JPH10280086A - 800〜850℃における降伏強度が高い溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 - Google Patents
800〜850℃における降伏強度が高い溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法Info
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- JPH10280086A JPH10280086A JP9208597A JP9208597A JPH10280086A JP H10280086 A JPH10280086 A JP H10280086A JP 9208597 A JP9208597 A JP 9208597A JP 9208597 A JP9208597 A JP 9208597A JP H10280086 A JPH10280086 A JP H10280086A
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Abstract
耐力を有し、耐火被覆を施すことなく建築物の屋根、壁
等に用いても、火災時に坐屈しにくい溶融亜鉛めっき鋼
板とその製造方法を提供すること。 【解決手段】 極低炭素鋼においてPをフェライト中に
固溶状態で存在させ、その固溶強化を活用することで、
常温での耐力が340MPa以下で、かつ800〜85
0℃における耐力を15MPa以上とするため、重量%
で、C:0.0005〜0.0050%、P:0.04
〜0.20%、Ti:0.01〜0.08%以下を含有
し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、さらに%
C、%P、%TiをそれぞれC、P、Ti含有量とした
時に、%P≧53×%C×√(%Ti)の関係を満たす
組成のスラブを、%PをP含有量とした場合に(700
−150×√%P)℃以下で巻き取って熱延鋼帯とし、
必要に応じて90%以下の冷間圧延を施した後、連続溶
融亜鉛めっき設備で650℃以上850℃以下の温度範
囲で180秒以下の焼鈍と溶融亜鉛めっき処理を行う。
Description
等に用いられる火災時に坐屈しにくい溶融亜鉛めっき鋼
板とその製造方法に関わるものである。
た場合にも、簡単には建築物が損壊したり、崩壊したり
しないよう十分な強度が要求される。一般に鉄鋼材料は
高温になると耐力が低下するため、建築物が建築基準法
で規定される火災加熱( 標準加熱) を被った場合にも、
鋼材自体の温度が極端に上昇しないようロックウール等
で耐火被覆を施して用いられてきた。すなわち1時間で
925℃、2時間で1010℃、3時間で1050℃と
いう標準加熱にそって、耐火被覆を施した鋼材が建築物
に使用されてきた。
燃物の多い建築物を想定したものであり、駐車場やアナ
トリウム等では火災が発生しても室内はフラッシュオー
バーに至らず、鉄骨の到達温度は600℃以下と想定さ
れる。これは1987年に建設省総合技術開発プロジェ
クトにより建築物の火災条件・設計条件および使用材料
の性能により総合的に防災安全性を評価する「建築物の
総合防火設計法」により提案され、明らかにされたもの
であるが、その結果、特公平4−50362号公報や特
公平7−68578号公報にあるように、600℃にお
ける耐力が常温規格耐力の2/3以上である鋼材が「耐
火鋼」として、かかる建築物の柱や梁を用途に開発・適
用されてきている。
302に規定される溶融亜鉛めっき鋼板やJIS G3
312に規定される塗装溶融亜鉛めっき鋼板が耐火被覆
を施して用いられているが、この場合には、例えば屋根
材においては建設省告示第2999号に記載されるよう
に65Kg/m2 の重石を載せ、30分で表面温度84
0℃に加熱し、最大たわみ量が試験体の支点間距離をL
1 mmとした時、L1/80000mm以下であること
が必要とされる。このような場合において耐火被覆を省
略するためには、特開平2−185916号公報にある
ようにフェライト系ステンレス鋼を用いたり、あるいは
特公平6−104859号公報にあるように柱や梁を用
途とする耐火鋼と同じように600℃における耐力が常
温規格耐力の2/3以上である鋼材を用いることが提案
されてきた。
る用途に対してはコスト高であり、また600℃におけ
る耐力が常温規格耐力の2/3以上である耐火鋼を用い
る場合においては、実際に屋根や壁として必要な耐火性
を満足しないことが指摘されてきた。すなわち規格にお
ける600℃における耐力と実際使用される際に必要な
鋼材が到達する温度域における耐力との間に一定の相関
があるわけではなく、耐火被覆を行わずに建築物の屋根
や壁等に溶融亜鉛めっき鋼板を用いる場合、必要な特性
は載荷試験において鋼材が到達する温度域で構造物の坐
屈が起こらないのに必要な耐力を有することである。
を要求される建築物の屋根や壁等に耐火被覆を行わずに
用いた場合に、載荷試験において鋼材が到達する温度域
で構造物の坐屈が起こらないのに必要な耐力を有する溶
融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供することが課題
とされてきた。
題を解決するべく、JIS G3312に規定される溶
融亜鉛めっき鋼板SGCCの高温での引張試験を行い、
火災時に坐屈が生じないよう耐火被覆を行った上で建築
物の屋根として使用されている鋼材が裁荷加熱試験で到
達すると想定される温度域750〜800℃において、
その耐力が最も小さい場合には13MPaとなることを
明らにし、一方、耐火被覆を行わない場合には鋼材の温
度は800〜850℃に達することから、800〜85
0℃における耐力が15MPa以上であれば、屋根や壁
等に耐火被覆を行わずに用いたとしても、火災時に坐屈
が起こらないと判断し、なおかつ鋼板を屋根や壁等に加
工する際に支障を生じないよう常温での耐力がJIS
G3312に規定される溶融亜鉛めっき鋼板SGCCの
340MPa以下を満たすような溶融亜鉛めっき鋼板の
開発に取り組み、鋭意検討を加えた結果、極低炭素鋼に
おいてPをフェライト中に固溶状態で存在させ、その固
溶強化を活用することで、常温での耐力が340MPa
以下で、かつ800〜850℃における耐力を15MP
a以上とすることができることを見出し、本発明をなし
たものであり、その要旨は以下のとおりである。
0050%、Si:0.5%以下、Mn:0.03〜
1.0%、P:0.04〜0.20%、S:0.015
%以下、Al:0.005〜0.1%、Ti:0.01
〜0.08%、N:0.0040%以下を含有し、残部
Feおよび不可避的不純物からなり、さらに%C、%
P、%TiをそれぞれC、P、Ti含有量とした時に%
P≧53×%C×√(%Ti)を満たし、常温での耐力
が340MPa以下で、かつ800〜850℃における
耐力が15MPa以上である溶融亜鉛めっき鋼板。 (2)重量%で、B:0.0002〜0.0020%、
Nb:0.01〜0.05のうちの1種以上を含有す
る、前記(1)記載の常温での耐力が340MPa以下
で、かつ800〜850℃における耐力が15MPa以
上の溶融亜鉛めっき鋼板。
0050%、Si:0.5%以下、Mn:0.03〜
1.0%、P:0.04〜0.20%、S:0.015
%以下、Al:0.005〜0.1%、Ti:0.01
〜0.08%、N:0.0040%以下を含有し、残部
Feおよび不可避的不純物からなり、さらに%C、%
P、%TiをそれぞれC、P、Ti含有量とした時に%
P≧53×%C×√(%Ti)を満たす組成のスラブを
Ar3 点以上の温度で仕上圧延を行い、%PをP含有量
とした場合に(700−150×√%P)℃以下で巻き
取って熱延鋼帯とし、必要に応じて90%以下の冷間圧
延を施した後、連続溶融亜鉛めっき設備で650℃以上
850℃以下の温度範囲で180秒以下の焼鈍と溶融亜
鉛めっき処理をすることを特徴とする、常温での耐力が
340MPa以下で、かつ800〜850℃における耐
力が15MPa以上の溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 (4)重量%で、B:0.0002〜0.0020%、
Nb:0.01〜0.05%のうちの1種以上を含有す
る、前記(3)記載の常温での耐力が340MPa以下
で、かつ800〜850℃における耐力が15MPa以
上の溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法である。
まず、C、Si、Mn、P、S、Al、Ti、N、N
b、Bの数値限定理由について述べる。C は鋼板の常温
における耐力を決定する極めて重要な元素であり、0.
0050%を超えると、本発明に規定するようなライン
内焼鈍方式の連続溶融亜鉛めっき設備で焼鈍後に常温で
の耐力を340MPa以下とすることが困難となる。一
方、Cを0.0005%未満とするには、真空脱ガスに
要する時間が極めて長くなり製造コストの増大が著し
い。
し、めっき密着性を阻害し、また化成処理性にも悪影響
をおよぼすので、その添加量が0.5%を超えることは
好ましくない。Mnは熱間脆化を抑制するため、0.0
3%以上の添加が必要である。しかし、その添加量が
1.0%を超すと金属組織がバンド状となって加工性を
損なう。
り、フェライト中に固溶状態で存在する時、800〜8
50℃における耐力を固溶強化により増加させる。80
0〜850℃における耐力を15MPa以上とするため
には0.04%以上の添加が必要であるが、その量が
0.20%を超えると、常温での耐力の増加が著しく、
340MPaを超え、また冷間圧延性の劣化や二次加工
脆化を生じる。また%C、%TiをそれぞれC、Ti含
有量とする時、Pの添加量が53×%C×√(%Ti)
よりも少ないと、本発明で規定するような一連の熱処理
を行った後でも、FeTiPと推定される化合物が析出
しやすく、高温での固溶強化に十分な量のPがフェライ
ト中に固溶状態で存在せず、800〜850℃における
耐力を15MPa以上とすることが難しい。
0.015%とする。Alは0.005%未満では脱酸
が不十分となる場合が発生し、一方0.1%を超えるこ
とはコスト高となるばかりか、表面性状を劣化させる。
Nは一般に不可避的不純物として鋼に含まれるが、0.
040%を超すと脆化しやすくなるため、これを上限と
する。
ることにより、時効劣化による常温での耐力上昇を抑制
する目的で添加する。Tiの添加量が0.01%未満で
あったり、Nbの添加量が0.01%未満の場合にはそ
の添加効果が認められず、プレス成形性の時効劣化が著
しい。一方、0.08%を超す量のTiや0.05%を
超す量のNbを添加ことはコスト高となるばかりか、再
結晶温度の上昇により常温での耐力を340MPa以上
とする場合がある。
が、特に二次加工脆化を改善する目的で0.0002〜
0.0020%添加してもよい。その添加量が0.00
02%未満だと、二次加工脆化の改善に効果がなく、一
方0.0020%を超えると常温での耐力の増加が著し
く、340MPaを超え、また冷間圧延性も劣化する。
これらを主成分とする鋼に、Cu、Sn、Zn、Mo、
W、Cr、Niを合計で1%以下含有しても本発明の効
果を損なわず、その量によっては耐食性が改善される等
好ましい場合もある。
る。熱間圧延に供するスラブは特に限定するものではな
い。すなわち、連続鋳造スラブや薄スラブキャスター等
で製造したものであればよい。また鋳造後直ちに熱間圧
延を行う連続鋳造−直送圧延(CC−DR)のようなプ
ロセスにも適合する。熱間圧延の仕上温度は金属組織を
均一なものとし、フェライト中にPを均一に分布し、8
00〜850℃における耐力を一様とするため、Ar3
点以上とする。巻取温度は本発明において重要であり、
PがFeTiPとして析出し、800〜850℃におけ
る耐力が15MPa未満にならないようにするために
は、%PをP含有量とした場合に(700−150×√
%P)℃以下としなければならない。巻取温度が(70
0−150×√%P)℃を超えるような場合には、Pが
FeTiPとして析出する結果、フェライト中に固溶状
態で存在するPの量が不足し、800〜850℃におけ
る耐力が15MPa未満となる。
が、その圧延率を90%以上とすることは多大の冷延負
荷が必要となるため現実的ではない。ライン内焼鈍方式
の連続溶融亜鉛めっき設備で焼鈍する際、その焼鈍温度
は650℃以上850℃以下、焼鈍時間は180秒以内
とする。焼鈍温度が650℃未満では冷間圧延を行った
場合には再結晶が不十分であり、常温での耐力が340
MPaを超える。一方、焼鈍温度の上昇とともにPがF
eTiPとして析出し、800〜850℃における耐力
を低下させるため、850℃を焼鈍温度の上限とすると
ともに、焼鈍時間も180秒以内とする。この後、形状
矯正が必要とされる場合には0.3〜1.5%の調質圧
延を行い、あるいは、防錆の一層の改善のために例えば
有機皮膜処理などを施しても、常温での耐力が340M
Paを超えたり、800〜850℃における耐力が15
MPa未満となる等、本発明の特徴を何ら損なうことは
ない。
示す組成からなるスラブを1150℃に加熱し、仕上温
度920℃で厚さ4.0mmの熱間圧延鋼帯とし、表2
に示す温度で巻き取った。酸洗後、75%の圧下率の冷
間圧延を施して厚さ1.0mmの冷間圧延鋼帯とした
後、ライン内焼鈍方式の連続溶融亜鉛めっき設備を用い
て表2に示すような条件の熱処理と形状矯正が必要とさ
れる場合には0.3〜1.5%の調質圧延を行い、溶融
亜鉛めっき鋼板を製造した。この鋼帯からJIS5号試
験片を切り出し、常温での引張試験を行って耐力(降伏
強さ、YP)を、また高温引張試験はJISに則り、8
00℃、あるいは850℃での耐力を測定した。以上の
結果を表2に示す。
ある試料No.2、5、6、8、及び9は常温での耐力
が340MPa以下であるため屋根や壁等に加工するこ
とが容易であり、また800〜850℃における耐力が
15MPa以上であるため、耐火被覆を行わずに屋根や
壁等に用いても、載荷試験に応じて構造物としての坐屈
を生じない。これに対し、本発明成分鋼であっても、熱
処理条件が本願特許請求の範囲外である場合には、試料
No.3、4、及び10のように常温での耐力が340
MPa以下であるため屋根や壁等に加工することが容易
であるものの、800〜850℃における耐力が15M
Pa未満であるため、載荷試験において構造物として坐
屈するか、あるいは試料No.7のように常温での耐力
が340MPaを超えるため屋根や壁等に加工すること
が困難となる。
1、11〜13にあるように本発明で規定するような熱
処理を行ったとしても、常温での耐力が340MPaを
超えるため屋根や壁等に加工することが困難であるか、
常温での耐力が340MPa以下となり、容易に屋根や
壁等に加工できたとしても、800〜850℃における
耐力が15MPa未満であるため、載荷試験において構
造物が坐屈し、本発明における課題を解決できない。
850℃において15MPa以上の耐力を有し、耐火被
覆を施すことなく建築物の屋根、壁等に用いても、火災
時に坐屈しにくい溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を
提供するものであり、建築物の建造コストを低減できる
ため、産業上極めて大きな効果を有する。
Claims (4)
- 【請求項1】 重量%で、C:0.0005〜0.00
50%、Si:0.5%以下、Mn:0.03〜1.0
%、P:0.04〜0.20%、S:0.015%以
下、Al:0.005〜0.1%、Ti:0.01〜
0.08%、N:0.0040%以下を含有し、残部F
eおよび不可避的不純物からなり、さらに%C、%P、
%TiをそれぞれC、P、Ti含有量とした時に%P≧
53×%C×√(%Ti)を満たし、常温での耐力が3
40MPa以下で、かつ800〜850℃における耐力
が15MPa以上である溶融亜鉛めっき鋼板。 - 【請求項2】 重量%で、B:0.0002〜0.00
20%、Nb:0.01〜0.05のうちの1種以上を
含有する、請求項1記載の常温での耐力が340MPa
以下で、かつ800〜850℃における耐力が15MP
a以上の溶融亜鉛めっき鋼板。 - 【請求項3】 重量%で、C:0.0005〜0.00
50%、Si:0.5%以下、Mn:0.03〜1.0
%、P:0.04〜0.20%、S:0.015%以
下、Al:0.005〜0.1%、Ti:0.01〜
0.08%、N:0.0040%以下を含有し、残部Fe
および不可避的不純物からなり、さらに%C、%P、%
TiをそれぞれC、P、Ti含有量とした時に%P≧5
3×%C×√(%Ti)を満たす組成のスラブをAr3
点以上の温度で仕上圧延を行い、%PをP含有量とした
場合に(700−150×√%P)℃以下で巻き取って
熱延鋼帯とし、必要に応じて90%以下の冷間圧延を施
した後、連続溶融亜鉛めっき設備で650℃以上850
℃以下の温度範囲で180秒以下の焼鈍と溶融亜鉛めっ
き処理をすることを特徴とする常温での耐力が340M
Pa以下で、かつ800〜850℃における耐力が15
MPa以上の溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 - 【請求項4】 重量%で、B:0.0002〜0.00
20%、Nb:0.01〜0.05%のうちの1種以上
を含有する、請求項3記載の常温での耐力が340MP
a以下で、かつ800〜850℃における耐力が15M
Pa以上の溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09208597A JP3413341B2 (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 800〜850℃における降伏強度が高い溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09208597A JP3413341B2 (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 800〜850℃における降伏強度が高い溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280086A true JPH10280086A (ja) | 1998-10-20 |
JP3413341B2 JP3413341B2 (ja) | 2003-06-03 |
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ID=14044614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09208597A Expired - Fee Related JP3413341B2 (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 800〜850℃における降伏強度が高い溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3413341B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1336666A1 (en) * | 2000-11-08 | 2003-08-20 | Bhp Steel (Jla) Pty. Ltd. | Cold-formable metal-coated strip |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP09208597A patent/JP3413341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1336666A1 (en) * | 2000-11-08 | 2003-08-20 | Bhp Steel (Jla) Pty. Ltd. | Cold-formable metal-coated strip |
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---|---|
JP3413341B2 (ja) | 2003-06-03 |
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