JPH07324970A - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

Info

Publication number
JPH07324970A
JPH07324970A JP11815694A JP11815694A JPH07324970A JP H07324970 A JPH07324970 A JP H07324970A JP 11815694 A JP11815694 A JP 11815694A JP 11815694 A JP11815694 A JP 11815694A JP H07324970 A JPH07324970 A JP H07324970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
windshield
door
fixed wall
flexible film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11815694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Morishita
和三 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP11815694A priority Critical patent/JPH07324970A/ja
Publication of JPH07324970A publication Critical patent/JPH07324970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で安価であり、輸送時における破
損の恐れが少ない風防を持った電子天びんを提供する。 【構成】 荷重検出機構に連結された測定皿2を含む風
防3を、上下のフレーム311,312間にフレキシブ
ルフィルム314a,314bを装着し、かつ、その側
面の一部が開口した円筒状または箱状の固定壁31と、
その固定壁31の開口部31aを開閉するためのフレキ
シブルフィルム製の扉32およびその駆動機構33によ
って構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測定皿を囲む風防を備え
た電子天びんに関する。
【0002】
【従来の技術】高精度の電子天びんにおいては、一般
に、荷重検出機構に連結された測定皿に風が当たること
によって測定値が変動することを防止するために、測定
皿の周囲を風防で覆うことが多用されている。このよう
な風防を形成する壁材としては、従来、ガラスが用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガラスによ
って風防を形成する場合、輸送時に破損の恐れがあるば
かりでなく、特に円筒状の風防等では精度よく製造する
ことが困難で高価なものとなるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、製造が容易で安価であ
り、しかも輸送時における破損の恐れが少ない風防を持
った電子天びんを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子天びんは、
荷重検出機構に連結された測定皿を囲む風防を、上下の
フレーム間にフレキシブルフィルムを装着し、かつ、そ
の側面の一部が開口した円筒状または箱状の固定壁と、
その固定壁の開口部を開閉するためのフレキシブルフィ
ルム製の扉およびその駆動機構によって構成したことに
より特徴づけられる。
【0006】
【作用】風防の固定壁を、上下のフレーム間もしくは複
数本の柱間にフレキシブルフィルムを装着してその側面
の一部を開口したものとするとともに、その開口部を開
閉するための扉についてもフレキシブルフィルム製とす
ることにより、安価でその製造を容易化することがで
き、輸送時の破損の恐れもなくなる。
【0007】なお、フレキシブルフィルム製の扉を開閉
する方法としては、そのフィルムをロールに巻き付け/
巻き戻す方法、あるいは、フィルムをフレーム等のリジ
ッドな構造部材に装着して、その構造部材を移動させる
方法等を採用できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明実施例の外観図で、図2はその
要部拡大図である。天びんケース1内には荷重検出機構
が収容されているとともに、その荷重検出機構に連結さ
れた測定皿2は、天びんケース1から突出してその上面
に配置されている。そして、その測定皿2を囲むよう
に、天びんケース1の上面に風防3が配設されている。
【0009】風防3は、円筒状の側面の一部に開口部3
1aが形成された固定壁31と、その開口部31aを開
閉するための扉32、その扉32の開閉駆動機構33、
および固定壁31の上方に固定された天板34によって
構成されている。
【0010】固定壁31は、天びんケース1の上面に固
定された断面コ字形の円環状の下フレーム311と、そ
の下フレーム311に対向してその上方に複数の柱31
3を介して固定され、同じく断面コ字形の円環状の上フ
レーム312と、その上下のフレーム間の内側および外
側に二重に貼り付けられた透明のフレキシブルフィルム
314a,314bによって構成されている。ここで、
各フレキシブルフィルム314a,314bは、上下の
フレーム間を全周にわたってはおらず部分的に貼り付け
られており、従って固定壁31には開口部31aが形成
されることになる。そして、この固定壁31の上フレー
ム312に、その内側を覆うような円板状の天板34が
固着されている。
【0011】扉32は、固定壁31の上下のフレーム3
11と312のそれぞれの内部に摺動自在に挿入される
半円環状の上下の可動フレーム321および322と、
その上下の可動フレーム321,322の内側および外
側に二重に貼り付けられた透明のフレキシブルフィルム
324a,324bによって構成されている。各可動フ
レーム321と322は、その両端部に設けられた柱3
23によって相互に連結されている。
【0012】扉32の上側の可動フレーム322には、
中心に向かって水平に伸びるアーム331が固定されて
おり、そのアーム331の先端部はモータ332の出力
軸332aに連結部材333を介して連結されている。
すなわち、モータ332は天板34の上面中心部に固定
されており、その出力軸は天板34を貫通してその下側
にまで至り、前記したアーム331は、固定壁31の上
フレーム312の直下を通ってモー332の出力軸に連
結されている。
【0013】以上の構成により、モータ332を回転さ
せることによって、アーム331を介して扉32が移動
し、開口部31aが開閉されることになる。固定壁31
の開口部31aの一端部近傍には、扉32の開閉検知用
センサ35が配設されているとともに、開口部31aの
中央部の上下には、発光素子36aと受光素子36bと
からなる光センサ36が設けられている。この光センサ
36は、風防3に手または被測定試料が接近したことを
検知するためのセンサで、受光素子36bに入射すべき
光を遮ったとき、モータ332が駆動を開始して開口部
31aを開く向きに扉32を移動させ、開閉検知用セン
サ35の出力に基づいて全開状態となったところでモー
タ332を停止する。また、その状態で受光素子36b
に再び発光素子36aからの光が入射すると、モータ3
32が逆転して開口部31aを閉じる向きに扉32を移
動させ、開閉検知用センサ34からの出力に基づいて全
閉状態となったところでモータ332を停止する。
【0014】以上の実施例によると、風防3はその扉3
2を開閉するための駆動機構を含めて一体化されてお
り、しかも全体として円筒形をしているため、開口部3
1aを任意の向きにした状態で固定することが可能とな
るという利点がある。
【0015】以上の実施例では、扉32として、上下の
可動フレーム321,322間にフレキシブルフィルム
324a,324bを貼り付けた構造のものを使用し、
駆動機構によってその全体を変位させた例を示したが、
本発明はこれに限定されず、フレキシブルフィルムの特
性を利用して、扉を構成するフレキシブルフィルムを巻
き上げ/巻き戻すことによって、扉を開閉するような機
構を採用することができ、以下にその機構を説明する。
【0016】図3は本発明の他の実施例の要部の模式的
横断面で示す機構説明図である。この例においては、天
びんケースの上面に断面コ字形で全体として矩形に伸び
る下フレーム511を配設するとともに、その上方には
これと対向した同様な上フレーム(図示せず)を設け、
これら両者を先の例と同様に複数の柱(図示せず)等に
よって連結している。そして、その上下のフレーム間の
内側と外側に、先の例と同様な開口部51aが形成され
るように部分的にフレキシブルフィルム514a,51
4bを貼り付け、全体として箱形の固定壁51を形成す
る。
【0017】下フレーム511と上フレームとの間に
は、両端部がそれぞれこれらのコ字形断面内に嵌まり込
んだ状態で摺動自在の鉛直の可動柱521を挿入し、そ
の挿入部分を除く可動柱521にフレキシブルフィルム
522の中間部分を巻きかけているとともに、そのフレ
キシブルフィルム522の上下の縁部にはそれぞれ一様
なワイヤ(図示せず)を固着している。そして、この可
動柱521は、少なくとも固定壁51の開口部51aの
一端から他端までの間を移動可能となっている。
【0018】フレキシブルフィルム522の両端部は、
それぞれ個別の回転軸523a,523bに巻き付けら
れており、この各回転軸523a,523bを、固定壁
51の上面を覆うように設けられた天板(図示せず)の
上に固定されたモータ(図示せず)で回転させることに
よって、フレキシブルフィルム522の両端を回転軸5
23aおよび523bで巻き上げ、あるいは巻き戻すこ
とができるようになっている。なお、524a,524
bはフレキシブルフィルム522を案内するためのロー
ラである。
【0019】以上の構成において、回転軸523aおよ
び523bを、それぞれフレキシブルフィルム522を
同時に巻き上げ、あるいは同時に巻き戻す向きに回転さ
せることによって、可動柱521は固定壁の上下のフレ
ームに沿って移動することになり、これにより、開口部
51aは二重のフレキシブルフィルム522によって構
成された扉により開閉されることになる。
【0020】なお、以上の各実施例において、各フレキ
シブルフィルムに金属蒸着膜をコーティングしたり、あ
るいは各フレキシブルフィルムとして赤外線吸収フィル
ムを用いると、風防の固定壁および扉がいずれも二重構
造になっていることとあいまって、風防内に外界の熱が
及びにくくなり、風防内での対流の発生を抑制すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定皿を囲む風防を、上下のフレーム間にフレキシブル
フィルムを装着し、かつ、その側面の一部が開口した円
筒状または箱状の固定壁と、その固定壁の開口部を開閉
するためのフレキシブルフィルム製の扉およびその駆動
機構によって構成したから、従来のガラス製の風防に比
して製造が容易となり、コストを低減させることができ
るとともに、輸送時における破損の恐れも少なくなっ
た。また、扉を含む壁体をフレキシブルフィルムによっ
て構成することは、その形状および寸法の自由度を大幅
に向上させることができ、多種多様な天びんに容易に適
用できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の外観図
【図2】その要部拡大断面図
【図3】本発明の他の実施例の要部の模式的横断面図で
示す機構説明図
【符号の説明】
1 天びんケース 2 測定皿 3 風防 31 固定壁 311 下フレーム 312 上フレーム 313 柱 314a,314b フレキシブルフィルム 32 扉 321,322 可動フレーム 323 柱 324a,324b フレキシブルフィルム 33 駆動機構 331 アーム 332 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重検出機構に連結された測定皿が風防
    によって囲まれた電子天びんにおいて、上記風防が、上
    下のフレーム間にフレキシブルフィルムを装着し、か
    つ、その側面の一部が開口した円筒状または箱状の固定
    壁と、その固定壁の開口部を開閉するためのフレキシブ
    ルフィルム製の扉およびその駆動機構によって構成され
    ていることを特徴とする電子天びん。
JP11815694A 1994-05-31 1994-05-31 電子天びん Pending JPH07324970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11815694A JPH07324970A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 電子天びん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11815694A JPH07324970A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 電子天びん

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07324970A true JPH07324970A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14729489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11815694A Pending JPH07324970A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 電子天びん

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07324970A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525440A (ja) * 2000-03-02 2003-08-26 ザトーリウス アクチエン ゲゼルシャフト 表示・操作ユニットを備える化学天秤
JP2012002677A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 A & D Co Ltd 計量室を有する秤量装置
WO2023275915A1 (ja) * 2021-06-28 2023-01-05 株式会社 エー・アンド・デイ 二重風防を備えた天びん

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525440A (ja) * 2000-03-02 2003-08-26 ザトーリウス アクチエン ゲゼルシャフト 表示・操作ユニットを備える化学天秤
JP2012002677A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 A & D Co Ltd 計量室を有する秤量装置
US9121749B2 (en) 2010-06-17 2015-09-01 A&D Company Limited Weighing device having a weighing chamber
WO2023275915A1 (ja) * 2021-06-28 2023-01-05 株式会社 エー・アンド・デイ 二重風防を備えた天びん

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2564101Y2 (ja) パワーウインド装置のワイヤガイド構造
US6530414B2 (en) Insulating glass pane comprising an integrated roller blind device
CN101105499A (zh) 尤其用于血糖测试的测试带单元
JPH07324970A (ja) 電子天びん
US6998544B2 (en) Roll-top shield for weighing scales
JPH0886920A (ja) 光ファイバの保持構造
CN112119022B (zh) 玻璃卷捆包体及其制作方法
EP2865990A1 (en) Device for measuring rotation angle acceleration
JP2000007148A (ja) ガラス基板カセット
CN212300259U (zh) 一种通风柜专用门高测量装置及通风柜
JPS6233515Y2 (ja)
JP4056603B2 (ja) 結晶体の引上げ装置
CN221327643U (zh) 一种用于pmt测光装置的遮光结构
KR200169347Y1 (ko) 수지필름 셔터 보강대 연결구조
CN217443676U (zh) Odf液晶精确贴合装置
JPH0315006Y2 (ja)
CN216240141U (zh) 一种市政工程用的多功能施工警示挡板
JP2932178B1 (ja) 簡易ハウス用開閉装置
JPS63134913A (ja) 光フアイバセンサ
US4065113A (en) Spring loading systems
US20240036521A1 (en) Timepiece
KR20190004534A (ko) 복층 유리용 간격재 및 이를 포함하는 복층 유리
JPH03273583A (ja) テープカセット
JPH08219862A (ja) フード付き天秤
JPH08232563A (ja) シャッタ駆動装置