JPH10278535A - サスペンション制御装置 - Google Patents

サスペンション制御装置

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JPH10278535A
JPH10278535A JP9648497A JP9648497A JPH10278535A JP H10278535 A JPH10278535 A JP H10278535A JP 9648497 A JP9648497 A JP 9648497A JP 9648497 A JP9648497 A JP 9648497A JP H10278535 A JPH10278535 A JP H10278535A
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JP
Japan
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movable body
current
dither
vibration
damping force
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JP9648497A
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English (en)
Inventor
Osayuki Ichimaru
修之 一丸
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動体の異常状態を精度高くかつ容易に判定
できるサスペンション制御装置を提供する。 【解決手段】 ディザ電流の振幅を大きくして得られる
供給電流をソレノイド2に供給し(ステップS11 )、こ
の際の振動値BA2 を算出し(ステップS13 )、振動値
BA2 が振動基準値E以上であるか否かを判定し(ステ
ップS14 )、ステップS14 でNO、すなわち、(振動値B
2 )<(振動基準値E)であれば、可動体3が固着し
ている等の異常状態にあると判定する(ステップS16
)。このため、可動体の異常検出を行う上で従来技術
で必要とされた車体押圧作業及び手に受ける反力検出等
の作業が不要とされるので、可動体3の異常検出を容易
に行えると共に、作業者間の差がなくなって、その分、
検出精度が向上することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に用いら
れるサスペンション制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサスペンション制御装置の一例と
して、本願出願人が先に実開平2−96302号公報で
提案した装置がある。この装置は、電源に一端側が接続
されたソレノイド及びこのソレノイドへの供給電流に応
じて変位する可動体を有する比例ソレノイドバルブと、
車体と車軸との間に伸縮自在に介装されて可動体の変位
に応じて車高調整するサスペンション本体と、ソレノイ
ドの他端側と接地部との間に、順次介装されたトランジ
スタ、シャント抵抗とを備え、供給電流に所定振幅のデ
ィザ電流を含ませるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、比例ソレノイドバルブの可動体が例えば、
ゴミ等のかみ込みで固着等のように変位が抑制された状
態(異常状態)になった場合、その状態を直接検出でき
ず不便であった。なお、異常状態の検出方法として、車
体を手で押し、その反力(減衰力)を手で受けて可動体
が異常状態になったか否かを判断する方法があるが、こ
の方法では、計測者間の差が生じてしまうので異常状態
の判定として用いるのは困難であった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、可動体の異常状態を精度高くかつ容易に判定できる
サスペンション制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電流が供給され該供給電流に応じて可動体を変位させる
アクチュエータと、車体と車軸との間に伸縮自在に介装
されたショックアブソーバと、該ショックアブソーバの
油液流路に設けられて前記可動体の変位に応じた減衰力
を発生する減衰力発生機構と、所望の減衰力に対応した
指令電流に重畳され該指令電流と共に前記供給電流を構
成するディザ電流を発生するディザ発生手段と、前記可
動体を前記指令電流に応じた位置で、前記ディザ電流に
応じて振動させるコントローラとを備えたサスペンショ
ン制御装置であって、車両の振動状態を検出する車両振
動検出手段を有し、前記コントローラは、前記ディザ電
流の振幅を大きくまたは周波数を小さくして得られる前
記供給電流を前記アクチュエータに供給し、この際にお
ける前記可動体の振動により得られる前記車両振動検出
手段の検出値があらかじめ設定した振動基準値に比して
小さいときに前記可動体が異常状態であると判定するこ
とを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、電流が供給され該
供給電流に応じて可動体を変位させるアクチュエータ
と、車体と車軸との間に伸縮自在に介装されたショック
アブソーバと、該ショックアブソーバの油液流路に設け
られて前記可動体の変位に応じた減衰力を発生する減衰
力発生機構と、所望の減衰力に対応した指令電流に重畳
され該指令電流と共に前記供給電流を構成するディザ電
流を発生するディザ発生手段と、前記可動体を前記指令
電流に応じた位置で、前記ディザ電流に応じて振動させ
るコントローラとを備えたサスペンション制御装置であ
って、前記可動体が発生する音を検出する可動体発生音
検出手段を有し、前記コントローラは、前記ディザ電流
の振幅を大きくまたは周波数を小さくして得られる前記
供給電流を前記アクチュエータに供給し、この際におけ
る前記可動体発生音検出手段の検出値があらかじめ設定
した音量基準値に比して小さいときに前記可動体が異常
状態であると判定することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
のサスペンション制御装置を図1ないし図3に基づいて
説明する。図1において、サスペンション制御装置は、
バッテリ(電源)1に一端側が接続されたソレノイド2
及びソレノイド2への供給電流に応じて上下方向に変位
する可動体(スプール)3を有しこの可動体3の変位に
応じて油液4の通過量を調整する比例ソレノイドバルブ
5と、車体(図示省略)と車軸(図示省略)との間に伸
縮自在に介装されて前記供給電流、ひいては可動体3の
変位に応じた大きさの減衰力で作動する減衰力可変型の
ショックアブソーバ6と、車体の上下方向の加速度(振
動)を検出する加速度センサ7と、ソレノイド2の他端
側に接続されたコントローラ8とから大略構成されてい
る。本実施の形態では、比例ソレノイドバルブ5がアク
チュエータを構成し、比例ソレノイドバルブ5及びショ
ックアブソーバ6が減衰力発生機構を構成し、車体、車
軸およびショックアブソーバ6とで車両が構成されてい
る。
【0008】コントローラ8は、ソレノイド2の他端部
と、接地部9(アース)との間にこの順で介装されるト
ランジスタ10、シャント抵抗11とを有し、トランジ
スタ10を制御してソレノイド2に供給電流を流すよう
にしている。この場合、供給電流は、後述するようにし
て、供給電流の平均値に相当する指令電流と、この指令
電流に重畳されるディザ電流とから構成し、指令電流に
応じた部分に可動体3を位置させて、ショックアブソー
バ6(比例ソレノイドバルブ5)に所望の減衰力を発生
させると共に、該位置においてディザ電流に応じて可動
体3を微振動(ディザ)させ、可動体3、ひいてはショ
ックアブソーバ6の減衰力変更の応答性を向上するよう
にしている。
【0009】コントローラ8は、更に、加速度センサ7
の検出信号に応じて所望の減衰力を得るための指令電流
及び所定の大きさの振幅のディザ電流(ディザ振幅指
令)を求めるCPU(ディザ発生手段)12と、CPU
12から出力されたディザ電流の振幅を調整するディザ
振幅調整回路13と、ディザ振幅調整回路13の出力信
号及び指令電流を加算する加算回路14と、加算回路1
4の出力値に対してシャント抵抗11の端子電圧値をフ
ィードバックしてトランジスタ10を制御するトランジ
スタ制御信号を求めると共に、ディザ電流の振幅調整
し、この調整結果に応じてトランジスタ制御信号を補正
する電流補正回路15とを備え、このトランジスタ制御
信号でトランジスタ10を制御することにより、指令電
流にディザ電流が重畳され、かつディザ電流の振幅が調
整された供給電流をソレノイド2に流すようにしてい
る。前記ディザ振幅調整回路13は、実験、数値計算等
であらかじめ求められる図示しない指令電流−ディザ振
幅データ(マップ)を格納しており、このマップに基づ
いてディザ電流の振幅を前記電流補正回路15の処理に
先立って予備的に調整する。
【0010】上述したように構成したサスペンション制
御装置の作用を、ディザ振幅調整回路13、CPU1
2、加算回路14、及び電流補正回路15などからなる
コントローラ8の演算処理内容と共に、図2及び図3に
基づいて、以下に、説明する。まず、イニシャライズを
行い(ステップS1)、制御周期tms経過したか否かの判
定をYES と判定するまで行う(ステップS2)。ステップ
S2でYES と判定すると、前制御周期で算出された信号に
基づいてソレノイド2を駆動する(ステップS3)。ステ
ップS3に続いて、ソレノイド2以外の部材、部分(LE
D等)に出力する(ステップS4)。
【0011】次のステップS5で加速度センサ7の検出値
が読み込まれる。続くステップS6で、ステップS5で読み
込まれた加速度センサ7の検出値A2 に基づいて、車体
の制振に必要な減衰力及びこの減衰力を発生させるため
に必要な指令電流(供給電流の平均値)及びディザ電流
を求める。続くステップS7で可動体異常検出処理(サブ
ルーチン)を行う。
【0012】この可動体異常検出サブルーチンを図3に
基づいて説明する。まず、可動体異常検出を行うか否か
を判定する(ステップS10 )。ステップS10 では、車両
が停車中であること、および車両点検者(作業者)がエ
ンジンルーム等に設置された点検スイッチを閉成したこ
とをYES と判断し、NOと判定すると、メインルーチンに
戻って処理を行う。ステップS10 でYES と判定すると、
次のステップS11 でディザ電流の振幅を大きくするよう
に調整しこれによりトランジスタ制御信号を補正し、ひ
いてはソレノイド2に供給される供給電流に含まれるデ
ィザ電流の振幅を大きくする。なお、ステップS11 にお
いては、可動体3を振動させることでショックアブソー
バ6を介して車体に振動を伝達させるようにしている。
【0013】次に、ステップS5で読み込まれた加速度セ
ンサ7の検出値A2 に対してバンドパスフィルタ処理を
行って(ステップS12 )、ステップS5で読み込まれた加
速度センサ7の検出値A2 からディザ電流の周波数付近
のみの値(振動値)BA2 を算出する(ステップS13
)。次に、振動値BA2 があらかじめ設定した振動基
準値E以上であるか否かを判定する(ステップS14 )。
この場合、振動基準値Eは、ステップS11 においてショ
ックアブソーバ6に作用する伸縮力と同等の大きさの伸
縮力がショックアブソーバ6に作用し、かつあらかじめ
設定した周波数、振幅のディザ電流を含む供給電流をソ
レノイド2に供給した状態で実験することにより加速度
センサ7の検出値から求められている。この振動基準値
Eは、実験でなく数値計算等によりあらかじめ求めるよ
うにしてもよい。
【0014】ところで、上述したように供給電流に含ま
れるディザ電流の振幅を大きくすることにより可動体3
は動きやすくなり、可動体3が固着等異常状態になって
いなければ、可動体3は、供給電流に含まれるディザ電
流の振幅が小さい場合に比して、大きく振動することに
なる。
【0015】そして、前記ステップS14 でYES と判定す
る、すなわち、(振動値BA2 )≧(振動基準値E)で
あれば、可動体3は正常状態にあると判定して正常フラ
グをセットし(ステップS15 )、処理をメインルーチン
に戻って行う。また、前記ステップS14 でNOと判定す
る、すなわち、(振動値BA2 )<(振動基準値E)で
あれば、可動体3は異常状態にあると判定して(ステッ
プS16 )、図示しない警報処理を行った後、処理をメイ
ンルーチンに戻って行う。
【0016】上述したように構成したサスペンション制
御装置では、ディザ電流の振幅を大きくして得られる供
給電流を、ショックアブソーバ6に所定の大きさの伸縮
力が作用しているときにソレノイド2に供給し、この際
における加速度センサ7が検出する振動値BA2 が振動
基準値Eに比して小さいときに可動体3が固着している
等の異常状態にあると判定する(ステップS16 )。この
ため、可動体の異常検出を行う上で従来技術で必要とさ
れた車体押圧作業及び手に受ける反力検出等の作業が不
要とされるので、可動体3の異常検出を容易に行えると
共に、作業者間の差がなくなって、その分、検出精度が
向上することになる。また、車体への押圧作業(振動さ
せる作業)を行うことで、可動体が振動しているか否か
の検出を、より容易に行うことができる。
【0017】次に、本発明の第2の実施の形態を図4及
び図5に基づいて説明する。なお、この第2の実施の形
態は、図1ないし図3の第1の実施の形態に比して、可
動体3の近傍に可動体3が発生する音(騒音)Dを検出
する騒音計(可動体発生音検出手段)20を設けると共
に、ステップS12 〜S14 に代えてステップS12A,S14Aを
設けたことが主に異なっており、他の部分、部材は、第
1の実施の形態と同等になっている。この同等の部材、
部分についての説明は、適宜、省略する。なお、騒音計
20が検出した音(騒音)Dは図2のステップS5におい
てコントローラ8に読み込まれるようになっている。
【0018】ステップS12Aでは、ステップS5で読み込ま
れた騒音Dに対してバンドパスフィルタ処理を行い、騒
音Dからディザ電流の周波数付近のみの値(騒音値)B
Dを算出する。次に、騒音値BDがあらかじめ設定した
音量基準値K以上であるか否かを判定する(ステップS1
4A)。この場合、音量基準値Kは、ステップS11 におい
てショックアブソーバ6に作用する伸縮力と同等の大き
さの伸縮力がショックアブソーバ6に作用し、かつあら
かじめ設定した周波数、振幅のディザ電流を含む供給電
流をソレノイド2に供給した状態で実験することにより
騒音計20の検出値から求められている。この音量基準
値Kは、実験でなく数値計算等によりあらかじめ求める
ようにしてもよい。
【0019】ところで、上述したように供給電流に含ま
れるディザ電流の振幅を大きくすることにより可動体3
は動きやすくなり、可動体3が固着等異常状態になって
いなければ、可動体3は、供給電流に含まれるディザ電
流の振幅が小さい場合に比して、可動体3が発生する音
は大きくなる。
【0020】そして、前記ステップS14AでYES と判定す
る、すなわち、(騒音値BD)≧(音量基準値K)であ
れば、可動体3は正常状態にあると判定して正常フラグ
をセットし(ステップS15 )、処理をメインルーチンに
戻って行う。また、前記ステップS14 でNOと判定する、
すなわち、(騒音値BD)<(音量基準値K)であれ
ば、可動体3は異常状態にあると判定して(ステップS1
6 )、図示しない警報処理を行った後、処理をメインル
ーチンに戻って行う。
【0021】上述したように構成したサスペンション制
御装置では、ディザ電流の振幅を大きくして得られる供
給電流を、ショックアブソーバ6に所定の大きさの伸縮
力が作用しているときにソレノイド2に供給し、この際
における騒音計20が検出する騒音値BDが音量基準値
Kに比して小さいときに可動体3が固着している等の異
常状態にあると判定する(ステップS16 )。このため、
可動体の異常検出を行う上で従来技術で必要とされた車
体押圧作業及び手に受ける反力検出等の作業が不要とさ
れるので、可動体3の異常検出を容易に行えると共に、
作業者間の差がなくなって、その分、検出精度が向上す
ることになる。また、車体への押圧作業(振動させる作
業)を行うことで、可動体が振動しているか否かの検出
を、より容易に行うことができる。
【0022】なお、上述した第1、及び第2の実施の形
態では、アクチュエータへの供給電流を構成するディザ
電流の振幅を大きくすることで可動体を動きやすくして
固着検出を行うようにしているが、本発明はこれに限ら
ず、ディザ電流の周波数を小さくして可動体を動きやす
くし、固着検出を行うようにしてもよい。
【0023】また、上述した第1の実施の形態では、上
下方向に変位する可動体の振動により得られる車体の上
下方向の振動を検出するものを示しているが、本発明は
これに限らず、横方向(前後、左右)に変位する可動体
の振動により得られる車体の横方向の振動を検出して固
着検出を行うようにしてもよい。
【0024】さらに、第1の実施の形態では、車体に加
速度センサを設けたものを示したが、これに限らず、車
軸に加速度センサを設けたり、あるいはショックアブソ
ーバ自体に加速度センサを設けてもよい。また、車両振
動検出手段として、加速度センサを示しているが、車両
の振動を検出できる、例えば車体と車軸との間に変位セ
ンサを設けて固着検出を行うようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ディザ電流の振
幅を大きくまたは周波数を小さくして得られる供給電流
をアクチュエータに供給し、この際における可動体の振
動により得られる車両振動手段が検出する振動値があら
かじめ設定した振動基準値に比して小さいときに可動体
が固着している等の異常状態にあると判定するので、可
動体の異常検出を行う上で従来技術で必要とされた車体
押圧作業及び手に受ける反力検出等の作業が不要とされ
る。このため、可動体の異常検出を容易に行えると共
に、作業者間の差がなくなって、その分、検出精度が向
上することになる。請求項2記載の発明は、ディザ電流
の振幅を大きくまたは周波数を小さくして得られる供給
電流をアクチュエータに供給し、この際における可動体
発生音検出手段が検出する検出値があらかじめ設定した
音量基準値に比して小さいときに可動体が固着している
等の異常状態にあると判定するので、可動体の異常検出
を行う上で従来技術で必要とされた車体押圧作業及び手
に受ける反力検出等の作業が不要とされる。このため、
可動体の異常検出を容易に行えると共に、作業者間の差
がなくなって、その分、検出精度が向上することにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のサスペンション制御装
置を模式的に示す図である。
【図2】図1のコントローラの演算処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図2のフローチャートの可動体異常検出サブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例のサスペンション制御装
置を模式的に示す図である。
【図5】図4のコントローラの可動体異常検出サブルー
チンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 ソレノイド 3 可動体 5 比例ソレノイドバルブ(アクチュエータ、減衰力
発生機構) 6 ショックアブソーバ(減衰力発生機構) 8 コントローラ 12 CPU 15 電流補正回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流が供給され該供給電流に応じて可動
    体を変位させるアクチュエータと、車体と車軸との間に
    伸縮自在に介装されたショックアブソーバと、該ショッ
    クアブソーバの油液流路に設けられて前記可動体の変位
    に応じた減衰力を発生する減衰力発生機構と、所望の減
    衰力に対応した指令電流に重畳され該指令電流と共に前
    記供給電流を構成するディザ電流を発生するディザ発生
    手段と、前記可動体を前記指令電流に応じた位置で、前
    記ディザ電流に応じて振動させるコントローラとを備え
    たサスペンション制御装置であって、 車両の振動状態を検出する車両振動検出手段を有し、 前記コントローラは、前記ディザ電流の振幅を大きくま
    たは周波数を小さくして得られる前記供給電流を前記ア
    クチュエータに供給し、この際における前記可動体の振
    動により得られる前記車両振動検出手段の検出値があら
    かじめ設定した振動基準値に比して小さいときに前記可
    動体が異常状態であると判定することを特徴とするサス
    ペンション制御装置。
  2. 【請求項2】 電流が供給され該供給電流に応じて可動
    体を変位させるアクチュエータと、車体と車軸との間に
    伸縮自在に介装されたショックアブソーバと、該ショッ
    クアブソーバの油液流路に設けられて前記可動体の変位
    に応じた減衰力を発生する減衰力発生機構と、所望の減
    衰力に対応した指令電流に重畳され該指令電流と共に前
    記供給電流を構成するディザ電流を発生するディザ発生
    手段と、前記可動体を前記指令電流に応じた位置で、前
    記ディザ電流に応じて振動させるコントローラとを備え
    たサスペンション制御装置であって、 前記可動体が発生する音を検出する可動体発生音検出手
    段を有し、 前記コントローラは、前記ディザ電流の振幅を大きくま
    たは周波数を小さくして得られる前記供給電流を前記ア
    クチュエータに供給し、この際における前記可動体発生
    音検出手段の検出値があらかじめ設定した音量基準値に
    比して小さいときに前記可動体が異常状態であると判定
    することを特徴とするサスペンション制御装置。
JP9648497A 1997-03-31 1997-03-31 サスペンション制御装置 Pending JPH10278535A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114056029A (zh) * 2021-10-25 2022-02-18 一汽解放汽车有限公司 车辆抖动控制装置及控制方法

Cited By (2)

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CN114056029B (zh) * 2021-10-25 2023-07-14 一汽解放汽车有限公司 车辆抖动控制装置及控制方法

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