが、積層型等の他の構造の発電要素にも同様に実
施することができる。さらに、収納する発電要素の数も
限定されない。
【0027】さらに、上記実施形態では、2本のリード
端子3が発電要素1から引き出された場合について説明
したが、これらのリード端子3の本数は限定されない。
また、これらのリード端子3は、発電要素1の正負の電
極に直接接続されたものに限らず、アルミラミネートシ
ート2間に収納された保護回路やヒューズ素子等の任意
の回路素子を介して発電要素1に接続されたものであっ
てもよい。
端子3が発電要素1から引き出された場合について説明
したが、これらのリード端子3の本数は限定されない。
また、これらのリード端子3は、発電要素1の正負の電
極に直接接続されたものに限らず、アルミラミネートシ
ート2間に収納された保護回路やヒューズ素子等の任意
の回路素子を介して発電要素1に接続されたものであっ
てもよい。
【0028】さらに、上記実施形態では、非水電解質二
次電池について説明したが、本発明は、これに限らず一
次電池や他の二次電池にも同様に実施することができ
る。
次電池について説明したが、本発明は、これに限らず一
次電池や他の二次電池にも同様に実施することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池によれば、リード端子が先端部までシートに覆わ
れるので、製造ライン上での取り扱いが面倒になった
り、保管時等にリード端子同士が接触して外部短絡を生
じるようなおそれがなくなる。しかも、シートに窓部を
設けたり、このシートを一部封口しないようにすること
により、リード端子と外部との接続には支障を来すこと
はない。
の電池によれば、リード端子が先端部までシートに覆わ
れるので、製造ライン上での取り扱いが面倒になった
り、保管時等にリード端子同士が接触して外部短絡を生
じるようなおそれがなくなる。しかも、シートに窓部を
設けたり、このシートを一部封口しないようにすること
により、リード端子と外部との接続には支障を来すこと
はない。
【図1】本発明の第1実施形態を示すものであって、発
電要素をアルミラミネートシートで封口した非水電解質
二次電池の斜視図である。
電要素をアルミラミネートシートで封口した非水電解質
二次電池の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示すものであって、発
電要素をアルミラミネートシートで封口した非水電解質
二次電池の斜視図である。
電要素をアルミラミネートシートで封口した非水電解質
二次電池の斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態を示すものであって、発
電要素をアルミラミネートシートで封口した非水電解質
二次電池の斜視図である。
電要素をアルミラミネートシートで封口した非水電解質
二次電池の斜視図である。
【図4】従来例を示すものであって、発電要素をアルミ
ラミネートシートで封口した非水電解質二次電池の斜視
図である。
ラミネートシートで封口した非水電解質二次電池の斜視
図である。
1 発電要素 2 アルミラミネートシート 2a 凹部 2b 窓部 2c 切り込み 3 リード端子
Claims (3)
- 【請求項1】 発電要素をバリア性のシートの間に収納
し、この発電要素の周囲のシートを重ね合わせて封口し
た電池において、 発電要素に接続されたリード端子の先端部全体をシート
の間に挟み、このシートを重ね合わせて封口すると共
に、各リード端子の先端部に重なる少なくとも一方のシ
ートに、このリード端子の先端部の一部を露出させる窓
部を形成したことを特徴とする電池。 - 【請求項2】 発電要素をバリア性のシートの間に収納
し、この発電要素の周囲のシートを重ね合わせて封口し
た電池において、 発電要素に接続されたリード端子の先端部全体をシート
の間に挟むと共に、このリード端子の先端部の周囲につ
いては、先端部の元側のみをシートを重ね合わせて封口
したことを特徴とする電池。 - 【請求項3】 前記各リード端子の先端部の先側に重な
る少なくとも一方のシートに、このシートの端部からリ
ード端子の先端部の先側の両側方に至る切り込みが設け
られたことを特徴とする請求項2に記載の電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9082614A JPH10284047A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 電 池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9082614A JPH10284047A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 電 池 |
Related Child Applications (1)
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JP2002071573A Division JP2002319437A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 電 池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10284047A true JPH10284047A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13779359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9082614A Pending JPH10284047A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 電 池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10284047A (ja) |
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-
1997
- 1997-04-01 JP JP9082614A patent/JPH10284047A/ja active Pending
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