JPH10278716A - シートベルト装置 - Google Patents

シートベルト装置

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JPH10278716A
JPH10278716A JP9084022A JP8402297A JPH10278716A JP H10278716 A JPH10278716 A JP H10278716A JP 9084022 A JP9084022 A JP 9084022A JP 8402297 A JP8402297 A JP 8402297A JP H10278716 A JPH10278716 A JP H10278716A
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JP
Japan
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seat belt
gas
casing
seat
belt device
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JP9084022A
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Inventor
Kazuya Yoshida
和也 吉田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着時において乗員の動作範囲を制限すること
なく、しかも、乗員の体格によらず快適な装着状態を得
ることのできるエアバッグを内包したシートベルト装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】胸部シートベルト24a、24bの端部
は、ベローズ部材72を介してショルダアンカ22a、
22bに揺動自在な状態で装着される。従って、胸部シ
ートベルト24a、24bの端部に所定量の変位が許容
されるため、装着時における乗員の所定の動作範囲が確
保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部より加えられ
た衝撃を検知し、ガス供給手段を駆動してエアバッグを
膨張させ、乗員を拘束するシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、衝突等によって外部から強い
衝撃が加えられた場合に、乗員を拘束して保護するため
のシートベルト装置が装備されている。このシートベル
ト装置は、通常、乗員の胸部に掛けられる部分および腰
部に掛けられる部分からなるシートベルトと、前記シー
トベルトを巻回して引き込む一方、衝撃を検知してロッ
クするリトラクタとを備えている。
【0003】このようなシートベルト装置において、乗
員の拘束性能を向上させるように改良したものとして、
前記シートベルト内にエアバッグを折り畳んで収縮状態
として収納しておき、衝撃が加えられた際、前記エアバ
ッグ内にガス供給手段よりガスを供給することで前記エ
アバッグを膨張させ、乗員を好適に拘束するように構成
したものが開発されている(特開平6−72268号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記シート
ベルト装置では、胸部に配設されるシートベルトに対し
て、シートのヘッドレスト近傍からガスを供給している
ため、前記シートベルトの一部がヘッドレストとの連結
部分において拘束されることになる。この場合、次のよ
うな不具合が生じる。
【0005】すなわち、乗員は、このようなシートベル
トによって拘束されている状態において、シートベルト
の一部がシートに固定されているため、通常時または衝
突等の緊急時に動作範囲が相当に制限され、快適性が損
なわれるおそれがある。また、当該シートベルトを着用
する乗員には、子供から大人に至るまで体格差があるに
も拘わらず、シートベルトの装着状態の調整が困難であ
る。
【0006】本発明は、装着時において乗員の動作範囲
を制限することなく、しかも、乗員の体格によらず快適
な装着状態を得ることのできるエアバッグを内包したシ
ートベルト装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、エアバッグの膨張時おい
て、乗員に対する衝撃を好適に軽減させることのできる
シートベルト装置を提供することを目的とする。
【0008】さらに、本発明は、ケーシングに収納され
たベローズ部材またはスプリング部材からなる弾性部材
によってシートベルトの端部を保持することにより、所
定の範囲内でシートベルトの端部を前後左右に揺動自在
とすることのできるシートベルト装置を提供することを
目的とする。
【0009】さらにまた、シートベルトの端部にケーシ
ングの内周面に沿って、例えば、球面によって接するパ
ッキング部材を配設することにより、当該シートベルト
の通常使用時またはエアバッグの膨張時のいずれの状態
においてもシートベルトの揺動動作を十分に維持させる
ことのできるシートベルト装置を提供することを目的と
する。
【0010】また、エアバッグを膨張させるためのガス
の圧力を用いてシートベルトの端部の動作を規制するこ
とにより、当該シートベルトによる装着者に対する急激
な衝撃の付加を軽減させることのできるシートベルト装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、外部より加えられた衝撃を検知し、ガ
ス供給手段を駆動してエアバッグを膨張させ、乗員を拘
束するシートベルト装置において、収縮状態にあるエア
バッグを収納し、乗員を拘束するシートベルトと、車両
のセンタピラーに配設され、前記シートベルトの端部を
前後左右に揺動自在に保持するショルダアンカと、前記
ショルダアンカを介して前記端部から前記エアバッグに
ガスを供給するガス供給手段と、を備えることを特徴と
する。
【0012】この場合、シートベルトの端部がセンタピ
ラーに配設されたショルダアンカに対して前後左右に揺
動自在に保持されているため、シートベルトの動作許容
範囲が広く、装着状態における快適性が向上する。
【0013】前記の揺動動作は、ケーシングに収納され
たベローズ部材またはスプリング部材からなる弾性部材
によって実現される。なお、前記弾性部材は、ケーシン
グに収納されており、所定の範囲内でシートベルトの端
部が前後左右に揺動自在となる。
【0014】また、シートベルトの端部にケーシングの
内周面に沿って、例えば、球面によって接するパッキン
グ部材を配設することにより、当該シートベルトの通常
使用時またはエアバッグの膨張時のいずれの状態におい
てもシートベルトの揺動動作を十分に維持させることが
できる。
【0015】さらに、ケーシング内の通路を介してエア
バッグを膨張させるためのガスの一部を供給し、このガ
スの圧力を用いてストッパ部材をシートベルトの端部に
対して突出させることにより、当該シートベルトの動作
が規制され、当該シートベルトによる装着者に対する急
激な衝撃の付加が軽減される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、車両10内の運転席12
および助手席14に対して装備されるシートベルト装置
の概略構成を示す。
【0017】このシートベルト装置は、車両10のセン
タピラー16a、16bの下部に固定されるリトラクタ
18a、18bと、リトラクタ18a、18bから導出
され、運転者Dおよび同乗者Nの腰の部分を拘束する腰
部シートベルト20a、20bと、センタピラー16
a、16bの上部に配設されたショルダアンカ22a、
22bに一端部が装着され、運転者Dおよび同乗者Nの
肩から腰にかけての胸部を拘束する胸部シートベルト2
4a、24bと、センタピラー16a、16bに収納さ
れ、ショルダアンカ22a、22bを介して胸部シート
ベルト24a、24bの端部に連結されるガス供給手段
26a、26bと、運転席12および助手席14の側部
に配設され、胸部シートベルト24a、24bの他端部
のタング30a、30bが係合するバックル32a、3
2bとを含む。
【0018】ここで、リトラクタ18a、18bは、図
2Aに示すように、腰部シートベルト20a、20bを
巻回して引き込む一方、図2Bまたは図3に示すよう
に、引き出されて装着状態にある腰部シートベルト20
a、20bおよび胸部シートベルト24a、24bを、
衝撃を検知した際にロックする機能を有する。タング3
0a、30bは、取付位置を自在に移動させることがで
き、従って、一体化された腰部シートベルト20a、2
0bおよび胸部シートベルト24a、24b間の任意の
位置に配設される。
【0019】胸部シートベルト24a、24bは、図4
および図5に示すように、並行する2本の帯状のウェビ
ング40、42と、これらのウェビング40、42間に
収縮状態で収納されるエアバッグ44a、44bとを備
える。一方のウェビング40は、運転者Dまたは同乗者
Nの胸部に接する。また、エアバッグ44a、44b
は、一方の面の一部および他方の面の一部が各ウェビン
グ40、42の内側面に縫製または接着によって接合さ
れている。ウェビング40、42の両側部に沿って、図
4および図5に示すように、縦糸46、48が配設され
る。各縦糸46、48とウェビング40とは、結合糸5
0、52により結合される。同様に、前記各縦糸46、
48とウェビング42とは、結合糸54、56により結
合される。
【0020】ショルダアンカ22a、22bは、図6
A、図6Bに示すように、センタピラー16a、16b
に固定されるケーシング58を備える。ケーシング58
は、下端面に円形の開口部60を有する。この開口部6
0には、一端部が胸部シートベルト24a、24bの端
部に連結された管状体62が挿通する。管状体62の他
端部には、球面の一部が前記開口部60の円形の周縁に
当接するように構成された半球体64が装着される。一
方、ケーシング58内には、取付部材66が固定されて
いる。取付部材66は、通路68を有しており、この通
路68には、管状体70を介してガス供給手段26a、
26bが連通する。そして、取付部材66と、半球体6
4とは、ベローズ部材72によって連結される。従っ
て、管状体62および70は、ベローズ部材72を介し
て連通され、また、半球体64は、ベローズ部材72に
よって揺動自在となる。
【0021】本実施形態のシートベルト装置は、基本的
には、以上のように構成されるものであり、次に、その
動作について説明する。
【0022】例えば、図2A、図2Bに基づき同乗者N
について説明すると、先ず、助手席14に同乗者Nが着
席し、リトラクタ18bから腰部シートベルト20bを
引き出し、タング30bを助手席14の側部に設けられ
たバックル32bに装着する。この場合、胸部シートベ
ルト24bは、タング30bを介して腰部シートベルト
20bに一体的に連結されており、また、タング30b
が腰部シートベルト20bおよび胸部シートベルト24
bに対して任意の位置に移動可能に構成されているた
め、腰部シートベルト20bおよび胸部シートベルト2
4bが所望の状態で同乗者Nを拘束することになる。運
転者Dの場合も同様である。
【0023】ここで、前記のようにして装着された胸部
シートベルト24a、24bの上端部は、図6Aに示す
ように、車両10のセンタピラー16a、16bの上部
に配設したショルダアンカ22a、22bに連結されて
いる。この場合、胸部シートベルト24a、24bは、
ショルダアンカ22a、22bを構成するケーシング5
8内において、その端部がベローズ部材72によって揺
動自在な状態で保持されている。従って、胸部シートベ
ルト24a、24bを装着した状態において、例えば、
同乗者Nが身体を移動させた場合、前記ベローズ部材7
2によって胸部シートベルト24a、24bの端部が揺
動しあるいは変位するため、同乗者Nは、格別な拘束感
を感じることなく所望の作業を遂行することができ、極
めて快適である。
【0024】しかも、リトラクタ18a、18bがセン
タピラー16a、16bの下部に配設され、そのリトラ
クタ18a、18bから運転者Dまたは同乗者Nの腰部
を介して胸部シートベルト24a、24bが装着される
構造であるため、乗員の体格差によらず最適な装着状態
を実現することができる。従って、例えば、図3に示す
ように、体格の小さい乗員nあるいは運転者であっても
格別な拘束感を感じることなく、最適な状態で腰部シー
トベルト20a、20bおよび胸部シートベルト24
a、24bを装着することができる。
【0025】次に、前記のようにして腰部シートベルト
20bおよび胸部シートベルト24bを装着した状態に
おいて、車両10の走行中に不慮の事故が発生した場合
について説明する。
【0026】事故によって生じた衝撃を加速度センサ等
が検知した際、ガス供給手段26a、26bが駆動され
てガスが発生する。発生したガスは、ショルダアンカ2
2a、22bを構成するケーシング58内の管状体70
から取付部材66の通路68を介してベローズ部材72
の中空部に導入され、次いで、管状体62を介して胸部
シートベルト24a、24bのエアバッグ44a、44
bに供給される。
【0027】すなわち、ガス供給手段26a、26bよ
り供給されたガスは、胸部シートベルト24a、24b
を構成するウェビング40、42間に収納されたエアバ
ッグ44a、44b内に供給され、これによって、エア
バッグ44a、44bが膨張を開始する。所定量のガス
がエアバッグ44a、44b内に供給されると、前記ガ
スの圧力がウェビング40、42を離間させるように作
用するため、この作用によって縦糸46、48が切断さ
れる。縦糸46、48が切断されると、それに対して縫
製されていた結合糸50、52および54、56による
ウェビング40、42の拘束状態が解除される。この結
果、エアバッグ44a、44bが、図7A〜図7Cに示
す順に展開され、運転者Dおよび同乗者Nを好適に拘束
する。
【0028】なお、エアバッグ44a、44bに対する
ガスの供給に伴い、図6Bに示すように、ベローズ部材
72が伸張することになるが、その端部に設けられた半
球体64の球面がケーシング58の円形の開口部60に
当接するため、胸部シートベルト24a、24bがショ
ルダアンカ22a、22bより脱落することがない。し
かも、前記球面と円形の開口部60とが接する状態とな
っているため、胸部シートベルト24a、24bの端部
の揺動の自由度が阻害されることもない。従って、胸部
シートベルト24a、24bは、装着状態の快適性を損
なうことなく、好適に運転者Dおよび同乗者Nを拘束す
ることができる。
【0029】図8Aおよび図8Bは、本発明のシートベ
ルト装置におけるショルダアンカの他の実施形態の構造
を示したものである。
【0030】この場合、ショルダアンカ74を構成する
ケーシング76は、内周面の形状が円筒形状に構成され
ており、パッキング部材を構成する球状体78がケーシ
ング76の内部と外部とを気密状態に隔絶すべく前記内
周面に接する。なお、球状体78には、図6A、図6B
に示した半球体64と同様に、開口部80を介して胸部
シートベルト24a、24bに結合する管状体82が挿
通される。球状体78は、ケーシング76の内周部上壁
に装着された弾性体、例えば、スプリング部材84によ
って吊下される。また、ケーシング76の前記上壁に
は、通路86が形成されており、この通路86に対し
て、ガスをガス供給手段26a、26bからケーシング
76内に供給する管状体88が装着される。
【0031】以上のように構成されるショルダアンカ7
4では、エアバッグ44a、44bが収縮状態にある通
常時において、胸部シートベルト24a、24bの上端
部がケーシング76に収納された球状体78およびそれ
を吊下するスプリング部材84によって揺動自在である
ため、運転者Dあるいは同乗者Nの動作を著しく拘束す
ることがない。また、この構造からなるショルダアンカ
74を備えた車両10に対して外部より衝撃が加えられ
た場合には、図8Bに示すように、ガス供給手段26
a、26bから噴出したガスが管状体88を介してケー
シング76内に導入され、次いで、球状体78の管状体
82を介して胸部シートベルト24a、24bのエアバ
ッグ44a、44bに供給される。なお、供給されたガ
スおよび衝撃による胸部シートベルト24a、24bの
引張によって、球状体78が押し下げられてケーシング
76の内周面に当接するが、前記球状体78の球状面が
開口部80の外周部に接した状態であるため、胸部シー
トベルト24a、24bの上端部の揺動の自由度が阻害
されることがなく、好適な拘束状態を維持することがで
きる。
【0032】図9Aおよび図9Bは、本発明のシートベ
ルト装置におけるショルダアンカのさらに他の実施形態
の構造を示したものである。
【0033】この場合、ショルダアンカ90を構成する
ケーシング92は、周壁にガスが流通する通路94a、
94bを備える。この通路94a、94bは、一端部が
ケーシング92の内周部上壁に形成した通路86に連通
し、他端部が開口部80の近傍の内周部下壁に開口す
る。そして、前記通路86の他端部には、ガスの圧力に
よりケーシング92の内部空間に向かって突出するピス
トン状のストッパ部材96a、96bが装着される。そ
の他の構造は、図8A、図8Bに示す実施形態と同様で
ある。
【0034】以上のように構成されるショルダアンカ9
0においては、車両10に衝撃が加えられた場合、ガス
がガス供給手段26a、26bからケーシング76を介
して胸部シートベルト24a、24b内のエアバッグ4
4a、44bに供給されるとともに、前記ケーシング7
6に形成された通路94a、94bに導入され、その圧
力によってストッパ部材96a、96bがケーシング7
6の内方に突出する。従って、ガスの圧力および衝撃に
よって下方向に変位する球状体78は、ケーシング76
の開口部80の周縁部に当接する前の段階で、ストッパ
部材96a、96bによりその変位速度が規制されるた
め、胸部シートベルト24a、24bの張力が急激に増
大することがない。この結果、当該胸部シートベルト2
4a、24bによって拘束されている運転者Dまたは同
乗者Nに対する衝撃が緩和される。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、乗員を
拘束するシートベルトの端部がショルダアンカにおいて
前後左右に揺動自在に保持されるため、前記乗員の動作
を必要以上に拘束することなく快適な装着状態を維持す
ることができる。なお、シートベルトの揺動自在な状態
は、ケーシングに収納されたベローズ部材またはスプリ
ング部材からなる弾性部材によって容易に実現すること
ができる。
【0036】また、シートベルトの端部にケーシングの
内周面に沿って、例えば、球面によって接するパッキン
グ部材を配設することにより、シートベルトの揺動自在
な状態がエアバッグの膨張時においても維持されるた
め、衝撃が付与された際にも好適な拘束状態が実現され
る。
【0037】さらに、前記衝撃の発生時において、シー
トベルトの端部の変位動作がガスの圧力によって動作す
るストッパ部材により好適に抑制されるため、乗員に対
して必要以上の拘束力を付与する事態を回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートベルト装置を作動させた状
態の正面図である。
【図2】図2Aは、本発明に係るシートベルト装置を装
着する前の状態の正面図、図2Bは、本発明に係るシー
トベルト装置を装着した状態の正面図である。
【図3】本発明に係るシートベルト装置を、体格の小さ
な乗員が装着した状態の正面図である。
【図4】本発明に係るシートベルト装置における胸部シ
ートベルトの断面図である。
【図5】本発明に係るシートベルト装置における胸部シ
ートベルトのウェビングの縫製状態の説明図である。
【図6】図6Aおよび図6Bは、本発明に係るシートベ
ルト装置におけるショルダアンカの断面構成図である。
【図7】図7A〜図7Cは、本発明に係るシートベルト
装置の展開状態の説明図である。
【図8】図8Aおよび図8Bは、本発明に係るシートベ
ルト装置におけるショルダアンカの他の実施形態の断面
構成図である。
【図9】図9Aおよび図9Bは、本発明に係るシートベ
ルト装置におけるショルダアンカのさらに他の実施形態
の断面構成図である。
【符号の説明】
10…車両 12…運転席 14…助手席 18a、18b…
リトラクタ 20a、20b…腰部シートベルト 22a、22b、74、90…ショルダアンカ 24a、24b…胸部シートベルト 26a、26b…
ガス供給手段 30a、30b…タング 32a、32b…
バックル 40、42…ウェビング 44a、44b…
エアバッグ 58、76、92…ケーシング 60、80…開口
部 64…半球体 72…ベローズ部
材 78…球状体 96a、96b…
ストッパ部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部より加えられた衝撃を検知し、ガス供
    給手段を駆動してエアバッグを膨張させ、乗員を拘束す
    るシートベルト装置において、 収縮状態にあるエアバッグを収納し、乗員を拘束するシ
    ートベルトと、 車両のセンタピラーに配設され、前記シートベルトの端
    部を前後左右に揺動自在に保持するショルダアンカと、 前記ショルダアンカを介して前記端部から前記エアバッ
    グにガスを供給するガス供給手段と、 を備えることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、 前記ショルダアンカは、前記シートベルトの端部を前記
    センタピラーに対して揺動自在に保持する弾性部材と、
    前記端部を揺動自在な状態で収納するケーシングとを備
    えることを特徴とするシートベルト装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、 前記弾性部材は、前記シートベルトの端部と前記センタ
    ピラーとの間に配設されるベローズ部材からなり、前記
    ガスが前記ベローズ部材を介して前記エアバッグに供給
    されることを特徴とするシートベルト装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の装置において、 前記弾性部材は、前記シートベルトの端部と前記センタ
    ピラーとの間に配設されるスプリング部材からなり、前
    記端部には、前記ケーシングの内周面に沿って変位自在
    な状態で接するパッキング部材が配設され、前記ガスが
    前記ケーシングと前記パッキング部材との間に形成され
    る気密空間を介して前記端部から前記エアバッグに供給
    されることを特徴とするシートベルト装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の装置において、 前記パッキング部材は、円筒形状を呈する前記ケーシン
    グの内周面に気密状態で接する球状体であることを特徴
    とするシートベルト装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載の装置において、 前記ケーシングは、前記ガスの一部が供給される通路
    と、前記通路に配設され、前記ガスの圧力によって前記
    ケーシング内に突出することで、前記シートベルトの端
    部の前記ケーシングに対する動作を規制するストッパ部
    材とを備えることを特徴とするシートベルト装置。
JP9084022A 1997-04-02 1997-04-02 シートベルト装置 Pending JPH10278716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130162002A1 (en) * 2010-06-03 2013-06-27 Tatsuya Harada Occupant protection device

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