JPH10281135A - 袋ナットとボルトの締結構造 - Google Patents

袋ナットとボルトの締結構造

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JPH10281135A
JPH10281135A JP9088193A JP8819397A JPH10281135A JP H10281135 A JPH10281135 A JP H10281135A JP 9088193 A JP9088193 A JP 9088193A JP 8819397 A JP8819397 A JP 8819397A JP H10281135 A JPH10281135 A JP H10281135A
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JP
Japan
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bolt
adhesive
screw hole
cap nut
fastening structure
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JP9088193A
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English (en)
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Makoto Tezuka
誠 手塚
Atsushi Kono
篤志 河野
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GKN Driveline Japan Ltd
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Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩み止め用接着剤を塗布した袋ナットにボル
トをねじ込む際にこの接着剤のはみ出しを防止する。 【解決手段】 ねじ穴5が袋状になった袋ナット部7を
有する第1の部材3と、通し穴11を有する第2の部材
1と、この通し穴11を貫通し、緩み止め用の接着剤が
塗布されたねじ穴5に螺着され、第1の部材3と第2の
部材1とを固定するボルト13と、このボルト13の先
端側と袋状ねじ穴5の底部との間に形成される空間17
に配置され、その容積を低減する充填部材15とを備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両の
動力伝達系において、エンジンの駆動力が入力するリン
グギヤとリングギヤの回転を車輪側に伝達する部材との
固定に用いられる袋ナットとボルトの締結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平4−372427号公報に四輪駆
動装置201が記載されている。図3はその要部を示し
ている。
【0003】この四輪駆動装置201は、エンジンの駆
動力を左右の前車軸203、205に分配するフロント
デフ207と、そのデフケース209にスプライン連結
された中空軸211と、その外側に配置された中空軸2
13と、これらの中空軸211、213を係脱する電磁
クラッチ(図示されていない)と、中空軸213の回転
方向を変換する方向変換歯車組215と、方向変換され
た駆動力を後輪側に伝達する駆動軸217などから構成
されている。
【0004】方向変換歯車組215は互いに噛み合った
ベベルギヤであるリングギヤ219とピニオンギヤ22
1とからなっている。図3のように、ピニオンギヤ22
1は駆動軸217に形成されており、図4のように、リ
ングギヤ219はボルト223によって中空軸213に
固定されている。
【0005】リングギヤ219に掛かる大きなトルクに
よってボルト223が緩まないように、ボルト223の
ねじ込みは、リングギヤ219のねじ穴225に緩み止
めの接着剤を塗布した後行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、車両の
動力伝達系に用いられるリングギヤ219は、ベベルギ
ヤであることに加えて、なるべく小径にする必要がある
から、ねじ穴225の方向にギヤ部227が設けられて
いる。
【0007】従って、ねじ穴225は貫通させることが
できないから袋状になり、その先端に空間229が形成
される。
【0008】このように袋状になったねじ穴225にボ
ルト223をねじ込むと、ねじ穴225の内部、特に、
空間229で空気が圧縮され、この圧縮空気が吹き出
し、このとき、接着剤も外部に押し出される。
【0009】こうして、ねじ穴225で接着剤の充填不
足が生じ、ボルト223の緩み止め機能が不充分にな
る。
【0010】又、外部にはみ出した接着剤をそのままに
しておくと、周辺部材に付着し、あるいは、硬化した後
割れて周辺に飛び散って不具合を起こす恐れがあるから
拭き取る必要があり、それだけ作業コストが嵩む。
【0011】又、接着剤の充填不足を補うために、接着
剤を増量すると、増量分だけコスト高になる上に、外部
に押し出される接着剤も増えるから、拭き取り作業のコ
ストが更に嵩む。
【0012】そこで、この発明は、緩み止め用接着剤を
塗布した袋ナットにボルトをねじ込む際にこの接着剤の
はみ出しを防止する袋ナットとボルトの締結構造の提供
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の袋ナットとボ
ルトの締結構造は、ねじ穴が袋状になった袋ナット部を
有する第1の部材と、通し穴を有する第2の部材と、こ
の通し穴を貫通し、緩み止め用の接着剤が塗布された前
記ねじ穴に螺着され、第1と第2の部材を固定するボル
トと、このボルトの先端側と袋状ねじ穴の底部との間に
形成される空間に配置され、その容積を低減する充填部
材とを備えたことを特徴とする。
【0014】このように、請求項1の袋ナットとボルト
の締結構造では、ボルトの先端側と袋状ねじ穴の底部と
の空間に充填部材を配置することにより、特に高い空気
圧が生じるねじ穴底部の空間容積を大きく低減させた。
【0015】従って、従来例と異なり、ボルトをねじ込
んだときにねじ穴の内部で発生する空気圧が大幅に低減
されるから、接着剤が外部に押し出されることが防止さ
れる。
【0016】こうして、接着剤の充填不足が防止され、
ボルトは確実に緩み止めされる。
【0017】又、空間容積を大きく低減させたことによ
って、ねじ穴の内部には適度な空気圧が発生する。接着
剤はこの適度な空気圧によってねじ部に押し込まれるか
ら、少ない接着剤でボルトの緩み止めが効果的に行われ
る。
【0018】従って、接着剤の充填量を減らすことが可
能になり、それだけ低コストにできる。
【0019】又、接着剤が外部にはみ出さないから、拭
き取り作業が不要であり、それだけコストが低減され
る。
【0020】請求項2の発明は、請求項1記載の袋ナッ
トとボルトの締結構造であって、充填部材が、ボルトの
先端に設けられた凸部であることを特徴とし、請求項1
の構成と同等の効果を得る。
【0021】これに加えて、ボルトの先端に凸部を一体
又は別体に設けてボルトと充填部材とを一体にし、部品
点数の増加を防止したから、部品管理が容易である。
【0022】請求項3の発明は、請求項1記載の袋ナッ
トとボルトの締結構造であって、充填部材が、袋状ねじ
穴の底部に設けられた円錐部に配置されるボールである
ことを特徴とし、請求項1の構成と同等の効果を得る。
【0023】これに加えて、充填部材をボールにし、ボ
ルトと別体にしたことにより、通常のボルトを用いて接
着剤の押し出しを防止することができ、ボルトを特殊な
形状にする必要がないから、それだけ低コストに実施で
きる。
【0024】又、充填部材の形状をボールにしたから、
袋ナットの開口を重力の上方に向ければボールはねじ穴
底部の円錐部に自然に位置決めされる。
【0025】従って、ねじ込む際にボルトの先端とボー
ルとの干渉が避けられるから、作業性がよい。
【0026】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれか一項に記載の袋ナットとボルトの締結構造で
あって、充填部材が、弾性体であることを特徴とし、請
求項1乃至請求項3のいずれかと同等の効果を得る。
【0027】これに加えて、充填部材を弾性体にしたこ
とにより、その変形によってボルトとの干渉が吸収され
るから、ボルトの締め付け作業が楽になる。又、充填部
材を大きめにすることが可能になり、充填部材を大きく
すれば、空間容量の低減効果がそれだけ向上し、空気と
接着剤の吹き出し防止効果が更に向上する。
【0028】又、充填部材をスポンジのような弾性体に
すれば、ボルトを締め付けたときに生じる空気圧はこの
スポンジ状充填部材によって吸収されるから、空気と接
着剤の吹き出し防止効果が更に向上する。
【0029】なお、この弾性充填部材は、接着などでボ
ルトと一体にしてもよい。
【0030】請求項5の発明は、請求項1記載の袋ナッ
トとボルトの締結構造であって、第1の部材がエンジン
の駆動力によって回転駆動されるリングギヤであり、第
2の部材がこのリングギヤの回転を車輪側に伝達する部
材であることを特徴とし、請求項1乃至請求項4のいず
れかと同等の効果を得る。
【0031】上記のように、車両の動力伝達系に用いら
れるリングギヤは、大トルクを受ける上に小径にするた
めにナット部が袋状になるが、本発明によれば、袋ナッ
トであっても、接着剤の押し出しが防止されボルトが確
実に廻り止めされるから、大トルクが掛かるリングギヤ
を強固に固定することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1により本発明の第1実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、2、5の特徴を
備えている。なお、符号のない部材は図示されていな
い。
【0033】この実施形態は、従来例と同様な構成の四
輪駆動装置に用いられている。
【0034】この四輪駆動装置は、エンジンの駆動力を
左右の前輪に分配するフロントデフと、そのデフケース
に連結された内側の中空軸と、その外側に配置された外
側の中空軸1(第2の部材)と、これらの中空軸を係脱
する電磁クラッチと、中空軸1の回転方向を変換する方
向変換歯車組と、方向変換された駆動力を後輪側に伝達
する駆動軸などから構成されている。
【0035】この方向変換歯車組は互いに噛み合ったリ
ングギヤ3(第1の部材)とピニオンギヤとから構成さ
れている。
【0036】図1のように、リングギヤ3にはねじ穴5
が袋状になった袋ナット部7が設けられており、中空軸
1のフランジ部9には通し穴11が設けられている。
【0037】リングギヤ3は、この通し穴11を通して
ねじ穴5にねじ込んだボルト13によって中空軸1に固
定されている。ボルト13のねじ込みに先立ってねじ穴
5には緩み止め接着剤が塗布される。
【0038】ボルト13の先端には円筒状の凸部15
(充填部材)が一体的に形成されており、この凸部15
によってボルト13の先端とねじ穴5底部との間に形成
された空間17の容積が大きく低減されている。
【0039】こうして、第1実施形態の袋ナットとボル
トの締結構造が構成されている。
【0040】この袋ナットとボルトの締結構造では、ボ
ルト13の先端に設けた凸部15によってねじ穴5の空
間17の容積を低減させたから、従来例と異なって、ボ
ルト13をねじ込んだときにねじ穴5で発生する空気圧
が大幅に低減される。
【0041】従って、接着剤が外部に押し出されること
が防止され、接着剤の充填不足が防止されて、ボルト1
3の緩み止めが確実に行われる。
【0042】又、空間17の容積を大きく低減させたか
ら、ボルト13をねじ込むとねじ穴5の内部には適度な
空気圧が発生する。この適度な空気圧によって接着剤が
ねじ穴5とボルト13のねじ部に押し込まれるから、少
ない接着剤でボルト13の緩み止めが効果的に行われ
る。
【0043】従って、接着剤の充填量を減らすことが可
能になり、接着剤を減らしただけ低コストになる。
【0044】又、接着剤が外部にはみ出さないから、拭
き取り作業が不要になり、それだけコストが低減され
る。
【0045】又、ボルト13の先端に凸部15を加工し
てボルト15と充填部材とを一体にし、部品点数の増加
を防止したから、部品管理が容易である。
【0046】更に、接着剤の押し出しが防止されるか
ら、リングギヤ3はねじ穴5を袋状にして小径にするこ
とができると共に、ボルト13が確実に廻り止めされ中
空軸1に強固に固定されるから、リングギヤ3は動力伝
達系の大トルクを受けても中空軸1との緩みが生じな
い。
【0047】なお充填部材はボルト15と別体にしてボ
ルトの先端に一体的に固定しても良い。
【0048】次に、図2によって本発明の第2実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、3、4、5の特
徴を備えている。なお、符号のない部材は図示されてい
ない。
【0049】この実施形態は、第1実施形態が用いられ
た四輪駆動装置と同様な構成の四輪駆動装置に用いられ
ている。以下、第1実施形態と同機能の部材には同符号
を与えて引用し、これら同機能部材の重複説明は省く。
【0050】リングギヤ3はボルト19によって中空軸
1に固定されている。ボルト19のねじ込みに先立っ
て、リングギヤ3のねじ穴5には緩み止め接着剤が塗布
されると共に、図2のように、ねじ穴5の底部にはボー
ル21が挿入される。
【0051】ねじ穴5にボール21を挿入するとき、ね
じ穴5の開口を重力の上方23に向ければ、ボール21
はねじ穴5の底部の円錐部25に位置決めされる。
【0052】こうして、第2実施形態の袋ナットとボル
トの締結構造が構成されている。
【0053】この袋ナットとボルトの締結構造では、ね
じ穴5にボール21を挿入したことによってねじ穴5の
空間17の容積を大きく低減させたから、従来例と異な
って、ボルト19をねじ込んだときにねじ穴5で発生す
る空気圧が大幅に低減され、接着剤が外部に押し出され
ることが防止される。
【0054】こうして、接着剤の充填不足が防止されボ
ルト19の緩み止めが確実に行われるから、大トルクを
受けてもリングギヤ3と中空軸1との緩みが防止される
と共に、接着剤の押し出しが防止されるから、リングギ
ヤ3はねじ穴5を袋状にして小径にすることができる。
【0055】又、空間17の容積を低減させたから、ボ
ルト13のねじ込みに伴いねじ穴5の内部に発生する適
度な空気圧によって接着剤がねじ穴5とボルト19のね
じ部に押し込まれるから、少ない接着剤でボルト19が
効果的に緩み止めされる。
【0056】従って、接着剤の充填量を減らすことが可
能になり、接着剤を減らしただけ低コストになる。
【0057】又、接着剤が外部にはみ出さないから、拭
き取り作業が不要になり、それだけコストが低減され
る。
【0058】又、充填部材をボール21にし、ボルト1
9と別体にしたから、通常のボルト19を用いて接着剤
の押し出しを防止することが可能であり、ボルトを特殊
な形状にする必要がないから、それだけ低コストに実施
できる。
【0059】又、ボール21を弾性体にすれば、その変
形によってボルト19との干渉が吸収されるから、ボル
ト19の締め付け作業が楽になる。
【0060】又、干渉が吸収されるから、ボール21を
大きめにすることが可能になり、ボール21を大きくす
れば、空間17の容量低減効果がそれだけ向上し、空気
と接着剤の吹き出し防止効果が更に向上する。
【0061】更に、ボール21をスポンジのような弾性
体にすれば、ボルト19を締め付けたときに生じる空気
圧はスポンジ状のボール21によって吸収されるから、
空気と接着剤の吹き出し防止効果が更に向上する。
【0062】なお、請求項5の構成において、リングギ
ヤが固定される第2の部材は、デファレンシャル装置の
デフケースでもよい。
【0063】
【発明の効果】請求項1の袋ナットとボルトの締結構造
では、ボルトの先端側と袋状ねじ穴底部の間の空間を充
填部材で狭くしたから、従来例と異なって、ボルトをね
じ込んだときに発生する空気圧が大幅に低減され、接着
剤が外部に押し出されることが防止される。
【0064】こうして、接着剤の充填不足が防止される
から、ボルトは確実に緩み止めされると共に、ねじ穴に
発生する適度な空気圧によって接着剤がねじ部に押し込
まれ、少ない接着剤でボルトの緩み止めが効果的に行わ
れるから、接着剤を減らすことが可能になり、それだけ
低コストになる。
【0065】又、接着剤が外部にはみ出さないから、拭
き取り作業が不要であり、それだけコストが低減され
る。
【0066】請求項2の発明は、請求項1の構成と同等
の効果を得ると共に、ボルトの先端に凸部を一体的に設
けてボルトと充填部材とを一体にし、部品点数の増加を
防止したから、部品管理が容易である。
【0067】請求項3の発明は、請求項1の構成と同等
の効果を得ると共に、充填部材をボルトと別体のボール
にしたことにより、通常のボルトを用いて接着剤の押し
出しを防止することができると共に、ボルトを特殊な形
状にする必要がないから、それだけ低コストである。
【0068】又、充填部材をボールにしたから、袋ナッ
トの開口を重力の上方に向けることによってボールはね
じ穴底部の円錐部に自然に位置決めされ、ねじ込む際に
ボルトの先端とボールとの干渉が避けられるから、作業
性がよい。
【0069】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかと同等の効果を得ると共に、充填部材を弾性
体にしたことにより、その変形によってボルトとの干渉
が吸収されから、ボルトの締め付け作業が楽になると共
に、充填部材を大きめにすることが可能になり、空間容
量の低減効果がそれだけ向上し、空気と接着剤の吹き出
し防止効果が更に向上する。
【0070】請求項5の発明は、請求項1と同等の効果
を得ると共に、本発明によれば、袋ナットからの接着剤
の押し出しが防止されボルトが確実に廻り止めされるか
ら、車両の動力伝達系で大トルクを受けるリングギヤを
強固に固定できると共に、ナット部を袋状にしリングギ
ヤを小径にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す断面図である。
【図3】従来例を用いた四輪駆動装置の断面図である。
【図4】従来例の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 中空軸(第2の部材) 3 リングギヤ(第1の部材) 5 ねじ穴 7 袋ナット部 11 中空軸の通し穴 13 先端に凸部15を形成したボルト 15 ボルト13に形成された凸部(充填部材) 17 ボルトの先端とねじ穴の底部との間に形成される
空間 19 ボルト 21 ボール(充填部材) 25 ねじ穴底部の円錐部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ穴が袋状になった袋ナット部を有す
    る第1の部材と、通し穴を有する第2の部材と、この通
    し穴を貫通し、緩み止め用の接着剤が塗布された前記ね
    じ穴に螺着され、第1と第2の部材を固定するボルト
    と、このボルトの先端側と袋状ねじ穴の底部との間に形
    成される空間に配置され、その容積を低減する充填部材
    とを備えたことを特徴とする袋ナットとボルトの締結構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、充填部材
    が、ボルトの先端に設けられた凸部であることを特徴と
    する袋ナットとボルトの締結構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、充填部材
    が、袋状ねじ穴の底部に設けられた円錐部に配置される
    ボールであることを特徴とする袋ナットとボルトの締結
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の発明であって、充填部材が、弾性体であることを
    特徴とする袋ナットとボルトの締結構造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発明であって、第1の部
    材がエンジンの駆動力によって回転駆動されるリングギ
    ヤであり、第2の部材がこのリングギヤの回転を車輪側
    に伝達する部材であることを特徴とする袋ナットとボル
    トの締結構造。
JP9088193A 1997-04-07 1997-04-07 袋ナットとボルトの締結構造 Pending JPH10281135A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182349A (ja) * 2006-03-30 2006-07-13 Nsk Ltd 電動式パワーステアリング装置
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CN112664599A (zh) * 2020-12-11 2021-04-16 杭州钱江制冷压缩机集团有限公司 一种压缩机机芯缓冲减震装置

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