JPH10279409A - ジハロホルムアルドキシムカルバメートを使用した抗菌方法 - Google Patents
ジハロホルムアルドキシムカルバメートを使用した抗菌方法Info
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- JPH10279409A JPH10279409A JP9231879A JP23187997A JPH10279409A JP H10279409 A JPH10279409 A JP H10279409A JP 9231879 A JP9231879 A JP 9231879A JP 23187997 A JP23187997 A JP 23187997A JP H10279409 A JPH10279409 A JP H10279409A
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- Japan
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- carbamate
- dibromoformaldoxime
- dibromoformaldoxime carbamate
- antimicrobial
- methyl
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N47/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
- A01N47/40—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having a double or triple bond to nitrogen, e.g. cyanates, cyanamides
- A01N47/42—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having a double or triple bond to nitrogen, e.g. cyanates, cyanamides containing —N=CX2 groups, e.g. isothiourea
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N33/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic nitrogen compounds
- A01N33/16—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic nitrogen compounds containing nitrogen-to-oxygen bonds
- A01N33/18—Nitro compounds
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定で、塩を多く含有せず、使用量が少な
く、殺菌速度が速く、施用後に速やかに分解し、環境上
安全に使用できる新規な抗菌剤の提供。 【解決手段】 微生物を防除する方法であって、該対象
に抗菌有効量の少なくとも1種の抗菌剤を施すことを含
み、該抗菌剤が低使用量で施され、抗菌速度が速く、施
用後速やかに分解し、環境上安全であり、以下の式 【化1】 [式中XおよびYは、独立にBr、Cl、またはIから
選択され、Rは(C1−C8)アルキル、アリール、また
は置換アリールである]で表される、防除方法。
く、殺菌速度が速く、施用後に速やかに分解し、環境上
安全に使用できる新規な抗菌剤の提供。 【解決手段】 微生物を防除する方法であって、該対象
に抗菌有効量の少なくとも1種の抗菌剤を施すことを含
み、該抗菌剤が低使用量で施され、抗菌速度が速く、施
用後速やかに分解し、環境上安全であり、以下の式 【化1】 [式中XおよびYは、独立にBr、Cl、またはIから
選択され、Rは(C1−C8)アルキル、アリール、また
は置換アリールである]で表される、防除方法。
Description
【0001】本発明は、微生物の成長を防止する方法に
関する。より詳細には、本発明はある種のジハロホルム
アルドキシムカルバメート類の抗菌剤(antimicrobial
agent)としての使用に関する。
関する。より詳細には、本発明はある種のジハロホルム
アルドキシムカルバメート類の抗菌剤(antimicrobial
agent)としての使用に関する。
【0002】抗菌剤は、水冷却塔、金属作動流体、ペイ
ントおよびその他の対象における微生物の成長を防止す
るために商業的に使用されている。現在使用されている
抗菌剤としては、5−クロロ−2−メチル−3−イソチ
アゾロンおよび2−メチル−3−イソチアゾロンの混合
物がある。これらのイソチアゾロン類は微生物の成長を
防止するには非常に効果的であるが、ある条件下では殺
菌速度が遅く、不安定である。硝酸塩は3−イソチアゾ
ロン類のよい安定剤であるが、通常必要とされる塩の量
ではラテックスの凝集や密閉系での塩の蓄積などの問題
を引き起こす。そのため、安定であり、塩を多く含有せ
ず、使用量が少なく、殺菌速度が速く、施用後に速やか
に分解し、環境上安全に使用できる抗菌剤に対する要望
が引き続きあった。
ントおよびその他の対象における微生物の成長を防止す
るために商業的に使用されている。現在使用されている
抗菌剤としては、5−クロロ−2−メチル−3−イソチ
アゾロンおよび2−メチル−3−イソチアゾロンの混合
物がある。これらのイソチアゾロン類は微生物の成長を
防止するには非常に効果的であるが、ある条件下では殺
菌速度が遅く、不安定である。硝酸塩は3−イソチアゾ
ロン類のよい安定剤であるが、通常必要とされる塩の量
ではラテックスの凝集や密閉系での塩の蓄積などの問題
を引き起こす。そのため、安定であり、塩を多く含有せ
ず、使用量が少なく、殺菌速度が速く、施用後に速やか
に分解し、環境上安全に使用できる抗菌剤に対する要望
が引き続きあった。
【0003】Addorの米国特許第3,553,26
4号は、ある種のジハロホルムアルドキシムカルバメー
ト、その製造方法、および発芽後の除草剤としての使用
を開示する。この特許はさらにそのようなジハロホルム
アルドキシムカルバメートの、殺虫剤の中間体としての
利用を開示する。しかし、この特許はそのような化合物
の抗菌剤としての利用を教示ないし示唆していない。
4号は、ある種のジハロホルムアルドキシムカルバメー
ト、その製造方法、および発芽後の除草剤としての使用
を開示する。この特許はさらにそのようなジハロホルム
アルドキシムカルバメートの、殺虫剤の中間体としての
利用を開示する。しかし、この特許はそのような化合物
の抗菌剤としての利用を教示ないし示唆していない。
【0004】本発明は、微生物の攻撃にさらされる対象
中、対象上、または対象における微生物を防除する方法
であって、該対象に抗菌有効量の少なくとも1種の抗菌
剤を施すことを含み、該抗菌剤が低使用量で施され、抗
菌速度が速く、施用後速やかに分解し、環境上安全であ
り、以下の式
中、対象上、または対象における微生物を防除する方法
であって、該対象に抗菌有効量の少なくとも1種の抗菌
剤を施すことを含み、該抗菌剤が低使用量で施され、抗
菌速度が速く、施用後速やかに分解し、環境上安全であ
り、以下の式
【0005】
【化3】
【0006】[式中XおよびYは、独立にBr、Cl、
またはIから選択され、Rは(C1−C8)アルキル、ア
リール、または置換アリールである]で表される、防除
方法に関する。
またはIから選択され、Rは(C1−C8)アルキル、ア
リール、または置換アリールである]で表される、防除
方法に関する。
【0007】本明細書において、「抗菌剤」の用語は、
システムにおける微生物の成長を抑制することができる
化合物(保存剤)、および微生物濃度を減少させること
のできる化合物(消毒剤)の両者を包含する。「抗菌活
性」の用語は、微生物の成長を停止し、抑制し、または
防止する抗菌剤の活性をいう。「微生物("microbialor
ganism"、 "microbe" または "microorganism")」の用
語は、たとえば菌、バクテリア、および藻のような微生
物をいうが、これらに限定されない。また本明細書にお
いては以下の記号を使用する。L:リットル、mL:ミ
リリットル、g:グラム、mol:モル、mmol:ミ
リモル、wt%:重量%、mp:融点。これらの抗菌剤
は微生物に対して有効であり、これらに限定されない
が、たとえば菌、バクテリア、および藻に対して有効で
ある。数値の規定については、特記のない限り当該数値
を含むものとする。
システムにおける微生物の成長を抑制することができる
化合物(保存剤)、および微生物濃度を減少させること
のできる化合物(消毒剤)の両者を包含する。「抗菌活
性」の用語は、微生物の成長を停止し、抑制し、または
防止する抗菌剤の活性をいう。「微生物("microbialor
ganism"、 "microbe" または "microorganism")」の用
語は、たとえば菌、バクテリア、および藻のような微生
物をいうが、これらに限定されない。また本明細書にお
いては以下の記号を使用する。L:リットル、mL:ミ
リリットル、g:グラム、mol:モル、mmol:ミ
リモル、wt%:重量%、mp:融点。これらの抗菌剤
は微生物に対して有効であり、これらに限定されない
が、たとえば菌、バクテリア、および藻に対して有効で
ある。数値の規定については、特記のない限り当該数値
を含むものとする。
【0008】本発明において抗菌剤として有用な化合物
は、上記の構造式(I)の化合物である。本発明の好ま
しい化合物は、XおよびYが臭素である、上記の構造式
(I)の化合物である。本発明の特に好ましい化合物
は、以下に列記したものである。
は、上記の構造式(I)の化合物である。本発明の好ま
しい化合物は、XおよびYが臭素である、上記の構造式
(I)の化合物である。本発明の特に好ましい化合物
は、以下に列記したものである。
【0009】 化合物No. 1. N−メチル−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、 2. N−(2−クロロエチル)−ジブロモホルムアルドキシム カルバメート、 3. N−(4−クロロフェニル)−ジブロモホルムアルドキシム カルバメート、 4. N−(2,4−ジクロロフェニル)−ジブロモホルムアルドキシム カルバメート、 5. N−エチル−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、 6. N−(n−ブチル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、 7. N−(n−オクチル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、 8. N−(n−ヘキシル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、 9. N−(4−メチルフェニル)−ジブロモホルムアルドキシム カルバメート
【0010】本明細書において、「アルキル」は、直鎖
または分岐鎖の(C1−C12)アルキルをいい、「置換
アリール」は、その1以上の水素原子が他の置換基で置
換されたアリール基をいう。好適な置換基としては、
(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、水酸
基、ニトロ基、ハロ、シアノ、(C1−C3)アルキルチ
オ、およびメルカプト基が挙げられる。置換フェニル基
の例としては、4−メチルフェニル、2−クロロフェニ
ル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2−メ
トキシフェニル、および4−メトキシフェニルが挙げら
れる。
または分岐鎖の(C1−C12)アルキルをいい、「置換
アリール」は、その1以上の水素原子が他の置換基で置
換されたアリール基をいう。好適な置換基としては、
(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、水酸
基、ニトロ基、ハロ、シアノ、(C1−C3)アルキルチ
オ、およびメルカプト基が挙げられる。置換フェニル基
の例としては、4−メチルフェニル、2−クロロフェニ
ル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2−メ
トキシフェニル、および4−メトキシフェニルが挙げら
れる。
【0011】本発明において、ジブロモホルムアルドキ
シムのカルバメートは、一般にジブロモホルムアルドキ
シムをジブチルチンジラウレートのような触媒の存在下
で、0から25℃の温度で、メチレンクロライド中、ア
ルキルまたはアリールイソシアネートで処理することに
より合成される。反応時間はイソシアネートの反応性に
応じて変化し、2から48時間である。たとえば、N−
ブチルジブロモホルムアルドキシムカルバメートの合成
は以下の反応経路により示される。
シムのカルバメートは、一般にジブロモホルムアルドキ
シムをジブチルチンジラウレートのような触媒の存在下
で、0から25℃の温度で、メチレンクロライド中、ア
ルキルまたはアリールイソシアネートで処理することに
より合成される。反応時間はイソシアネートの反応性に
応じて変化し、2から48時間である。たとえば、N−
ブチルジブロモホルムアルドキシムカルバメートの合成
は以下の反応経路により示される。
【0012】
【化4】
【0013】出発物質であるジブロモホルムアルドキシ
ムおよびジクロロホルムアルドキシムの調製方法は文献
により知られている。たとえば、ジブロモホルムアルド
キシムの合成方法は Tetrahedron Letters, 25:487(198
4) に記載されている。ジハロホルムアルドキシムの調
製方法に関し、上記文献は本明細書の一部として参照さ
れる。
ムおよびジクロロホルムアルドキシムの調製方法は文献
により知られている。たとえば、ジブロモホルムアルド
キシムの合成方法は Tetrahedron Letters, 25:487(198
4) に記載されている。ジハロホルムアルドキシムの調
製方法に関し、上記文献は本明細書の一部として参照さ
れる。
【0014】本発明の抗菌剤は、微生物の攻撃にさらさ
れる対象中、対象上、または対象に抗菌有効量の少なく
とも1種の抗菌剤を施すことにより微生物の成長を防止
するために使用することができる。好適な対象として
は、たとえば、冷却塔;空気洗浄機;ボイラー;鉱物ス
ラリー;廃水処理装置;観賞用の泉(ornamental fount
ains);逆浸透濾過装置; 限外濾過装置;バラスト
水;蒸発凝縮器;熱交換機;紙及びパルプ加工液;プラ
スチック;エマルションおよび分散液;ペイント;ラテ
ックス;ワニスのようなコーティング;ラジュア(lazu
res);マスチック剤、コーキング剤、およびシーリン
グ剤のような建築物用製品;セラミック接着剤、カーペ
ット裏用接着剤およびラミネート用接着剤のような建築
物用接着剤;工業用または家庭用接着剤;写真用薬剤;
印刷用液体;浴室用消毒剤または衛生用品のような家庭
用製品;化粧品およびトイレタリー製品;シャンプー;
石鹸;洗浄剤;コールドステリラント(cold sterilan
t)および硬質表面消毒剤のような工業用消毒剤または
衛生用品(sanitizer);フロアポリッシュ剤;洗濯用
すすぎ水;金属作動流体;コンベア潤滑剤;油圧作動
液;皮および皮革製品;織物;織物製品;プライウッ
ド、チップボード、フレークボード、ラミネートビー
ム、配向ストランドボード、ハードボード、およびパー
ティクルボードのような木材および木材製品;石油加工
流体;燃料;注入水、フラクチャー流体(fractureflui
d)、および掘削泥水(drilling mud)のような油田流
体;農業用補助剤保存料;界面活性剤保存料;医療器
具;診断薬保存料;プラクチックまたは紙の食品ラップ
のような食品保存料;プールおよびスパ(spa)があげ
られる。
れる対象中、対象上、または対象に抗菌有効量の少なく
とも1種の抗菌剤を施すことにより微生物の成長を防止
するために使用することができる。好適な対象として
は、たとえば、冷却塔;空気洗浄機;ボイラー;鉱物ス
ラリー;廃水処理装置;観賞用の泉(ornamental fount
ains);逆浸透濾過装置; 限外濾過装置;バラスト
水;蒸発凝縮器;熱交換機;紙及びパルプ加工液;プラ
スチック;エマルションおよび分散液;ペイント;ラテ
ックス;ワニスのようなコーティング;ラジュア(lazu
res);マスチック剤、コーキング剤、およびシーリン
グ剤のような建築物用製品;セラミック接着剤、カーペ
ット裏用接着剤およびラミネート用接着剤のような建築
物用接着剤;工業用または家庭用接着剤;写真用薬剤;
印刷用液体;浴室用消毒剤または衛生用品のような家庭
用製品;化粧品およびトイレタリー製品;シャンプー;
石鹸;洗浄剤;コールドステリラント(cold sterilan
t)および硬質表面消毒剤のような工業用消毒剤または
衛生用品(sanitizer);フロアポリッシュ剤;洗濯用
すすぎ水;金属作動流体;コンベア潤滑剤;油圧作動
液;皮および皮革製品;織物;織物製品;プライウッ
ド、チップボード、フレークボード、ラミネートビー
ム、配向ストランドボード、ハードボード、およびパー
ティクルボードのような木材および木材製品;石油加工
流体;燃料;注入水、フラクチャー流体(fractureflui
d)、および掘削泥水(drilling mud)のような油田流
体;農業用補助剤保存料;界面活性剤保存料;医療器
具;診断薬保存料;プラクチックまたは紙の食品ラップ
のような食品保存料;プールおよびスパ(spa)があげ
られる。
【0015】好ましい対象は、冷却塔;空気洗浄機;ボ
イラー;鉱物スラリー;廃水処理装置;観賞用の泉;逆
浸透濾過装置;限外濾過装置;バラスト水;蒸発凝縮
器;熱交換機;紙及びパルプ加工液;プラスチック;エ
マルションおよび分散液;ペイント;ラテックス;およ
びコーティングである。
イラー;鉱物スラリー;廃水処理装置;観賞用の泉;逆
浸透濾過装置;限外濾過装置;バラスト水;蒸発凝縮
器;熱交換機;紙及びパルプ加工液;プラスチック;エ
マルションおよび分散液;ペイント;ラテックス;およ
びコーティングである。
【0016】本発明の抗菌剤の、微生物の成長を抑制す
るための適当な量は保護されるべき対象により変化する
が、一般には保護されるべき対象の体積に基づいて0.
05から10,000ppmの範囲であり、好ましくは
0.1から5000ppmである。たとえば、冷却塔ま
たはパルプおよび紙加工液のような対象では、微生物の
成長を抑制するためには0.1から250ppmの本発
明の化合物を必要とする。冷却塔またはパルプおよび紙
加工液では、0.1から50ppmの範囲で使用するこ
とが好ましい。他の対象、たとえば建築用製品、油田流
体、またはエマルションでは、微生物の成長を抑制する
ためには0.5から5000ppmの本発明の化合物を
必要とする。また、消毒剤または衛生用品のような対象
では最大で10,000ppmを必要とすることがあ
る。
るための適当な量は保護されるべき対象により変化する
が、一般には保護されるべき対象の体積に基づいて0.
05から10,000ppmの範囲であり、好ましくは
0.1から5000ppmである。たとえば、冷却塔ま
たはパルプおよび紙加工液のような対象では、微生物の
成長を抑制するためには0.1から250ppmの本発
明の化合物を必要とする。冷却塔またはパルプおよび紙
加工液では、0.1から50ppmの範囲で使用するこ
とが好ましい。他の対象、たとえば建築用製品、油田流
体、またはエマルションでは、微生物の成長を抑制する
ためには0.5から5000ppmの本発明の化合物を
必要とする。また、消毒剤または衛生用品のような対象
では最大で10,000ppmを必要とすることがあ
る。
【0017】抗菌剤の能力は1以上の他の抗菌剤と混合
することにより向上する場合のあることは当業界で公知
である。すなわち、他の公知の抗菌剤を、本発明の抗菌
剤と組み合わせることができる。本発明の抗菌剤は、以
下のものと組み合わせることができる;メチレンビス
(チオシアネート);イソチアゾロン類、たとえば2−
n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、4,5
−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−
3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−
オン;1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、およ
び2−メチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾ
リン−3−オン; カルバメート類、たとえば3−ヨー
ドプロパルギル−N−ブチルカルバメート、メチルベン
ズイミダゾール−2−イルカルバメート、イミダゾリジ
ニル尿素、ジアゾリジニル尿素、N’−[3,4−ジク
ロロフェニル]−N,N−ジメチル尿素、3,4,4’
−トリクロロカルバニリド、ジメチルジチオカルバメー
ト、およびジソジウム エチレンビスジチオカルバメー
ト;
することにより向上する場合のあることは当業界で公知
である。すなわち、他の公知の抗菌剤を、本発明の抗菌
剤と組み合わせることができる。本発明の抗菌剤は、以
下のものと組み合わせることができる;メチレンビス
(チオシアネート);イソチアゾロン類、たとえば2−
n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、4,5
−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−
3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−
オン;1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、およ
び2−メチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾ
リン−3−オン; カルバメート類、たとえば3−ヨー
ドプロパルギル−N−ブチルカルバメート、メチルベン
ズイミダゾール−2−イルカルバメート、イミダゾリジ
ニル尿素、ジアゾリジニル尿素、N’−[3,4−ジク
ロロフェニル]−N,N−ジメチル尿素、3,4,4’
−トリクロロカルバニリド、ジメチルジチオカルバメー
ト、およびジソジウム エチレンビスジチオカルバメー
ト;
【0018】複素環化合物、たとえばジンク 2−ピリ
ジンチオール−1−オキサイド、ソジウム 2−ピリジ
ンチオール−1−オキサイド、10,10’−オキシビ
スフェノキシアルシン、N−トリクロロメチルチオフサ
ルイミド、5−オキソ−3,4−ジクロロ−1,2−ジ
チオール、3−ブロモ−1−クロロ−5,5−ジメチル
ヒダントイン、4,4−ジメチル−1,3−ジメチロー
ルヒダントイン、2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾ
チアゾール、2−メチルチオ−4−t−ブチルアミノ−
6−シクロプロピルアミノ−s−トリアジン、ヨードポ
リビニルピロリドン、3,5−ジメチル−1H−ピラゾ
ール−1−メタノール、1−(2−ヒドロキシエチル)
−2−オクタデシルイミダゾリン、4−(2−ニトロブ
チル)モルホリン、トリアジン、N,N’−メチレンビ
ス(5−メチル−1,3−オキサゾリジン)、2,2’
−オキシビス(4,4,6−トリメチル−1,3,2−
ジオキサボリナン(dioxaborinane))、2,2’−
(1−メチルトリメチレンジオキシ)ビス(4−エチル
−1,3,2−ジオキサボリナン)、ヘキサヒドロ−
1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−ト
リアジン、4,4−ジメチルオキサゾリジン、3,4,
4−トリメチルオキサゾリジン、4,4’−(2−エチ
ル−ニトロトリメチレン)ジモルホリン、2−メチルチ
オ−4−t−ブチルアミノ−6−シクロプロピルアミノ
−s−トリアジン、2,3,5,6−テトラクロロ−4
−(メチルスルホニル)ピリジン、アルファ−[2−
(4−クロロフェニル)エチル]−アルファ−(1,1
−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾリル
−(1)−エタノール、1−[2−(2’,4’−ジク
ロロフェニル)−4−プロピル−1,3−ジオキソラン
−2−イル−メチル]−1H−1,2,4−トリアゾー
ル、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、銅−8
−ヒドロキシキノリン、1−[2−(2,4−ジクロロ
フェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル−メチ
ル]−1H−1,2,4−トリアゾール、2−(4−チ
アゾリル)−ベンズイミダゾール、3,5−ジメチル−
1,3,5−チアジアジン−2−チオン、2−クロロ−
4,6−ビス(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジ
ン、2−クロロ−4−エチルアミノ−6−t−ブチルア
ミノ−1,3,5−トリアジン、1−(3−クロロアリ
ル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタ
ン クロライド、銅ナフテネート、5−ヒドロキシメト
キシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ
[3.3.0]オクタン、5−ヒドロキシメチル−1−
アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタ
ン、7−エチル−1,5−ジオキサ−3−アザビシクロ
オクタン、セチルピリジニウムクロライド、3−ブロモ
−1−クロロ−5−ジメチル−5−エチルヒダントイン
ドデシル−ジ(アミノエチル)グリシン、および5−ヒ
ドロキシポリ[メチレンオキシエチル]メチル−1−ア
ザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタ
ン;
ジンチオール−1−オキサイド、ソジウム 2−ピリジ
ンチオール−1−オキサイド、10,10’−オキシビ
スフェノキシアルシン、N−トリクロロメチルチオフサ
ルイミド、5−オキソ−3,4−ジクロロ−1,2−ジ
チオール、3−ブロモ−1−クロロ−5,5−ジメチル
ヒダントイン、4,4−ジメチル−1,3−ジメチロー
ルヒダントイン、2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾ
チアゾール、2−メチルチオ−4−t−ブチルアミノ−
6−シクロプロピルアミノ−s−トリアジン、ヨードポ
リビニルピロリドン、3,5−ジメチル−1H−ピラゾ
ール−1−メタノール、1−(2−ヒドロキシエチル)
−2−オクタデシルイミダゾリン、4−(2−ニトロブ
チル)モルホリン、トリアジン、N,N’−メチレンビ
ス(5−メチル−1,3−オキサゾリジン)、2,2’
−オキシビス(4,4,6−トリメチル−1,3,2−
ジオキサボリナン(dioxaborinane))、2,2’−
(1−メチルトリメチレンジオキシ)ビス(4−エチル
−1,3,2−ジオキサボリナン)、ヘキサヒドロ−
1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−ト
リアジン、4,4−ジメチルオキサゾリジン、3,4,
4−トリメチルオキサゾリジン、4,4’−(2−エチ
ル−ニトロトリメチレン)ジモルホリン、2−メチルチ
オ−4−t−ブチルアミノ−6−シクロプロピルアミノ
−s−トリアジン、2,3,5,6−テトラクロロ−4
−(メチルスルホニル)ピリジン、アルファ−[2−
(4−クロロフェニル)エチル]−アルファ−(1,1
−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾリル
−(1)−エタノール、1−[2−(2’,4’−ジク
ロロフェニル)−4−プロピル−1,3−ジオキソラン
−2−イル−メチル]−1H−1,2,4−トリアゾー
ル、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、銅−8
−ヒドロキシキノリン、1−[2−(2,4−ジクロロ
フェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル−メチ
ル]−1H−1,2,4−トリアゾール、2−(4−チ
アゾリル)−ベンズイミダゾール、3,5−ジメチル−
1,3,5−チアジアジン−2−チオン、2−クロロ−
4,6−ビス(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジ
ン、2−クロロ−4−エチルアミノ−6−t−ブチルア
ミノ−1,3,5−トリアジン、1−(3−クロロアリ
ル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタ
ン クロライド、銅ナフテネート、5−ヒドロキシメト
キシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ
[3.3.0]オクタン、5−ヒドロキシメチル−1−
アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタ
ン、7−エチル−1,5−ジオキサ−3−アザビシクロ
オクタン、セチルピリジニウムクロライド、3−ブロモ
−1−クロロ−5−ジメチル−5−エチルヒダントイン
ドデシル−ジ(アミノエチル)グリシン、および5−ヒ
ドロキシポリ[メチレンオキシエチル]メチル−1−ア
ザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタ
ン;
【0019】酸化体類(oxidants)、たとえば過酸化水
素、t−ブチルハイドロゲンパーオキサイド、クメンハ
イドロパーオキサイド、次亜塩素酸ナトリウムまたはカ
ルシウム、次亜臭素酸ナトリウムまたはカルシウム、ジ
クロロイソシアヌール酸、トリクロロイソシアヌール
酸、パーオキシ酢酸、オゾン、塩素、臭素、二酸化塩
素、カリウム パーオキシモノスルホン、パーカルボネ
ート、ナトリウム パーボレート、ブロムアミン(brom
amine)、および塩化臭素;カルボン酸およびその誘導
体、たとえば(E,E)−2,4−ヘキサジエン酸、安
息香酸、プロピオン酸ナトリウムまたはカルシウム、エ
チレンジアミン4酢酸2ナトリウム塩、ヒドロキシメチ
ルグリシネート ナトリウム、4−ヒドロキシ安息香酸
のベンジルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸の(C1
−C4)アルキルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸ナ
トリウム塩の(C1−C4)アルキルエステル、トール油
脂肪酸のジメチルアミド、および2,2−ジブロモ−3
−ニトリロプロピオンアミド;アルコールおよびアミン
類、たとえば、1−(アルキルアミノ)−3−アミノプ
ロパン、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジ
オール、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、
2−ヒドロキシメチルアミノエタノール、n−2−ヒド
ロキシプロピルアミノメタノール、2−ヒドロキシプロ
ピル メタンチオスルホネート、p−ニトロフェノー
ル、および4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール;
アンモニウムおよびホスホニウム塩、たとえばn−アル
キル ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、セチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ポリ(ヘキサメチレンビグ
アニド(biguanide))ヒドロクロライド、ポリ[オキ
シエチレン(ジメチルイミニオ(dimethyliminio))エ
チレン(ジメチルイミニオ)エチレンジクロライド]、
アルキルジメチルジクロロベンジルアンモニウムクロラ
イド、ドデシルグアニジンヒドロクロライド、2−(デ
シルチオ)エタンアミン ヒドロクロライド、4級アミ
ン塩化合物、テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニ
ウムクロライド、テトラキス(ヒドロキシメチル)ホス
ホニウムスルフェート;
素、t−ブチルハイドロゲンパーオキサイド、クメンハ
イドロパーオキサイド、次亜塩素酸ナトリウムまたはカ
ルシウム、次亜臭素酸ナトリウムまたはカルシウム、ジ
クロロイソシアヌール酸、トリクロロイソシアヌール
酸、パーオキシ酢酸、オゾン、塩素、臭素、二酸化塩
素、カリウム パーオキシモノスルホン、パーカルボネ
ート、ナトリウム パーボレート、ブロムアミン(brom
amine)、および塩化臭素;カルボン酸およびその誘導
体、たとえば(E,E)−2,4−ヘキサジエン酸、安
息香酸、プロピオン酸ナトリウムまたはカルシウム、エ
チレンジアミン4酢酸2ナトリウム塩、ヒドロキシメチ
ルグリシネート ナトリウム、4−ヒドロキシ安息香酸
のベンジルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸の(C1
−C4)アルキルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸ナ
トリウム塩の(C1−C4)アルキルエステル、トール油
脂肪酸のジメチルアミド、および2,2−ジブロモ−3
−ニトリロプロピオンアミド;アルコールおよびアミン
類、たとえば、1−(アルキルアミノ)−3−アミノプ
ロパン、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジ
オール、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、
2−ヒドロキシメチルアミノエタノール、n−2−ヒド
ロキシプロピルアミノメタノール、2−ヒドロキシプロ
ピル メタンチオスルホネート、p−ニトロフェノー
ル、および4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール;
アンモニウムおよびホスホニウム塩、たとえばn−アル
キル ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、セチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ポリ(ヘキサメチレンビグ
アニド(biguanide))ヒドロクロライド、ポリ[オキ
シエチレン(ジメチルイミニオ(dimethyliminio))エ
チレン(ジメチルイミニオ)エチレンジクロライド]、
アルキルジメチルジクロロベンジルアンモニウムクロラ
イド、ドデシルグアニジンヒドロクロライド、2−(デ
シルチオ)エタンアミン ヒドロクロライド、4級アミ
ン塩化合物、テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニ
ウムクロライド、テトラキス(ヒドロキシメチル)ホス
ホニウムスルフェート;
【0020】アルデヒド、ケトンおよびホルムアルデヒ
ドリリーサー、たとえば、ペンタン−1,5−ジアー
ル、1,2−ベンゼンジカルボキシアルデヒド、ホルム
アルデヒド、2−ブロモ−4’−ヒドロキシアセトフェ
ノン、トリス(ヒドロキシメチル)ニトロメタン、およ
び5−ブロモ−5−ニトロ−1,3−ジオキサン;ハロ
ゲン化芳香族化合物、たとえば、2,4,5,6−テト
ラクロロイソフタロニトリル、2,4,4’−トリクロ
ロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル、2,2’−
ジヒドロキシ−5,5’−ジクロロジフェニルメタン、
および1,6−ジ−(4’−クロロフェニルジグアニ
ド)−ヘキサン;ハロゲン化脂肪族化合物、たとえば、
1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、ジヨード
メチル−p−トリスルホン、ジブロモニトロエタン、ヘ
キサクロロジメチルスルホン;アルケン類、たとえば、
β−ブロモ−β−ニトロスチレン、1,4−ビス(ブロ
モアセトキシ)−2−ブテン、テルペン、およびリモネ
ン;無機化合物、たとえば、ビスマス、銅、銀、銅−ア
ミン錯体、モノ銅ニトレート、硼酸塩、酸化亜鉛、臭素
酸ナトリウム、臭素酸アンモニウム、ジナトリウムオク
タボレート テトラハイドレート、トリブチルチンオキ
サイド、およびクロメート化砒酸銅塩;酵素、たとえば
セルラーゼ、α−アミラーゼ、プロテアーゼ、ポリサッ
カリダーゼ、レバンヒドロラーゼ(levan hydrolas
e);界面活性剤、たとえば、アルキルアリールエステ
ル、ポリエトキシル化アルコール、ポリオキシエチル化
エーテル、ホスフェートエステル、スルホネート、スル
ホネート化脂肪物質、スルホスクシネート、およびドデ
シルベンゼスルホン酸。
ドリリーサー、たとえば、ペンタン−1,5−ジアー
ル、1,2−ベンゼンジカルボキシアルデヒド、ホルム
アルデヒド、2−ブロモ−4’−ヒドロキシアセトフェ
ノン、トリス(ヒドロキシメチル)ニトロメタン、およ
び5−ブロモ−5−ニトロ−1,3−ジオキサン;ハロ
ゲン化芳香族化合物、たとえば、2,4,5,6−テト
ラクロロイソフタロニトリル、2,4,4’−トリクロ
ロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル、2,2’−
ジヒドロキシ−5,5’−ジクロロジフェニルメタン、
および1,6−ジ−(4’−クロロフェニルジグアニ
ド)−ヘキサン;ハロゲン化脂肪族化合物、たとえば、
1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、ジヨード
メチル−p−トリスルホン、ジブロモニトロエタン、ヘ
キサクロロジメチルスルホン;アルケン類、たとえば、
β−ブロモ−β−ニトロスチレン、1,4−ビス(ブロ
モアセトキシ)−2−ブテン、テルペン、およびリモネ
ン;無機化合物、たとえば、ビスマス、銅、銀、銅−ア
ミン錯体、モノ銅ニトレート、硼酸塩、酸化亜鉛、臭素
酸ナトリウム、臭素酸アンモニウム、ジナトリウムオク
タボレート テトラハイドレート、トリブチルチンオキ
サイド、およびクロメート化砒酸銅塩;酵素、たとえば
セルラーゼ、α−アミラーゼ、プロテアーゼ、ポリサッ
カリダーゼ、レバンヒドロラーゼ(levan hydrolas
e);界面活性剤、たとえば、アルキルアリールエステ
ル、ポリエトキシル化アルコール、ポリオキシエチル化
エーテル、ホスフェートエステル、スルホネート、スル
ホネート化脂肪物質、スルホスクシネート、およびドデ
シルベンゼスルホン酸。
【0021】本発明の抗菌剤と組み合わされる好ましい
公知の抗菌剤は、メチレンビス(チオシアネート)、5
−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン;2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン;2−
n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン;4,5
−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−
3−オン;1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン;
ジンク 2−ピリジンチオール−1−オキサイド;ソジ
ウム 2−ピリジンチオール−1−オキサイド;N’−
[3,4−ジクロロフェニル]−N,N−ジメチル尿
素;3−ヨードプロパルギル−N−ブチルカルバメー
ト;10,10’−オキシビスフェノキシアルシン;2
−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール;3−ブ
ロモ−1−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン;
2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド;ペ
ンタン−1,5−ジアール;および2−ブロモ−2−ニ
トロ−1,3−プロパンジオールである。
公知の抗菌剤は、メチレンビス(チオシアネート)、5
−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン;2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン;2−
n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン;4,5
−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−
3−オン;1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン;
ジンク 2−ピリジンチオール−1−オキサイド;ソジ
ウム 2−ピリジンチオール−1−オキサイド;N’−
[3,4−ジクロロフェニル]−N,N−ジメチル尿
素;3−ヨードプロパルギル−N−ブチルカルバメー
ト;10,10’−オキシビスフェノキシアルシン;2
−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール;3−ブ
ロモ−1−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン;
2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド;ペ
ンタン−1,5−ジアール;および2−ブロモ−2−ニ
トロ−1,3−プロパンジオールである。
【0022】本発明の化合物は、非化学的な微生物の防
除方法、たとえば紫外線、電離線照射、銅電極、銀電
極、および酵素、たとえばセルラーゼ、α−アミラー
ゼ、プロテアーゼ、ポリサッカリダーゼ、レバンヒドロ
ラーゼ(levan hydrolase)とともに使用することがで
きる。
除方法、たとえば紫外線、電離線照射、銅電極、銀電
極、および酵素、たとえばセルラーゼ、α−アミラー
ゼ、プロテアーゼ、ポリサッカリダーゼ、レバンヒドロ
ラーゼ(levan hydrolase)とともに使用することがで
きる。
【0023】本発明の抗菌剤の1つが第2の抗菌剤と組
み合わされる場合には、第1の抗菌剤と第2項の重量比
率は99:1から1:99、好ましくは75:25から
25:75 の範囲である。微生物をの成長を抑制し、
その成長を禁止するために必要な、組み合わされた抗菌
剤の合計量は、一般に保護される対象の体積に基づい
て、0.05から10,000ppmである。
み合わされる場合には、第1の抗菌剤と第2項の重量比
率は99:1から1:99、好ましくは75:25から
25:75 の範囲である。微生物をの成長を抑制し、
その成長を禁止するために必要な、組み合わされた抗菌
剤の合計量は、一般に保護される対象の体積に基づい
て、0.05から10,000ppmである。
【0024】本発明の抗菌剤は、保護される対象に直接
加えられてもよいし、配合物として加えてもよい。本発
明の抗菌剤は、種々の液体または固体配合物中に配合す
ることができる。使用される配合物の具体的なタイプ、
すなわち固体タイプであるかまたは液体タイプである
か、および使用される配合物の組成は、保護される対象
及び求められる配合物の性質により変わる。たとえば、
飛散の危険があったり調節された放出が望まれる場合に
は固体配合物が好ましい。配合物が一定時間にわたり対
象に計量されるような場合には液体配合物が好ましい。
固体配合物は、たとえば冷却塔、ラテックスおよびプラ
スチックのような対象に特に好ましい。液体配合物は、
ペイント、化粧品、家庭用洗浄剤、および水処理用途に
おいて特に好ましい。
加えられてもよいし、配合物として加えてもよい。本発
明の抗菌剤は、種々の液体または固体配合物中に配合す
ることができる。使用される配合物の具体的なタイプ、
すなわち固体タイプであるかまたは液体タイプである
か、および使用される配合物の組成は、保護される対象
及び求められる配合物の性質により変わる。たとえば、
飛散の危険があったり調節された放出が望まれる場合に
は固体配合物が好ましい。配合物が一定時間にわたり対
象に計量されるような場合には液体配合物が好ましい。
固体配合物は、たとえば冷却塔、ラテックスおよびプラ
スチックのような対象に特に好ましい。液体配合物は、
ペイント、化粧品、家庭用洗浄剤、および水処理用途に
おいて特に好ましい。
【0025】一般に、本発明の抗菌剤は、キャリア中に
抗菌剤を溶解することにより液体状に配合される。適当
なキャリアとしては、水、有機溶剤、またはそれらの混
合物が挙げられる。最終用途について適合性があり、か
つ抗菌剤を不安定にしないものであれば、任意の有機溶
剤を使用することができる。好適な有機溶剤としては、
キシレン及びアルキルベンゼン類の混合物のような脂肪
族及び芳香族炭化水素;エチレンジクロライドおよびモ
ノクロロベンゼンのような脂肪族及び芳香族のハロゲン
化炭化水素;1価、2価または多価アルコールのような
アルコール類;アルデヒド類;アセトン、メチルエチメ
ケトン、およびメチルイソブチルケトンのようなケトン
類;グリコールエーテル類;グリコールエーテルアセテ
ート類;少なくとも4個の炭素原子を有する飽和または
不飽和の脂肪酸;酢酸エチル、酢酸ブチル、グリコール
エステル、およびフタレートエステルのようなエステル
類;およびフェノール類があげられる。好ましい有機溶
剤は、グリコールエーテル類、グリコールエーテルアセ
テート類、脂肪族及び芳香族炭化水素、およびアルコー
ル類である。
抗菌剤を溶解することにより液体状に配合される。適当
なキャリアとしては、水、有機溶剤、またはそれらの混
合物が挙げられる。最終用途について適合性があり、か
つ抗菌剤を不安定にしないものであれば、任意の有機溶
剤を使用することができる。好適な有機溶剤としては、
キシレン及びアルキルベンゼン類の混合物のような脂肪
族及び芳香族炭化水素;エチレンジクロライドおよびモ
ノクロロベンゼンのような脂肪族及び芳香族のハロゲン
化炭化水素;1価、2価または多価アルコールのような
アルコール類;アルデヒド類;アセトン、メチルエチメ
ケトン、およびメチルイソブチルケトンのようなケトン
類;グリコールエーテル類;グリコールエーテルアセテ
ート類;少なくとも4個の炭素原子を有する飽和または
不飽和の脂肪酸;酢酸エチル、酢酸ブチル、グリコール
エステル、およびフタレートエステルのようなエステル
類;およびフェノール類があげられる。好ましい有機溶
剤は、グリコールエーテル類、グリコールエーテルアセ
テート類、脂肪族及び芳香族炭化水素、およびアルコー
ル類である。
【0026】本発明の抗菌剤の水性配合物は、ポリマー
分散液のような分散液、エマルション、エマルション濃
縮物(emulsive concentrates)、マイクロエマルショ
ン、およびマイクロエマルション濃縮物の形態に調製す
ることができる。分散液、エマルション、およびマイク
ロエマルションは、油相が連続相であっても水相が連続
相であってもよい。水性配合物は、典型的には0.00
1から50重量%の本発明の抗菌剤、99重量%以下の
有機溶剤、0.5から55重量%の界面活性剤、15重
量%以下の添加剤、および95重量%以下の水を含む。
好適な界面活性剤は、アルキルラウリルスルホネート
塩、脂肪アルコールエトキシル化スルフェートのような
アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、エチレ
ンオキサイドプロピレンオキサイドコポリマーのような
ノニオン性界面活性剤、並びに両性界面活性剤がある。
水性配合物に好適に使用される添加剤としては、増粘
剤、凍結防止剤および消泡剤があるが、これらには限定
されない。
分散液のような分散液、エマルション、エマルション濃
縮物(emulsive concentrates)、マイクロエマルショ
ン、およびマイクロエマルション濃縮物の形態に調製す
ることができる。分散液、エマルション、およびマイク
ロエマルションは、油相が連続相であっても水相が連続
相であってもよい。水性配合物は、典型的には0.00
1から50重量%の本発明の抗菌剤、99重量%以下の
有機溶剤、0.5から55重量%の界面活性剤、15重
量%以下の添加剤、および95重量%以下の水を含む。
好適な界面活性剤は、アルキルラウリルスルホネート
塩、脂肪アルコールエトキシル化スルフェートのような
アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、エチレ
ンオキサイドプロピレンオキサイドコポリマーのような
ノニオン性界面活性剤、並びに両性界面活性剤がある。
水性配合物に好適に使用される添加剤としては、増粘
剤、凍結防止剤および消泡剤があるが、これらには限定
されない。
【0027】本発明の抗菌剤の好適な固体配合物として
は、界面縮合、コアセルベーション、その場(in sit
u)重合、および物理的方法により形成されるようなポ
リマーによるカプセル化物;クラスレートのような包接
複合体(inclusion complexs);リポソーム(liposome
s);粒状物、分散可能な粒状物、および水和剤(wetta
ble powders)のようなマトリックスブレンド;および
イオン交換樹脂があるが、これらに限定されるものでは
ない。ポリマーのカプセル化剤は、コアシェル構造また
は一体構造(monolithic structure)のどちらの構造も
とることができる。好適なカプセル化剤としては、ポリ
尿素、ポリアミド、ポリエステル、尿素−ホルムアルデ
ヒド、メラミン−ホルムアルデヒド、ポリアクリル酸お
よびそのエステル、フェノール−ホルムアルデヒド、並
びにアセトアセテートが挙げられるがこれらに限定され
るものではない。
は、界面縮合、コアセルベーション、その場(in sit
u)重合、および物理的方法により形成されるようなポ
リマーによるカプセル化物;クラスレートのような包接
複合体(inclusion complexs);リポソーム(liposome
s);粒状物、分散可能な粒状物、および水和剤(wetta
ble powders)のようなマトリックスブレンド;および
イオン交換樹脂があるが、これらに限定されるものでは
ない。ポリマーのカプセル化剤は、コアシェル構造また
は一体構造(monolithic structure)のどちらの構造も
とることができる。好適なカプセル化剤としては、ポリ
尿素、ポリアミド、ポリエステル、尿素−ホルムアルデ
ヒド、メラミン−ホルムアルデヒド、ポリアクリル酸お
よびそのエステル、フェノール−ホルムアルデヒド、並
びにアセトアセテートが挙げられるがこれらに限定され
るものではない。
【0028】包接錯体は、本発明の抗菌剤をホスト分子
と混合することにより調製することができる。好適なホ
スト分子には、α−シクロデキストリン;β−シクロデ
キストリン;γ−シクロデキストリン;シクロデキスト
リン誘導体、たとえばメチル−β−シクロデキストリ
ン;クラウンエーテル;尿素;ヒドロキノン;ジクロロ
フェン;ヒドロキシベンゾフェノン;および1,1,
2,2−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタン
があげられるが、これらに限定されるものではない。包
接錯体は、固体組成物として使用することができ、固体
キャリア上に吸着させ、または非反応性溶剤中に分散さ
せることができる。包接錯体は水処理用途、金属作動流
体、およびペイントの用途において有用である。
と混合することにより調製することができる。好適なホ
スト分子には、α−シクロデキストリン;β−シクロデ
キストリン;γ−シクロデキストリン;シクロデキスト
リン誘導体、たとえばメチル−β−シクロデキストリ
ン;クラウンエーテル;尿素;ヒドロキノン;ジクロロ
フェン;ヒドロキシベンゾフェノン;および1,1,
2,2−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタン
があげられるが、これらに限定されるものではない。包
接錯体は、固体組成物として使用することができ、固体
キャリア上に吸着させ、または非反応性溶剤中に分散さ
せることができる。包接錯体は水処理用途、金属作動流
体、およびペイントの用途において有用である。
【0029】リポソームは、本発明の抗菌剤とホスホリ
ピドのようなリピド(lipid)を、クロロホルムのよう
な適当な溶剤に溶解すとにより調製することができる。
溶剤を除去し、緩衝剤を加えた後、組成物を撹拌して所
望の粒子サイズとする。リポソームは多層または1層で
あることができ、大粒径または小粒径であることができ
る。リプソームは溶剤ベースのペイント及び化粧品用途
において有用である。
ピドのようなリピド(lipid)を、クロロホルムのよう
な適当な溶剤に溶解すとにより調製することができる。
溶剤を除去し、緩衝剤を加えた後、組成物を撹拌して所
望の粒子サイズとする。リポソームは多層または1層で
あることができ、大粒径または小粒径であることができ
る。リプソームは溶剤ベースのペイント及び化粧品用途
において有用である。
【0030】マトリックスブレンドは、粒状物、分散可
能な粒状物、および水和剤を形成するための適当な添加
剤とともに、本発明の抗菌剤を固体キャリア上に吸着さ
せることにより調製することができる。マトリックスブ
レンドはそのまま使用してもよく、また公知の手段によ
りペレット、錠剤、またはブリケット(briquettes)に
更に加工してもよい。粒剤は、典型的には本発明の抗菌
剤を1から60重量%、珪藻土、水溶性固体、磁性粒
子、並びにシリカ、チタニア、および酸化亜鉛のような
フュームされた無機物(fumed inorganics)のような吸
着キャリアを30から98重量%、補助剤を1〜10重
量%含む。水和剤は典型的には本発明の抗菌剤を1から
60重量%、湿潤剤を1から5重量%、分散剤を1から
20重量%、フュームされた無機物またはクレイのよう
な吸着キャリアを10から95重量%、及び補助剤10
重量%以下を含む。分散可能な粒状物は、典型的には本
発明の抗菌剤を1から60重量%、フュームされた無機
物またはクレイのような吸着キャリアを30から95重
量%、分散剤を5から40重量%、界面活性剤を10重
量%以下、及び補助剤15重量%以下を含む。分散可能
な粒状物は、さらに押し出され、乾燥されて粒状物に加
工することができる。以下、本発明を実施例により詳細
に説明するが、これら実施例はあくまでも例示であり、
本発明の範囲を何ら制限するものではない。
能な粒状物、および水和剤を形成するための適当な添加
剤とともに、本発明の抗菌剤を固体キャリア上に吸着さ
せることにより調製することができる。マトリックスブ
レンドはそのまま使用してもよく、また公知の手段によ
りペレット、錠剤、またはブリケット(briquettes)に
更に加工してもよい。粒剤は、典型的には本発明の抗菌
剤を1から60重量%、珪藻土、水溶性固体、磁性粒
子、並びにシリカ、チタニア、および酸化亜鉛のような
フュームされた無機物(fumed inorganics)のような吸
着キャリアを30から98重量%、補助剤を1〜10重
量%含む。水和剤は典型的には本発明の抗菌剤を1から
60重量%、湿潤剤を1から5重量%、分散剤を1から
20重量%、フュームされた無機物またはクレイのよう
な吸着キャリアを10から95重量%、及び補助剤10
重量%以下を含む。分散可能な粒状物は、典型的には本
発明の抗菌剤を1から60重量%、フュームされた無機
物またはクレイのような吸着キャリアを30から95重
量%、分散剤を5から40重量%、界面活性剤を10重
量%以下、及び補助剤15重量%以下を含む。分散可能
な粒状物は、さらに押し出され、乾燥されて粒状物に加
工することができる。以下、本発明を実施例により詳細
に説明するが、これら実施例はあくまでも例示であり、
本発明の範囲を何ら制限するものではない。
【0031】実施例1 N−(n−ブチル)−ジブロモホルムアルドキシムカル
バメートの調製
バメートの調製
【0032】
【化5】
【0033】マグネチックスターラーを備えた窒素雰囲
気下のアイスバス中の、メチレンクロライド(20m
L)中、ジブロモホルムアルドキシム(11.8g、
0.058モル)の溶液に、n−ブチルイソシアネート
6.9g(0.058モル)を加え、触媒量(8滴)の
ジブチルチンジラウレートを加えた。反応混合物を室温
で16時間撹拌した。ついで混合物を希釈炭酸水素ナト
リウム50mLで2回、水25mLで5回、ブライン5
0mLで1回洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で
乾燥し濾過した。濾液を真空条件下で濃縮し、4.9g
の黄色油を得た。ヘキサン:酢酸エチル=9:1の溶出
液とシリカゲルを使用したカラムクロマトグラムによ
り、純粋な黄色油12.1g(収率69%)を得た。C
6H10Br2N2O2の元素分析に関し、計算値はC=2
3.86%;H=3.34%;N=9.28%,Br=
52.92%であるのに対し、測定値は以下の通りであ
った。C=24.07%;H=3.47%;N=9.3
1%;Br=52.85%。
気下のアイスバス中の、メチレンクロライド(20m
L)中、ジブロモホルムアルドキシム(11.8g、
0.058モル)の溶液に、n−ブチルイソシアネート
6.9g(0.058モル)を加え、触媒量(8滴)の
ジブチルチンジラウレートを加えた。反応混合物を室温
で16時間撹拌した。ついで混合物を希釈炭酸水素ナト
リウム50mLで2回、水25mLで5回、ブライン5
0mLで1回洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で
乾燥し濾過した。濾液を真空条件下で濃縮し、4.9g
の黄色油を得た。ヘキサン:酢酸エチル=9:1の溶出
液とシリカゲルを使用したカラムクロマトグラムによ
り、純粋な黄色油12.1g(収率69%)を得た。C
6H10Br2N2O2の元素分析に関し、計算値はC=2
3.86%;H=3.34%;N=9.28%,Br=
52.92%であるのに対し、測定値は以下の通りであ
った。C=24.07%;H=3.47%;N=9.3
1%;Br=52.85%。
【0034】実施例2 N−(4−メチルフェニル)−ジブロモホルムアルドキ
シムカルバメートの調製
シムカルバメートの調製
【0035】
【化6】
【0036】マグネチックスターラーを備えた窒素雰囲
気下のアイスバス中の、メチレンクロライド(20m
L)中、ジブロモホルムアルドキシム(2g、9.86
ミリモル)の溶液に、4−メチルフェニルイソシアネー
ト1.6g(12ミリモル)を加え、触媒量(5滴)の
ジブチルチンジラウレートを加えた。反応混合物を室温
で16時間撹拌した。反応混合物を、水50mLで3
回、ついでブラインで洗浄した。有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し濾過した。濾液を真空条件下で濃縮して
粗生成物を得、ついでヘキサン:酢酸エチル=8:1の
溶出液でシリカゲルカラムを使用して、オフホワイトの
固体1.7g(収率51%)、融点120−124℃を
得た。C9H8Br2N2O2の元素分析に関し、計算値は
C=32.10%;H=2.40%;N=8.34%,
Br=47.57%であるのに対し、測定値は以下の通
りであった。C=33.76%;H=2.35%;N=
8.55%;Br=50.12%。
気下のアイスバス中の、メチレンクロライド(20m
L)中、ジブロモホルムアルドキシム(2g、9.86
ミリモル)の溶液に、4−メチルフェニルイソシアネー
ト1.6g(12ミリモル)を加え、触媒量(5滴)の
ジブチルチンジラウレートを加えた。反応混合物を室温
で16時間撹拌した。反応混合物を、水50mLで3
回、ついでブラインで洗浄した。有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し濾過した。濾液を真空条件下で濃縮して
粗生成物を得、ついでヘキサン:酢酸エチル=8:1の
溶出液でシリカゲルカラムを使用して、オフホワイトの
固体1.7g(収率51%)、融点120−124℃を
得た。C9H8Br2N2O2の元素分析に関し、計算値は
C=32.10%;H=2.40%;N=8.34%,
Br=47.57%であるのに対し、測定値は以下の通
りであった。C=33.76%;H=2.35%;N=
8.55%;Br=50.12%。
【0037】実施例3 効果 本発明の抗菌剤の抗菌活性スペクトルおよび本発明の抗
菌剤の抗菌活性スペクトルに及ぼすアニオン性界面活性
剤の影響を、最低阻止濃度(MIC)試験により評価し
た。MICは、ミニマルソルトメディア(M9G)、ト
リプチカーゼソイブロス(TSB)およびトリプチカー
ゼソイブロスとアニオン性界面活性剤(TSBA)中に
おいて、倍数階段希釈法により測定された。化合物は、
Aspergillus niger、 Rhodotorula rubra、 Escherichi
a coli 、Pseudomonas aeruginosa について試験され
た。MIC試験の結果を表1に示す。
菌剤の抗菌活性スペクトルに及ぼすアニオン性界面活性
剤の影響を、最低阻止濃度(MIC)試験により評価し
た。MICは、ミニマルソルトメディア(M9G)、ト
リプチカーゼソイブロス(TSB)およびトリプチカー
ゼソイブロスとアニオン性界面活性剤(TSBA)中に
おいて、倍数階段希釈法により測定された。化合物は、
Aspergillus niger、 Rhodotorula rubra、 Escherichi
a coli 、Pseudomonas aeruginosa について試験され
た。MIC試験の結果を表1に示す。
【0038】
【表1】 表1化合物 E.coli E.coli P.aeruginosa A.niger R.Rubra E.coli M9G TSB TSB TSB TSB TSBA 3 <4 63 63 >50 >50 63 6 <4 250 63 >50 >50 63 7 <4 63 >500 50 12.5 125 8 <4 63 125 >50 25 32 9 <4 32 16 <0.8 3.2 32
【0039】上記の結果は、化合物3、6、7、8およ
び9は、対象、対象上、対象中において、微生物を非常
に効果的に防除することを示している。
び9は、対象、対象上、対象中において、微生物を非常
に効果的に防除することを示している。
【0040】実施例4 殺菌速度 本発明の種々の化合物について、殺菌速度を以下の方法
により測定した。α−オレフィンスルホネート(AO
S)の5%溶液を以下のようにして調製した。5gの4
0%AOSを100mLのフラスコに秤量し、35mL
の脱イオン水を加え、溶液を撹拌した。ついで溶液を濾
過滅菌した。トリプチカーゼソイブロス(TSB)培地
を、以下のようにして調製した。30gのTSBを2リ
ットルのフラスコに秤量し、1リットルの脱イオン水を
加え、TSBが完全に溶解するまでフラスコを撹拌し
た。培地を次いで121℃で20分間加熱した。TBS
と0.05%AOSの溶液は、1mLの滅菌5%AOS
を、250mLフラスコ中の滅菌TSB100mLに加
え、溶液を撹拌して調製した。
により測定した。α−オレフィンスルホネート(AO
S)の5%溶液を以下のようにして調製した。5gの4
0%AOSを100mLのフラスコに秤量し、35mL
の脱イオン水を加え、溶液を撹拌した。ついで溶液を濾
過滅菌した。トリプチカーゼソイブロス(TSB)培地
を、以下のようにして調製した。30gのTSBを2リ
ットルのフラスコに秤量し、1リットルの脱イオン水を
加え、TSBが完全に溶解するまでフラスコを撹拌し
た。培地を次いで121℃で20分間加熱した。TBS
と0.05%AOSの溶液は、1mLの滅菌5%AOS
を、250mLフラスコ中の滅菌TSB100mLに加
え、溶液を撹拌して調製した。
【0041】栄養ストック溶液は以下のようにして調製
した。2リットルのフラスコに硝酸アンモニウム5.2
8g、無水リン酸カリウム2.08g、デキストロース
4.62g、炭酸ナトリウム21.50g、および硫酸
カリウム40.20gを秤量した。総体積を水で1リッ
トルに調整し、固体が溶解するまで撹拌した。ついで溶
液を濾過滅菌し、室温で保存した。
した。2リットルのフラスコに硝酸アンモニウム5.2
8g、無水リン酸カリウム2.08g、デキストロース
4.62g、炭酸ナトリウム21.50g、および硫酸
カリウム40.20gを秤量した。総体積を水で1リッ
トルに調整し、固体が溶解するまで撹拌した。ついで溶
液を濾過滅菌し、室温で保存した。
【0042】硬度貯蔵溶液(hardness stock)は、以下
のようにして調製した。2リットルのフラスコに塩化カ
ルシウム(2水和物)59.36g、塩化マグネシウム
(6水和物)45.02g、塩化鉄(6水和物)0.1
8g、塩化銅(2水和物)0.06g、およびエチレン
ジアミン4酢酸ナトリウム塩0.24gを秤量した。総
体積を水で1リットルに調整した。ついで溶液を濾過滅
菌し、室温で保存した。
のようにして調製した。2リットルのフラスコに塩化カ
ルシウム(2水和物)59.36g、塩化マグネシウム
(6水和物)45.02g、塩化鉄(6水和物)0.1
8g、塩化銅(2水和物)0.06g、およびエチレン
ジアミン4酢酸ナトリウム塩0.24gを秤量した。総
体積を水で1リットルに調整した。ついで溶液を濾過滅
菌し、室温で保存した。
【0043】濃縮されたコロージョン/スケール防止ス
トック溶液は、以下のようにして調製した。2リットル
のフラスコに脱イオン水238.5g、水酸化カリウム
の45重量%水溶液125.0g、トリルトリアゾール
ナトリウムの50重量%水溶液23.0g、42−44
重量%のアクリルポリマー水溶液63.5g、ほぼ50
重量%の2−ホスホノ−1,2,4−ブタントリカルボ
ン酸水溶液50.0gを秤量した。固体が溶解するまで
撹拌し、ついで溶液を濾過滅菌し、室温で保存した。濃
縮されたコロージョン/スケール防止ストック溶液9.
20mLを、2リットルフラスコに秤量し、撹拌しなが
ら水を加えて体積を1リットルとして、コロージョン/
スケール防止ストック溶液を調製した。得られたコロー
ジョン/スケール防止ストック溶液を濾過滅菌し、室温
で保存した。
トック溶液は、以下のようにして調製した。2リットル
のフラスコに脱イオン水238.5g、水酸化カリウム
の45重量%水溶液125.0g、トリルトリアゾール
ナトリウムの50重量%水溶液23.0g、42−44
重量%のアクリルポリマー水溶液63.5g、ほぼ50
重量%の2−ホスホノ−1,2,4−ブタントリカルボ
ン酸水溶液50.0gを秤量した。固体が溶解するまで
撹拌し、ついで溶液を濾過滅菌し、室温で保存した。濃
縮されたコロージョン/スケール防止ストック溶液9.
20mLを、2リットルフラスコに秤量し、撹拌しなが
ら水を加えて体積を1リットルとして、コロージョン/
スケール防止ストック溶液を調製した。得られたコロー
ジョン/スケール防止ストック溶液を濾過滅菌し、室温
で保存した。
【0044】合成冷却水(SCW)は、900mLの脱
イオン水と10.88mLの栄養溶液(pH10−1
3)とを2リットルのフラスコに加えて調製した。pH
を6に調整した後、10.88mLの硬度貯蔵溶液を加
えた。ついでコロージョン/スケール防止ストック溶液
10.88mLを加えた。ついでpHを8に調節し、脱
イオン水で最終体積を1リットルにした。得られた溶液
は濾過滅菌され、室温で保存された。
イオン水と10.88mLの栄養溶液(pH10−1
3)とを2リットルのフラスコに加えて調製した。pH
を6に調整した後、10.88mLの硬度貯蔵溶液を加
えた。ついでコロージョン/スケール防止ストック溶液
10.88mLを加えた。ついでpHを8に調節し、脱
イオン水で最終体積を1リットルにした。得られた溶液
は濾過滅菌され、室温で保存された。
【0045】接種原は、2つのTSB寒天斜面培地に、
冷凍貯蔵菌株からループ1杯の培養菌を接種することに
より調製した。斜面寒天培地はついで30℃で2日間イ
ンキュベートされた。それぞれの斜面から細胞を15m
Lの滅菌燐酸緩衝液(pH7.2)で洗い流した。細胞
濃度は600nmで0.2ODに調節された。これは1
−2×108個のバクテリア/mLに相当する。試験用
保存溶液は4℃で、最大で4−6週間貯蔵した。6週間
以後に追加の試験用保存溶液が必要となった場合には、
新たに試験用保存溶液を調製した。保存培地を形成する
ために以下の菌が使用された。
冷凍貯蔵菌株からループ1杯の培養菌を接種することに
より調製した。斜面寒天培地はついで30℃で2日間イ
ンキュベートされた。それぞれの斜面から細胞を15m
Lの滅菌燐酸緩衝液(pH7.2)で洗い流した。細胞
濃度は600nmで0.2ODに調節された。これは1
−2×108個のバクテリア/mLに相当する。試験用
保存溶液は4℃で、最大で4−6週間貯蔵した。6週間
以後に追加の試験用保存溶液が必要となった場合には、
新たに試験用保存溶液を調製した。保存培地を形成する
ために以下の菌が使用された。
【0046】殺菌速度試験は以下の方法で行われた。1
50マイクロリットルの滅菌SCWを96ウエルのマイ
クロタイタープレートに注入し、ウエルの最上列にさら
に150マイクロリットルを加えた。試験化合物に1%
以下の貯蔵溶液を加え、250ppmまたは150pp
mの所望の初期濃度とした。12チャンネルピペットを
用いて倍数階段希釈を行った。96ピンの Dynatech MI
C 2000 イノキュレーターを使用し、試験貯蔵菌株の
1:1:1混合物の1.5マイクロリットルを、すべて
のウエルに同時に接種した。最終濃度は106セル/m
Lとされた。接種されたプレートは周囲温度において貯
蔵された。4時間及び24時間後に、96ピンのイノキ
ュレーターを使用し、150マイクロリットルのTSB
と0.05%AOS混合液に1.5マイクロリットルを
移動させることにより、それぞれのウエル中の生存細胞
を回収した。回収されたプレートは、30℃で48時間
インキュベートされた。回収されたプレートに関し、成
長の有り(+)または無し(−)が記録され、接種され
たセルが少なくとも100分の1になる濃度と時間が記
録された。結果を表2に示す。
50マイクロリットルの滅菌SCWを96ウエルのマイ
クロタイタープレートに注入し、ウエルの最上列にさら
に150マイクロリットルを加えた。試験化合物に1%
以下の貯蔵溶液を加え、250ppmまたは150pp
mの所望の初期濃度とした。12チャンネルピペットを
用いて倍数階段希釈を行った。96ピンの Dynatech MI
C 2000 イノキュレーターを使用し、試験貯蔵菌株の
1:1:1混合物の1.5マイクロリットルを、すべて
のウエルに同時に接種した。最終濃度は106セル/m
Lとされた。接種されたプレートは周囲温度において貯
蔵された。4時間及び24時間後に、96ピンのイノキ
ュレーターを使用し、150マイクロリットルのTSB
と0.05%AOS混合液に1.5マイクロリットルを
移動させることにより、それぞれのウエル中の生存細胞
を回収した。回収されたプレートは、30℃で48時間
インキュベートされた。回収されたプレートに関し、成
長の有り(+)または無し(−)が記録され、接種され
たセルが少なくとも100分の1になる濃度と時間が記
録された。結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】上記の結果は、化合物3、6、8、および
9が合成冷却水中において速い殺菌速度を示すことと、
化合物が低濃度で効果的であることを示している。
9が合成冷却水中において速い殺菌速度を示すことと、
化合物が低濃度で効果的であることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D21H 21/36 D21H 5/22 D (72)発明者 バーリ・クリフォード・ランジ アメリカ合衆国ペンシルバニア州19446− 3220、ランスデイル、バーリー・ウェイ 1031 (72)発明者 ジェミン・チャールズ・スー アメリカ合衆国ペンシルバニア州19034、 フォート・ワシントン、リア・ドライブ 455
Claims (10)
- 【請求項1】 微生物の攻撃にさらされる対象中、対象
上、または対象における微生物を防除する方法であっ
て、該対象に抗菌有効量の少なくとも1種の抗菌剤を施
すことを含み、該抗菌剤が低使用量で施され、抗菌速度
が速く、施用後速やかに分解し、環境上安全であり、以
下の式 【化1】 [式中XおよびYは、独立にBr、Cl、またはIから
選択され、Rは(C1−C8)アルキル、アリール、また
は置換アリールである]で表される、防除方法。 - 【請求項2】 XおよびYがBrである、請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 前記抗菌剤が、N−メチル−ジブロモホ
ルムアルドキシムカルバメート、N−(2−クロロエチ
ル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、N−
(4−クロロフェニル)−ジブロモホルムアルドキシム
カルバメート、N−(2,4−ジクロロフェニル)−ジ
ブロモホルムアルドキシムカルバメート、N−エチル−
ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、N−(n−
ブチル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、
N−(n−オクチル)−ジブロモホルムアルドキシムカ
ルバメート、N−(n−ヘキシル)−ジブロモホルムア
ルドキシムカルバメート、およびN−(4−メチルフェ
ニル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメートから
なる群から選択される、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 前記対象が、冷却塔、空気洗浄機、ボイ
ラー、鉱物スラリー、廃水処理装置、観賞用の泉、逆浸
透濾過装置、 限外濾過装置、バラスト水、蒸発凝縮
器、熱交換機、紙及びパルプ加工液、プラスチック、エ
マルションおよび分散液、ペイント、ラテックス、コー
ティング、ラジュア、建築物用製品、建築物用接着剤、
工業用または家庭用接着剤、写真用薬剤、印刷用液体、
家庭用製品、化粧品およびトイレタリー製品、シャンプ
ー、石鹸、洗浄剤、工業用消毒剤または衛生用品、フロ
アポリッシュ剤、洗濯用すすぎ水、金属作動流体、コン
ベア潤滑剤、油圧作動液、皮および皮革製品、織物、織
物製品、木材および木材製品、石油加工流体、燃料、油
田流体、界面活性剤保存料、医療器具、診断薬保存料、
食品保存料、プールおよびスパからなる群から選択され
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記抗菌有効量が前記対象の重量の0.
05から10,000ppmである、請求項1記載の方
法。 - 【請求項6】 前記抗菌有効量が前記対象の重量の0.
1から5,000ppmである、請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 (a)前記対象が、冷却塔、空気洗浄
機、ボイラー、鉱物スラリー、廃水処理装置、観賞用の
泉、逆浸透濾過装置、 限外濾過装置、バラスト水、蒸
発凝縮器、熱交換機、紙及びパルプ加工液、プラスチッ
ク、エマルションおよび分散液、ペイント、ラテック
ス、およびコーティングからなる群から選択され、
(b) 前記抗菌有効量が0.1から5,000ppm
であり、(c) 前記抗菌剤が、N−メチル−ジブロモ
ホルムアルドキシムカルバメート、N−(2−クロロエ
チル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、N
−(4−クロロフェニル)−ジブロモホルムアルドキシ
ムカルバメート、N−(2,4−ジクロロフェニル)−
ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、N−エチル
−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート、N−(n
−ブチル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメー
ト、N−(n−オクチル)−ジブロモホルムアルドキシ
ムカルバメート、N−(n−ヘキシル)−ジブロモホル
ムアルドキシムカルバメート、およびN−(4−メチル
フェニル)−ジブロモホルムアルドキシムカルバメート
からなる群から選択される、請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 メチレンビス(チオシアネート);イソ
チアゾロン類;カルバメート類;複素環式化合物;酸化
体;カルボン酸およびその誘導体;アルコールおよびア
ミン;アンモニウムおよびホスホニウム塩;アルデヒ
ド;ケトンおよびホルムアルデヒドリリーサー;ハロゲ
ン化芳香族化合物;ハロゲン化脂肪族化合物;アルケン
類;無機化合物;酵素;および界面活性剤からなる群か
ら選択される第2の抗菌剤をさらに含む、請求項1記載
の方法。 - 【請求項9】 前記第2の抗菌剤が、5−クロロ−2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オン;2−メチル−
4−イソチアゾリン−3−オン;2−n−オクチル−4
−イソチアゾリン−3−オン;4,5−ジクロロ−2−
n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン;1,2
−ベンズイソチアゾリン−3−オン;ジンク 2−ピリ
ジンチオール−1−オキサイド;ソジウム 2−ピリジ
ンチオール−1−オキサイド;N’−[3,4−ジクロ
ロフェニル]−N,N−ジメチル尿素;3−ヨードプロ
パルギル−N−ブチルカルバメート;10,10’−オ
キシビスフェノキシアルシン;2−(チオシアノメチル
チオ)ベンゾチアゾール;3−ブロモ−1−クロロ−
5,5−ジメチルヒダントイン;2,2−ジブロモ−3
−ニトリロプロピオンアミド;ペンタン−1,5−ジア
ール;および2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパ
ンジオールからなる群から選択される、請求項8記載の
方法。 - 【請求項10】 (a) 【化2】 [式中XおよびYは、独立にBr、Cl、またはIから
選択され、Rは(C1−C8)アルキル、アリール、また
は置換アリールである]で表される抗菌剤、および
(b) メチレンビス(チオシアネート);イソチアゾ
ロン類;カルバメート類;複素環式化合物;酸化体;カ
ルボン酸およびその誘導体;アルコールおよびアミン;
アンモニウムおよびホスホニウム塩;アルデヒド;ケト
ンおよびホルムアルデヒドリリーサー;ハロゲン化芳香
族化合物;ハロゲン化脂肪族化合物;アルケン類;無機
化合物;酵素;および界面活性剤からなる群から選択さ
れる第2の抗菌剤を含む、 抗菌性組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US2437996P | 1996-08-14 | 1996-08-14 | |
US024,379 | 1996-08-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10279409A true JPH10279409A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=21820285
Family Applications (1)
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