JPH10282285A - 原子炉建屋 - Google Patents
原子炉建屋Info
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- JPH10282285A JPH10282285A JP9092112A JP9211297A JPH10282285A JP H10282285 A JPH10282285 A JP H10282285A JP 9092112 A JP9092112 A JP 9092112A JP 9211297 A JP9211297 A JP 9211297A JP H10282285 A JPH10282285 A JP H10282285A
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- well
- pressure vessel
- equipment
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平面積及び体積を縮小した小型の原子炉建屋
を実現するとともに、RCCV内に設置される機器を簡
素化しかつ点検補修を容易とし、プラントの信頼性を向
上させる。 【解決手段】 原子炉圧力容器3を内蔵するRCCV4
の下部ドライウェル7に隣接しかつウェットウェル8の
下方に、機器を収納する機器室17、18を設ける。機器室
17、18内には主にECCS13やRIP/CRD15に関わ
る機器を収納する。また原子炉ウェル23に隣接する燃料
貯蔵プール11の底部を段差のない平面形状とする。原子
炉ウェル23の上部に鉄板製のカバーを設け、原子炉ウェ
ル内の貯留水をECCSの第2水源とする。また機器室
17と下部ドライウェル7とを連絡するアクセストンネル
16を設ける。さらに、前記ウェットウェルの上方に上部
ドライウェル6に隣接して機器室19としてペネトレーシ
ョン処理室を設ける。
を実現するとともに、RCCV内に設置される機器を簡
素化しかつ点検補修を容易とし、プラントの信頼性を向
上させる。 【解決手段】 原子炉圧力容器3を内蔵するRCCV4
の下部ドライウェル7に隣接しかつウェットウェル8の
下方に、機器を収納する機器室17、18を設ける。機器室
17、18内には主にECCS13やRIP/CRD15に関わ
る機器を収納する。また原子炉ウェル23に隣接する燃料
貯蔵プール11の底部を段差のない平面形状とする。原子
炉ウェル23の上部に鉄板製のカバーを設け、原子炉ウェ
ル内の貯留水をECCSの第2水源とする。また機器室
17と下部ドライウェル7とを連絡するアクセストンネル
16を設ける。さらに、前記ウェットウェルの上方に上部
ドライウェル6に隣接して機器室19としてペネトレーシ
ョン処理室を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は沸騰水型原子炉の原
子炉格納容器及び機器室等から構成される原子炉建屋に
関する。
子炉格納容器及び機器室等から構成される原子炉建屋に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の沸騰水型原子炉(以下BWRとい
う。)の中で最新のものに新型改良型BWR(以下AB
WRという。)が知られている。このABWRの原子炉
建屋及び鉄筋コンクリート製原子炉格納容器(以下RC
CVという。)について図を参照してその概要を説明す
る。図5は一般的なABWRの概略断面図である。
う。)の中で最新のものに新型改良型BWR(以下AB
WRという。)が知られている。このABWRの原子炉
建屋及び鉄筋コンクリート製原子炉格納容器(以下RC
CVという。)について図を参照してその概要を説明す
る。図5は一般的なABWRの概略断面図である。
【0003】図5において、原子炉建屋1は、岩盤に設
置したマット2の直上に設けられ原子炉圧力容器3を格
納するRCCV4と、このRCCV4の外側に設けられ
た各種機器室5等の設備から構成される。なお、図中符
号20は原子炉一次格納容器バウンダリを示している。
置したマット2の直上に設けられ原子炉圧力容器3を格
納するRCCV4と、このRCCV4の外側に設けられ
た各種機器室5等の設備から構成される。なお、図中符
号20は原子炉一次格納容器バウンダリを示している。
【0004】またRCCV4の外側には、各種機器室5
と、サプレッションプール8内を貫通する機器搬出入用
アクセストンネル16により下部ドライウェル7と連絡す
る補修室17と、制御棒駆動機構15を制御する水圧流路切
替機構等からなる水圧制御ユニット18と、RCCV4に
設けられた配管等の貫通部(ペネトレーション)の処理
を行うペネトレーション処理室19と、原子炉建屋1外壁
と隣接する通路21等が設置されている。
と、サプレッションプール8内を貫通する機器搬出入用
アクセストンネル16により下部ドライウェル7と連絡す
る補修室17と、制御棒駆動機構15を制御する水圧流路切
替機構等からなる水圧制御ユニット18と、RCCV4に
設けられた配管等の貫通部(ペネトレーション)の処理
を行うペネトレーション処理室19と、原子炉建屋1外壁
と隣接する通路21等が設置されている。
【0005】RCCV4の中央部に設置された原子炉圧
力容器3は図示しない炉心を内包しており、またRCC
V4の床から立設したペデスタル10により支持されてい
る。このほかRCCV4 は、原子炉圧力容器3を包囲す
る上部ドライウェル6と、この上部ドライウェルの下方
に位置し原子炉圧力容器3の底部に設置した原子炉冷却
材再循環ポンプ及び制御棒駆動機構15を内包する下部ド
ライウェル7と、サプレッションプール水8aを貯留す
るサプレッションプール8が構築されたウェットウェル
9とから構成される。
力容器3は図示しない炉心を内包しており、またRCC
V4の床から立設したペデスタル10により支持されてい
る。このほかRCCV4 は、原子炉圧力容器3を包囲す
る上部ドライウェル6と、この上部ドライウェルの下方
に位置し原子炉圧力容器3の底部に設置した原子炉冷却
材再循環ポンプ及び制御棒駆動機構15を内包する下部ド
ライウェル7と、サプレッションプール水8aを貯留す
るサプレッションプール8が構築されたウェットウェル
9とから構成される。
【0006】RCCV4の上部には、原子炉圧力容器3
の上方に位置する原子炉ウェル23と、この原子炉ウェル
23からの放射線を遮蔽するためのコンクリート製の原子
炉ウェルプラグ26と、原子炉ウェル23に隣接し使用済燃
料を貯蔵し冷却する使用済燃料プール11と、原子炉ウェ
ル23に隣接し定期検査時に図示しない気水分離器、蒸気
乾燥器等のRCCV4の各種機器を仮置きする機器仮置
プール12とから構成される。
の上方に位置する原子炉ウェル23と、この原子炉ウェル
23からの放射線を遮蔽するためのコンクリート製の原子
炉ウェルプラグ26と、原子炉ウェル23に隣接し使用済燃
料を貯蔵し冷却する使用済燃料プール11と、原子炉ウェ
ル23に隣接し定期検査時に図示しない気水分離器、蒸気
乾燥器等のRCCV4の各種機器を仮置きする機器仮置
プール12とから構成される。
【0007】使用済燃料貯蔵プール11は底面22に段差が
設けられており、RCCV4上方の方がその隣接部より
水深が小さい。RCCV4隣接部における使用済燃料貯
蔵プール11の水深を図中hで示した。この深さhは、原
子炉圧力容器3と使用済燃料貯蔵プール11において使用
済燃料を移送し貯蔵する際の遮蔽上の要求から決定され
ている。
設けられており、RCCV4上方の方がその隣接部より
水深が小さい。RCCV4隣接部における使用済燃料貯
蔵プール11の水深を図中hで示した。この深さhは、原
子炉圧力容器3と使用済燃料貯蔵プール11において使用
済燃料を移送し貯蔵する際の遮蔽上の要求から決定され
ている。
【0008】原子炉圧力容器3の上部側面に一次冷却材
が流通する原子炉系一次配管14が接続している。また、
原子炉圧力容器3とサプレッションプール8とは非常用
炉心冷却系(以下、ECCSという。)13により接続さ
れている。万一、原子炉系一次配管14の破損等により冷
却材喪失事故が発生した場合においても、RCCV4内
に冷却材及び事故時に発生する蒸気を原子炉一次格納容
器バウンダリ20内に保持することにより、放射線の大気
中への拡散を抑制する。同時に、ECCS13の作動によ
りサプレッションプール水8a等を原子炉圧力容器3内
に注入して炉心燃料を有効に冷却する。これによりAB
WRは、外部の一般公衆に放射線被爆の不当なリスクを
与えることを厳に防止した、十分に高い健全性を備えた
構成となっている。
が流通する原子炉系一次配管14が接続している。また、
原子炉圧力容器3とサプレッションプール8とは非常用
炉心冷却系(以下、ECCSという。)13により接続さ
れている。万一、原子炉系一次配管14の破損等により冷
却材喪失事故が発生した場合においても、RCCV4内
に冷却材及び事故時に発生する蒸気を原子炉一次格納容
器バウンダリ20内に保持することにより、放射線の大気
中への拡散を抑制する。同時に、ECCS13の作動によ
りサプレッションプール水8a等を原子炉圧力容器3内
に注入して炉心燃料を有効に冷却する。これによりAB
WRは、外部の一般公衆に放射線被爆の不当なリスクを
与えることを厳に防止した、十分に高い健全性を備えた
構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような図5に示し
た従来のABWRの原子炉建屋1では、RCCV4の内
部にサプレッションプール8が設置され、 RCCV4
の外側に各種機器室5が設置されている。よって原子炉
建屋1の設置面積及び容積は、RCCV4と各種機器室
5の大きさに依存する。
た従来のABWRの原子炉建屋1では、RCCV4の内
部にサプレッションプール8が設置され、 RCCV4
の外側に各種機器室5が設置されている。よって原子炉
建屋1の設置面積及び容積は、RCCV4と各種機器室
5の大きさに依存する。
【0010】また、サプレッションプール8がマット2
の直上に位置するために、原子炉格納容器3の下部に設
置される冷却材再循環ポンプや制御棒駆動機構等の各種
機器15を定期検査時に点検するためには、点検に要する
機器を、サプレッションプール8内を貫通する機器搬出
入アクセストンネル16を通って下部ドライウェル7と補
修室17間で搬出あるいは搬入する必要がある。よって、
かかる搬出入を容易として設備点検の効率を向上させる
ことが求められている。
の直上に位置するために、原子炉格納容器3の下部に設
置される冷却材再循環ポンプや制御棒駆動機構等の各種
機器15を定期検査時に点検するためには、点検に要する
機器を、サプレッションプール8内を貫通する機器搬出
入アクセストンネル16を通って下部ドライウェル7と補
修室17間で搬出あるいは搬入する必要がある。よって、
かかる搬出入を容易として設備点検の効率を向上させる
ことが求められている。
【0011】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、従来のRCCV及び各種機器室の配置を変更するこ
とにより、原子炉建屋全体の小型化を図ることを目的と
する。
り、従来のRCCV及び各種機器室の配置を変更するこ
とにより、原子炉建屋全体の小型化を図ることを目的と
する。
【0012】また本発明は、機器室の配置の変更に伴っ
て機器搬出入アクセストンネルの配置を変更しその長さ
を小さくすることにより、下部ドライウェル内への機器
の搬出入を容易とすることを目的とする。
て機器搬出入アクセストンネルの配置を変更しその長さ
を小さくすることにより、下部ドライウェル内への機器
の搬出入を容易とすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、炉心を内包する原子炉圧力容器と、こ
の原子炉圧力容器を内蔵する原子炉格納容器と、原子炉
圧力容器を包囲する上部ドライウェルと、この上部ドラ
イウェルの下方に位置し原子炉圧力容器の底部に設置し
た原子炉冷却材再循環ポンプ及び制御棒駆動機構を内蔵
する下部ドライウェルと、上部ドライウェルの下方に位
置し内部にサプレッションプールを有するウェットウェ
ルと、原子炉圧力容器の上方に位置する原子炉ウェル
と、サプレッションプールと原子炉圧力容器を注水手段
を介して連絡する非常用炉心冷却系とを具備する原子炉
建屋において、原子炉格納容器の下部ドライウェルに隣
接しかつウェットウェルの下方に位置し機器を収納する
機器室を具備することを特徴とする原子炉建屋を提供す
る。
め、本発明では、炉心を内包する原子炉圧力容器と、こ
の原子炉圧力容器を内蔵する原子炉格納容器と、原子炉
圧力容器を包囲する上部ドライウェルと、この上部ドラ
イウェルの下方に位置し原子炉圧力容器の底部に設置し
た原子炉冷却材再循環ポンプ及び制御棒駆動機構を内蔵
する下部ドライウェルと、上部ドライウェルの下方に位
置し内部にサプレッションプールを有するウェットウェ
ルと、原子炉圧力容器の上方に位置する原子炉ウェル
と、サプレッションプールと原子炉圧力容器を注水手段
を介して連絡する非常用炉心冷却系とを具備する原子炉
建屋において、原子炉格納容器の下部ドライウェルに隣
接しかつウェットウェルの下方に位置し機器を収納する
機器室を具備することを特徴とする原子炉建屋を提供す
る。
【0014】従来の原子炉建屋においてウェットウェル
に隣接配置される機器室の配置を変更することにより、
原子炉建屋の設置面積を縮小しより簡素な系統とする。
さらに本発明では、ウェットウェルの下方に位置する機
器室のうち少なくとも一部の機器室に非常用炉心冷却
系、制御棒駆動機構及び冷却材再循環ポンプのうちいず
れかに関わる機器を収納することとする。これらの機器
は従来は原子炉格納容器のウェットウェルに隣接し設け
られる機器室に収納されていたが、その配置を変更する
ことにより設備全体の小型化を図る。またこの際、原子
炉ウェルに隣接し原子炉格納容器の上方に位置し使用済
燃料を貯蔵する燃料貯蔵プールを具備し、この燃料貯蔵
プールの底部を段差のない平面形状に構成することとす
る。
に隣接配置される機器室の配置を変更することにより、
原子炉建屋の設置面積を縮小しより簡素な系統とする。
さらに本発明では、ウェットウェルの下方に位置する機
器室のうち少なくとも一部の機器室に非常用炉心冷却
系、制御棒駆動機構及び冷却材再循環ポンプのうちいず
れかに関わる機器を収納することとする。これらの機器
は従来は原子炉格納容器のウェットウェルに隣接し設け
られる機器室に収納されていたが、その配置を変更する
ことにより設備全体の小型化を図る。またこの際、原子
炉ウェルに隣接し原子炉格納容器の上方に位置し使用済
燃料を貯蔵する燃料貯蔵プールを具備し、この燃料貯蔵
プールの底部を段差のない平面形状に構成することとす
る。
【0015】さらに、原子炉ウェルの上部に鉄板製のカ
バーを具備し、かつ原子炉ウェルは非常用炉心冷却系と
連絡し、原子炉ウェル内の貯留水を非常用炉心冷却系に
より原子炉圧力容器内への注水源の一部とする。これに
より、非常用炉心冷却系の信頼性をさらに向上させるこ
とができる。
バーを具備し、かつ原子炉ウェルは非常用炉心冷却系と
連絡し、原子炉ウェル内の貯留水を非常用炉心冷却系に
より原子炉圧力容器内への注水源の一部とする。これに
より、非常用炉心冷却系の信頼性をさらに向上させるこ
とができる。
【0016】さらに、ウェットウェルの下方に位置する
機器室と下部ドライウェルとを連絡するアクセストンネ
ルを具備する。これにより、下部ドライウェルにおける
機器の点検補修を容易とすることができる。
機器室と下部ドライウェルとを連絡するアクセストンネ
ルを具備する。これにより、下部ドライウェルにおける
機器の点検補修を容易とすることができる。
【0017】さらに、ウェットウェルの下方に位置する
機器室に隣接する通路を具備し、かつこの通路とウェッ
トウェルの下方に位置する機器室とを円周状の構造壁で
隔てる。また、原子炉格納容器の上部ドライウェルに隣
接しかつウェットウェルの上方に位置し機器を収納する
機器室を具備する。またこのウェットウェルの上方に位
置する機器室のうち少なくとも一部の機器室を原子炉格
納容器の配管等の貫通部の処理を行うペネトレーション
処理室とする。これにより、貫通部の処理をより容易に
行うことができる。
機器室に隣接する通路を具備し、かつこの通路とウェッ
トウェルの下方に位置する機器室とを円周状の構造壁で
隔てる。また、原子炉格納容器の上部ドライウェルに隣
接しかつウェットウェルの上方に位置し機器を収納する
機器室を具備する。またこのウェットウェルの上方に位
置する機器室のうち少なくとも一部の機器室を原子炉格
納容器の配管等の貫通部の処理を行うペネトレーション
処理室とする。これにより、貫通部の処理をより容易に
行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本実施形態に係る原子炉建屋
の概略断面図である。なお、図中図5と同一の構成部分
には同一符号を付して重複する部分の説明は省略し要部
のみを説明する。
基づいて説明する。図1は本実施形態に係る原子炉建屋
の概略断面図である。なお、図中図5と同一の構成部分
には同一符号を付して重複する部分の説明は省略し要部
のみを説明する。
【0019】本実施形態においては、下部ドライウェル
7に隣接する各種機器室をマット2の直上に設置してお
り、下部ドライウェル7に隣接してこの各種機器室の上
部にサプレッションプール8を内包するウェットウェル
9を設置している。なお図ではマット2の直上に位置す
る各種機器室として代表的に補修室17及び制御棒駆動制
御ユニット18を示している。さらに、この補修室17、制
御棒駆動機構制御ユニット18に代表される各種機器室及
びウェットウェルの外側には、構造壁24aを介して通路
21等を設置し、さらに外側に原子炉建屋1の外壁を設け
ている。
7に隣接する各種機器室をマット2の直上に設置してお
り、下部ドライウェル7に隣接してこの各種機器室の上
部にサプレッションプール8を内包するウェットウェル
9を設置している。なお図ではマット2の直上に位置す
る各種機器室として代表的に補修室17及び制御棒駆動制
御ユニット18を示している。さらに、この補修室17、制
御棒駆動機構制御ユニット18に代表される各種機器室及
びウェットウェルの外側には、構造壁24aを介して通路
21等を設置し、さらに外側に原子炉建屋1の外壁を設け
ている。
【0020】また、従来のRCCVでは図5に示すよう
にウェットウェル9の直上の空間は全て上部ドライウェ
ル6により占められていたが、本実施形態ではウェット
ウェル9の直上の空間のうち原子炉圧力容器3側に上部
ドライウェル6を設け、この上部ドライウェル6に隣接
して各種機器室を配置する。なお図では各種機器室とし
て代表的にペネトレーション機器室19を示している。こ
の機器室19を配置したことにより、上部ドライウェル6
の外壁はウェットウェル9の外壁よりも内側に位置し、
原子炉一次格納容器バウンダリ20を段付きの形状として
いる。
にウェットウェル9の直上の空間は全て上部ドライウェ
ル6により占められていたが、本実施形態ではウェット
ウェル9の直上の空間のうち原子炉圧力容器3側に上部
ドライウェル6を設け、この上部ドライウェル6に隣接
して各種機器室を配置する。なお図では各種機器室とし
て代表的にペネトレーション機器室19を示している。こ
の機器室19を配置したことにより、上部ドライウェル6
の外壁はウェットウェル9の外壁よりも内側に位置し、
原子炉一次格納容器バウンダリ20を段付きの形状として
いる。
【0021】さらに、RCCV4の上方に、使用済燃料
貯蔵プール11および機器仮置プール12を設置している。
なお、図中使用済燃料プール11における深さhは、原子
炉圧力容器3と使用済燃料貯蔵プール11において使用済
燃料を移送し貯蔵する際の遮蔽上の要求から決定される
ものとする。この使用済燃料プール11の底面22は、従来
は図5に示すように遮蔽要求上から段差が設けられてい
たが、本実施形態においては底面22は平面状に成型され
ている。
貯蔵プール11および機器仮置プール12を設置している。
なお、図中使用済燃料プール11における深さhは、原子
炉圧力容器3と使用済燃料貯蔵プール11において使用済
燃料を移送し貯蔵する際の遮蔽上の要求から決定される
ものとする。この使用済燃料プール11の底面22は、従来
は図5に示すように遮蔽要求上から段差が設けられてい
たが、本実施形態においては底面22は平面状に成型され
ている。
【0022】また、従来は原子炉ウェルからの放射線を
遮蔽するためにコンクリート製の原子炉ウェルプラグを
設置していたが、本実施形態では、通常時には原子炉ウ
ェル23内に水を湛えておき、かつ原子炉ウェル23からの
放射線を遮蔽するための水遮蔽として機能させるととも
に安全上の観点から、原子炉ウェル23の上部に鉄板性の
カバー27を設置する。このカバー27により原子炉ウェル
23内の貯留水に塵などの不純物が混入するのを防ぐ。さ
らに、この原子炉ウェル23はECCS13の配管と図示し
ない配管により接続しており、原子炉ウェル23内の貯留
水を必要に応じてECCS13の水源として使用すること
とする。すなわち、本実施形態におけるECCS13は、
サプレッションプール水8aを第1水源としかつ原子炉
ウェル23内の貯留水を第2水源としている。
遮蔽するためにコンクリート製の原子炉ウェルプラグを
設置していたが、本実施形態では、通常時には原子炉ウ
ェル23内に水を湛えておき、かつ原子炉ウェル23からの
放射線を遮蔽するための水遮蔽として機能させるととも
に安全上の観点から、原子炉ウェル23の上部に鉄板性の
カバー27を設置する。このカバー27により原子炉ウェル
23内の貯留水に塵などの不純物が混入するのを防ぐ。さ
らに、この原子炉ウェル23はECCS13の配管と図示し
ない配管により接続しており、原子炉ウェル23内の貯留
水を必要に応じてECCS13の水源として使用すること
とする。すなわち、本実施形態におけるECCS13は、
サプレッションプール水8aを第1水源としかつ原子炉
ウェル23内の貯留水を第2水源としている。
【0023】図2は図1における原子炉建屋のA−A矢
視方向の概略断面図である。RCCV4を包囲して補修
室17及び制御棒駆動機構水圧制御ユニット18が設置さ
れ、この外部に設けられた略円筒状の構造壁24aと原子
炉建屋1の外壁25の間に通路21等が設けられている。ま
た、RCCV4と構造壁24aとを繋ぐ構造壁24bがRC
CV4から放射状に設けられている。
視方向の概略断面図である。RCCV4を包囲して補修
室17及び制御棒駆動機構水圧制御ユニット18が設置さ
れ、この外部に設けられた略円筒状の構造壁24aと原子
炉建屋1の外壁25の間に通路21等が設けられている。ま
た、RCCV4と構造壁24aとを繋ぐ構造壁24bがRC
CV4から放射状に設けられている。
【0024】この構成により、本実施形態は以下の作用
効果を有する。すなわち、補修室17が下部ドライウェル
7と壁を挟んで隣接しており、そのため従来サプレッシ
ョンプール8内を貫通して設けられていた機器搬出入用
アクセストンネル16を、サプレッションプール8の下方
に壁を貫通して設置している。この結果、機器搬出入用
アクセストンネル16自体の長さを従来より大幅に短くす
ることができることから、アクセストンネル16構築に要
する物量を低減するとともに、下部ドライウェル7内の
機器の保守点検及び保修作業をより容易とすることがで
きる。
効果を有する。すなわち、補修室17が下部ドライウェル
7と壁を挟んで隣接しており、そのため従来サプレッシ
ョンプール8内を貫通して設けられていた機器搬出入用
アクセストンネル16を、サプレッションプール8の下方
に壁を貫通して設置している。この結果、機器搬出入用
アクセストンネル16自体の長さを従来より大幅に短くす
ることができることから、アクセストンネル16構築に要
する物量を低減するとともに、下部ドライウェル7内の
機器の保守点検及び保修作業をより容易とすることがで
きる。
【0025】従来のABWRでは図5に示すように、E
CCS13をサプレッションプール8に隣接してマット2
上に設置していた。限られた空間に必要なECCS13の
機器を設置するため、上述したように縦型の比較的大型
のECCSポンプをマット2を掘り下げて設置してい
た。一方本実施形態では、従来マット2の直上に配置し
ていたサプレッションプール8をより高位置に配置して
ECCS13の上部に設置することにより、ECCS13に
対し十分な水頭圧を確保することが可能であるから、そ
れだけECCSポンプにかかる負荷を小さくできる。
CCS13をサプレッションプール8に隣接してマット2
上に設置していた。限られた空間に必要なECCS13の
機器を設置するため、上述したように縦型の比較的大型
のECCSポンプをマット2を掘り下げて設置してい
た。一方本実施形態では、従来マット2の直上に配置し
ていたサプレッションプール8をより高位置に配置して
ECCS13の上部に設置することにより、ECCS13に
対し十分な水頭圧を確保することが可能であるから、そ
れだけECCSポンプにかかる負荷を小さくできる。
【0026】よってECCSポンプ自体に必要とされる
能力を従来より小さくすることができ、かつECCS機
器室17としてサプレッションプール8の下方に十分に広
い面積をとることが可能であるから、ECCSポンプと
して横型のものを用いることができる。さらに、ECC
Sポンプ設置の際にマット2を掘り下げるなどの作業が
不要となるから、ECCS13をより簡素でかつ設置の容
易なものとすることができる。
能力を従来より小さくすることができ、かつECCS機
器室17としてサプレッションプール8の下方に十分に広
い面積をとることが可能であるから、ECCSポンプと
して横型のものを用いることができる。さらに、ECC
Sポンプ設置の際にマット2を掘り下げるなどの作業が
不要となるから、ECCS13をより簡素でかつ設置の容
易なものとすることができる。
【0027】また本実施形態では、従来マット2の直上
に配置していたサプレッションプール8を機器室の上方
に配置することにより、従来と比較して原子炉建屋全体
の設置面積を小さくすることができる。
に配置していたサプレッションプール8を機器室の上方
に配置することにより、従来と比較して原子炉建屋全体
の設置面積を小さくすることができる。
【0028】さらに本実施形態では、従来と比較して使
用済燃料貯蔵プール11の貯蔵容量を大きくすることがで
きるとともに、原子炉ウェル23の遮蔽体である貯留水
を、サプレッションプール水8aの水量が万一微小とな
った場合のECCS13の第2水源として用いることによ
り、冷却材喪失事故等の設計基準事故への万全な対策を
とることができることから、原子力プラントの安全性を
より向上させることができる。
用済燃料貯蔵プール11の貯蔵容量を大きくすることがで
きるとともに、原子炉ウェル23の遮蔽体である貯留水
を、サプレッションプール水8aの水量が万一微小とな
った場合のECCS13の第2水源として用いることによ
り、冷却材喪失事故等の設計基準事故への万全な対策を
とることができることから、原子力プラントの安全性を
より向上させることができる。
【0029】次に本発明の第2の実施形態について説明
する。本実施形態は、図1及び図2に示した第1 の実施
形態に係る原子炉建屋において設けられた、RCCV4
と構造壁24aとを繋ぐ構造壁24bのうち少なくとも一部
を取り払うことにより機器室5の室数を減らしたもので
ある。これは構造要求上許された場合においてとり得る
構造である。この場合、補修室17及び水圧制御ユニット
18は必要に応じ同一の機器室5内に配置するかあるいは
その周辺空間に配置することとする。図3は本実施形態
に係る原子炉建屋の図1におけるA−A矢視方向断面図
である。ここでは代表的に機器室5を1室とした場合を
示している。本実施形態によって、第1の実施形態とほ
ぼ同様の作用効果を得ることができる。
する。本実施形態は、図1及び図2に示した第1 の実施
形態に係る原子炉建屋において設けられた、RCCV4
と構造壁24aとを繋ぐ構造壁24bのうち少なくとも一部
を取り払うことにより機器室5の室数を減らしたもので
ある。これは構造要求上許された場合においてとり得る
構造である。この場合、補修室17及び水圧制御ユニット
18は必要に応じ同一の機器室5内に配置するかあるいは
その周辺空間に配置することとする。図3は本実施形態
に係る原子炉建屋の図1におけるA−A矢視方向断面図
である。ここでは代表的に機器室5を1室とした場合を
示している。本実施形態によって、第1の実施形態とほ
ぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0030】次に本発明の第3の実施形態について説明
する。本実施形態は、第1 の実施形態に係る原子炉建屋
において設けられた補修室17及び制御棒駆動機構水圧制
御ユニット18の外部に設けられた構造壁24aのうち少な
くとも一部を取り払い、構造壁24dをRCCV4と原子
炉建屋1の外壁25を繋ぐよう配置したものである。これ
は構造要求上許された場合においてとり得る構造であ
る。図5は本実施形態に係る原子炉建屋の図1における
A−A矢視方向断面図である。ここでは代表的に構造壁
24aを全部取り払った場合を示している。本実施形態に
よって、第1 の実施形態とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
する。本実施形態は、第1 の実施形態に係る原子炉建屋
において設けられた補修室17及び制御棒駆動機構水圧制
御ユニット18の外部に設けられた構造壁24aのうち少な
くとも一部を取り払い、構造壁24dをRCCV4と原子
炉建屋1の外壁25を繋ぐよう配置したものである。これ
は構造要求上許された場合においてとり得る構造であ
る。図5は本実施形態に係る原子炉建屋の図1における
A−A矢視方向断面図である。ここでは代表的に構造壁
24aを全部取り払った場合を示している。本実施形態に
よって、第1 の実施形態とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、サプレッションプール
を機器室上部に設置することにより、従来の機能と同様
の機能を有しかつ従来より平面積及び体積を縮小した小
型の原子炉建屋を実現するとともに、ECCS関連機器
を簡素化し、さらに原子炉再循環ポンプ及び水圧制御ユ
ニットに関する補修室へのアクセスを容易にして点検補
修を容易とすることによりプラントの信頼性をさらに向
上させることができる。
を機器室上部に設置することにより、従来の機能と同様
の機能を有しかつ従来より平面積及び体積を縮小した小
型の原子炉建屋を実現するとともに、ECCS関連機器
を簡素化し、さらに原子炉再循環ポンプ及び水圧制御ユ
ニットに関する補修室へのアクセスを容易にして点検補
修を容易とすることによりプラントの信頼性をさらに向
上させることができる。
【図1】本発明の第1乃至第3の実施形態に係る原子炉
建屋の原子炉格納容器及び周辺設備を示した概略断面面
である。
建屋の原子炉格納容器及び周辺設備を示した概略断面面
である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る原子炉建屋の図
1におけるA−A矢視方向概略断面図である。
1におけるA−A矢視方向概略断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る原子炉建屋の図
1におけるA−A矢視方向概略断面図である。
1におけるA−A矢視方向概略断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る原子炉建屋の図
1におけるA−A矢視方向概略断面図である。
1におけるA−A矢視方向概略断面図である。
【図5】従来の原子炉建屋の原子炉格納容器及び周辺設
備を示した概略断面面である。
備を示した概略断面面である。
1,30…原子炉建屋、2…マット、3…原子炉圧力容
器、4…原子炉格納容器、5…各種機器室、6…上部ド
ライウェル、7…下部ドライウェル、8…サプレッショ
ンプール、8a…サプレッションプール水、9…ウェッ
トウェル、10…ペデスタル、11…使用済燃料貯蔵プー
ル、12…機器仮置プール、13…非常用炉心冷却系、14…
原子炉一次系配管、15…原子炉冷却材再循環ポンプ及び
制御棒駆動機構、16…アクセストンネル、17…補修室、
18…水圧制御ユニット、19…ペネトレーション処理室、
20…原子炉格納容器バウンダリ、21…通路、22…使用済
燃料貯蔵プール、23…原子炉ウェル、24a,24b…構造
壁、25…原子炉建屋外壁、26…原子炉ウェルプラグ、27
…原子炉ウェルカバー
器、4…原子炉格納容器、5…各種機器室、6…上部ド
ライウェル、7…下部ドライウェル、8…サプレッショ
ンプール、8a…サプレッションプール水、9…ウェッ
トウェル、10…ペデスタル、11…使用済燃料貯蔵プー
ル、12…機器仮置プール、13…非常用炉心冷却系、14…
原子炉一次系配管、15…原子炉冷却材再循環ポンプ及び
制御棒駆動機構、16…アクセストンネル、17…補修室、
18…水圧制御ユニット、19…ペネトレーション処理室、
20…原子炉格納容器バウンダリ、21…通路、22…使用済
燃料貯蔵プール、23…原子炉ウェル、24a,24b…構造
壁、25…原子炉建屋外壁、26…原子炉ウェルプラグ、27
…原子炉ウェルカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 祐一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内
Claims (8)
- 【請求項1】 炉心を内包する原子炉圧力容器と、この
原子炉圧力容器を内蔵する原子炉格納容器と、前記原子
炉圧力容器を包囲する上部ドライウェルと、この上部ド
ライウェルの下方に位置し前記原子炉圧力容器の底部に
設置した原子炉冷却材再循環ポンプ及び制御棒駆動機構
を内蔵する下部ドライウェルと、前記上部ドライウェル
の下方に位置し内部にサプレッションプールを有するウ
ェットウェルと、前記原子炉圧力容器の上方に位置する
原子炉ウェルと、前記サプレッションプールと前記原子
炉圧力容器を注水手段を介して連絡する非常用炉心冷却
系とを具備する原子炉建屋において、前記原子炉格納容
器の前記下部ドライウェルに隣接しかつ前記ウェットウ
ェルの下方に位置し機器を収納する機器室を具備するこ
とを特徴とする原子炉建屋。 - 【請求項2】 前記ウェットウェルの下方に位置する機
器室のうち少なくとも一部の機器室に前記非常用炉心冷
却系、前記制御棒駆動機構及び前記冷却材再循環ポンプ
のうちいずれかに関わる機器を収納することを特徴とす
る請求項1記載の原子炉建屋。 - 【請求項3】 前記原子炉ウェルに隣接し前記原子炉格
納容器の上方に位置し使用済燃料を貯蔵する燃料貯蔵プ
ールを具備し、かつこの燃料貯蔵プールの底部は段差の
ない平面形状に構成されることを特徴とする請求項1記
載の原子炉建屋。 - 【請求項4】 前記原子炉ウェルの上部に鉄板製のカバ
ーを具備し、かつ前記原子炉ウェルは前記非常用炉心冷
却系と連絡し、前記原子炉ウェル内の貯留水を前記非常
用炉心冷却系により前記原子炉圧力容器内への注水源の
一部とすることを特徴とする請求項1記載の原子炉建
屋。 - 【請求項5】 前記ウェットウェルの下方に位置する機
器室と前記下部ドライウェルとを連絡するアクセストン
ネルを具備することを特徴とする請求項1記載の原子炉
建屋。 - 【請求項6】 前記ウェットウェルの下方に位置する機
器室に隣接する通路を具備し、かつこの通路と前記ウェ
ットウェルの下方に位置する機器室とは円周状の構造壁
で隔てられることを特徴とする請求項1記載の原子炉建
屋。 - 【請求項7】 前記原子炉格納容器の前記上部ドライウ
ェルに隣接しかつ前記ウェットウェルの上方に位置し機
器を収納する機器室を具備することを特徴とする請求項
1記載の原子炉建屋。 - 【請求項8】 前記ウェットウェルの上方に位置する機
器室のうち少なくとも一部の機器室を前記原子炉格納容
器の配管等の貫通部の処理を行うペネトレーション処理
室とすることを特徴とする請求項7記載の原子炉建屋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092112A JPH10282285A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 原子炉建屋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092112A JPH10282285A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 原子炉建屋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282285A true JPH10282285A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14045355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9092112A Pending JPH10282285A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 原子炉建屋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282285A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232420A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Hitachi Ltd | 原子炉格納容器 |
JP2010223970A (ja) * | 2010-06-07 | 2010-10-07 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉格納容器 |
WO2011099200A1 (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-18 | 三菱重工業株式会社 | 原子力施設の建屋の基礎版および原子力施設 |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP9092112A patent/JPH10282285A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232420A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Hitachi Ltd | 原子炉格納容器 |
US7684535B2 (en) | 2006-02-28 | 2010-03-23 | Hitachi-Ge Nuclear Energy, Ltd. | Reactor containment vessel |
WO2011099200A1 (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-18 | 三菱重工業株式会社 | 原子力施設の建屋の基礎版および原子力施設 |
JP2011163927A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 原子力施設の建屋の基礎版および原子力施設 |
CN102656643A (zh) * | 2010-02-09 | 2012-09-05 | 三菱重工业株式会社 | 原子能设施建筑物的基础混凝土板和原子能设施 |
JP2010223970A (ja) * | 2010-06-07 | 2010-10-07 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉格納容器 |
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