JPH10282857A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10282857A
JPH10282857A JP9084909A JP8490997A JPH10282857A JP H10282857 A JPH10282857 A JP H10282857A JP 9084909 A JP9084909 A JP 9084909A JP 8490997 A JP8490997 A JP 8490997A JP H10282857 A JPH10282857 A JP H10282857A
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JP
Japan
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image
color
roller
registration mark
registration
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JP9084909A
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Jun Kosaka
純 向坂
Kenji Takeshita
健司 竹下
Yasushi Nagasaka
泰志 長坂
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム型フルカラー画像形成装置におい
て、搬送ベルトにレジストマークを形成し、そのマーク
の転写位置を画像転写位置情報として用いる場合に、搬
送ベルト本来の色とマークとの色差を得るために当該ベ
ルトを加工することによって生じる耐久性等の問題を克
服し、安定した良好な画像形成を行える装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 各感光体ドラム41C〜41BKから搬
送ベルト60の所定の位置に形成されるレジストマーク
を、搬送ベルト60の回動駆動により再転写ローラ70
上に直接転写し、当該ローラ70上のレジストマークの
転写位置をレジストマーク位置検出器105a、b〜1
07a、bで検出して、画像転写位置情報として色ズレ
補正に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特にタンデム型フルカラー画像形成装置における色
ズレ防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、搬送ベルト上に複数の感光体ドラ
ム等の像担持体が配列され、各像担持体上に形成された
画像を、搬送ベルト上を搬送されるペーパー等の転写材
に転写し、転写材上に一つの画像として重ね合わせて形
成するタンデム型画像形成装置が提案されている。タン
デム型画像形成装置は、通常、像担持体に形成される画
像をシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの画像デー
タに対応したものにして、タンデム型フルカラー画像形
成装置として使用される。
【0003】このようなタンデム型フルカラー画像形成
装置において、高品質画像を形成する上で重要な課題
は、転写材上にシアン、マゼンタ、イエローの各色に対
応した像担持体上の画像を、転写材上に位置ズレ(以
下、単に「色ズレ」という)させることなく形成するこ
とである。通常、タンデム型フルカラー画像形成装置で
は、周囲環境の温度の温度変化等を原因として、像担持
体上に形成される画像の位置が変化しやすく、色ズレが
発生しやすい性質を有している。
【0004】この課題に対して、例えば搬送ベルト上に
レジストマーク領域を設け、この領域に対向する感光体
ドラムからレジストマークを転写して、そのマークの検
出により各色間の転写位置補正を行う技術がある。これ
についてはさらに、本来のベルトの色とレジストマーク
の各色との色差を明確にしてマーク位置を検出し易くす
るために、搬送ベルトのレジストマーク領域を白色系に
塗装するか、白色系の部材を取り付ける提案(特開昭6
3−300262)等がさなれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
従来技術のうち、白色系の塗装を行う場合には、ベルト
本来の色を隠蔽するために厚塗りする必要があり、これ
によってひび割れ等の問題を生じる可能性があった。一
方、白色系部材を取り付ける場合においては、貼着する
と次第に接着力の低下によって剥がれたり、ベルト自体
に穴を開ける等の加工を行うと物理的耐久性に問題があ
った。したがって、何れも長期使用または高速駆動等に
おいて支障が生じ易かった。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的は搬送ベルトを加工することに
よって生じる塗装面のひび割れや物理的耐久性の劣化を
回避して、安定して精度よく画像の転写位置ズレを補正
し、良好な画像形成を行うことが可能な装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は 搬送ベルト上に複数の像担持体が配列さ
れ、各像担持体上に形成された画像を、搬送ベルト上を
搬送される転写材に転写し、画像形成を行う画像形成装
置において、各像担持体にレジストマーク用画像を形成
する画像書き込み手段と、前記画像書き込み手段によっ
て像担持体上に形成され、さらに前記搬送ベルト上に転
写されたレジストマークを、前記搬送ベルトから表面に
再転写させる再転写部材と、前記再転写部材上に形成さ
れたレジストマークの相対位置情報を検出する検出手段
と、前記検出手段により検出されたレジストマークの相
対位置情報に基づいて、像担持体上に形成される画像の
位置を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一適用例である、
タンデム型フルカラー複写機1(以降、単に複写機1と
いう)について説明する。図1は、複写機1の全体の構
成を示す正面断面図である。同図に示すように、複写機
1は、大きく分けて原稿画像を読み取るイメージリーダ
部10と、読み取った画像を記録紙Sにプリントして再
現するプリンタ部20とから構成されている。
【0009】イメージリーダ部10は透明な原稿載置板
(不図示)とその直下に配置されたCCDなどのイメー
ジセンサ(不図示)から構成される。このイメージリー
ダ部10で得られるR,G,B各色成分毎の原稿画像デ
ータは、制御ユニット30において各種のデータ処理を
受け、さらにシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(BK)の各再現色の画像データに変
換されて(以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラッ
クの各再現色を単にC、M、Y、BKと表し、各再現色
に関連する構成部分の番号にこのC、M、Y、BKを添
字として付加する)制御ユニット30の画像メモリ(不
図示)に一旦格納される。その後画像データは記録紙S
の供給と同期してレーザ光に変調され、光学ユニット4
0を経て画像形成に供される。尚、画像メモリにはイメ
ージリーダ部10で読み取った原稿画像の他に、複写画
像の色ズレ補正用に用いるレジストマーク形成用の画像
も記憶している。
【0010】プリンタ部20は、光学ユニット40と、
記録紙Sの搬送方向Xに沿って所定間隔で配置された感
光体ドラム41C〜41BKと、記録紙Sの搬送方向X
上流側に配置された給紙部50と、給紙部50から給紙
された記録紙Sを搬送する搬送ベルト60と、搬送方向
下流側に配置された定着部80と、更にその下流側に配
置された排紙トレー90とから構成される。
【0011】光学ユニット40は、図2に示すように4
つのレーザダイオード1a、2a、3a、4aから発し
た光を一つのポリゴンミラー31で主走査方向に偏向走
査した後、4組のミラー1d、2c、3c、3d、4d
で各感光体ドラム41C〜41BKを露光する4つの光
線に分配するよう各光学部品を所定の光学的関係に配置
したものである。
【0012】すなわち、4個のレーザダイオード1a、
2a、3a、4aのうちレーザダイオード2aと3aか
ら発したレーザ光は(以下、第2、第3のレーザ光とい
う)直接ポリゴンミラー31のミラー面に入射される
が、残りのレーザダイオード1aと4aから発したレー
ザ光(以下、第1、第4レーザ光という)は前記第2、
第3レーザ光の光路の直下方に設けたミラー1c、4c
で反射されて当該第2、第3のレーザ光と平行な方向に
変換され、ポリゴンミラー31のミラー面に入射され
る。そして、第1、第2のレーザ光は一つのミラー面
で、第3、第4のレーザ光は他の一のミラー面で夫々反
射されて主走査方向に偏向される。偏向後の第1、第2
のレーザ光は走査レンズ32aを通過し、また偏向後の
第3、第4のレーザ光は走査レンズ32bを通過してミ
ラー1d、2c、3c、4dに入射する。この場合、第
1のレーザ光の偏向面と第2のレーザ光の偏向面は上下
にずれているし、ミラー1dと2cは図1に示されてい
るように前記2つのレーザ光の偏向面のズレ量相当分上
下にズレて配されているので、第1のレーザ光はミラー
1dで反射されて感光体ドラム41Cを露光し、第2の
レーザ光はミラー2c、2dで反射されて感光体ドラム
41Mを露光する。
【0013】第3のレーザ光の偏向面と第4のレーザ光
の偏向面は第1のレーザ、第2のレーザと同じ関係にあ
り、ミラー3cと4dもミラー1dと2cと同じ関係に
あるので、第3のレーザ光は感光体ドラム41Yを、第
4のレーザ光は感光体ドラム41BKを露光することと
なる。尚、説明を省略したが、各レーザ光路には図示し
たようにシリンドリカルレンズ33a、33b、1e、
2f、3f、4e、コリメータレンズ1b〜4b、ミラ
ー2d、2e、3e、3d、35a、35b、SOSセ
ンサ34a、34bが所定の位置に配されている。
【0014】各感光体ドラム41C〜41BKはその周
囲にコロナ帯電器42C〜42BK、現像器44C〜4
4BK等が配されており、公知のカールソンプロセスに
よって各色成分の画像が形成される。 給紙部50は記
録紙Sを積載したカセット51とカセット51から記録
紙Sを繰り出す繰り出しローラ52および捌きローラ5
3から構成されている。
【0015】搬送ベルト60は図1に示すように定着部
80の近傍に設けた駆動ローラ61と給紙部50の近傍
に設けた従動ローラ62、および複写機筐体中央底部付
近に設けた従動ローラ63の3つのローラにまたがって
掛設され、駆動ローラ61の駆動力を受けて図示X方向
に回動する。搬送ベルト60としては、4色重ね合わせ
による複写画像の色ズレを防止する上で伸縮性が少ない
可撓性材料で作製されたものが用いられている。搬送ベ
ルト60の下地色としては、レジストマークを検出する
上で各トナー色との色差のある色、例えば白色が望まし
いが、上記材料的な制約から黒色に近いものとなってい
る。このため、黒色トナーで作製されるレジストマーク
が搬送ベルト60上では検出しずらいものとなってい
る。
【0016】前記感光体ドラム41C〜41BKの直下
方の搬送ベルト裏面側には、夫々帯電チャージャ43C
〜43BKが設けられ、感光体ドラム41C〜41BK
上に作製されたトナー像を記録紙Sまたは搬送ベルト6
0上に転写するようにしてある。定着部80近傍の記録
紙搬送方向最下流位置よりも駆動ローラ61周面に沿っ
て下方に周り込んだ部所には搬送ベルト60と接触する
状態で再転写ローラ70が設けられている。この再転写
ローラ70は、各感光体ドラム41C〜41BKから直
接搬送ベルト60に転写されたレジストマークが表面に
転写されるローラである。ここで、レジストマークは本
実施例では図2および図4に301〜309で示すよう
に文字Kを横倒しにした形状を持っている。レジストマ
ークについての形状、転写の詳細は後述する。
【0017】このレジストマーク301〜309を再転
写ローラ70の表面に歪みなく、奇麗に転写するために
再転写ローラ70を含め駆動ローラ61は次のように工
夫されている。すなわち、駆動ローラ61と再転写ロー
ラ70は図2に示すように適切なギヤ比をもつ一対のギ
ヤ110、111で連結され、再転写ローラ70と搬送
ベルト60とは接触箇所において同一方向にしかも同一
周速で回動、搬送されるようにしてある。
【0018】また、駆動ローラ61は図4に示すように
接地されているとともに、少なくとも周面は半導体材料
で構成されている。このため、トナー粒子からなるレジ
ストマークを搬送ベルト60上に吸着するために帯電チ
ャージャ43C〜43BKによって搬送ベルト60に供
給された電荷(図4に示すように正電荷)は、搬送ベル
ト60が駆動ローラ61の周面と接触している間に半導
体材料の抵抗値によって決まる量だけ大地に逃げること
となる。そして、残った電荷によってトナー粒子は搬送
ベルト60上に吸着され、やがて再転写ローラ70周面
と接触することとなる。
【0019】一方、再転写ローラ70は絶縁体であり、
レジストマークとの色差を得るために白色系の顔料を含
むABS等の硬質・耐久性に優れた工業用樹脂で作製さ
れている。そして、再転写ローラ70の周面にはコロナ
帯電器71、除電器72、クリーナ73等が図4で示す
位置関係で配設されていて、搬送ベルト60と接触する
前にコロナ帯電器71によって表面に正電荷を供給し、
レジストマークを表面に再転写後、除電器72で再転写
ローラ70の除電を行い、続いて、再転写されたレジス
トマーク(トナー粒子)をクリーナ73で再転写ローラ
70表面から除去するようにしている。
【0020】尚、再転写ローラ70と搬送ベルト60と
の接触部分において、トナー粒子は搬送ベルト60に残
留する電荷の静電吸引力と、再転写ローラ70に供給さ
れた電荷の静電吸引力との両方の作用を受けるが、既述
したように搬送ベルト60の表面の電荷は駆動ローラ6
1を通過時に大半が除去されているので、再転写ローラ
70表面の電荷による静電吸引力が圧倒的に勝り、従っ
てトナー粒子は整然と再転写される。
【0021】再転写ローラ70の表面であって搬送ベル
ト60との接触部所から除電器72に至るまで表面部位
と対向して図2に示すように、レジストマーク位置検出
器105a、105b、106a、106b、107
a、107bが配されている。各検出器105a、b〜
107a、bは夫々一対のフォトカプラーからなる。各
フォトカプラー105a、b〜107a、bは主走査方
向において各レジストマーク307、308、309の
再転写相当箇所に配されている。より厳密に言えば、各
フォトカプラー105a、bの検出視野の通過域が図3
に破線r1〜r6で示すように各レジストマーク307〜
309の端寄りとなるよう設定されている。
【0022】前記各フォトカプラー105a、b〜10
7a、bの検出信号は、図示しない制御部を通じて色ズ
レ量として検出され、原稿画像の複写に際して色ズレの
補正に供される。次に上記構成の複写機において、レジ
ストマークを用いて色ズレを補正する動作を説明する。
【0023】操作者がプリントスタートキーを押して
後、定着器80が定着可能な温度に達するまでの所定期
間に画像メモリからレジストマーク用画像が読み出さ
れ、各レーザダイオード1a〜4aを通じて各感光体ド
ラム41C〜41BKを露光する。各感光体ドラム41
C〜41BKを露光するタイミングは、上流の感光体ド
ラムほど早く、従って搬送ベルト60上に転写される各
色のレジストマークは感光体ドラム41C〜41BKの
配列ピッチよりも短ピッチとなる。また各色のレジスト
マークは図2、3に示すように主走査方向に3個ずつ形
成される。これは主走査線の歪みであるスキューとかボ
ーも検出できるよう対処するためである。
【0024】搬送ベルト60上に転写された各色のレジ
ストマーク301〜309(実際には3個ずつ4列転写
されるが便宜上3列しか示していない)は、搬送ベルト
60の搬送に伴って下流へ搬送され、やがて再転写ロー
ラ70表面に最前列のマークから順に再転写される。再
転写されたレジストマーク301〜309は、フォトカ
プラー105a、b〜107a、bによってそれの検出
視野通過域r1〜r6上にあるトナー粒子部分が各フォト
カプラー105a、b〜107a、bの検出視野に侵入
する度に検出される。ここで、各レジストマークは文字
Kを横倒した形状であり、より詳しくは図5に示すよう
に主走査方向に延長された一本の線分301aと、その
線分301aの中央部分から略45°の傾き角で共役な
方向に延びた2本の傾斜線301b、301cからな
り、フォトカプラー105a、bの検出視野通過域r1
〜r6が図の位置だとすると、フォトカプラー105
a、b〜107a、bは1つ目のレジストマークについ
て線分301a〜303aを検出した後時刻t1〜t6後
に傾斜線301b、c〜303b、cを検出し、続いて
次の色成分のレジストマークの線分304a〜306a
を前のレジストマークの線分301a〜303a検出時
から時刻TL1〜TL3後に検出し、更に線分304a〜
306a検出後時刻t1'〜t6'後に傾斜線304b、c
〜306b、cを検出する。
【0025】このようにして、各フォトカプラー105
a、b〜107a、bによって各レジストマークの線分
301a〜306aと傾斜線304b、c〜306b、
cを検出することにより、各レジストマークについて線
分検出から傾斜線検出までの時刻t1、t2、t1'、t
2'、・・・および先頭のレジストマークの線分検出から
後続のレジストマークの線分検出までの時刻TL1、T
L2、・・・を求めることができ、この時刻情報によっ
て次のようにして色ズレの検出ができる。
【0026】まず、各色間において主走査方向に色ズレ
が生じていないとすると、次式が成立する。すなわち、
T1=t1-t2、T2=t1'-t2'、T3=t3-t4、T4=t3'-t
4'、T5=t5-t6、T6=t5'-t6'とすると、 T1−T2=T3−T4=T5−T6=0 となる。一方、この関係が不成立の場合、例えば、 T1−T2≠T3−T4 の場合にはBK色とY色との間で主走査方向に色ズレを
起こしているといえる。色ズレ量は(T1−T2)−(T
3−T4)によって求められる。
【0027】また、Y色の主走査線がボーとかスキュー
を生じておらず、主走査方向に正確に直線的である場合
には、 TL1=TK2=TL3 が成立する。一方、Y色の主走査線がボーとかスキュー
を生じている場合は上式が成立しない。例えば、 TL1=TL3≠TL2 の場合はボーであり、 TL1≠TL2≠TL3 の場合はスキューであると判断できる。そして、TL
1、TL2、TL3の差分を求めることにより、ボー、ス
キューの量を検出することができる。
【0028】尚、上記主走査方向のズレ、ボー、スキュ
ーの検出に際しては4つのトナー色のうち何れかのトナ
ーの色を基準とし、他のトナー色の画像が基準色の画像
に対して相対的にズレていたり、ボー、スキューを生じ
ていると判断されるものである。基準色としては、通常
は黒色トナーを設定する。検出された色ズレが主走査方
向のズレである場合は、該当する色成分について画像メ
モリから各ライン毎の読み出しタイミングを制御するこ
とにより対処する。この場合、色ズレ量は、T1〜T4を
用いた演算によって数値で求めることができるので、読
み出しタイミングの遅速制御量も数値で与えることがで
き、従ってレジストマークによる色ズレ検出の結果を直
ちに次の複写に適用して確実に色ズレの補正を行うこと
ができるという利点がある。
【0029】検出された色ズレがスキュー、ボーが原因
である場合には、画像メモリから画像を読み出す際に画
素毎の読み出しアドレスを制御することにより対処す
る。この場合にもスキューとかボーによる走査線の傾き
量、歪み量を数値として把握できるので、主走査線のズ
レの場合と同様、直ちに次の複写における色ズレの解消
を図ることができる。
【0030】上記実施形態において、レジストマークは
「K」型マークを用い、それを各色毎に副走査方向に間
隔をおいて転写する方法をとっているが、レジストマー
クとしては例えば特開昭63−300262号公報に示
されているように各色毎に異なったパターンを用い、そ
れを搬送ベルト上の同一位置に重ね合わせて転写するよ
うにし、重ね合わない量を色ズレ量として検知する方法
を用いることができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は搬送ベルト上に複数の像担持体が配列され、各像担持
体上に形成された画像を、搬送ベルト上を搬送される転
写材に転写し、画像形成を行う画像形成装置において、
各像担持体にレジストマーク用画像を形成する画像書き
込み手段と、前記画像書き込み手段によって像担持体上
に形成され、さらに前記搬送ベルト上に転写されたレジ
ストマークを、前記搬送ベルトから表面に再転写させる
再転写部材と、前記再転写部材上に形成されたレジスト
マークの相対位置情報を検出する検出手段と、前記検出
手段により検出されたレジストマークの相対位置情報に
基づいて、像担持体上に形成される画像の位置を補正す
る補正手段とを備えているので、搬送べルトの材質や色
調に依存せずに正確な画像転写位置情報をレジストマー
ク位置検出器に伝えることができ、それに基づいて良好
な転写位置補正を行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一適応例としてのタンデム型フルカラ
ー複写機1の全体構成を表す正面断面図である。
【図2】前記複写機1のプリンタ部20の主要構成周辺
の斜視図である。
【図3】レジストマーク再転写機構を横倒し「K」型レ
ジストマークとともに表す再転写ローラ70周辺の正面
図である。
【図4】レジストマーク再転写機構を静電作用的に表す
再転写ローラ70周辺の側面断面図である。
【図5】再転写ローラ70上に再転写されたレジストマ
ーク301〜309の位置を表す当該ローラ周面の展開
図である。
【符号の説明】
1 タンデム型フルカラー複写機 10 イメージリーダ部 20 プリンタ部 30 制御ユニット 40 光学ユニット 41C〜41BK 感光体ドラム 50 給紙部 51 カセット 52 繰り出しローラ 53 捌きローラ 60 搬送ベルト 61 駆動ローラ 62、63 従動ローラ 70 レジストマーク再転写ローラ 71 コロナ帯電器 72 除電器 73 クリーナ 80 定着部 90 排紙トレー 105a、b〜107a、b レジストマーク位置検出
器 110、111 ギヤ 301〜309 横倒し「K」型レジストマーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ベルト上に複数の像担持体が配列さ
    れ、各像担持体上に形成された画像を、搬送ベルト上を
    搬送される転写材に転写し、画像形成を行う画像形成装
    置において、 各像担持体にレジストマーク用画像を形成する画像書き
    込み手段と、 前記画像書き込み手段によって像担持体上に形成され、
    さらに前記搬送ベルト上に転写されたレジストマーク
    を、前記搬送ベルトから表面に再転写させる再転写部材
    と、 前記再転写部材上に形成されたレジストマークの相対位
    置情報を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたレジストマークの相対位
    置情報に基づいて、像担持体上に形成される画像の位置
    を補正する補正手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP9084909A 1997-04-03 1997-04-03 画像形成装置 Pending JPH10282857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084909A JPH10282857A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084909A JPH10282857A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 画像形成装置

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ID=13843868

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9084909A Pending JPH10282857A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 画像形成装置

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Country Link
JP (1) JPH10282857A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327453B1 (en) 1999-03-31 2001-12-04 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus and registration correction method to correct dislocation of formed images

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US6327453B1 (en) 1999-03-31 2001-12-04 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus and registration correction method to correct dislocation of formed images

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