JPH10279384A - 結晶体の引上げ装置 - Google Patents

結晶体の引上げ装置

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JPH10279384A
JPH10279384A JP2136498A JP2136498A JPH10279384A JP H10279384 A JPH10279384 A JP H10279384A JP 2136498 A JP2136498 A JP 2136498A JP 2136498 A JP2136498 A JP 2136498A JP H10279384 A JPH10279384 A JP H10279384A
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石 吉 信 平
Mitsunori Kawabata
畑 光 徳 川
Hideki Tsuji
英 樹 辻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大気圧以下の雰囲気下における結晶体の引き
上げを行うにあたり、引上げ装置を大型化することなく
簡単な構造を有し、しかも引き上げ中の結晶体の重量を
高精度に計測できる引上げ装置を提供する。 【解決手段】 ケーブル巻上げ装置2の巻上げドラム2
1を密閉容器3により密封する。密閉容器3と回転テー
ブル5との間に下部ベローズ1aを設ける。密閉容器3
と、下部ベローズ1aと、チャンバー6内とを気密連通
する。密閉容器3内とチャンバー6内とを大気圧以下の
不活性ガス雰囲気下におく。回転テーブル5にアーム5
1を立設する。アーム先端51aと密閉容器3との間に
上部ベローズ1bを設ける。密閉容器3内と上部ベロー
ズ1b内とを連通孔32により気密連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、引上げ装置により半導
体等の結晶体を融液から引き上げる結晶体の引上げ装置
であり、特に大気圧以下の雰囲気下で半導体インゴット
を成長させる結晶体の引上げ装置において、引き上げ中
の結晶体の直径を算出するために、その結晶体の重量を
高精度に測定できる単結晶体の引上げ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】CZ法により半導体の単結晶インゴット
を引き上げるにあたっては、引き上げ中の結晶体の直径
を所定の値に制御するために、その直径を正確に計測し
なければならない。必要以上に大きな直径の結晶体を引
き上げた場合、所定の値にするために削り落とさなけれ
ばならなく、損失が多くなるだけである。結晶体の直径
を計測する方法としては、画像により計測する方法と、
引き上げ中の結晶体の重量の増加分を計測することによ
り直径を算出する方法とがある。この内、重量の増加分
を計測する方法としては特開平8−261903号公開
公報に示されたものがある。これは、モーターやギアと
いった索引上げ手段を重量センサーの上に載置して、索
引上げ手段全体の重量と結晶体の重量とを重量センサー
により計量することにより結晶体の重量の増加分を計測
するものである。
【0003】半導体、例えば単結晶シリコンの引上げ
は、大気圧以下の不活性ガス雰囲気下で行われる。この
不活性ガスを用いるのは、シリコン融液が極めて高活性
であり、酸素や窒素と容易に反応してしまうためであ
る。また、減圧状態にするのは、不活性ガスの体積が減
圧膨張することにより、そのシリコン融液表面付近の流
速が増大するためである。この流速の増大により、シリ
コン融液を保持している石英ガラス製ルツボとシリコン
融液とが反応して発生するSi0 アモルファスを速やかに
除去することができる。Si0 アモルファスを除去する目
的は、Si0 アモルファスが気相中で凝集してダストとな
り、融液表面上に落下して成長中の結晶に付着すること
により、多結晶化してしまうことを防止することにあ
る。これらの理由から単結晶シリコンの引き上げは、減
圧状態の不活性ガス雰囲気中で行うのが一般的である
が、この場合、上記した重量センサーによる引き上げを
行おうとすると、ケーブル巻上装置および重量センサー
を全て密閉し、これをチャンバー内と連通した状態にし
なくてはならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ケーブ
ル巻上装置および重量センサーの全てを密閉するために
は巨大な密閉容器が必要になるという問題点がある。ま
た、密閉容器が巨大になるばかりではなく、ケーブル巻
上装置を大気圧以下でも正確に作動させるために、モー
ターやギアの潤滑手段等は非常に特殊なものを使用しな
くてはならず、そのため製造コストが非常に高くなると
いう問題点があった。本発明は、上記問題に鑑みてなさ
れたもので、大気圧以下の雰囲気下における結晶体の引
き上げを行うにあたり、引上げ装置を大型化することな
く簡単な構造を有し、しかも引き上げ中の結晶体の重量
を高精度に計測できる引上げ装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、チ
ャンバーと、該チャンバーの上に設けられた回転テーブ
ルと、該回転テーブルの上面に立設された重量センサー
と、該重量センサーの上に載置されたケーブル巻上げ装
置とからなる結晶体の引上げ装置において、前記ケーブ
ル巻上げ装置の巻上げドラムを密封する密閉容器と、前
記巻上げドラムから前記チャンバー内へと垂下するケー
ブルを囲繞し、前記密閉容器内と前記チャンバーとを気
密連通する下部弾性シール材と、前記回転テーブルの上
面から前記密閉容器の上方に伸長するアームと、前記密
閉容器の上面と該アームとの間に設けられ、前記密閉容
器内と気密連通する上部弾性シール材とを備えるように
したものである。
【0006】また、チャンバーと、該チャンバーの上に
設けられた回転テーブルと、該回転テーブルの上面に立
設された重量センサーと、該重量センサーの上に載置さ
れたワイヤ巻上げ装置とからなる結晶体の引上げ装置に
おいて、前記ワイヤ巻上げ装置の少なくとも巻上げドラ
ムを密閉容器により密封し、該密閉容器の底面と前記回
転テーブルとの間に下部ベローズを設け、これにより前
記密閉容器と前記チャンバーとを連通させ、前記回転テ
ーブルの上面に立設されたアームにより支持された上部
ベローズを前記密閉容器の上面に固定し、該上部ベロー
ズ内部を前記密閉容器内部に連通させるようにしたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、重量を計測することに
より成長する結晶体を監視し、その値により引き上げを
制御する結晶体の引上げ装置であって、特に大気圧以下
の雰囲気下における半導体インゴットの引き上げをする
ために、チャンバー内へと垂下するケーブルとそれを巻
き取る巻上ドラムのみを密閉し、モーターやギアといっ
たそれ以外の部材及び重量センサーは大気圧下に設置で
きるようにしたものである。この密閉は、巻上ドラムを
密閉した密閉容器を回転テーブルの上に立設された重量
センサーの上に載置し、回転テーブルと密閉容器との間
に、ケーブルを囲繞する下部弾性シール材を設けて密閉
容器とチャンバー内を気密連通させるようにしたもので
ある。
【0008】これにより、本発明の引上げ装置では特殊
なモーター等は必要がなく、ケーブルの巻き上げ装置を
従来と同様のモーターやギアなどにより構成でき、引上
げ装置を大型化することがなく、安価に製造することが
できる。
【0009】また、回転テーブルの上面に、密閉容器の
直上に達するアームを立設し、これにより中空状の上部
弾性シール材を気密保持し、上部弾性シール材を密閉容
器上面の連通孔と気密連通したものである。したがっ
て、密閉容器の上下にそれぞれ弾性シール材を気密連通
して設けることにより、チャンバー内の圧力変化を原因
とする重量測定の誤差を解消できる。
【0010】この弾性シール材の配置位置の条件につい
て説明する。上記したように上下部の各弾性シール材に
より密閉容器に作用する力を互いに打ち消すためには、
その力が同等で、しかもその方向が対向していなくては
ならない。この条件を密閉容器内部の気相における圧力
作用という面から考えるものとする。まず、密閉容器の
内壁であって、その内部気相の圧力を受ける面を気相接
触面と定義する。したがって、すべての気相接触面に対
する圧力が釣り合っていれば、気相の圧力が変化しても
密閉容器から重量センサーに負荷する力は変化しない。
【0011】これを、それぞれの関係を示す模式図によ
り説明すると次のようになる。図3に示すように、密閉
容器3aの上下の対向した位置に下部弾性シール材11
aと上部弾性シール材11bとを配置し、密閉容器3a
内からチャンバー(図示せず)内へと垂下するケーブル
垂下軸およびその延長軸をZ軸とすると、下部弾性シー
ル材11aと上部弾性シール材11bとはこのZ軸方向
と同一軸で配置されていることになる。
【0012】ここでは、説明しやすいように密閉容器3
aを直方体と仮定して、Z軸に対して傾斜することなく
配置されているものとする。したがって、その内部気相
の圧力変化により密閉容器3aが重量センサーへ負荷す
る力はZ軸に対して直角な気相接触面、すなわち、下部
気相接触面13aと上部気相接触面13bとの面積の相
違に比例する。
【0013】結論からいうなれば、内部気相圧力が変化
しても下部気相接触面13aと上部気相接触面13bと
の水平面への投影面積が互いに一致していれば重量セン
サーへの負荷の変化は生じない。そのためには、相違点
となる各弾性シール材の下部中空部分12a、上部中空
部分12bのZ軸に対して直角な断面、水平投影面が同
一面積(この説明では同形状)で、これらの投影面がZ
軸で一致していれば、その要件を満たすことになる。
【0014】ところで、弾性シール材はその一端を密閉
容器とは剛性的連結を有しない支持部材(本発明では
「回転テーブル」と「アーム」を示す)と結合すること
よって、内部気相圧力の影響を受けない気相非接触面
(図3「14a、14b」)を形成する。弾性シール材
の種類によっては、その水平面への投影面の面積と実効
的な気相非接触面の面積との間に差が生じるものがあ
る。たとえばベローズの場合、実効的な面積はその平均
直径により算出されるため、その上下部気相接触面の弾
性シール材に対応した気相非接触面との周縁部分は内径
の外側に位置することになる。
【0015】尚、各弾性シール材の剛性を重量センサー
の剛性の100分の1以下といった低いものを用いるこ
とにより、重量センサーによる測定誤差を実用上問題な
い大きさにすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例の引上げ装置の構造を示す一部断
面部分側面図、図2は本実施例の引上げ装置の精度を示
すグラフである。本実施例の引上げ装置は、重量センサ
ーにより引き上げ中の結晶体の重量を計測し、その直径
を算出することにより結晶体の直径を制御するものであ
る。図1に示すように、この引上げ装置は、チャンバー
6と、チャンバー6の上にプーリー61を介して設けら
れた回転テーブル5と、回転テーブル5の上面に立設さ
れた重量センサー4と、重量センサー4の上に載置され
たケーブル巻上げ装置2とから構成されている。
【0017】ケーブル巻上げ装置2は、ケーブル22を
引き上げる巻上げドラム21と、巻上げドラム21を回
転させる駆動モーター24と、駆動モーター24の回転
を巻上げドラム21に伝導するギア23とからなり、巻
上げドラム21は密閉容器3により密封されている。
【0018】密閉容器3の底面と回転テーブル5の上面
との間には下部弾性シール材としての下部ベローズ1a
が設けられ、密閉容器3の底面のケーブル挿通孔31
と、プーリー61および回転テーブル5にそれぞれ設け
られたケーブル挿通孔(図示せず)と連通しており、ケ
ーブル22はこれにより囲繞されてチャンバー6内に垂
下している。
【0019】したがって、密閉容器3内とチャンバー6
内とは外気より隔てて気密に連通しており、引上げのた
めに大気圧以下の不活性ガス雰囲気下にある。一方、回
転テーブル5、重量センサー4、駆動モーター24、ギ
ア23はそれぞれ密閉容器3およびチャンバー6の外に
あり、大気圧下に置かれている。
【0020】また、回転テーブル5の周縁部には逆L字
状のアーム51が立設され、そのアーム先端部51aは
密閉容器3の上方に達し、このアーム先端51aと密閉
容器3の上面との間には、上部弾性シール材としての上
部ベローズ1bが設けられ、密閉容器3の気相部と上部
ベローズ1bの中空部とは連通孔32により気密連通し
ている。したがって、チャンバー6内における圧力の変
化は、下部ベローズ1aと同様に、この上部ベローズ1
bにも影響を与える。
【0021】尚、下部ベローズ1aおよび上部ベローズ
1bには同様のものが使用されているため、上下部ベロ
ーズの水平断面の平均面積は互いに同じである。したが
って、チャンバー6の圧力変化により密閉容器の上下部
気相接触面にかかる力は同等であり、それらの取付位置
から後述するように密閉容器に加わる上下方向の力は打
ち消し合う。
【0022】また、本実施例では上部ベローズ1bが設
けられた位置が下部ベローズ1aの直上である。このよ
うに設置することにより、チャンバー6内の圧力変化が
それぞれの重量センサー4に不均等に荷重を与えること
を防止できる。したがって、それぞれの重量センサー4
の測定値のバラツキによる重量測定誤差を最小限におさ
えることができる。
【0023】さらに、本実施例に弾性シール材に使用さ
れている各ベローズとしては、ステンレス製の溶接ベロ
ーズなどが好適である。その剛性は上記したように重量
センサーの剛性の100分の1以下であることが望まし
く、このようなベローズではその剛性がたとえば120
g/mmであり、重量センサーの剛性の 1.6×10-5倍とな
る。
【0024】つぎに、本実施例の引上げ装置の作動につ
いて説明する。図1に示すように、重量センサー4はケ
ーブル巻上げ装置2およびこれに巻回されたケーブル2
2の全重量がかかるように設けられている。ケーブル巻
上げ装置2とケーブル22の全重量は予め分かっている
ため、引上げにおいて計測される重量からこれらの全重
量を減ずることにより結晶体の重量が算出される。
【0025】下部ベローズ1aは、それ自体が重量セン
サー4による重量測定に影響を与えないように、チャン
バー6と密閉容器3とを気密に連通している。しかしな
がら、チャンバー6内または密閉容器3内の気相に圧力
変化があった場合、下部ベローズ1aに対応した気相非
接触面(図3参照)により、重量センサー4の計測値に
誤差を生じる。そこで、この誤差を打ち消す手段として
設けられたのが上部ベローズ1bである。
【0026】この上部ベローズ1bは、上記したように
下部ベローズ1aと略同形状のものが使われているた
め、圧力変化により密閉容器3の内部気相に影響する力
は下部ベローズ1aと同等である。また、回転テーブル
5に立設されたアーム51により支持されているため、
その基準は重量センサー4と同じ回転テーブル5上にあ
り、気相圧力の変化により密閉容器3に作用する力の方
向は、下部ベローズ1aと反対方向である。したがっ
て、圧力変化により同時に作用して、上下方向の力が互
いに打ち消すことになり、圧力変化により発生する力は
重量センサー4に及ばないことになる。すなわち、圧力
変化は結晶体の重量測定値に影響しないわけである。
尚、この力の打ち消しをより確実にするためには、上下
の各ベローズが同一鉛直線上で且つ同軸であるように配
置されることが望ましい。本実施例においては、ケーブ
ル22の垂下方向であるZ軸まわりに同心円で配置され
ている。
【0027】ここで、本発明の引上げ装置による引上げ
の精度を示す。本引上げ装置の精度を検証するために、
ケーブルに一定重量を印加し、1mm/分の速度でこのケ
ーブルを巻き上げ、その巻き上げ中においてチャンバー
内圧力を10Torrから30Torrに増加させて、その重量
センサーの表示の変化をグラフに表している。すなわ
ち、図2に示すようにチャンバー内圧力を変動させた場
合における重量センサーからの出力電圧の変動は最高で
0.2 mVであり、この数値はわずか3gにしか相当せず、
この3gという値は150Kg程度のシリコンインゴッ
トを引き上げる上では略無視できる数値である。
【0028】尚、上記実施例では各弾性シール材として
ベローズを使用していたが、これに限られるものではな
く、たとえばOリング等をシール材として使用したシリ
ンダーやダイヤフラムといった前記Z軸方向に弾性を有
するシール材であれば良い。
【0029】
【発明の効果】本発明では以上のように構成したので、
大気圧以下の雰囲気下において結晶体を引き上げるにあ
たり、ケーブル巻上装置のモーターやギアの潤滑手段な
どについて大気圧下で正確に作動する安価なものを使用
でき、これによりケーブル巻上装置を巨大にする必要も
なく、また製造コストを抑えることができるという優れ
た効果がある。また、上下弾性シール材の作用により巻
上げ装置の重量を正確に計測でき、これにより、精度の
高い引上げの制御を行うことができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引上げ装置の構造を示す一部断面
部分側面図である。
【図2】本実施例の引上げ装置の精度を示すグラフであ
る。
【図3】本発明の密閉容器と上下部弾性シール材の配置
位置を示す模式図である。
【符号の説明】
1a‥‥下部ベローズ 1b‥‥上部ベローズ 2‥‥‥ケーブル巻上げ装置 21‥‥巻上げドラム 22‥‥ケーブル 23‥‥ギア 24‥‥駆動モーター 3‥‥‥密閉容器 31‥‥ケーブル挿通孔 32‥‥連通孔 33‥‥オイルシール 4‥‥‥重量センサー 5‥‥‥回転テーブル 51‥‥アーム 51a‥アーム先端部 6‥‥‥チャンバー 61‥‥プーリー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバーと、該チャンバーの上に設け
    られた回転テーブルと、該回転テーブルの上面に立設さ
    れた重量センサーと、該重量センサーの上に載置された
    ケーブル巻上げ装置とからなる結晶体の引上げ装置にお
    いて、前記ケーブル巻上げ装置の巻上げドラムを密封す
    る密閉容器と、前記巻上げドラムから前記チャンバー内
    へと垂下するケーブルを囲繞し、前記密閉容器内と前記
    チャンバーとを気密連通する下部弾性シール材と、前記
    回転テーブルの上面から前記密閉容器の上方に伸長する
    アームと、前記密閉容器の上面と該アームとの間に設け
    られ、前記密閉容器内と気密連通する上部弾性シール材
    とを備えたことを特徴とする結晶体の引上げ装置。
  2. 【請求項2】 密閉容器は、その上部に垂直方向で内部
    気相と接触する上部気相接触面と、その下部に前記垂直
    方向で内部気相と接触する下部気相接触面とを有し、前
    記上部気相接触面と前記下部気相接触面との水平投影面
    の面積が一致することを特徴とする請求項1記載の結晶
    体の引上げ装置。
  3. 【請求項3】 上下部それぞれの気相接触面が、弾性シ
    ール材の内径位置またはそれより外側で、密閉容器の内
    部気相と接触するように形成したことを特徴とする請求
    項2記載の結晶体の引上げ装置。
  4. 【請求項4】 上下部それぞれの弾性シール材の断面で
    あって、ケーブル垂下方向である垂直方向に対して直角
    な断面の水平投影面の面積が一致するように形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の結晶体の引上げ装置。
  5. 【請求項5】 それぞれの弾性シール材の剛性が重量セ
    ンサーの剛性の100分の1以下であることを特徴とす
    る請求項1乃至4いずれかに記載の結晶体の引上げ装
    置。
  6. 【請求項6】 チャンバーと、該チャンバーの上に設け
    られた回転テーブルと、該回転テーブルの上面に立設さ
    れた重量センサーと、該重量センサーの上に載置された
    ワイヤ巻上げ装置とからなる結晶体の引上げ装置におい
    て、前記ワイヤ巻上げ装置の少なくとも巻上げドラムを
    密閉容器により密封し、該密閉容器の底面と前記回転テ
    ーブルとの間に下部ベローズを設け、これにより前記密
    閉容器と前記チャンバーとを連通させ、前記回転テーブ
    ルの上面に立設されたアームにより支持された上部ベロ
    ーズを前記密閉容器の上面に固定し、該上部ベローズ内
    部を前記密閉容器内部に連通させたことを特徴とする結
    晶体の引上げ装置。
JP02136498A 1997-02-04 1998-02-03 結晶体の引上げ装置 Expired - Lifetime JP4056603B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082087A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Sumitomo Metal Fine Technology Co Ltd 単結晶引上装置および坩堝支持装置
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