JPH1028075A - 相関器 - Google Patents

相関器

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JPH1028075A
JPH1028075A JP8179677A JP17967796A JPH1028075A JP H1028075 A JPH1028075 A JP H1028075A JP 8179677 A JP8179677 A JP 8179677A JP 17967796 A JP17967796 A JP 17967796A JP H1028075 A JPH1028075 A JP H1028075A
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JP8179677A
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Masatoshi Takada
昌敏 高田
Kenzo Urabe
健三 占部
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の相関器では、語長が大きくなると、動
作速度が低下し、回路規模が増大し、そのため製造コス
トがかかり、消費電力が大きくなるという問題点があっ
たが、本発明では、高速に動作し、製造コストを低減
し、低消費電力にて動作する相関器を提供する。 【解決手段】 符号・絶対値分離回路1と符号付加回路
2とが、入力信号を相関値を算出しやすい語長であるワ
ード単位に分割し、ワード別相関器3がワード単位毎に
相関値を算出し、重み付け合成回路4がワード毎に算出
された相関値を加算合成して相関出力信号として出力す
る相関器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル拡散通
信方式の受信側逆拡散処理に利用される相関器に係り、
特に回路規模が小さく、低消費電力であり、処理が高速
な相関器に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散方法は、多重化(Multip
le Access )のための変調技術であり、一連の雑音状の
信号構成(拡散符号系列)を使って狭帯域の情報信号を
比較的に広帯域の周波数に拡散させるものである。スペ
クトル拡散方法における受信機は、これら拡散された情
報信号の相関をとって、元の情報信号を復元するように
なっている。
【0003】スペクトル拡散方法を、一人のみが利用す
る無線LANに利用した場合、拡散符号の語長は3ビッ
ト程度で実用的に利用できることが知られている。しか
し、スペクトル拡散方法を、複数のユーザが同一周波数
に存在する、CDMA(Code Division Multiple Acces
s )による受信機に利用した場合には、帯域を広くして
語長の長い拡散符号を用いなくてはならない。
【0004】従来の、相関器を使用したスペクトル拡散
方法における受信機について図11と図12とを使って
説明する。図11は、相関器を使用したスペクトル拡散
方式の受信機の一般的な構成ブロック図であり、図12
は、従来の相関器63の構成ブロック図である。従来の
相関器を利用したスペクトル拡散方法における受信機
は、図11に示すように、検波器61と、A/D変換器
62と、相関器63と、復号処理部64とから構成され
ている。
【0005】また、相関器63は、図12に示すよう
に、シフトレジスタ71と、乗算器72と、加算器73
とから構成されている。
【0006】以下、受信機と、相関器との各部を具体的
に説明する。検波器61は、受信した電波を検波し、ベ
ースバンド信号としてA/D変換器62に出力するもの
である。A/D変換器62は、ベースバンド信号の入力
を受けて、それをディジタルデータに変換して相関器6
3に出力するものである。相関器63は、ディジタルデ
ータの入力を受けて、逆拡散処理を行うものである。
【0007】具体的には、相関器63は、逆拡散符号系
列を用いて相関演算を行うものであり、詳細は後述す
る。復号処理部64は、相関器63から入力された逆拡
散処理後のデータを復号処理し、再生データとして出力
するものである。
【0008】次に、相関器63の各部について具体的に
説明する。シフトレジスタ71は、出力端子Q1〜Qm
を備え、A/D変換器62から入力される語長Nビット
のディジタルデータ(入力信号)をm個までシフトさせ
ながら蓄積して、それぞれをQ1,Q2,…,Qmから
並列に出力するものである。つまり、シフトレジスタ7
1は、入力されたディジタルデータを逆拡散符号系列の
個数であるm段まで保持しているものであり、A/D変
換器62からディジタルデータの入力を受ける度に、そ
のディジタルデータを1段ずつシフトしていくものであ
る。
【0009】乗算器72は、シフトレジスタ71からQ
k(1≦k≦m)の入力を受けて、それぞれ逆拡散符号
系列C1〜Cmを乗算して加算器73に出力するもので
ある。すなわち、シフトレジスタ71の出力Qkと逆拡
散符号Ckとが対応しているものである。
【0010】加算器73は、乗算器72の出力の総和を
計算し、相関出力信号として復号処理部64に出力する
ものである。尚、逆拡散符号系列C1〜Cmは、拡散符
号系列と同一のものであり、「+1」又は「−1」であ
るのが普通である。また、多重化の技術としては、これ
ら拡散符号系列は、重複を排除しつつ一利用者につき一
組の系列が与えられるのが普通である。
【0011】次に、従来の相関器を利用したスペクトル
拡散方式の受信機の動作について説明する。この受信機
の動作は、理論的には、拡散符号系列と逆拡散符号系列
を同一にしているため、シフトレジスタ71からの出力
Q1,Q2,…,Qmの位相が逆拡散符号系列C1,C
2,…,Cmの位相と一致したときに最も高い相関出力
が得られ、送信データを再生できるようになるというも
のである。拡散符号系列と逆拡散符号系列の位相が一致
すれば、各拡散符号系列の2乗である「+1」が出力さ
れるようになり、相関出力が大きくなるからである。
【0012】検波器61が受信した電波を検波して出力
するベースバンド信号をA/D変換器62がディジタル
データに変換して相関器63に出力する。すると、相関
器63のシフトレジスタ71が、そのディジタルデータ
の入力を受けて、シフトし、Q1〜Qmから出力するよ
うになる。
【0013】そして、これらシフトレジスタ71からの
入力を受けて各乗算器72が逆拡散符号系列C1〜Cm
との積を出力するようになる。具体的には、例えばシフ
トレジスタ71からQ1の入力を受けた乗算器72が、
逆拡散符号系列C1との積を計算し、加算器73に出力
するようになる。
【0014】そして、加算器73が入力されるQ1×C
1,Q2×C2,…,Qm×Cmの値を総和して、相関
出力信号として出力するようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の相関器では、ユーザ数の増加によって語長が大きく
なると、加算器73における桁上がりの処理が頻繁に発
生し、また、多段接続での遅延が大きくなるので、動作
速度が低下し、回路規模が増大し、そのため製造コスト
がかかり、消費電力が大きくなるという問題点があっ
た。
【0016】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、高速に動作し、回路規模を縮小することによって、
製造コストを低減し、低消費電力にて動作する相関器を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、相関器において、
入力信号が入力され、前記入力信号のディジタルデータ
の正負を表す符号データと前記ディジタルデータの絶対
値を表す絶対値データを分離して出力する符号・絶対値
分離回路と、前記絶対値データを任意の語長のワードに
分割し、前記符号データを付加して出力する符号付加回
路と、前記符号付加回路からの出力と入力される逆拡散
符号系列との相関値を算出して出力するワード別相関器
と、前記ワード別相関器からの出力に前記ワードに分割
前の絶対値の時の重みを付加して加算合成し、相関出力
信号を出力する重み付け合成回路とを有することを特徴
しており、動作速度を高速にできる。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の相関器において、符
号付加回路は、k個の回路から構成され、符号・絶対値
分離回路からの絶対値データが予め前記k個の回路に分
離して入力されるようになっており、前記k個の回路各
々で前記符号・絶対値分離回路からの符号データを付加
してワード別相関器に出力する符号付加回路であること
を特徴としており、動作速度を高速にできる。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1記載の相関器において、ワ
ード別相関器は、k個の回路から構成され、対応する符
号付加回路から入力される絶対値データの任意の語長に
符号データが付加されたデータに対して、逆拡散符号系
列C1,C2,…,Cmとの相関値を算出して出力する
ことを特徴としており、動作速度を高速にできる。
【0020】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、相関器において、入力信号が入力さ
れ、前記入力信号のディジタルデータの正負を表す符号
データと前記ディジタルデータの絶対値を表す絶対値デ
ータを分離して出力する符号・絶対値分離回路と、前記
符号データをシフトして蓄積して出力するシフトレジス
タと、前記シフトレジスタからの出力と逆拡散符号系列
との積を計算して出力する乗算器と、前記絶対値データ
を任意の語長のワードに分割して入力し、前記入力した
ワードと前記乗算器からの出力との相関値を算出して出
力するワード別相関器と、前記ワード別相関器からの出
力に前記ワードに分割前の絶対値の時の重みを付加して
加算合成し、相関出力信号を出力する重み付け合成回路
とを有することを特徴としており、動作速度を高速にで
きる。
【0021】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項4記載の相関器において、シ
フトレジスタは、符号・絶対値分離回路からの符号デー
タをm個までシフトさせて蓄積し、蓄積した符号データ
Q1,Q2,…,Qmを並列に乗算器に出力するシフト
レジスタであり、前記乗算器は、前記シフトレジスタか
ら並列に出力される符号データQ1,Q2,…,Qmと
逆拡散符号系列C1,C2,…,Cmとの積を各々計算
してワード別相関器に出力する乗算器であることを特徴
としており、動作速度を高速にできる。
【0022】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、相関器において、入力信号が入力さ
れ、前記入力信号のディジタルデータの正負を表す符号
データと前記ディジタルデータの絶対値を表す絶対値デ
ータを分離して出力する符号・絶対値分離回路と、前記
符号データをシフトして蓄積して出力するシフトレジス
タと、前記シフトレジスタからの出力と逆拡散符号系列
との積を計算し、前記絶対値データを任意の語長のワー
ドに分割して入力し、前記入力したワードと前記計算し
た積との相関値を算出して出力するワード別相関器と、
前記ワード別相関器からの出力に前記ワードに分割前の
絶対値の時の重みを付加して加算合成し、相関出力信号
を出力する重み付け合成回路とを有することを特徴とし
ており、製造コストと消費電力とを低減できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。本発明に係る相関器は、従来の相関
器に置き換えて利用されるものであり、入力されるディ
ジタルデータを適度な長さに区切って、それぞれを並列
に処理し、加算器における桁上がりを低減するものであ
る。
【0024】本発明の第1の実施の形態に係る相関器
(以下、第1の相関器と称する)を図1を使って説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る相関器の
構成ブロック図である。第1の相関器は、図1に示すよ
うに、符号・絶対値分離回路1と、符号付加回路2と、
ワード別相関器3と、重み付け合成回路4とから構成さ
れている。
【0025】以下、各部を具体的に説明する。符号・絶
対値分離回路1は、N個の入力端子とN個の出力端子と
を有し、20〜2N-1 桁のNビットの入力信号の入力を
受けて、そのディジタルデータの「+」(正)、「−」
(負)を表す符号を2N-1 桁の出力端子から、絶対値を
0 〜2N-2 桁の出力端子から分離して出力するもので
ある。
【0026】ここでは、符号は2N-1 桁の入力端子に入
力される信号1ビットが対応している(以下、この符号
のデータを「符号データ」と称する)ので、入力信号か
ら得られる絶対値のデータ(以下、「絶対値データ」と
称する)は、N−1ビットとなっている。
【0027】符号付加回路2は、符号・絶対値分離回路
1から1ビットの符号データとN−1の絶対値データの
入力を受け、その絶対値データを任意の語長n1
2 ,…,nk (ただし、n1 +n2 +…+nk =N−
1)ビットに分割し、更に分割したデータに1ビットの
符号データを付加して、n1 +1、n2 +1、…、nk
+1ビットのディジタルデータを出力するものである。
以下、これらn1 ,n2 ,…,nk の語長の単位を「ワ
ード」と称する。すなわち、n1 とn2 は語長が異なっ
ていても、1ワードと称するものである。
【0028】具体的に、符号付加回路2は、k個の符号
付加回路2a〜2kから構成され、符号・絶対値分離回
路1からの出力の信号線のうち、n1 本を符号付加回路
2aに、次のn2 本を符号付加回路2bにというように
分離して接続することで絶対値データの分割を行うよう
にしている。
【0029】そして、符号付加回路2は、分割した各々
のワードに入力された符号データを付加して、それぞれ
1 +1ビット、n2 +1ビット、…、nk +1ビット
のディジタルデータとしてワード別相関器3に出力する
ものである。
【0030】ワード別相関器3は、k個のワード別相関
器3a〜3kから構成され、それぞれ入力されたn1
1ビット、n2 +1ビット、…、nk +1ビットのディ
ジタルデータと逆拡散符号系列C1,C2,…,Cmと
の相関値を算出し、その値を重み付け合成回路4に出力
するものである。
【0031】重み付け合成回路4は、各ワードに分割前
の絶対値の時の重みを付加して加算合成し、相関出力信
号として出力するものである。具体的には、例えばディ
ジタルデータ「1001」を「10」と「01」とに分
割し、これをそのまま重み付け合成すると仮定すると、
重み付け合成回路4は、「10」に「100」の重みを
付けて「1000」とし、「01」に「1」の重みを付
けて「01」のままとし、双方を加算して「1001」
となるようにするものである。
【0032】次に、第1の相関器の動作について、N=
5ビット、逆拡散処理のための段数m=4であって、入
力信号がそれぞれ第1の入力信号として「10111」
と、第2の入力信号として「01001」と、第3の入
力信号として「10010」と、第4の入力信号として
「01110」であるときを例にとって、図2を用いて
説明する。図2は、第1の相関器の信号の状態の一例を
示す説明図である。
【0033】ここで、逆拡散符号系列は、C1〜C4ま
でがそれぞれC1=−1、C2=+1、C3=−1、C
4=+1と設定されているとし、入力信号の先頭のビッ
トが符号データであるとしている。
【0034】まず、後に相関値が正しく計算されている
ことを確認するために、そのまま演算した場合を図2の
(c)に示す。それぞれの入力信号に逆拡散符号系列を
積算し、例えば第1の入力信号「10111」にC1=
−1を積算して「01001」とし、他の入力信号につ
いても同様の積算を行い、各積算結果である、「010
01」と、「01001」と、「01110」と、「0
1110」とを加算してみると、「0101110」が
得られる。従って、演算の結果がこの値となるはずであ
る。
【0035】そこで、第1の相関器について見てみる
と、まず、符号・絶対値分離回路1が各入力信号の符号
と絶対値とを分離して符号付加回路2に出力する。例え
ば、第1の入力信号「10111」について、符号デー
タ「1」と、残りのデータ「0111」とに分離し、更
に、符号データが「1」であるので、残りのデータの絶
対値を計算して「1001」として、符号付加回路2に
出力する。尚、第1〜第4の入力信号についての絶対値
データを図2の(d)に示している。
【0036】そして、符号付加回路2が、ワードに分割
して、符号を付加する。ここで、ワードは2ビットとし
ているので、例えば、第1の入力信号の絶対値データ
「1001」を「10」と「01」とに分離して、第1
の入力信号の符号である「1」を前に各々付加し、ワー
ドとして「110」と「111」とし、それぞれワード
別相関器3に出力する。ここで、符号「1」が負を表す
ものであるので、ワードとして、分離した「10」と
「01」との2の補数を算出していることに注意する必
要がある。尚、第1〜第4の入力信号についてのワード
分離後のデータを図2の(e)と(f)とに示してい
る。
【0037】そして、ワード別相関器3が入力されたワ
ードと逆拡散符号系列との相関を演算する。具体的に
は、例えば第1の入力信号のワードである「110」と
「111」とについて、それぞれ逆拡散符号系列C1=
−1を積算して、「010」と「001」とし、これを
重み付け合成回路に出力する。尚、第1〜第4の入力信
号についてのワード別相関器3の出力を図2の(g)と
(h)とに記載している。
【0038】そして、重み付け合成回路4が図2の
(g)と(h)とに記載しているワード別相関器3の出
力について、例えば、まず図2の(g)を総和して、0
10+010+011+011=01010を得る。ま
た、図2の(h)を総和して、001+001+010
+010=00110を得る。さらに、図2の(g)の
総和である01010を2ビット分重み付けして010
1000とし、図2の(h)の総和である00110と
加算して0101110を得て、これを相関出力信号と
して出力する。この値は、先に検算のために算出した結
果と一致している。
【0039】また、ここでワード別相関器3は、図12
に示した従来の相関器63と同様のものである。ただ
し、シフトレジスタ71に入力される入力信号の語長が
Nではなく、ワードであることが従来と異なっている。
そのため、ワード別相関器3は、語長Nの大きさに関わ
らず一定の語長についての相関器とすることができる。
【0040】さらに、符号・絶対値分離回路1と、符号
付加回路2とで必要となる、2の補数を計算する回路
は、図3に示すような論理回路によって実現できるもの
である。図3の回路は、A4に符号データを入力する
と、A0〜A3に入力されるデータの2の補数を算出し
て、B0〜B4に出力するものである。図3は、4ビッ
トのディジタルデータの2の補数を演算する回路の回路
図である。
【0041】符号・絶対値分離回路1では、図3のA4
が符号データに相当するようにディジタルデータをA0
〜A4に入力すると、B0〜B3の出力を絶対値データ
として、B4の出力を符号データとしてそれぞれ出力す
ればよい。
【0042】また、符号付加回路2では、分割されたワ
ードをA0〜A3に入力し、符号データをA4に入力す
ることによって、B0〜B4をそのまま符号付加回路2
の出力とすればよい。
【0043】さらに、重み付け合成回路4は、図4に示
すような加算回路41によって基本的に実現できるもの
である。図4は、重み付け合成回路4の構成ブロック図
である。
【0044】図4に示すように、重み付け合成回路4
は、基本的には加算回路41から構成されている。加算
回路41には、n1 、n2 、…、nk に分割されたワー
ドについて、nkには重みをつけず(重み無し)、n
k-1 は、nk だけビットシフトして、nk 桁分の重みを
付け、nk-2 は、nk +nk-1 だけビットシフトして、
k +nk-1桁分の重みを付け、というようにそれぞれ
のワードを重み付けし、k=1の時にはN−1−n1
けシフトしてN−1−n1 桁分の重みを付けをしたもの
を入力するようにしている。そして、加算回路41は、
それら入力されたワードを総和するものである。
【0045】第1の実施の形態の相関器によれば、入力
されるNビットのデータをワードの単位に分割して並列
して処理しているので、ワードの大きさを適当にするこ
とによって加算器における桁上がりを並列して処理で
き、遅延の発生を抑止でき、動作速度を速くすることが
できる効果がある。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態に係る相
関器(以下、第2の相関器と称する)について、図5を
用いて説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態に
係る相関器の構成ブロック図である。第2の相関器は、
図5に示すように、符号・絶対値分離回路1と、ワード
別相関器3と、重み付け合成回路4と、シフトレジスタ
5と、乗算器6とから構成されている。
【0047】ここで、符号・絶対値分離回路1と、重み
付け合成回路4とは、既に第1の相関器にて説明したも
のと同じものであるので、ここではその説明を省略す
る。
【0048】シフトレジスタ5は、符号・絶対値分離回
路1から符号データの入力を受けて、それをm個までシ
フトさせながら蓄積して、それぞれをQ1,Q2,…,
Qmから並列に出力するものである。つまり、シフトレ
ジスタ5は、入力された符号データを逆拡散符号系列の
個数である、m個まで保持しているものであり、符号・
絶対値分離回路1から符号データの入力を受ける度に、
その符号データを1段づつシフトしていくものである。
【0049】具体的には、m=4で、Q1=「1」、Q
2=「−1」、Q3=「1」、Q4=「1」であるとき
に、新たに符号データ「−1」の入力を受けると、Q4
を捨てて、Q3の値をQ4へ、Q2の値をQ3へ、Q1
の値をQ2へ、それぞれシフトして、Q1から新たに入
力された符号データ「−1」を出力するようにする。従
って、これらのシフトの後、シフトレジスタ5からは、
Q1=「−1」、Q2=「1」、Q3=「−1」、Q4
=「1」が、それぞれ出力されているようになる。
【0050】乗算器6は、シフトレジスタ5から出力さ
れる符号データと、逆拡散符号系列との積を計算し、ワ
ード別相関器3に出力するものである。具体的に、その
積をS=S1,S2,…,Smとして表すことにする
と、S1=Q1×C1,S2=Q2×C2,…,Sm=
Qm×Cmのようにする。
【0051】ワード別相関器3は、第1の相関器におけ
るワード別相関器3と同一のものであるが、入力される
データが、符号付加回路からの出力と、逆拡散符号系列
ではなく、ワード単位に分割された絶対値データと、乗
算器6から入力されるSであることが異なっている。す
なわち第2の相関器では、逆拡散の方法において符号演
算だけが独立して行うことができることに着眼して、当
該処理を別回路にて実現したようになっている。
【0052】ここで、絶対値データをワード単位に分割
する処理については、既に説明したところであるので、
説明を省略する。ワード別相関器3は、各ワードとSと
の相関を計算して重み付け合成回路4に出力するもので
あり、図12に示した従来の相関器63と同様のもので
ある。
【0053】ただし、シフトレジスタ71に入力される
入力信号の語長がNではなく、ワードであることが従来
と異なっている。そのため、ワード別相関器3は、語長
Nの大きさに関わらず一定の語長についての相関器とす
ることができる。
【0054】また、第2の相関器に用いられるワード別
相関器3は、図7に示すような回路によっても実現でき
る。図7は、ワード別相関器3の構成ブロック図であ
る。このワード別相関器3は、図7に示すように、シフ
トレジスタ31と、第1のゲート回路32と、第2のゲ
ート回路33と、加算器34とから構成されている。
【0055】各部を説明すると、シフトレジスタ31
は、次々に入力されるワードをm個まで保持し、入力を
受ける度にワードを1段ずつシフトしてQ1,Q2,
…,Qmから出力するようにするものである。第1のゲ
ート回路32と第2のゲート回路33とは、共に論理ゲ
ートであり、入力側はQkとSkとに接続されており、
出力はそれぞれ加算器34aと加算器34bとに接続さ
れている。また、第1のゲート回路32の入力側のSk
は反転されている。
【0056】具体的には、第1のゲート回路32は、S
kが「0」である場合には入力されたQkを加算器34
aに出力するものであり、Skが「1」である場合には
Qkを加算器34aに出力しないようにするものであ
る。また、第2のゲート回路33は、Skが「0」であ
る場合にはQkを加算器34bに出力しないようにする
ものであり、Skが「1」である場合には入力されたQ
kを加算器34bに出力するものである。
【0057】従って、Skが「0」であるワードは、加
算器34aに出力され、Skが「1」であるワードは、
加算器34bに出力されることとなる。
【0058】加算器34は、入力されるディジタルデー
タの総和を計算し、加算器34cに出力するものであ
る。そして、加算器34cは、加算器34aと加算器3
4bとからそれぞれディジタルデータの入力を受けて、
加算器34bから入力されるディジタルデータの符号を
反転し、加算器34aから入力されるディジタルデータ
との和を計算して出力するものである。
【0059】尚、この構成において、具体的にワードの
語長nを1とすれば、加算器34aと加算器34bと
は、一般にWallace Treeとして知られている7ビットの
ビット加算器を応用して回路の簡略化を図ることができ
るので、容易にワード別相関器3を実現できるようにな
る。
【0060】また、この構成によるワード別相関器3で
は、相関演算が絶対値で行われているので、拡散符号の
ようなランダムに信号の極性が変化する信号を処理する
場合に比較して消費電力を低減できることが知られてい
る。以下、この構成によるワード別相関器3を特に区別
する場合には「第2のワード別相関器3」と称すること
にし、単に「ワード別相関器3」というときには、この
第2のワード別相関器が含まれているものとする。
【0061】次に、第2の相関器の動作について説明す
るが、ここでは第1の相関器の動作の説明と同様に、N
=5ビット、逆拡散処理のための段数m=4であって、
入力信号がそれぞれ第1の入力信号として「1011
1」と、第2の入力信号として「01001」と、第3
の入力信号として「10010」と、第4の入力信号と
して「01110」であるときを例にとって、図6を用
いて説明する。図6は、第2の相関器における信号の一
例を示す説明図である。
【0062】まず、符号・絶対値分離回路1が第1の入
力信号「10111」を符号データ「1」と絶対値デー
タ「1001」とに分離し、符号データをシフトレジス
タ5に、絶対値データをワード別相関器3にそれぞれ出
力する。以下同様に、第2、第3、第4の入力信号につ
いて、符号データと絶対値データとを図6(d)及び
(e)に示すように分離し、符号データをシフトレジス
タ5に、絶対値データをワード別相関器3にそれぞれ出
力する。
【0063】すると、シフトレジスタ5がQ1=「−
1」と、Q2=「+1」と、Q3=「−1」と、Q4=
「+1」とを出力しているようになり、乗算器6が逆拡
散符号系列Cとの積であるSをS1=Q1×C1=(−
1)×(−1)=「+1」とし、以下同様にS2〜S4
についても計算して、図7(f)に示すような値をワー
ド別相関器3に出力する。
【0064】そして、ワード別相関器3が、2ビットの
ワードに分割した絶対値データに乗算器6から入力され
るSに対応したディジタルデータのビットを前に付加
し、それぞれ図7の(g)及び(h)に示すように出力
する。ここでも、Sが符号データに対応することから、
2の補数を計算する必要があることに注意しなければな
らない。尚、乗算器6から入力されるSは、全て「+
1」であるので、正の符号であることを示す「0」が、
付加されている。また、図6で、ワード別相関器3aの
出力をワード別相関器1出力と、ワード別相関器3bの
出力をワード別相関器2出力と称している。
【0065】そして、重み付け合成回路4がワード別相
関器3aとワード別相関器3bとから入力されるデータ
を重み付け合成して、演算結果である「010111
0」を得る。この値は、第1の相関器と同じく、検算と
も一致している。
【0066】第2の実施の形態の相関器によれば、符号
のみを先に演算してからワード別相関の演算を行ってい
るので、ワード別相関器における演算を少ない桁数にて
行うことができ、加算器での桁上がりの発生を少なくで
き、遅延が発生せず、動作速度を速めることができる効
果がある。
【0067】また、第2のワード別相関器3を用いた第
2の相関器によれば、回路を容易に構成でき、製造コス
トを抑えることができるとともに、既に説明したよう
に、消費電力を低減することができる効果がある。
【0068】さらに、本発明の第3の実施の形態に係る
相関器(以下、第3の相関器)について、図8を用いて
説明する。図8は、第3の相関器の構成ブロック図であ
る。図8に示される第3の相関器は、基本的な構成は図
5に示す第2の相関器と同様であるが、シフトレジスタ
5の出力がワード別相関器3′に直接接続されていると
ころが異なっている。
【0069】そこで、ワード別相関器3′について説明
すると、ワード別相関器3′は、図9及び図10に示す
ように、図5のワード別相関器3に図5の乗算器6を持
たせた構成としている。図9と図10とは、それぞれワ
ード別相関器3′の構成ブロック図である。
【0070】図9に示すワード別相関器は、次々と入力
されるワードをm個までシフトし、それぞれ出力するシ
フトレジスタ91と、符号データと、逆拡散符号系列と
の入力を受けて、その積を出力する複数の第1の乗算器
92と、第1の乗算器92のうちの一つからの入力と、
シフトレジスタ91から入力されるワードとの積を出力
する複数の第2の乗算器93と、複数の第2の乗算器9
3から入力される値を総和して相関値として出力する加
算器94とから構成されている。
【0071】また、図10に示すワード別相関器は、シ
フトレジスタ91と、複数の乗算器92と、各乗算器9
2から入力される符号が「0」のときのみ、シフトレジ
スタ91から入力されるワードを出力する第1のゲート
回路95と、各乗算器92から入力される符号が「1」
のときのみ、シフトレジスタ91から入力されるワード
を出力する第2のゲート回路96と、第1のゲート回路
95から入力される値を総和して出力する第1の加算器
97と、第2のゲート回路96から入力される値を総和
して出力する第2の加算器98と、第1の加算器97か
ら入力される値から、第2の加算器98から入力される
値を差し引いて相関値として出力する第3の加算器99
とから構成されている。
【0072】尚、シフトレジスタ91と、乗算器92と
は、図9に示すそれらと同様のものである。また、図面
で第1、第2のゲート回路をAND回路等の回路図記号
として表しているが、これは模式的なものであって、現
実には単純なAND回路等にはなっていない。
【0073】図9及び図10のワード別相関器は、既に
説明したワード別相関器に符号を計算する乗算器を付加
した構成としているだけであるので、動作の説明は省略
することとする。
【0074】第3の実施の形態の相関器によれば、ワー
ドごとに演算しているので、加算器における桁上がりを
少なくし、遅延が発生せず、従って、動作速度を速める
ことができるとともに、ワード別相関器3′をLSI化
すれば回路規模を低減でき、製造コストを低減できるも
のであり、さらにワード別相関器を図10に示すものと
すれば、消費電力を抑えることができる効果がある。
【0075】
【発明の効果】請求項1,2,3記載の発明によれば、
符号・絶対値分離回路が入力されるディジタルデータを
符号データと絶対値データとに分割し、さらに絶対値デ
ータをワードに分割し、符号付加回路が、各ワードに符
号データを付加し、ワード別相関器がワードごとに相関
値を計算し、重み付け合成回路がワード別相関器からの
入力を合成して相関値として出力する相関器としている
ので、一定の語長ごとに相関値を計算しており、桁上が
り処理が発生しにくく、動作速度を高速にできるという
効果がある。
【0076】請求項4,5記載の発明によれば、符号・
絶対値分離回路が、入力されるディジタルデータを符号
データと絶対値データとに分離し、絶対値データをさら
にワードに分割して出力し、乗算器が逆拡散符号系列
と、符号データとの積を計算し、ワード別相関器が当該
積と各ワードとの相関値を計算し、重み付け合成回路が
各ワードごとに算出された相関値を重みを付加して加算
合成し、相関出力信号として出力する相関器としている
ので、一定の語長ごとに相関値を計算しており、桁上が
り処理が発生しにくく、動作速度を高速にできるという
効果がある。
【0077】請求項6記載の発明によれば、符号・絶対
値分離回路が入力されたデータを符号データと絶対値デ
ータとに分離し、さらに絶対値データをワードに分割
し、ワード別相関器が符号データと逆拡散符号との積を
計算し、それをワードに付加し、加算合成し、相関出力
信号として出力する相関器としているので、一定の語長
ごとに相関値を計算しており、桁上がり処理が発生しに
くく、動作速度を高速にでき、また、ワード別相関器を
1チップ化することによって、回路規模を抑え、製造コ
ストと消費電力とを低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本相関器の構成ブロック図である。
【図2】第1の相関器の動作の一例を示す説明図であ
る。
【図3】4ビットのディジタルデータの2の補数を演算
する回路の回路図である。
【図4】重み付け合成回路4の構成ブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る相関器の構成
ブロック図である。
【図6】ワード別相関器3の構成ブロック図である。
【図7】第2の相関器の動作の一例を示す説明図であ
る。
【図8】第3の相関器の構成ブロック図である。
【図9】ワード別相関器3′の構成ブロック図である。
【図10】ワード別相関器3′の構成ブロック図であ
る。
【図11】相関器を使用したスペクトル拡散方式の受信
機の一般的な構成ブロック図である。
【図12】従来の相関器63の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…符号・絶対値分離回路、 2…符号付加回路、
3,3′…ワード別相関器、 4…重み付け合成回路、
5…シフトレジスタ、 6…乗算器、 32…第1の
ゲート回路、 33…第2のゲート回路、 34…加算
器、 41…加算回路、 61…検波器、 62…A/
D変換器、 63…相関器、 64…復号処理部、 7
1…シフトレジスタ、 72…乗算器、 73…加算
器、 91…シフトレジスタ、 92…第1の乗算器、
93…第2の乗算器、 94…加算器、 95…第1
のゲート回路、 96…第2のゲート回路、 97…加
算器、98…加算器、 99…加算器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が入力され、前記入力信号のデ
    ィジタルデータの正負を表す符号データと前記ディジタ
    ルデータの絶対値を表す絶対値データを分離して出力す
    る符号・絶対値分離回路と、前記絶対値データを任意の
    語長のワードに分割し、前記符号データを付加して出力
    する符号付加回路と、前記符号付加回路からの出力と入
    力される逆拡散符号系列との相関値を算出して出力する
    ワード別相関器と、前記ワード別相関器からの出力に前
    記ワードに分割前の絶対値の時の重みを付加して加算合
    成し、相関出力信号を出力する重み付け合成回路とを有
    することを特徴とする相関器。
  2. 【請求項2】 符号付加回路は、k個の回路から構成さ
    れ、符号・絶対値分離回路からの絶対値データが予め前
    記k個の回路に分離して入力されるようになっており、
    前記k個の回路各々で前記符号・絶対値分離回路からの
    符号データを付加してワード別相関器に出力する符号付
    加回路であることを特徴とする請求項1記載の相関器。
  3. 【請求項3】 ワード別相関器は、k個の回路から構成
    され、対応する符号付加回路から入力される絶対値デー
    タの任意の語長に符号データが付加されたデータに対し
    て、逆拡散符号系列C1,C2,…,Cmとの相関値を
    算出して出力することを特徴とする請求項1記載の相関
    器。
  4. 【請求項4】 入力信号が入力され、前記入力信号のデ
    ィジタルデータの正負を表す符号データと前記ディジタ
    ルデータの絶対値を表す絶対値データを分離して出力す
    る符号・絶対値分離回路と、前記符号データをシフトし
    て蓄積して出力するシフトレジスタと、前記シフトレジ
    スタからの出力と逆拡散符号系列との積を計算して出力
    する乗算器と、前記絶対値データを任意の語長のワード
    に分割して入力し、前記入力したワードと前記乗算器か
    らの出力との相関値を算出して出力するワード別相関器
    と、前記ワード別相関器からの出力に前記ワードに分割
    前の絶対値の時の重みを付加して加算合成し、相関出力
    信号を出力する重み付け合成回路とを有することを特徴
    とする相関器。
  5. 【請求項5】 シフトレジスタは、符号・絶対値分離回
    路からの符号データをm個までシフトさせて蓄積し、蓄
    積した符号データQ1,Q2,…,Qmを並列に乗算器
    に出力するシフトレジスタであり、前記乗算器は、前記
    シフトレジスタから並列に出力される符号データQ1,
    Q2,…,Qmと逆拡散符号系列C1,C2,…,Cm
    との積を各々計算してワード別相関器に出力する乗算器
    であることを特徴とする請求項4記載の相関器。
  6. 【請求項6】 入力信号が入力され、前記入力信号のデ
    ィジタルデータの正負を表す符号データと前記ディジタ
    ルデータの絶対値を表す絶対値データを分離して出力す
    る符号・絶対値分離回路と、前記符号データをシフトし
    て蓄積して出力するシフトレジスタと、前記シフトレジ
    スタからの出力と逆拡散符号系列との積を計算し、前記
    絶対値データを任意の語長のワードに分割して入力し、
    前記入力したワードと前記計算した積との相関値を算出
    して出力するワード別相関器と、前記ワード別相関器か
    らの出力に前記ワードに分割前の絶対値の時の重みを付
    加して加算合成し、相関出力信号を出力する重み付け合
    成回路とを有することを特徴とする相関器。
JP8179677A 1996-07-09 1996-07-09 相関器 Pending JPH1028075A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690716B1 (en) 1999-03-12 2004-02-10 Nec Corporation Correlator for realizing low current consumption

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6690716B1 (en) 1999-03-12 2004-02-10 Nec Corporation Correlator for realizing low current consumption

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