JPH10278592A - 移動体用制御装置 - Google Patents

移動体用制御装置

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JPH10278592A
JPH10278592A JP9088198A JP8819897A JPH10278592A JP H10278592 A JPH10278592 A JP H10278592A JP 9088198 A JP9088198 A JP 9088198A JP 8819897 A JP8819897 A JP 8819897A JP H10278592 A JPH10278592 A JP H10278592A
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JP
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detecting means
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Application number
JP9088198A
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English (en)
Inventor
Koji Too
浩二 東尾
Yoshiro Toma
善郎 当麻
Norikuni Mukai
憲邦 向井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の検
知とに基づき、所定の信号を出力することができる移動
体用制御装置を得る。 【解決手段】 サンルーフ12の開閉状態を検知する開
閉状態検知手段13と、サンルーフ12の開口部近傍に
設けられ、この開口部近傍に物体が存在するか否かを検
知する物体検知手段14と、車内に設けられ、開閉状態
検知手段13の検知と物体検知手段14の検知とに基づ
いて報知する報知手段15と、開閉状態検知手段13の
検知と物体検知手段14の検知とに基づき、報知手段1
5の報知を際立たせるよう車内に設けられた機器を制御
する機器制御手段16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
移動体に設けられた移動体用制御装置および移動体用制
御装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図27は、従来の一般的な移動体用制御
装置を示す概略構成図、図28は、図27の動作を示す
フローチャートである。
【0003】図27において、1は自動車、2は自動車
1の屋根に設けられ、開閉自在のサンルーフ、3は自動
車1内の運転席近傍に設けられ、サンルーフ2が開口し
ている際に報知するブザー、4はサンルーフ2の開口を
検知するプッシュスイッチ等で構成されたサンルーフ開
口検出手段(図示せず)からの検出に基づき、ブザー3
のオン/オフを制御するブザー制御手段である。
【0004】次に、図28を用いて動作を説明する。ま
ず、イグニッションの投入により開始され(ステップ1
00)、サンルーフ開口検出手段がサンルーフ2の開閉
状態を検知する(ステップ101)。
【0005】次に、ステップ101のサンルーフ開口検
知手段の検知に基づき、サンルーフ2の開閉状態をブザ
ー制御手段4が判断し(ステップ102)、このステッ
プ102で開口していると判断した場合は、ブザー制御
手段4がブザー3をオンし(ステップ103)、このス
テップ103の処理の後、ステップ101に戻る。ま
た、ステップ102で閉口していると判断した場合は、
ブザー制御手段4がブザー3の報知をオフし(ステップ
104)、このステップ104の処理の後、ステップ1
01へ戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動体用制御装
置は以上のように構成されているので、開閉状態検知手
段の検知と物体検知手段の検知とに基づいて所定の信号
を出力するようにされていないため、開閉手段が開口し
ている場合は物体が開口部内に存在しなくても所定信号
を出力するという問題があった。
【0007】また、従来では開閉状態検知手段の検知と
物体検知手段の検知とに基づいて移動体の走行状態を制
御するようにはされておらず、認識不足のため操作者が
行う移動体の走行状態の制御が遅れるという問題があっ
た。
【0008】さらに、従来では開閉状態検知手段の検知
と物体検知手段の検知とに基づいて所定信号を報知する
ようにされていないため、開閉手段が開口している場合
は物体が開口部内に存在しなくても所定信号を報知する
という問題があった。
【0009】この発明はかかる問題を解決するためにな
されたもので、開閉状態検知手段の検知と物体検知手段
の検知とに基づき、移動体の走行状態を制御することが
できる移動体用制御装置を得ることを目的とする。
【0010】また、開閉状態検知手段の検知と物体検知
手段の検知とに基づき、移動体に設けられた報知手段に
より報知することができる移動体用制御装置を得ること
を目的とする。
【0011】さらに、開閉状態検知手段の検知と物体検
知手段の検知と速度検出手段の検出とに基づき、所定信
号を出力することができる移動体用制御装置を得ること
を目的とする。
【0012】また、開閉状態検知手段の検知と物体検知
手段の検知と周波数判断手段の判断とに基づき、所定信
号を出力することができる移動体用制御装置を得ること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動体用
制御装置は、移動体に設けられた開口部を自在に開閉す
る開閉手段と、この開閉手段の開閉状態を検知する開閉
状態検知手段と、開口部内に設けられるとともに、開口
部内の物体の存在状況を検知する物体検知手段と、開閉
状態検知手段の検知と物体検知手段の検知とに基づき所
定信号を出力する信号出力手段と、この信号出力手段が
出力した所定信号に基づいて、移動体の走行状態を制御
する走行状態制御手段とを備えたものである。
【0014】この発明に係る移動体用制御装置は、移動
体に設けられた開口部を自在に開閉する開閉手段と、こ
の開閉手段の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
開口部内に設けられるとともに、開口部内の物体の存在
状況を検知する物体検知手段と、開閉状態検知手段の検
知と物体検知手段の検知とに基づき所定信号を出力する
信号出力手段と、この信号出力手段が出力した所定信号
に基づいて、所定情報を報知する報知手段とを備えたも
のである。
【0015】この発明に係る移動体用制御装置は、移動
体に機器を設けるとともに、信号出力手段の出力した所
定信号に基づき報知手段の報知を際立たせるよう機器を
制御する機器制御手段を設けたものである。
【0016】この発明に係る移動体用制御装置は、操作
に応じて機器制御手段の行う機器の動作制御を所望の動
作制御に変更する動作制御変更手段を設けたものであ
る。
【0017】この発明に係る移動体用制御装置は、機器
制御手段は、音響装置を制御するようにしたものであ
る。
【0018】この発明に係る移動体用制御装置は、移動
体の速度を検出する速度検出手段を設けるとともに、信
号出力手段は開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の
検知と速度検出手段の検知とに基づき所定信号を出力す
るようにしたものである。
【0019】この発明に係る移動体用制御装置は、移動
体に設けられた電源のリップル成分を検出するリップル
成分検出手段と、このリップル成分検出手段が検出した
リップル成分の周波数をカウントする周波数カウント手
段と、この周波数カウント手段のカウントした周波数が
所定値以上か否かを判断する周波数判断手段とを設ける
とともに、信号出力手段は開閉状態検知手段の検知と物
体検知手段の検知と周波数判断手段の判断とに基づき所
定信号を出力するようにしたものである。
【0020】この発明に係る移動体用制御装置は、移動
体に設けられた開口部を開閉する開閉手段と、この開閉
手段の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、開口部
内に設けられるとともに、開口部内の物体の存在状況を
検知する物体検知手段と、移動体の速度を検出する速度
検出手段と、開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の
検知と速度検出手段の検知とに基づいて、所定信号を出
力する信号出力手段とを備えたものである。
【0021】この発明に係る移動体用制御装置は、移動
体に設けられた開口部を開閉する開閉手段と、この開閉
手段の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、開閉手
段の開口部内に設けられるとともに、開口部内の物体の
存在状況を検知する物体検知手段と、移動体に設けられ
た電源のリップル成分を検出するリップル成分検出手段
と、このリップル成分検出手段が検出したリップル成分
の周波数をカウントする周波数カウント手段と、この周
波数カウント手段のカウントした周波数が所定値以上か
否かを判断する周波数判断手段と、開閉状態検知手段の
検知と物体検知手段の検知と周波数判断手段の判断とに
基づいて、所定信号を出力する信号出力手段とを備えた
ものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1に係る移動体用制御
装置を示す概略構成図、図2は自動車内の要部の状態を
示す要部状態図、図3は図1の要部の詳細を示す要部詳
細図、図4は図1の要部の構成を示す要部構成図、図5
は図1の動作を示すフローチャートである。
【0023】図1、図2において、11は移動体である
自動車、12は自動車11の壁面の所定箇所に設けら
れ、開閉自在の開閉手段としてのサンルーフ、13はサ
ンルーフ12の開閉状態を検知するプッシュスイッチで
構成された開閉状態検知手段、14はサンルーフ12の
開口部121内の車室内側に設けられるとともに、開口
部121内、即ち開口部121近傍(以下開口部近傍と
称す)に物体としての搭乗者の体の一部が存在するか否
かの存在状況を検知する物体検知手段である。
【0024】また、15は自動車11に設けられるとと
もに、開閉状態検知手段13の検知と物体検知手段14
の検知とに基づいて信号出力手段(図示せず)から出力
された所定信号に基づき所定情報を報知する報知手段で
あり、この報知手段15は表示部とブザー等(図示せ
ず)とから構成されている。16は開閉状態検知手段1
3の検知と物体検知手段14の検知とに基づき、報知手
段15の報知を際立たせるよう自動車11内に設けられ
た機器としての音響装置17を制御する機器制御手段、
18は搭乗者である。
【0025】ここで、図3を用いて物体検知手段14に
ついて詳細に説明する。物体検知手段14は板状に形成
された送信部1401と受光部1402とから構成され
ており、送信部1401と受光部1402との対向し合
う面側1401a、1402aにそれぞれ発光ダイオー
ド14011〜14015、受光素子であるフォトトラ
ンジスタ14021〜14025が設けられている。
【0026】1403は送信部1401と受光部140
2とを接続する接続ケーブル、1404は自動車に設け
られた電源(図示せず)と送信部1401とを接続する
電源ケーブル、1405、1406はそれぞれ一方の面
が送信部1401と受光部1402に貼付され、他方の
面が自動車11のサンルーフ12近傍の車内側の天井面
に貼付させる両面テープである。
【0027】1407、1408はそれぞれ受光部14
02の一部に設けられた外部からの赤外線を受光する赤
外線受光部と所定の信号を示す赤外線を送信する赤外線
送信部、1409は赤外線受光部1407が受光した赤
外線を有効にするか否か切替える切替えスイッチであ
る。
【0028】また、物体検知手段14は図4に示すよう
に、例えば送信部1401には発光ダイオード1401
1〜14015が容器1410内に設けられたプリント
基板1411に固着されている。さらに、両端に爪部1
412a、1412bを設けた側壁面1401aのカバ
ー部1412が着脱自在に形成されており、このカバー
部1412には、発光ダイオード14011〜1401
5と対向する箇所に貫通孔14011a〜14015a
が設けられている。
【0029】また、組立の際には、両爪部1412a、
1412bを容器1410の配設箇所1410a、14
10bに嵌合させるとともに、発光ダイオード1401
1〜14015をこれに対応する貫通孔14011a〜
14015aにそれぞれ貫通させて一体化させている。
なお、受光部1402も上記した送信部1401と同様
に構成されている。
【0030】次に図5を用いて動作について説明する。
まず、イグニッション(図示せず)の投入により開始し
(ステップ500)、開閉状態検知手段13がサンルー
フ12の開閉状態を検知する(ステップ501)。
【0031】そして、このステップ501で開口してい
ると検知した場合は、物体検知手段14がサンルーフ1
2の開口部121近傍に物体としての搭乗者の体の一部
等が存在するか否かを検知する(ステップ502)。
【0032】このステップ502で搭乗者の体の一部が
存在すると検知した場合は、報知手段15を報知させる
とともに、機器制御手段16を動作させる(ステップ5
03)。
【0033】そして、ステップ503の処理の後、機器
制御手段16が音響装置17の音量を下げて、報知手段
15の報知を際立たせるようにする(ステップ50
4)。
【0034】さらに、ステップ504の処理の後、再度
開閉状態検知手段13がサンルーフ12の開閉状態を検
知し(ステップ505)、ステップ505で開口してい
ると検知した場合は、再度物体検知手段14がサンルー
フ12の開口部121近傍に搭乗者の体の一部が存在す
るか否かを検知する(ステップ506)。
【0035】そして、ステップ506で搭乗者の体の一
部が存在すると検知した場合は、報知手段15の報知と
機器制御手段16の動作とを続行させ(ステップ50
7)、このステップ507の処理の後、ステップ505
に戻り、処理を繰り返す。
【0036】ここで、ステップ501で開口していない
と検知した場合、または、ステップ502で物体は存在
しないと検知した場合は、ステップ501に戻り、処理
を繰り返す。
【0037】さらに、ステップ505で開口していない
と検知した場合、または、ステップ506で物体は存在
しないと検知した場合は、報知手段は報知を停止し、機
器制御手段は機器制御を停止し(ステップ508)、ス
テップ501に戻り、処理を繰り返す。
【0038】従って、上記のように構成したことによ
り、サンルーフの開閉状態と搭乗者等の物体の存在の有
無とに基づき、自動車内に設けた機器が制御できるの
で、報知手段の報知が際立ち、これにより利用者の認識
性を向上させることができる。
【0039】実施の形態2.図6は実施の形態2に係る
速度検出手段(後述する)を用いた移動体用制御装置の
概略構成図、図7は図6の動作を示すフローチャートで
ある。図6において、上記した実施の形態1と同一また
は相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】図6において、61は自動車11の速度を
検出する速度検出手段としての車速検出手段、62は車
速検出手段61の検出した速度が所定値(例えば5km
/h)以上か否かを判断する車速判断手段、63は自動
車11内に設けられるとともに、車速判断手段62の判
断と開閉状態検知手段13の検知と物体検知手段14の
検知とに基づいて信号出力手段(図示せず)から出力さ
れた所定信号に基づき、所定情報を報知する報知手段で
あり、この報知手段63は表示部とブザー等とから構成
されている。
【0041】64は車速判断手段62の判断と開閉状態
検知手段13の検知と物体検知手段14の検知とに基づ
き、報知手段63の報知を際立たせるよう自動車11内
に設けられた機器である音響装置17を制御する機器制
御手段である。
【0042】次に図7を用いて図6の動作を説明する。
ここで上記の実施の形態1と同等のものは、同一符号を
付してその説明を省略する。
【0043】まずイグニッションの投入により開始され
(ステップ700)、車速検出手段61が自動車11の
速度、即ち車速(以下、車速と称す)を検出し(ステッ
プ701)、このステップ701で検出した車速が所定
値(例えば、5km/h)以上か否かを車速判断手段6
2が判断する(ステップ702)。
【0044】次に、ステップ702で車速は所定値以上
と判断した場合は、ステップ501に進み、開閉状態検
知手段13がサンルーフ12の開閉状態を検知する。こ
のステップ501の処理の後、ステップ504まで図5
と同様の処理を行う。
【0045】ステップ504の処理の後、再度、車速検
出手段61が自動車11の車速を検出し(ステップ70
3)、このステップ703で検出した車速が所定値以上
か否かを車速判断手段52が判断する(ステップ70
4)。
【0046】そして、ステップ704で車速は所定値以
上と判断した場合は、ステップ505に進み、開閉状態
検知手段13がサンルーフ12の開閉状態を検知する。
このステップ505の処理の後、ステップ507まで図
5と同等の処理を行い、このステップ507の処理の
後、ステップ704に戻り、処理を繰り返す。
【0047】また、ステップ702で車速は所定値未満
と判断した場合、ステップ501でサンルーフは開口し
ていないと判断した場合、または、ステップ502で開
口部近傍に搭乗者の体の一部は存在しないと判断した場
合はステップ701に戻り、処理を繰り返す。
【0048】さらに、ステップ704で車速は所定値未
満と判断した場合、ステップ505でサンルーフは開口
していないと判断した場合、または、ステップ506で
開口部近傍に搭乗者の体の一部は存在しないと判断した
場合はステップ508に進み、このステップ508の処
理の後、ステップ701に戻る。
【0049】従って、上記のように構成したことによ
り、自動車の走行状態に基づいて、自動車内の音響装置
を制御できるので、車速に応じたきめ細かな制御がで
き、機器の動作制御の差別化が可能となる。
【0050】実施の形態3.図8は実施の形態3に係る
リップル成分検出手段と周波数演算手段と周波数判断手
段とを(全て後述する)用いた移動体用制御装置の概略
構成図、図9は図8の要部の回路を示す要部回路図であ
る。
【0051】また、図10はエンジン(図示せず)の回
転数と電源(図示せず)と時間との関係を示す関係図、
図11はリップル電圧の周波数とエンジンの回転数との
関係を示す関係図、図12は図8の動作を示すフローチ
ャートである。図8において、上記した実施の形態1と
同一または相当部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
【0052】図8において、81は自動車11に設けら
れた電源のリップル成分を検出するリップル成分検出手
段、82はリップル成分検出手段81の検出したリップ
ル成分に基づき、周波数を演算する周波数演算手段、8
3は周波数演算手段82の演算により得られた周波数が
所定値以上か否かを判断する周波数判断手段である。ま
た、84は周波数判断手段83の判断と開閉状態検知手
段13の検知と物体検知手段14の検知とに基づいて信
号出力手段(図示せず)から出力された所定信号に基づ
き、所定情報を報知する報知手段であり、この報知手段
84は表示部とブザー等とから構成されている。
【0053】さらに、85は周波数判断手段83の判断
と開閉状態検知手段13の検知と物体検知手段の検知1
4とに基づき、報知手段84の報知を際立たせるよう自
動車11内に設けられた機器である音響装置17を制御
する機器制御手段である。
【0054】次に、図9は、リップル成分検出手段8
1、周波数演算手段82、および周波数判断手段83の
詳細回路図を示している。
【0055】まず、リップル成分検出手段81は、ルー
ムランプ等に出力される電源電圧を入力する入力部81
aと、常時、電源を入力する常時電源部81bと、イグ
ニッションの信号を入力するイグニッション入力部81
cと、ダイオード8101、8113と、抵抗810
2、8104〜8106、8108、8109、811
1、8114、8116、8118、8120と、トラ
ンジスタ8103、8107、8117、8119と、
コンデンサ8110、8112、8115、8121と
から構成されている。
【0056】また、周波数演算手段82は、ダイオード
8201と、抵抗8202と、コンデンサ8203、8
204とから構成されている。
【0057】さらに、周波数判断手段83は、抵抗83
01、8303、8305と、比較器8302と、ツェ
ナーダイオード8304と、報知手段84に所定信号を
出力する第1の出力部83aと、機器制御手段85に所
定信号を出力する第2の出力部とから構成されている。
【0058】次に図10を用いてリップル成分について
説明する。この図10は、エンジンの動作と、通常12
v(電源の容量)の電源電圧と時間との関係を示したも
のであり、縦軸には電源電圧〔v〕、横軸には時間
〔s〕を示している。
【0059】ここで、時間t1でイグニッションを投入
し、時間t2でエンジンおよびエンジンに連動するオル
タネータ(充電器)(図示せず)が動作し、時間t3で
イグニッションを停止していることを示している。
【0060】まず、0〜t1間はエンジンが停止してい
る状態であるため、電源電圧は12v一定である。そし
て、時間t1でエンジンをかけ始める際の一時的には、
12vからV1まで電源電圧が低下し、それから時間t
2でエンジンが動作し始める際には、V2まで上昇して
いる(すなわちt1〜t2間はエンジンのクランキング
状態)。
【0061】時間t2〜t3間ではエンジンが動作し、
これに伴いオルタネータも動作しており、この際に得ら
れる電源電圧は通常電圧の12vに加え、オルタネータ
から得られるV3〜12vまでの増加した電圧分(α)
と、AC成分のリップル電圧(β)とが得られる。
【0062】このV3以上のAC成分のリップル電圧
(β)の周波数は、オルタネータの回転数により決定さ
れ、さらにこのオルタネータの回転数は、エンジンの回
転数により決定される。
【0063】従って、リップル電圧(β)の周波数は、
エンジンの回転数により決定され、すなわち、リップル
電圧(β)の周波数を測定することによりエンジンの回
転数が分かる。
【0064】ここで、図11を用いてリップル電圧の周
波数とエンジンの回転数との関係について説明する。ま
ず、リップル電圧が0kHzの場合はエンジンの回転数
は0rpmとなり、リップル電圧が1kHzの場合はエ
ンジンの回転数は1,000rpmとなる。また、リッ
プル電圧が1.5kHzの場合はエンジンの回転数は
1,500rpmとなり、リップル電圧が2kHzの場
合はエンジンの回転数は2,000rpmとなる。
【0065】さらに、リップル電圧の3kHzの場合は
エンジンの回転数は3,000rpmとなり、リップル
電圧の5kHzの場合はエンジンの回転数は5,000
rpmとなる。従って、リップル電圧の周波数からエン
ジンの回転数を判断することができる。
【0066】次に図12を用いて図8の動作について説
明する。ここで上記の実施の形態1と同等のものは、同
符号を付してその説明を省略する。
【0067】まずイグニッションの投入により開始され
(ステップ1200)、リップル成分検出手段81が自
動車11に設けられたルームランプ(図示せず)等に出
力される電源のリップル成分を検出し(ステップ120
1)、このステップ1201で検出されたリップル成分
に基づき、周波数演算手段82が周波数を演算する(ス
テップ1202)。
【0068】そして、ステップ1202の演算結果に基
づき、周波数判断手段83が周波数が所定値(例えば、
500Hz)以上か否かを判断し(ステップ120
3)、このステップ1203で所定値以上と判断した場
合は、ステップ501に進み、開閉状態検知手段13が
サンルーフ12の開閉状態を検知する。このステップ5
01の処理の後、ステップ504まで図5と同等の処理
を行う。
【0069】ステップ504の処理の後、再度、リップ
ル成分検出手段81が自動車11に設けられたルームラ
ンプ等に出力される電源のリップル成分を検出し(ステ
ップ1204)、ステップ1204で検出されたリップ
ル成分に基づき、周波数演算手段82が周波数を演算す
る(ステップ1205)。
【0070】そして、ステップ1205の演算結果に基
づき、再度、周波数判断手段83が周波数が所定値以上
か否かを判断し(ステップ1206)、このステップ1
206で所定値以上と判断した場合は、ステップ505
に進み、再度、開閉状態検知手段13がサンルーフ12
の開閉状態を検知する。
【0071】このステップ505の処理の後、ステップ
507まで図5と同等の処理を行い、ステップ507の
処理の後、ステップ1206に戻り、処理を繰り返す。
【0072】また、ステップ1203で周波数は所定値
未満と判断した場合、ステップ501でサンルーフは開
口していないと判断した場合、または、ステップ502
で開口部近傍に搭乗者の体はないと判断した場合はステ
ップ1201に戻り処理を繰り返す。
【0073】さらに、ステップ1206で周波数は所定
値未満と判断した場合、ステップ505でサンルーフは
開口していないと判断した場合、または、ステップ50
6で開口部近傍に搭乗者の体の一部は存在しないと判断
した場合はステップ508に進み、このステップ508
の処理の後、ステップ1201に戻り、処理を繰り返
す。
【0074】従って、上記のように構成したことによ
り、エンジンの回転数と連動するサンルーフ近傍に設け
られたルームランプ等の電源電圧に基づいて、自動車内
の音響装置を制御できるので、きめ細かな制御ができる
とともに、装置を構成する際、配線等がしやすいので作
業性が向上する。
【0075】実施の形態4.図13は実施の形態4に係
る動作制御変更手段(後述する)を用いた移動体用制御
装置の概略構成図、図14は要部の構成を示す要部構成
図、図15は図13の動作を示すフローチャートであ
る。図13において、上記した実施の形態1と同一また
は相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0076】図13において、131は機器制御手段1
6が制御する機器としての音響装置17の動作制御を、
操作に応じて所望の動作制御に変更する動作制御変更手
段である。通常、機器制御手段16は音響装置17の音
量を下げるように制御しているが、動作制御変更手段1
31の操作に応じて、前席側のスピーカの音量のみを下
げるようにしたり、右席側のスピーカの音量のみを下げ
るように変更できるものである。
【0077】また、132は動作制御変更手段131か
らの変更指令と開閉状態検知手段13の検知と物体検知
手段14の検知とに基づいて信号出力手段(図示せず)
から出力された所定信号に基づき、報知手段15の報知
を際立たせるよう自動車11内に設けられた機器として
の音響装置17を制御する機器制御手段である。
【0078】図14は動作制御変更手段131および機
器制御手段132の概略構成図である。図14におい
て、1401は動作制御変更手段131から出力された
赤外線等の出力信号を受光するフォトトランジスタ、1
402はフォトトランジスタ1401から出力された出
力信号を増幅する第1増幅部、1403は第1増幅部1
402から出力された信号を復調し波形を整形する復調
部である。
【0079】1404は復調部1403により復調され
た動作制御信号を解読する動作制御信号解読部、140
5は動作制御信号解読部1404が解読した動作制御を
記憶しておく記憶部、1406は動作制御信号解読部1
404が解読した動作制御に応じて動作制御を記憶部1
405に記憶させたり、読み出したりする制御部であ
る。
【0080】また、1407は制御部1406の出力に
基づき、記憶部1405に記憶させた動作制御を示す信
号を出力する動作制御信号出力部、1408は動作制御
信号出力部1407の出力した動作制御を示す信号を変
調する変調部、1409は変調部1408から出力され
た出力信号を増幅する第2増幅部、1410は第2増幅
部1409が増幅した信号を赤外線等で音響装置17へ
出力する発光ダイオードである。
【0081】次に図15を用いて図13の動作を説明す
る。ここで上記の実施の形態1と同等のものは、同一符
号を付してその説明を省略する。
【0082】まずイグニッションの投入により開始され
(ステップ1500)、動作制御変更手段131から動
作制御の変更の有無を機器制御手段16が判断し(ステ
ップ1501)、このステップ1501で変更ありと判
断した場合は、この変更指令の動作制御である“前席ス
ピーカの音声出力を下げる”よう音響装置17を制御さ
せる(ステップ1502)。
【0083】このステップ1502の処理の後、ステッ
プ501に進み、開閉状態検知手段13がサンルーフ1
2の開閉状態を検知する。このステップ501の処理の
後、ステップ504まで図5と同等の処理を行う。
【0084】ステップ504の処理の後、再度、操作に
応じて動作制御変更手段131から動作制御の変更の有
無を機器制御手段16が判断し(ステップ1503)、
このステップ1503で変更ありと判断した場合は、こ
の変更指令の動作制御である“右席スピーカの音声出力
を下げる”よう音響装置17を制御させる(ステップ1
504)。
【0085】そして、ステップ1504の処理の後、ス
テップ505に進み、再度、開閉状態検知手段13がサ
ンルーフ12の開閉状態を検知する。このステップ50
5の処理の後、ステップ507まで図5と同等の処理を
行い、ステップ507の処理の後、ステップ1503に
戻り、処理を繰り返す。
【0086】また、ステップ1501で動作制御の変更
はないと判断した場合は、ステップ501に進み、ステ
ップ501でサンルーフは開口していないと判断した場
合、またはステップ502で開口部近傍に搭乗者の体の
一部は存在しないと判断した場合はステップ1501に
戻り、処理を繰り返す。
【0087】さらに、ステップ1503で動作制御の変
更はないと判断した場合はステップ505に進み、ステ
ップ505でサンルーフは開口していないと判断した場
合、または、ステップ506で開口部近傍に搭乗者の体
の一部は存在しないと判断した場合はステップ508に
進み、このステップ508の処理の後、ステップ150
1に戻り、処理を繰り返す。
【0088】従って、上記のように構成したことによ
り、操作者の好みに応じるよう報知手段の報知を際立た
せられるので、機器の動作制御の選択自由度が向上し、
操作者の利便性が向上する。
【0089】実施の形態5.上記のように、実施の形態
1〜実施の形態4では、機器制御手段は音響装置の動作
を制御するようにしていたが、報知手段の報知が際立つ
ようにするものであれば何でも良く、例えば機器の1つ
としてルームランプを点滅させるようにしても、同等の
効果が得られる。
【0090】実施の形態6.上記のように、実施の形態
1〜実施の形態5では、報知手段の報知は主に音で行い
機器制御手段は報知手段の報知を妨げないよう音声出力
を低下させるようにしていたが、報知手段は視覚情報に
より報知し、機器制御手段は音響装置から警告音を発す
るようにしても良く、同等の効果が得られる。
【0091】実施の形態7.図16は実施の形態7に係
る移動体用制御装置の概略構成図、図17は図16の動
作を示すフローチャートである。図16において、上記
した実施の形態1と同一または相当部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0092】161は、開閉状態検知手段13の検知と
物体検知手段14の検知とに基づいて信号出力手段(図
示せず)から出力された所定信号に基づき、移動体とし
ての自動車11の走行状態を制御する走行状態制御手段
である。
【0093】次に図17を用いて図16の動作について
説明する。図17において、上記した実施の形態1と同
一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
【0094】まずイグニッションの投入により開始され
(ステップ1700)、ステップ501に進み、開閉状
態検知手段13がサンルーフ12の開閉状態を検知す
る。このステップ501の処理の後、ステップ502ま
で図5と同等の処理を行う。
【0095】ステップ502で、搭乗者の体の一部が存
在すると判断した場合は、走行状態制御手段161が自
動車11の車速を落とすよう走行状態を制御させるため
に動作を開始し(ステップ1701)、このステップ1
701の処理の後、走行状態制御手段161が自動車1
1を制動させる(すなわち速度を落とさせる)よう制御
する(ステップ1702)。
【0096】次にステップ1702の処理の後、ステッ
プ505に進み、開閉状態検知手段13がサンルーフ1
2の開閉状態を検知する。そして、ステップ505の処
理の後、ステップ506まで図5と同等の処理を行う。
【0097】ステップ506で搭乗者の体の一部が存在
すると判断した場合は、走行状態制御手段161が自動
車11の制動を続行し(ステップ1703)、ステップ
1703の処理の後、ステップ505に戻り、繰り返
す。
【0098】また、ステップ505で開口していないと
判断した場合、または、ステップ506で搭乗者の体の
一部は存在しないと判断した場合は、走行状態制御手段
161が自動車11の制動を停止し、即ち、速度を落と
すことをやめ(ステップ1704)、ステップ501に
戻り、処理を繰り返す。
【0099】従って、上記のように構成したことによ
り、開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の検知とに
基づき、操作者の判断なしに自動車の走行状態、即ち車
速を制御できるので、操作者の認識が遅れても、確実に
自動車の走行状態を制御できる。
【0100】実施の形態8.図18は実施の形態8に係
る車速検出手段61を用いた移動体用制御装置の概略構
成図、図19は図18の動作を示すフローチャートであ
る。図18において、上記した実施の形態1および実施
の形態2と同一または相当部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0101】181は、開閉状態検知手段13の検知と
物体検知手段14の検知と車速検出手段61とに基づい
て信号出力手段(図示せず)から出力された所定信号に
基づき、移動体としての自動車11の走行状態を制御す
る走行状態制御手段である。
【0102】次に図19を用いて動作について説明す
る。まずイグニッションの投入により開始され(ステッ
プ1900)、車速検出手段61が自動車11の車速を
検出する(ステップ701)。このステップ701の処
理の後、ステップ502まで図7と同等の処理を行う。
【0103】ステップ502で、搭乗者の体の一部が存
在すると判断した場合は、走行状態制御手段181が自
動車11の速度を落とすよう走行状態を制御するために
動作を開始し(ステップ1901)、このステップ19
01の処理の後、走行状態制御手段181が自動車11
を制動させる(すなわち速度を落とさせる)よう制御す
る(ステップ1902)。
【0104】次に、ステップ1902の処理の後、ステ
ップ703に進み、開閉状態検知手段13がサンルーフ
12の開閉状態を検知する。そして、ステップ703の
処理の後、ステップ506まで図7と同等の処理を行
う。
【0105】ステップ506で搭乗者の体の一部が存在
すると判断した場合は、走行状態制御手段181が自動
車11の制動を続行し(ステップ1903)、ステップ
1903の処理の後、ステップ704に戻り、処理を繰
り返す。
【0106】また、ステップ704で車速は所定値未満
と判断した場合、ステップ505で開口していないと判
断した場合、ステップ506で搭乗者の体の一部は存在
しないと判断した場合は、走行状態制御手段181が自
動車11の制動を停止し、即ち車速を落とすことをやめ
(ステップ1904)、ステップ701に戻り、処理を
繰り返す。
【0107】従って、上記のように構成したことによ
り、車速検出手段の検出と開閉状態検知手段の検知と物
体検知手段の検知とに基づき、操作者の判断なしに自動
車の走行状態、即ち車速を制御できるので、操作者の認
識が遅れても、確実に自動車の走行状態を制御でき、さ
らに、よりきめ細かな制御ができるので利用者の利便性
が向上する。
【0108】実施の形態9.図20は実施の形態9に係
るリップル成分検出手段81と周波数演算手段82と周
波数判断手段83とを用いた移動体用制御装置の概略構
成図、図21は図20の動作を示すフローチャートであ
る。図20において、上記した実施の形態1および実施
の形態3と同一または相当部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0109】201は、開閉状態検知手段13の検知と
物体検知手段14の検知と周波数判断手段83に基づい
て信号出力手段(図示せず)から出力された所定信号に
基づき、移動体としての自動車11の走行状態を制御す
る走行状態制御手段である。
【0110】次に図21を用いて動作について説明す
る。まずイグニッションの投入により開始され(ステッ
プ2100)、リップル成分検出手段81が自動車11
に設けられたルームランプ等に出力される電源のリップ
ル成分を検出する(ステップ1101)。このステップ
1101の処理の後、ステップ502まで図11と同等
の処理を行う。
【0111】ステップ502で、搭乗者の体の一部が存
在すると判断した場合は、走行状態制御手段201が自
動車11の車速を落とすよう走行状態を制御するために
動作を開始し(ステップ2101)、このステップ21
01の処理の後、走行状態制御手段201が自動車11
を制動させる(すなわち速度を落とさせる)よう制御す
る(ステップ2102)。
【0112】次に、ステップ2102の処理の後、ステ
ップ1104に進み、再度、リップル成分検出手段81
が自動車11に設けられたルームランプ等に出力される
電源のリップル成分を検出する(ステップ1104)。
そして、ステップ1104の処理の後、ステップ506
まで図11と同等の処理を行う。
【0113】ステップ506で搭乗者の体の一部が存在
すると判断した場合は、走行状態制御手段201が自動
車11の制動を続行し(ステップ2103)、ステップ
2103の処理の後、ステップ1106に戻り、処理を
繰り返す。
【0114】また、ステップ1106で周波数は所定値
未満と判断した場合、ステップ505で開口していない
と判断した場合、ステップ506で搭乗者の体の一部は
存在しないと判断した場合は、走行状態制御手段201
が自動車11の制動を停止し、即ち車速を落とすことを
やめ(ステップ2104)、ステップ1101に戻り、
処理を繰り返す。
【0115】従って、上記のように構成したことによ
り、エンジンの回転数と連動するサンルーフ近傍に設け
られたルームランプ等の電源電圧に基づいて、操作者の
判断なしに自動車の走行状態、即ち車速を制御できるの
で、操作者の認識が遅れても、確実に自動車の走行状態
を制御でき、さらに、よりきめ細かな制御ができるので
利用者の利便性が向上するとともに、装置を構成する
際、配線等がしやすいので作業性が向上する。
【0116】実施の形態10.図22は実施の形態10
に係る移動体用制御装置の概略構成図、図23は図22
の動作を示すフローチャートである。図22において、
上記した実施の形態1、2と同一または相当部分には同
一符号を付してその説明を省略する。
【0117】221は、開閉状態検知手段13の検知と
物体検知手段14の検知と車速検出手段61の検出とに
基づき、所定の信号を出力する信号出力手段である。
【0118】次に図23を用いて図22の動作について
説明する。まずイグニッションの投入により開始され
(ステップ2300)、ステップ701に進み、車速検
出手段61が自動車11の車速を検出する。このステッ
プ701の処理の後、ステップ502まで図7と同等の
処理を行う。
【0119】ステップ502で、搭乗者の体の一部が存
在すると判断した場合は、信号出力手段241が所定信
号を出力し(ステップ2301)、このステップ230
1の処理の後、車速検出手段61が再度、自動車11の
車速を検出する(ステップ703)。そして、ステップ
703の処理の後、ステップ506まで図7と同等の処
理を行う。
【0120】ステップ506で搭乗者の体の一部が存在
すると判断した場合は、信号出力手段241は所定信号
の出力を続行し(ステップ2302)、このステップ2
302の処理の後、ステップ704に戻り、処理を繰り
返す。
【0121】また、ステップ704で車速は所定値未満
と判断した場合、ステップ505で開口していないと判
断した場合、およびステップ506で搭乗者の体の一部
は存在しないと判断した場合は、信号出力手段241は
所定信号の出力を停止する。
【0122】上記のように構成したことにより、開閉状
態検知手段の検知と物体検知手段の検知と速度検出手段
の検出とに基づいた所定信号を出力するので、サンルー
フの開閉状態とサンルーフ近傍における物体の有無との
情報に基づいた種々のシステムに利用できるとともに、
きめ細かな所定信号を出力できるので装置の信頼性が向
上する。
【0123】実施の形態11.図24は実施の形態11
に係るリップル成分検出手段81と周波数演算手段82
と周波数判断手段83とを用いた移動体用制御装置の概
略構成図、図25は図24の動作を示すフローチャート
である。図24において、上記した実施の形態3と同一
または相当部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0124】241は、開閉状態検知手段13の検知と
物体検知手段14の検知と周波数判断手段83に基づ
き、所定の信号を出力する信号出力手段である。
【0125】次に図25を用いて図24の動作について
説明する。まずイグニッションの投入により開始され
(ステップ2500)、リップル成分検出手段81が自
動車11に設けられたルームランプ等に出力される電源
のリップル成分を検出する(ステップ1101)。この
ステップ1101の処理の後、ステップ502まで図1
1と同等の処理を行う。
【0126】ステップ502で、搭乗者の体の一部が存
在すると判断した場合は、信号出力手段261が所定信
号を出力し(ステップ2501)、このステップ250
1の処理の後、ステップ1104に進み、再度、リップ
ル成分検出手段81が自動車11に設けられたルームラ
ンプ等に出力される電源のリップル成分を検出する(ス
テップ1104)。そして、ステップ1104の処理の
後、ステップ506まで図11と同等の処理を行う。
【0127】ステップ506で搭乗者の体の一部が存在
すると判断した場合は、信号出力手段261が所定信号
の出力を続行し(ステップ2502)、ステップ250
2の処理の後、ステップ1106に戻る。
【0128】また、ステップ1106で周波数は所定値
未満と判断した場合、ステップ505で開口していない
と判断した場合、または、ステップ506で搭乗者の体
の一部は存在しないと判断した場合は、信号出力手段2
61は所定信号の出力を停止し(ステップ2503)、
ステップ1101に戻る。
【0129】従って、上記のように構成したことによ
り、開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の検知とエ
ンジンの回転数と連動するサンルーフ近傍に設けられた
ルームランプ等電源電圧の周波数とに基づいた所定信号
を出力するので、サンルーフの開閉状態とサンルーフ近
傍における物体の有無と電源電圧の周波数との情報に基
づいた種々のシステムに利用できるとともに、きめ細か
な所定信号を出力できるので装置の信頼性が向上し、さ
らに、装置を構成する際、配線等がしやすいので作業性
が向上する。
【0130】実施の形態12.図26は実施の形態12
を示す他の物体検知手段の構成図であり、上記した実施
の形態1と同一または相当部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。図26において、物体検知手段14
は、2つの板状部材261,262から構成されてお
り、2611と2621は発光ダイオードであり、26
12〜2617および2622〜2627はフォトトラ
ンジスタである。
【0131】また、263は電源とそれぞれの板状部材
261、262とを接続する電源ケーブル、264はそ
れぞれの板状部材261、262とを接続する接続ケー
ブルである。
【0132】次に、この物体検知手段14の動作につい
て説明する。発光ダイオード2611、2612は所定
時間(例えば1s)毎に、発光ダイオード2611が点
灯する際は、発光ダイオード2612は消灯し、また発
光ダイオード2612が点灯する際は、発光ダイオード
2611は消灯するよう切換えられるようになってい
る。
【0133】そこで、発光ダイオード2611が発光し
ている場合について説明する。発光ダイオード2611
が発光する際は、この発光ダイオード2611と対向す
るフォトトランジスタ2622〜2627を所定時間
(例えば1ms)毎に切り換えて受光するか否かを検知
するようにしており、発光ダイオード2621の際も同
様に検知するようになっている。
【0134】従って、上記のように構成したことによ
り、どの位置に物体としての搭乗者が存在するかが分か
るので、具体的な場所が判断でき、さらに、発光ダイオ
ードやフォトトランジスタの素子の誤動作や故障等があ
っても、その他の素子が補うように検知するので、装置
の信頼性が向上する。
【0135】なお、この実施の形態12では、発光ダイ
オード2611、2621は互いに片方のみが点灯する
ように構成したが、両者とも点灯するようにしても、同
等の効果が得られる。
【0136】実施の形態13.上記した実施の形態1〜
実施の形態12では、開閉手段12をサンルーフとした
が、移動体としての自動車11の壁面の所定箇所を開閉
するもの、例えばドアウインドやドア等ならなんでも良
く、同等の効果が得られる。
【0137】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0138】信号出力手段の出力した所定信号に基づき
移動体の走行状態を制御する走行状態制御手段を設けた
ので、開閉手段の開閉状態と物体の有無に基づき操作者
の判断の有無に係わらず移動体の走行状態を制御でき、
操作者の利便性が向上する。
【0139】移動体に設けるとともに、信号出力手段の
出力した所定信号に基づき所定情報を報知する報知手段
を設けたので、開閉手段の開閉状態と物体の有無に基づ
いた所定信号を確実に報知できる。
【0140】移動体に機器を設けるとともに、信号出力
手段の出力した所定信号に基づき報知手段の報知を際立
たせるよう機器を制御する機器制御手段を設けたので、
物体の存在に応じて報知手段の報知を際立たせられ、操
作者の認識性が向上する。
【0141】操作に応じて機器制御手段の行う機器の動
作制御を所望の動作制御に変更する動作制御変更手段を
設けたので、操作者の所望する動作制御に変更でき、操
作者の利便性が向上する。
【0142】機器制御手段は、音響装置を制御するよう
にしたので、報知手段の報知をより際立たせられ、操作
者の認識性が向上する。
【0143】移動体の速度を検出する速度検出手段を設
けるとともに、信号出力手段は速度検出手段の検出と開
閉状態検知手段の検知と物体検知手段の検知とに基づい
て、所定信号を出力するようにしたので、移動体の速度
に応じたきめ細かな所定信号を出力でき、この所定信号
の信頼性も向上する。
【0144】移動体に設けられた電源のリップル成分を
検出するリップル成分検出手段と、このリップル成分検
出手段が検出したリップル成分の周波数をカウントする
周波数カウント手段と、この周波数カウント手段のカウ
ントした周波数が所定値以上か否かを判断する周波数判
断手段とを設けるとともに、信号出力手段は周波数判断
手段の判断と開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の
検知とに基づき、所定信号を出力するようにしたので、
リップル成分の周波数に応じたきめ細かな所定信号を出
力でき、この所定信号の信頼性も向上する。
【0145】開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の
検知と速度検出手段の検出とに基づいた所定信号を出力
するので、サンルーフの開閉状態とサンルーフ近傍にお
ける物体の有無との情報に基づいた種々のシステムに利
用できるとともに、きめ細かな所定信号を出力できるの
で装置の信頼性が向上する。
【0146】開閉状態検知手段の検知と物体検知手段の
検知とエンジンの回転数と連動するサンルーフ近傍に設
けられたルームランプ等電源電圧の周波数とに基づいた
所定信号を出力するので、サンルーフの開閉状態とサン
ルーフ近傍における物体の有無と電源電圧の周波数との
情報に基づいた種々のシステムに利用できるとともに、
きめ細かな所定信号を出力できるので装置の信頼性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す移動体用制御装
置の概略構成図である。
【図2】 図1に示す移動体用制御装置の自動車内の要
部の状態を示す要部状態図である。
【図3】 図1に示す移動体用制御装置の要部を示す要
部状態図である。
【図4】 図1に示す移動体用制御装置の要部の分解状
態を示す要部分解図である。
【図5】 図1に示す移動体用制御装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2を示す移動体用制御装
置の概略構成図である。
【図7】 図6に示す移動体用制御装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態3を示す移動体用制御装
置の概略構成図である。
【図9】 図8に示す移動体用制御装置の要部の回路を
示す要部回路図である。
【図10】 図8に示す移動体用制御装置のエンジンの
回転数と電源との関係を示す関係図である。
【図11】 図8に示す移動体用制御装置のリップル電
圧の周波数とエンジンの回転数との関係を示す関係図で
ある。
【図12】 図8に示す移動体用制御装置の動作を示す
フローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態4を示す移動体用制御
装置の概略構成図である。
【図14】 図13に示す移動体用制御装置の要部の構
成を示す要部構成図である。
【図15】 図13に示す移動体用制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図16】 本発明の実施の形態7を示す移動体用制御
装置の概略構成図である。
【図17】 図16に示す移動体用制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図18】 本発明の実施の形態8を示す移動体用制御
装置の概略構成図である。
【図19】 図18に示す移動体用制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図20】 本発明の実施の形態9を示す移動体用制御
装置の概略構成図である。
【図21】 図20に示す移動体用制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図22】 本発明の実施の形態10を示す移動体用制
御装置の概略構成図である。
【図23】 図22に示す移動体用制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図24】 本発明の実施の形態11を示す移動体用制
御装置の概略構成図である。
【図25】 図24に示す移動体用制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図26】 本発明の実施の形態12を示す物体検知手
段の概略構成図である。
【図27】 従来の移動体用制御装置を示す概略構成図
である。
【図28】 図27に示す従来の移動体用制御装置の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動車 2 サンルーフ 3 ブザー
4 ブザー制御手段 11 自動車 12 サンルーフ 13 開閉状態
検知手段 14 物体存在検知手段 15報知手段 16 機
器制御手段 17 音響装置 61 車速検出手段 62 車速
判断手段 63 報知手段 64 機器制御手段 81 リッ
プル成分検出手段 82 周波数演算手段 83 周波数判断手段 8
4 報知手段 85 機器制御手段 131 動作制御変更手段
132 機器制御手段 161 走行状態制御手段 181 走行状態制御手
段 201 走行状態制御手段 221 信号出力手段
241 信号出力手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に設けられた開口部を自在に開閉
    する開閉手段、 この開閉手段の開閉状態を検知する開閉状態検知手段、 上記開口部内に設けられるとともに、上記開口部内の物
    体の存在状況を検知する物体検知手段、 上記開閉状態検知手段の検知と上記物体検知手段の検知
    とに基づき所定信号を出力する信号出力手段、 この信号出力手段が出力した所定信号に基づいて、上記
    移動体の走行状態を制御する走行状態制御手段、 を備えた移動体用制御装置。
  2. 【請求項2】 移動体に設けられた開口部を自在に開閉
    する開閉手段、 この開閉手段の開閉状態を検知する開閉状態検知手段、 上記開口部内に設けられるとともに、上記開口部内の物
    体の存在状況を検知する物体検知手段、 上記開閉状態検知手段の検知と上記物体検知手段の検知
    とに基づき所定信号を出力する信号出力手段、 この信号出力手段が出力した所定信号に基づいて、所定
    情報を報知する報知手段、 を備えた移動体用制御装置。
  3. 【請求項3】 移動体に機器を設けるとともに、信号出
    力手段の出力した所定信号に基づき報知手段の報知を際
    立たせるよう上記機器を制御する機器制御手段を設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の移動体用制御装置。
  4. 【請求項4】 操作に応じて機器制御手段の行う機器の
    動作制御を所望の動作制御に変更する動作制御変更手段
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の移動体用制御
    装置。
  5. 【請求項5】 機器制御手段は、音響装置を制御するこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4に記載の移動体
    用制御装置。
  6. 【請求項6】 移動体の速度を検出する速度検出手段を
    設けるとともに、信号出力手段は開閉状態検知手段の検
    知と物体検知手段の検知と上記速度検出手段の検知とに
    基づき所定信号を出力することを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載の移動体用制御装置。
  7. 【請求項7】 移動体に設けられた電源のリップル成分
    を検出するリップル成分検出手段と、このリップル成分
    検出手段が検出したリップル成分の周波数をカウントす
    る周波数カウント手段と、この周波数カウント手段のカ
    ウントした周波数が所定値以上か否かを判断する周波数
    判断手段とを設けるとともに、信号出力手段は開閉状態
    検知手段の検知と物体検知手段の検知と上記周波数判断
    手段の判断とに基づき所定信号を出力することを特徴と
    する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の移動体用
    制御装置。
  8. 【請求項8】 移動体に設けられた開口部を開閉する開
    閉手段、 この開閉手段の開閉状態を検知する開閉状態検知手段、 上記開口部内に設けられるとともに、上記開口部内の物
    体の存在状況を検知する物体検知手段、 上記移動体の速度を検出する速度検出手段、 上記開閉状態検知手段の検知と上記物体検知手段の検知
    と上記速度検出手段の検知とに基づいて、所定信号を出
    力する信号出力手段、 を備えた移動体用制御装置。
  9. 【請求項9】 移動体に設けられた開口部を開閉する開
    閉手段、 この開閉手段の開閉状態を検知する開閉状態検知手段、 上記開口部内に設けられるとともに、上記開口部内の物
    体の存在状況を検知する物体検知手段、 上記移動体に設けられた電源のリップル成分を検出する
    リップル成分検出手段、 このリップル成分検出手段が検出したリップル成分の周
    波数をカウントする周波数カウント手段、 この周波数カウント手段のカウントした周波数が所定値
    以上か否かを判断する周波数判断手段、 上記開閉状態検知手段の検知と上記物体検知手段の検知
    と上記周波数判断手段の判断とに基づいて、所定信号を
    出力する信号出力手段、 を備えた移動体用制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0943473A2 (de) * 1998-03-14 1999-09-22 Mannesmann VDO Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit einem verfahrbaren Verdeck

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0943473A2 (de) * 1998-03-14 1999-09-22 Mannesmann VDO Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit einem verfahrbaren Verdeck
EP0943473A3 (de) * 1998-03-14 2001-02-14 Mannesmann VDO Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit einem verfahrbaren Verdeck

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